みんなのシネマレビュー |
|
741. 塔の上のラプンツェル とにかく絵が素晴らしくきれいなディズニー・アニメ。 CGアニメは、まだまだ進化し続けているのかとびっくりさせてくれる。 ストーリーは王道中の王道。アクのないハッピー映画で、もう少し深みが欲しい気もするけど、 まあそれでもエンターテイメント性に富んでいて、十分楽しめます。 女性キャラたちの目がちょっと大きすぎて、妙ちくりんな顔に見えるところが気になった。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-09-04 03:14:58)《改行有》 742. カリガリ博士 大正時代に作られた映画ということで、他作品と比較するのが非常に困難なのだが、 ストーリー自体は、中々しっかりしているほうではないかと。 ただ全編サイレントのうえに映像も悪いので、ぽーっと観ていると、 ちょっとわかりづらい部分もあるかも。カリガリ博士のキャラはインパクトがあるし、 ラストもちゃんとオチが効いていて、この時代なら良くできているのでは・・・と思う。たぶん。 貼り絵のような背景とセットが面白かった。[DVD(字幕)] 5点(2011-09-04 02:53:43)《改行有》 743. クリスタル殺人事件 アガサ・クリスティ原作のミステリーということで、相変わらず安定感のある面白さ。 行動力はないけど、洞察力の鋭いミス・マープルのキャラもいいし、 E.テイラーやロック・ハドソンなど、映画らしいキャスティングを配してます。 映像も悪くはないんだけど、事件の内容はやっぱり小粒でテレビドラマ向きかなという印象。 怪しい人たちも、はっきりと限られちゃってるんで。二番目の殺人は、よくわからなかった。[DVD(字幕)] 4点(2011-09-04 02:23:25)《改行有》 744. 緑園の天使 決して馬との友愛ものというわけではなく、夢を持つことの素晴らしさ、 家族との絆をテーマにしたドラマ。ストーリーはいかにも少年少女向けといった感じで、 多少の甘さは否めないけど、とても良質な内容なのであまり気にならない。 動物が絡んでくると、感動させてやろうといったベタでアクの強い演出の作品が多いのだが、 そういった部分も見受けられず、非常に爽やかな後味だった。 厳しいながらも、少女の夢を応援するお母さんのキャラがいい。 映像もカラーで観やすいし、小学生高学年~中学生ぐらいのお子さんには特にお薦め。[DVD(字幕)] 6点(2011-09-03 17:40:13)《改行有》 745. ゲッタウェイ(1972) マックイーン主演のアクション映画。ややハードボイルドタッチの作りで、 マックイーンの男っぽい面構えが本作の内容にバッチリ合っている。 アクションものとしてはやや長丁場の作品だけど、劇中の二人の微妙な夫婦関係を中心に、 警察、組織、裏切った仲間が絡んできて、緊張感を途切れさせない作りになってます。 それでも一番の見所は、やっぱりマックイーンのカッコよさ。彼の魅力が全開の娯楽映画だった。[DVD(字幕)] 6点(2011-09-03 16:43:17)《改行有》 746. 天国は待ってくれる(1943) 家族愛をテーマにした、ややコメディー・タッチのハートフル作品。 祖父母、両親、主人公、その息子と、四世代に渡っての総出演で、 主人公の生涯が描かれているのだが、何と言っても邦題に通ずるアイデアが秀逸。 ちょっとしょーもない主人公のキャラが、そのアイデアにうまく生かされていて、 最終的にほんわかとした気持ちにさせてくれた。 CG盛りだくさんの映画もいいけど、内容で勝負している昔の作品もいいもんです。 カラーなので観やすいし、たまにはクラシック映画でも鑑賞してみてはいかが?[DVD(字幕)] 6点(2011-09-03 14:45:50)《改行有》 747. スモーク(1995) 「煙の向こうに人生が・・・」というキャッチフレーズが似合いそうな作品。 一応章仕立てにはなっているんだけど、これはあまり関係なく、 主人公の経営するタバコ屋を中心にした、数々のエピソードでお話を展開させていく構成。 人情劇でありながらも、ベタベタ演出などはいっさいなく、 大人の鑑賞に耐えられる作品に仕上がっております。 地味な内容にも拘らず、妙にほっくりとさせてくれる佳作。[地上波(字幕)] 5点(2011-09-03 12:04:35)《改行有》 748. マグノリアの花たち 小さな田舎町を舞台に、女性たちの交流と友情を描いたドラマ。 ジュリア・ロバーツが演ずる娘とその母親のエピソードはありきたりで、 これがメインのお話なら、とても高評価はつけられないのだが、 そちらはサブストーリーに回し、女同士の友情をさりげなく描いたところに好感が持てた。 母親役のサリー・フィールドは適役、シャーリー・マクレーンがんばってます。 ちなみに男性陣も結構出てくるんだけど、まったく役に立っておらず、でくのぼうばかり。 女性向けの映画などで別にいいのだが、観ててかなりイライラした。[DVD(字幕)] 6点(2011-09-03 09:41:42)《改行有》 749. オール・アバウト・マイ・マザー 最初の目的を忘れたヒロインの不可思議行動に?と思っていたら、 この監督さんは同性愛者のようで、そちらをメインに描きたかったのねと妙に納得。 それならそれに見合ったストーリーを考えてくれないと。女性讃歌といいながら、 ヒロインは単なる狂言回しの役割しか果たしていない。タイトルも疑問符。 その他の登場人物たちも、その時の感情のみでしか行動できない未熟な人ばかりで、 まったく共感を覚えなかった。いい歳をした大人たちが何を甘えてんだろ。 今度はぜひ、迷惑を被った子供の立場から作品を作って頂きたいものである。 役者さんたちの演技に関しては何の問題もない。最後まで安心して観ていられた。[地上波(字幕)] 3点(2011-09-03 08:35:47)《改行有》 750. ファンタスティック・フォー:銀河の危機 アメコミヒーローもののシリーズ第2弾。 基本的にストーリーや緊張感などはあってないようなもの。敵役の設定に大爆笑したり、 ヒロインがかわいいなと見とれたり、ビジュアル的に見れるのは発火男だけだなと考えたり、 岩石男がいつもあの姿のままなのはかわいそうじゃないか、と憤慨したり、 いろいろと楽しめる部分もあるんじゃないかと。 ただ中途半端なヒューマニズムを入れるのだけは、勘弁してほしいね。 肩の力を抜いて気楽に楽しめる映画ではありました。[地上波(吹替)] 2点(2011-09-03 07:44:13)《改行有》 751. お熱いのがお好き 禁酒時代のシカゴを舞台にしたラブコメ。冒頭のカーアクションもさることながら、 序盤からの設定や展開が愉快で、当時としては画期的なアイデアだったことが想像できる。 総じてドタバタシーンが多く、コメディー映画としてのレベルは決して高くはないのだが、 アクがなくて誰もが楽しめる作品に仕上がっている。目立っていたのは、 主役二人よりもモンローのコケテッシュな魅力。彼女はあくまで脇役だが、 与えられた役回りをうまく演じている印象を受けた。万人向けのお薦めコメディー。[DVD(字幕)] 6点(2011-09-03 07:18:43)《改行有》 752. ジョーイ(1977) もともとテレビ映画だったのか、作品の作りや雰囲気はいかにもそんな感じ。 個人的に実話ベースの作品、特に病気が絡んでくるものって大の苦手なんだけど、 いかにも感動させようといった、下手な脚色や演出はほとんど見受けられない。 主人公の少年と彼の家族の様子が割と淡々と描かれていて、 それがラストに生きたのではないかと思う。家族の絆をテーマにした、万人向けの感動作。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-09-03 06:52:51)《改行有》 753. 私がウォシャウスキー う~ん、一応ハードボイルドなのかなぁ。そんな雰囲気は受けなかったけど、 向こうでは人気のある女探偵さんということで、邦題はハッチャけてていいんだけど、 彼女の扱う事件が地味だし、その顛末もまったく面白くないのが致命傷かな。 キャサリンの存在感で、何とか持っているような作品だった。[DVD(字幕)] 3点(2011-09-02 21:14:31)《改行有》 754. 恋する遺伝子 恋に仕事にと、はりきりヒロインが主役のラブコメ。 "遺伝子"という小道具が設定の妙味ということなんだろうけど、正直ピンとこなかったかな。 あとは王道のストーリー展開で、新鮮味やグッとくるものはなかった。 配役は可もなく不可もなく。アクがないので、暇なときに鑑賞するにはちょうどいいかも。[地上波(字幕)] 3点(2011-09-02 16:19:38)《改行有》 755. 七人の侍 RPG、戦国シュミレーション、アクション物と、ゲームのような要素が存分に含まれており、 単純なストーリーながらも、理屈抜きに楽しめる娯楽大作に仕上がっている。 3時間半の長丁場のなか、7人のヒーローたちの描写もほぼ完璧に近い。 無駄な部分を極力省き、個性ある侍たちを実にうまく動かしていたと思う。 配役も文句のつけようがなく、演技は安心して見ていられるし、侍姿もサマになっている。 現代の細面の俳優ではこの雰囲気を出すのは無理。古い映画なので映像や音質は良くないが、 映画好きならやはり一度は観ておく作品。[DVD(字幕)] 10点(2011-09-02 14:46:15)《改行有》 756. 明日に向って撃て! 御存知アメリカン・ニューシネマの代表的な一本。 西部劇というと、どうしても泥臭いイメージがあるけど、本作ではそれを感じさせない。 ポール、ロバート二人のキャラがいいのはもちろん、演出、音楽も洒落ていて結構な出来映え。 キャサリン・ロスが懐かしく、ラストも良かった。バランスのいいお薦め作品。[地上波(吹替)] 7点(2011-09-02 14:22:57)《改行有》 757. エクスペンダブルズ 超肉弾戦映画。合理主義の外国人に、「侠気」溢れる展開は笑えたけど、 これだけ人気俳優さんたちが多数出演していると、もうそれだけでお腹一杯になっちゃうね。 人数が多いせいか、アクションシーンのカット割りが凄まじくて、とにかく慌ただしかった。 お祭り映画のようなものなので、ストーリーはあくまで二の次。 何も考えずに鑑賞するのがベストかと。[DVD(字幕)] 3点(2011-09-02 07:13:14)《改行有》 758. AVP2 エイリアンズVS. プレデター とにかく画面の暗い映画。 夜、森、トンネル、室内など陽の当たらないシーンでは、 エイリアンやプレデターの造形、登場人物たちの表情等、何をやってるのかさえわからない。 まるでベタで塗り潰したようなシーンも出てくる。 お話は中盤から収拾のつかなそうな展開を見せ、陳腐なラストも苦笑ものなのだが、 画面に何が映っているのか把握することに精一杯で、とてもストーリーに集中できない。 もう二度と鑑賞することはない作品。[DVD(字幕)] 2点(2011-09-02 06:55:23)《改行有》 759. アイリスへの手紙 落ち着いた内容の、大人向け恋愛映画。 ヒロインと主人公が私生活で抱える問題や、状況設定を丁寧に描いているのでリアル感があり、 二人が徐々に惹かれ合う過程も、すんなりと受け入れることができる。 決してドラマチックな展開があるわけではなく、小道具の"手紙"も効果的に使われているとは 言えないけれど、主演二人の演技に安定感があるので、安心して観ていられた。 地味な作品だけど、30代後半からの男女にはお薦め。[ビデオ(字幕)] 5点(2011-09-02 05:17:35)《改行有》 760. 砂塵 新任保安官の活躍を描いた、ややコメディータッチの西部劇。 ガンベルトを下げない見るからに頼りなさそうな保安官、 取っ組み合いやキックまで見せてくれる酒場の荒馬姉ちゃん、 ジェームズ・スチュワートとマレーネ・デートリッヒのキャラの魅力が一番の見所。 終盤は普通の西部劇の展開になってしまったけど、全般的にユーモラスに溢れ、 肩の力を抜いて鑑賞できる娯楽作に仕上がってます。ストーリーのほうは今一つかな。[DVD(字幕)] 5点(2011-09-02 04:16:23)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS