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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
61. 新宿乱れ街 いくまで待って 《ネタバレ》 冒頭、新宿ゴールデン街が登場。 間違いなく内田裕也であろう人も出てきたり、中華料理の出前とか、味わいのある光景が堪能できる。 しかし中盤以降は魅力を感じないヒロインの濡れ場ばかり。 そういうシーンが多いのはこの頃の日活だから当たり前だとしても、ヒロインに外見的魅力を感じないのは致命的だった。[インターネット(邦画)] 4点(2020-12-06 23:06:09)《改行有》 62. フレンチ・コネクション 《ネタバレ》 犯人を追い詰めるまでの過程を楽しめました。 特に電車を車で追いかけるシーン。 ここは迫力満点でした。 尾行のシーンも渋くて面白いです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-25 19:44:55)《改行有》 63. ディア・ハンター 《ネタバレ》 戦争に行く前、戦場、戦争から戻った後の3部構成。 とても長く感じ、面白くなかった。 戦場のパートだけは緊迫感があって良かったが。[インターネット(字幕)] 3点(2020-11-03 19:34:10)《改行有》 64. ジョニーは戦場へ行った 《ネタバレ》 メガトン級に陰鬱な映画。 どんなホラー映画、サイコスリラーものより怖い。 唯一の望みである優しい看護婦も、彼から離されてしまい、ジ・エンド。 彼が夢想する世界も楽しいとは言えない。 こういう気持ちがダダ下がりになる映画は大嫌いだ。 ただ一つ、安楽死反対派の人には見てほしい映画かも。[CS・衛星(字幕)] 0点(2020-10-25 20:47:59)《改行有》 65. テス 《ネタバレ》 たとえ失いたくないという理由があったとしても、結婚前に過去の事は話すべきだし、もし話さないのなら墓場まで持っていくべきであって、全く感情移入できない。 エンジェルに関しては小っさい男だなぁとしか感じない。 全体的に悲劇を作るために都合よくストーリーが展開されており、ある意味ご都合主義だ。 しかも趣味の悪いご都合主義。 まったくもって趣味に合わない映画だった。[CS・衛星(字幕)] 0点(2020-09-25 01:04:00)《改行有》 66. 顔役(1971) 鬱陶しい音楽と見づらいカメラワーク。 勝新が自己陶酔の為に撮った映画だろか。 全く面白くなかった。[CS・衛星(邦画)] 2点(2020-09-21 20:33:02)《改行有》 67. 祭りの準備 《ネタバレ》 これは名作で間違いないでしょう。 1970年代の日本の高知県にある村。 その小さな村、閉塞的な村社会で起こる出来事の数々。 これが実にリアルで面白い。 その村で最初は清廉潔白ながら、徐々に大人になっていく主人公。 こんだけ狭い村でドロドロとした人間関係、母親との関係、男女関係を堪能したら、もはや都会に出るしかないだろね。 東京に行っても良い事があるとは限らないけど、少なくともこんな村で一生を過ごす位なら、確かに一度は都会に出たい!と思うのも納得がいく。 日本ならではの閉塞的な村社会を丹念にリアルに描き、鬱屈とした青春時代を描いた本作は、見ていて素直に面白いし、名作と言えるだろう。[CS・衛星(邦画)] 8点(2020-09-06 19:00:11)《改行有》 68. 狼たちの午後 《ネタバレ》 緊迫感がそれほどなく終盤までが長い。 退屈に感じた。 ジェット機に向かう車の中、そこだけは緊張感はあった。 だけどそれ以外が長く感じた。 アメリカの社会問題も随所に盛り込まれていたが、それも興味はなし。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-01 23:45:31)《改行有》 69. ハウス/HOUSE(1977) やかましいBGMと効果音が流れっぱなしで、鬱陶しい事この上ない! おかげでセリフが聞き取りにくい。 もっとも大した会話もなされてないが。 石井輝男的なカルト風味だが、そこまで見どころも無い。 単なる悪ふざけ。 ババ臭い高校生がやかましく暴れ回る。 これだけでも疲れるがな。 脇役陣もウザい輩が多く、画面をぶっ壊したくなるほどムカついたよ![インターネット(邦画)] 1点(2020-08-31 22:24:49)《改行有》 70. フレンジー 《ネタバレ》 コレ、かなり怖いです。 断末魔の表情とか死後硬直した指を折るところとか、嫌なほどに怖い。 死体のオンパレードだし。 ただし、本作はそれだけではなくて、人物描写が実にきめ細かく面白い。 一人一人の登場人物が緻密に描かれており、それを見てるだけでも楽しめてしまう、、が、とにかく怖いので二度と見たくない![CS・衛星(字幕)] 8点(2020-08-30 22:44:45)《改行有》 71. 復讐するは我にあり 《ネタバレ》 日本映画が語られる上で必ずと言ってよいほど名前のあがる本作。 ようやく鑑賞する事ができた。 ただし、そこはやはり今村昌平監督作品。 とにかく濡れ場がしつこい。 緒形拳と三國連太郎の共演は魅力的だが、直接に絡むシーンが少ないのが残念。 だけど二人の掛け合いは見応え十分! 日本各地のひなびた旅館が出てくるのも風情があって良い。 そこで巻き起こる男と女の人間模様が本作の魅力の一つ。 評判ほどの凄みは感じなかったが、普通に楽しむ事はできた。[インターネット(邦画)] 7点(2020-08-22 20:41:05)《改行有》 72. 午前中の時間割り 《ネタバレ》 なんかの映画特集で「見るべき映画」に選出されていたので鑑賞。 これが生理的に全く合わなかった。 出てくる登場人物の発言、殺されたと思われる女の見た目と声、その女を殺したオッサンの見た目と思考回路。 バックに流れる音楽、8mmで撮ったとかいう荒い画像、それら全てに嫌悪感を感じた。 ATGの青臭さが、私にとって最も悪い方向に作用した作品。 私なら「見るべきでない映画」に選出したい。[CS・衛星(邦画)] 0点(2020-08-15 00:10:49)《改行有》 73. 安重根(アン・ジュングン)と伊藤博文 《ネタバレ》 北朝鮮映画。 これだけでも見る価値あり。 当然、朝鮮側の正当性を全面に出し、徹頭徹尾、日本を悪者として描いている。 でも、その描き方が実に緻密で、一つ一つのエピソードが具体的に細かく描かれている。 ここまで具体的に描かれると、これは真実に基づいているのでは?とも感じる。 だけど、その場に居合わせたわけではないので、実際、どれが真実なのかは分からない。 まさに、「藪の中」だ。 これは、どのエピソードが真実なのかを見極めるための映画ではなく、伊藤博文暗殺に関わる出来事を、朝鮮側が描いたらどのようになるのか、それが最大のポイントになる作品だろう。 特段、面白い内容ではないが、映画としてしっかりと作られている。 映画として評価すれば、標準的なレベルには達していると思われる。 ただしただし、この映画を見ること自体が、既にヤバイ人認定されそうなのも事実・・・ それを恐れずに、伊藤博文暗殺という事実を、朝鮮側からどう描写されているのか知りたい人にはオススメできる。 少なくとも、日本の教科書やマスコミが説いている内容とは、全く別の代物であることは、間違いない。[ビデオ(字幕)] 6点(2016-12-04 00:08:28)《改行有》 74. 愛の奴隷(1976) 《ネタバレ》 何を主張したい映画なのか、最後まで理解できず。 革命というものに翻弄される人々を描いていたり、サイレント映画のトップ女優のプライベートを描いていたり。 終わってみて、結局、どの部分に反応したら良かったのか、解らず終い。 何度か鑑賞すれば、もっと深く理解できるのかもしれないが、そこまでの魅力は感じられなかった。[DVD(字幕)] 3点(2016-09-04 10:50:49)《改行有》 75. 黒薔薇昇天 1975年度キネマ旬報ベストテン15位。 昭和のリアリティが凄い。 そういや、私が幼少期の頃、色んな意味で、こんなんだったなぁ・・・と、ひとしきり。 昭和を体感でき懐かしさもこみ上げると同時に、もう昭和には戻りたくはないとさえ思ってしまう程の生臭い作品。 昭和・・・色々エネルギッシュな時代で、希望もあった時代なのかもしれないけど、現在においてここまでリアルに昭和を見てしまうと、かえって昭和時代の疲れが尾を引く。 やっぱり、もう戻りたくないなぁ、と。 これはある種、疲れる映画だ。 昔を思い出しその記憶に疲弊する。 昭和というと美化される部分もあるし、懐かしさから来る思い出補正で良いような感じがしちゃうけど、こういう作品を観て、リアルに思い出してしまうと、やっぱり「いけすかない」時代だったなぁ、と。 これ舞台が大阪だけど、もし新宿とかだったら個人的にはもう少し入りこめたかも。[DVD(邦画)] 3点(2016-08-18 23:02:56)《改行有》 76. ルー・サロメ 善悪の彼岸 《ネタバレ》 シーンとシーンのつなぎ方に違和感があった。 それと内容がつまらない上に、やや尺が長い。 つまみ食いの様に挿入される、オゲレツなシーン。 特に男同士がフルチンで絡みあうシーンは苦痛。 特に感銘を受けずに終わった。[ビデオ(字幕)] 4点(2016-08-14 00:06:32)《改行有》 77. お熱い夜をあなたに 《ネタバレ》 軽妙洒脱、確かにそういう類いの映画。 だけど、面白くもない。 気軽に観られる良さはあるけど、主人公がここまでおっさんだと、魅力がない。 この作品、見所は違った場所にあったような気がする。 要するにトップレスシーン。 あれだけ巨乳の女性が脱ぐとなれば、かなりの衝撃・・・が、当時はあったのかもしれない。 だけど、それだけ。 それ以外は、おっさんが活躍する、時代遅れなコメディにしか感じなかった。[DVD(字幕)] 3点(2016-08-09 00:15:16)《改行有》 78. ロンゲスト・ヤード(1974) 試合が始まる前半部分までが普通に面白くて、肝心の試合が始まった以降はよく分からない。 試合はむしろ要らなかったんじゃないかと思わせる内容。 アメフトのルールを知らないのが原因か、それとも作り方の問題か。 それすら分からないまま、よく分からない大円団を迎えさせられた。 ヘタな謎解き映画より、解読が難しい。[ビデオ(字幕)] 4点(2016-03-28 01:31:23)《改行有》 79. ファントム・オブ・パラダイス ショービジネスの内幕を描いたという点で意義のある作品。 実に腐れきった世界だ。 でもこれをまともに描いてしまうと、大人の事情が許さない。 そこで、「ハチャメチャに描いて風刺してやろう!」と、ブライアン・デ・パルマが考えた、、、かは定かでないが、勝手にそう想像してみる。 とにかく内容はめちゃくちゃ。 こういうのは気軽に観られるが、決して好みではない。 限られた時間の中で、寸暇を惜しんで観る映画ではなかったかな…[ビデオ(字幕)] 3点(2016-03-22 00:38:00)《改行有》 80. カプリコン・1 《ネタバレ》 扱っているテーマ自体はスケールが大きいし、興味深い。 何しろ、アメリカが米ソ冷戦時代に、国家の威信をかけて臨んだ、世紀の嘘っぱちプロジェクトだ。 それを暴露というか、嘘という設定で描いた本作は、間違いなく問題作。 アポロ計画の嘘という仮説にまで、影響が及ぶからだ。 当のアメリカに、心当たりがあったとしたら、これこそマズイ作品だろう。 ま、そんなアメリカの国家威信なんてのは、実際のところ、どうでもいいわけで。 どうでもいいことに2時間以上付き合わされる訳だから、さすがにダレる。 特に終盤の展開たるは、強引過ぎ。 あんなにサクサクと事が運ぶかよ!! [DVD(字幕)] 6点(2015-03-01 02:52:59)《改行有》
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