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性別 女性

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61.  100万回のウィンク やたらとドリュー主演のラブコメ映画が量産されていた時期で、これもその一環だったかな。ストーリーなんてどうでもいいし、脚本なんかズタボロなんだけれど、彼女も映画自体の雰囲気も可愛かったので良しとします。こういう馬鹿馬鹿しい可愛らしさ、結構好き。6点(2004-07-19 12:00:01)

62.  羊たちの沈黙 初めて見たのは12、3歳の頃。レンタルビデオで。もちろんこの作品を観るにはあまりにも子供で、展開に付いて行けず、事件の流れも上手く理解出来ず、レクター博士とクラリスとの間に流れる微妙な空気を感じ取ることもなかった。ただ、何とも言えない空恐ろしさを感じたのを憶えている。ストーリーというよりも、この作品自体が持つ力に。この作品は多分、私が映画という表現手段がいかに隠し技を持っているかを、そうとは知らずに初めて感じた映画ではないかと思う。それまで子供の観るような映画ばかり観ていた私は、「この映画は何だか違う、他のサスペンス映画とも決定的に違う」とカルチャーショックに似たものを感じたことを憶えている。この映画はそういう意味で私にとって特別。ただその後ビデオを買って何度も観過ぎて、今ではものごっつ飽きてしまったのですが。9点(2004-07-18 21:04:06)

63.  初恋のきた道 あざとさを感じる人も多いのだろうと思う。結局は監督がロリコン趣味に走ったアイドル映画の類じゃないか、と。それも分かる。でも私にとってこの作品はある意味、ここ数年の最大の衝撃作だった。ここまで根源的な愛の物語を観たのは初めてだったから。言わば逆タブーでしょう、こんな作品は。反則です。そして卑怯。性愛映画が飽和状態な現代性を逆利用して1人勝ちしているのだから。「ベティー・ブルー」や「愛のコリーダ」みたいな作品があるからこそ、こんな根源的であまりにもシンプルでメンタルな恋物語が衝撃作たり得る。こんな作品を当たり前のように作れる中国は何て卑怯で幸せ者なんだと思う。今の日本では決して作れない。日本人が忘れてしまったもの、発展の過程で零して来たものを拾い集めて、不意打ちにプレゼントされたような映画。ここまで最小限度の映像表現で大いなるものを表現した映画には近年ではなかなかお目にかかれない。それを認めたい。本当に素敵な映画だと思う。初恋なんて個人個人によって千差万別のものだけれど、根源はいつもこうであって欲しい。とても自分勝手で必死で一途、そしてともすると自己完結になってしまいそうな位に世界が集約されていて、絶対的に美しく、それ以上に美化されるもの、と。10点(2004-07-18 20:57:47)(良:3票)

64.  シュラム 死の快楽 自分はこの監督がかなり好きなことに気付いた。彼の作品がビデオ店でホラーの棚に置いてあるのが何だか惜しい。キワモノ監督と揶揄されるのもちょっと残念。私はこの監督にある種の前衛と映画に対する真摯な姿勢を感じるのだけれど。センスもあるし。これは孤独を突き詰めて考えた作品でしょう。床に撒き散らされる白ペンキは、ただ無意味に垂れ流されるだけの精液。孤独な男の受け取り手のない性欲・欲望のメタファー。全編を通しての粒子の粗い独特の画面はとても美しく、魅せる力がある。私はかなり好きです。この監督は「死の三部作」などのイメージで、完成度の高い変態だと思っていたけれど、メイキングで撮影のストレスで胃腸を痛める位に繊細な人だと知ってちょっと安心した。周りから浮く位の見事なブロンドヘアに長身、結構顔もいいので俳優でも充分通る。9点(2004-07-18 12:28:32)

65.  娼婦ベロニカ 《ネタバレ》 厳しい人間ドラマかと思って観てみたら、ハリウッド風味の女性のサクセスストーリーに仕上がっていて、あれれ?と思ってしまった。後味良くハッピーエンドにしたかったのだろうけれど、ちょっとあのラストにはコケてしまった。あの時代あの社会的風潮で、ああはならないって…。そして中世のイタリアの話なのに、なぜかみんな全編に渡って流暢な英語をしゃべっているよ!気を付けて!…まあ、いちいち指摘するのも野暮ですけどさ。5点(2004-07-18 12:25:33)

66.  トムとローラ 12歳の時に雑誌の映画紹介の記事で読んだ、“無菌室で育った9歳の男の子と女の子がそこを抜け出して北極に旅に出る物語”がずっと頭の隅に残っていた。雑誌は捨ててしまっていたので、探す手掛かりもなかった。記憶にあるのは雪原に立っている裸の少年と少女の後姿の写真だけ。でもある日、家から遠く離れたレンタルビデオ店で、それらしき映画を見つけた。記事を読んで13年経っていた。これは感慨ものだった。迷わず借りた。観てみると、映画自体は大したものではないけれど、2人の子供の演技が素晴らしかった。無菌室で9年を過ごしたという設定で作品中ほとんど裸でいる2人の体にはまだ明確な性差がなく、その体はつるんとして、大変に美しい。外の世界を知らない2人は、ビデオで観た北極の地に憧れ、病院を抜け出して旅立とうとする…、そんな話。これはアボリアッツ映画祭に出品され、「アボリアッツの良心」と言われた作品とのこと。突っ込み所満載で破綻っぷりは尋常ではないし、面白いというような作品でもないけれど、全編を貫く不思議な空気と子供たちの恐るべき演技、個人的な探索ストーリーも含めて、8点。何だかね、妙に満足しちまった。つっかえが取れたような気分。8点(2004-07-17 23:10:28)

67.  富江 tomie 評判悪いです。でも私はそんなにひどいとも思わなかった。いや、別に面白くもないけれど。でも和製ホラーってこんなものでしょう?原作は本屋でぱらぱらっとしか見ていないのでその持ち味がどう料理されたのかは分からないですけど…まあどう転んでも確かに大した映画ではないです。いつもは凄いと思う菅野美穂の狂気の演技も、何だか空回り。4点(2004-07-17 23:06:26)

68.  トリコロール/赤の愛 《ネタバレ》 監督の遺作ですね。3部作が見事に絡み合うあのラストが良かった。3部作全てををスクランブルさせる何かのアクシデントがある、ということは事前に知っていたけれど、そうか、そう来たか、と少しにんまりした。青→白→赤の順番通りに観たけれど、全作を通して特別好きだとは思えなかった。それでも絵的なこだわりや人の倫理に対する目線がどの作品にもあり、監督による横道に逸れない1つの美意識を感じました。5点(2004-07-17 23:04:44)

69.  デリカテッセン 随分昔、何かで「美術系学生が選ぶ映画ベスト3」とあって、この作品が入っていた(ちなみにもう2つは「時計じかけのオレンジ」と「ブレードランナー」だった)。近未来でありながらあまりにもクラッシック。陰惨でひどく暗色な画面なのにどこか滑稽で和気藹々。シリアスなのかコメディなのかも不明。一癖も二癖もある奇妙奇天烈な世界観。この作品はジャンル分けを見事に拒否しつつも、その世界観をきちんと自己消化している。どうもこの監督は「おれは一筋縄ではいかないぞ」という食えない奴だな、とジャン・ピエール・ジュネのイメージが私の中で固まってしまった作品(だから、「アメリ」が大衆作になってしまったことが不思議でならない。あれもジュネ色たっぷりなのに)。ちなみに私の近所のレンタルビデオ店ではこの作品がなぜかホラーの棚に置いてある。何か間違っている。9点(2004-07-17 23:01:51)

70.  月とキャベツ 《ネタバレ》 「One More Time,One More Chance」の長い長いプロモだったのだと考えれば納得は出来る。ラスト付近の山崎まさよしの独唱は鳥肌ものの素晴らしさだけれど、全編通じて観ると正直、「ああ、早く成仏しろよ、いい加減にしろよ」とずっと考えていたのも事実。合わなかった。私には本当に合わなかった。何分評価が高い作品なのでこき下ろすのにはマジに勇気が要りますが、私の肌にはどうも合わなかった。ごめんよ。3点(2004-07-17 23:00:26)

71.  太陽は、ぼくの瞳 人生の残酷さを、押し付けがましくなく、大袈裟ではなく、変な意図もなく、ただただ滲み出るように淡々と描けるのは、イラン映画など発展途上国の映画の特権でしょう。次々と押し寄せる不幸や不遇にも、変な演出やあざとさを感じない。そこには感動の押し売りも安易なお涙頂戴物語もない。映画自体が実に自然で、むしろこれはイランでは現実的過ぎるくらい現実的なことなのだろう、とすら思う。欧米の映画もいいけれど、こういう映画はやはり絶対的に観なければいけないですよ。人の根っこのことですから。7点(2004-07-17 22:58:57)

72.  キリング・ゾーイ 「メッセージ性のない狂気」が洪水のように溢れて来る作品。嫌悪感とまでは行かないけれど、その世界観にハマれず、何となく拒否感を抱いてしまった。ただ、その全編バイオレンス臭漂う中でのジュリー・デルピーの存在感が印象的。一輪挿しの白い花みたい。ベッドシーンに関して「あれあれ?もっとやる気出そうよ」とも思ったけれど、その娼婦なのにスレてない感じが良かったのかも。こういう話にはあんな清涼剤的存在が必要だしね。5点(2004-07-17 13:16:39)

73.  シャイニング(1997)〈TVM〉 TVドラマなので、このレビューがあるとは思わなかった。TVムービーになるのですね。キューブリック版の「シャイニング」はとても芸術性に長けているし、あれはあれで立派な作品だと思っているけれど、ラストなどに地味に納得が行かなかった。こっちは原作に忠実なので、そういう意味ではとても観易かった。長いけれど、小奇麗な仕上がりです。7点(2004-07-16 20:18:36)

74.  マイ・プライベート・アイダホ 実際のところは違うにしても、マイクとリバー・フェニックス本人の姿が重なる。本当に消え入ってしまいそうだった。ここにいても、どこにもいない。どこに行っても、どこにも辿り着けていない。そんな感じだった。5点(2004-07-16 20:12:06)

75.  顔のない天使 先入観。排他意識。狡猾な保身。人は、人を信じることよりも、疑うことに長けている。人を信じることは難しい。人を信じることは本当に難しい。5点(2004-07-16 20:11:25)

76.  ア・フュー・グッドメン 見応えのある法廷劇。字の如く四面楚歌・孤立無援の背水の陣。肥大化し、巨大な力を蓄えたセクト主義に挑む“ア・フュー・グッドメン”。現実にああいうことは罷り通っている。世の中には嫌なことが溢れている。そして悔しいことに、その嫌なことをする人たちは、それを潰せるだけの権力を持っている。そういう世の中だからこそ、色々な人に観て欲しいと思う。この作品、一旦社会に出た人間には、絶対に考えるものがあるから。6点(2004-07-13 14:13:00)

77.  ジーア/悲劇のスーパーモデル<TVM> 素晴らしいよ、アンジェリーナ・ジョリー。とにかく“アンジェリ-ナ・ジョリーが凄い”、それに尽きる作品。体当たりの演技にもナイスバディにも見惚れちゃうよ。トップに君臨した時の美しい彼女と、そこから陥落した彼女が同じ人物とは思えない。ほんとに体当たり。汚く見えることを恐れないんだよね。凄い。偉い。でもな…私だけかも知れないけれどさ…彼女…たまにさかなクンに見えるんだよなあ…。あと、COCCOとか…。6点(2004-07-13 14:11:31)

78.  テルミン テルミンという楽器もしくはテルミン博士に関して勉強をする、という上ではとても参考になる。でもやっぱりこういう娯楽性を追求しないドキュメンタリーというのは、観るのにちょっと努力と集中力を要求される。テルミンにとても興味がある、というような方にはいいのかも知れないけれど、これから観る方は、他の方も書かれてたように、眠い時や疲れた時などは避けてご覧になる方がよろしいかと。5点(2004-07-13 14:08:30)

79.  スネーク・アイズ(1998) 《ネタバレ》 オープニングのワンカットは、事前に言われなければ分からない(笑)。それでもあの流れるようなカメラワークや、1万を超えるエキストラをさばくその映像手腕は凄い。そこかしこに映像的なこだわりを感じた。もうずっとあのラストミステリー的な赤い宝石の意味が分からなかったんだけれど、やっと解せた。全ては闇に葬られた、と。“親の1人勝ち”という意味のこのタイトルを活かすとなると、やっぱり全てを巧みに転がした黒幕がいるということになる。つまりはたった1人逃げ切ったあの人が親だった、ってことなのかな。6点(2004-07-11 12:50:59)

80.  マウス・ハント 《ネタバレ》 中盤に出て来たクリストファー・ウォーケンの相変わらずの怪演ぶりが楽しかった。全編を包むお馬鹿なドタバタコント感が可愛い。でも終盤のオークションの場面などは、ちょっとイライラしながら観ていたのも確か。無理矢理アクシデントを起こしているような感じがして、いくら何でも無理矢理だろ~、なんて思ったり。ラストの収集の付け方は良かった。製糸工場+料理人+ネズミ÷3の発想。なるほどね。めでたし、めでたし。6点(2004-07-10 20:44:44)

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