みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
741. 私が女になった日 《ネタバレ》 ポップでキッチュでファンシーな作品が好きな自分にとって、この作品は高尚すぎました。 何故観ようと思ったのかすら、今となってはわかりません。 牧歌的な1話の『ハッワ、疾走感を感じる2話の『アフー』、共に空間的な広がりを見せるにも関わらず、終始『慣習』『宗教』『しきたり』といった目に見えない檻にがんじがらめにされている、息苦しい閉塞感が漂っています。 そして急に謎かけみたいになった3話の『フーラ』。 そーかー。『家』かー。なるほどねー。全然気付かんかったー。 1話、2話でおなかいっぱいになって、完全に思考が停止していました。 すごい話ですね。 それに突然1話目、2話目と話がつながるのも嫌いじゃないです。 でも映画そのものは嫌いです。 脳みそぺらぺらの自分には、つまんないっす。 [DVD(字幕)] 2点(2015-05-07 04:22:58)《改行有》 742. ゾンビハンター2022 《ネタバレ》 時は近未来。文明が発達した大都市に、大量発生したゾンビ達。 そのゾンビたちをハントする通称「ゾンビハンター」 歴戦の勇者たちのレーザー銃がゾンビを貫く! ・・・・・・・みたいな映画を勝手に、そう勝手に想像していた私が何もかも悪いのです。 まさか、まさかあんな何もない原っぱをひたすら駆け回るだけとは。 ってゆーか、このタイトルをつけてパッケージの扉絵を決めた人、絶対この映画見ていないでしょう! もし見ていて、何もかも分かった上でこのタイトルをつけてこの扉絵にしたとしたら、・・・それはもうすごいとしか言いようがないですね。 僕のような凡人には理解できないすばらしいセンスです。 [DVD(字幕)] 2点(2012-05-22 00:55:50)(良:1票) 《改行有》 743. A.I. 《ネタバレ》 10年前くらいに、「シックスセンス」で「ハーレイ・ジョエル・オスメント」という子役を初めて見て、すっかりファンになってしまいました。 彼が出ている他の映画を見てみたくて、「ペイ・フォワード」を見て感動しました。 それから、何かのテレビで、「この子役は本当にすごい役者さんです。今度上映される『A.I.』の役づくりのために、まばたきをしない練習をしているそうです。」という裏話を聞いて、「A.I.」を見たくて見たくてたまらない日が続きました。 そして、何週間かして、ようやく鑑賞する日がやってきました。 やっとやっと、見ることができました。 冒頭からすぐに物語にひきこまれ、ずっと画面に釘付けでした。 次が気になって気になって、ずっと見ていました。 人類が滅んでしまいました。 宇宙人が出てきました。 ・・・その日以降、すごく楽しみにしていた「A.I.」への熱意とともに、「ハーレイ・ジョエル・オスメント」さんへの熱も少しだけ冷めてしまったみたいです。 [DVD(字幕)] 2点(2012-05-13 19:44:59)(笑:1票) 《改行有》 744. メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス<OV> 《ネタバレ》 アルバトロスだし。いかにもB級だし。期待という名のハードルを下げに下げて鑑賞。 結果、下げに下げたはずのハードルを、更に下回る結果に。 こいつはつまんねーぜ。なにがつまんないかっていうと、馬鹿映画にもなりきれていないってとこ。馬鹿映画には馬鹿映画の面白さが。なのにこいつは、馬鹿映画なのに、頭よく見せようとする変なプライドを感じちゃうのです。変に真面目に作ろうとしちゃっているのです。で、作りたいものに対して、技術も演技力も脚本も演出もそのすべてが全然追いついていないのです。だから見ていて苦笑もできないくらいひたすら寒いのです。 変にドラマ性をもたせようとするから、中盤メガ・シャークと大ダコが全然出てこないんです。退屈で仕方がありません。 そのくせやたら同じ映像使いまわして手ぇ抜こうとしています。 あとこんな作品に恋愛要素をぶちこまないで。寒いだけだから。 ラストのメガ・シャークVSジャイアント・オクトパスはちょっとだけ面白かったけど。潜水艦がチョロチョロ邪魔で仕方が無かった。 そういえば、こんなこともありました。メガ・シャークと大ダコをおびき出す作戦にしたんです。主人公達が軍から頼まれて、実験したり、化学薬品調合したり、なにやら一生懸命作っているんです。一心不乱です。徹夜っぽいこともしているみたいです。くたくたです。期限があるみたいで、必死です。で、その合間に恋愛に発展するんです。そうしたら、『そうだ!フェロモンだ!フェロモンでおびき出せばいいんだ!フェロモンを作ろう!』って、今何を作るかが決まったみたいなんです。だとしたら、今まであなたたちが一生懸命作っていたのは何?私はもうそれがおかしくて仕方が無かったのです。[DVD(字幕)] 1点(2020-05-26 21:20:31)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》 745. デスバーガー 《ネタバレ》 冒頭のドライブスルーでのやりとり。厨房に入ったら真っ暗で誰もいない。注文の品を作っている様子もない。オープニングのこの演出が最高です。期待に胸が高鳴ります。 でもそこから先は何もかもが期待はずれ。 ジャンルは『不死身系殺人鬼もの』。ぶっ飛んだバカピエロのスラッシャー。だったら無差別にしてほしいです。もっと理不尽な暴力を希望します。 過去との因縁めいたものにするなら、ミステリー仕立てにしてほしい。『実はフィッシャー(彼氏)が犯人だった。』『店長が犯人だった』何でも良いのです。先読みされてもいい。ベタでもいい。サプライズあってこその因縁。 ホラー演出がチープ。『何かが起こったとき』ではなく、『何かが起こる前』の雰囲気づくりが大事。学校でのピエロ襲撃は本当にひどい。 全編通してシーンがぶつぎり。淡白な登場人物たちのなか、母親の迫真の演技だけが妙に浮く。ちぐはぐで、クソ面白くないC級作品です。[DVD(字幕)] 1点(2019-04-23 14:28:39)(良:1票) 《改行有》 746. 東京ゾンビ ひどい。これはひどい。 ホラー?コメディ?シュール? いやいや、ただの悪ふざけでしょう。 前半だけだったらまだ良かったけれど、5年後からがやばい。 もうまじでやばい。[DVD(邦画)] 1点(2018-01-05 12:36:58)(良:1票) 《改行有》 747. ゴジラ FINAL WARS これはなんだ?ゴジラは出てくるけれど。『ゴジラ映画』と言っていいのか。 まるで、厨二の妄想全開の中に、ゴジラが巻き込まれたような、言葉では言い表せない世界。 『ヴァーサス』の『人間』が『怪獣』に変わっただけじゃねーかよ。 言いたいことがありすぎて、何を言ったらいいのかわからない。 とりあえずゴジラにあやまれ。 モスラにもあやまれ。 エビラにあやまれ。 ヘドラには特にあやまれ。 マトリックスにあやまれ。 スターウォーズにあやまれ。 この映画を『ゴジラ映画』だと思って見てしまった人たちにあやまれ。 ・・・てゆーか、この監督『ゴジラ』を見たことないんじゃ・・・[DVD(邦画)] 1点(2017-04-13 04:27:47)(良:2票) 《改行有》 748. スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 これはちょっとだめですね。映画の出来の良し悪しとは別に、ストーリーが受け入れられません。 『終わり良ければすべて良し』って考え方には基本的に賛成なんですけど、これは賛同できない。 スタートがまずい。友人を騙し、学校を騙し、子供達を騙し、その親も騙す。 しかもその動機は、利己的で自分勝手なもの。サクセスストーリーの体を保ってはいるものの、そのプロセスは子供たちの善意とラッキーに頼ったもの。正直デューイ(ジャック・ブラック)が嫌いです。そして自分の職業柄、子供達の貴重な時間を、自分の利益のためだけに奪う行為は許せません。 子供達の得意分野が偶然ばらばら。個性もばらばら。にも関わらず、こんな型破りな新参者の教師の言うことを、誰一人として疑うことなく盲目的に従っています。しかも誰一人として親に『こんな教師が来たよ』ってことを話していません。こんなことはありえない。 子供達はみんな良い子すぎて素敵なんですが、だからこそ怒りがわいてきます。 学校を信じ、高い授業料を払って子供を預けている親達の気持ちはどうなる。 そもそも親だって信念が無さ過ぎます。 確かに最後のバンド演奏は良かったけれど、たったあの1曲で事をうやむやにすべきではないし、デューイを許すべきではありません。 期待して見ただけに、こんないかれたストーリーだとは本当に残念です。 そしてジャック・ブラックの過剰すぎる演技も、肌に合いません。[ブルーレイ(字幕)] 1点(2016-11-03 12:35:12)《改行有》 749. 僕のスウィング 《ネタバレ》 まるで教科書。いや、夏休みの日記。 エンターテイメントのかけらもない。 こーゆー特殊な教養、感性を要求してくる間口の狭い映画は、本当に苦手。 ってゆーか、『スウィング』って人の名前かよ。騙された。 平均点よ、下がれ。[DVD(字幕)] 1点(2016-07-04 02:14:41)《改行有》 750. メメント 数年前にまったく予備知識なしで見ました。 何が起こっているのかまったくわからなかった。 初見でこの映画を面白いという人はエジソンより頭が良いと思う。 ただ、昔、友人が飲み会の席で、「メメントが面白い」、と女の子達に話していましたが、それは嘘だと思いました。あいつに理解できているわけがない。 「メメント」をナンパに使うとはなんてヤツだと思いましたが、映画にはそんな使い方もあるのだと感心しました。 [DVD(字幕)] 1点(2012-05-18 14:52:11)(笑:3票) 《改行有》 751. ALIENS エイリアンズ(2005) 《ネタバレ》 今まで見た中で最低の映画。面白くない。でも何故か最後まで見てしまった。これが怖いものみたさというやつでしょうか。 見たあとに、しばらくすると90分無駄にしたという後悔の念が押し寄せてきます。さらに、こんな映画を見たことが恥ずかしくなります。自分で選んで借りてきた映画ではないことが唯一の救いですね。[DVD(字幕)] 1点(2012-02-22 14:37:17)《改行有》 752. カポーティ 《ネタバレ》 合わない人には本当に合わない映画だと思います。これが小説だったら、もう少し楽しめたかもしれません。一番知りたいカポーティの本音が見えない。うえにテンポが遅い。話がなかなか先に進まない。友人達との談笑のシーンも、きっと意味があるのだと思います。ですがその意味がわからなければ、ただの退屈なシーンです。パブロン中毒さんのレビューを先に見ていたら、もっと映画を楽しめたかもしれません。めちゃめちゃわかりやすい解説でした。そういうことだったのですね。失敗しました。あ、そう言えばパッケージにも、「だれよりも君の死を悲しみ、だれよりも君の死を望む」みたいなことが書いてありました。あれはヒントだったのか。[DVD(字幕)] 1点(2011-07-09 19:58:32) 753. アフガン零年 図書館で借りて見ました。このような映画に本当は点数をつけてはいけないのではないかと思いました。教科書を映像にしたような作品です。ですが、僕は映画としてこの作品を鑑賞したので、あくまでも映画として感想を述べると、面白くはないし、胸に響くものでもありませんでした。ただ知識として、見ておいて良かったとは思います。[DVD(字幕)] 1点(2011-07-08 12:19:11) 754. ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 あまりに救いようのないストーリーに、苦手なミュージカルがブレンドされて、観賞後しばらく後遺症が残りました。 面白い、面白くないに関わらず、今までに、観賞後「見なければ良かった」とまで思ったのはこれと「メメント」くらいです。 完全無実に決まっているのに、その無実を証明するために、弁護士費用として息子の目の手術代が必要って・・・そこまでしますか・・・。 観賞時、DVDのパッケージだけで勝手に「サクセスストーリー系の感動もの」と思い込んでいた自分も悪いのですが、それにしてもあのパッケージと中身のギャップが大きすぎます。 しばらくしてから、友人と「ダンサー・イン・ザ・ダーク被害者の会」を作って(と言っても3人だけですが・・・)、慰めあって、お互い元気を取り戻すことができました。[DVD(字幕)] 0点(2012-05-18 15:03:17)(良:1票) 《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS