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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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61.  紀元前1万年 《ネタバレ》 誰も実際は知りもしない「紀元前1万年」っぽいかどうかは別として、ストーリー自体にはとても興味を惹かれました。部族には必ずいる「長老」の存在や、最も優れた狩人に与えられるWhite Spear、今まで見たこともない大きな帆船のことをGreat Bird(巨鳥)と例えることなどそういった要素が「紀元前1万年」の世界観をとても興味深くしていました。何度も言うように実際そうだったかは別として。 確かにこの時代の人間の感性や考え方が現代と比べても遜色無いほど、近代的だということはこういった舞台の映画としては違和感でしたが、ほんとのところどうだったかは誰も知らないわけで、そういった認識で深く考えずに観れば、とても面白い作品です。中盤サーベルタイガーを助けるか殺すかというシーンで、助けるほうを選んだのは個人的にポイント高かったです♪あそこですぐさま殺すようならこの評価はなかったでしょう。まあ、普通なら殺して食料にするんでしょうけどね。しかし、狩の対象のマンモスに対しても敬意を表したりするのだから、古代の人は単純に生き物を殺して食料にするっていうのも、いかにも現代的な間違った認識かもしれませんね。 この映画を観て思ったのは、あれぐらいの古代ではやはり土地によって文明の差が顕著に出たりするんだなということでした。少し土地を離れれば全く知らない文化があり、新しい世界を知ることが出来るというのは、現代にはない冒険心をくすぐられ、うらやましくも思いました。 マンモスの肉、食べてみたいなぁ♪[DVD(字幕)] 8点(2009-09-29 11:43:43)《改行有》

62.  閉ざされた森 《ネタバレ》 某レンタルビデオ屋で980円で売ってたので、「あ、おもしろくねーんだ」とあまり期待せずに観たら、これがかなり良かったです!!  こういうハラハラドキドキ(古)するサスペンスが観たかった!文字通り閉ざされた空間での出来事を追求していく中で、偽証、陰謀などが交錯し、観てるこっちは犯人やうそつき探しで大忙し。でもそれがかえって集中してストーリーに入り込めました。隊員一人ひとりの名前は覚えづらかったかも・・・。特に区別つきにくかったのはミューラーとカストロ。たぶんそれもこの映画の効果に一役買ってるんでしょうが。いちいちフェイクのシーンも全て実際にあったように映像入れてくれるのが楽しかったですね。おかげで見事に騙されまくった(苦笑)  サミュエル・L・ジャクソンはオレの中で『SWAT』イメージとかなりダブりました。でも、彼にはこういう妙に自信たっぷり気な上官役っていうのか、似合いますよねぇ。。。うらやましいw  後味の良いどんでん返し、嫌いじゃないです。似たようなもので『ワイルドシングス』なんかはどっちかってーと後味悪かった。こういうミステリー仕立ての推理しながら観ていく映画がもっとで出てきて欲しいですね。 [DVD(字幕)] 8点(2006-09-12 02:44:23)《改行有》

63.  エル・コロナド 秘境の神殿 《ネタバレ》 いち国家の革命なんて重いテーマを背負っているストーリーのわりにはそれでもエンターテイメントとして楽しめる一面もあって、かなり楽しめました。あの後アメリカからなんか報復とかはなかったんですかね?? しかしコロナドのように民衆一人一人の意識が高い国ってのは日本に住んでるオレからしてみたらピンとこないものがありました。日本だったら誰かが声明をテレビで発表したとしても誰も家から出たりしないでしょうね。「あー、勝手に頑張ってくれい」的な感じで絶対みんな行動には移らないと思う。日本では昔のように何かに対して集団デモ抗議するなんてことも最近は全く無いし、自分自身にも言えることですがこの行動力の無さは実際どうかと思う。それだけに、この映画でのコロナドの人達の団結力・行動力にはピンとこないながらも、すごくうらやましく感じました。 主役とその他のキャラについては、彼氏候補の男性が二人になった時点で「あー、このどっちかは裏切るんだろうなあ」的な予想がつきました。大体この手の三角関係は男の(又は女の)どっちかが裏切るって形で残りの二人でカップル成立となると相場は決まっている。まあエンドクレジット省けば81分で終わる映画だし、簡単な流れにしてくれたのはむしろよかった。 このシンプルさでこの面白さの映画ってのはある意味貴重。なんで今まで知らなかったんだろうと不思議なくらいです。もっとバカはやりしても良かったと思うんだが。 [DVD(字幕)] 8点(2006-02-14 00:06:04)《改行有》

64.  ピノッキオ 《ネタバレ》 ピノキオが悪さをするシーンが何度もあり、ちょっとそれがオレの目にはくどく映りました。ファンタジーを交えたストーリーに現実でのルールなどを盛り込んだこの学習映画はとても良かったと思います。「学習映画」などと呼ぶと聞こえが悪いかもしれませんが、オレはこの映画はジブリのような、あえて挙げるなら「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」のようなものだと思ってます。共に現実とはかけはなれた要素を持ちながらも、現実で生きる私たちに感動と元気を与えてくれる素晴らしい映画だと。ジブリ最高!!と信じてやまないオレにはこの映画にジブリと同じ評価をすることはできませんが、それでも良い映画だったと思います。 比べるなら、「ピノキオ」のほうが現実的かつ容赦なく作られており(泥棒とか衰弱死する友人とか)、そこがいまいち素直にこの映画のハッピーエンドをハッピーだと思えない理由でしょうか。(妙におっさんすぎるピノキオとかね、笑) あとは、ここまで学習映画的な作りにするんだったら途中に出てきたキツネとネコの泥棒コンビにもちゃんと罰が下るシーンを入れて欲しかったと思います。そりゃあこの映画は「ピノキオ」で、ピノキオ中心に話が進むんだから仕方ないのかもしれないけど、やっぱり「悪さをすれば裁かれる」というのは映画の中でも例外なく全人平等に扱って欲しいテーマだと思います。そういった事情から評価は8点ぐらいかなと。 [DVD(字幕)] 8点(2006-02-13 23:59:48)《改行有》

65.  翼をください 《ネタバレ》 なんでだろうか。オレは男なのに、トリーに突き放されたポーリーの気持ちが痛いほど伝わってきました。またそれとは逆にトリーの気持ちはいまいちピンと来ないものがあり、口では「愛している」と言いながらその愛する者をあんな風に簡単に切り捨てられるのかと・・・。突き放した後トリーはポーリーに対して何度も「愛しているけどもうだめなの」的な事を言いますが、ちぃっとも信用できませんでした。ポーリーは真剣に彼女を愛し、トリーはほんの火遊び程度のつもりだったと言うことなんだろう。今時は誰でも、もちろんこんなことを書いているオレも、表面的な格好ばかりを気にして本気を出せない人たちばかりです。例え社会のはみ出し者でもあくまで自分の生き方に従ったポーリーは尊敬にすら値します。  「私はトリーを愛している。レズビアンじゃない。」 きっと、真に一人の人を愛すということはこういうことなんでしょうね。ラストのほうの妙に儀式的なところはあまり好きになれませんが、どんな形にせよポーリーの気持ちの強さはまわりがどう思おうとかっこいいと思います。「気持ちの強さ」なんて言葉では言い表せないほど爽快かつ余韻の重い作品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2006-02-13 23:49:25)《改行有》

66.  サハラ 死の砂漠を脱出せよ 《ネタバレ》 思ったよりずっと爽快に楽しめました。日本での売り込み方の悪さから、観る前の印象とはだいぶ違ってましたがそれでも良かったと思える洋画は久しぶりです。序盤しばらくはえんえんと疫病の解明とかそんなんで観てるほうもだらだらって感じでしたが、中盤からストーリーはヒートアップ!!『サラマンダー』といい、マシュー・マコノヒーってもっとアクション映画に出てもいい俳優だと思います。これはそれを再認識できた映画であり、マシュー・マコノヒーという男のかっこよさが染みわたる一本です。ペネロペ・クルスも色んな映画を観たけど、この映画くらいの役柄がけっこうはまってると思う。ペネロペ・クルスが出てるなんかあやしい感じの映画を観たことがありますが、ああいうのよりこっちのほうがしっくりきました。得てしてああいうのはストーリーが無理やりだしヒューマンドラマのわりに感情移入なんて不可能に近い。その点この映画はアクション映画特有のシンプルさや、言い方は悪いですが馬鹿馬鹿しさとか、単純なかっこよさとか爽快感とか、そういうのがたくさん盛り込まれていてアクション映画としては長い2時間と言う鑑賞時間は中盤からはあっという間でした。 産廃の不法投棄からの毒物流出とか、日本でも起こり得る他人事とは思えない内容に妙な共感を抱きました。敵のボスが言っていた、”No one cares about Africa.(どうせ誰もアフリカのことなんて気にしない)”ってセリフはショックでした。だから産廃なんていくらでも捨てちまえばいいんだってことなんでしょうが、自分の国にそんな風に言える人間にはなりたくないと思いました。  アクションとしても、ある程度の社会問題を扱った映画としても、またマシュー・マコノヒーという俳優観賞用としても十分傑作だと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2006-02-13 23:44:59)《改行有》

67.  東京原発 《ネタバレ》 「東京に、原発を誘致する!!」はっきり言ってなーんも自分には関係ない話やなーみたいな感じで見てたんですが、東京にも住んでないし、それでも原発を建てるってことで、良い面でも悪い面でもどれだけの影響が出るかという事がわかったのがけっこう衝撃的でした。作中では結論的に東京原発は都民に議論させる為のただの呼び水みたいなもので、結局建てないほうが良いって感じで終わっちゃいましたが、実際こんな議論がされてるんでしょうね。 「どーせ都民なんて」とか、「住民の声なんて関係ない」とかかなり国民を馬鹿にされてる発言が飛び出てきましたが、確かに今の日本国民の行動力の無さは否定できないと思いました。消費税とか上げられても、ちょっと前はあんなに物議をかもしてたのに今ではみんな普通に受け入れてしまってるし。口では何を言われてもどうせ反対する行動力なんて無いだろう、みたいに思われてるんでしょうね。そういう風潮を打破しよう!!みたいな気概に溢れてる映画でしたねこれは。「動こうぜおまえら!!」みたいな。 それに対する反象徴的のような存在としてイカレ爆弾少年出てきましたね。演技はグダグダやし見れたもんじゃなかったこのガキですが、ある意味現代人のやる気の無さみたいなのは完璧に出ています。で、土壇場になって死ぬのは嫌とか言い出す常套パターンですが、まちょっとこの部分はいらなかったかなと正直思います。なんか見てて「アホかこいつは」みたいな感情で頭が一杯になりました。そういう意味ではトラックの運ちゃんも同レベル。酒飲むな。この2名は全くいらない。こういう意味の無いスパイスを加えようとするのは最近の映画の悪いクセだと思う。別にあとのストーリーに絡むわけでもない単発のボケみたいな。こういうのが映画のできを悪くしてる事に早く気づいて欲しいもんだ。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-02 00:44:58)《改行有》

68.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 「タランティーノ絶賛!」って売り文句が観る前からすっげぇうっとうしかったんですけど、まあなかなか面白かったです。多分タラ監督が気に入ったのってバールの角度がついてるシーンとかオ・デス(=チェ・ミンシク)が犬のように這い回るシーンとか近親相姦的なテーマの部分がほとんどでしょうね。ちなみにその辺はオレにとって一番気分悪かったシーンでした。まあタラ嫌いですから。 チェ・ミンシクは相変わらず良い演技しますね。泥酔したおっさんから精神年齢がガキのおっさんまであそこまで迫力出してこなせるあたりはさすがと思いました。特に冒頭の酔っ払いを演じてるときは「これほんとに『シュリ』に出てたあのいかついおっさん!?」ってマジビックリしましたもん。外見でなく、中身を役柄に合わせて豹変させていく演技は、最近の外見だけ太ったり痩せたりするデ・ニーロ流“カメレオン式”役者が増えてきてるハリウッドに是非見習って欲しい。まあその“カメレオン式”はそれはそれで大変なんだと思うけどね。体重30キロとか減らすやつもいるんだし。でもやっぱまず中身でしょう。 映画の中身はもっとサスペンスものかと思ってたんですが、わりと難易度の高いアクションもけっこうありましたよね。何が難易度高いって、あのオ・デスとチンピラとの廊下での格闘アクションなんてあんだけの長さのアクション撮るのすっごい苦労があったと思いますよ。あれはマジですごく頑張ってこの映画作ってくれたんだなーって感じました。 まあいかにもどっかの変態が喜びそうないくつかの描写は論外だったんですけどね。わざわざ観てる人を不快にさせようとする感覚がオレにはさっぱりわかりません。「気持ちよく観れた映画」とは口が裂けても言えませんもん。人それぞれ・・・、ってことなんですかね結局。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-02 00:36:43)《改行有》

69.  エレファント 《ネタバレ》 最初10分間ぐらいこの映画を半ば眺めるように観てた時の感想ははっきり言って「なんでこの映画がそんな評価高いんだろう?」てなもんでした。なんか普通の生徒が校舎の中を歩いてるシーンとか友達との会話とかそんなのを淡々と見せられてるだけだったので。しかし後になってそれらのシーンは全て来たるべきラストにかける布石だったのだと思い知らされました。前半までのシーンが全て「日常的」だったが故に、それはもうショッキングでした。ある意味『ボウリング・フォー・コロンバイン』よりこっちの方が銃社会に強いメッセージをはらんでるような気がします。だってあんな簡単に通販で銃買えちゃうんですもんねえ・・・。 改めてアメリカって怖いって痛感しました。理由としては、「一般人が銃を持てる。」もうこれだけで充分ではないでしょうか?だって日本ならどんなに学校内での苛めがひどかったって銃は乱射しませんもん。そんなもん誰も持てないし、持とうと思うやつもいないし。 アメリカでは「自衛のために持つんだ」なんて理由で銃を所持するそうですがそれなら日頃から体を鍛えて枕もとには防弾チョッキでも置いとけと思う。家族の分も。いくら「自衛のため」といっても所詮便宜上の理由にしか過ぎず、キレた人間が持てばただの殺人凶器。そのキレた人間を止めるためにまた銃が必要になる。これを悪循環と言わずしてなんと言おう。まあここまで銃が出回ってる今となっては規制も難しいんだろうが。この点だけは自信を持てる。「日本を見習え。」 充分この映画のメッセージは伝わりました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-04-01 21:31:47)《改行有》

70.  ソウ 《ネタバレ》 「キューブより怖い、面白い!」って売り文句聞いて借りたんだけどなあ。正直イマイチでした。理由は多分みなさん感じたと思いますが、『キューブ』が徹底的にその立方体の世界しかそのスクリーンに出そうとしなかったのに対し、ソウは話の半分近くが回想などの、いわゆる通常世界の描写となってしまったので、せっかくの非現実的世界の妙がそれによって壊されてしまいました。新鋭のおもしろい監督が出てきたと思ったのに、大事なところを「王道サスペンス路線」で行ってしまいすごく勿体無いですね。だってこの映画に刑事が出てきて捜査を始める事なんか誰も望んでなかったでしょう?そういう展開見え見えの映画は世の中にいらないぐらい溢れてんだからそこで妥協して欲しくはなかった。 ストーリーの中身の評価では、どうもアダムと医者のおっちゃん(←名前忘れた、苦笑)が後半になるにつれすんなりとお互いを信用しだすのがなんか・・。『キューブ』の人間不信度にはまだまだかなわない。それに、どうも途中から『キューブ』っていうか『羊達の沈黙』の匂いがしたんですが気のせいでしょうか?とにもかくにも、期待ほどではなかったってのは確かです。キライじゃないですがね。 何かって―と『キューブ』と比べるのも失礼な話かも知れませんが、まぁそれを広告の売り文句に使ったんだから自業自得という事で。 再鑑賞後追記(2011.06.03) 前にこれを観た時から数年経ちまして、今回全シリーズ改めて最初から観ようとまずこれを鑑賞しましたが、前回観た時よりずっと面白かったです。 おそらく前回は『キューブ』との比較を意識しすぎるあまり、サスペンス的要素ばかり見ようとしていたんですが、今回は2回目ということもあり、ストーリーの深さ・人間同士の確執などを含むドラマなど、前とは違った視点で見ることができて、それが今回の評価となりました。なぜ前回感動できなかったのかと思うほど、ラストでのまさかのジグソー死体扮装シーンは忘れられません。ただ、携帯電話をTシャツで取らずに足をカットしてしまうのにはシナリオ都合上の性急な感じが見受けられ、そこはハッと正気に戻ってしまいましたが。 しかし映画は良いですね。どんな映画でもそうですが、回数を重ねれば重ねるほど新しい発見があり、観る人を楽しませてくれます。その感動を改めて教えてくれたこの映画に8点☆(ちなみに前回6点)[DVD(字幕)] 8点(2005-04-01 21:25:19)(良:1票) 《改行有》

71.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 観てて「シザー・ハンズ」を思い出しました。この映画もティム・バートンワールドてんこ盛りでしたね。音楽とか、「ああ、らしいなあ」ってちょっと浸りながら、でも心地よく聴いていました♪ ストーリーも感動しました。あそこまで一人の女性を愛せるってのが、「元カレ」「元カノ」とかそういう言葉を日常的に使っている自分たちみたいな世代の人間にはある意味とてもショッキングで、でもとてもうらやましくもあり本当におとぎ話を、しかしとてもリアルなバージョンのおとぎ話を観てるような感触でした。不思議なもので、時間が止まったりめちゃくちゃな大きさの魚が出てきたり、あり得ない事ばかり起きるティム・バートンワールドなんですが、何一つとして「あり得ない」って感じることがないんですよね。と言うより、「ああ、こんな人生送ってみたいなあ」みたいな、ティム・バートンワールドへの憧れのようなものが沸々と沸いてきます。それぐらい彼の世界観は大好きです。映画をメルヘンに、楽しげに、且つ人情味あふれるものに作る事が出来るティム・バートンという監督は本当にオレのお気に入りの監督です。今作はいまいちパンチの足りない印象も受けましたが、まったり観る分には充分なものだと思います。現実逃避しつつも(?)夢を思い出したいと言う人には是非観てほしい映画です! 8点(2005-02-08 23:44:05)《改行有》

72.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 この映画に出てくる日本人を見ていて妙にみかついた人もたくさんいたのではないでしょうか?しかし残念。これが日本人なのです。つい先日、普通に道を歩く外人に対しおそらく修学旅行中の学生たちが「ぴくちゃー、ぴくちゃ-!」とわめきながら勝手にその人たちの写真を撮ってそのままどっかに行ってしまいました。残された外人の旅行者たちは唖然としながら一言、"What was that?(なんだあれは!?)"。代わりに謝罪いたします。すみませんでした。 「キルビル」みたいな日本人像は問題外ですが、この映画の日本人描写は巧妙かつ確かなものです。英語をしゃべれない人ほど「通じればいいねん」とか「ジェスチャーだけでも大丈夫」とか言いますが、そういう人が実際英語をしゃべらないといけない環境に置かれるとこの映画の日本人のようになります。作中、何度自分が映画の中に入って代わりに通訳してあげたいと思ったことか。と、まあ日本人批判が長くなってしまいましたが映画自体は素晴らしいの一言に尽きます。日本の中心地「トウキョウ」の繁栄の裏に隠された空虚さが滲み出ています。オレ自身、急に時間が空いて東京を一人でぶらつく時間があったことがあるのですが、全てがあるようで何もない街です。少し街を歩いてもうあとは明治神宮で時間をつぶしました。そのぐらい東京という街はからっぽです(東京にお住まいの方すみません)。そしてそんな空虚さを映画で表してくれたのが日本人ではなく海の向こうからやってきたソフィア・コッポラという名の映画監督だというこの皮肉。それだけでも充分面白い作品だと思います。日本という土地で自分自身を見つめなおすシャーロットとボブにならって、私たちも日本人として自分を見つめなおしたいものですね。強くそう感じた作品でした。8点(2004-12-09 18:04:55)(良:1票) 《改行有》

73.  デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 この映画は漫画で言うならドラゴンボールのようなものだと思います。 要するに単純に楽しめるものだったら細かい事なんてどうでもよくなるんですね。 実写の映画だとつじつまの合わないことがあるとよく批判されるんですが、実写だから現実味のないことをしちゃいけないってわけでもないし、ていうか映画だからこそこういうことができるのであって、そこは評価したいと思います。 そもそもこの映画で絶対起こらないと断言できるものって一つも無いんですよね。 形は多少違うかもしれませんがあのような異常気象だって100%起こらない保証なんて無いんだし、最近の日本の気候の問題とも相まって、共感できる所はかなりあったと思います。 話の中でジャック(=デニス・クエイド)がサム(=ジェイク・ギレンホール)を助けに行くのがあり得ないと言う感想がよく友達とかから聞くんですが、実際あんなことになったら絶対ああやって家族を助けに行く人はいっぱい出てくるとオレは思います。ぶっちゃけた話、あそこに父親が行っても物理的に何の助けにもならなかったという気はしますが、あそこで重要なのは「父親が来てくれた」ってことそのものなんですね。もうそれだけでサム達は精神的にかなり救われたと思います。 ローランド・エメリッヒ監督の映画って「インデペンデンス・デイ」もこの映画もそのメッセージ性がよく現れていますね。「インデペンデンス・デイ」では人々が身分や人種に縛られる事のくだらなさを説いてくれ、今作では人の地球環境に対する扱いに警鐘を鳴らせてくれました。 ここまでわかりやすくメッセージを伝えてくれてるんだから、観た人にはそのメッセージをちゃんと受け取って欲しいと思います。 京都議定書に批准していながら経済的理由から途中で脱退したアメリカももちろん。8点(2004-10-22 21:34:45)《改行有》

74.  リクルート 《ネタバレ》 いまだかつてここまで味を出すアル・パチーノを見たことがなかったです。 Ice9のデータを持ってきたクレイトン(=コリン・ファレル)に銃を突き付けられながら、「ザックは死んでない、言っただろう、全てはテストだ。何ならいまからザックに会いに行こうじゃないか。」・・・そう語るバーク(=アル・パチーノ)にオレは完全に騙されました。もしオレがクレイトンだったら間違いなく彼を信用してしまい銃を下ろしていましたでしょう。 ラストもまさに圧巻でした!コンピュータからの声を聞いて駆けつけたと思った警官達の目の前で自白するようにはめられたバークの姿はほんとに言いようのないぐらい、良い意味ではないのですが、しびれました。 オレはこの映画のCMとか予告編とか見てなかったから余計良かったんだと思います。紅蓮天国さんもおっしゃってますが、穴があるとわかっていて落ちるのと何も知らずに落ちるのとでは大きな違いです。 正直映画の中盤まではあまり入り込めない所がありました。ファームの訓練も明らかにやりすぎなところとかあったし、少々現実味にも欠けていました。でもそれが後半、うまく布石になって働きました。というのも、こういう映画を観れるぐらいめちゃくちゃ平和ボケしてる人達の固定観念を崩すには、これぐらいでちょうどいいと思ったからです。オレみたいに予告編とかを見てない人ならほとんどは後半で何が真実かわからなくなったのではないでしょうか?そう言う意味で、映画としてはこのぐらいの描写があって十分だと感じました。 8点(2004-10-11 00:37:53)(良:1票) 《改行有》

75.  オーシャン・オブ・ファイヤー 《ネタバレ》 ゴール直前のフランク(=ヴィゴ・モーテンセン)の顔はまさに馬上民族のものだった。 馬として劣るなど色々言われてもひたむきに頑張ったヒダルゴにも感動☆ てかなんと賢い馬だろうか。口笛吹いただけで走ってきたり、縄ほどいたり。 馬については良く知りませんが、ムスタングだろうがなんだろうがヒダルゴは最高の馬です! 中盤、さらわれたジャジーラを助けに行ったジャジーラのボディガードのような妙に強い人、実は少しお気に入りでした。撃たれて死んじゃいましたが。 ゴール後、海でたわむれるフランクとヒダルゴはとても胸を打ちました。途中でどっちかが死んだりしなくてほんとによかった。ヒダルゴが鼻から血を出してた時は映画鑑賞者なりに、「ああ、もうヒダルゴは死んじまうのか…」とか思ってしまいました。 それぐらいヒダルゴが好演だっただけに、なぜに原題では"Hidalgo"となっていたのを邦題でわざわざ「オーシャン・オブ・ファイヤー」にしたのか。大変悔やまれる。 しかし良い映画という事実には変わりありません。 追伸…拷問シーンは必要だったのか? ちょっとひいてしまった。8点(2004-08-27 02:25:14)《改行有》

76.  ミシェル・ヴァイヨン 《ネタバレ》 なんか主役のミショル・ヴァイヨンが室伏に見えた瞬間がしばしば・・・。気のせいか。ついでに言うとライバルチーム「リーダー」の新オーナーのルース・ワンはジェニファー・ラブ・ヒューイットに見えました。あかん、もう幻覚を見る歳か。 ストーリーは、チーム「リーダー」の裏工作をこと細かにあんなに映画に出さなければもっと良くなってただろう。あまりにもあの裏工作が汚すぎて途中からずっと嫌悪感ばかりを覚え、レースそのものよりサスペンス先行の展開に、観ていて白熱することは難しかった。 ミシェルが父親を人質にとられ、レースに出て負けることを脅迫された時、わざとゆっくり走る様にはこっちも勢いを削がれた。まあ実際そんなことがあればそうするしかないんだろうね。でもこれは映画なんだし、オレとしては「本気を出してぶっちぎり1位の状態で最終ラップ、チェッカーフラッグの直前まで行き、そこでわざと止まってリーダーチームのクレイマーを"勝たせてあげる"」という相手を超皮肉った、しかし痛快な展開を期待していた。 でももちろんレースものとして評価できるものもあった。序盤の雪原ラリーなんかめっちゃかっこよかったし!あれ観た後急にレースゲームしたくなりました。 ヴァイヨン家の雰囲気もけっこ好きですよ。ミシェルの父親とその孫娘らしき子供があそんでるとこなんかほのぼのとしたい~もんですよ♪主役のミシェル・ヴァイヨンも個人的にすごく好きなキャラですし。レース前に現地の先住民とかに土地の特徴を聞くとか神秘的なトコが特にいいです!! ラストがダメってけっこう言われてますけどオレはけっこうよかったと思いますよ。まあ確かに滑稽に見えないこともないですが(実際オレも車を押すって聞いた時は、まじかよ!?って思いました)、でもあの場合滑稽なのはひたすら卑怯な手ばっかり使ったくせに勝手に自滅したチーム「リーダー」なんであって、ヴァイヨンチームは純粋にレースに対して頑張っただけです。ドライバー入れ替えもそもそも「リーダー」のオーナーがヴァイヨンの父親をさらわれなければなかったことなんだし、結局「リーダー」は自業自得ってやつなんだと思いますよ。 8点(2004-08-26 02:01:29)(良:1票) 《改行有》

77.  アンダーワールド(2003) 《ネタバレ》 銀玉鉄砲、ハイパーおじいちゃん、ヴァンパイア社会の近代化。 う~んウケた(笑)。いや変な意味でなく、ホントに楽しめました☆ 確かに地下鉄の銃撃戦とか螺旋階段を登ってくるライト付きの銃持った人たちとかテカテカの黒コートとか、色々とマ○リックスを連想するシーンがあったのは逆にこの映画の評価を下げたと思うけど。 しかしそれでもオレはこの映画好きです。やっぱセリーン(=ケイト・ベッキンセール)がかっこよすぎ!!惚れた!床ぶち抜きシーンは誰がなんと言おうが最高!!上で述べたような欠点はもちろんあるが、この映画はキャスティングという点では群を抜いている。全員がそれぞれのキャラにむちゃくちゃマッチしてる。 あとはやっぱハイパーおじいちゃん、もといビクター。彼もそうだけど役柄ぴったしで伝説の最強ヴァンパイアの風格めっちゃ出てますね。もっと贅沢を言えば、「地球人(もといヴァンパイア)とサイヤ人(もといライカン)の混血は強いんじゃないのか?」ってセリフが欲しかった(笑)。 これは別に吸血鬼ものに対する固定観念さえ持たなければ充分楽しめる。そもそもがヴァンパイアとかライカンなんて架空の生き物なんだから自由な発想で楽しんで欲しいし、作る側にも変な固定観念に縛られて欲しくない。だからこの映画はそんなに吸血鬼ものしてなかったって理由でgoodでした☆ ただタイトルが、何を持って"Under World"なのかだけわからん。本来なら「あの世」とか「地下」「地獄」って意味なんだがあんま映画の内容には則してないような・・・。そこだけ少し気になりました。8点(2004-08-20 03:05:34)《改行有》

78.  28日後... 《ネタバレ》 いきなりのジミー(=キリアン・マーフィ)のペプシイッキ飲みには感動しました☆ さすが独特な雰囲気出してくれてますね~、ダニー・ボイル監督は。 「ザ・ビーチ」は完全に失敗だったけどこっちは相当完成されてるのがわかります。 もうジミーが目覚めてから教会につくまでの「ロンドン一人歩き」なんかどんだけうらやましいか! オレも昼間っからあんな都会で一人でぶらぶらしてみたい(> <) けっこう前半と後半比べて後半が気に入らない人がいるみたいですけど、逆に言ったらそれぐらい前半のシーンがインパクトあったってことですよね。確かにいやでもあのロンドンの奇妙な雰囲気は覚えてしまいますもんね。 あと、小道具としてすごく印象に残ったのがセリーナが持ってたナタみたいな刀。なんかあの形が忘れられない。 この映画の後半部分に関して少々不評なようですが、オレはけっこう好きなシーンもありました。無人のスーパーでの買い物とか(買ってないか)、その後の花畑のシーンとか。なんか花畑なんか特に意味も無い描写なのにすごく印象に残ってて、素直に「綺麗だなぁ…」とか思ってました。軍隊かぶれが出てきたあたりからはオレもあんまに好きにはなれませんが、最終的に元気だったやつ全員が観察用に捕らえていた元仲間に殺された(またはうつされた)場面には監督の皮肉たっぷりのメッセージを感じ取れ、形はなんであれ元仲間の無念を晴らすことが出来て少々観てるこっちも少々すっきりしました。 どうやら地元(ロンドン)に強いとうわさのダニー・ボイル監督。また次回作も楽しみにしてます☆8点(2004-08-07 22:39:54)《改行有》

79.  ボウリング・フォー・コロンバイン 《ネタバレ》 映画中で黒人に対する過剰ともいえる差別的報道がありましたが、オレはこの映画を観る前から最近の多くのメディアの姿勢には辟易していました。だってそうでしょう?本来は起こった物事を事実だけありのままに伝えるのがメディアに関わる人の仕事のはずなのに最近では彼らの仕事は、「出来うる限り大衆の興味をひくこと(ひいては視聴率を得ること)」表面的に彼らにとって「悪そう」な人物をことさら本当に悪人のように書き立てることによって書かれた人たちは居場所を無くします。ちょうどいい例が年金問題で一番最初に槍玉に挙げられた江角マキコさんです。ほとんどのメディアは彼女の事を「自分の年金の支払い状況を確認もせずにCMに出るなんて」と批判していました。そして後々になって実は年金支払い制度そのものに問題があり、国会議員でありながら実際に年金が未納になっていたという事実が出てくると、最初に江角さんの不注意を批判していたメディアは一転し、「国会議員も未納になっているこんな状況でこれでは江角さんも可哀想だ」と江角さんを弁護する側にまわった。結果江角さんに残ったのは一時の騒ぎの為の仕事を失った無念とやりきれない気持ちだったのではないだろうか。上に書いたようなとってつけたような擁護の一言のみで散々迷惑がかかった江角さんに特にその後のアフターケアは無しである。なんと無責任な報道であろうか。少々話がこの映画のメイントピックである銃問題から離れてしまったが、なぜここまでメディアに関して批判するのかというとこの映画を観て銃問題に限らず黒人問題にしてもメディアの存在が大きな要因となっていると感じたからである。私達が情報を得るツールは主に新聞、そしてTV。最近ではインターネット。しかしそれらの全てが上のような無責任報道に侵されています。そしてそれはいつも確証も無くただ一番疑わしいものを次々と糾弾していき、見ている人たちはそうなのかと思い込まされていきます。TVや新聞でしか情報を得られないのにそれが最初っから見てる人がこう思うようにと操作されて作られているなら私達はどうしたらいいのでしょう?大人は言います、「ニュースや新聞に毎日よく目を通しておきなさい」。しかしオレはそこにもう少し付け加えたい、「でも決してそれをありのままには信じないように」と。「あくまでそこで何が起こったかだけを見つめ、そこから自分なりの意見を持ってほしい」と。8点(2004-08-05 04:59:48)(良:1票)

80.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 題して「ロード・オブ・ザ・リング~サム、決死の奮闘記!~」 予想はしてたけどやっぱり「サム頑張った!」みたいなレビューが多いすね~。 逆に、観ていてフロド(=イライジャ・ウッド)のまぬけっぷりにはほんとにむずがゆい気持ちだった。あんなにサム(=ショーン・アスティン)がフロドを守るために頑張ってたのにあんな形で裏切られるなんて。フロドは食べ物や水までもらって、サムの方が絶対フロドよりもしんどかったはずなのに。3作分も引っ張った肝心の指輪捨てるシーンも、どんな風に捨てるんかと思いきや結局ゴラムとフロドがもつれあった拍子に落下。・・・いいのかそれで!!どうせなら指輪に誘惑されそうになりながらも毅然とした精神で自ら指輪を捨てるフロドを見せてほしかった。 なんか観ていてフロドが許せませんでした。けっこうオレの中でフロドが点を下げた感はありますね。 サムはほんとよく頑張った。今回一番称えてあげたいキャラです。化け物蜘蛛も1人で退けたし、指輪もしっかりとキープしてくれてたし、あーもうサム万歳!! 戦闘シーンの見せ場は前回よりちょっと減った感じ。レゴラス(=オーランド・ブルーム)の今回の見せ場も象をぶっ倒した時だけだった気がするし。戦闘でのお気に入りは死霊の軍団。強すぎだろ。 アラゴルン(=ヴィゴ・モーテンセン)も今回は比較的さっぱりした役になってた。戴冠式もそれほど目を引く事はなく。あ、でも戴冠式でフロド達ホビット4人が礼をした時に"My friends, you bow to no one."って言ってアラゴルンが礼をしたシーンはちょっと感動だった。 3作全てを観てみて、この大長編映画は観ていてその長い時間が全く苦になりませんでした。本来なら3時間とか映画観てる時間なんてむちゃくちゃしんどいはずなんだけど、やっぱおもしろいものってのは時間を忘れさせてくれるもんなんですね。 「ロード・オブ・ザ・リング」も完結して、次はピーター・ジャクソンがどんな映画を繰り出してくれるか期待して待ってます。(でも大作映画を作った監督って大概次の映画は息抜き的なものを作るそうですけど、苦笑)8点(2004-08-04 15:40:49)《改行有》

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