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プロフィール
コメント数 497
性別 女性
ホームページ http://kuroneco.livedoor.biz/
年齢 59歳

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567
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61.  パーティ★モンスター 80年代後半から90年代初頭にかけてニューヨークのクラブシーンをリードした<クラブ・キッズ>マイケル・アリグを中心に、当時のゲイカルチャー、ドラッグカルチャー等を描いた実話の映画化。歳がひとつしか違わない彼が生きた時代は、私が生きた時代でもある。映画に出てくる巨大ディスコ「パラディウム」と教会を改造した「ライムライト」にはミーハー根性丸出しでわざわざ行ったことまであるんだ、恥ずかしながら。「空虚である」と考えることさえ拒否した「空虚さ」、悪趣味なゴージャスさ、それがあの時代の雰囲気だったのかも。彼らのハズレぶりには遠く及ばないが、私自身もしゃれにならないバカやってた時期だったし、ノスタルジーや親近感もあって甘い採点を許してこの映画を見たのだが、う~ん、イマイチ。監督のフェイトン・ベイリーとランディ・バルバートはドキュメンタリーで高い評価を得ているようなので、狙いでやってるんだろうが、登場人物達のアップがやたらに多くて疲れる。またマコーレ・カルキン扮するマイケル・アリグの心情に焦点を絞り過ぎているので、彼らがいかに時代にもてはやされたかが伝わってこない気がした。もっとクラブやイベントのシーンを入れてワクワク感を出した方がメリハリあって良かったんじゃないかなぁ。それとイジメられっ子が脚光を浴びてやがて薬漬けってマコーレ・カルキンにピッタリの役っぽいんだけど、なーんか彼にはピンとこなかったスね。但しファッションと マリリン・マンソンの怪演はかなり楽しかったス!5点(2004-04-02 17:19:08)

62.  ヴァンダの部屋 監督のペドロ・コスタがリスボンのスラム街に2年間住み込んで、彼の前作の出演者だったヴァンダ・ドゥアルテとその家族の暮らしを撮ったドキュメンタリー。日がな一日薄暗い部屋の汚いベッドの上でヘロインだかコカインだかを吸引するヴァンダ。スラムに住む無気力な人々。強盗でもやらかす方がまだ人間らしい。世界にはホントに色んな地獄があるもんだ。そしてその映像が表現する構図、柔らかい光と柔らかい影はまるで絵画のような美しさがある。しかしですよ、例えば旅に出たり戦ったり指輪捨てたりの3時間でもいい加減うんざりするのに、ドラッグキメてる様子がメインの何でもない日常を3時間も見るのは正直言って拷問ですよ。「あとどの位で終わるんだろう、もう限界だ」と時計を見たら(映画館でそんなことしたのは生まれて初めてだ)まだ30分あった時のあの絶望感!とは言えチラシには「ペドロ・コスタのようにフリッツ・ラングや溝口のような画面を撮れる人は他にいない。『ヴァンダの部屋』の光のきらめきをみつめていると、“小津”の映画を思い浮かべるージャン=マリー・ストローブー」と書いてあったから、前衛とかオッケーで知的持久力に自信のある方はチャレンジしてみてください。4点(2004-03-29 13:42:24)(良:1票)

63.  ロスト・イン・トランスレーション 正直言ってどーってことない映画だった。映画全体を包むどこか気怠い孤独感は確かに見ていてこっちまで寂しい気持ちにさせる。けど、それ以上でもそれ以下でもない。こういう素人っぽい映画は個人的に好きになれない。カルチャー・シーンでもっともクールだと言われる今の東京を外側から見ることはなかなか興味深いが、そのできあいの「ブレード・ランナー」的な描写に頼りすぎているような気がした。思うに英語圏の人は「言葉が通じない」と言うことに、我々日本人以上に恐怖を感じるんじゃないだろうかね(最低限は通じてるじゃん。甘えるんじゃねぇ!)。ところでビル・マーレーがカレオケBOXでニック・ロウ作エルビス・コステロのカバーで有名な「(WHAT'S FUNNY 'BOUT)PEACE, LOVE AND UNDERSTANDING」を唄ったのには驚いた。そんな渋い曲がカラオケにあるとは、今度唄ってやろう。次に彼が唄ったのがロキシー・ミュージックの「MORE THAN THIS」。これまた渋い。他にもはっぴーえんどの名曲「風をあつめて」や、かのカルトバンドMy Bloody Valentineのケヴィン・シールズが新曲を4曲も提供していたりとサントラは凄いのだ。ソフィア・コッポラって「バージン・スーサイズ」の時もそうだけど、サントラ用の選曲に映画以上に命かけてるなぁ。5点(2004-03-22 11:29:05)《改行有》

64.  アバウト・ア・ボーイ 音楽担当のBadly Drawn Boyが好きなバンドなのでサントラだけは持っていたのだけれど、映画は敬遠していた。だって「男版ブリジット・ジョーンズ」なんて言われて見る気するかぁ?しかしまぁ意外と良かった。印税生活の気持ちは分からないけど、私も都会の一人暮らしが長いのでヒュー・グラントの気持ちはわかる気がする。ひとりで居ることに慣れてしまうと例えば家族とかそう言うことに現実感が持てなくなって来るんだなぁ。すーっとそっちに行っちゃうんだから、これはとっても危険なのだ。ラストはお約束ではあるけど、まだまだ予断を許さない感じがさりげなくて良かったし、Badly Drawn Boyの音楽も雰囲気にマッチしていた。それにしてもヒュー・グラント。たまらん!あーゆー男に私は騙され易いのだ。6点(2004-03-17 12:26:18)(良:2票)

65.  SWEET SIXTEEN 家族と一緒の当たり前の暮らし。それを手に入れる為に15歳にして大人のように振る舞うことを余儀なくされたリアムの痛みが辛かった。ほんの少しの運命の違いで、私がリアムだったかもしれない。あるいはピンボールだったかも。大人がしっかりしなくちゃダメだよな、ホントに。8点(2004-03-15 14:12:54)

66.  モーヴァン 主人公のモーヴァンがクリスマスの朝目覚めるとBFが隣で自殺していて、パソコンには「出版社に送って欲しい」との伝言が残された彼の小説と「キミの為の音楽」と書かれたカセットテープがあった。死体をそのままにしてモーヴァンは友達とパーティへ。翌日部屋に帰った彼女は小説の著者を自分の名前に書き換えて出版社に送り、「葬式用」として彼が残したお金を使って友人とスペイン旅行に旅立つ。この映画「なんでそうなるの?」とひとつひとつの行動の理由が気になる方には相性が悪いかも。私だって彼女の行動に共感するとは言わない。けど、彼女がとる他人との距離感や【ひのと】さんが言っておられる虚無感には妙に馴染み深いものがあるし、同じ時代を生きているという感じがする。リン・ラムジーという監督はこう言う淡々としているのに妙に手触りがある感情を表現するのが得意なようだ。CAN、ステレオラヴ、ベルベットアンダーグラウンドなど音楽もセンスが良い。7点(2004-03-08 16:44:22)

67.  グッバイ、レーニン! 旧東ドイツでベルリンの壁崩壊直前に心臓発作で倒れて昏睡状態となったアレックスの母親は、8ヶ月ぶりに奇跡的に目を覚ます。しかし少しのショックも彼女には命取りだと医者から宣告されたアレックスは、旧政権を愛していた母から壁の崩壊とその後の社会の激変を隠すべく、周囲の人々を巻き込んで奮闘する。映画を見ながら、私はあれ程までに誰かの為に必死になったことがあっただろうかと自分を恥じた。そして母の為に旧東ドイツを再現しようと奔走する内、いつしか実際は成り得なかった理想とする祖国を作り上げてゆくアレックスの姿に素直に感動した。世の中何が起こるか分からない。昨日まで信じていたものが一瞬にしてゴミになるやもしれない。その時信じられるものは何か?照れくさいがそれはやはり人間としての愛情か。可笑しいけれどちょっと悲しくて優しい映画だ。但し、ひとつ気になったのが音楽。同じフレーズをひっきりなしに流されるので少しうるさい。もう少し控えめにして欲しかった。あと音楽が同じでインテリアがちょっと可愛いからって「アメリ」と一緒にして、オシャレ系として宣伝するのは辞めて欲しいなぁ。【crazyガール★】さん登録ご苦労様です。先に書いちゃいました。ごめんなさい。7点(2004-02-25 10:46:00)

68.  25時(2002) 誰にとっても人生は一度きりだ。昨今簡単に「自爆テロ」とまるで新しい爆弾の一種かなにかのように言われるが、自爆する人にとってもたった一度の人生。その決意は並々ならぬものがあったろうし、彼らにその決意をさせたのは「神」ではなく「人間」なのだと言うことを理解しなければ問題の解決とは程遠い。なので【veryautumn】さんの意見は全くもっともで、私も9.11について語られる時いつも気にかかることだ。しかしこの映画については【?すぺるま代表取締役社長】さんの「社会派ではなく1本の映画として完成度が高い」と言う意見に同意する。これはニューヨークを舞台に描かれたベニオフの原作にスパイク・リーが非常に個人的な感情を織り交ぜて作った映画だと思う。他人をヤク中にした金でゴージャスな暮らしをしてきたモンティ、その金で高価な買い物をするナチュレル、分かっていながら傍観者でしかなかったジェイコブとフランク。モンティと彼にまつわる人々の一度きりの人生が失われた原因は、彼ら自身にあるのだという真実をスパイク・リーは提示し続ける。その上での圧倒的な喪失感、そして再生への希望。ビート詩人がポエトリー・リーディングをしているかのようなこの映画での「スパイク・リーの復活」を素直に喜びたい。 8点(2004-02-16 12:02:32)(良:3票) 《改行有》

69.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 原作にかなり思い入れがあるので評価が難しい。なんと言っても原作は「20世紀で最も重要な文学」なのだから相手が悪い。それでもよくもこれだけのモノを作ったものよと感心した。その根性に7点。特に映像の素晴らしさには目を見張った。ただ、個人的に(「二つの塔」のレビューにも書いたが)私はこの物語を「人が自分のやるべきことをやる。その大切さと難しさ」がテーマだと思っているのでアラゴルンの描き方は少し不満だった。彼には最初(「旅の仲間」)からもっと王としての誇りと自覚、並々ならぬ決意を持っていて欲しかった。王としての証である折れたる剣「アンデュリル」を手にとることを彼が躊躇うなど考えられん(だいたい鍛え直されるのが遅い!)。彼にリーダーシップが足りない為にガンダルフが出しゃばり過ぎて、何から何まで魔法使いに指示される始末。挙げ句あの杖でボカスカ殴って戦うという変なツッコミ所を提供するに至った。<以降原作のネタバレ>因みに「サルーマンはどうした?」と色んな人に聞かれたので一言。フロド達一行が故郷に帰るとゴロツキを集めたサルーマンに乗っ取られホビット庄はめちゃめちゃにされていた。そこで今や立派な戦士であるメリーとピピンを中心に住民が蜂起して故郷を奪回、サルーマンは家来だった「蛇の舌」に殺されるという哀れな最期を迎えるのだった。  <追記>やっぱ時間たってみて自分の中に何も残ってないから点数下げます。フロドに対する世間の評価を低くさせてしまったピーター・ジャクソンとは考え方の相違を強く感じる。6点(2004-02-16 11:29:50)

70.  シービスケット 《ネタバレ》 原作を読んでいるので自動的に脳内補完して見てしまった。なので純粋な映画評ではないとの批判があれば甘んじて受け入れます。急がず、ズルせず、とても誠実に作られたこの映画からは足下から沸き上がるような力強さを感じた。前半が長いとの批判が多いようだが、背景をある程度描かなければこの映画は「競走馬でいかに成功したか」と言うスポ根映画の印象が強くなってしまうのではないだろうか?そう言う描き方もアリだと思うが、私はこの物語を異なる人生が交わる事によって生まれた奇跡、諦めなければ人生にはセカンドチャンスの可能性があるという人生賛歌として受け止めているので前半部分は不可欠だったと思う。確かに限界までエピソードを削ぎ落としているので説明不足の感は否めない。しかしジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー、トビー・マグワイアの演技からは登場人物達の人生を想像させるような説得力があり、説明不足のかなりの部分を補っているように思う。ウイリアム・メイシーのキャラも良いスパイスになっている。因みにシービスケットはハワードの牧場でのんびりと余生を過ごし静かに死んだ。ハワードは牧場にシービスケットを埋めたが、(あれ程シービスケットをアピールするこに必死だった彼なのに)家族以外の誰にもその場所を教えなかった。エンドクレジットを見ながら私の頭の中にはそんな原作のラストシーンが浮かび上がっていた。これってやっぱり反則かな・・。9点(2004-02-09 13:50:49)(良:5票)

71.  夜になるまえに この映画を見た翌日友人に「映画よかったよ。『生きる』という行為の持っている、エネルギーについて考えさせれられました。音楽も映像も美しかったです。」とメールしているからそれが映画見た直後の率直な感想だと思う。もちろん同性愛とは切っても切れない話しではあるけど、その事より、と言うかその事もひっくるめて、どんな状況にあっても自分の存在を表現して行くことの艶っぽい熱気みたいなものが伝わってきて「私ももっと真剣に生きなきゃだめだよな」って感じた。作品中挿入される彼の詩も、同性愛云々と言うより感性の源っちゅうーかもっと根元的な柔らかいもので、感銘を受けたッス。昨日TVでやっていたので再見したけど、見ながら寝ようと思っていたのに最後まで見ちゃったからなぁ。キューバ情勢全然知らないけど充分楽しめたし、多分私にとっては趣味にあった映画なんでしょうね。8点(2004-01-21 15:39:36)

72.  息子のまなざし かなりしんどい映画だった。ランス・フォー・トリアーのドグマ関係の如く、ハンドカメラを使用し(終始顔のすぐ後ろにカメラがある)BGMは一切なし。誰も笑わない(表情も変えない)。殆どしゃべらない。そんな状況で犯罪の加害者と被害者である二人の関係を見る観客は「いったい次はどうするつもり?」と緊張感を強いられる。一切のムダを省いたリアルな映画だが、正直言って好きになれなかった。少なくともこの映画の宣伝文句「ぴあの満足度ランキングナンバー1」と言うのはホンマかいな?と思う。それとも私の感性がダメなのか?この映画にめちゃめちゃ感動する人もいると思う。非常に意欲的な映画だ。けど、誰が見ても楽しめる映画とは思えないなぁ。実際隣に座っていたおばさんは途中から退屈したらしく、ソワソワ動きまくって深いため息を何度もついてたし。【かんたーた】さん、先に書いちゃってスミマセン。しかも我ながらなんか歯切れの悪いレヴューっスね。6点(2004-01-21 11:32:29)(良:1票)

73.  トゥームレイダー ゲームは操作が難しくて最初の遺跡から出て来れず、すぐ中古屋に売っぱらってしまったのだが正解だったかも。こりゃ絶対クリアできなかっただろうなー。2個目のカケラ取るところとか私にぁムリだ。4点(2004-01-06 10:57:27)

74.  チアーズ! 学園ものって好きじゃないんだけど、意外と面白かったので「あれっ?恥ずかしい・・(恥ずかしがることでもないんだが)」と思ったけど結構評価高いんですね(ホッ)。エンドクレジットでも流れる「ミッキー」って一発屋だったけど80年代にすんごく流行った曲。誰だったけか?青春謳歌しているアメリカの高校生見るとちょっと羨ましい。絶対あの子達とは友達になれそうもないけど。私の高校時代は思い出しただけでも息苦しくなる感じだったからな~。 6点(2003-12-26 16:49:46)

75.  BLOOD THE LAST VAMPIRE アニメは特に好きじゃないけどこれは凄くクールでメチャかっこよかった。視覚にかなり訴えます。もうちょっと長く見たかったけど、この短さだからビシっとしているのかも。7点(2003-12-26 11:25:24)

76.  スコーピオン 何もかも中途半端だな~。やるならもっとやっちまいなー!けどミュージックビデオ感覚で見ればまぁ気軽に楽しめる。TVでなんも知らずに見てて、てっきりソダーバーグの映画だと思った。それにしちゃあ音楽のセンスいいなと感心してたら別の人でした。(誉めてるの?けなしてるの?) 5点(2003-12-24 11:01:58)

77.  ラスト サムライ 時代劇は大好きだし「滅びの美学」は積極的に好きなのだが感傷ばかりが先にたち、勝元達が何の為に戦っているのかその大儀がよく見えない。頭では分かっているのだが心情的に納得できないため合戦のシーンではイヤなもの感じてしまい、むしろ官軍兵に同情してしまった。それと、渡辺謙が好きなので見に行ったのだが確かに戦闘シーンでの彼は迫力あるけど静と動のメリハリがない(と私は感じた)。むしろ真田の方が雰囲気があり、この二人の上下関係に違和感があった。とは言え確かにハリウッドが「見えないもの」にこれだけ敬意を払った静かな映画を作ったことは驚きだし、作品に対する真摯な気持ちも伝わってくる。西南戦争を元にしているらしいが風景はどう見ても「ロード・オブ・ザ・リング」だし、まぁファンタジーとして見れば良い映画だ。アカデミー賞をとっても不思議じゃないと思う。生まれて初めてトム・クルーズがかっこいいと思えたし。それにしてもアメリカ人から「日本の伝統を大事に」などと言われるような映画を我々日本人がありがたがって見なくちゃならないとは、まったく嘆かわしいことだ。7点(2003-12-22 12:34:13)(良:1票)

78.  ギャングスター・ナンバー1 《ネタバレ》 60年代後半のロンドンでビスポーク・スーツに身を固め、イタリア製の手縫いの靴を履き、アストンマーチンに乗る狂気の若きギャングスターをポール・ベタニーが熱演。目つきがヤバイです。シビレます。結構痛い暴力シーンがあるので苦手な方はダメかも。特に↓【野生のおっさん】さんが書かれている殺しのシーンは「昔ながらの方法」でなぶり殺しにしているところが、ヤられている側の目線で撮られていてかなりコワイ。若きギャングスターはやがて強烈に憧れながらも深く妬んでいた自分のボスをおとしいれて、彼の持つモノ、家も金も組織もそっくり自分のモノにします。が、ただひとつ、与えなければ得られない「愛」だけは手に入れることがでなかった。30年後のギャングスターを演じるのは『時計じかけのオレンジ』のマルコム・マクダウェル。裏社会の頂点に昇りつめたが孤独で空っぽの悲しい男は作品中一度も名前を呼ばれることがない。彼には名前がないのだ。UK好きなら見る価値アリかも。隅々までこだわりを感じるスタイル、音楽もキマってる。但しマルコム・マクダウェルがちょっと鈍くさかったかな。【木戸満】さん、お先に! 8点(2003-12-17 11:31:35)(良:1票)

79.  ソードフィッシュ この作品の持ってる雰囲気って妙に馴染み深い。今夜にもいつものバーでこの監督に会いそうな感じ。ただ、雰囲気は良いのだけど全体的に少し散漫ではなかろうか。もう少し芯になるものがしっかりしていればもっと面白くなる気がした。関係ないけどこの人も「ファイトクラブ」のデビット・フィンチャーもスウェーデン製インテリアになんかひとこと言いたいんだろうか・・。7点(2003-12-12 11:20:27)

80.  メン・イン・ブラック2 相変わらず細かいとこは面白いんだけどなぁ。ロッカーの中王国とか安全運転装置(しかも黒人バージョンはNG)とか郵便局の選別やってる宇宙人(千と千尋のオッサン?)とかその他にもイロイロ。しかし中心になる話しがつまらん!そこんとこ何とかして7点ぐらいつけれる映画作ってくれー! 5点(2003-12-11 14:31:38)

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