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性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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61.  マスク(1994) 《ネタバレ》 楽し過ぎ! 流石にオモシれぇ。 ここまで楽しいのも稀です。 みんな知っている作品なので敬遠しがちだったけど、やっぱり面白い作品。 そして僕は言いたい!この作品でのキャメロンディアスの美しさは神レベルです。 「エロい」のと「母性愛」みたいな優しさを両方持っているような気がします。 ここまで彼女を魅力的に映し出しているのは素晴らしい!天才です。 さすが「マスク」だ、「マスク2」とは迫力が違う。 なんだかクレイジーで、ブッ飛んでいて、ちょっと危ない感じというか。 ちゃんと「毒」も含んでおります。 マスクの奇抜な”アクション””歌”は、観る者をちゃんとそこに「持っていって」くれます(マスク2では置き去り状態ね)。 物語の中に「自分が持っていかれる」「惹き込まれる」という点でこの作品は優れているかと。 そしてこの作品には「夢」があると僕は思うのです。 僕は、このダメ主人公イプキスに自分を重ね合わせてしまいます。 そしてその主人公が神秘的な「パワー」を手に入れるというところで、とてもワクワクしちゃうんです。 そしてそして、イプキスは最後に超美人な彼女を手に入れますが、 それこそが彼にとっての最大の「パワー」だと思います。 主人公は「マスク(非現実)」の世界に依存せずに、仮面を投げ捨てたのはとても勇気があると思う!(オタクとの決別?) もう仮面はいらない!彼には自信がついたのです! エンターテイメント性だけでなくメッセージ性もあるんです。 この作品は歌を歌ったり踊りを踊ったりする場面では人間がとても美しいと思います。ちょっと元気が出ます。 ところで「マスク2」はゴールデンラズベリー賞の”最低続編賞”を受賞しているんだとか。 そのことからも、この1作目は多くの人から愛されていると言えるのではないでしょうか? 《追加ね》 僕は過去に「何度観ても面白い!」と書いたけど、、、(軽率な部分もあって、、、) この作品って、1回観るとお腹いっぱいになっちゃって「当分はいいや」ってなっちゃうと思うんです。 満腹になってゲップが出ちゃうんです。 それでも僕はやっぱり(1年ぶり位に)なんとなく観始めると面白くて、ついつい見入っちゃう作品だと信じています(それこそ何度でも)。 それに僕はキャメロンディアスを観るためにDVDを所有して、もう7回は観ていると思います。 [地上波(吹替)] 8点(2008-02-19 01:05:22)《改行有》

62.  パルプ・フィクション 《ネタバレ》 超興奮した。 かなり打っ飛んでいる作品。 かなりズレています。 僕が笑ってしまうのは、そのズレている部分で笑えるのかも。。。 車を掃除した後、一瞬だけ車のトランクの中が映るけど、「!」そこで不謹慎にも爆笑してしまった。自分もかなり現実とズレているんだろうな。。。 ミアが超セクシーでびっくり! それに比べて強盗の女性はヒステリックでうるさくて嫌だった。 でもこの作品は超興奮した![DVD(字幕)] 8点(2008-01-07 01:08:14)《改行有》

63.  ホーム・アローン 《ネタバレ》 クリスマス映画の傑作。 クリスマスが近づくとついつい観たくなる作品のうちの一つです。 この作品はとても賑やかなので孤独になった時に観ると良いと思う。 家々はクリスマスのイルミネーションで彩られ、家族の賑わいは温かく、 こういう映画を見ると向こうの国はクリスマスを大切にしてるんだなと思う。 こういうクリスマスの雰囲気が大好き。 それにちょっと昔のアメリカ映画の良さもあっていい。 この作品の音楽はクリスマスっぽいしファンタジーさも盛り上げてていいと思う。 なにより少年ケビンが天使のように可愛い。 怖いバズ兄ちゃんも最後には優しくなるのは劇場版ドラえもんのジャイアンみたいで観ていて嬉しい。 マリーじいさんの不気味な存在感が子供の視点で描かれていて面白い。 泥棒の凸凹コンビの愛嬌は何度見ても微笑ましい。やっぱ吹き替えで見てる。 大家族の末っ子ケビンにとって誰もいなくなった家というのは今までとは違う自由空間であり そこはまるでクリスマスの非現実的なムードをまとったファンタジーだ。 同時に危険も潜んでいて、地下室やバズの部屋には子供にとっての未知の魔空間や危険も存在します。 地下室にはストーブ・モンスターがいるし、バズの部屋には毒蜘蛛がいるし、武器もあったりで、 なにより「プレイボーイ」なんて子供にとって未知なる冒険だ。 悪魔か死神のようなマリーおじさんはお伽噺めいている。 ケビンはまるで家族が留守の間だけファンタジーを体験しているよう。 「家族なんかいなくなればいいのに」と念じたケビンは 一人きりになることで家族の大切さに気づく。 家族愛(とくに母子愛)を描いた作品であり、仲違いした者を許すことの素晴らしさを描いている。。 一人さみしかったケビンが最後で家族(とくに母)の温かさに包まれるのは感動的。 その後に「ケビーン!!」と怒鳴られるシーンはお約束。でもやさしいんだよね。 とても愉快で温かいファンタジーな気分になるクリスマス・ファミリー映画の傑作。 大好きなのでDVD買って毎年見てる。 [DVD(吹替)] 8点(2007-12-19 02:13:02)(良:1票) 《改行有》

64.  髪結いの亭主 《ネタバレ》 おじさんがとても面白かった。 ダンスしているときにとても良い動きをしていた。 お店の雰囲気が素晴らしい。 暖かくて静かで、時間が止まっているような感じ。 そこはまるで、周りとは切り離された別の空間。 柔らかな明かりを取り入れて、それがお店の様々な物に反射して、とても奇麗な色合いを出していると思いました。 コロンって飲んでも大丈夫なんだ。 最後がどうしても意味がわからないんだけど! でもお洒落な作品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2007-12-04 02:07:41)(笑:1票) 《改行有》

65.  生きてこそ 《ネタバレ》 雪山の過酷さが伝わるシチュエーションが見事です。 過酷な極限状態の中で生きようとするドラマが素晴らしいです。 「この山には神がいる」という神秘的な台詞が印象的でした。 雪山の厳しい自然が美しくもある。 一人一人のキャラクターが生きてます。 肉を食べる場面に邪悪さはなく生命的なエネルギーに満ちます。 人が極限状態に置かれたとき「生きる」という強い意思がある。 夜の寒さをしのぐためみんな布団にくるまって身を寄せ合って寝る場面が良いです。 [DVD(字幕)] 8点(2007-11-20 01:56:23)《改行有》

66.  ニコラ 《ネタバレ》 オープニングはシャイニングを彷彿とさせる。 少年の、「子供の」目線で描いているのがとても良いです。 また、スキー教室というのが良い。 ニコラの妄想がどんどん膨らんでゆくのが面白い。 夢から現実に戻り、それがまた夢だったなんて、 どんどんと非現実の世界に引きずり込まれていくようだ。 個人的には子供達の集団での寮生活というのがツボだった。(しかもスキー教室!) 主人公の少年に「誰かパジャマを貸して」との先生の問いかけに、「私が」と挙手した少女は中性的でとても可愛らしいと思った。 子供を描くことで「小さな恋のメロディー」的な部分もあり(主人公をかばう不良っぽい少年とか)、 これは僕個人の憶測ですが(違ったらすみません)、 この監督は「小さな恋のメロディー」で、「主人公ダニー」と「親友で悪ガキのトム」がどこか同性愛的な雰囲気を放っていると感じて、 その関係をこの作品で少しオーバーに表現したのだと思います(違うかな?)。 また都市伝説が少年の妄想を侵食していき、それがとても不気味な雰囲気を出している。 その裏側で渦巻く何かがとても不気味で、それは少年の頃に感じる不安なのかもしれない。 子供のころは都市伝説がもつオドロオドロしい雰囲気がとても怖かった。 孤独で疲れ果てた父親、ベッドの上でその父親が少年を自分の傍らに座らせる場面は 「シャイニング」からの強い影響を感じた。 少年のバカバカしい変な妄想(バカバカしいが、変にリアリティがある)、しかしそういった子供特有の妄想をとてもうまく捉えていると思う。 また、講師のパトリックがとても良い。 冬の雪山がとても神秘的だ。窓の外で雪が降っている、それがいい。 子供の頃は他人と違う事がどれだけ孤独な事だろうか、 ニコラの疎外感がとても伝わってくる。 とても長いスキー教室に感じられる。 終わり方も、あまり謎が明かされないで良かったと思う。 そしてエンディング、なんだか雪山に消えてしまいそうになる。 (この作品のDVDは恐ろしくジャケットが美しいです)[DVD(字幕)] 8点(2007-11-20 01:42:01)《改行有》

67.  セブン 《ネタバレ》 映像がかっこいい作品。 雨が降っている場面の「色」がとても奇麗だった。 クラシックが流れる優雅な図書館の雰囲気も居心地が良かった。 図書館って「知識の宝庫」で、いろいろな知識や歴史が眠っているっていうのがどこか神秘的でロマンチックだと思う。 都会の「陰」の部分が見事に描かれている。 デブが顔をスパゲティーに突っ込んでいるところなんて、TVゲームの「サイレントヒル」のような雰囲気がとてもよかったと思う。 犯人のライフワークが凄まじい!膨大な日記みたいなものを書いてるんだけど、僕も真似してみたら3日も続かなかった。 犯人が人間離れに頭が良いというのがカッコイイ! 最後のは衝撃的だ。結末を知ってからみると、面白みが半減かも。 しかし人物描写が巧みで、人々の「関わり」がちゃんと描かれているので、何度観ても楽しめるであろう作品だ。 最後の、あの葛藤している様が見事に描かれていたと思う。苦しみが伝わってきた。 あの場面を、「もし自分の親しい人だったら、、、」と置き換えると怖い。そのショックはとても大きかったんだろう。。。 [DVD(字幕)] 8点(2007-09-15 03:41:15)《改行有》

68.  ウォーターワールド 《ネタバレ》 マッドマックスや北斗の拳のように荒廃し暴力と略奪が支配する世界観です。 しかしディズニーみたいにファンタジーです。 ファンタジーにしてもツッコミどころが多いです。 主人公の設定からして謎です。 個人的にウケるのは旗を振ってる人です。 しかし全体的にテンションが高いです。 お金かかってます。 ハリウッド映画以外の何ものでもない作風が魅力的です。 音楽が最高です。 海が綺麗です。 埃っぽい錆びた鉄と海の感じが大好きです。 爆破シーンが爽快です。 主人公の頭皮が透けているのさえ渋く感じます。 小便を濾過するなら海水を濾過したほうがいいのでは。 もしかしたらこの映画がなければ人気漫画のワンピースもこの世になかったかもしれません。[DVD(吹替)] 7点(2015-11-09 22:46:43)(笑:1票) 《改行有》

69.  ダイ・ハード2 《ネタバレ》 現場で動く人と上層部の人がよく表れてます。 1作目ほどジョンマクレーンのアクションは光りませんが、 それでも大迫力のパニックアクションシーンの数々が良かったと思います。 前作よりも規模は大きいんですけど、その分何かがうやむやにされているような気がします。 ジョンマクレーンのキャラは相変わらず最高ですが、 ワイルドさは前作ほどじゃないかもしれません。 悪党どものキャラクターはなかなか良かったのですが、 幹部しかキャラが立っておらず結束感は薄いように感じられました。 あと、前作に登場した人を無理やり登場させてる感があります。[DVD(吹替)] 7点(2015-02-10 22:40:20)《改行有》

70.  フェノミナン 《ネタバレ》 トラボルタのフェノミナン。 アルジェントのフェノミナとタイトルがちょっと似てる。 本作フェノミナンはなにか欧米のニューエイジ思想をもったような、 いってみればスピリチュアル系の映画だった。 ある日トラボルタは不思議な光を浴びて突然に頭がさえわたり、 驚異的な頭脳と念力に覚醒してしまう。 いつも皆から親しまれる温厚な性格のトラボルタはその力で人を助けたりアバンギャルドな助言を与えたりしていたが やがて周りの人はトラボルタの力を恐れて避けるようになり、 国家機密を扱う人たちはやがて彼を国の危険人物として放っておけなくなるのだった。 しかしそんな中でもトラボルタを見捨てない本当の友人が数人いた。 やがて彼の驚異的な能力の秘密が明らかになる・・・ だいたいそんなお伽噺のような内容だった。 「人にどれだけのことを与えることができるか」というテーマを持った感動の映画だった。 人の潜在意識に眠るかもしれない不思議な力を描いたファンタジーとしてなかなか楽しめる内容だった。 ラブストーリーとしてもなかなか良かったと思う。[DVD(吹替)] 7点(2014-03-11 21:53:05)《改行有》

71.  トレマーズ 《ネタバレ》 小さいころに見て怖かった記憶がよみがえりました。 そんなこと全く忘れての鑑賞です。 この映画がモンスターパニックの良作たらしめるのは エンターテイメント性の高さと登場人物のキャラクター性の豊かさだと思います。 キャラクターが豊かだとどのキャラクターもがその物語の主人公であるかのごとく重要な役割を果たします。 皆そこに暮らす人間としての意地を見せつけるので誰でも殺されるのが惜しいほどです。 独特のテンションがあってホラー映画とは思えない明るさです。 西部の雰囲気とファンタジーな雰囲気がほのかに感じられ、 家族向けな映画とさえ感じます。 若きケビンベーコンがサイコーに魅力的な演技を見せています。 砂漠の辺境の雰囲気はそこに住んでみたいと思うほど魅力的でした。 当時のアメリカの若いカップルが映画館に見に行く映画という感じで、 その当時のモンスターパニックの勢いを感じさせる怪物は見ものでした。 [DVD(字幕)] 7点(2014-02-09 23:08:56)《改行有》

72.  ターザン(1999) 《ネタバレ》 ディズニーアニメの良作。 アラジンやライオンキングと同じくらいによく出来ています。 相変わらず絵が綺麗で、キャラクターのデフォルメされた動きが楽しいです。 キャラクターはまた相変わらずな感じで、愉快だけど癖のあるアメリカ的な明るさを強調します。 ディズニー映画を久しぶりに見ましたがディズニー映画でヒロインが可愛く見えたのは初めてです。 ディズニーの悪役ってどれも同一人物に見えてしまうことがあります。 後味がよろしく、ディズニーらしさ全開の作品でした。 なんとなくテンションが上がります。恐るべしディズニーマジック![地上波(吹替)] 7点(2013-09-09 01:43:47)《改行有》

73.  スピーシーズ/種の起源 《ネタバレ》 みんなで一人の美女を追い求める青春ラブ・ストーリーと、エイリアン・ホラーとのかけ合わせみたいな感じで面白いです。 ホラー映画において、いや、ホラー全般において、グロとエロとは切っても切り離せない関係がある。 この映画はもしかすると近年のB級エロ・ホラーの原点であり、おそらくはB級ホラーにおいてエロスとホラーとの架け橋であるように思われる。 もちろんホラーとエロスの関係は、ドラキュラやエイリアンなどで既にやられていたかもしれないのだが、この作品ではなんというかそれを包み隠さずストレートに、もしくはB級なやり方で、今後のB級ホラーにつなげていける形で作品にしたところに評価できると思った。 もちろん僕はホラー映画やその歴史にあまり詳しいわけではないので、この作品よりも前にそれをやっていた作品があるのかもしれないけど、それでもこの作品は伝説化されている作品なので、内容的にはB級であっても、名作といわれて良いと思う。 エイリアンと並んでギーガーのデザインを取り入れている点も評価できる。 「性欲は「怪物」だ、、、」というのを、ギーガーのグロテスク・デザインによって表現されている。 今の時代を予測したかのような「肉食系女子」ホラー。 半分がエイリアンのシル。彼女の美しさは完璧だ。 そんな彼女のエイリアン化した姿はちょっとグロい。美しさが崩れて腐った花のようだ。 まるで美女がヨボヨボのおばさんになったみたい。 それはまるで、「美女は若いうちはいい。しかしやがては醜くグロテスクになる」とでもいうかのように。 かつての美女が、もはや美しくはないエイリアンの姿で結婚を急ぎ、「赤ちゃんが欲しいの!」なんて積極的に来られたら、男は恐怖する。 彼女の「赤ちゃんが欲しいの!」という言葉の本当の恐ろしさは、“種”以外の父親の存在は不要であり、やがて排除されてしまうであろうから。 母親の愛は子供に注がれる。 男は恋してる段階では女を自分の物にしたいと思う。だが最終的に女に呑み込まれるのは男なんだと思う。 (以上、女性コンプレックス丸出しのレビューでした。) (2011年の映画メモをもとにレビュー)[DVD(吹替)] 7点(2013-06-04 22:16:10)(良:1票) 《改行有》

74.  セイント・クララ 《ネタバレ》 イスラエルのSFファンタジー、中学生たちが活躍する革命?映画。 よく分からないが結構好きだ。 捉えどころがなくてなんかカルト映画みたいだ。 十代のころの感覚がよく出ていると思う。 少年少女たちの抱える何ともいえない神秘的な感じがある。 リリィシュシュやドニーダーコのように、時に繊細に、時に浮遊感を持って不思議に描かれる。 これが非常に魅力的。 技巧的には分からないがこのセンスが良いと思う。 子供の繊細な心情を演出するのは味わい深い音楽だ。 ロシア人の超能力少女はどこか癖があって可愛らしい。 他にも個性豊かなキャラクターがたくさんいて面白かった。 キャラクター性が高いのかもしれない。 スタンドバイミーや小さな恋のメロディのような子供の心情を描いた映画が好きな人には 少しだけおススメできるかも。 説明不足な点が妙なさじ加減で魅力を増す不思議な映画だった。 なんともいえない中二な感じもまた魅力大。[DVD(字幕)] 7点(2013-05-03 01:33:59)(良:1票) 《改行有》

75.  グース 《ネタバレ》 森林伐採のために放置されたグースの卵。 少女はそれを発見し家に持って帰って孵化させる。 グースの成長とともに少女の心の成長を描いた感動作。 母を失った少女の心の傷をグースたちが癒してゆく。 また父と娘の蟠りもほぐれていく中で新たな目標が見つかる。 みんなで協力してグースを南へ渡らせる。 無謀とも思える計画。しかし刷り込みとは偉大であった。 刷り込みの強さで母と子の絆の強さも見えてくる。 少女を駆り立てるのは紛れもない母性であったと思う。 前半は平和すぎて、スローすぎてあくびが出るような場面もあったけど、 渡る準備が始まってきて面白くなってきた。 親子関係や家族を描いた古くオーソドックスな外国映画の雰囲気と、 WATARIDORIなどの自然ドキュメンタリーの場面の融合。 下世話な話、少女のシャワーシーンとかあるし、それから少女が女を自覚して化粧をするシーンは怪しく神秘的で、 いかにも少女映画といった感じもする。[DVD(吹替)] 7点(2013-04-10 01:23:33)《改行有》

76.  メリーに首ったけ 《ネタバレ》 とっても面白かったです。 どこまでモテない男の気持ちを分かってる映画なんだ!なんて僕なんかは思っちゃいますけど。 ギャグも面白くて笑えました。 この映画のメリーに見るのは初恋の女性のイメージでした。 それで現実ではなかなか上手くいかないところを映画でやってるのが醍醐味でした。 その分だけ他はブラックですが。 何とも毒のありそうな笑いが良い感じです。 とくにチャックに挟んじゃったところが面白すぎて仕方ないです。 キャメロンディアス相変わらず可愛美しいです。 美しい女性に恋する方法も十人十色だと思いました。 誤解を恐れずに言うなら、学園のマドンナの弟がこんなに身ちゃんなわけがない。[DVD(吹替)] 7点(2012-12-28 23:05:18)《改行有》

77.  四月物語 《ネタバレ》 なんかわかんないけどほんのり良い話だった。 淡い系の映像と繊細な感じの音楽が妙に四月という感じがして良かった。 温かな陽光とささやかな物語は初々しい心の表れだろうか。非常に心地よい。 多くの人が経験したかもしれないかつての四月の感覚を見事に表してると思う。 「”リリイ・シュシュのすべて”みたいな映画だ」と書こうとしたら同じ人が監督みたいだ。 監督の名前も俳優の名前も一切覚えないからな自分・・・。 平凡なものを素敵に見せるのは素晴らしいことだと思った。[DVD(邦画)] 7点(2012-09-29 00:08:26)《改行有》

78.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 交渉人vs交渉人が真の悪を追いつめてゆく。 ちょうどいい謎が今の時期にぴったり。 話の運びが非常に面白いと思う。 エンターテイメント性も忘れていないアクションシーンが謎をややこしくする。 斬新なシチュエーションが見られる中でおちついた安定感が感じられるサスペンス。[地上波(吹替)] 7点(2012-09-26 23:27:00)《改行有》

79.  ドアーズ 《ネタバレ》 ドアーズの音楽は学生の頃にCDですこし聞いたことがあるだけだった。 何となくいいなと思っていたけど、 この伝記映画を見たらドアーズ好きが加速した。 ジムモリソンのカリスマ性が伝わった。 怪しい世界に誘われるような迫力に満ちた映画だ。 トリップ感があり、その時代のヤバさみたいなものが見事に再現されていたと思う。 これだけやって27歳って若すぎる。 自分はとくにドアーズもジムも好きというわけではなかったのに、 観終わったあと一日ジムのことばかり考えていた。 それだけジムモリソンの生き方と破滅に魅了された。 映画はちょっと長いけど、ドアーズの音楽とジムモリソンという人間像に触れる中で物語が終わりが近づくと少し淋しくなった。[DVD(字幕)] 7点(2012-08-15 22:58:47)《改行有》

80.  フル・モンティ 《ネタバレ》 なかなか素晴らしい作品でした。 不況に負けない明るさがなんとも魅力です。 そして完璧な肉体よりも素人には素人の良さがあるのだなと。 様々な愛が描かれる中でコメディーもあり、非常に面白かったです。 デブ男の奥さんが素晴らしいです。 なんとも冴えない肉体の集まりですが、そこに良さを見つけていくところが良いです。 それこそ人間の良さを発見していくかのようです。 素っ裸になるっていう行為にはなんともいえない素晴らしさがあります。 素っ裸になったらもう元気しかありません。 最初は嘲笑でしかなかったものが最後に素晴らしいものになるのは素晴らしいです。 (・・・なんでポリ公の格好だとゲイっぽく見えるんだ?) [DVD(吹替)] 7点(2012-07-26 00:49:14)《改行有》

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