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761. BORUTO -NARUTO THE MOVIE- 《ネタバレ》 ナルトとヒナタの息子・ヒナタルト…ではなくてボルト世代が大活躍。パソコンメールにケータイゲーム、デジタル文明に生きるイマドキの子供。激務の7代目火影である父・ナルトとの確執、サスケ師匠への弟子入り、デキ心による中忍試験失格。多感な少年時代を経験するボルトの成長が物語の主軸。ウスラトンカチぶりはオヤジ以上。敵はやはりカグヤ関係、「負ける気がしねえ」。ミツキの親が大蛇丸というオチ。連載15年を締めくくる原作者渾身の一作。[映画館(邦画)] 7点(2015-12-31 20:20:00) 762. ドラゴンボールZ 復活の「F」 《ネタバレ》 新世代ドラゴンボール映画第2弾は蘇ってドリョクしてゴールデンになった宇宙の帝王「F」のスペシャルリベンジマッチ。そのお相手はもちろん二人の地球在住のサイヤ人、カカゴッドにベジゴッド。おめぇら、どんだけ強ぇのかよう分かんねっぞ。マッスル無天老師、のらりくらり戦法のゲストキャラ・ジャコもイカす。ザコ宰相の不意討ちからウィ~ス・マジックのオチには拍子抜け。時間よ戻れ…何でもありじゃんかっ。それでも平均点以上で良作。[映画館(邦画)] 7点(2015-12-31 20:19:41) 763. ワイルド・スピード/SKY MISSION 《ネタバレ》 約5ヶ月ぶり2度目観賞。ポールに捧ぐ。シリーズ第7弾は我らがポール・ウォーカー遺作。追いつめられたら取り敢えずお空へダイブ。シリーズキャスト総出演によるダイハード顔負けのミラクルハイパーアクションの連続がものすんげー。どデカいバトル花火の乱れ討ち、ポールよ届け!ポール亡き後のシーンは弟サンが代役してたみたいだけど、ほとんど違和感なかったほど加工がお上手。おチャラけタイリースの小ボケがこれまた絶妙スパイス、ダイブをビビる時の顔が面白スギ。全て思い出した記憶喪失のレティ。グッとくるポールとの思ひ出が詰まったラストショット。道を別つとも我らは永遠のファミリー。「さよならBye Bye」。シリーズ最高傑作。[映画館(字幕)] 7点(2015-12-31 19:51:45)(良:1票) 764. 6才のボクが、大人になるまで。 《ネタバレ》 6才のボクを大学入学までの12年間、決まった夏のある時期に撮り続けたリアルなヒューマン・ドキュメント。監督はビフォアシリーズで、くっちゃべる男女の仲をリアルタイムで表現したリチャード・リンクレイター。親の離婚や度重なる引っ越し、義父のDVなどを経験する中で多感な少年期を過ごすボク。フツーの少年が心身共にオトナへと成長していく様子が見てとれる。一家庭を撮り続けた長尺のホームドラマにすぎないが、リアルタイム撮影にこだわる監督が家庭の中の一人の少年の成長にスポットを当てることで究極の人間観察を表現したとも言える。[DVD(字幕)] 6点(2015-12-31 19:03:28) 765. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 約8ヶ月ぶり2度目観賞。第二次大戦、ドイツ軍の誇る最強暗号エニグマ解読に成功した数学者アラン・チューリングの栄光と苦悩の生涯。その男、典型的な「天才は変わり者」。苦手ながらもチームメイトと協力して超難解暗号を解読。天才のヒ・ミ・ツ―それは「ゲイ」。晩年は抑え切れぬ同性愛欲にとらわれて大いに苦しむ。特異な顔つきで存在感を放つベネディクト・カンバーバッチ好演。キーラ・ナイトレイはやっぱりノムラっぽいですな。[映画館(字幕)] 6点(2015-12-28 22:21:35) 766. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 《ネタバレ》 偉大なるサーガ第二作。ヨーダやメイス、デュークーらが競演する超次元のしびれる戦闘シーンは見応えアリ。それとは対照的なアナキンとパドメの淡い禁断の恋。[ビデオ(字幕)] 7点(2015-12-20 01:46:21) 767. チャッピー 《ネタバレ》 わずか約4ヶ月ぶり2度目観賞。崇高なる文明の産物・人工知能として生を受けたボク。しかしチンピラヤクザが親代わりでグレちゃったボク。品のないアクセをジャラジャラぶら下げてそれなりのコトバ遣いに。純真なボクは天才だけどすぐに何色にも染まっちゃう。我らがX-MENヒーローのヒュー・ジャックマンが、自ら生み出した人工知能の凶暴性に取りつかれて大暴れするエンジニア役。悪役は似合わないながらも熱演。最終的に会社でチャッピーにボコられちまう。「創造主」自ら、そして意外と人間性に優れたヤクザ仲間でパッキンのチャラママまでもがAIとなって生きる。エンドロールは「アイやいヤイ」。初見時はひどい評価だったが改めて観ると大丈夫ね。[映画館(字幕)] 6点(2015-10-04 02:34:25) 768. ペコロスの母に会いに行く 《ネタバレ》 認知症になった母親への介護奮闘記を面白可笑しく漫画化したものが原作。玉ネギのようなハゲちゃびんの息子による介護コメディ。今の事はどんどん忘れ、意識はいつも大昔の思ひ出の中。アタマの中がぶっ飛んで、あどけない童女のような満面の笑顔。89歳の赤木春恵がある意味渾身の怪演。竹中直人の髪型はウサン臭いサギ師みたい。母親の大切さを思い起こされる心温まるヒューマンドラマ、良作。[DVD(邦画)] 7点(2015-10-04 02:30:35) 769. チャップリンからの贈りもの 《ネタバレ》 チャップリンの遺体をパクった、大胆だがマヌケなフタリをシュールな笑いと哀愁漂う名曲で包む。計画も犯行もムチャクチャなデコボココンビ。救いようもないバカなバデーを救ったのは、喜劇王一家の広いひろ~い寛大なココロ。二人のうち一人はデニーロっぽい。もっともっともっとチャップリン映画のオマージュが見たかった。[映画館(字幕)] 6点(2015-09-20 22:08:11) 770. THE LAST -NARUTO THE MOVIE- 《ネタバレ》 第四次忍界大戦から二年後、スカッと爽やか短髪男になったナルトが選んだのはヒナタ。フタリの恋愛アドベンチャー。冒険自体はアニメオリジナルストーリーと何ら変わらずツマラナイ。黒幕がヒナタに熱烈プロポーズを繰り返していて、威厳がなくナンセンス。月面でファイナルバウト、このマンガの舞台もついに母なる地球を飛び出しちまった。結ばれたフタリ、エンドクレジットに流れるウェディングシーンはブキミすぎ。[DVD(邦画)] 6点(2015-09-13 22:48:21) 771. ゴーン・ガール 《ネタバレ》 奇才デビッド・フィンチャー監督が投じるコワ~いオンナの猟奇的恋愛ミステリー。女王サマ面のロザムンド・パイク好演のしたたかでワルいオンナ。その冷徹ぶりはまさに「氷の女」。対するはイケメン正統派俳優ベン・アフレック熱演のダメ男。だまし合い、裏切り合い…火花を散らすドロドロした夫婦合戦はごちゃごちゃして不明瞭だが、徐々に化けの皮が剥がれるオンナの女狐ぶりには愕然とした。勿論オンナの圧勝だが、それはこの映画が終わった時点でのコト。オンナの表情はしてやったりだが、このフタリに限ってはこのままでは終わりそうにない。[DVD(字幕)] 7点(2015-09-12 23:37:40) 772. シンプル・シモン 《ネタバレ》 アスペのボクが大好きな兄やんの恋人を探す、笑いと涙のスウェーデン青春ドラマ。閉じこもりにしてお触り厳禁で時間厳守、気難しいボクが愛という形のない抽象的なモノについて身を持って学ぶ。ハッピーエンドでシメているが、発達障害者の持つ特異な個性を周囲が理解して始めて成り立つドラマと感じた。[DVD(字幕)] 7点(2015-08-29 23:41:26) 773. ナイト ミュージアム2 《ネタバレ》 三度目観賞、新作公開に向けての復習。展示物が動くヨルの博物館、シリーズ第二弾。舞台は天下のスミソニアン博物館。石版を巡り、多ジャンルの展示物たちが所狭しと館内大暴れ。ドタバタ夜警のラリーが伝説の女性飛行士アメリア・イヤハートとまさかのロマンス。おトモダチのおサル、今作では二匹相手にシバキ合い。"3P″だね。神秘的なテーマ曲。[映画館(字幕)] 6点(2015-08-29 23:14:08) 774. ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 《ネタバレ》 スパイ大作戦シリーズ第4弾。まさかのゴースト・プロトコル発令により孤軍奮闘するイーサンらフォー・マンセル。ブルジュ・カリファを昇るイーサン、ビル内では緊迫の密談取引大芝居。悲しき過去が一転、生きておられた奥サマ。[映画館(字幕)] 6点(2015-08-23 00:31:25) 775. 野火(2014) 《ネタバレ》 原作は大岡昇平。太平洋戦争下のフィリピン・レイテ島。悲惨な戦場でのリアル・サバイバルゲーム。過酷すぎてぶっ飛んだ幻覚を見る、エグくてグロすぎ。リリー・フランキー好演のうさん臭い残兵を殴り殺し、その人肉を貪る若い残兵。過酷な状況に終わりが見えず、トチ狂っていくのはよく分かる。表現がちょっとオカルトがかってるのが興ざめ。[映画館(邦画)] 6点(2015-08-22 00:06:26) 776. 日本のいちばん長い日(2015) 《ネタバレ》 太平洋戦争終結に向けて動いた人々の、ラスト4ヶ月を追った重厚なドキュメント。終戦前日となる8月14日は分刻みにて展開。役所広司が阿南陸軍大臣、本木雅弘が昭和天皇を好演。なかでも高齢で難聴ながらも戦争を終わらせるために就いた鈴木首相を山崎努が怪演。実力派キャストによる見事な競演。終戦間近の動乱をよくまとめているが、重苦しすぎて良作には届かず。[映画館(邦画)] 6点(2015-08-17 23:11:49) 777. イコライザー 《ネタバレ》 約8ヶ月ぶり2度目観賞。ホームセンター店員はあくまでヒルガオの、必殺仕事人。クールなスタイリッシュヒーローをデンゼル好演。読書を楽しむヨルの茶店がボクのお家。スローモーション多用の戦闘シーン。終盤はホームセンター内でロシアン・マフィア相手にたった一人で神出鬼没のゲリラ戦法。元軍人、「96時間」のお父ちゃんとどっちが強いのかな。やられたヒロインがずっと病院にいるんじゃなくて、成長して変わってくサマを見たかった。[映画館(字幕)] 6点(2015-08-16 22:38:46) 778. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 《ネタバレ》 約10ヶ月ぶり2度目観賞。アメコミのSFアクション・コメディ。ノリノリボーイ、クールビューティーな緑女、陽気なアライグマ、「アイ・アム・グルート」しか言わないデクノ坊、感情剥き出しのマッスルハゲ。個性豊かな面々が団結して全宇宙の敵・ロナンに立ち向かう。大規模なSF戦闘シーンにコメディ要素のスパイス。斬新な設定だが絶妙とまではいかず、並みの出来。[映画館(字幕)] 6点(2015-08-12 23:43:19) 779. フライト・ゲーム 《ネタバレ》 約10ヶ月ぶり2度目観賞。航空機内での密室サスペンス・パニック。高所恐怖症でアル中にして最凶の航空保安官をリーアム・ニーソンが熱演。やはり苦悩を抱えた肉体派役がよく似合う。20分に1人が死ぬ。密室内での大捜査線。意外な真犯人コンビ。急降下時の激高アクションは危機一髪にして決定的瞬間。それでも興奮度が上がらず良作には至らない。[映画館(字幕)] 6点(2015-08-12 03:11:40) 780. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク 《ネタバレ》 ドラマが前作に比べて希薄な印象…。前半はただの“恐竜から逃げろ”劇に終始。恐竜がサンディエゴで大暴れするシーンはかなり迫力ありました。[ビデオ(字幕)] 6点(2015-08-12 00:47:38)
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