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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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61.  Shall we ダンス?(1995) 《ネタバレ》  この映画の中にも子供がこぼしていた言葉、日本人なのに社交ダンス? やってた私も思いましたもの。ここがイギリスならって、自分が日本人でなければいいって。 でもそういうことは趣味がたまたま英国発祥の娯楽であって、 もし自分が英国人で日本のたとえば歌舞伎とかに夢中になったとしたら? 同じようなもんです。どこに生まれても住んでもないものねだりで・・ なりきりたくて踊ってる当人たちは夢を見ますが、回り特に世界を知らない人は異質に思います。 この社交ダンスとやらはめちゃくちゃお金がかかる娯楽であります。 入会金やチケットなどはもちろん、コンテストやパーティ発表会などには、 衣装がいるのですがその衣装もレンタルできません。 当時の私はこの主人公と同じように汽車(うちは田舎、映画では電車)で教室に通ってました。 仕事が終わるとふたつの教室をかけもちで習いに行き、小遣いのほとんどは教習料と衣装代に。 はじめて教室に行ったときのことや、窓から見えるビルの教室、レッスン風景、コンテスト・・ お金が続かなくてやめてしまった社交ダンス。 教室に行きだすともう踊りが違うのでセンターとかでやってるパーティに行けない・・ でももう姿勢も元に戻ってしまい、別に大会に出るわけでもなくどう踊ったってかまわない。 年をとって(想像でいえば70代くらいが素敵)夫婦で踊るのっていいなぁと思う。 すごくロマンチックだしね。体と頭を使うのでボケ防止にもなるだろうし健康にいい。 考えながら相手と合わせ数分間に酔う。とても素敵な贅沢ですね。 この主人公は自分を知ってて趣味の範囲で夢をこっそり楽しむ。 そしてもうひとりの主人公のプロダンサーは、 初心に帰ってまた自分の夢を求めて踊り続ける。 何かに夢中になることは結果がどうあれ時がたてばかけがえのない宝ものになる。 教室の窓を見上げる主人公が憧れから始めた世界でも、 いつのまにかプライドが芽生えそしてそれが挫折となるのです。 ほろ苦い現実ですが、教室の仲間がとても素敵ですよね。 挫折してもまた趣味の延長で続ければいいんですよね。 [ビデオ(吹替)] 8点(2005-05-07 07:31:10)《改行有》

62.  レナードの朝 一番苦手なジャンルの映画です。 ロバート・デニーロの演技が特に・・ ここまでやると役者が演技してると見てしまい、 何の共感も感動もなかったのです。 病人の末までをビデオに残すというのはわりとあるのですが、 どうしても演技していると見えてしまうのは、 脚本だけではない気がするんだけど・・ [ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 02:16:41)《改行有》

63.  レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い ブラピだけで見たのですが、長かったなぁと感じさせるのは、 大河ドラマ系の作りだからでしょうか・・ 俳優陣は豪華でした。映像もきれいだった。 でもあんまり印象がないのです。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 02:15:42)《改行有》

64.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》  ホラーの要素も入っていますので、 少したいくつしたときにいかがでしょうか。 はまる人ははまるという特定なファン向けの種類の作品を、 ここまで一般受けするように演出したのは成功。 ところでこの作品の見所は、 一番観やすいのがインタビュー役のスレーターの目で観る。 彼が観客役をしてもいるのでわかりやすいのです。 そして次がクルーズの役の目。 こちらは演技のしがいもあるおいしい役でもあり、 征服欲を下地にとにかくブラピに対する愛(きもいけど)で観ればいい。 ・・最初この図式が受け付けなかったのですが、 ここを理解すれば同性愛を超えて哲学的な人間の生死まで考えられる。 次に理解したいのがダンストの目で観ること。 理解しやすそうに見えて実はややこしい。 私は久々に観てやっとわかりましたから。 命を奪ったのはブラピでさらに仲間に引き入れたのがトム・・ ところがダンストはブラピを憎めない。 なぜなんだろうか。 彼に人間を感じたことと彼女の血にはトムの血も入っている。 つまりはそこを考えるとかなりヤバイ映画になってしまう。 自分の中に嫌いな男がいてその血は誰を愛しているのか怖い(難解) さてバンデラスの目といえば出番は少ないけれど、 こういう背景のルーツと未来がそこにあるので重要。 バンテラスを理解できれば一番難解なブラピの役も理解できる。 人間として命を終えたかったブラピは永遠の命を与えられる。 欲しくないのに与えられた永遠の命という矛盾は、 まさに悩める人間の苦悩とダンストとブラピの役は一致します。 バンデラスは時代を謳歌しながらも人間性を保ちたかった。 確率的に時代に流されながらも人間を捨てられないブラピは稀でした。 取りように見ればかなり難解な(どうにもならないことが)テーマを、 娯楽だけに走らず映画化できた作品だと思いました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-03 02:12:55)《改行有》

65.  恋におちたシェイクスピア 根本的に中世&ミュージカルが苦手な私には合いませんでした。 ミュージカルもファンタジーものとか冒険モノとかならいいけど、 モロ史劇です。 前に現代版ロメオとジュリエット見たのだけど、 ディカプリオが見たくてではなくクレア・ディンズ見たくて。 シェイクスピアは合わないみたい。 置いていかれてしまうのです・・ [ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 02:08:34)《改行有》

66.  恋のためらい/フランキー&ジョニー アル・パチーノが見たくて見たのですが、大失敗。 非常に現実的で所帯じみている。 映画でそんなものは見たくないなと思いました。 アパートはいい感じでしたが・・ まだこういう恋愛はわからないです。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 02:07:28)《改行有》

67.  ジュマンジ サイコロ転がしゃタイムスリップ~! 面白い!でも終わると忘れてる・・そんなコメディ。 大画面で見たほうがいいですね。 でないと紙芝居の中で動物が暴れてるみたいなエポックさがしょぼい。 テレビで見てもあんまり面白くはないだろうな・・ ロビン・ウィリアムズは、子供といるのがよく似合う俳優。 [DVD(字幕)] 4点(2005-04-03 02:05:14)《改行有》

68.  エリザベス 《ネタバレ》 演出が派手でテンポもよくて全然たいくつしなかった。 前半は説明不足でいきなり怖そうな場面からだし、 出てくる人はエリザベス役のケイト嬢以外ほとんど濃い顔で、 誰が誰か見分けがつかず名前も覚えられない。 ロードオブザリング見てたときと同じ状態でした。 幸いなことに「恋に落ちたシェイクスピア」のジョセフ・ファインズは、 濃い中でもよく覚えていたし陰謀や策略、寝返りなども この種類の映画としてはわかりやすくてよい。 絶対何があっても大画面だ!ということで、大画面で見ました。 エリザベスが女王に君臨するまでのことなのですが、 いやぁケイト・ブランシェットかっこいい! 一生独身で結婚せずしかも一番好きな男を妾としてそばに置く。 「私は結婚しました、イングランドと」 人間のレベルが違う。一人の女としてはなんて哀しい、 でも合理的で束縛もされずしかもなんて勇気のある生き方なんだろうか。 所詮一般庶民の私にはわかりませんが、共感してしまいました。 周りや世間に合わせて自分の人生を決める・・ その逆を行ってるのですが、ただし好きな男はそばに置く。 これはできないですよねぇ。まあ一般庶民には・・ バージンクィーン、一生独身、40年もの黄金時代を築く・・ このドラマを映画で魅せたのもすごいが、演じきったケイト嬢も似合いすぎてる。 ジョセフ・ファインズはというより、個人的には兄のレイフ・ファインズの方が 好みなのでした。(ホントに兄弟か!?)他がみんな濃いのでジョセフの濃さは めだたなかったなぁ(笑) リチャード・アッテンボローはガンジーの監督さんだったと思うけど、 もう立派な役者でもアカデミーを狙える人ですね。 そういやぁ、ジュラシックパークにも出てたっけ・・ ジェフリー・ラッシュはやっぱりうまいです。賢そうでうさんくさくて、 何を考えてるかわからない役をやらせたらほんとにうまい。 欲を言えばもっと華やかな場面がほしかった。 舞踏会やパーティなどもあったのですが、色の使い方がうるさい。 対して洞窟のようなお城の中の暗さやホラーっぽい演出はよい。 カメラがちょっと懲りすぎた感もありましたが・・ (逆さカメラはエイリアン3だけにして) 最後の方なんかまるで「ゴッドファーザー」ですよ。 見ごたえありました。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-03 02:01:53)《改行有》

69.  マディソン郡の橋 ずいぶんと話題となった記憶にある映画ですが、私にはまるで合いませんでした。 たぶん原作がよかったのでしょう。脚本はいいと思います。 でもこのロマンスをメリル・ストリーブとイーストウッドにしなくても・・ 違う意味で衝撃でした。ファンの方には申し訳ないのですが・・ お話はよかったので、映像化しないほうがよかったのではと。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 01:53:21)《改行有》

70.  レオン(1994) ゲイリー・オールドマン、好きなんですよ。 でも彼はこのての役ばかりのような・・ といきなり悪役から入りましたが、本当はこの作品の主人公は、 オールドマンでもジャン・レノでもなく、ナタリー・ポートマン! 役回りと中性的なかわいさでは、「ターミネーター2」の、 エドワード・ファーロングといい勝負の子役。 今では立派なレディですが、 このポートマンは少女のような少年のような、 そしてどこか東洋人っぽい雰囲気でいいんですよ。 この作品のファッションも好きですね。 この映画はアクションも楽しめる娯楽作であり、 しかもラストにはファンタジーのようなかわいらしい優しさもある。 見終わったあとちょっと切ない少年漫画を読み終えたみたいに。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-03 01:51:27)《改行有》

71.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 アカデミーのノミネート常連アル・パチーノが、やっと手にしたオスカー像。 私は摩天楼のほうが、作品的には好きなんですが、 でも賞となるとやはりこちらでしょうか。 初オスカーということもあり満点をつけます! ほんとにほんとは・・「ゴッドファーザー」シリーズであげてほしかった。 たぶん運がなかったのでしょう。 そしてこの作品で贈らないといつって感じで。 日本語の副題に「夢の香り」とありますが、それが気になって・・ 「フォレストガンプ 一期一会」などはそのまま出会いと別れの感動として、 「グットウィルハンティング 旅立ち」これもそのまま受け取れますね。 副題で非常にわかりやすいと見ていたのですが・・ さて、「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」これはどうだろうか。 私は意外だと思ってしまった。題を知らずに夜中に見てたので。 盲目の元軍人が人生を自分を取り戻す感動のストーリーだと。 ラスト近くでは見事なスピーチまで披露します。 ところがあとで気づいた「夢の香り」・・ そうか!これは年をとっても女性を愛することを忘れない男の物語なのか・・ ということで、意外に思ったわけでした。 中半がグットウィルハンティングのような展開になるので、 パチーノが自分を取り戻そうとしてるそのあまりに激しい演技につられ、 わけのわからないのに泣いてしまいました。 そのうえに、盲人が道に飛び出すわ車を運転するわで、 とにかく勢いにつられ感動させられてしまった・・ すごい役者ですね。濃い演技はあまり好きじゃないんですが、 パチーノの場合は素からそんな感じに見えて、わざとらしく感じない。 ・・きっと普通でも熱いのではないかと思うくらい。 とにかく若いころから目が違ってた。取り付かれたような目。 盲人役は本当にぴったりでした。見ていて本当に盲人に見えるのです。 瞬きしないで黒目も動かさずに・・ 同情、共感、でもうっとうしいがんこ者。 見ていて暑苦しい、でも真剣で哀しい。なぜそこまですると。 それがわかったとき、一人の男として人間として存在していた。 こういう演技をされると、同情というある意味の差別意識が恥ずかしいです。 ふたつの目が見えるうちにこの作品を見られることをオススメします。 また落ち込んだときには、勇気ももらえますよ。 [ビデオ(字幕)] 10点(2005-04-03 01:49:37)(良:2票) 《改行有》

72.  セブン・イヤーズ・イン・チベット 壮大な作品です。 私としてはこのブラピは気に入っているのですが、 作品自体は苦手です。 すごく真面目で伝わっては来るものの、 これを映画化して果たして・・?と思ってしまいます。 終わったあと、固い映画を観たなあ~という印象しか残らない。 ブラピがまだ若すぎたということもあるけど、 重さもあまり伝わってこないなあ・・ 今ならどうかとも思うけど、やはりこのころでは 冒険家のパパ役は合ってないなあ。 どうしても、うわぁきれいな金髪の青年だと見てしまう。 まあ途中でえらく汚い登山家にはなるのだけど、 ドラマの展開が速く無理がありました。 親子の愛情より、男同士の友情の方がよく描けていましたが・・ [ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-03 01:47:11)《改行有》

73.  セブン 《ネタバレ》  この「セブン」はまるでニュース映像のようにリアルで、 じめじめしてて客観的で気持ち悪い。 脚本もよくできていて、カレンダーをめくるように事件がおき、 映画でありながら小説を読むような自己参加型の作品。 観客に想像させ気持ち悪がらせようとする努力は、 最後の方で出てくるサブリミナント?映像でもよくわかる。 私はどこか「羊たちの沈黙」にも似ていると思うんです。 犯人がわかっている。(途中からですがいきなり出てくる) 出てきてからがもっと恐ろしいことを思い出せば、こちらの方が上。 後味の悪い映画を作るのが好きなのですね。 私は「二十日鼠と人間」みたいなあのどんでん返しの場面より、 ブラピの去るときの表情が「狼たちの午後」のパチーノのようで、 もっともっといや~な後味になりました。 (これと対極なのが、L.A.コンフィンデンシャルのラスト) ちなみにまだ見ていない方(恐らく少ないでしょうが)のために。 この犯人役の俳優は、テロップに自分の名を出さないようにたのんだそう。 恐らく今までそんな役ばかりだったのですぐにわかると・・ そして、冒頭からいきなり出現する(手)は、犯人のものです。 古典的ですねぇ・・図書館のまばゆい照明の使い方も古典。 階段で出くわすブラピと新聞記者、この縦の映像もどこかで見たような・・ ヒッチコックやスピルバーグのホラーがかったサスペンス、 色は近未来SFの青黒い地下の色・・ それだけで終われば暗いだけなんですが、後半の抜けるような晴天、 上空からの映像に切り替わるところも素晴らしい。 最後にちょっと笑えるお話を・・・ アカデミー受賞おめでとう!モーガン・フリーマン、 あなたの怪しい目つきに私はこの作品で深読みして、 犯人!と思って見てしまった(ダーツのシーンが怖い) そしてこの作品を私が見終えたのが早朝。 なーんと(宅配)が来る予定の朝だったのだ・・ 箱を開けるのが怖かったのを今でも覚えており、 トラウマになってこの映画をそれ以来観ていない・・ [ビデオ(字幕)] 10点(2005-04-03 01:43:00)(良:2票) 《改行有》

74.  プリティ・ブライド きびしいようですが、まったく面白くなかったのです。 続編と思わず見たとしても、いや、「プリティウーマン」と 全然関係ないのですが、出演者も製作者も同じという、 二匹目のどじょう狙いの作品としては、 ファンなら見たくなるし期待も大きいです。 さて、もしかしたらば、続編で関連性をつけたストーリーの方が、 面白くコミカルだったかもしれません。 ああ、リチャード・ギアが演技しちゃってる・・と、 しらけてしまったのです。 あの包容力はいずこへ・・それなら別にジュリア・ロバーツでなくてもいい。 彼女はヒュー・グラントとまたかぶるようなロマンチックコメディやってて、 見るほうも飽きてきちゃうんです。 そんなこんなで、やはり私にはロマンチックコメディは合わない。 その中で数少なく選んでしまうのです。 [DVD(字幕)] 2点(2005-04-03 01:40:41)《改行有》

75.  プリティ・ウーマン 《ネタバレ》 この映画は劇場で2回観ました。 そしてなんと、映画の中に出てきた場所を確かめにロスへも行きました。 リチャード・ギアのファンだったこともあり、当時夢中になりました。 ロデオドライブやふたりが泊まったホテル・・ バブルも終わるころの最高に贅沢でしかし、 そのきらびやかさの中に空しさを感じ惹かれあう男女・・ 歴史は繰り返すというけれど、今この映画いいんじゃないでしょうか。 けっして90年のような裕福な時代じゃないけれど、 一部のお金持ちというのはいつでもいるんだし、 ジュリア・ロバーツの役どころは娼婦には違いないけれど、 現状を変えていこうとする向上心がある。 ここが他のラブコメと違い、根性モノがかった真面目恋愛映画なのです。 実に今見ると(うわ~わざとらしい)かもしれない筋で、 「フラッシュダンス」や、「ワーキングガール」に通じる、 バブリーな贅沢の裏にも自分で成功を掴むみたいな勢いがある。 これらの映画が売れたのには、音楽の力も大きいと思います。 ところが面白いことを思い出しました。 ある場面でものすごく感動したのですが、 その一瞬に音楽は流れてはいなかったのです。 リチャード・ギアがリンカーン(かキャデラック?)の天井を開けて、 バラの花束を掲げるシーンですよ。その瞬間確か無音になり、 それから音楽が流れると記憶しています。しかも鳩が飛んでいたと思うのだけど・・ もし違ってたらごめんなさいね。 あのシーンで思いました。車は天井が開くタイプがいいと(笑) 実は私の車はキャンバストップです。 しかし・・迎えに来る人が乗らなきゃあ意味がないんです。 それからギア様は(さま付けで人を呼ぶのは嫌いだが、このギアは許す) 高所恐怖症のくせに、マンションの非常階段を登ってきます。 このシチュエーションがえらく気にいりました。古典的でかっこいいです。 演出に品がある。マンションに住むなら非常階段があるマンションにしよう。 そう思い込んだくらいです。(登ってくる人がいなければ意味ないじゃん)・・・ フツー、中から登りますよね。まあ憎い演出。 劇場の席は2回目が2階の上の方を選んで、 オペラを見るふたりになったつもりで共感すると。 「のるかそるか」も2階席を選び、競馬場の観覧席で共感した。 映画の中に2階席がある場合は2階席で見ることをオススメ。 [映画館(字幕)] 8点(2005-04-03 01:35:32)《改行有》

76.  スリーパーズ 《ネタバレ》 なぜかビデオを持っていたりします。 長い硬い暗いのですが、どことなくスティーブン・キングっぽいです。 サスペンス的にはよくできており、俳優が豪華。 この俳優が豪華(すぎる)ところが難です。 あまりに揃えすぎたので、本当に終わってみればそれだけになって・・ 一番記憶に残っているのは、ケビン・ベーコンです。 こんな役ができるんだと感心しました。 記憶に残るシーンは、幼少時の出来事で、 地下鉄の階段からクレープ売り(と思いますが)の車が、 縦に落ちるところです。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-03 01:02:43)《改行有》

77.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 この映画2回も劇場に見に行ったんですよ。 オチがわからなかったんではなく、 前半の途中でトイレに行ってしまって・・ まず監督が好きで出演者も好きで、しかもあの「シャイニング」の オマージュ映画ということで期待。 確かにあのラストは「シャイニング」の世界観でした。 あまりのばからしさに笑いましたが・・ 映画から何かを読むクセがついているので、 これは自我への目覚めなのか?それとも? と深く考えていました。ので笑えない映画なのです。 そうこの監督の映画って笑えないのです。 どうも人の嫌がる本質をあからさまに描写するのが得意で、 またそれも逆に清いと思う私も変なのですが・・ なぜスピルバーグとフィンチャーとルメットが好きなのか? どれも持ってる願望だったりしてね。この映画のように。 まさか見てない人は本当にいないと思うのですが・・ いわゆるジギルとハイド、エンジェル・ハート映画で、 でもラストには自我という本能。 まだどうしても理解できかねないのですが、 なぜエロスの自我なんだろう?? そこまで主人公は我慢していたのだろうか? 暴力性というのはわかるけれども、 性欲を最後の重大な崩壊につなげるのがわからない。 性欲も支配欲も同じなんだろうか?? キューブリックの「シャイニング」も確かにそうだったけれども。 わからない映画をわかりやすくオマージュしてくれてはいない。 同じ欲望の映画を作ってはオマージュではなくパクリですよ。 衣装の色は白と黒違えどその団体のやること、 多重人格の抑制、ラストの破滅と自我・・ そしてそれがさも社会への警告であるかのような・・ でも・・いつも見てて許してしまう。 毒が厳しくシャープです。 暗さの使い方がうまいのです。 見飽きた映画ですがDVDも持っています。 やっぱりフィンチャーはいいです。 俳優の使い方もうまいし。 ブラピもノートンも好きですしね。 [映画館(字幕)] 8点(2005-04-03 00:30:11)《改行有》

78.  エアフォース・ワン これはないんじゃあないの? こういう映画が悪い意味で、ハリウッド的と言われるんですね。 「インデペンデンスデイ」の大統領もそうですが・・ 私はゲイリー・オールドマンがわりと好きなので、 かわいそうにまたこんな役ばっかなのねとため息。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 00:27:13)《改行有》

79.  スピード(1994) とてもよくできた作品だと思います。 特に、サンドラ・ブロックがいいです。 このての作品はあまり見ていなくて、「ダイハード」も未見という、 フツー考えられないんですが、私の鑑賞スタイルは変わっています。 走り続けなくては爆発する、脚本がいいですね。 ただし後半に地下鉄を持ってきたのが減点。 シリーズ化を考えていたのなら、あれは2に回すべきです。 キアヌ・リーブスの作品もほとんど見ていないのですが、 これが一番なのではないでしょうか。 東洋系で日本人から見ても親しみのある二枚目です。 そういえば主演のフタリとも東洋系というか、ラテン系ですよね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-03 00:25:52)《改行有》

80.  戦火の勇気 いわゆる「羅生門」ネタですが、最近で言うと「閉ざされた森」 メグ・ライアンはこういう映画は合わないのでは・・ ごく普通の女性だからまたいいのかもしれないんだけど、 どうなんだろうか??しかもまた、マット・ディモンだよ。 プライベートライアン役だったディモンは、 ライアンと同じようなおいしいトコどりの地味な役。 で、メグ・ライアンね。語呂合わせかと思ったって・・ 2点(2005-03-03 09:19:13)《改行有》

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