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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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61.  スティーブン・キング/ランゴリアーズ<TVM> 《ネタバレ》 これですねぇ、自分が高校生の時に前編までしか観てなかったんですよ。というのも、さあ後編を観ようかとビデオを入れたらなんとテープが噛みはじめて再生不能に(泣)。前編までがめちゃくちゃ面白かっただけに涙を飲んだわけですが、4年を経てついに最近よく行く別のレンタル屋さんで発見しました!そして観たわけですが、もうキングワールド全開っすね!!なんか子供に対する戒め的な要素を含む映画がキングには多いように感じますが、これもオレの中でそのカテゴリーに入りました。クレイグ・トゥーミーさん(←あのきもい会社人)は確かに迫真の演技なのですがあそこまで行くと迫真を通り越して不気味・・。しかし!そんな不安は隠れデビッド・モースファンのオレには全く関係ありませんでした!!もう、なんでデビッド・モースってあんな良い味出てるんだろう。ほとんどの映画で彼が端役に甘んじている理由がわからない。もっと前面に出して良いキャラだと思うんだがなぁ。肝心のランゴリアーズ、ほんとに少ししか出てこなくてちょっとがっかりでした。しかしあの神がかった少女は一体・・。まあ盲目キャラの定番の能力としてその他の感覚が鋭いのは許せても、クレイグとテレパシー通信はさすがにどうかと。まあそういうのが逆に楽しかったんすけどね☆ハリウッドも呪怨とかリングとかリメイクするより前にこういうのをCGとかでリメイクして欲しいもんだ。そう感じました。7点(2004-12-10 20:51:18)

62.  ジョー・ブラックをよろしく 《ネタバレ》 3時間の映画って言うと長すぎて観ていて疲れるという印象がありますが、この映画はそんな先入観を気にさせないほど素晴らしく、充分3時間の価値があります。まずアンソニー・ホプキンス。娘たちを心から愛している厳格で堂々とした父親の姿からは、とても「羊達の~」から「レッドドラゴン」まで3作をレクター博士として演じてきた人間と同じとは思えませんでした。「アトランティスの心」の時は不思議なおじさんて感じでしたし、一体彼はどれほどの引き出しがあるのか。オレが本当に大好きな俳優の一人です。 常に話の中心に来る死神は現世について何も知らないせいか、取る行動の一つひとつが興味深く、時には子供のようだったり時にはすごいハンサム君だったりして、見ていてなにか和やかな気分になれました。この死神は最初はただのわがまま小僧も同然です。でも次第に人の情を覚えていき、好きだからと言って連れていってはいけない人もいるということも理解して、最後にはとても人間的でした。 ここに書こうと思ってから言葉に詰まるというか、観ている最中はすっごい感動したのにいざそれを言葉に表そうと思うとその言葉が出ない。本当に良い映画ってそういうものなんだろうなと思います。この映画も、ビル(=アンソニー・ホプキンス)とジョー(=ブラッド・ピット)の奇妙な関係がとてもよく描かれていたのには間違いないのですが、そういった感動はほんとうに心の奥のほうで感じているのでうまく言葉に出来なくて、それがすごくもどかしくて悔しいです。また、この映画を観て同じ印象を受けてくれる人がいたら一度話などしてみたいです。9点(2004-11-15 21:08:09)(良:1票) 《改行有》

63.  ミッション:インポッシブル 《ネタバレ》 観る前の期待と比べたらいささか裏切られた感じかな。あと観てたテレビが悪かったのか橋の上でハントの仲間が殺されていくときの画面が暗すぎてなにが起こってるのかさっぱりわかりませんでした。しかしこの映画にジャン・レノが出ていたとは・・びっくりでした。やっぱジャン・レノってどの映画でも大抵ぶっきらぼうなワルって感じですね。ヘリを飛ばしたままトンネルに入れるとは・・・。有名な音楽と宙吊りシーンを除けば特に良かったとこってのはないっすね。普通にあるスリルアクション映画程度にしか感じられませんでした。平凡なアクション映画に、当時にしては斬新だった宙吊りシーンと有名なテーマにそれぞれ1点ずつ入れて、計7点にしときます。5点(2004-11-10 18:03:11)

64.  裸のマハ 《ネタバレ》 杉本彩とデヴィ夫人を足して2で割ったかのような色欲魔がでしゃばりすぎてすっごい気持ち悪かったです。色ボケのおばはんが権力に乗じて欲に走る姿ってほんと醜い・・・。 話の内容も、向こうの歴史・文化について知識がないからだろうがそれを理解するために頭を回転させることに必死になっていまい、自然体で観れなかったのですごく疲れました。地元スペインの人達なら最初っからある程度どういう話って下地があるから大丈夫なんでしょね。 たぶんペネロペ・クルスが出てるからって理由でこの映画を世界に進出させたんだろうけど、それならもうちょっとそこの文化の人以外にも理解できるようにして欲しかった。1回観ただけではちとつらい。。。3点(2004-11-08 09:20:45)《改行有》

65.  バッドボーイズ(1995) 《ネタバレ》 設定だけなら洋画版「あぶない刑事」って感じですごいおもしろそうやと思ったんだが、 実際はなんかマーク(=ウィル・スミス)とマーカス(=マーティン・ローレンス)が終始ののしりあいしてばっかりでそれに時間が取られ話の進みが悪いのがすっごい気になりました。 日本語吹き替え版はどうだか知りませんが、英語音声版ははっきり言って主役二人がギャーギャー騒いでるだけでなんか観てて疲れました。 せっかくの映画タイムにうるさい口ゲンカを聞かされつづけただけですっごい時間を無駄にした気がしました。 まあ銃撃戦ですっきりできる気分ならもっと良い印象だったんでしょうね。 4点(2004-10-26 21:12:42)《改行有》

66.  サイコ(1998) 《ネタバレ》 これが初めての"サイコ"デビューとなるオレにはサスペンスとして充分楽しめるものでした。 特に良いと思ったのはやはり音楽。上司に見つかったときとか警官に追われてるときとかに流れる音楽がすっごい頭の中に刻まれました。惨殺シーンの音楽も同じです。 この映画で目を引くのはやはりこの音楽と、この映画が出た当時('60)としてはショッキングな殺害シーン、それと犯人の正体ですね。いやあ良い意味でうまく騙されました。ノーマン(=ヴィンス・ボーン)が一人で二人分の会話してるときの映像なんかも撮ってくれたら嬉しかったんですが(笑) それと、これはもうどうしようもなかったのですが、今の世代に生きるものの一人としてヴィゴ・モーテンセンの登場にはさすがにたまげました。冒頭いきなりのベッドシーンでまさかまさかとは思ったのですが。「ダイヤルM」にも出てた気がするし、彼はリメイクものに出るのが好きなんですかね?? アン・ヘッシュ、個人的には大嫌いです。女優としてあの際立たないキャラはどうなんでしょう?殺されるシーンだけは好演でした。多分ガス・ヴァン・サントもそれだけのためにキャスティングしたのでは・・・。6点(2004-10-16 17:00:40)《改行有》

67.  恋におちたシェイクスピア 《ネタバレ》 多くのヒョロヒョロナヨナヨとした男達がひしめく中、唯一存在感が感じられたのがベン・アフレックだった。ウィル(=ジョセフ・ファインズ)がいくら長い時間スクリーンに映っていても口がうまいだけのナンパ男にしか見えなかった。シェイクスピアにはもっと作家っぽい人を持ってきて欲しかった。シュイクスピアに頼りなさを感じてしまってる中、助け舟を出してくれたのは女性陣の好演だった。それぞれがよく役柄にマッチしてたと思います。グフィネス・パルトロウは良家のお嬢様の雰囲気めちゃくちゃ出てたし、そのメイド役のおばちゃんもピッタシでした。エリザベスも、あのただの太ったおばちゃんにしか見えない人が妙に役柄にあってるような気がして、同時に笑えました(笑)。本物は実際どんなもんだったんでしょうね? ラストはなんかやるせない感じでしたね。あのインケンで嫉妬深いにいちゃんとの結婚は免れたものの、結局ウィルとも一緒になれない・・・。嬉しくもあり、悲しくもある複雑な心情で終わりを迎えてしまった気分です。 DVDのほうで未公開シーンの中に別エンディングってのがあったんですが、恋愛の代わりに男の友情を見せてくれて、それはそれでけっこう気に入りました。オレ的にはこっちのほうが◎。 6点(2004-10-16 16:33:25)《改行有》

68.  マスク・オブ・ゾロ 《ネタバレ》 正に西洋の侍達がここに!! 観てて時間がすぐに経っていく映画でした。 「おおっ、もう30分・・・おおっともう1時間40分も・・・あっ、終わった。」ぐらい早く感じました(笑)。 各所各所にいっぱいある西洋風剣術アクション、大好きです!洋画ってアクションっていったら銃乱射ものが多いからあんま洋画のアクションって好きじゃなかったんですけど、これを観て「こういうのなら良いな」って考えが少し改まりました。 「動くアンソニー・ホプキンス」はオレも初体験です(笑)。 しかしその貫禄は少しも衰えることなく、ひしひしと画面を見てるオレにも伝わってきました。 個人的にはディエゴ(=アンソニー・ホプキンス)が主役感がどうしても拭えません。やっぱ元々ホプキンスファンだし、この映画においてもその存在感が圧倒的に違ったからです。 アレハンドロ(=アントニオ・バンデラス)は画面が変わったりするとまた見つけるまでに時々てこずるんですが、ホプキンスはすぐにわかるんですよね(笑)。 所々笑いどころもあったりするし、観た後心からすっきりしました☆ レンタルビデオ屋で適当に手に取ったもので満足したのは久しぶりです(笑)9点(2004-10-13 00:43:14)《改行有》

69.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 アーニー(=レオナルド・ディカプリオ)をお風呂に入れたままにしてしまったギルバート(=ジョニー・デップ)を家族全員で非難するシーンとアーニーを殴って家を出て翌日のアーニーの誕生日に帰ってきたギルバートがボロクソ言われるシーンに正直腹が立ちました。 「こいつら全然ギルバートのありがたみをわかってねえ。」って思いました。ギルバート以外の家族は特にアーニーの面倒なんかほとんど見ないのに、そういう時だけ好き放題言う身勝手さがとても見苦しかったです。できればグレイプ家の両姉妹に何か天罰みたいなのが下って欲しかった。と、それぐらい無心に家族に尽くすギルバートに強く感銘を受けました。 絶対見てるほど簡単なものじゃないですよ、あそこまで太ってしまった母親と精神障害の弟の面倒を見るのは。 ギルバートぐらい家族に尽くしながら暮らしている若者がもし自分の家のそばに住んでいたら絶対「大変ねえ」って言われてると思う。現にまともに世話をしていたのはあの家ではギルバートのみ。もっと評価してあげて欲しかった。 ベッキー(=ジュリエット・ルイス)はそんなギルバートに「道」を示してあげる役割だったんだろう。まさにアーニーと一緒にトレーラーを待つあの道のように、先を示すものとして。 それにしてもこの時点で完全に「子役」のディカプリオとその2年後の「バスケットボール・ダイアリーズ」でのディカプリオの姿はやはりというか完全に別モノですね。たまげました。デップは今と違ってひげとかなくて妙に端正な顔立ちだし。一昔前の映画ってこういう俳優の変化を見るのが楽しいです☆8点(2004-09-23 22:49:04)《改行有》

70.  デンジャラス・マインド/卒業の日まで 《ネタバレ》 自分も大学で教職を取っているので、ああいった対応をしてくる生徒たちの注意を引き付けるのがどれだけ難しいかはよくわかります。 でもこの映画には携帯電話がなくて、代わりに生徒に活力があるだけうらやましいなぁとも思いました。日本の場合の問題クラスでは生徒の関心は教室の中にすら無いことが多いですからね。携帯でだれかとメールしてたり、しゃべってたり。それに比べれば、これはこの映画はまだ生徒が教室で部屋の中の友達とおしゃべりをしてるってだけで、まだマシな感じがします。 作中の生徒たちは先生を好き放題からかうし、前任の先生に至ってはあまりのつらさにやめさせてしまうという、お世辞にもいい生徒とは言えません。しかし、ルアン(=ミシェル・ファイファー)はそうやって先生をからかう生徒たちの活力を、生徒達の興味のあるもの(空手やゲーム方式の授業)を通して詩を勉強するという方向に向けさせました。 これが実話というのがまたすごくて、現実にもしあんなクラスが日本にあればあんな風に対応できる先生はいないんじゃないでしょうか。まあ日本の場合、例え生徒のためでも作中にあったような授業をすれば上司やPTAからそれこそ嫌ってぐらい苦情がきてすぐに辞めさせられるんでしょうね。 教育者だからこそ、生徒にとって何が必要なものかよく考えてほしいものだと、本当にこの映画を観て思いました。必死の思いで駆け込んできた生徒をノックしなかったからと追い出すようなのは論外です。 作中では、比較的簡単に生徒の関心を得られたように見えましたが、実際はあんなもんじゃないはずです。生徒がうまく答えられたときにキャンディバーをあげるってだけのアイディアでも相当考え抜いたはずです。色んな本も読んだろうし、そういったルアンの努力がよく見える作品だと思いました。 この映画はもし教職を取る、又は取ってるという人には是非みてもらいたいものです。8点(2004-09-22 13:05:57)《改行有》

71.  初恋のきた道 《ネタバレ》 恋ってああいうものなんでしょうね。 好きな相手のために早起きして弁当を作って、ちょっとでも近くに行きたくてわざわざ遠いほうの井戸に水を汲みに行ったり。誰にでも少なからずこういう経験があるんじゃないでしょうか。好きな人に会えるようにその人に会えそうな時間に家を出たり、会えそうな所に行ったり。 最近のチャン・ツィイーは「HERO」や「LOVERS」みたいな超人的なキャラをこなしてるのが目立ちますが、オレは個人的にこういう誰でも共感できる女性を演じてる普通のチャン・ツィイーのほうが観ててとても輝いて見えます。 映画の中でディ(=チャン・ツィイー)がとってた行動ってたぶん周りの人たちからしてみれば理解できないし、特に家族にしてみればもうやめときなさいってものだったと思うんだけど、当の本人にしてみればどうしても必要なことだったんだろうと思います。 ここのところの映画っていうのは、必ずって言うぐらい普通ではありえないストーリーか 人物が出てくるもんですが、この映画にはそんな超常的なものは一切無くて、だから 感動することが出来ました。 これからの映画も、そんな無理にストーリーとかを派手に演出しない、もっと素朴な映画が出来てくれたらなと思いました。9点(2004-09-20 23:08:50)《改行有》

72.  ドラゴンハート 《ネタバレ》 オレとしてはアイノン王子(=デビッド・シューリス)を殺す為にドレイコを犠牲にさせたことに納得いかない。そんなラストにするんやったらいっそボーエン(=デニス・クエイド)に「不死身でもどうしようもなくなるぐらい全身をバラバラにしてやるぜ」ぐらいのことをやらせてほしかった。 やはりこのラストに納得いかないのはアイノンに直接鉄槌を下せなかったからという事もあるんだろう。ドレイコの命の代償にアイノンの命ってのはやっぱつりあわん。 しかしこの王子、最初っから最後まで見るに堪えん。悪すぎて。 映像としてはこの時期のものとしては格段に良いですね。無論ドレイコのCGのみでなく、部分部分ではロード・オブ・ザ・リング並みの背景が出てきたりして、観ていてとても気持ちよかったすね☆戦闘シーンも楽しめるものがあったし上々の出来だったと思います。 が、やはりドレイコの死には納得できずマイナス1点の、合計6点ということで。 6点(2004-08-18 09:47:32)《改行有》

73.  シュリ 《ネタバレ》 どうしてもアジア映画特有のあの血生臭さが受け入れられなかったけど、でもかなり楽しめた。 なんかこれを観る前はいわゆる「ヨン様効果」で韓国映画を観てると思われたくなくて韓国ものはめっちゃ避けてたんやけど、確かにはまるだけのものはあった。 世間で言われてるようにおかしい点もいくつかあったけど。 囲まれてたはずの女スナイパーがいつのまにか逃げおおせてたりしてるし。 ストーリーもけっこうありがちだったんだけどなぁ、なんであんなによかったんだろう。 やっぱり俳優に魅力があったからかな。北朝鮮第8師団のボスみたいな人とかめっちゃ印象に残ってるもんなぁ。 これからはそう毛嫌いせずに韓国映画も色々観てみようか。まだ「冬ソナ」は観る気になれんが。日本映画以上であることは確かだ。 8点(2004-08-17 03:01:07)《改行有》

74.  ダイヤルM 《ネタバレ》 ちょっと規模のでかい痴話げんかってところだろうか。 なんか三人が三人とも大した理由も持たずに下らん理由で殺人まで犯そうとするのが全然理解できなかった。 ラヴコメディとか見てたら自分の嫁さんと他の男が不倫してたなんてよくある話やしね。そういうのに見慣れてしまったせいか、不倫が発覚した時点で妻殺害を思いつくスティーブン(=マイケル・ダグラス)の考えが全く理解できない。嫁さんのエミリー(=グフィネス・パルトロウ)もなんか考え方に一貫性が無く、スティーブンを部屋で待ち伏せとかしてるわりにすぐにスティーブンに説得されてしまうあたり、なんか見ごたえが無かった。 DVDで別エンディングの方も観たんですが、まあどっちでも大したこたないなと。スティーブンを怪しんでたモー探偵との探り合戦とかあったらもうちょっと楽しめたかも。 唯一のこの映画の見所といえばデイヴィッド(=ヴィゴ・モーテンセン)の絵画でしょうか。なんとこれ、デイヴィッド役のヴィゴ・モーテンセンが実際に描いた絵を使ってたそうです。食事をすっぽかされた時のエミリーの絵への殴り描きは圧巻でしたね。「怒り」がおもいっきり表現されてました。 ロード・オブ・ザ・リングを観た後に「うわ!ヴィゴ・モーテンセン出てる!!」って思って借りてしまったけど失敗だったかな。3点(2004-08-09 13:23:23)《改行有》

75.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》 面白かった感はあったんだけど、何が面白かったと聞かれるとうまく言葉に出来ない。 レスタト(=トム・クルーズ)は結局人間をどんな風に見てたんだろう。一見すると食料としか見てないように見えるけどそれだとルイ(=ブラッド・ピット)を仲間にしたという理由が説明できない…。う~ん。 てかおまえは不死身かレスタト。でも今まで馬鹿にしてたねずみ食いを生き残る為とはいえレスタトもやってしまったことにとても皮肉を感じましたね。 話のスタイルとしては「スパイ・ゲーム」と同じ、冒頭すぐに回想シーンが始まりそれに終始する映画なんですけどこっちはきちんと映画としても楽しめた。インタビューって言う独特の雰囲気もうまく話をナレーション調にすることができてよかった。 個人的にはヴァンパイアのあの卓越した身体能力を使ったアクションシーンとかあったらもっと評価高かったんすけどね。 7点(2004-08-08 20:51:02)《改行有》

76.  パッチ・アダムス 《ネタバレ》 こういう映画って脇役の何気ないセリフがすごいいいんです。 この映画ではパッチ(=ロビン・ウィリアムズ)が病室で騒いでるのに気づいたナースの一人が「あの病室、ちょっと見てきたほうがいいでしょうか?」って婦長らしき人に尋ねた時に婦長が「なんでもないわ」って言ってパッチのやってることを温かく見守ってくれるシーンで、この婦長役の人にすごく感動しました。あまり大勢の人が感動するシーンではないんだろうけど、ああいう密かな理解者の存在がいてくれるのを見ると、「ああ、いいなあ」って思えるんです。 ただ唯一気に入らなかったのは授業中に友人のトゥルーマンにやたらと話し掛けたりしてた事ですかね。確かに作中でパッチが言ったように大事なのは人同士の密接な関係と癒し癒されるという相互に影響されるという事も大事なのでしょう。しかし、授業中に教授の話を真剣に聞いてる人もいる中でぺちゃくちゃとしゃべられるのは不愉快であり、その辺の礼儀はわきまえないといけないのではないだろうか。 あと個人的には、パッチが自分の意見が一様に正しいみたいに語っていたのもなんだか・・・。だって医者だろうとなんだろうと色々な人間がいてあたりまえの中で「みんなユーモアを持て」というのは少し納得いかない。オレならパッチみたいな人間しかいない病院にはむしろ行きたくない。静かに過ごしたい患者さんも当然いるだろう。オレもそんな人間の一人だ。 そういうわけで彼の医療活動には少々同意し難い点も多々ある。が、それは彼の医療的振る舞い、態度に関する批判であり、彼の医療に対する精神には感動できる。 現行の医療制度には適応できない、言い換えればそこには収まりきらない多くの患者達を無償で受け入れるという行為はなかなかできないだろう。オレは、この部分がいわゆる「実話」だったことをとても高く評価したいと思う。 ストーリーだけならまずまずということで6点にしようかと思っていたが上記の理由から1点プラスの7点にしたい。7点(2004-08-06 03:56:46)《改行有》

77.  スリー・キングス 《ネタバレ》 すごく自分勝手な人間達を見せられた映画でした。自分達が金塊を取りに行ったときはそこにいる人の事なんか邪魔者扱いしてたくせに、なんでフセインの兵が略奪しようとした時にはいかにも自分らは正義みたいな感じで人々を守ろうとするんだろう? ちょっと前まで自分達もそれと同じ事をしてたくせに。人を脅して金塊強奪して。あんなことで自分達を正当化できたつもりでしょうか。オレの目には、都合のいいアメリカを中心に描かれた映画としか映りませんでした。言ってみるなら、地震などの天才の最中に火事場泥棒しに行った犯人が自分達が泥棒してる事には何にも罪悪感を感じないくせに他の人が同じ事をしてるのを見ていらついてるようなもの。自分達だけ正当化しようとしてすごく矛盾してる。 あと、何がしたかったのかわからないのが銃弾が体にめり込むCG。あんなことをリアルに描いてどうしたかったのか。全く必要が無いし、意味がわからん。リアルに描くならもっと描くものを選んで欲しい。 最後に、タイトルの"Three Kings"。誰がKingやっつーの? 歴史に残るダメ映画です。1点(2004-06-26 13:14:45)《改行有》

78.  ウォーターワールド 《ネタバレ》 ちょっとだけ設定がずさんかなとは思った。中盤でヘレンがエノラが見たものを全部絵に描いてしまうのを見て、エノラのことを「鏡みたいな子よ」って言ってるのに、後の方でマリナー(ケビン・コスナー)に対して「あなたが持ってたあの光るものは何よ!?」って聞いてんですよ。・・・それが鏡だよ!!・・ってつっこんじゃいました。あと、エノラがさらわれた後に2人がいちゃついてたのがちとひどいかなと思った。でもまあそれ以外はとても楽しめました☆映画が始まった時に、あのユニバーサルのロゴがだんだん海に覆われて陸地が減っていくのとかがとても興味深い演出でした。その後マリナーが出てきて、ろ過した小便を飲んだのはけっこう衝撃的でしたけどね(苦笑)。海に沈んだ都市もとても味が出ていてよかった。その沈んだ都市と、スモーカーズを倒した後にドライランドに向かう気球のシーン二つが思いっきりオレにラピュタを思い出させてくれました。それがなんか感動してめっちゃジーーーンときました。これ観たのは2回目ですけど、やっぱ2回ぐらい観てみた方が色々こまかいところに気がつけてとてもおもしろいです!8点(2004-05-10 02:23:35)(良:1票)

79.  ライオン・キング(1994) 《ネタバレ》 シンバが大人になってもいまいち弱々しい感じで、見ていてもどかしさがあった。「おまえはよスカー倒しにいけや!!」とかずっと思ってました。でも、ジブリとディズニーのアニメで圧倒的に違うのは、ジブリでは悪者が存在してもそれはいつも人間で、自然に生きる動物や植物はとても大事に扱われていて、常に現代の世界になんらかのメッセージを送ってくれているという事である。ディズニーではこの「ライオン・キング」のハイエナのように、先入観で勝手に自然のものを悪者のように描写している。実際生活ではハイエナだって食べなければ生きていけないわけだし、それを悪者扱いするのはどうかと思う。イボイノシシがいい味出してたかな。でもそれぐらい。6点(2004-05-03 21:30:14)

80.  アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 やっぱり医者は金持ちなのか!?思いつきで行動してるわりになんでああ財布からポンポン金が出て来るんだ? 一晩で日本円にして7~8万円は使ってるぞおい。 今日久しぶりに観たのでレビューしてみる事にしました。 何回か観たせいかけっこう理解は出来てきた。 ビクター(シドニー・ポラック)の説明によれば、あの奇怪な仮面パーティはウィリアム(トム・クルーズ)が考えてるような簡単に人を殺すような集まりではなく、実際にはパーティ後家に連れ帰っただけでその後マンディーは自分でドラッグ中毒で死んだと。 ま、結論づけるならあのパーティは悪趣味な色んな世界の要人の集まりで、脅しとかは全部ただのハッタリだったと。それなりにはあの脅しも本気だったんだろうけどたぶん殺しってのはマジでハッタリだったんだろう。いくら偉い人でも今の時代ひと1人いなくなればえらいでっかい問題になるんだから。最近のイラク日本人人質事件でそれはわかると思うんだけど。しかもウィリアムのように医者として社会に個を確立してる人間ならなおさら無理だろう。そのへんうろついてる浮浪者ならまだしもね。 でも音楽はやっぱ味が出てますね。ピアノのキー1つずつゆっくり叩いてるだけなんだけど印象には残った。音楽は文句なく評価したい。4点(2004-04-26 22:50:52)《改行有》

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