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プロフィール
コメント数 2281
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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921.  パニック・フライト 《ネタバレ》  レイチェル・マクアダムスかわいい。おお、なんか微妙なイケメンと知り合った。なんだか2人はイイ感じに。このまま仲良くなっていったところに、ハイジャックとかのトラブル発生ってパターンかな?って思いきや、お前がテロリストかーい。とゆうノリでスタート。序盤がちょっとダラダラしていますが、テロリストと相席スタートになってからの緊張感が凄く良いです。ハラハラドキドキします。  『仕事は何?』『暗殺やら、なんたらかんたら』のくだりで、冗談だと思って聞き流していたリサの表情が、次第に緊迫したものへと変わっていくシーンが凄く好き。サスペンスでは良く見るシチュエーションかもしれませんが、この緊張感こそサスペンスの醍醐味。  リサが本に何かを書き込もうとしたり、ルージュの伝言残したり。あるいは、通話が断絶されている状態の機内電話で、電話をかけつづけるフリをしたり。なかなかどれも反撃の糸口になりそうな頭脳プレーですが、ことごとくテロリストにチャンスをつぶされる。最終的にはペンで声帯をつぶすという荒業。意外とありそーでない、このシンプルな逆襲撃がなんか新鮮。  ホテル側のターンも良いです。ホテルの女性従業員、ジェイマ・メイズ演じるシンシアが結構かわいくて、でも凄く頑張るので好印象。彼女が孤軍奮闘で、キーフー一家を非難させるシークエンスがちょっと盛り上がります。  声帯つぶされてからのテロリストが、リサにやられ放題で、ちょっと弱すぎじゃない?とは思いますね。いや、リサが突然強くなりすぎなのか。テロリスト仲間を車ではねとばしたり。家の中での攻防はホームアローンみたいです。  サスペンスとしてお手頃で良作。とても面白かったです。[DVD(字幕)] 8点(2018-03-07 12:02:40)《改行有》

922.  ウエスト・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》  ザ・B級。いや、C級、・・・Z級かも。  ホラーだけれど怖くはない。ゾンビものだけどゾンビの良さはあまり堪能できない。  でも全然面白くないわけではない。少なくとも見ている間、飽きはしないです。暇つぶしにはなります。  この作品が惜しいのは、ストーリーを変に凝ってしまったところ。1800年代から1950年代に行って、最後は現代と、時代を3つも見せてしまったのが良くない。こーゆー作品はもっとシンプルでわかりやすいほうが良いです。既視感なんてあって当たり前。『パクリじゃん。』って言われるくらいのほうが面白いんです。変にオリジナリティなんて出さなくて良い。例えるなら、速球もまともに投げられないくせに、かっこつけて変化球投げている感じです。B級、C級、Z級と割り切って、オーソドックスなゾンビパニックものにしちゃえばもっと面白かったろーに。もったいない。[DVD(字幕)] 5点(2018-03-03 02:00:32)《改行有》

923.  スモーキング・ハイ 《ネタバレ》  本来苦手なジャンルのドタバタコメディ。今まで不愉快になったことはあっても笑えたことなんて一度もない。  でも、『犯罪巻き込まれがた』『バディもの』はちょっと好きなシチュエーション。ひょっとするとひょっとするかもと思って鑑賞。結果、やっぱこのジャンルは苦手だということを再確認しただけでした。  ストーリーが適当。行き当たりばったり。登場人物がアホすぎて魅力がない。そーゆーところがやっぱり好きになれない。  やたらバンバン撃たれたり、耳がもげたり、下手なアクションより余程痛そう。そーゆーちょっとブラックでグロいところとコメディのアンバランス加減が気持ち悪くて生理的に受け付けない。  可愛くて理解のある彼女とその両親はほったらかしだし、そーゆーところ、ちゃんと決着つけて欲しかったです。  見ている間は展開が読めなくて飽きはしないんですが、かと言ってそれは『映画が面白い』ということと同義ではありません。見終わった後の満足感が低いので、アリかナシかで言えば、完全にナシ。ごめんなさい。今回はかなり個人的な好みが反映されているので、このレビューはあてになりません。[DVD(字幕)] 4点(2018-03-01 13:14:09)《改行有》

924.  unknown アンノウン(2006) 《ネタバレ》  誘拐犯と人質、更には潜入捜査官までみんな記憶を失っちゃって、誰が誰だかわからないというぶっとんだストーリー。これはもうアイデア勝ち。  スタートの雰囲気や状況こそ『ソウ』に似ていますが、これは似て非なるもの。全く別ジャンルの、どちらかと言えば王道ミステリーサスペンスになるんじゃないかな。いや、これもソリッドシチュエーションなんですけどね。  途中までは、自分達が誰だかわからない。なぜここにいるのかもわからない。個々人に断片的に蘇る記憶。更にはトイレで見つかった新聞に書かれている『誘拐』の記事。とゆーことは、自分達は『人質』か『誘拐犯』のどちらかになるのか?っていう、かつてないほどスリリングなシチュエーション。『もし自分が誘拐犯のほうだったら』と、『あいつは絶対誘拐犯のほうだろう』と、それぞれが相手の印象を頼りに想像をめぐらすのが面白い。  また、最初に『誘拐犯』と『人質』の二択しかないと思わせる演出も上手です。これがラストのどんでん返しにつながっていくわけです。  『鏡の前で覆面をはずす自分』⇒『俺は誘拐犯か?』と思い愕然とする。ところが、実は潜入捜査官だったことが何気なく明かされて、見ているほうはサプライズに驚くとともに、ジム・カヴィーゼルがシロだったことにほっとするのです。  こーゆーどんでん返しは、痛快で好き。それに、この作品のプロット、アイデアを利用した展開が面白いです。『自分は真っ当な人間なんだ』とわかったときの安心感はなにものにも代えがたいのでしょう。  だから個人的にはその後のどんでん返しは不要でした。ストーリー的には面白いかもしれないし、そりゃ『ええ?』ってなるけど。『良いやつに見せかけて、実はお前がすべての黒幕なんだぜ。』って言われて、すっきり爽快だった気分が台無しです。[DVD(字幕)] 8点(2018-02-28 15:20:04)(良:1票) 《改行有》

925.  サハラ 死の砂漠を脱出せよ 《ネタバレ》  言ってみれば、『スターウォーズ』とか、『パイレーツ・オブ・カリビアン』とか、そっち系の作品。映画として見応えがそんなにあるわけではないけれど、見ている間は普通に楽しい。そんな感じです。  『内戦』『産業廃棄物』『暗殺』といった物騒なテーマを、とにかく軽いノリとパワー全開の映像で楽しく見せちゃう映画。  序盤はまさに登場人物の紹介って感じで、ややかったるい。そんな中でも、ペネロペ・クルス演じるエヴァのターンは『謎の病気』がらみで、名作『アウトブレイク』のような緊張感とホラーテイストで結構ドキドキ。でもそれも期間限定で、トレジャーハンター組のダーク&アルと合流してからは否応なしに陽気なアドベンチャーへと様変わり。どっちが良いかは人それぞれでしょうが、序盤のミステリアスな緊張感を中盤以降も少し欲しかったかな。雰囲気が軽すぎて、途中からどーでもよくなってくるんですよね。  凶悪な軍事国家や、悪い企業が相手なので、多勢に無勢で危機的状況がひっきりなし。にも関わらずお気楽な空気が変わらないのは、ひとえにダークとアルのキャラクターによるもの。また、2人の能力も高いため、どんな状況であってもすべて何とかなってしまいます。そのため大変気楽に見れるエンターテイメントではありますが、本格的なアクションやスリルを求めると肩透かしをくらうのは間違いないでしょう。  自分自身、そんなに期待していたわけでもないのに、中だるみしちゃってたときがあったのは確か。とは言え、一つの映画としてきれいにまとまっていて面白いし、最後まで見ればラストは爽快な気分になれちゃうので、期待していなかった分得した気分です。[DVD(字幕)] 7点(2018-02-28 02:19:37)(良:2票) 《改行有》

926.  グラン・トリノ 《ネタバレ》  良い映画というのはわかるのですが、ゆっくり淡々とした流れの前半が正直退屈。アクションやサスペンスを期待しているわけではありませんが、ドラマならではの面白みがもう少しほしい。  また、序盤は可愛げのない孫達や、そんな子供に育てた息子夫婦に若干いらいら。それに、後半への布石とは言え、若い神父に対するウォルトの態度がなかなかひどい。なんか不愉快な気持ちにばかりさせられます。  タオ一家との交流が始まってからは、しだいに温かい空気になっていきます。タオやスーとのふれあいによって、ウォルトの冷え切った心が少しずつほぐれていく様子は、ありふれているけど微笑ましい。  その一方で、偏屈で偏見のかたまりだったウォルトが、隣人と打ち解けていく『これ』といったエピソードが足りない気はします。おばあさんの荷物を拾ってあげるタオや、親しげに話しかけてくるスーだからこそ打ち解けられたのかもしれないが、やはり説得力に欠ける気がしました。  ラストの終わり方は意外でしたね。ドラマとしての深みが出ます。余韻も生まれます。それまでのストーリーとのバランスだってとれている気がします。ただですね、時代劇をいっぱい見て育った世代としては、「てめえら、いい加減にしやがれ。皆殺しじゃー。おらー。」ってな感じで、とにかくケタ違いの強さを見せ付けて悪党どもを粉々にして欲しかったのが正直な気持ち。周りからどんな批判を受けよーと、『目には目を』ってわかりやすいケリのつけ方が好きなんです。  つまりは、この作品は『娯楽』ではない、だから性に合わない、ということですね。    [ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-02-24 04:25:53)《改行有》

927.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》  好みで言えば間違いなく好みではないのですが、この面白さはなんなんでしょう。希望をもたせるような終わり方なんですが、やはりハッピーエンドとは言いがたいし。ウォルターの生死は結局わからないし。ラストまで見てもスッキリしない映画は本来苦手なのですが、観終わった後のこの満足感はいったい。  それにしても怖い作品です。殺人鬼。警察。精神病院。そのどれもが圧倒的な暴力と悪意に満ちています。この三者に共通するのは、自己の利益のみを追求していること。結果、警察と精神病院の責任者は司法によって裁かれ、殺人鬼もやはり司法によって死刑となる。それがこの映画の『救い』です。それが見終わったあとの満足感につながっているのかな・・?  殺人鬼や精神病院は自分にとってもはやホラーの世界。怖い怖い。本当に怖い。精神病院からの救出劇や、ラストで語られる殺人鬼からの脱出劇は、ホラー映画のハッピーエンドバージョンを見たときに近い安堵を感じます。ついでに言えば、体裁を保つために身代わりの子供を用意するなんて発想を警察がしちゃうってのも怖いシチュエーションです。不服を申し立てれば精神病院送り。否を認めるまで有無を言わさぬ監禁・拷問が続くわけですか。やってることは殺人鬼の彼と変わりませんね。  今の時代にも怖いことはいっぱいありますが、怖さの質が全然違う気がします。この時代のほうが善悪の基準が混濁していて、その不透明さゆえの怖さを感じます。なので、グスタヴ・ブリーグレブ牧師が立ち上がり、クリスティンを救い出し、敏腕弁護士と共に反撃を始めたときに感じるカタルシスは凄い。  この作品で唯一難を言うならば、猟奇殺人、公権力との戦い、人間ドラマとそのどれもが高いクオリティで盛り込まれちゃったため、焦点がどうしても一定しないことでしょうか。それにやっぱり苦手な結論ということもあって、個人的には満点はつけられないのですが、映画の出来としては満点を超える作品です。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-02-18 11:38:29)(良:2票) 《改行有》

928.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》  今となっては珍しくなくなったタイムリープを題材とした作品。原作ができた年代を考えれば、そのアイデアに注目が集まるのもわかる気がします。真琴、千昭、功介の3人だけでなく、親戚のおばさんや友人の早川さん、天ぷらの失敗を押し付けられるクラスメートに、内気な少女など、脇役の個性も光っていて面白い。  プロットは確かに『バタフライ・エフェクト』に似ている部分がありますね。コメディとシリアスの寒暖差はなかなか凄い。『おまえタイムリープしてない?』の衝撃発言。結果、最後のタイムリープをしちゃった直後、ブレーキが壊れる自転車に乗ってしまった功介&女の子とすれ違うときの恐怖。このシークエンスの完成度はピカイチ。ここだけだったら間違いなく10点でしょう。  『千昭が実は未来人でした。』ってオチは、あんまり好きではないです。  『タイムリープという力を持っているのが主人公一人だけ』という特別感が好きなんですよね。そこにもう一人同じ力を持っている人が現れて、説明までされちゃうと、なんか神秘性がなくなってしまってちょっと寂しい。  また、個人的には回数制限なんて無いほうが好きですね。タイムリープを私利私欲に使えば、他人を不幸にすることがある。そのリスクに気付いた主人公が、自らタイムリープを使うことを封印する、っていう展開のほうがよりアニメ的でかっこいい気がします。やっぱ出だしがこーゆー主人公だからこそ、その成長をわかりやすく描いて欲しいものです。  ちょっと長くなっちゃいましたが、最後の感想です。  『リアルなアニメは好きだけど、リアルじゃないアニメも好き。』  アニメ的主人公。アニメ的男友達。アニメ的シチュエーション。実写でされちゃうと寒いだけのノリやセリフも、アニメだと楽しく受け入れられちゃう。そーゆーアニメの良さを満喫できる作品ではあります。[DVD(邦画)] 7点(2018-02-15 13:30:18)(良:1票) 《改行有》

929.  リンダ リンダ リンダ 《ネタバレ》  なんか、邦画の悪いところがいっぱい出ちゃっている作品。  思わせぶり。テンポが悪い。間延び。単調。動機がない。起承転結がない。目的が見えない。  それでも最後まで見たら何かあるのかと思って見続けてみて、結局何も出てこない。  全体的にダラダラしていて、いったい何を見せたかったのかがよくわかりません。そこにはドラマ性もなければ感動もありません。あるのは雰囲気だけ。なんか懐かしい学校の雰囲気。ちょっとだけタイムスリップできる感覚。ノスタルジー。でも映画としてはちっとも面白くありません。  体育館で、主役の4人以外のバンドが演奏をしています。男の子3人グループの学生バンド。そのときはお客さんはほとんどいません。  でも終盤、4人のときは大勢集まってきます。二つのバンドの『差』が自分にはよくわからなくて、ラストの盛り上がりには『高揚』とか、『爽快』とかよりも、『違和感』しか感じませんでした。[DVD(邦画)] 4点(2018-02-03 09:18:59)(良:1票) 《改行有》

930.  ロード・オブ・ウォー 《ネタバレ》  真面目でおかたい社会派サスペンスドラマ。実話ベースらしく、淡々と物語は進んでいきます。  緊張感あるプロットと画作り。そしてニコラス・ケイジが主演。更にはブリジット・モイナハン、ジャレッド・レト、イアン・ホルム、イーサン・ホークと脇を固める役者の存在感もすごい。それぞれがエヴァ、ウィタリー、シメオン、バレンタインとして重要な役割を担っていて、物語に『厚み』『深み』があります。  旧ソ連の叔父さんとの闇取引。国際警察の執拗な追跡とガサ入れ。アフリカのとある独裁国家との駆け引き。そのどれもがある種のユーモアと潜在的な恐怖をないまぜにした独特の緊張感で描かれます。はっきり言って映画の完成度はかなり高いと言えるでしょう。  ただ、肝心なのは、私が『武器の密輸』になじみもなければ興味もないので、あまり物語りに入り込めなかったことです。もっと言うなら、『ちょっと今そんな気分じゃなかった。』ってゆーね・・・。それに後味が悪い映画ってのはどーにも好きになれませんでして。ホラー映画の後味の悪さってのは平気なんですが、こーゆードラマっぽいやつの後味の悪さってなんか残るんですよね。[DVD(字幕)] 6点(2018-01-26 12:06:57)《改行有》

931.  ラッキーナンバー7 《ネタバレ》  はじめのうちはストーリーがとびとびで、何が何やらワケがわかりません。ジョシュ・ハートネット演じるスレヴンがメインになってからは、急にストーリーがすっきり見やすくなります。  後半、ネタバレが始まるまでは、ミステリアスな雰囲気が強くて、個人的にかなり好きな味わいがあります。巻き込まれ型サスペンスに見せかけた計画犯罪というアイデアがなかなか面白い。ようわからんかった序盤のすべてが、終盤ではきれいにつながりかなりスッキリします。  タイトルから『オーシャンズ11』みたいなものを想像していたのですが、中身は凄惨な復讐もの。人が結構死ぬんだけど、なぜかコメディのようにも感じる不思議なテイスト。ラストは隣人のリンジー(ダジャレか)と結ばれて、爽快感さえ感じる終わり方。  実はリンジーも何かの仕掛けかと思っていたのですが、本当に砂糖を借りに来ただけのただのおとなりさんでした。第三者と思っていた警官が母親殺しに加担していたことや、グッドキャットに撃たれたリンジーが生きていたのは素直に驚きますね。  なかなかの良作クライムムービーでした。[DVD(字幕)] 7点(2018-01-24 12:01:11)(良:1票) 《改行有》

932.  イップ・マン 葉問 《ネタバレ》  スピード感あふれるカンフーアクションは健在。前作同様、カンフー好きにはたまらない仕上がりです。  ストーリーは前作よりもなんか『雑』。ドラマ性は前作のほうが強かった気がしますね。ただし今作は非常にわかりやすく、『弟子が増えて活気づく武館』『各武館の師匠たちとの対戦』『ボクシングチャンピオンとの異種格闘技戦』など見所が多いです。エンターテイメント性が強くなった感じがします。  その一方で、『父親、師匠としてのイップマン』と『一武術家としてのイップマン』を同じウェイトで描いてしまったために、ややどっちつかずの印象もあります。サクセス好きの私としては、前半の流れが結構好き。『これから武館が大きくなっていって、生活が少しずつ上向くのだろーか。』とその展開にわくわくしていたのです。ところが中盤以降は『イギリス人ボクサー』VS『中国人武術家』の様相を呈して、前半のプロットはどっかいっちゃいました。前半と後半で全然違う作品みたいです。  『滞納していた家賃』『月謝を払えない生徒たち』『洪拳の若者たちと詠春拳の若者たちとのトラブル』そのどれもが明確な決着を劇中では見せません。そんな小さなこと気にしない人のほうが多いんでしょうけど、気になる人は気になるんですよっていう作品です。[DVD(吹替)] 7点(2018-01-22 12:41:14)《改行有》

933.  アドレナリン(2006) 《ネタバレ》  「ずっと怒っていないと死んじゃう」という予備知識だけあって、以前から気になっていた作品。思いの外自分の中で期待値が上がっていたのか、見た感想は『なんか普通。』。怒っちゃいるんだけど、思っていたほどには怒っていない。むしろ相手のほうがすんげー怒っています。だから、せっかくの設定、アイデアがそれほどうまく機能していない気がします。  また、アドレナリンを出す方法は、『怒り』以外にもいくつかあるようで、それもちょっとルールがあいまい。ルールが曖昧すぎるせいで、いまいち映画の世界に入り込めません。それに、つなぎとつなぎが雑なので、雰囲気で無理矢理状況を理解しなければならないシーンもあります。ちょっと作りが粗い。  冒頭からノンストップでいきなり本題に入り、スピード感あふれるノリとアクションにも関わらず、後半のエレベーターのシーンではあくびが出ちゃう始末。やっぱりあくびが出ちゃうようじゃアクション映画としてどうなん、ってことになります。バカになりきれないバカ映画は凡作。凡作ながらも味があってちょいちょい面白くて、悪くはないんですけどね。[DVD(字幕)] 6点(2018-01-10 13:43:03)(良:1票) 《改行有》

934.  イップ・マン 序章 《ネタバレ》  カンフー映画と言えばジャッキー・チェンにリー・リンチェイ、この二人の作品が大好きなのですが、ドニー・イェン、この人も凄いですね。スピード感あふれるカンフーアクションはジェット・リーを彷彿とさせます。  聖人君主であるイップマンも、ひとたび拳を握れば鬼のような強さ。切れ味鋭いカンフーが炸裂。誠実な人柄と鬼神のような強さとのギャップがたまらないです。  実話がベースになっているらしく、ストーリーは超マジメ。ちょっと真面目すぎるくらい。戦争が始まってからはかなり暗いテンションで最後まで突っ走るので、お気楽なエンタメムービーとは言えないかもしれません。爽快感あふれる勧善懲悪ストーリーを期待していたので、その辺は鑑賞時の気分とソリが合わなかったです。  前半、道場破りが次々と武館の館長たちと戦っていくシークエンス。その道場破りをたたきのめすイップマン。この辺のノリが一番好きです。後半も見応えはあるんですケドね。その辺は好みの問題です。[DVD(吹替)] 7点(2018-01-08 12:45:03)(良:2票) 《改行有》

935.  東京ゾンビ ひどい。これはひどい。 ホラー?コメディ?シュール? いやいや、ただの悪ふざけでしょう。 前半だけだったらまだ良かったけれど、5年後からがやばい。 もうまじでやばい。[DVD(邦画)] 1点(2018-01-05 12:36:58)(良:1票) 《改行有》

936.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》  つっこみ所があったとしても、つっこむ気にならないくらい面白さ際立つ映画。待ってました、こーゆーの。『フレディVSジェイソン』より好き。  『エイリアン』シリーズに比べるとホラー要素は控えめ。『何かいる・・・』ってゆーのが、まずホラー映画の恐怖の始まりなんだろうけど、この作品では『人間とのコンタクト』の前に、両者の姿をさっさと見せちゃう。つまり、最初からホラー映画として作っていないのだと思います。むしろ、見ている人をわくわくさせようとすることに比重が置かれている気がします。つまりは『エイリアンVSプレデター』の異種格闘技戦、アクションとして楽しめるわけです。それにしてもエイリアンと同じくらい人間を殺しまくっているプレデターと仲良くなってしまう展開を、あまり違和感なく見せちゃっているのですから、これは意外と脚本がうまいのでわ・・?  個人的に『惜しいな~』と思う点。それはギャラリーであるはずの人間をあまりにたくさん殺しすぎたこと。主要人物も含め、エイリアンとプレデターにあっという間に全員消されてしまいます。気付けばウッズただ一人。やはり『ガヤ』や『ギャラリー』が少ないと盛り上がりに欠けますね。  映像は暗い色調ながらも鮮明で大変見やすく、CGもなめらか。映像技術の進歩によって、こーゆージャンルの作品って凄く面白くなりましたよね。良い時代になったもんだ。個人的にはスマッシュヒットの良作エンターテイメントです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-01-03 11:29:15)(良:1票) 《改行有》

937.  11:14 《ネタバレ》  アーロンとシェリー。二人の若者が死ぬ。その死ぬまでの過程と謎を、多角的視点から少しずつ明らかにしていく軽いタッチのサスペンスコメディ。手法としては真新しいものではないです。よって、その内容が大事になるのですが、個人的には面白くありません。  犯罪者は一人もいません。小市民しか出てきません。にも関わらず、1つのアクシデントがもとで、次々と『犯罪者』と『けが人』と『死者』が出ちゃうっていう構成そのものは面白いと思います。  でもそれだけです。『こんな偶然重ねてみました。』っていうのを映像にしているだけでは、正直言って物足りないのです。こーゆー作風でいくなら、あっと驚く仕掛けや真相が欲しいものです。  登場人物も、『自己中』と『頭の悪い人たち』ばかりなので、気が滅入ってきます。そして気の抜ける音楽が眠気を誘います。まあこの作品にぴったりっちゃあぴったりな音楽なんですけど。  それにしても結構有名な方々が出ているのに、このB級感あふれるテイストは凄いですね。  一番大変だったのは警官のおっちゃん。お疲れ様でした。[DVD(字幕)] 5点(2017-12-21 10:43:13)《改行有》

938.  コンスタンティン 《ネタバレ》  はっきり言いましょう。これは中学生の妄想爆発オタク映画と全く同じレベルの作品です。なぜなら自分が中学生のとき似たようなことを妄想していたからです。それでいて、ディテール、ストーリーについては、日本のマンガの驚異的な面白さにはてんで及んでいないので、そりゃあ日本人が満足できるはずがないんです。小さい頃から少年漫画を読んだことがなく、いつもクラシックばかりかかっているような家庭で育った稀有な人が大人になって、この映画を見たら、面白いと感じるかもしれませんけどね。  ただ、漫画好き、ファンタジー好き、バトル好きな人たちにとって、冒頭の『少女の悪魔を鏡に引きずり出して粉砕』っていうエピソードは、否が応にもこの映画への期待値を高めることになると思うんです。そして誰もが、まさかその序盤のエピソードが、この映画の最高潮だとは夢にも思わないわけです。結果、最後まで見て期待したほどのものは出てこないわけですから、とても万人受けするような代物とは言えません。  それに、イザベルが結局なんで死んだのかはわからない。助手のチャズは死んじゃう。ラストのおいしいところは突然出てきたサタンがもっていく。エンタメ系ホラーアクションなのに、なんだ、このすっきりしない終わり方は。  そしてやっぱりストーリーですね。映像とキャラクターが面白いし、なにより結構好きなジャンルなので、もっとわかりやすくしてほしかったです。途中から厨二の妄想が暴走したような展開になっちゃってわけがわからず。作っている人たちだけがわかってればいいやっていう、独りよがりなストーリーにあぜんとしちゃいますね。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-12-19 14:20:02)《改行有》

939.  ハイテンション 《ネタバレ》  『ハイテンション』の名にふさわしい緊張感。これはもう心臓に悪いなというのが正直な感想。ホラー映画の定石を踏みつつ、あえてすかすシーンを入れたりと、緩急のつけ方がうまいです。  冒頭20分は、なんにも起きないのですが、ホラー映画特有の不穏な空気作りはできています。そして、謎の男がチャイムを鳴らしてからがこの映画の真骨頂。次々と襲われる友人家族。そして主人公が男に見つかるか、見つからないかの攻防が延々と続きます。ホラー映画を見るときに思う、『自分ならどう動くか』『どこに隠れるか』を存分に堪能できます。『見つかれば終わり』というシチュエーションはある意味史上最恐です。その緊張感が続く限りは、そのホラーは傑作になりえます。そういった意味で、この作品はお手本のような作品と言えるでしょう。  これだけホラーとしての力がある作品であれば、奇をてらう必要も、どんでん返しを狙う必要もありません。ラストのオチが、『残念』『欲張りすぎ』という意見が多いことには私も納得。このオチを知ってしまうと、終始『主人格』と『別人格』の主導権争いだったのかと、別の側面も見えてきます。それはそれでまた違った味わいの面白さがあるのかもしれませんが、その面白さがこの作品にとってうまく機能しているとは思えません。よってこのオチはやはり蛇足なのでしょう。ホラー映画としては傑作の部類にはいります。特に、家の中でのかくれんぼにおける恐怖体験の恐ろしさは異常。ある程度ホラーに耐性のある方じゃないときついと思います。[DVD(字幕)] 7点(2017-12-12 09:59:51)(良:2票) 《改行有》

940.  アイ,ロボット 《ネタバレ》  終盤のパニック、こーゆーのが大好きなんで、もっと見ていたかったです。『警察VSロボット』『市民VSロボット』。でもここからクライマックスまでは、わりとあっとゆー間。もっと見たい・・・!という個人的ニーズはさておき、テンポとスピード感に秀でている作品だからこれくらいがちょうど良いのかもしれませんね。私のような人間は、これより長いと『冗長』とか言い出しかねませんから。  SF映画の傑作と言っていいのではないでしょうか。よくある『ロボットの反乱』を描いているものですが、ハイクオリティなCGと映像、無駄の無い流れるようなストーリーで、『ありきたり』を『一級品』に仕上げています。  ロバートソンという黒幕的人物を配置したのも面白い。たいしたミステリーではありませんが、カフェラテ飲みながらお手軽にミステリー要素を楽しむことができます。  また、この作品における近未来構想はかなり絶妙。アナログ(バイク、DVD、ウィルスミス)と最新のロボット世界との対比が面白い。それにロボットのアニメーションが大変なめらかで、違和感を全く感じないのがすごい。CGもここまでくると、その恩恵に感謝したくなります。  スプーナー刑事がNS-5の大群に襲撃されるシーンが2回あります。車での移動のときと、クライマックス。どちらも見応えのあるアクションシーン。ラニング博士の自宅を捜査しているときの、工事用マシンの襲撃も大迫力。過去の記憶を断片的に見せる夢のシーンは、ストーリーに深みとミステリアスな雰囲気を持たせてくれる。近未来のアイデアでは夢を見させてくれる。この映画には、楽しめる要素がふんだんに盛り込まれています。これぞエンターテイメント、これぞ映画です。  職場でルンバをかけながら仕事をしていると、最近やたらとルンバが私に突撃してくる。何回も。もしルンバがあのエリア内で、最大のゴミを私だと認識しているのなら、もうロボットの反乱は始まっているのかもしれないな。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2017-12-05 11:46:40)(笑:1票) 《改行有》

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