みんなのシネマレビュー
青観さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899

921.  居酒屋兆治 高倉健、相変わらず渋い。そんな高倉健に対してやりたい放題の伊丹十三、その他出演者の顔ぶれを観ると大滝秀治に田中邦衛に小松政夫って何だか「北の国から」みたいなキャストだ。作品そのものは特別面白いとは感じないし、どらかというと苦手な感じの暗さが漂う。それでも普通に観れてしまうのはこれはやはり高倉健の魅力あればこその作品で感じでして、そうそう、大原麗子も出てたよなあ!何だかとても幸せとは無縁の感じの女を演じていたけど、大原麗子という女優というよりも一人の女性の人生を見ているようで辛い。[DVD(邦画)] 6点(2009-09-14 21:01:05)(良:1票)

922.  男はつらいよ 寅次郎真実一路 《ネタバレ》 全体的に山田洋次監督の不調とスランプを感じるシリーズ第30作代の中にあって、このシリーズ第34作は比較的、上出来の部類に入るのではないでしょうか!この作品、マドンナの大原麗子が前回同様、やはり美しい。人妻役もぴったりです。そして、そんなお美しい人妻の大原麗子のことを、寅さんがとらやの面々に話すシーンの台詞「勿体ないねえ!あんな綺麗な奥さんがいながら。俺だったらずっと顔を見ている。」と言った寅さん、解る。解る。解り過ぎるぐらいよく解ります。あんな綺麗な奥さん、自分の奥さんがもしも大原麗子だったら、誰だって寅さんと同じ気持ちになるはずです。マドンナの大原麗子、こうなんつうのかな?こういう役柄が本当によく似合う。作品の出来としてはそれほどではないような気がするもののマドンナの魅力ということで甘いとは思うが7点てことで、大原麗子、この時38歳かあ!本当に良い女だ [DVD(邦画)] 7点(2009-09-14 19:13:44)《改行有》

923.  ロイドの牛乳屋 ロイド作品を観るのはこれが2本目ですが、近所のレンタル屋さんにはこの前観た「要心無用」と、この「ロイドの牛乳屋」の二つしか置いてない。でもって、やっぱり私はチャップリンやキートンの方が圧倒的に好きです。チャップリンほど表情が豊なわけでもなく、笑わせながら泣かせるわけでもなく、キートンほど無表情で笑わせるわけでもなく、アクションもキートンほどの凄さは感じない。確かに身体を張った動きは素晴らしいものを感じるけど、観ていても何か物足りなく感じてしまうのはロイドという人の顔付き、そして、ドタバタ喜劇にしては中途半端で、かといってヒューマニズムを感じさせるわけでもなく、それなりに楽しめはするけど、物足りない。全体的にスマート過ぎる。例のボクシングシーンにしてもあまりにもストレート過ぎる。綺麗過ぎて物足りない。普通に観ている間はそれなりに面白いと思うものの、観終わった後に残るものが無い。これを観てしまうと、チャップリンとキートンがどれだけ凄い喜劇俳優であるかということを改めて思わずにはいられない。ロイドがチャップリンやキートンほど人気が無いのが解るそんな作品だと思います。[ビデオ(字幕)] 6点(2009-09-12 22:44:10)

924.  めぐり逢い(1957) 《ネタバレ》 デボラ・カー目当てに借りてきた。彼女の出演している作品を観るのはこれで何本目だろう?今まで観たデボラ・カー出演作品の中でこの作品が一番かもしれない。いや、間違いなくこれが彼女の出ている映画のベストだとまだ他の作品観てないのに思わずにはいられなくなる。それはやはりあの美貌、気品に満ちた美しさ、ただ美しいだけなくきちんとした演技力も持っているのが単なる美人とは違う。単なる美人なら日本にもいるだろうけど、演技力も持っている。それでいて、全くもって嫌味がなく、美人であることを強調しない。とにかく品が良いのである。だからこそこの映画が大人の映画として、また、名作として語られることが多いと思うぐらいデボラ・カーが良い。ケイリー・グラントと二人で食事しようとしている所を大勢の人に見られて恥ずかしがる所の二人と船の上での会話やケイリー・グラントの母の住む島でのあの歌声の見事さ、美しい音楽と美しい歌声、そして、やはりあのラストでの涙、ケガを負ったデボラ・カーに気付きそれを温かく包み込んで抱きしめるケイリー・グラントの男ぷり、優しさとそれとは対照的にケイリー・グラントが出てくるだけで、何だかサスペンス的な香り、何かあるんではないか?というような緊張感、それは私にとってケイリー・グラントという人はヒッチコック映画での印象が強すぎるからかもしれないが、良い人のように見せて実は何かたくらんでるんではいないか?と考えてしまう。ある意味、違った緊張感、面白さがこの映画にはある。話的には余りにもベタな感じ、出来すぎのようにも思えるものの、昨今の恋愛ものみたいに自分さえ良ければ相手は死のうがお構いなしみたいなものが無く、品の良い作品になっているのもこの映画が良い所である。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-09-12 12:08:31)(良:1票)

925.  ドラゴンへの道/最後のブルース・リー 《ネタバレ》 流石、ブルース・リー!スープの吸い方からしてとにかく豪快である。豪快と言えば何もスープの吸い方だけでなく、生身の肉体、CGなんかではない本物のアクションを観ることが出来る。そんなブルース・リーがあのコロシアムでの決闘シーン、相手の男、チャック・ノリスとの対決の前にお互いが服を脱ぎ、そして、相手に対して背を向けて屈伸運動をはじめる。流石は武道を志す人間は違う。今、やたら世界チャンピオンに対して挑発している亀○とかいう兄弟とは大違いである。先に攻めようと思えばいくらでも攻めれるのにそれをしない。相手に対してきちんと礼を怠らないところが素晴らしい。これこそがスポーツマンの心である。素晴らしいと言えばもう一つ!この映画が良いのは見た目強そうな奴が本当に強いというよりも、見た目弱そうなブルース・リーが服を脱ぐと凄いという所にある。あの超人的な肉体に世の多くの男はまず憧れるであろう!私もあんな身体になりたい。そして、ブルース・リーのように強くかっこ良くなりたい。但し、行く手にはいつも銃とナイフというそんな人生だけは嫌だ。てことでやはりブルース・リーのようにはなれない。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-09-11 21:53:37)(良:1票)

926.  婦系図(1962) 《ネタバレ》 「俺を捨てるか?それとも婦(おんな)を捨てるか?」って、これは物凄く厳しい選択だ!そんな厳しい選択を迫られ、男としての義理を果すべく決断をし、妻、お蔦を捨てる市川雷蔵の早瀬とお龍の別れの場面のあの霧の立ち込める中、映し出される白い梅、この場面のあの美しさ、話は何だかドロドロしているのに、それを振り払うほどのため息の出る映像美、男の義理、女の悲しさがよく描かれている。ただ全体的に湿っぽいのが難点である。市川雷蔵はやはりここでも美しくてかっこ良い。お蔦役の万里昌代に関しては悪くはないけど、良くもなく、まあまあって感じです。6点にしようか、7点にしようか迷うけど、男と女のそれぞれの言い分、男の身勝手さ、女の悲しさの表現の上手さと美しい映像を考えて7点てことで、それにしてもこの三隅研次監督という監督さんの美学、日本的な美しさを描く上手さには感心させられる。マキノ正博監督と衣笠貞之助監督のも観てみたい。[ビデオ(邦画)] 7点(2009-09-10 21:22:16)

927.  太平洋の翼 《ネタバレ》 三船敏郎の「特攻なんて馬鹿げてる」て叫びと加山雄三の「出ていけ~」の叫びこそこの映画のテーマではないだろうか?説得ある二人の下で命令に従う特攻隊のメンバー達、隊長である佐藤允と部下渥美清のやりとりは重たい話の中にあって喜劇的でちょっとした安らぎを与えてくれている。隊長佐藤允に貸した戦闘機の無事と隊長の無事を心底願う渥美清の演技、この何とも重苦しく悲しい話の中にあって、やはりこの渥美清という俳優の持っている人間性、人間的温かさは「男はつらいよ」の車寅次郎に匹敵するぐらい温かい。戦争なんて馬鹿げてるし、戦地に駆り出せれれば誰だって頭が変になる。この作品を通して見る者への答えを問わせようというのが見て取れる。映像の力、それは迫りくるテーマとしての重みとを力強く歌い上げた力作!本当なら8点と言いたいのだが、加山雄三に対し星由利子を持ってきて話を絡ませるのは何だか違う映画「若大将」シリーズファンを意識しているように感じてしまいマイナスです。素晴らしい俳優勢揃いのこの映画、岡本喜八監督が撮ってたらきっともっともっと凄い戦争映画になっていたようにも思えてしまいます。そうは言うもののなかなか見応えのある映画には変わりはないと思う。 [DVD(邦画)] 7点(2009-09-09 21:01:44)(良:1票) 《改行有》

928.  眠狂四郎 殺法帖 このシリーズ、観るのは何本目だ?観る順番が滅茶苦茶である。これが一番最初の作品ということらしいけど、今まで観たどの狂四郎もよくしゃべる。そして、ニヒルな感じもあまり感じられない。まだ完全に狂四郎というキャラに対する製作者サイドの姿勢というものが、定まってないようにも思える。若山富三郎のあの変なキャラとの対決もいまひとつである。そんな中にあって中村玉緒はお見事としか言いようがない。作品全体の雰囲気もそれほど悪くはないものの、中途半端なキャラとのやりとりに重点を置きすぎている気がするのが残念でもある。[DVD(邦画)] 6点(2009-09-09 20:58:55)

929.  台風クラブ 《ネタバレ》 狂気!狂気!狂気!映画全体に只ならぬ狂気が充満している。まずはいきなり夜のプールでの訳の解らないダンスで始まるのには驚かされた。この訳の解らなさこそがこの映画の主人公である彼ら、彼女ら中学生の大人への不満、大人になりたいけど、大人にはなれない中学生の有りのままの姿であると思う。奴らにとっては大人社会への不満以上にこれから先への不安の方が多いのである。だからそんな不安を取り払おうとする為に大人には理解できない行動ばかりをするのである。夜のプールでの踊りに始まって、授業中にいきなり鼻血を出す奴もいるし、いきなり女子生徒に対してケガを負わせたり、二人きりの校舎内で襲いかかったりと、やってくる台風と同じように物凄い危険性を感じさせる。相米慎二監督はこの台風の襲来する風景の中にある日常的で且つ、非日常的な両面を見せることでこれから先の不安というものを暗示させ、そして、観る者にどうすればその不安を消すことが出来るのかという答えを考えさせようとしていたと私は思います。ラスト、台風が去った後の学校のグランドでの工藤夕貴の姿には他の生徒とは違う普通のままの姿を観ることが出来る。作品全体に漂う不安定な感じこそが監督の狙いだとすると、相米慎二監督という人の持っている人間的観察力の鋭さ、どこから見ても破錠しまくりの映画的なスリルとリアルさを両方持ち合わせた凄い映画だ!本当は9点でもいや、10点でも良いとさえ思える凄い映画だが、個人的好みという意味ではどうしても9点以上は付けられない。しかし、何度も言うように凄いスリルとリアルさを持つ映画である。[DVD(邦画)] 8点(2009-09-08 22:00:33)(良:1票)

930.  手錠のまゝの脱獄 《ネタバレ》 男と男による脱走ものと言えばそうなのだが、この映画の一番のポイントは同じ国の者でありながら白人と黒人という所にある。方や黒人だけの土地では白人は別の人間と差別され、もう片方は白人ばかりの土地では同じように別の人間だと差別を受けるというアメリカ社会における今も消えない人種差別という問題を取り扱っているところにある。そして、そんな二人が手錠をかけられたまま自由を求めて脱走を図る。ところがそう簡単には物事は進まない。最初に逃げた土地では大勢の白人の前で捕まる二人、白人であるジャクソン(トニー・カーティス)のお陰で黒人であるカレン(シドニー・ポワチエ)も逃がして貰うものの、今度は一人の少年に出会い、そこで見た者は少年の母親である白人女性による偏見、差別、カレンを騙し、ジャクソンだけを助けようとするというこれぞ同じ白人に対する考えと黒人とでは違うというアメリカが抱える人種差別の世界である。そんな状況の中、出逢ったばかりの白人女性よりもそれまで散々喧嘩してきたカレンを取る。男の友情を取るジャクソンとそれに応えて見せたカレン、手錠は外れていても手錠は今も繋がっているんだとばかりに負傷して動けないジャクソンの手を取って一緒に逃げるカレン、列車に乗ることに失敗した後、自ら煙草に火を付けてジャクソンの口にくわえさせてあげるという男気、この瞬間、二人は完全に白人と黒人という人種を超えて一緒になれた瞬間であると思うことが出来たのと、最初につまらなそうに歌を口ずさんでいたカレンとラストの同じように歌を口ずさんでいるカレンとではまるで別人である。最後のカレンの歌声とその時のあの清々しい表情で終わるというのも気持ちが良い。あそこで終わっているからこそ良いのである。あの後もダラダラと描いていたらここまでの余韻、作品にはなっていないと思います。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-09-07 21:18:12)(良:1票)

931.  マッチ工場の少女 何だろう?この暗く悲惨で絶望的な話なのにそれを弾き飛ばしてしまう不思議な魅力に包まれていて見ていても単なる不幸、絶望感だけを感じさせずに見せてしまうこの監督の凄さ、主演の女優にほとんど台詞を言わせずに表情、それも無表情で語らせるという言葉になど出さなくても伝えられる。伝える方法があるんだよ!と何でも台詞で言わせてしまう説明的な駄目な今の日本映画に対して語っているようです。至ってシンプルで何がしたいのかさえ解らない複雑なだけの映画に対しても映画とはこうするものだと言っているようにも感じる。とにかく見ていてもけして、面白いとか楽しいとか大笑いするとかそういう映画ではないのに退屈せずに見られるのは監督の力量によるものと、この監督の映画は不幸の中にも何か希望若しくは映画的なカタルシスやユーモアを思わせるものが見える。同じ不幸な主人公を題材にしても「ダンサー・イン・ザ・ダーク」や「ドッグヴィル」の監督とは大違いである。[ビデオ(字幕)] 7点(2009-09-06 22:00:29)

932.  風の輝く朝に これは香港版「冒険者たち」のような作品だというのが見ていて思ったのと、チョウ・ユンファが良い表情見せる。「冒険者たち」ほどの見ていての面白さは感じられないのと日本人としてやや辛い描かれ方など気になる所もある。しかし、悪い作品ではない。むしろやたら蹴ったり殴ったり、ぶっ壊してばかりのハリウッドアクションよりはずっと良いし、好きです。「風の輝く朝に」というタイトルも好きです。[ビデオ(字幕)] 7点(2009-09-06 17:30:03)

933.  安城家の舞踏会 《ネタバレ》 何だかヨーロッパ映画を見ているような錯覚を起こすのは、チェーホフの「櫻の園」をモチーフとしているせいか?日本映画を見ながらヨーロッパ的な香り、雰囲気が漂う。没落華族におけるその中で最もしっかりしている原節子と終始、マイペースでいる森雅之、この二人の存在なくしてこの映画は語れない。華族制度の崩壊によってそれまで築いて来たプライドを引き裂かれる家族達、自分達の弱みに付け込む新川一家の大黒柱である父とその娘、他にも様々に人間が入り乱れて凄まじいドロドロした雰囲気を醸し出している。人の弱みに付け込む者と付け込まれる者、人間ってやはりお金が無ければ生きて行くことは出来ないし、一人では生きていけない弱い生き物であるということがこの映画を観ると余計、思わずにはいらなくなる。それにしても原節子が父親が死のうとする所を止めに入る場面のあの凄まじいほどの体当たりを是非、今の日本のラクビー選手全員に見習って頂きたい。人の命がかかっていると人間は物凄い力を発揮すると原節子のあの体当たりを見て感じました。そうそう、それと、昨今の言葉の汚さ、何を言っているのか全く解らないような品の無い、落ち着きのない言葉を連発する若者、特に若い女にはこの映画を見て少しでも原節子の発する言葉の美しさを見習って欲しいと思う。もっともそんなこと書いたところで今の若い人達がこの映画を観るかどうか解らないし、まあ、見ないだろうなあ![ビデオ(邦画)] 7点(2009-09-06 11:02:10)

934.  フェリーニのアマルコルド まず最初に出てくる言葉は「美しい」これに尽きる。そして、美しさの中に見え隠れする刹那さ、哀愁とでも言うべきフェリーニ監督独自の映像、ノスタルジーと言えば確かにその通りではあるが、単なるノスタルジー映画ではないものを感じさせるのは作品全体に付いてまわる暗い影のせいかもしれない。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-09-02 20:24:22)

935.  カイロの紫のバラ 《ネタバレ》 映画の中の人物がスクリーンの中から出てくるという発想も面白いけど、主人公を演じている本物のスターまでもが駆けつけてくるというのもこれまた面白い。色んな意味で映画ファンの気持ちを逆手に取って見せてしまう上手さ、そして、やはりこの映画はラストのミア・ファローが見せる表情に尽きる。あの表情が良いのである。心から映画に恋しているのが解る。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-09-02 20:09:43)(良:3票)

936.  いまを生きる 《ネタバレ》 この映画は学生時代に授業サボってガラガラの映画館の中で観てました。人は常に社会という枠の中で生きている。学生なら「校則」というルールの中で生きているし、社会人になればなったで「社会」及び「規則」いうルールの中で生きている。常にルールに守られながら生きていかなくてはならないのが人間の運命である。運命は人それぞれだけど、必ず守らなくてはならないそれが生きて上で最も重要であり、逆らうことの出来ない運命に対する逆らい、自分以外の人間が決めた価値観の元で生きているのが人間なのだと私は思う。そんな人の意見に対して聞き入れる気持ちと自分の事は自分で決めると思う気持ち、自分の道は自分で見つけようというあのラストの机の上に立ち上がる生徒達、あれこそ正しく自分の気持ちに素直になり、生きることの喜びを見出そうとする気持ち、勇気を持ってすればどんな苦しい事でも何とか乗り越えられるんだというものを見事に表している。正にこの映画は「生きる」映画!苦しい時、何かに対し、答えが見出せい時、この映画を見て勇気を貰いたいと思います。[映画館(字幕)] 9点(2009-09-01 22:48:58)(良:1票)

937.  キートンの即席百人芸(一人百役) 《ネタバレ》 キートン、キートン、キートンが凄いことになっている。キートンが沢山出てきて、どれもこれも同じキートンなのに、何かが違う人物に見えてしまうのが凄い。キートンが指揮を取り、キートンがトランペットを吹く。その他にも画面にキートンだらけ、それだけで何だか嬉しく思えてしまいます。そんなに特別凄い作品ではないかもしれないけど、一つの作品の中でこんなにも沢山のキートンが見られるという貴重な作品だと思います。それにしてもどうやって撮影しているのかなあ?[DVD(字幕)] 7点(2009-09-01 20:50:38)

938.  キートンの強盗騒動(悪太郎) 《ネタバレ》 これもなかなか面白い。キートンが警察官に追われる。追われる。追われるキートン、追う警察官、キートンが交差点の真ん中で交通警備の人達の間に紛れこんでみせたり、軍隊か何かの集団の中に一緒になって手を挙げるシーンの馬鹿馬鹿しくて面白い笑いなどはやはりキートンらしくて、良いです。作品全体に漂うどこかチャップリンを感じさせるキートンの動きなどは、キートンが同じ喜劇の神様チャップリンを尊敬しているように思えます。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-01 20:43:53)

939.  キートンのハイ・サイン(ザ・ハイ・サイン) 《ネタバレ》 相変わらず身体を張って凄いコントを見せてくれる。そんなキートンが私は好きですし、憎めません。拳銃を買いに来た男の人とのやりとりが面白いのと、最後の方のあの二階と一階の二つの部屋でのコントなどはドリフターズがよくやるようなもので、また、ゲームのような凄い動き、ストーリーなんてあってないようなものだし、滅茶苦茶ではあるけど、キートンがキートンである動きの面白さを見せてくれているという意味でこの点数です。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-01 20:37:10)

940.  キートンのハード・ラック(悪運) 《ネタバレ》 なんつう落ちを用意しているんだ!キートンのことだから、絶対に死なないてのは解るけど、まさか、中国人と結婚してハッピーエンド?て、あれはハッピーエンドで良いのかなあ?前半の魚釣りのシーンの馬鹿馬鹿しさ、馬に乗るキートンも私は好きだ。それにしても最後のキートンの帽子姿はどう見ても中国人には見えない。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-01 20:31:08)

0100.51%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
638619.66%
750325.62%
865733.47%
930115.33%
101065.40%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS