みんなのシネマレビュー
シネマブルクさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 377
性別 男性
自己紹介 映画業界で仕事している関東在住の独身です。
いつも楽しく皆様のレビューを拝見しております。

食わず嫌いはしません、オールジャンル見ます。
前評も気にしません。
常に新鮮な気持ちで作品と向き合います。

今後とも宜しくお願いします

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567
投稿日付順1234567
変更日付順1234567

61.  127時間 《ネタバレ》 実話を基にした再現映画との事でしたが、「トレインスポッティング」並の軽いタッチ、軽快なBGMと雑多なカット割で構成されるあたり、ダニー・ボイル流を随所に感じる。主人公アーロンが自宅から出る時の水道蛇口の水滴のアップも、これから起こる惨事では「水」は無駄にできない貴重な存在になるというのを暗示させるなど、単なるノンフィクションだけに終わらせない演出も冴えている。そういう点で言えば、タイトルが出るまでのオープニングが出色の出来栄え。3分割した画面に次々と映し出される様々な風景、そして青い空と広陵で真っ赤な大地が美しい大自然のコラボはとてもクール。 さて、肝心の物語ですが、主人公に共感できるか否で全然評価は変わってくると思います。 共感できないとすごく退屈かもしれません。物語は基本、岩に挟まれた127時間の間に起こす、主人公が試行錯誤する脱出方法や生命行動、夢や妄想、思い出で構成されています。 人間というのは「死」の極限状態に陥ると走馬燈のように過去の思い出がでてきたり、或いは、人生でやり残した事やこれからやりたい事を考えてしまうもの。この主人公は夢や希望を諦めなかったということだが、そのターニングポイントとなった部分が分かり辛かったのは難点。しかしながら生への渇望を明るく陽気に表現した主人公には頭が下がる思いだ。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-01-18 10:33:15)《改行有》

62.  悪魔を見た 《ネタバレ》 シンプルといえば聞こえは良いが、実はかなりベタでチープな脚本といえる。 復讐モノのの王道をいっているが、特に暴力描写一点に特化した稀に見るバイオレンス作品に仕上がっている。誰を悪魔と捉えるかは鑑賞者の感性に委ねられると思いますが、自分的にはギョンチョルかなぁ。言い換えれば、もし仮に自分は妻を殺された立場であれば同じような行為に走ったかもしれないと、ふと思ったからです。でもそれはあくまで自分に力や情報力があっての話ですが・・・。ビョンホン演じる主人公は国家諜報員のエリートであり、格闘も情報力も長けているわけで、そもそも比べること自体可笑しいかもしれませんが、誰もが大切な家族や友人がそういう悲惨な目にあえば、心の奥底では犯人を殺してやりたいと思うはず。法治国家たる先進国において、そういう気持ちそ抑え、紙一重で理性を保っているのが現実。この主人公は、その理性のタガが外れてしまった、いわば怪物なのだと思う。同情という気持ちは湧かないが一方的に犯人を痛めつける姿には胸のすく想いがしたし、もっとやっちまえ!とさえ思ってしまった。ギョンチョルのしでかした犯行はまさに鬼畜そのものでありそれこそ同情の余地など一切ありえない。 とにかく暴力描写は過激だし陰鬱なラストではあるが、ある意味ストレス発散にはもってこい?の作品かもしれません(~_~;)[DVD(字幕)] 6点(2011-10-13 23:39:35)《改行有》

63.  マイティ・ソー 《ネタバレ》 ソーのキャラクターに尽きる。 ナタリーも3戦士もロキも氷の巨人のボスも脇役としての存在感が薄く、全てはソーの引き立て役に過ぎない。そのくらういい意味で尖った主人公だったと思う。 でも、父オーディン役のホプキンスは威圧感あったなぁ。 アスガルドの造形美や王道ストーリーと全体的によくまとまってるとは思いますが、デストロイヤー戦や兄弟対決も盛り上がりはいまいち。ソーの復活が1番かっこ良かったなぁ。 [映画館(字幕)] 6点(2011-07-04 17:25:45)《改行有》

64.  アンストッパブル(2010) どの程度「事実」に基づく作品なのかは分かりませんが、当事者に配慮してか余分な人物描写を削ぎ落としたストイックな娯楽映画。 過剰な演出を抑えつつも、巧みな構成と編集でぐいぐいと観客を画面に釘付けにすあたりはトニー・スコット監督の手腕でしょう。 「事件は現場で起きているんだ」じゃないけども、今の日本の震災による企業と政府の対応、それに振り回される市民という図式が妙に交錯しました。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-04 13:40:57)《改行有》

65.  エクスペンダブルズ 製作の噂があった頃から待ち焦がれた作品。 決して作品の完成度は高くないし、若い頃みたいに 無茶なスタントも無いし、飛び抜けた派手さも新鮮味も 無いのだけど興奮してしまうんだなぁ。 古くさいなんて言わせない、問答無用! エクスペンダブルズよ、カムバック♪[映画館(字幕)] 6点(2010-10-18 19:16:31)《改行有》

66.  ザ・ウォーカー 《ネタバレ》 優等生を狙ったようなSF映画。 完成度は高いと思いますが、「分かる人は分かるのさ」的な製作側のあざとさを感じる。 オチには驚きましたが、にしてもデンデル・ワシントンはいい俳優ですね。 適役のゲイリー・オールドマンはもうちょっとトゲがあってもよかったと思います。[映画館(字幕)] 6点(2010-07-04 12:41:43)《改行有》

67.  無限の住人 今更ですが、三池監督はあんまり演技指導しないタイプ、 だから俳優は俳優のまま。特に木村拓哉はキムタク。 「テラフォーマーズ」「土竜の唄」、最近だと「ジョジョの奇妙な冒険」と 立て続けに漫画の実写版をやってきたわけだけど、たまには仕事断りましょ、三池監督。 話題性もありメディア露出も多く、ある意味安定感あるから他の監督さんに任せる危険は犯したくないという 映画会社さんの気持ちもわかる。それとも予算や大人の都合上断られ続けた結果、三池監督なのか。 もっとダークで渋い作風路線でいってほしかった。 案外、全編モノクロっていうのもありだったと思います。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2017-12-12 09:07:17)《改行有》

68.  ライト/オフ 《ネタバレ》 元ネタの動画は視聴済み。 映画化が決まった頃から楽しみにしておりましたが、、意外と普通にまとまった作品になってしまって残念というのが本音です。 元ネタの動画では、照明を付けたら消え、消したら表れるという、得体の知れない何かがとても怖かったので、 もっと都市伝説的なものを期待してましたが、母親の妄想、概念から生まれた存在というような理由付けは必要なかった気がします。 映画化するにあたって、ドラマパートをくっつけて物語に厚みを持たせたかったんでしょうけど、ちょっとした家族愛を描くつもりが、 結局、最後のオチが台無しにしちゃってます。怖かったのは序盤のシーンのみ。 姉役の女優さんが可愛いかったのが幸い?映像はキレイなので余興としては充分かな。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-01-14 09:03:12)《改行有》

69.  貞子vs伽椰子 《ネタバレ》 来〜るぅ きっと来る〜♪経蔵&珠緒スピンオフ〜♪ 前半は、貞子、伽倻子それぞれの呪いの理屈を説明するので、 両シリーズ未見でも一応わかる作りになってるが、やっぱりJホラーを牽引してきた シリーズだけあって、知っていた方が面白さは増すでしょう。 見所はやっぱり両者のバトル。各々の呪いの強さをしっかり披露するので 貞子と伽倻子が対峙するまでの期待感や高揚感を煽る演出はうまい。まぁ、大筋通りですが。 登場人物に関しては、ヒロインは地味な印象、見た目オーラ薄い、幸は...薄くて当然ですね(笑。 それから胡散臭い女霊媒もそうだけど、唐突に出番が回ってきたかのような安藤正信演じる常盤経蔵と相棒の珠緒、 白石監督っぽいというか、狙い?意図してるんか分かり難いですが、大根役者っすね。。特に、盲目の珠緒なんてセリフ棒読みだし、杖の使い方なんて素人丸出し、ちゃんと演技指導したのか?ってレベルで笑わせてもらいました。 あと、メジャー作品だから当然映像のクオリティは高いけど、演出はチープ感漂うっていうね。これまでの監督の経歴から仕方ないところかな。既視感はあるし、インパクトもなく大味な印象。単純にお祭り的な雰囲気の作品ですよね。 【※以下、激しくネタバレ】 ラストのハイブリッド化については、ある程度予想はしてたけど、 貞子も伽倻子も、時代の流行に乗ったって感じですよね。 あれなら間違いなく呪いの伝染率やスピード含めて効率UPやね。[映画館(邦画)] 5点(2016-06-19 08:14:56)《改行有》

70.  世界から猫が消えたなら 《ネタバレ》 原作既読。 世界から◯◯が消えるというifファンタジーと余命宣告された主人公と家族の絆の再生をを描いたドラマ。 毛色の全く異なるジャンルを巧みに融合させた本作は、読み手の意識や想像力が大きく影響される小説だからこそ 自由で幻想的な表現が可能なのであって、それがどう映像化されるか公開前から非常に楽しみでもありましたし、 騙されてもよいから久しぶりに感動したい、涙したいっていう安直な理由で鑑賞して参りました〜。 結論から申し上げると、悪く言えば予定調和、良く言って作品陶酔できるかな?てレベル。 勿論、上映時間の都合上、原作かr削らなくてはならないエピソードはあると思う。 ただ、大々的に宣伝で使われていたイグアナの滝での号泣シーンは、観てる側も一体となって感情を揺さぶるシーンのはず。 ところがだ。例えばアルゼンチンに行った理由(「ブエノスアイレス」のDVDジャケ一瞬写るだけ)、そこで出会ったトムさんの人隣や思い出。それらが薄っぺら過ぎて、小説を読んで補完しなければならないため、素直に感傷には浸れません。 また、キャべツが突然と人間言葉をしゃべり出すエピソードが小説にはあるわけですが、小説や映画の冠を担っている以上、キャベツにもう少しスポットを当てても良かったんじゃないかな?何かが消えるという現象が、小説では明確になっていない夢や妄想オチにするのなら尚更そう思う。そのくせ、彼女や親友ツタヤとの出会いの経緯なんかはとって付けたようなもので、あれこそ蛇足だと思います、人物の掘り下げ方が浅く、いまいち感情移入し難い。ファンタジー色が強い作風だとは思うが、根底にある生きることへの渇望やかけがえのない人生を描こうと思ったら、それなりのリアリティを出さなきゃ観客は付いていけません。 これじゃ単なる活字を映像と音楽に変換という作業をしただけで、本当のドラマは作れない。限られた尺で表現しなくてはならないのは然り、映画ならではの違ったアプローチ、脚色をして欲しかった。 とはいえ、やっぱりお涙頂戴のお約束か、涙腺がほどほど弱い私めは、所々で製作者の術中にハマりウルウルしてしまうのも確か。主人公と瓜二つの悪魔が登場したり、思ってた以上に軽いタッチで描かれているので、余命幾ばくもない主人公のドラマというのはつい忘れてしまうくらい軽い感じ。 思い出の舞台は、90年代半ば。当時かかっていた映画や地方ならではの古びた映画館、路面電車が走る街並みや遠く海が見える丘など、妙にノスタルジックな気分にもさせてくれたりと、そういった情景描写は映画ならでは、良いもんですね。 エンドクレジットに流れる曲も、本作のテーマとよく合っていて余韻に浸れます。 手軽に安く泣きたい人、猫が好きな人、必見です(笑[映画館(邦画)] 5点(2016-05-16 20:31:48)《改行有》

71.  デンジャラス・ラン MI6の仲間からファイルを受け取る、ウェイトンの上司登場&電話のやり取り、隠れ家の襲撃。 この一連のシークエンスだけで、フロストが何故CIAを辞めたのか、そして彼が今やろうとしている目的や彼を狙う黒幕等々、大凡読めてしまう。 その読みを大いに裏切って欲しいと思いながらも、ほぼ脱線することなく進みましたね。 最初の方で、フロストが捕まり、隠れ家で尋問をうけるシーンがありますが、どうしてもフロストがCIAを裏切り悪事を働くような人物には見えないのが致命的。ライアン・レイノルズ演じるウェイトンなんか殺そうと思えば殺せるチャンスもあったし、彼の話術が得意云々以前に、心の底からウェイトンに助言してるようにみえた。 ゼンゼル・ワシントンは決して悪くない、寧ろ素晴らしい。正義のために行動しているのではなどど観客に思わせない程に、憎ったらしいいほどに悪人を演じて欲しかったですね。そういうギャップのある演出を期待してましたがそういう意味で残念です。 余談、邦題は「ミッドナイトラン」のパクりでしょうか?(笑)[DVD(字幕)] 5点(2013-02-03 21:45:02)《改行有》

72.  るろうに剣心 「少年誌」が原作だけあって、原作・アニメ未読未見の方でも非常にわかり易い作品に仕上がっていると思う。原作のイメージを大切に作ったといえば聞こえはいいが、悪く言えば、予想を裏切る出来栄えでは決してなかった、実写化作品らしい安牌・無難な位置で収まったという感じです。評判が良いと聞いていた殺陣ですが、まぁ確かにそれなりに頑張ってますが、「座頭市」や黒澤映画に比べりゃまだまだヒヨっ子。監督さん、チャンバラの研究が足りませんね。剣心役はそこそこハマリ役でしたが、抜刀斎とるろうにの2面性にもっとギャップを出せたら凄みや迫力がでたのでは。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-01-28 23:59:41)《改行有》

73.  ディヴァイド 《ネタバレ》 呆然とした表情の女性、その女性の瞳に映ったのは、燃え盛る街並み。 いきなり核戦争がおっぱじまった瞬間から映画は始まるのだ。 導入部に関しての演出には目を見張るものがあり、観客に対する作品への引き込み方は上手いと思う。ただ、他のレビュアーの方がおっしゃってる通り、設定を生かしきれてないのが勿体無い。 この監督さん、「フロンティア」という作品でもそうでしたが、その作品では、街の暴動シーンから始まるわけですが、雰囲気作りは非常に良いんですよね。ただ、物語上の社会情勢が背景にあるにも関わらず、活かされておらず、伏線なのかなって思ってても何にもなかったり、と投げっぱなしが多い。 今作にしてもただ単に終末世界が描きたい、ラストの絶望的なシーンが撮りたいがためと思えてしまう。極めつけは唯一生還した人物があの人だったってのは個人的に腑に落ちない。(みえみえだったんですが…)[DVD(字幕)] 5点(2013-01-15 23:20:39)(良:1票) 《改行有》

74.  ハンナ 観終わった直後でさえ、ん?どんな物語だっけ?結局どうしたかったの? と思えるくらい印象が薄い作品でした。 ハンナ役の少女はとても頑張っていたと思うけど、心を打つような演技にはまだ遠い。 映像も音楽もスタイリィッシュでカッコいいけれど全体的に期待はずれでした。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-05-22 22:48:49)《改行有》

75.  カウボーイ&エイリアン 「宇宙戦争ZERO」という邦題のB級映画を思い出しました。 本作と同じく西部劇とSF(エイリアン)の融合を既にやっており、これが意外に面白かったんですよね。 脚本の良し悪しは制作費だけで決まるものとは思いませんが、本作は、西武開拓時代という舞台設定が全く活かされおらず、やる事は他の大作映画と一緒。 決して詰まらなくはないんだけど、コミックが原作というのが壁になってる気がします。 ダニエル・クレイグとハリソン・フォードであれば素直にど直球んp西部劇の方がまだ面白いもの作れたんじゃないかって思います。 世に出すタイミングがもう10年程早ければまだ評価は良かったかもしれない。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-14 23:56:03)《改行有》

76.  アイ・アム・ナンバー4 たまには頭空っぽにしてお気楽に観れる作品もいいかなって思えた時に期待せず観るのがこういうジャンル作品の正しい鑑賞方法です。 興行的にどうだったか知りませんが、続編ありきで製作されたあたり、「エラゴンや「ライラの冒険」の二の舞にならないと良いね。多分、続編でたら何となく観ちゃうと思う、そんな映画。こういう超能力バトルものって嫌いじゃないんですよね。 ナンバー4と6の中間をとって「5点」献上。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-03-04 17:56:28)(良:1票) 《改行有》

77.  プリースト 《ネタバレ》 この類いの作品で89分という尺は普通だと思いますが、お決まりの冒頭ナレーションのみで 解釈しろというのがそもそも無理。当然、人物描写も希薄。主人公のプリーストとその敵役のブラックハットと因縁もよく分からないし、見殺しにしてしまった辛い過去があるという設定も全然活かされてない。また、とって付けたようにルーシーと親子だったという真実を唐突に明かされるけど、実の娘という理由以上の深みがあったとしても到底伝わらない。 言ってしまえば、原作漫画を読んで人間関係や世界観を熟知してる人にしか分からないネタが随所にある。感染者とヴァンパイアの特性や違いについても然り。韓国コミックの映画化らしいですが、原作を知らない人にとっては実に不親切である。 それでいて前述のとおりの尺なわけだから潔く人間ドラマなど削ぎ落としてSFアクションという見せ物一本に絞れば良かったと思う。アクション自体にも新鮮味はなかったけど。。 そうそう、スコット・スチュアート監督×主演ポール・ベタニーときたら、思い出すのは「レギオン」ですが、あれも世界観や雰囲気はすごく良いのに中途半端で勿体無かった記憶が。 本作、続編やる気満々な終わり方してますが、今度外したら仕事無くすよ。三度目の正直でお願いします! [DVD(字幕)] 5点(2012-01-11 12:55:53)《改行有》

78.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 「未知との遭遇」「E.T」を相当意識してますね。また「グーニーズ」的要素も少々。 70~80年代のスピルバーク監督作品や彼が製作等で名を連ねた作品で育ち、そして映画人を目指したというエイブラムス監督のスピルバーグに対するオマージュともいえます。 故に、映像の進歩以外には新鮮味は感じられないし、ストーリーの運び方が予定調和過ぎる(良く言えば「王道」」でハラハラ、ドキドキといった感覚も少ない。 無論、自分も80年代のスピルバーグ作品で育ったので、ファンとしてのリスペクトの念もあり、評価は甘めになるが、単なる焼直しで終わってしまうのはどうなの? 新旧実力者がタッグを組むという一報から期待し続けてきただけに、僕らが観たかったのは映像、物語共に「革新的な映画」なんですよ。それこそ「SUPER8」なモノを期待してたんですけどね。。ラストシーンは確かに素晴らしいし、観るものを惹きつける映像力はあるけど、もう一歩足りなかった。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-01-09 20:06:55)《改行有》

79.  スマグラー おまえの未来を運べ 《ネタバレ》 原作既読。まず作品の印象ですが、「鮫肌男と桃尻女」のようなノリ&テイストといえばなんとなく分かって頂けるでしょうか。ストーリー自体は原作の筋書き通りですが、良くも悪くも石井克人の世界で終始通した感じ。 10年以上昔なら新鮮に映った演出も今じゃ茶番にしか見えない。それを期待されて任された石井監督の持味といえばそれまでですが、新しい何かを期待していた自分にとっては些か肩透かしをくらった気分というのが本音です。 原作では背骨と内臓の暴れっぷりが見所の一つでしたが、それをどう映像化したのかとても興味がありましたが、出てきたのはなんと!マトリックスばりのスローモーション。やっちゃったなぁ~って感じ。奴らの凄さって雑魚どもは瞬殺なわけですよ。それをスローでちんたら見せられても全然凄さは伝わってこない。つい先日、「アジョシ」を観たせいもあるが、あの生身のアクション&凶暴ぶりには到底及ばない。 スローの見せ方が必然だったとは思えないし、まともなアクション監督がいなかったのかと思えてしまうくらい陳腐。ただ、安藤政信くん演じる背骨という存在だけは別格のオーラを放っていたと思う。特に内臓と口論になったシーンで「なんか言ったか」という下りは凄みがあったし、いい緊張感でした。あと高嶋もヤバかった。あれ完全イっちゃってますよね??役にはまりすぎて笑えた。ダメダメなのが妻夫木くんでしたね。今回ばかりは存在感ゼロに等しい「善人」オーラ全快でしたね。 まぁ気を楽にして観る分には丁度良い映画だと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2011-11-01 23:17:01)《改行有》

80.  スプライス 《ネタバレ》 真っ当なSF作品だと思ってましたが、かなりの変態映画で驚きました。 グロ系に免疫のある自分ですらドレンの異形な容姿には正直引きましたからね^^;翼なんか生えちゃった姿は「アンダーワールド」の混血種や「ヴァン・ヘルシングル」に出てたコウモリ女そっくりでしたね。まぁそんなクリーチャーとやっちゃうオスカー俳優のエイドリアン・ブロディ、当分まともなオファーはこないでしょう。。けっこう現実離れしてるし、倫理観がどうのこうのよりもサラ・ポーリーみてるとイライラしましたわwそれに彼女だいぶ老けましたね。 あ!オープニングクレジットは良かったと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2011-09-02 21:49:45)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS