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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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801.  旅人は夢を奏でる カウリスマキ監督作。弟アキの作品は何本も見ているけど、本作はあまり見る機会が無いミカの作品です。 妻子に出て行かれた孤独な音楽家の男。その前に突然、3歳の時に別れて以来35年も音信不通だった父が現れる。 寡黙な息子と、豪快な親父。爆笑することは無い。 でも見る者を微笑ませてくれるような、正反対の性格の2人のちょっと可笑しく、ちょっとホロ苦さがある珍道中がいい。 2人はクルマで北へ、北へと向かう。旅先で出会う、息子にとっては初めて会う家族。 ぎこちなくも程よいあたたかさがある。 1つ1つの出会い、エピソードを重ねていくうちに、 最初はぎこちなかった2人が少しずつ空白の時を埋めていき、 無表情だった息子は気が付けばとてもいい笑顔を見せるようになっていく。 いつしか息子にとっては、父に連れられるまま、 自分が全く知らなかった家族の姿と自分のルーツを探し求める旅になっていました。 ただ、2人の旅を見ながら、親父は旅の最後にこういうことになるんじゃないかな?という嫌な予感はあったのですが・・・。 この結末だけが少し残念ですが、僕が好きなロードムービーの良さが随所に感じられる作品でした。[DVD(字幕)] 7点(2015-06-01 20:02:47)《改行有》

802.  コーヒーをめぐる冒険 ちょっと人生に悩み行き詰りかけている主人公の若者。 朝からコーヒーが飲みたくても、なかなかコーヒーを飲むことが出来ないヘンな一日。 これが作品にユルい可笑しさをもたらしているんだけれど、 なかなかコーヒーにありつけない彼を見ていると人生、こんな時もあるよな・・・。と思わされたりもする。 そんな彼が様々な人と出会う。みんな何かしら悩みを抱えながらも生きている。 軽さもあり、ユルさもあり、ですがそんな人間模様に独特の味わいがある作品です。 終盤に描かれる「死」。その後、やっと飲むことができたコーヒー。 若い時には意識することは少ないですが、 こういう出来事に直面するとやはり人生、時間というものについて考えさせられます。 恐らく彼もコーヒーを飲みながら、人生のほろ苦さも味わったんじゃないかな。 ドイツ映画とモノクロってどこか相性の良さを感じます。 この独特の気だるさ、ユルさ。ジム・ジャームッシュの映画を彷彿とさせるものがある作品です。[DVD(字幕)] 7点(2015-05-29 22:52:33)《改行有》

803.  艦隊を追って ミュージカル&水兵さん、と言われて思い浮かぶのはジーン・ケリー。 一方アステアの水兵さんはちょっと華奢に見えるけど、それもアステアらしくてまた良しです。 アステアと言えばジンジャー・ロジャースをはじめとして、パートナーの美女と華麗に優雅に。 一方ジーン・ケリーと言えば男同士で陽気にパワフルに、というイメージがありますが、 本作は作品の半分は戦艦の艦上ということもあり、アステアと水兵達との陽気な絡みも楽しい作品です。 勿論アステアのパワフルなソロも、ジンジャー・ロジャースとのペアの舞いもたっぷりと堪能できます。 ストーリーはやっぱり典型的ないつものアステアとロジャースの映画。でもこの2人の映画はそれでいいんです。 セーラー服姿をはじめ、正装ではないアステアとロジャースのダンスも新鮮。 でも、ラストはやっぱり正装に身を包んだ2人の優雅なダンスが素敵です。 この頃のアステアは映画の中で陸海空軍、全てに入隊しています。 この2人が活躍した時代は戦争の暗い影が世界を覆っていた時代と重なります。 しかし、軍隊生活を描きながらもひたすら陽気。 そんな時代だからこそ、こんな映画の存在も必要だったんだろうなと思わされます。[DVD(字幕)] 7点(2015-05-16 22:39:19)《改行有》

804.  ニューヨーク一獲千金 マーク・ライデルがこんなドタバタコメディを撮ってたんですねえ・・・。 全編を通じてジェームズ・カーンとエリオット・グールドのコンビが笑わせてくれますが、 この2人のキャラ設定が絶妙にいいんです。 そしてもう1人、名優マイケル・ケイン。 「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」などでも見せてくれる、 品と胡散臭さを見事なまでに同時に成立させてみせる彼の存在が作品を引き締め、 より面白くしてくれています。 その他のキャストも豪華な顔触れが揃った、なかなか小粋なドタバタ犯罪コメディでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-08 21:00:09)《改行有》

805.  シベリア超特急 ついに見てしまいました!シベ超! 映画が始まり、「ダメだこりゃ・・・」と思うまでにそう時間を要しなかった。 なかなか閣下が台詞を発しない。僕は早く閣下の伝説の棒読み台詞が聞きたくて仕方がない。 何でもいいから早く何か喋ってよ~!と思い始めた矢先に閣下が放った最初の台詞でまずは吹き出してしまいました。 「おおっ!これがあの閣下の棒読み台詞か!」「おおっ!これがあの揺れない列車か!」 そう、「ダメだこりゃ」と思いながらも気が付けば次々登場する迷シーンの数々にワクワクさせられっ放し、 水野さんの思惑とは全く別の次元で本作が愛され伝説となっている理由がよ~く分かりました。 列車を舞台にしたサスペンスの見せどころの定番、 命がけの窓づたいの客車の移動に疾走する列車の屋根の上での格闘シーン。 ここでも笑わせてもらえるとは思ってもみませんでした。見事なまでに緊張感も迫力もございません。 客室にずっと座ったまま。 作品の中でもはや置物状態の閣下が棒読み状態でズバズバ名推理を炸裂させるくだりにまたしても笑わされ・・・。 いやいや、本当に楽しいひと時を過ごさせてもらいました。 ヒッチコックの「バルカン超特急」のような、交換殺人のプロットを取り入れ「見知らぬ乗客」のような。 水野さん自らが手掛けた迷脚本。 映画監督も脚本家も俳優も大変な仕事なんだ。 映画を撮るということは誰にでも出来ることではないんだ! そんなことを身を持ってお示しになられたとすら思える。 水野さんの映画への熱い思い、平和への熱い思いを感じずにいられない。 これまでそれなりの数の映画を見てきました。 1度見ただけで忘れることなど出来ない衝撃を受けた映画が沢山ありました。 それらとは全く異次元の世界ですが、 僕にとっては「シベ超」も1度見ただけで忘れることなど出来ない衝撃を受けた迷画として記憶に刻み込まれることになりました。 何より楽しんでしまったこの映画にどうしても低得点が付けられません。 かと言って満点とかはダメだと思う。よって、本作にとっては変な点数ですが7点くらいでよろしくお願いします。[DVD(邦画)] 7点(2015-05-01 17:17:35)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》

806.  やさしい本泥棒 《ネタバレ》 近年のジェフリー・ラッシュを見ていると名優の名を欲しいままにしているといった感じですが、 本作での静かなる素晴らしい演技もまた感動的でした。 ちょっと怖い、でも実は優しいその奥様を演じたエミリー・ワトソンも、 主人公の少女リーゼルを演じた女の子も、この家に匿われたユダヤ人青年を演じた男優も、 皆が素晴らしい仕事をしています。 彼らがやがて本当の家族のようになっていく過程や、 ナチスにより言論や行動の自由を奪われた生活の中でリーゼルが本と出会い、 読み、そして自ら書くことを通して成長し過酷な境遇、時代を力強く生き抜いていく姿が感動的です。 冒頭の本作の語り部が語る内容が辛い展開を予感させてしまうのはどうだったのかと思いますが、 理不尽に大切な人の命が一瞬の内に奪われていく。これが戦争。 この語り部の正体は意外な人物?だったのですが、 その彼ですらラストではリーゼルの人生を通して生きること、人生の素晴らしさを語っている。 リーゼルが素晴らしい生涯を全うしたことを伝えてくれる、この語り部の本作最後のメッセージもまた良かった。[DVD(字幕)] 7点(2015-04-25 15:12:15)《改行有》

807.  戦場カメラマン 真実の証明 見る前はこの邦題から、紛争地域で何が起こっているのか?その真実に迫る、例えば「サルバドル」のような作品をイメージしていました。 そのイメージとは異なりましたが、地味ながらも戦争と人間を描いた見応えのある作品でした。 戦場で一体何があったのか?なぜ親友のデヴィッドは帰って来ないのか? それは心に体に傷を負ったコリン・ファレルが演じる戦場カメラマンとクリストファー・リー演じる医師の対話を通して明らかになっていく。 その過程を描く後半は淡々とした中にもズシリと考えさせられる重みがありました。 そして戦場で何があったのか、果たしてデヴィッドはどうなったのか・・・?明らかにされる真実もまたあまりにも重い。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-20 20:50:20)《改行有》

808.  二つの世界の男 《ネタバレ》 1953年の作品。まだ東西を隔てる壁が築かれる前のベルリン。 前半は兄を訪ねてロンドンからベルリンを訪ねてきた妹の兄妹に兄の妻、 この3人以外は得体の知れない人物が次々に登場する。 そして何か深い事情を抱えているかのような兄の妻。 中盤以降、少しずつ戦争と東西冷戦に人生を変えられてしまった登場人物が抱える事情が明らかになっていきます。 終盤のスリリングな脱出劇と、そこに挿入されるメロドラマ。 脱出劇のテンポは少し落ちるのですが、ジェームズ・メイソンのシブさとクレア・ブルームの可憐さ。 2人の魅力を十分に味わうことができます。 まだ街にはがれきの山が至る所に残り、 街にも、人々の心からもまだ戦争の傷跡が癒えないベルリン。 東側の街の至る所に掲げられているスターリンの肖像画・・・。 そこからは戦争と、戦後の冷戦下の東西陣営の様々な思惑が交錯し、 それに翻弄され続けた当時のベルリン市民の置かれた状況が垣間見えてきます。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-30 22:55:39)《改行有》

809.  グース まだまだこの世界には広く人々に知られていない素敵な実話が一杯あるんだろうな、と思わせてくれる夢のある作品です。 全くひねることなく、いいお話にまとめられている。 雁が空を飛ぶシーンの美しさ。パキンちゃんの愛らしさ。作品の中にある子どもの目線。 実話とファンタジーのテイストのバランスの良さ。環境問題への言及。 子どもに見せるのにもとてもいい映画だと思います。[CS・衛星(吹替)] 7点(2015-02-22 23:06:50)(良:1票) 《改行有》

810.  48時間 こういう黒人と白人の2人が行動を共にする映画って昔からありますが、 本作はやっぱりエディ・マーフィーのキャラが抜群にいいですね。 ハードボイルド・アクションとしてもいいですが、エディのおかげで適度にコメディタッチ、 尺も短めでテンポもいいのでサクッと気軽に見ることができるバディ・ムービーです。ウォルター・ヒルはこの頃が一番良かったかな。 以前はテレビの「○曜洋画劇場」でよくやっていたので何度も見ている映画ですが、何度見ても面白い、よく出来た映画だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-18 21:28:49)(良:1票) 《改行有》

811.  ウォー・ゲーム(1983) まだソビエトという国が存在し世界が東西冷戦下にあり、 何かのきっかけで第3次世界大戦が起こってもおかしくなかった時代。 戦争を○×ゲームに例えた時代へのメッセージと共に、 パソコンやインターネットが広く一般に普及する少し前の時代にあって、来るべき新しい時代を予感させるような作品。 この頃のジョン・バダムの作品は「ショート・サーキット」や「張り込み」など、 続編が製作される映画も多く、面白い映画が多かった。 本作のもう少し後になれば青春映画でよくその姿が見られたアリー・シーディーにマシュー・ブロデリック。 本作ではまだ少し幼さも感じさせますが、サスペンスとしての緊迫感と共に2人が主演の青春モノとしてもいいと思います。 娯楽作を中心に確かな手腕を持つジョン・バダム。 最近その名前を聞く機会が無いのが残念ですが、また新作を撮って欲しい監督の1人です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-13 16:35:04)《改行有》

812.  スティル・クレイジー 《ネタバレ》 ロック映画なのでもうちょっと弾けても良かったと思いますが、 ロック映画の中にもイギリス映画らしい良さと雰囲気を持った作品です。 一度は成功をおさめたバンドが解散する。華やかな世界とその後の人生。その光と影。 ユーモアと哀愁、シリアスさのバランスも良く、昔の仲間が再会しバンドを再結成、その奮闘を描く。 スト・フルのメンバーを演じるベテラン俳優がみんないいんですよ。 今ではすっかりおっさんになってしまったけど、昔はカッコ良かったんだぜ。 ユーモアや哀愁と同時にそんな雰囲気を全員が見事に醸し出している。 そしてブライアンという最後のカードの使い方もお見事でした。[DVD(字幕)] 7点(2015-01-31 21:59:07)《改行有》

813.  シュガーマン 奇跡に愛された男 作中に何度かボブ・ディランの名前が出てきます。 ボブ・ディランは成功をおさめスーパースターとなった。 一方でロドリゲスは2枚のレコードを出したが全く売れず、労働者に戻っていった。 しかし僕は作品に流れるロドリゲスの歌う声、ストレートな歌詞に魅了されました。 ボブ・ディランは成功し、ロドリゲスは成功しなかったのか? このドキュメンタリーを見ると、そうではないのかもと思えた。 本作はレコードが売れず労働者に戻っても、 数十年の時を経て突然南アでライブ会場を埋め尽くす熱狂的なファンに迎えられても、 ロドリゲスがその時々の自分が置かれている状況を淡々と受け入れてきた姿をとらえていく。 ロドリゲスの関係者や家族へのインタビューが主体となっており、 本人の言葉をもっと聞きたかったという思いもありますが、 人生、気持ちの持ち方しだい変われるものなのかもしれない。 色々と考えさせられることが多いロドリゲスの生きざまでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-23 23:27:13)《改行有》

814.  1941 「ジョーズ」→「未知との遭遇」と飛ぶ鳥を落とす勢いだったスピルバーグが放った会心の?迷作です。 全く本作の予備知識無く、「これはジョン・ランディス監督作です」って言われれば納得!なのですが、 スピルバーグ監督作と言われると、???となってしまうような、結構なバカ映画です。 ジョン・ランディスと言えば、「ブルース・ブラザース」の2人も顔を出しています。 特にジョン・ベルーシ登場シーンはやっぱり面白かったな。 開始早々の、お姉ちゃんと潜水艦の「ジョーズ」のセルフパロディ。 これはスピルバーグの「本作はちょっと悪ふざけますけど許してね!」というメッセージのようにも思えたりして。 僕はこういうアメリカン・バカコメディのノリは好きなので結構楽しませてもらいましたが、完全に好き嫌い分かれる映画でしょうね。 今や偉人。もう今のスピルバーグには撮れないような映画。 そういう意味では今となっては貴重な映画なのかもしれません。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-20 19:57:22)《改行有》

815.  白い家の少女 まだ少女の頃のジョディ・フォスター。 作品としては「タクシードライバー」が有名ですが、ジョディの演技ということでは本作も負けてはいません。 終始無表情で冷めたような表情。しかし時折見せる無邪気な表情・・・。見る者を引きつけるこの存在感。 どうしてもジョディに注目が集まる作品ですが、彼女の前に現れる2人の男を演じた、 まだ若いマーティン・シーンとスコット・ジャコビーも好演しています。 特に嫌な男をねちっこく演じたマーティン・シーンが印象に残る。 中で何か恐ろしいことが起こっているかのような屋敷。 本当に屋敷の中にいるのかいないのか?その存在が謎の親。 どうにかして始末しなければならない、被害者が乗って来たクルマ・・・。 どこかヒッチコックの「サイコ」とも共通する、作品に漂う不安げな空気もいい。 ショパンの調べと、背後で燃えさかる暖炉の炎と、ジョディの表情。このラストも秀逸。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-13 22:11:22)《改行有》

816.  シャンプー台のむこうに 《ネタバレ》 不治の病に冒された主人公と、その夫と息子、そして一緒に駆け落ちしたもう1人の“家族”。 彼らの家族の再生と新たな家族のカタチをもう1度築きあげていくまでをコメディタッチで描くドラマ。 不治の病もの。僕の苦手なジャンルではあるのですが、ナターシャ・リチャードソン演じるシェリーの明るさがいい。 (今に本作を見ると、実際にナターシャは若くしてこの世を去っているので何とも言えない思いにもなります。) また、地元で開催された美容コンテストを機に家族がもう1度結束するという形になっているので、 盛り上がる華やかなイベントを背景に作品も明るさや、いい意味での軽さを保ち続ける。 シェリーの病状にはあえて突っ込まず、家族が並んで歩きだすラストはささやかな希望を感じさせてくれます。 「フル・モンティ」なんかもそうですが、サイモン・ボーフォイの脚本のこういうコメディ、いいですね。 本作もまた、イギリス映画らしい良さのあるハートフル・コメディでした。[DVD(字幕)] 7点(2014-12-25 22:09:42)《改行有》

817.  ラッキー・ブレイク 《ネタバレ》 この監督さん、こういうパターンがお好きなんですね。 「フル・モンティ」では、不況のあおりを受けて工場が閉鎖、 失業者集団が状況を変えようと一致団結してストリップに挑戦。 本作では、塀の中の憎めない連中が一致団結してミュージカルに挑戦です。 ただし、人生に対する前向きパワーにあふれた「フル・モンティ」に対し、 こちらはミュージカルのウラにあるのが脱獄ではあるのですが・・・。 悲しい出来事もありましたが、基本的にゆる~い人情喜劇風にまとめたのがいい。 だからこそ、一旦塀の外に出られてもその後も逃げ切るのは難しいはずですが、 作戦大成功!で終わってしまうのも単純だけど、こういう映画はこれでいいんじゃないでしょうか。 ただ、いざ脱獄!の終盤にはもう少しハラハラドキドキがあっても良かったとは思いますけどね。[DVD(字幕)] 7点(2014-12-23 14:25:08)《改行有》

818.  エクスペンダブルズ2 ハリウッドの筋肉番長スタローンのもと、ハリウッドが誇るアクション野郎が結集した豪華競宴第2弾。 前作より面白く見所も多かったと思います。 前作では取り合えずご出演程度だったシュワちゃんやブルースもしっかり戦場に登場し参戦してくれるのが嬉しいじゃありませんか! 特にスタローン、シュワ、ブルースの3人が揃い踏みで機関銃を撃ちまくるシーンは感動です。 新たに参戦のチャック・ノリスもいい味出まくりです。 過去の代表作を使ったちょっとしたギャグの挿入も嬉しい御配慮です。 見終わってふと思った。奴らは正確には何の組織に雇われて、何の組織と戦ってたんだっけ? そんなもん、関係無いゼ!ハリウッドのアクションオヤジがいつまでも強いところを見せて暴れてくれる。 それだけで十分な映画もあるのだ![CS・衛星(吹替)] 7点(2014-12-13 15:11:13)(良:1票) 《改行有》

819.  それでも夜は明ける 自由黒人として北部の街でバイオリンで生計を立て、家庭にも仕事にも恵まれた生活を営んでいたソロモン。 しかしある日突然、奴隷として南部に売られてくる所から作品は始まる。 奴隷制度に苦しめられる黒人。鞭打ちや首つりのシーンなど、とても見ていられない描写の連続。 この作品はソロモンという教養もあり、自由黒人という立場で生きてきた男の視点で描かれていますが、 奴隷制度下の白人達も印象に残る。ポール・ダノやマイケル・ファスベンダーが演じる、悪役の白人達。 その一方で最初の主人であるフォードや、ブラピ演じるバスといった、奴隷と人間的に接しようとする白人達もいる。 しかし白人である彼らですら、表立ってソロモンを助けてやることが出来ない時代背景が垣間見え、 改めて黒人にとって過酷な時代であったことを思い知らされます。 現代アメリカに目を向けると、先日から白人警官と黒人の少年に関するデモがニュースになっている。 少し前には、この事件と非常によく似た実話に基づく「フルートベール駅で」という映画を見た。 依然として根深く存在する人種差別。 奴隷制度の時代を描きながらも、今のアメリカへの問題提起でもあるように思えました。[DVD(字幕)] 7点(2014-12-03 22:15:09)《改行有》

820.  ナッシング・トゥ・ルーズ 《ネタバレ》 大柄なティム・ロビンスと小柄なマーティン・ローレンス。いいコンビでしたね。2人が思いっきり弾けてくれます。 特にティム。エリート然としているけど、ちょっと天然。その風貌も含め本作のキャラに見事にはまっていました。 序盤の大きなクモに怯えるティムのダンス?には大笑いでした。あと、ダンス警備員にも! 大した中身は無い典型的アメリカン・ドタバタコメディなんですが、 旅の途中にローレンス演じる小悪党の家に立ち寄るエピソードの挿入がいい。 失業中の身で、職を得るために努力している姿、愛すべき家族の姿を見せる。それがラストの結末にもちゃんと結びついている。 これが無くても面白いコメディだったとは思いますが、序盤には思いもしなかった作品の美味しい隠し味となっていました。[DVD(字幕)] 7点(2014-11-07 20:20:14)《改行有》

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