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プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345
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61.  ファンハウス/惨劇の館 《ネタバレ》 トビー・フーパー作品として非常に素晴らしいスラッシャー・ホラーでした。 もちろんトビー・フーパーは「悪魔のいけにえ」というとても偉大なものがありますから、肩透かしを喰らった感を抱く人の方が多いに決まっています。 「悪魔のいけにえ」と比べると迫ってくる感じが無かったなと思ってしまうかもしれません。僕も思いました。 しかし、それはしょうがないことでしょう。「人は意識に反応せずに無意識に反応する」と誰かがラジオで言っておりました。 それで乱暴な言い方をしてしまうと、「悪魔のいけにえ」ではトビーフーパーがあまり意図し過ぎずに、彼の「無意識」の部分で映画を作っていたのだと思われます。 だから忠実に観客に恐怖(他いろいろなもの)が伝わったのだと思われます。 無意識で作ったほうが純度の高いものが出来上がるのでしょう。 しかし、それ以降の彼はあまりの成功に「意識せずには」いられなかったのかもしれません。 だからいろいろと「意識して」ホラー映画を作ってしまうために、観客に伝わりづらいのかもしれません。「空回り」「スベる」といっても良いでしょう。 しかしトビー・フーパーの「狂気」というものがちゃんと彼の無意識にあって、それが彼の意図しない部分で自然に作品に表れているような気もします。 よく分かりませんが、、、おっちゃんが車の中から子どもにショットガンを構えて爆笑する場面ではなかなかの狂気を感じましたが、これはトビー・フーパーならではの侠気の人物描写だと思います。 この作品では、サーカス小屋や見世物小屋での「見てはいけなかったものを見てしまった」ような感覚を味わえるかもしれません。 子供向け(?)でありながらも毒々しくグロテスクな人形達が見事に「狂気」を演出しています。 畸形殺人鬼の狂気とか本気度は、やはりこれはトビーフーパーにしか撮れないものだと思います。この殺人鬼の暴走度は、かつて「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスで感じたそれです。 でもオーソドックスなせいか、ポッカリと空虚感を味わうかもしれません。 しかしB級レトロホラー、B級ゴアスラッシャーとして、ど真ん中に位置しそうなこの作品を、僕は愛さずにはいられないのです。 この監督はこの作品で「サイコ」のパロディやったり、「悪魔の沼」でもバスルームの1場面を見ると、相当に「サイコ」が好きなんだなと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2009-11-04 22:49:52)《改行有》

62.  薔薇の名前 《ネタバレ》 素晴らしいサスペンスです!何といってもこの作品は雰囲気が素晴らしいです。 厳粛な雰囲気で始まり、厳粛な雰囲気で終わります。 だから「厳粛な修道院の雰囲気を楽しみたい」という方にはこの作品をオススメします。 宗教的な雰囲気に包まれる中で次々と起こる怪事件には「次はなにが起こるのか?」とワクワクしてしまいます。 曇りがかったダークな雰囲気です。 この修道院は山頂に建っていると思うのですが、そこは雪景色で、それが作品に寒々しい雰囲気を効果的に与えているように思います。 山頂というシチュエーションが、隔離された感じで良いです。 閉ざされた空間で起こる事件には、その閉ざされた空間に漂う異様な雰囲気が重要だと思うのですが、この作品にはそういう雰囲気がちゃんとあると思います。 雰囲気作りがとても上手で、見事に中世イタリア(ちょっと知ったかぶり)の感じが再現されていると思われます。 物語のテンポも良く、観客を画面に引きずり込みます。 ショーンコネリーがカッコイイです。 [DVD(字幕)] 8点(2009-02-13 18:45:54)(良:1票) 《改行有》

63.  トワイライトゾーン/超次元の体験 《ネタバレ》 とても見ごたえのあるSFホラーであった。 どの物語も素晴らしいオムニバスホラーでした。 作品を観るまで気づかなかったけど、僕は幼少の頃にこの作品を観たことがあって、特に【第3話】は強いトラウマとしてずっと僕の心に残っていて、あの変な雰囲気をよく思い出しました。 それは”変な顔をした少女がテレビに向かっている場面”なのですが、「あれは何だったのだろう!?」と悩んでいたのですが、まさかコレだったとは!幼少の自分にはかなりショッキングでした。 【第1話】もし僕が相手を差別したら、必ず同じ形で差別されるときが来るんだなぁ、と。 自分が他人にした事、他人に言った事、思った事が、今の自分に起こっているんだなぁと思いました。 【第2話】スピルバーグらしい、夢を与えてくれる作品でした。シャイニングに出ていたコックの黒人さんだと思いますが、とても良い雰囲気を出していました。序盤で、息子が父親に躊躇いながら頬にキスをする場面はうまいなと思いました。やりきれない感じが伝わってきます。残された老人から哀愁が伝わってきました。 【第3話】これはなんだか歪んでいて怖いです。シュールです!女優が美人さんでした。 アメリカのクレイジーなアニメが狂った感じを助長しているように思います。 【第4話】主人公の精神状態が良く表れていたと思います。憔悴した感じが凄かったです。 凄く迫力があって良かったです。肩に力が入りました。飛行機に乗る前は観ない方が良いでしょう。ああいうふうに飛行機の機械にイタズラをしたがる悪魔は本当にいるらしくて、この作品ではそれが題材になっているらしいです。 どのストーリーも次元を超えたような話で(タイムスリップだったり、時空が歪んでいたりで、、、)、それが4つもあるので、僕まで時空を旅したかのようです。 でも、映画を観るということは「心」が旅をしているんだと思います。 自分の「魂」が肉体を離れて画面の登場人物に移入し、登場人物たちと一緒に冒険するんだと思います。(魂が登場人物に移入できればファンタジーもホラーもSFも仮体験できるんです) 僕にとって映画は魂の、心の小旅行なんです。(この作品で改めてそう思った) [DVD(字幕)] 8点(2009-02-13 18:33:33)《改行有》

64.  死霊のえじき 《ネタバレ》 地下シェルターっていうのが良かったですな。アンダーグラウンドで。 寂れた町の雰囲気が素晴らしくて、、、 ゾンビの中で一匹だけ人間ぽいのがいたんですけど、、、 銃を撃つし、、、彼はゾンビの中でも孤立していた。 なんか「フランケンシュタイン」を思い出しちゃいました。 素晴らしい作品なんだけど、軍隊を率いる“ローズ”の存在がどうも気に食わなくて、、、それでこの点数。でもこのクソキャラに死ぬときあんなカッコイイ台詞与えていいの? ああいうアホ男は、ただ惨めに死ねばいいのに。「許してくださぁ~い!(泣)」みたいな。 お酒大好きな男がいて、彼はとても良いキャラだった。 ロメロ先生のゾンビ三部作って、黒人さんがとても良い味だしているなぁ、と思うのは僕だけでしょうか? 巨大エレベーターには感動した。だってゾンビがスゲー大量に降りてくるんだもん、圧倒されちゃった。 デスメタル級です(?)。 もしゾンビ好きな人ならば、あの量のゾンビを見るとワクワクしちゃうでしょう! [DVD(字幕)] 7点(2009-02-13 18:19:54)《改行有》

65.  グーニーズ 《ネタバレ》 今回、この作品を始めてみました、、、と思ったら実は幼い頃に観ていたようです。 というのも、はじめは全然記憶に無かったんです。 でも、大理石の像の置物のチ●ポが取れたあたりから徐々に思い出しました。 地下にいた畸形っぽい大男とか、子供のころに観て凄く怖かったのを思い出しました。 地下で鎖につながれているし、凄く大きな体で、そして怪力で、ウォ~!って低い叫び声とか、とても怖かったです。 骸骨のオルガンもとても強く印象に残っていました。 、、、、お兄ちゃんが三輪車で一生懸命漕いでいるところで爆笑してしまいました! 後ろから仲間達が来て、車に引っ張られて、、、あれ素敵ですね。 チームワークがとても素晴らしかったです。 テンポは驚くほど良いかと思います。 皆さんメガネをかけたお嬢さんがブスだと思っているでしょう? いやいや~、、、僕にとって、彼女はツボでした! 海賊船っていうのはなんだか夢がありますよね。 海賊の財宝とか、なんかこう、ワクワクするものがあります。 その海賊船が洞窟の中にあるというので、そのワクワク感が一層増します。 皆さん、最後に海賊船が海面に出てきたときに感動しませんでしたか? 僕なんて泣きそうでした! 僕の心に何か熱いものが湧き上がってきました! もうとっくの昔に腐ってしまった冒険心のようなものでしょうか? 少年の頃に抱く夢というか、冒険のイメージみたいなものは、多くの場合は大人になると失ってしまいます。 しかし、そういう少年の心をこうして形にしてしまったという点で、スピルバーグはとても素晴らしいと思いました。 もしかしたら、スピルバーグはまだ少年の心を持っているのかもしれません。 (よくみたら、監督スピルバーグじゃねぇし、、、)[DVD(字幕)] 8点(2008-09-17 02:42:11)《改行有》

66.  デモンズ 《ネタバレ》 良き時代を感じるB級スプラッター映画の傑作。 最初の地下鉄の荒廃した雰囲気がスーパーファミコンのファイナルファイトみたいで良い。 B級なのでショボイところもある。 しかしつくりに気合を感じる。スプラッター映画ファンに高い人気を得ていることは見て分かる内容だ。 劇場にいる人間のキャラクターがアホらしくて素敵だ。 とくに最高なのは盲目のオッサン。某名作映画みたいだけど、こっちは何のドラマもないのでなんでいるのか分からないところが面白い。 女主人公はなかなかの美女だった。 モンスターにやたら迫力がある。デスボイスが最高。 エクソシストみたいな緑色の液体を吐きだして汚いグチャドロスプラッタ満開。 レトロなメタルの音楽がカッコいい! 思い出すのはメタルのライブ。劇場で跳ねたり舞ったりするゾンビどもとメタルのサウンドの融合は メタルのライブを体感しているようでモッシュを思い出す。 メタル好きは見るべし! なにより劇場が悪魔に取りつかれているようなところが気に入った。 最初に見たときこそショボイと思ったが幾度か見るたびに魅力が増す。 入口が塗り固められていたり、マスクの男の存在など妙に謎なところが癖になる。 劇場の雰囲気も変な像とかがあって奇妙だ。 噛めば噛むほど味がでるスルメ映画だ。[DVD(字幕)] 7点(2008-08-26 00:58:59)《改行有》

67.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 《ネタバレ》 面白かったです。 でもやっぱ「魔宮の伝説」を先に観ちゃったからなぁ。 やっぱ最高傑作といったら、どう考えても「魔宮の伝説」なんだよねぇ。 それを先に観ちゃったもんで、だから思った程でも無かったかも。 でも、上手く言えないけど、なんだかワクワクする感じがちゃんとあってよかったと思います。 毒の塗られた果実みたいなものがあるじゃないですか?チンパンジーが食べちゃうやつ。 あれが毒々しくて、とても強く印象に残っているんです。 この作品に限ってではありませんが、イイ感じの懐かしさが全体に漂っていて、その雰囲気がとても良いです。 冒険モノって良いですよね!やっぱ。  そう思わせてくれる作品です。 [地上波(吹替)] 6点(2008-06-26 04:10:49)《改行有》

68.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 《ネタバレ》 インディジョーンズシリーズのアクションならたぶん最高傑作。 アドベンチャーもよく出来てます。 トロッコのアクションは筆舌に尽くしがたいほど素晴らしく、 他のジャンルでトロッコが出てくればこの作品が原点だなと思ってしまいます。 アメリカ映画の良い時期のいいところどりみたいなエンターテイメント要素がワクワクせずにいれません。 トラウマ的なグロシーンが良いです。 子供のころに見て、この世界に魅了されながら、絶対にこの世界にはいきたくないと思いました。 もしかしたらシリーズ中で最もとっつきやすい作品かもしれません。[DVD(吹替)] 9点(2008-06-26 04:00:06)《改行有》

69.  コックと泥棒、その妻と愛人 《ネタバレ》 最初の場面から下品でビックリした。 アルバートがほとんど一人で喋ってたなぁ、、、。 あの役の俳優さんが台詞大変そう。 ホントうっさい、声が大きい人ってイヤだね~自分の事ばっか話しちゃってさ~って思った。 この作品は決して気持ちの良いもんではありませんよ。 ゲロだの、腐った肉や魚介類に悪臭に蛆だの、アルバートの下品な言葉使いだの、 きわめて不快指数が高いです。 しかし何故か美しい。不快なものが「美しさ」を高めているのか、何故か美しく感じてしまう。 「美」と「酷」は相反するもので、しかしお互いがお互いを引き立てあうものだとある人はいいます。 だから何故か僕には、あのトラックの腐った肉が強烈な美しさを放っているように感じた(それは偏に僕の変態趣味によるものかもしれないが)。 しかし映像から「におい」まで感じ取ってしまうほど感覚の鋭い人には、あのトラックの腐った肉の場面は強烈過ぎると思います。 「強烈な悪臭」っていうのは生理的にダメだ。ついつい顔を歪ませてしまう。 だからあの場面は強烈な印象を受けた。 マイケルの殺され方がとても残酷で、参った。 強烈な「赤」がとにかく印象的だった。レストランの豪華でお洒落な感じが良かった。 レストランが真っ赤なのに対して洗面所が真っ白だったのもまた凄いセンスだ。 レストランとは全く違う空間を出していて効果的だったと思う。 ソプラノで歌う少年の歌声がとても美しく、この下品な作品に崇高な雰囲気をあたえていたように思う。 最後の「料理」が運ばれてくる場面は不気味だった。 色彩、デザイン、音楽、映像も美しく、下品なようで実は品があるのかも。 しかしとても生々しい。 この作品には独特の美学があるようだ。 とはいっても、婦人用トイレに入ってきて、まだ女性が入っている便所の個室の扉を次々と蹴飛ばしてゆくアルバートを見て、「この男ほんとサイテーだな!」とか思っちゃいました。 ベストオブ「最低な男」映画ですよ、コレは。[DVD(字幕)] 8点(2008-05-17 02:28:21)(良:1票) 《改行有》

70.  ザ・フライ 《ネタバレ》 これ昔観て、「これは『蝿男の恐怖』に比べて、ただ強烈なスプラッターだったなぁ」と勘違いしていたが、しかしなかなかの傑作でした。 クローネンバーグは僕個人としては人物描写がとても面白い監督のうちのひとつです。 主人公セスのギョロッとした目が凄かったなぁ、彼の目はとても迫力があって印象的です。 セスが一番かっこよかったのは、ハエと融合した直後のパワーが漲っているとき。 鍛え上げられた肉体からオーラが発せられ、野生のパワーを得たかのような、アドレナリンが溢れ出しているかのような彼が、鉄棒でグルングルンやっている場面がとてもカッコ良かったです。 ヒロインもなかなかの美人さん。 しかしグロい。 腕相撲の場面は稀にみる痛イタ映像でした。 そしてドーナッツを食べようとした時に口から出るドロッとしたものは強烈! 自分の身体の一部をちゃんととっておくのにも凄みがある。 ヒロインの夢の中で、彼女から生まれてくる「胎児」のウネウネした姿には、もうトラウマです! ここ要注意よ! 生理的にノックアウトなシーンが満載! そしてセスの最後の変わり果てた姿には、とても深い悲しみが感じられました。 セスがとても惨めに見えて、「何故にこのような姿にまでなってしまったのか」を考えるととても悲しいのです。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-17 02:18:15)《改行有》

71.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 凄いね! 最後まで興奮しっぱなしだった。 アクションは苦手な僕なのだけれど、でもこれは凄く良かった。 また、ゴチャゴチャしていないから何度観ても楽しめるんだよね。 悪党達はそれぞれのキャラがでていて、プロフェッショナルな感じがして良かった。 悪党のボスのハンスがとても頭が良くて、天才的でカッコ良くて、僕は彼が好きだ。 あの冷静な表情、僕は彼の冷静さに憧れる。 彼は美学を持っていると思う。だから僕は彼が美しく見える。 エリスとハンスの対話はお互いの天才像が対比されていて面白かった。 ハンスが本当にブッ飛んでるのに、エリスは空回りしてブッ飛んでいる感じ。 ハンスが本当の天才なのに対して、エリスはヤク中で天才気取りの自惚れでムカついた。 調子にのって死んでやがんの!ワハハ! でもあのときのちょっと焦ったエリスの表情は好き。 ヘルシンキ症候群って始めて知ったけど、面白い心理だと思う。 ブルースウィルス演じるジョンの本気のアクションが見事!身体全体で演じている。 ジョンが、パソコンごと椅子にくくりつけて落っことした「爆弾」はカッコよかった! あの破壊力!本人もビビってるし。 あれは映画史に残る爆弾だと思った。 でもこの作品は爆発が凄いなあ。とても迫力がある。 甲殻車にミサイルをぶち込む場面もカッコイイ! 運転手の黒人さんも終始良い存在感出してる。 デブの警官も良かった。 ロビンソン警視(だっけ?)とか、マスコミの野郎とか、エリスとか、本当にムカつくわね! この警視にボコッと一発やりたかった! マスコミも「大変でしたね」って、アンタね!。。。 一応、クリスマス映画なのね。気づかなかった~。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-01 23:16:01)《改行有》

72.  ザ・フォッグ(1980) 《ネタバレ》 カーペンターのホラーです。リメイクもされています。 港町の雰囲気が最高です。 他のホラー映画にはない不気味さがあります。 何度か見ていますが結構ビビります。 村全体が呪われた感じが出ていて良かったです。 死霊の目が赤く光っているのでちょっとだけロボットっぽいんですが。 食品店で売り物のジュースをこっそりと飲む店員は不快です。 クラクションが鳴るシーンは印象深いです。 ちょっとストーリーが分かりづらいところがあって、 古い映画のせいなのか、字幕が良くないのか分かりません。 昔のB級映画の雰囲気ですが硬派な感じもします。 ハロウィンのようなホラー映画らしいテーマ曲も良いです。 渋い映画なので酒が進みます。 古いB級ホラー映画としての格式高さを感じました。[DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 02:26:42)《改行有》

73.  ツイン・ピークス〈TVM〉 《ネタバレ》  今でも時々思い浮かべる風景、音楽、人々、それはツインピークス。 漠然としか覚えていませんが、それは根強く記憶の中に生きています。 様々なものがどれも強烈に印象に残る。 音楽がとても良い。温もりと自然を感じる。 あのカフェの雰囲気が良かった。 大自然の霊、深い森の陰、、、ああ、ツインピークスに行ってみたい! これを観て思ったのは、リンチ作品は音を大きくして観ないと損だってことです。 10点とはかなり踏み切りましたが、それはリンチの世界をこれだけのボリュームで体験できる作品であり、 またどのTVドラマよりも美しく内容が素敵だと思うからです。[DVD(字幕)] 10点(2008-04-24 02:16:39)《改行有》

74.  ペット・セメタリー(1989) 《ネタバレ》 キングらしさ全開で、この作品はかなり好きな部類に入る。 なので結構、何度も観ている。 とても哀しくてやるせない感じの作品だ。 冒頭の「お墓」の場面からとても憂鬱で哀しい雰囲気が漂っている。 スティーブンキングの独特な雰囲気が良く再現されていたのではないだろうか。 キング小説は、人々がその内に独特の「闇」を抱えているように思う。 この作品では、キング小説の独特の「闇」がうまく描かれていてると思う。 たとえば、胃癌を抱えた近所のおばさんミッシーなどにその「闇」が表れているかもしれない。 奥さんのトラウマの元となっている「病床の姉」も陰鬱な印象を残す。 その「姉」は怖くは無いものの、「不安」「憎悪」が凝縮されたような歪んだ姿にはゾッとする。 この作品の「道路」と「トラック」はとても危険な感じがして、それ自体が「命」を持っているかのように不気味に描かれている。 主人公ルイスは、ほんの小さな事から「それ」にはまり込んで抜けられなくなってしまう。 「それ」がどんどんと大きくなり、やがては周りの人にも影響し始める。 結局は周りの人がその面倒を被るのだ。 やがては愛する人を失い、その悲しみを埋めるためにまた過ちを繰り返してしまう。 (なんか僕も分かるな、依存するってそういうことだよね?) ルイスが猫を「娘の猫だ」と言ったら、ジャドが「もうお前の猫だ」と言ったのが印象に残った。 「もうお前の責任だぞ!」って言いたいんだね。 幽霊パスコウはかなりイイヤツで、そのキャラクターが気に入った。 優しい幽霊というのはなんかとても悲しい感じがして良い。 終盤のゲイジの演技がお見事! 最後の「B級スプラッター」のようなチープな終わり方が残念でならない。 そのためにこの作品はとても安っぽい印象になってしまった。最後って大事だね! この作品は「見事に描いた作品」だけに残念である。 でも、人物描写が良く描けていると何度も観ても楽しめるよね。 エンドロールの曲は、とても項垂れた感じで哀愁が漂っていて好き(どこのバンド!?)。 ※お気づきの方もいるかもしれませんが、1時間15分辺りで「シャッターを開ける」シーンがあるけど、そこで「謎の声」が入る。その主が「猫」なら良いが、、、? [DVD(吹替)] 7点(2008-03-09 01:42:17)《改行有》

75.  ポルターガイスト(1982) 《ネタバレ》 個人的にはかなり好きな作品です(フーパーですから)。 これまた、どこか独特な印象を残す作品だ。 そのひとつにトビーフーパー独特の人物描写にあるのかもしれない。 登場人物がとてもリアルに面白く描かれていると思う。 だから僕は人物同士のやり取りを観ているだけでも面白い。 椅子が机の上に乗っかったのを驚く母親のリアクション、 椅子が動いたときの父親の驚いた表情、それをみて喜んで飛び跳ねる母、そういった人物の表情がとても面白い。 庭の工事現場のおっちゃんと長女とのやり取りも見事だ。何度観ても笑っちゃう! 霊能者も変な感じが出ていた。 少女の飼っていた小鳥が死んで、その死んだ小鳥の扱い方も良く描かれていたと思う。 またフーパー独特の感じがこの家の「だらしなさ」として表れているのかもしれない。 夜中にテレビがついていたり、転寝してたり、ポテチを食べながら寝ちゃっていたり、 それは一見普通なのかもしれないが、僕はこの「だらしなさ」が面白いと思いました。 朝ごはんを食べる場面でも、人間臭い生活感みたいなのがにじみ出ていたように思う。 研究者の助手みたいな人が、台所で食べ物を探して肉を調理しようとするあたりは一番フーパーらしい場面だと思う。 あの台所のシーンは大好き。 「木」も変な感じが出ていた。 でもあの眩しい「白い光」はスピルバーグ側によるものかもしれない(「ET」とか「未知との遭遇」のようなSF的な光)。 そういう部分がこの作品にファンタジーよりの神秘的な印象をあたえているのかもしれない。 でもスピルバーグとトビーフーパーは全く面白い組み合わせだと思う。 後半はもう棺桶パニック!棺桶の逆襲です! 幽霊とかに鬼気迫る感じはないが、しかしこの幽霊は子供が懐くオバケの印象なのかもしれない。ゴーストとか絵本の中にいそうじゃん。 だから子供に観て欲しいホラー映画だと思います。 部屋の置物やベッドが物置に吸い込まれてゆく場面は個人的に名場面だ。 家の中が歪んで見えたり、木がとても怖かったり、それは子供の世界なのかも。 とても不思議な印象を残す作品でした。 《友人はこの作品を「中途半端!」といいますが、僕は「好きなの!」と言い張ってます。》 この作品はね、ホラー映画の中でちょっと変な存在感を放っているの。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-09 01:23:13)(良:1票) 《改行有》

76.  エイリアン2/完全版 《ネタバレ》 驚異的なクオリティー! 鬼レベルの面白さ!完璧です。 とにかく素晴らしいと思ったのは全体のメカデザインの素晴らしさ。 宇宙の人工都市がいちいちカッコ良過ぎる。 大型トラックみたいの(戦車?リプリーが運転したやつ)も超カッコイイ! 武器や建築物、建物内部、機械装置等々のデザインが素晴らしくカッコイイので、 TVゲームが好きな僕は、そういう部分でとても楽しめた。 この作品のデザインは「バイオ2」をはじめ数多くの「TVゲーム」や「ジャパニメーション」等に多大な影響を与えているように思う。 また、観ていて飽きさせない、ダレさせないのが凄い。 軍隊の人たちは個性がとてもよく出ていて面白い。 ビショップが大好きなんだよね。なんかカッコイイじゃん。 また、少女レベッカがとても良い雰囲気をだしていると僕は思う。 「少女」っていうのがツボ。 都市での生き残りは少女一人だった!少女ってなんだか神聖な存在だと思うから、 その少女とグロテスクなクリーチャーとを対比させるのはとても効果的だと僕は思う。 「少女」と「メカ」っていうのもなんだか相性がいいと思うし、少女がカプセルで眠るというのにもどこか惹かれる。 リプリーは「母親」、、、エイリアンの「母親」、、、もしかしたらこの作品では「母親」というものを描いているのかもしれないと思いました。 女王エイリアンのシーンは「怪物」「モンスター」とかじゃなくて「生命の神秘」みたいなものを感じた。(母親は巨大なんですね) その巨大感は美しく見事だった。 この静寂感は、人間がなにか神秘的なものと遭遇したような感動があった。 このシーンはグロテスクだが、「闇」を愛する者であれば「美しい」と感じるかもしれない。 最高傑作と名高い「エイリアン2」ですが、僕個人は「エイリアン1」の方が好きかも。 雰囲気でいえば「エイリアン1」の暗い静かな雰囲気の方が好きです。 1作目ではエイリアンの脅威、そこにいる人物像を淡々とリアルに描いているから。 しかし「エイリアン2」は前作の雰囲気をほとんど損なっていないばかりか面白過ぎます! エイリアンの迫力も損なわれずに素晴らしいです! 監督が変わったのに、ここまで完璧に世界観を引き継いで見事な続編をつくってみせたのは驚くしかありません。 最後に一言、、、エイリアンってホントに美しいですね![DVD(字幕)] 9点(2008-03-09 00:50:39)(良:1票) 《改行有》

77.  ターミネーター 《ネタバレ》 か、、、カッコ良過ぎる。 「2」もそうだけど、この「メカ」な雰囲気がカッコイイ。 そして全編に流れる哀愁が素晴らしい。 少し昔の「近未来アクション」には独特の哀愁が漂っていて、 その哀愁が好き(それは懐かしさなのかも)。 サラの親友がヘッドフォンで音楽を聴きながらサンドウィッチをつくる場面も「80年代!」って感じでとても良い感じ。 作品中に流れる懐かしい音楽(ロック)も哀愁をだしている。 この作品のサントラ音楽がとてもカッコイイ。 この作品は、地下駐車場の雰囲気がとても好き。 「2」に比べると地味な印象であったが、しかし、しっかりと面白い。 「描かれ過ぎていない」のがとても素晴らしいと思う。 シュワちゃんは悪役も良い感じだね。 カイルは目つきがとてもカッコ良かった。 ベッドシーンには何故か「永遠」を感じた。 そこで流れる音楽も、とても切なくて良いです。 最後のメカ剥き出しターミネーターは、なんだかチープなんだけど、なんか変な怖い感じが出ていてとても良かった。 最後のガソリンスタンドの雰囲気がとても良かった。 物語の終わり方がとてもカッコイイ。シビれました。 デカい物語だと思った。自分もこの作品の中に入れたらと思った。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-02 01:16:50)(良:1票) 《改行有》

78.  赤毛のアン〈TVM〉(1985) 《ネタバレ》 素晴らしいです!素敵です。 (恥ずかしくも原作は読んでないですが、)この「名作劇場」の雰囲気が良い。 僕個人としては「少女作品」でもあり、「青春映画」としても楽しめるのかなと思う。 まあ、少女「アン」は喋りすぎていて品が無い感じもしますが、それでも想像力豊かな彼女はとても楽しく魅力的な存在ある。 マリラおばちゃんは怖いんだけどね、でもだんだんと優しくなってくるんだよね。 そういうところが観ていて楽しくなっちゃう。 マシューおじさんがとても可愛らしかった。 そして彼は本当に優しい人だと思った。 彼がアンにドレスを買う場面で、凄い照れていて、そして余計な物まで買ってしまう彼の可愛らしさ(親切を照れながらする人って可愛いと思う)。 この場面は微笑ましくてとても気に入りましたよ。 また、「女の教師」と「お店のおばさん」の笑顔がちょっと強烈で印象に残った。 そしてまた景色が美しいんです! 「モネの睡蓮」を思わせる輝く湖は素晴らしくて、他にも暖かい日差し、緑色に輝く草原や森や並木道などがとても奇麗で、ゆったりとした居心地の良い風景を演出している。 (基本的にこの作品はおばさんがウルサイけど)上品なおばさんたちがティータイムで優雅にお茶を飲むのもとても時間がゆっくり過ぎている感じが美しいと思った。 また優雅な衣装を身にまとっていて、とても上品です、皆さん。 言葉は悪いが、、、アンの親友の少女がブスだが、なぜか不思議とエロティックな雰囲気を放っていて魅力大だった。(特に彼女がワインに酔っちゃうところなんてとてもセクシーで凄いエロティックに感じた) この作品は「仲違いした人を許すことを描いた作品」だと思う。 また相手を許した後に来る「気持ちよさ」「清清しさ」みたいなものをこの作品から感じて、なんかとても勉強になった。 アンの持つ「パワー」によって事が気持ちよく解決して行き、とてもポジティブな気分にさせられるのですが、、、少々長い。。。 まあ、問題はないっしょ!気に入った!(でも続編は観ないかも、、、) (マシューおじさんは「ストレイトストーリー」の人かな?)(マリラおばちゃんが「サスペリア」のおばちゃんに似ているけど気のせいだろう。) [DVD(字幕)] 8点(2008-02-09 03:09:08)《改行有》

79.  食人族 《ネタバレ》 (※動物が好きな人は絶対に観てはいけません!というのも、この作品は「やらせ」ですが、動物に関しては本当にやっているからです。) まさに最低で下品な作品。 動物を殺すところを見せる映画。 「亀さん」の場面だけは「冗談じゃないよ!」って感じだった。 (僕は食べたこと無いけど)スッポンとか食べるけどなんとも思わないでしょ? なんだろう、、、問題なのは扱われ方かな?面白がってるじゃん! スプラッターってのはジョークで笑い飛ばすものだと思ってんだけど、ジョークじゃないじゃんか! 衝撃映像(未体験映像)でそれに見入ってしまう自分もいるんだけどね。そういう残酷な自分は確かにいます。 でも動物殺す場面を見せるのは良くないよ。 動物を殺しすぎている。 「亀さん」だけじゃなくて「トカゲ」も「サル」も可哀想だった、、、。 友達に「食人族観たよ~」って自慢してたら「人喰い族」だったという屈辱、、、 その屈辱感をやっと晴らせた爽快感、やっと観れたという達成感にに10点を謙譲したいが、 それはあくまで僕個人の都合なので我慢我慢。 ドキュメンタリータッチでリアリティがあるし、 変なB級作品よりも熱意(といったら語弊があるかも)がこめられている感じがして、 比較的よく作りこまれているかなと思う。 B級、スプラッター、アンダーグラウンド界隈において「食人族」という存在感は不動のものだと思うし、 この「人食い」という異端なテーマを作品にしようとする発想がすごいし、 「ちょっと観てみたいかな?」と興味をかきたてられるような魅力をこの作品自体が持っているので、 そこらへんは評価したいかな。 骸骨やいろいろなものが塊りになってぶら下がっているのは少し面白かったし、 串刺しにされている女性の画は個人的に名場面だと思うし、 終盤でのテンションが素晴らしい。 なんだか「万国博覧会」(を連想しました)のような変な音楽が耳について離れない。。。 まあ、B級(というかZ級)をやるなら、(動物を殺すのはダメ!ですが、、、)このくらい最低で下品なものを目指して欲しいと思う。 これも映画なんですよね、、、いや~映画の世界は深いです(不快感をこめて)。。。 (でも輸入版のDVD持ってんだよね、廃盤だから!) [DVD(字幕なし「原語」)] 2点(2008-02-09 03:00:55)《改行有》

80.  ラストエンペラー 《ネタバレ》 うん、難しかった。 (前半で)中国の美術品や装飾がとても美しく、それだけで自分は満喫できた。 僕には、「墨を飲んだおじさん」が可哀想でならなかった。 皇帝から堕落していく様はとても孤独を感じた。 靴の紐を結ぶとか身支度とか全てを家来がやってくれていて、それが無くなったときの彼はとても小さく孤独な一人の男でしかない。それが悲しい。 最後は哀愁が漂っていて淋しそうだったけど、その皇帝の王座に歩んでいく彼の、子供の様に無垢な姿にとても感動した。 背の曲がった老人が「立ち入り禁止」を乗り越えて(自分の昔いた場所が立ち入り禁止になっているのも哀愁)、かつて自分のいたところに向かって歩いて行く。地位とか人目とか関係なくて偉大だ。感動する!というか考えさせられる。 庭師でも偉大な帝王だ。彼の人生はまさに激動!という感じ。偉大な作品を観ると、「生きるのって恐ろしく大変だな」と感じる。 中国の楽器、音楽は素晴らしいですね。 なんか偉大な作品です。もう10回は観たいかも。 (じゃないと自分には理解できないから) [DVD(字幕)] 7点(2008-02-09 02:24:25)《改行有》

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