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61.  フォロウィング 「メメント」は「あの」構成だからこそ作品として成立してましたけど、本作の場合は編集構成に必然性は見当たらなかった。バラバラの時間軸が一つのテーマを浮かび上がらせるのではなく、単純な物語をバラバラにしてあるだけ。だから、サスペンスやミステリーに惹きつけられる前に、単純な話が判り辛くなってるだけで楽しめない。むしろ時間の流れに沿ったままの方が良かったかも…。クリストファー・ノーランって、基本的に「いじる」のが好きな人だということは判りました。彼の作品の中では、考えてみれば「インソムニア」こそが異色作になるのかもしれませんね、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-02-21 00:02:41)

62.  スカートの翼ひろげて さっぱりと訳の解らないこの邦題が、本作の中途半端な内容を端的に表してます。「ランド・ガールズ」というのも日本では無理があるし、配給会社としてもどんなタイトルにして良いんだか判らなかったんだと思う。基本的にはオーソドックスな女性向け戦争メロドラマ。主人公が三人いることで、製作サイドは時代に翻弄される女性の姿を三倍強く描けると踏んだのかもしれませんが、仕上がりは三つに分散してしまったという所でしょうか。牧歌的な情景と女性達の現代的なキャラクター設定もこの映画の味にはなっておらず、単に雰囲気を緩めてるだけの様に感じました、4点献上。[地上波(字幕)] 4点(2006-02-21 00:02:08)

63.  ブラス! 《ネタバレ》 サッチャー政権時代の「構造改革」で英国労働者階級が被った受難と、それでも失わない誇りを描いたヒューマン・ドラマ。全編、ひたすら淡々と進むのが良い。一応はブラスバンド大会での優勝やリーダーの病気等、それなりにドラマチックなエピソードが展開していきますが、決してスポ根映画的に感動を煽ったり、お涙頂戴に流れたりしない。現実に奇跡は起こらない。バンドが結束しようと大会で優勝しようと、彼らは失業し、先の見通しも全く立たず、多分リーダーの病気も治らない。しかし誇りを胸に、今でも彼らは威風堂々と暮らしていることでしょう、7点献上。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-21 00:01:36)(良:1票)

64.  ウェールズの山 《ネタバレ》 のんびりとした村のどーでもいい出来事を、唯々のんびりと描くだけなので、これはもう「良い悪い」ではなく、完全に「好き嫌い」の世界。私は好き、かも。本作撮影を機に「山」を測量し直した所、再び「丘」に戻ってたというのが、これまたのんびりしてて良い。そこで現代の村人達が再び盛り土を始める。革ジャン刺青の兄ちゃんもケバイ化粧の姉ちゃんも、祖先と同じ様に「丘」に登る。村に脈々と受け継がれていたウェールズ魂。映画と現実がリンクするこのラストシーンは、映画本編よりも感動的でした。彼らもまた丘に登り、やがて山から下りてくるのです、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-21 00:01:01)

65.  セイヴィア テロで妻子を殺されたからといって、何の証拠も無いのにイスラム過激派の犯行と決めつけた上、何の関係も無いムスリム達に無差別報復する巻頭の主人公の姿が、現在の世界情勢を見事に予言してる(ま、こんなことは散々繰り返されてきたことだから、製作サイドは「予言」ではなく「教訓」のつもりだったとは思いますが…)。主人公の行動は報復ですらなく、単なる腹いせ。それでも収まらない主人公は身を隠す為もあり、ボスニア紛争で「わざわざ」セルビア側に付いてイスラム勢力と戦う。ここまで来ると、主人公の行動は怒りや復讐心からではなく、自分に自分の正当性をゴリ押ししてるだけ。これは正にどこかの国の現在の姿。やがて主人公は、正義の存在しない戦場で唯一の正義、「命」を発見するのです。映画としてはラストが少し陳腐でしたけど、セルビア側からボスニア紛争を描いた作品としても珍しく、それなりに見応えのある作品だと思います、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-11 00:10:23)

66.  アサインメント 「顔の似た男を心身共にターゲットへ同化させる」という肝心のモチーフに、全くと言って良いほど意味が無い。何の為にこんなことするの? こんなことしなくても、直ぐにターゲットであるテロリストの居場所は判っちゃうし、おまけに敵には直ぐに正体がバレてしまう体たらく。最後も潜入や暗殺ではなく、正面突破の急襲だし…。これまでの苦労は一体何だったんだ? 主人公がテロリストに同化していくことへの苦悩も、アクションも中途半端。出演者も中途半端に有名所。もう何もかもが中途半端。また、何の為に実在のテロリスト逮捕を題材に選んだんでしょうか…? 4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-02-11 00:02:56)

67.  おろしや国酔夢譚 皆さんの書かれる様に、確かにちゃちっちゃぁちゃちなんですけど、その分、ロケーションで頑張ってたと思います。極寒のシベリアや、特にエルミタージュ宮殿は、ロシア(撮影当時はまだソ連だったのかな?)にまで行って撮影してきただけの甲斐はありました。日本の貧乏臭いセットでは、この迫力は描けなかったでしょう。そういった意味でも本作には余り悪い印象はありません。限りない望郷の念と商人の知恵、そして不屈の行動力で帰国を果たす大黒屋光太夫の露西亜漂流は、あらゆる意味で世界の狭まった現在からは考えられない程、過酷な冒険だった筈です、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-19 00:02:45)

68.  ドクター・ドリトル(1998) 毒にも薬にもならない、正に子供騙しの仕上がり。エディ・マーフィが一人でどんなに頑張っても、こんなコンセプトの映画では、所詮子供向けにレイティングされたことしか出来ない。後はお決まりの映画パロディを散りばめただけ。個性的な動物達が多数登場して、彼らが喋ってるのを見てるのは楽しいですけど、「子供の頃は理解できた動物の言葉が大人になって解らなくなった」なんていう、アメリカ好みの非常に陳腐な設定で進められるストーリーが鬱陶しい。要するに、レベルが低いです。これなら、もっと単純なスラップスティック系のコメディにした方が良かったと思う、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-01-14 00:07:54)

69.  鬼教師ミセス・ティングル 「スクリーム」や「ラストサマー」なんか問題にならない程、ケビン・ウィリアムソンの才気溢れる脚本が楽しめる佳作。本作では劇中で「エクソシスト」をパロってるだけでなく、ティングル先生の設定そのものが悪魔のパロディになってます。「エクソシスト」でもメリン神父がカラス神父に「悪魔に耳を貸すな」と言いますし、「コンスタンティン」も悪魔の能力は「囁くだけ」だと言いました。つまり、悪魔とは「言葉」なのです。ベッドに拘束されて無力な筈のティングル先生は、言葉一つでアホなガキ共を簡単に翻弄してしまう。言葉(=台詞)の恐ろしさを存分に発揮した、これぞ脚本の妙。舞台劇にしても充分通用する面白さです。唯、ラストは「進学した主人公の担当教授がティングル先生だった」位の逆転が欲しかったですね、7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-14 00:02:02)

70.  ポーリー(1998) 《ネタバレ》 鳴き真似ではなく、本当に言葉の喋れるインコ(私もここのレヴューを読むまでは、オウムだとばかり思ってました…)の語る波乱万丈の半生記。これはロード・ムービーであり、アドヴェンチャー映画であり、友情の物語でもある。もちろん子供向けのファミリー・ムービーですけど、これならほとんどの大人も満足できるんじゃないでしょうか。社会の底辺を動物の視点で見せていく映画としては、トニー・ガトリフの「モンド」よりも余程素直に受け止められます。ラスト、辿り着いた家から成長した女の子が出てきたシーンには、流石の私も目が潤んでしまいました、7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-14 00:01:02)(良:2票)

71.  奥サマは魔女(1997) とにかくヴァネッサ・パラディがキュート。華奢な肢体とお馴染みの透き歯、そして鼻にかかったアニメ声(本作は英語作品なので、舌足らずな英語の発音がまた可愛い)。母親役にも関わらず、フレンチ・ロリータという呼称が頭をよぎります(彼女を愛でる行為は正に「萌え」という言葉がピッタリくる)。また、彼女の持つ独特の雰囲気には、こういった出来の悪いB級映画が良く似合います。ヒロイン力だけで言えば「奥さまは魔女」のニコール・キッドマンを遥かに凌ぎます。映画自体は皆さんのレヴュー通りですけど、ヴァネッサのお陰でそんなに悪い後味はありませんでした、4点献上。[地上波(字幕)] 4点(2006-01-02 00:09:25)

72.  ソフィー・マルソーの三銃士 邦題の「三銃士」や原題である「ダルタニアンの娘」から、ソフィー・マルソーが男勝りの大活躍をする痛快アクション大作を期待してたら、ま、そこそこの剣劇はありましたけど、実は緩々でお寒いだけのフレンチ・コメディでした。確かにこれは戴けない。何が戴けないって、本作に登場するのはボケばっかりで、ツッコミが一人もいないじゃん。「オースティン・パワーズ」みたいな映画ならそれでも良いですけど、一応、話の筋は陰謀にまつわるシビアなものなんですから、どっかにシリアスなキャラを置いても良かったんじゃないの? という訳で、いつまでも年齢不詳のソフィー嬢に3点献上。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-01-02 00:07:38)

73.  ヴィゴ 「カメラの前の情事」等という恥ずかしい副題を付けられてしまいましたが、本作は海外B級ソフト・ポルノではなく、伝説の映画監督ジャン・ヴィゴの短い半生を、妻となるリデュ・ロジンスカとの出会いから綴っていく伝記映画です(いつもの如くロマーヌ・ボーランジェは見事なオッパイを披露してますが…)。しかし、映画監督としてのヴィゴがどういう作家だったのかは余り描かれません。例によって伝説の芸術家らしく、ヴィゴは冒頭から破天荒な性格ですけど、彼の目的や内なる欲求が良く判らないので、単に結核を病んで自暴自棄になってる様にしか見えない。ラヴ・ストーリーとしても、これまた良くある芸術家の恋愛モノと何ら変わらない。つまらなくはなかったですけど、結構中途半端な仕上がりでした。そういう訳で、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-02 00:03:17)

74.  女優マルキーズ 路上の踊り子から女優へ、そして大スターへと上り詰めるサクセス・ストーリー。夫や作家との愛憎関係。そして、本人を追いつめていく限り無い野心。こういった物語のファクターが全然絡み合ってないと思う。もちろん伝記映画ですから、それなりに事実に忠実なんでしょうけど、それぞれがバラバラなので、それぞれが唐突に感じてしまう。だからたっぷり2時間の映画なんですけど、何とも駆け足だった様な印象です。マルキーズは、たぶん女優開眼したことで尊大なスターになったのでしょう。しかし映画ではその開眼が描かれないので、観てる方は置いてきぼりです、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-02 00:01:57)

75.  きみのためにできること 映画のトーンはだいぶ違うものの、「春の日は過ぎ行く」よりも、同年の同監督作品「洗濯機は俺にまかせろ」に近い感じか。年上のミステリアスな女性に惹かれていく、これまた優柔不断な青年の話です。しかしこちらは、本物のヴァイオリニストである川井郁子(若返った阿木燿子かと思った)の暗い雰囲気が作品全体を覆い、どうにも陰鬱に話が進んでいく(役の所為ばかりではなく、川井本人も嫌々本作に出演したんじゃないのかな?)。また、柏原崇も真田麻垂美もネアカなタイプじゃないので、沖縄を舞台にしながら、ホントにどんよりした印象の映画になってました、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-12-28 00:02:09)

76.  洗濯機は俺にまかせろ リサイクル電器店で中古家電を修理・再生する男が、出戻りの中古女の心も修理・再生しちゃうという話(か?)。淡々とした日常をホンワカと描いた、篠原哲雄らしい癒し系のラヴ・コメディになってます(彼の作品の中では出来の良い方だと思う)。方向性の定まってない優柔不断で優しいだけの男を、抜群の雰囲気で筒井道隆が好演。同時に、富田靖子の大袈裟な演技を中和する役目も果たしてたと思います。私は80年代のラヴコメという印象は持ちませんでしたけど、少なくともダラダラした相米慎二の「翔んだカップル」よりは遥かに面白いと思いますよ。そんな訳で、6点献上。[地上波(字幕)] 6点(2005-12-28 00:01:45)

77.  OL忠臣蔵 《ネタバレ》 頭から中盤にかけては中々楽しい仕上がり。腰掛OLが職務に目覚めていく様も、単純だけど爽やかです。もっと「OL社会」のディティールに踏み込んでOL達の生態を描いたり、バブル期と不況期のギャップをパロディにしたりすれば更に面白くなったと思います。しかし、肝心のオチは頂けない。日本的情緒と言えばそうなんでしょうが、結局は泣き落としで解決なんて陳腐すぎる。ミスで売られたと知りつつも、その株を買い占めて利益を上げるのがビジネスの実態。ここはちゃんとビジネス上の秘策で一発逆転して欲しかった。この辺に脚本段階でのリサーチ力や構成力の無さが露呈してしまってます。ハリウッドならこんな脚本はあり得ない。娯楽映画のクォリティにはまだまだ大きな開きがありますね、5点献上。[地上波(字幕)] 5点(2005-12-28 00:01:18)

78.  恋は舞い降りた。 序盤の登場人物達の演技はコメディじゃなくて、まるでコント。コントと言っても洗練されたものじゃなく、出来の悪い素人芸でしかないので、とても見れたもんじゃない(唐沢寿明の演技なんて、ホストじゃなくてルパン三世だよ)。だから、どうなることかと心配しましたけど、後半にかけて話が落ち着いてくると徐々に見れる様にはなりました。話の骨子からディティールまで、そっくりそのままハリウッドのラヴ・ファンタジー系作品からのパクリなので、逆に、変に日本オリジナルの脚本より安心して観られたかもしれません。また、こういう映画では変に作品オリジナルの楽曲を使うより、既存のヒット曲を使用した方が断然良い(本作ではB'zの曲が効いてました)。それにしたって、もう少し金と手間をかけないとダメですけどね、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-12-28 00:00:48)

79.  プリンス&プリンセス 「キリクと魔女」のミッシェル・オスロが全編を「影絵」で表現した、六つのショート・ストーリーからなるオムニバス・アニメーション(元はTVアニメの総集編みたいなもんらしい)。ヴィジュアルの美しさや背景美術のセンスで目に楽しい作品にはなってますけど、各話のストーリー自体が非常にオーソドックスなお伽話ばかりということもあり、シンプルな影絵だけを1時間以上見続けてると流石に飽きてきます(BGMもほとんどありません)。登場人物のシルエットが目まぐるしく変化していく第六話「プリンス&プリンセス」は影絵ならではの表現が活きてましたけど、他はそれ程でもない。また私は、小さい子供に向いてるとも思えません。「アニメ映画鑑賞」と言うよりも、「絵画鑑賞」のつもりで観た方が良いかもしれませんね、5点献上。[DVD(字幕)] 5点(2005-12-24 00:02:29)

80.  ヘラクレス(1997) 実力を秘めつつもドジな主人公、お調子者の相棒、主人公の行く手を阻む悪役(とドジな手下)、そして根は善人の悪女が繰り広げる冒険ファンタジー。ディズニー・アニメの王道中の王道を行く、つまりは可もなく不可もない無難な内容になってます。小学生以下の子供なら楽しんで観られると思います。ところで、本作で特筆すべきは吹替版の工藤静香。歌が上手いのはもちろんですけど、メグというキャラクターの妖艶さに、彼女の鼻にかかったハスキー・ボイスがぴったりとハマり、TOKIOの松岡君の頼りなさを補って余りありました。という訳で、キムタクの女房に+1点、6点献上。[CS・衛星(吹替)] 6点(2005-12-24 00:01:53)

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