みんなのシネマレビュー
かんたーたさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 594
性別 男性

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234

61.  Mr.デスティニー 《ネタバレ》 なかなか良い。「あの時ああしていれば、もっと良い人生が送れていたハズ・・・」と思うのは、人間ならば誰しもが考えること。でも必ずしも、その”もう1つの人生”が良いものであるとは限らない。フランク・キャプラの映画をモチーフにしたようなこの作品は、自分の人生に不満を抱いていた主人公がある不思議な出来事によってもう一度人生をやり直す機会を与えられます。夢のような生活の中で何かが足りないと気付いた彼は、最終的に今の人生よりも元の生活に戻ることを選びます。本当に大切なのは過ぎ去った過去を悔やむことより、今自分のいるこの人生を精一杯に生きることなのでしょう。そうすればこの映画の主人公と同様、いかに自分の人生が素晴らしいものであるかを見出すことが出来るはずです。6点(2004-07-23 19:26:02)

62.  アイズ ワイド シャット 今回初めて見た巨匠スタンリー・キューブリック監督の遺作。評価は賛否両論に分かれているようですが、個人的にはけっこう好きです。別に他夫婦の性生活に干渉するつもりはないんですけどね。幻想のような世界観に次第に引き込まれています、特に乱交パーティーのシーンは尋常じゃなさすぎ。独特のカメラワークにシンメトリーの構図、セットで作られたニューヨークの街並みも味があって良いです。それから気になったのがニコール・キッドマンの出番は思ったよりも少ないんですね、それでも存在感は際立っていたと思います。トム・クルーズも個人的に嫌いな俳優じゃないんで、面白く観ることができました。ただの官能映画に終わっていないところが凄いです。7点(2004-07-17 11:14:23)(良:1票)

63.  ユリシーズの瞳 催眠効果は強そう。伝説的監督の残した幻のフィルムを探しに行く、というストーリーはけっこう惹かれるんですけどねぇ。とにかく長くてしんどい、観るには根気がいるかも。映像は綺麗ですね、一面の雪景色だとか、川辺の風景といった自然映像は美しいの一言。それからレーニン像を運ぶシーンもやけに圧迫感がありました。終盤の舞台がサラエボに移ってからは、今度は銃声やら爆音やらでゾクゾクしてくる。ところで今回初めてこの監督の映画を観たのですが、とにかく場面ごとの長回しが凄いですね。肝心の物語よりも、そういうところばかり気になってしまいました。6点(2004-07-04 22:09:35)

64.  コントラクト・キラー 《ネタバレ》 わざわざ日曜大工店でロープを買ってきたりして、結局自殺できない主人公ジャン=ピエール・レオの姿が笑える。殺し屋(コントラクト・キラー)に自身の暗殺を依頼した直後に生きる意欲が湧いてきたりと、テーマは重そうだけど紙一重のところでコメディになっているのが面白い。主人公を追い回す殺し屋さんの方も、癌を患う子持ちの父親という泣けるキャラクターでしたね。やっぱりアキ監督の映画はまった~りとしていて良いです。8点(2004-06-12 19:15:25)

65.  ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ! クレイアニメの脅威!!時間はたったの30分程度だが、そこらの映画を観るよりもずっと楽しめる。コツコツと地道な作業を重ねて、あそこまで精密にクレイを動かせるのはもはや職人芸。特に今回の作品で素晴らしいのは、何と言っても無表情の悪党ペンギンさん(バットマンじゃないです)。このキャラクターはシリーズ中でもかなりの名キャラクターだと思います。巻尺を利用して美術館を下調べするシーンはお気に入り、ラストの列車追跡劇は個人的に映画史に残る名シーンだと思っています。10点(2004-06-03 20:18:16)(良:1票)

66.  愛しのタチアナ カウリスマキの映画にしては人がよく喋る、笑う。それでもまだまだ普通とはいかない。モノクロ画面の中に男と女、おまけにロードムービー。まるでジム・ジャームッシュの世界。それでも目の前に広がるのは間違いなくアキ・カウリスマキの世界。今まで酒とコーヒーばかり飲んでいた二人が、タチアナとクラウディアに差し出された紅茶を飲むシーンは素敵。そしてこれがマッティ・ペロンパーの遺作でもあるのです。7点(2004-05-28 18:10:45)

67.  ラヴィ・ド・ボエーム アンリ・ミュルジェールの原作「ボヘミアン生活の情景」を、フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが映画化。何やらプッチニーニのオペラ「ラ・ボエーム」は原作を台無しにしてしまっているとかで大激怒したそうな・・・。時代設定がよく分からない19世紀のパリを舞台に、ボヘミアンな生活を送る3人の若者の物語。いきなりあのマッティ・ペロンパーらが音楽や芸術について真剣に議論し始めるのには笑ってしまうが、物語自体はけっこう本気。お金がないから生活を切り詰めて仕事を探したりと、貧乏な芸術家たちの放つ哀愁のオーラが画面一杯に広がってきます。しかしそこはカウリスマキの映画だからユーモアも忘れない、例のごとく登場人物が留置所に入れられたりする展開はもはやお約束事。劇中にチョイ役として出てくる役者さんたちもやたらと豪華で、主人公ロドルフォのパトロンにはトリュフォー映画の常連ジャン=ピエール・レオ(「コントラクト・キラー」にも出ていました)、鬼才監督のサミュエル・フラー、そして今は亡きフランス映画界の大御所ルイ・マル。う~む、一体どこに出ていたのでしょうか・・・(汗)。エンドロールに流れる「雪の降る町を」のメロディも、いつまでもいつまでも耳に残ります。8点(2004-05-25 18:36:50)

68.  こねこ 《ネタバレ》 文部省選定映画?そんな堅苦しい肩書きを抜きにしても十分に面白い作品。猫は人間になつかないって言うけど、この映画ではめちゃくちゃなついていましたね。まずは主人公こねこチグラーシャのイタズラっぷりが可愛い、うちの家の近くにもよくあれと同種の猫がウロウロしているので親近感を覚えました。個人的には何ともふてぶてしい顔をしたペルシャ猫のシャフが堪りません、売られそうになってもまた戻ってくる辺りなんてかなりの曲者!それからあの猫好きのおじさんが本物の調教師だったということで、納得しながらもちょっと驚き。途中で出てくるドーベルマンはその飼い犬なんだとか、ほえ~・・・。思わず犬好きから猫好きに転向してしまいそうです(^^;。9点(2004-05-19 20:34:23)

69.  キングダム(1994) あの黄色い色調の映像は気味が悪すぎる!というか見ていて気分が悪くなります。幽霊マニアのおばあちゃんに、スウェーデン人のオモシロ医師、謎の皿洗い二人組みなど。登場人物はこれでもかっ!というくらいに個性(異常)的で魅力的なのですが、それでも今一つ物語にのめり込むは出来ませんでした。まずやっぱり全体的に流れる病院の鬱屈とした雰囲気が気持ち悪すぎます、ここでまず自分の相性と合わない。デンマークの人たちはこんなものを普通にテレビドラマの感覚で見ているのかなぁ、と思うと軽いカルチャーショックを受けます。ホラーとしての作りは悪くないと思うけど、個人的にはそれよりも時折挿入されるギャグの方がかなり面白く、寧ろコメディとしての完成度の方が高いんじゃないのか?と思ってしまいました(^^;。それにしてもラストは本当どうにかならないのでしょうかねぇ、続きがめっちゃ気になりますよ(笑)。何が「私は結末を知っている」だ、ラース・フォン・トリアーさん!!5点(2004-05-15 12:29:23)

70.  マッチ工場の少女 《ネタバレ》 主人公のイリスは例えて言うならばデ・パルマの「キャリー」。上手く恋愛をすることが出来ないし、両親も理解のない冷たい人たち。だからと言って超能力で周りの人々を虐殺するわけでもなく、ただ少女の味気ない日常が淡々と描かれていく。物語が進むにつれてどんどん話は重くなっていくので、もうやめてくれ!とも叫びたくなってしまうが、終盤の展開は意外にもあっさりしたもので安心した。さすがにこんな話を90分以上も観続けているのには辛いものがあるので、60分ちょっとという短い上映時間 も実に丁度良い。ちなみにさっき超能力で虐殺はしないと書いたが、この映画では殺鼠剤を使って悪者を成敗していくので要注意!7点(2004-05-04 23:16:02)《改行有》

71.  デビッド&リサ ~心の扉~ 精神的病に悩まされるデビッドとリサの苦しみは、観ているこちらにも痛いほどの感覚で伝わってきます。他人に体を触れられることを極力拒むデビッドに、韻を踏んでしか会話をすることの出来ないリサ。そんな二人を見守るシドニー・ポワチエ演じる学校の院長ジャック・ミラー博士。病を持つ本人たちも大変だろうけど、それに対応しなければならない周りの家族や友人の人たちも相当大変なんだなぁと思いました。1962年にフランク・ペリーが監督したオリジナルの方にも大変興味があるのですが、こちらはビデオ化とかはされていないのでしょうか?かなり観たいです。7点(2004-03-24 00:14:09)

72.  浮き雲(1996) この映画が製作された当時、フィンランドでは失業率が20%以上にも上り多くの人々が仕事を失ったという。フィンランドを愛するカウリスマキ監督にとっては、これは失業した人たちへの「めげずに頑張れ!」という応援のメッセージなのかもしれない・・・。最後に出てくる今は亡き俳優「マッティ・ペロンパーに捧ぐ」という文章も涙を誘う。9点(2004-03-24 00:00:20)(良:2票)

73.  風が吹くまま 《ネタバレ》 イラン映画は初めて観ました。まず最初の印象は"オープニングクレジットが読めない!"ですね(笑)、当たり前だけど。物語は一台の車に乗った数人の男たちが、山々に囲まれた田舎の村を訪れるところから始まります。テンポはあくまでも普通、しかしなかなか話が進展しない。このまま最後までこの調子なのかなぁ、と思っていたら案の定・・・。でも決してつまらないという訳ではなく、寧ろ面白いと言える。携帯電話が鳴るたびにわざわざ遠くまで移動する主人公、八つ当たりに亀をひっくり返してみたりと。元々葬式の取材のためにやって来たはずが、最終的には医者まで呼んで体の悪い老人を助けようとする。退屈と言っちゃあ退屈、でもたまにはこんな映画も良いでしょう。自然の中の風になったつもりで観てみてくださいな。8点(2004-03-20 20:22:58)

74.  レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う 《ネタバレ》 如何にも胡散臭そうなモーゼのキャラクターが良い。長ロングリーゼントに尖がりブーツと、何だか奇妙で笑える格好をしていますがこれってフィンランドで実際に活躍しているバンドさんたちなんですよね。前作は観ていないけど偉く面白かったです。メキシコ組の歌うアイアイテキーラの曲や、吹っ切れた感じでCIA捜査官が熱唱するギニワッチの場面ではもうノリノリでした~。これは早速「ゴー・アメリカ」の方もレンタルしてきたいと思います。しかしモーゼさん、何で水の上を平然と歩けるの?(笑)8点(2004-03-16 16:01:31)

75.  ありふれた事件 《ネタバレ》 まず初めに言っておきますが、この映画での暴行・殺人は当然ながらフェイクです。それでも「まさかこれって本当にやってない!?」と思ってしまうのは、それだけ本作に迫真にまで迫ったリアリティ感があるからでしょう。この映画で監督兼出演を務めた三人の若者は、自分たちでプロダクションを設立しこれだけのものを撮ったというから驚きです。殺人を職業とする男と生活を共にする内に、次第にその撮影クルーたちも暴力や殺人の世界に引き込まれていってしまうという恐怖がこの作品の見所のようですが、個人的には何と言ってもブノワ・ポールヴールド演じる殺人鬼ベンのキャラクターがお気に入りです。一見知的そうに見えて実は馬鹿という(笑)、何とも面白味のある人物設定が良いです。こんな映画が好きだと言ったらちょっと感性を疑われそうですが、近年観た物の中では相当数のインパクトを受けました。なので惜しみなくこの点数を献上させて頂きます(ペコリ)。8点(2004-03-01 21:00:08)

76.  眠れない夜はあなたと 眠れない夜に真夜中のテレビ放送で観ました。出演者はなかなか豪華でスーパーマンとバットマン(の人)が競演していますが、物語の方はいたって普通な感じ。普段不眠症で悩んでいる人には必見かも?6点(2004-02-29 20:49:02)

77.  恋はデジャ・ブ 最高のラブコメディですね。何度も同じ日を繰り返して最初はウンザリしている主人公だけど、その奇妙な現象を逆手に取って・・・、っていう不思議なアイデアが面白いです。もし自分の身にこんなことが起こったらどうしよう?ってちょっと考えさせられます。これを観て気に入った方は「タイムアクセル 12:01」という作品も観て下さい、楽しめますよ。8点(2004-02-13 18:15:38)

78.  ジョーズ・アパートメント あらすじだけ聞くと気持ち悪いのですが、実際は愉快で楽しいミュージカルタッチのコメディです。それこそ僕も苦手なゴキブリたちがわんさかと出てきますが、彼らはどこか可愛らしく芸達者で面白い。主演のジェリー・オコネルはかの「スタンド・バイ・ミー」に出ていた俳優で、あの体型からは想像も出来ない(?)ほど変わっていてビックリ。とりあえずこれさえ観れば苦手なゴキブリも克服できるかも?(無理か6点(2003-12-28 18:59:59)

79.  リバース(1997) 隠れたSF・スリラーの良作。時間逆行装置を使って事故を未然に防ごうとする主人公だが、どんどん状況が悪化していく光景を見て「何やってんだよ~!」と思ってしまう。さすがにあれだけ何回もやられると観てるこっちも疲れてくるが、低予算でここまで面白い映画を撮ったのは見事。ブルース・ブラザーズでお馴染みのジョン・ベルーシの弟、ジェームズ・ベルーシが悪役として出演しているのも興味深い。これを観て気に入ったら『タイムアクセル12:01』もレンタルしよう!(宣伝か?)7点(2003-12-03 09:41:05)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS