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年齢 58歳
自己紹介 短くって、切れ味のいいレビューには「良」投票してしまいます。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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61.  パブリック 図書館の奇跡 《ネタバレ》 面白い。「Based on a true story」の、いわゆる社会派ドラマなのだろうと思い、観るのが億劫だったのですが、そうではありませんでした。結構ちゃんとエンタメ。不条理劇を見るよう。なんとなく「遊びの時間は終わらない(1991)」を(少し)彷彿とさせますし、「ダイ・ハード(1988)」すらも思い出しました(インチキなマスコミ)。銀行でも高層ビルでもなく、公立図書館なのに。やっぱり、漢気が見たいよね。コレは、いいぞ。[DVD(字幕)] 8点(2021-05-28 21:28:40)

62.  JUNK HEAD 堀監督は、全部自分でやりたかったのだと思う。終幕後、観客は異様なエンドロールを見るわけです。そこには、堀監督以外の名前も見えるのですが、本当は全部自分でやりたかったんだろうなと思う。他の人のアドバイスや意見なんか聞かず。「JUNK HEAD」の世界の神は、パートンやましてやポン太ではなく、堀監督自身なのだから。誰のものでもない世界を作り上げたいと願ってそれを実現した。カッコいいよ。でも。カッコいいんだけど、それが空恐ろしいことのような気持ちもするんだよね。本作について。面白かったですよ。劇場なので声は出しませんでしたが、「あああ″あ″〜(苦笑混じりの困惑の声)」という心の声を上げることしばしば。次回作も見たい。これはもう、映画館で。堀監督には、お金を払いたい。10点は、3部作が終了するときに残しておきます。【追記】「いらすとや」の作者の方に近い情熱を感じます。【追記②】ここで終わって、これでいいと思うオレもいるな。[映画館(字幕)] 8点(2021-05-10 18:44:04)

63.  ハンナ・アーレント ソファーに横たわり、目を瞑り、タバコをふかす初老の女性が、カッコいいとしか言えない。[DVD(字幕)] 8点(2021-03-22 08:38:14)(良:1票)

64.  ある人質 生還までの398日 《ネタバレ》 【すぐにネタバレあり】武装組織(ISIS)に理不尽に拉致され、抵抗することなどできずに1年以上監禁され、政府は頼りにできず、言うがまま200万ユーロ(約2億7000万円)支払わされ、命からがら生還するお話。反撃するとか、敵を出し抜くとか、どんでん返しとかそういうの全くなし。事実ベースの話で、まあ救いようがない。本作中でなんといっても、交渉人のアートゥアがすごい。他の映画だったら真っ先に殺されそうな出で立ちなのに、どんな絶望的な状況になろうと冷静にISと交渉を重ね、ダニエルを迎え入れる。いったいどういうバックグランドの人なの?、ISからいくらか貰ってる?、邪推したくなるくらい。副題のおかげで、「生き延びて帰ってはくるんだな」と思っていましたが、それでも目が離せませんでした。[映画館(字幕)] 8点(2021-02-28 17:12:06)

65.  わたしは、ダニエル・ブレイク 《ネタバレ》 公開中の「すばらしき世界」を経由して、本作にいたりました。どちらも生きづらい初老の男の話。■西川監督曰く、『むしろ「あ、似てる……ヤバい」と思っています(笑)。』(CREAインタビュー)とのこと。どちらの主人公も循環器の病で急死してしまいます。■私が思う一番大きな違いは、最後に世の中とどう折り合いをつけたかということ。自分の心を押し殺した(ちょっとズルくなった)三上(「すばらしき世界」)に対して、「尊厳を失ったら終わりだ」と告げ、反抗に及ぶダニエル(本作)。■亡き奥さんとのエピソードや葬儀で明かされるメッセージなど、映画的なカタルシスは本作の方があります。■しかし、福祉事務所の理不尽が、さすがにこれはないだろうと思いますので8点です。(あるんですかね)。■物語中盤、園芸センターの経営主がダニエルのキャリアを認め、雇用の申し出をしてくれるのですが、ここで断らずを得ないダニエルの気持ちに胸がふさぎます。[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-21 17:17:05)

66.  太陽の下で ー真実の北朝鮮ー 《ネタバレ》 問題作。何点つけたらいいのか、皆目見当がつかない。■北朝鮮当局の監視下の中、彼の国の暮らしを紹介する映画として、ロシアの制作スタッフからの委託を受けた北朝鮮人スタッフにより撮影されたものというこじれた体(てい)で映画は進行する。しかも、そこに「普通の暮らしぶり」をスタッフにより演出(やらせ) するシーンも映像も時折挟み込まれるのだ。つまり、①演出され撮影された本編シーン、②その演出指導のシーンに加え、③おそらくホントに生活が記録されたシーンが渾然一体となっている映画なのだ。つまり、虚実入り交じった映像。だから常に、アレ今のシーン何?と、何がホントかわからないような状態で視聴していくのだ。私、これをきちんと視聴できたのだろうか?■ただ、街のたたずまいは真実なのだと思う(ホントか?)。音の割れたスピーカーに怒鳴られ続けるような日常。街の要所要所には、金日成(初代)のいろいろな巨大な肖像。商業主義的広告は一切ない(当たり前?)、それどころか文字らしきもののない通り。■怖い、気の毒なシーンが多いが、太陽節の子供たちの出し物のクオリティの高さ。アレ見たら、結構楽しそうだなあ。若い人たちの広場でのダンスも参加したら、きっと楽しいよ。ときおり、なんだか幸せそうなんだよ。■なんてことを考えていたら、最後の10分。ラスト近くの主人公的な少女の涙。好きなことやうれしいことはわからなくって答えられないんだけど、金日成大元帥をたたえることにはスラスラと躊躇がないシーン。巨大な金日成と金正日の像に手向けられた花束を、金属探知機で探ってからどんどん廃棄するシーン。何かが、ムキ出しなった瞬間。■良くこんな映画が公開までたどり着いたもんだと感心しましたよ。[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-08 16:21:28)

67.  タクシー運転手 約束は海を越えて 《ネタバレ》 何度か、主人公であるキム運転手は状況から逃げようとするワケです。検問している軍人から強く言われて帰ろうとする。記者の乗り込んだトラックを追尾することをやめる。私服軍人から追いかけられた際には、記者と一緒だと捕まるから別ルートを選んで逃げる。そして、光州に記者を置いたまま、ソウルに帰ろうとする。すべて無理からぬことだし、責められるようなことではありません。ワタシ、最後にウソの連絡先を書いたのも、記者から足がついて、当局に捕まることを避けようとしたんだと思っています。関わり合いを、ここで絶つ。これも、彼の行動として一理あり。本作は、危機的状況における、徹底的に憶病で、どうしようもなく善人の「普通のひと」のふるまいを描いた秀作だと思います。人間臭いのが、たまらなくいいんだ。【追記】タクシー軍団対軍隊のシーンは、おまけについていたショートフィルムだと思うことにします。そうだと思えば、ゴージャスな特典映像です。[インターネット(字幕)] 8点(2020-06-02 06:14:13)(良:1票)

68.  記憶にございません! 《ネタバレ》 実は記憶が物語途中で回復していた、っていう重要事項をネタバレした状態での視聴であったにも関わらず、こんなにいい気分にしてもらってありがたかったですよ。道具立て(職業が総理大臣)が派手だから、なんかこう、ダイナミックな展開を期待しそうなんですけど、単にひとりの男の再生の物語としてみれば、こんなにさわやかな話はないですよ。キレイゴトすぎるんでしょうけど、もはやそのキレイゴトが本当に好ましいです。あの仲良し首相夫婦も観ればいいのになあ。【追記】三谷幸喜氏は見せ方がうまい。理解力が落ちてきたワタシにも、ホントにストレスなく、するすると視聴できたのも高ポイント。玄人にはカミゴタエがないのかもしれませんが。[DVD(邦画)] 8点(2020-05-06 21:18:03)(良:1票)

69.  STANDARD 《ネタバレ》 福島第一原子力発電所の事故から、自公で議員数の3分の2を獲得した2017年の第48回衆議院選挙までの「デモに参加している人たち」を描いたドキュメンタリー。声をあげつつも、打ち破れていく。それでも声を上げ続ける人たちの姿をカメラは捉えています。しかし、この映画のオチは、つまりあの「アベノマスク」なのだと思う。映画の枠の外にオチがある。とうとう、こんなところにたどり着いてしまった。シュプレヒコールの声も聞こえない。笑えないコメディ。泣くに泣けない悲劇。[インターネット(邦画)] 8点(2020-05-06 13:47:02)

70.  国家が破産する日 《ネタバレ》 コトの重大さからすると、登場人物が少なすぎるような気がしますが、やはりこれは骨太と言わざるを得ない。本作で扱われた事実を過去のものとせず、今の状況の突破を目指すエンディング。社会派エンタメとしては昨年日本では「新聞記者」が話題になりましたが、見終わったあとの気持ちは本作の方がいい(なぜ、較べる?)。コロナウイルスに対する韓国と日本の差が何なのか、一因がわかったような気がします。制度疲労が重症なのは、彼我の差はない。どのエピソードも身に染みる。どうせこの映画見るなら、大きなパラダイムシフトの起こっている今です。[DVD(字幕)] 8点(2020-04-20 21:06:03)(良:1票)

71.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 たぶんスラップスティックコメディなんだと思いますが、笑えない。くすぐりどころはわかるんだけど、笑っていいのかわからない感じ。庭での誕生日のシーンも、あそこにとんでもないものをぶつけたくなる気持ちは分かるが、予定調和でもある。ただ、終幕近く。通常届くとは思えないメッセージを息子に託す父と、息子の決意。こんなとんでもない家族はきっと仲間割れするか、実は擬似家族なんだろうと思いながら見てましたが、最後まで揺るぎなく崩れない家族の信頼関係。そこが物語の核だとは思いませんが、ああ、いいなと思いました。[映画館(字幕)] 8点(2020-01-20 16:20:45)(良:1票)

72.  男はつらいよ お帰り 寅さん 《ネタバレ》 最後のマドンナたちのシーンは、ニュー・シネマ・パラダイスのキスのシーンのよう。山田監督が最終回の構想として持っていたという、子供らとかくれんぼをしていて、隠れているうちに息を引き取る、ってシーンが見たかったなあって思います。でもそれは、どんなに技術が進んでも、かなわないことなんだと思います。[映画館(邦画)] 8点(2020-01-02 17:00:39)

73.  i 新聞記者ドキュメント 《ネタバレ》 政権側のなめたやり口もだいぶ腹が立ちますが、それよりも、会見場で一心不乱にパソコン打ってる記者クラブに腹が立つ。質問しようって、気持ちはないのか。作中、表現の自由にかかわるデモのシーンで、大意として「望月記者の発言の援護ができない、記者クラブの問題である」というメッセージが入りますが、それに尽きるのだと思う。心ある記者もいるはずだと思うが、本作中では、望月記者の発言に呼応して、菅官房長官に二の矢を放つ記者がいない。本当なのか。せめてブーイングもしないのか。演出上の作為なのか。いつか、望月記者が倒れてしまった時の、反動が怖い。あいつ、あんなにムキになってたのに、やっぱり何も変わらないって。なんかもう、いやだなあ。[映画館(邦画)] 8点(2019-12-16 16:35:38)

74.  泣き虫しょったんの奇跡 《ネタバレ》 見終わって半日たって、じわじわいい映画だったなと思います。瀬川役の松田龍平が異色。映画の主人公らしからぬ、喜怒哀楽の薄さ。もともと、そういう抑えた演技の俳優さんだったと思いますが、そこがいい。この映画は詰まるところ、瀬川を中心に、さまざまな人が一つの夢を紡いでいく話だと思っています。鹿島澤先生、おとうさん、親友でありライバルの鈴木君、将棋道場の席主、喫茶店のウェイトレスさん、会社の同僚、三段リーグの仲間(戦友?、敵役?)たちなどなど。松田龍平の瀬川が激情型とは対極のキャラなので、これらの人たちの糸がしっかりと編み込まれていくのがわかります。そして、奇跡ができあがる。表情の乏しい瀬川が、ホッとして、笑顔を浮かべようとする瞬間が本作のラストシーンです。あえて繰り返しますが、さまざまな人たちの手により、一つの夢が紡がれていくさまを描いた本作。良かった。[DVD(邦画)] 8点(2019-12-12 13:29:32)

75.  運び屋 《ネタバレ》 「グラン・トリノ」がもう10年以上前の作になるんですか。彼の作でも、こういう風に年をとったらいいじゃん(困難だけど)という人生の手本をいただいたような気がしていましたが、本作でもそう。「チクショー」って言いながら、車転がして「あちこちに行く」。年齢と戦わず、年齢を味方につける。クリント・イーストウッドの佇まいがカッコいいのが説得力だとは思います。しかし、とにかく。健康第一。病床の奥さんとのシーンも良かった。[DVD(字幕)] 8点(2019-07-25 22:17:00)

76.  パラドクス 《ネタバレ》 ええ~っ。これは難解だけれど、なんか結構面白いのをみせられたような気がするぞ。これはつまり、我々のこのみずみずしい世界を支えているのは、彼らの無間地獄というようなお話だったのでしょうか?通常営業の世界から見たら、彼らの世界はincident(ささいな出来事)に過ぎないけれど。この解釈、全然自信がありませんが、しかし。DVDジャケのようなシーンは一つもなかったと一応言っときます。【追記】ローグさん、わかりやすい説明、ありがとうございました。それと知って、+1点。視聴後第一感の感想を全部消したくなりましたが、恥ずかしいけど残しておくことにします。[DVD(字幕)] 8点(2019-07-05 21:56:46)

77.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 2時間強の時間をじっくり費やして、ものまねショーを見た気持ちです。聞き覚えのある有名な曲の誕生譚とともに見ながらですので、ワタシは十分に満足しています。しかしこの、とてつもなくシンプルな物語(仲間は家族だ、裏切りと再会、不治の病など)。ショーを堪能するためには、ピッタリでした。温泉場を巡っている旅芸人のショーの大がかりなヤツという評価です。繰り返しますが、十分満足はしています。[DVD(字幕)] 8点(2019-05-19 22:36:59)

78.  オリエント急行殺人事件(2015)<TVM> 《ネタバレ》 あの皆さんご存じのオリエント急行殺人事件を日本版にするとこんな風ですよね。しかし、ここからが本当の三谷版です、とでもいいたげな、後編へ続くのシーンはかっこよかったです。そして残念なのは、本サイトの、1974年製作のイギリス版のレビューで、三谷版ができるのなら、タイトルは「踊り子急行殺人事件」にして欲しいと記述しましたが、そうはいかなかったことです。自分じゃちょっといいなと思ってましたので(えへ)。ちぇっ。なんちゃって。[DVD(邦画)] 8点(2019-04-15 21:34:25)

79.  黒井戸殺し<TVM> 《ネタバレ》 探偵が犯人に自死を促すなんて流れを受け入れられたんですから、おもしろかったですよ。作中、他人の気持ちに無頓着に見えた、勝呂の苦みばしったアップで終わるラストシーンが好きだ。[DVD(邦画)] 8点(2018-11-30 22:19:54)

80.  高台家の人々 《ネタバレ》 これは、…。面白いんじゃないでしょうか。「七瀬ふたたび」ですよね。テレパスの恋愛として見て、納得感が高いです。おそらく、高台 茂正Jr.は本当はテレパスであり、そのことを由布子にも誰にも悟られないように生きてきたのではないかと思いますが、そのことをチラッとでも匂わせるとなお良かったのでは。なんちゃって。[インターネット(邦画)] 8点(2018-08-18 20:20:29)(良:1票)

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