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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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961.  勝利への脱出 《ネタバレ》 第二次大戦の捕虜収容所。 実際に起きたドイツ空軍vsディナモ・キエフ捕虜収容所の面々によるサッカー対決。 「親善試合」と銘打たれた試合の裏で、ドイツ軍のメンツ、連合軍捕虜たちのプライドをかけた熾烈な戦いが始まる。 命懸けの脱走、 レジスタンスとの協力、 情報収集、 そしてサッカーの特訓。 戦争映画としてもスポーツ映画としても楽しめる。 勝てば死、負ければ誇りを失う。 死ぬか生きるかに追い込まれるディナモ・キエフたち。 それでも彼らは戦いに身を投じる。 最後まで諦めずに。 クライマックス、民衆が作り出す選手たちを守る“河”![DVD(字幕)] 8点(2014-12-08 22:13:40)《改行有》

962.  八月の鯨 《ネタバレ》 リリアン・ギッシュとベティ・デイヴィスが静かな老後を過ごす姉妹を演じる。 物語は穏やかな海のごとく淡々と静かに進む。 70、90歳にしては若々しい元気なこの姉妹。 息子や娘の事、夫の事、昔の思い出などのんべんだらりと語らい合う。 姉は目が見えずやや疑心暗鬼でビキビキ、 妹は軽く流して姉の髪をクシでとかす。たまりかねて怒る場面もまた良い。 二人は外に拡がる海のように静かで激しくピンシャカ喋りまくる。 何だかんだいって仲直りするラストはとても心地が良かった。 往年の名女優二人の夢の共演なのだが、敷居を高く感じない、親しみやすい二人の晩年の姿を拝める素敵な映画。 女優一筋を貫いた二人の姿は、弱々しい衰えを感じさせない力強さを感じた。 俺も歳を取るならこういう取り方をしたいもんだ。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-08 21:54:00)(良:1票) 《改行有》

963.  スピード(1994) 《ネタバレ》 タイトル通りスピード感溢れるバトル、チェイス、スリルがてんこ盛りなアクション映画。 でも言うほど“スピード”って映画ではないよね。むしろスピードよりも爆弾のジリジリとした緊張がある感じ。 ちょいとご都合主義的なシーンも多少あったが、冒頭からエレベーターにおける必死の救出劇、ハイウェイを爆走するノンストップバス、爆弾魔と警察の駆け引き、地下鉄の大脱線、そして最高にハイッなデニス・ホッパー!! 俺の金が~!金があああぁぁぁっ~!!ドカカカカカカカギャー首がー!!! 今まで馬鹿にしててゴメンよホッパー「さん」。 最終局面は二段構えで面白いんだけど、あのタイミングで彼女が都合よくねー・・・何か無理やり「ハイとりあえず捕まって盛り上げてね」という感じがしてそこだけ解せない。 まあそんな「しょうもない」事は、途切れたハイウェイをバスでジャンプする名場面をもう一度見て水に流すとしよう。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-08 21:52:21)《改行有》

964.  ディーバ 《ネタバレ》 ジャン=ジャック・ベネックスは「ベティ・ブルー/インテグラル完全版」が凄い面白かった。 この作品も、退屈な部分が多いが最後まで見てしまう仕掛けと魅力に満ちた映画だ。 独特な雰囲気が漂う「歌の花火(淀川長治さんいわく)」とも言うべきサスペンス映画。 ファーストシーンにおける「歌姫(ディーバ)」の熱唱から全ては始まっていた。 タイトルの「ディーバ」の如く、登場人物たちは様々な音に包まれて日々を暮らす。 己の歌に誇りをかける「歌姫」と呼ばれるオペラ歌手、「歌姫」に惚れ込んだ郵便配達員、「波の音」を聞くためにパズルを組み続けるギリシャ人、「シャンソン」を聴きながら仕事をする殺し屋などなど、音に支配されているとも言える人物模様。 物語は静かに進むが、徐々に複雑になっていく事件、一見無駄とも思えるシーンにバラ蒔かれた複数のガジェット(本当に無駄なシーンも多く退屈だけど)、驚愕の真相、二重、三重、四重の追走劇、そして予想もしなかった顛末。 時にはヒッチコック、時にはルネ・クレマン、時にはトリュフォー、時にはフリードキンと様々な監督の“音”が聞こえてくる。 それを包み込むベネックス流の世界観。 正に映画好きが練り上げた、映画好きのための映画。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-08 21:47:44)(良:1票) 《改行有》

965.  朝日は輝く 《ネタバレ》 溝口健二の初期のサイレント作品。 これは元のフィルムの四分の一しか残っておらず、「東京行進曲」同様ダイジェストみたいな作品だ。 光の洪水から始まるオープニング、 電光掲示板でタイトルを出す斬新さ、 新聞と地球儀の数で月日を表す、 当時としては珍しい空撮映像、 新聞を製造する機械のうなりが聞こえるよな映像とかなり凝った実験的な作りだ。 完全に朝日新聞の宣伝ですハイ。そっちの「朝日」かよ! 溝口健二も結構職業監督というか、国の政策で幾つか映画作ってたんだな。 こういう映画と他のサイレント映画もいっしょくたに国が管理してくれていたらよかったんだがなー・・・残念だ。 戦争みたいな映像や関東大震災後の東京をチラリと映す。 それを新聞の記事として執念で追う記者たち。 記者にとっては大事な仕事、ただ一般人には邪魔だよな。 それでも記者は命懸けでネタを追う。 船の事故の時も「後でたらふく助けるから先にネタをくれ」だ。 図太いんだか白々しいんだか。 あっという間の25分だった・・・。[DVD(邦画)] 8点(2014-12-07 21:20:33)《改行有》

966.  オーソン・ウェルズのフェイク 《ネタバレ》 騙す事の楽しさ、騙される事の楽しさ。それが詰まった「フェイク(贋作)」。 細野不二彦の作品で「ギャラリーフェイク」という漫画があるが、90年代に描かれた漫画に先駆けて70年代にウェルズは「贋作」の醍醐味を映画で語っていたのだ。 ファーストシーンで手品を披露するウェルズ。この場面こそこの映画の全て。自ら「ペテン師」と称し、「嘘」を映像の中で「本物」にしていく作家としての、舞台俳優としての演目。 ファーストシーンが終わって1時間は、稀代の贋作家と稀代の偽作家のエピソードをインタビュー形式で淡々と語る。 やや退屈な1時間だが、ラジオ時代の「宇宙戦争」に関する面白いエピソードやピカソの情事は興味深い。 その後に訪れる17分間の「オヤ」のエピソード。今までの退屈さをなかった事にしてもいいくらい画面に吸い込まれる。どこまでが嘘でどこまでが真実か。 最後まで見ないと絶対に損をする映画です。 この映画のトリックはオープニングから既に始まっていた。 実在の美人モデル、贋作家、偽作家など様々な「フェイク」がインタビュー形式で出てくる。 そこから既に「騙し」が始まっていた。 歳を取っても若い頃の情熱は失わない。 最後まで少年の遊び心で映画を作り続けたウェルズのこだわりが感じられる。 それはラジオ時代の「宇宙戦争」の頃から変わっちゃいない。 白熱した実況で視聴者に「本当に宇宙人が攻めて来たのか!?」と騙くらかしたエピソード。後の猛抗議も、ウェルズにとっては「してやったり」。 映画デビュー作「市民ケーン」もそう。 実在の新聞王ウィリアム・ハーストの「偽物」チャールズ・フォーガスタ・ケーンを産みだした。 その偽物の新聞王を映画の中で「本物」にしていく面白さ。ケーンの壮絶な生き様が「本物」にした。確かに映画の中に生きていたのだから。 「黒い罠」はタイトル通り、観客を騙す「罠」。これも最後まで見ろないとアカン映画だね。 「オセロ」や「マクベス」は心理描写の騙し合い。自分自身すら「騙して」追い込んでいく人間の限界を魅せつける。 ともかく、この作品はウェルズのお遊び精神の結晶の一つ。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 20:25:05)(良:1票) 《改行有》

967.  限りなき追跡 《ネタバレ》 ファーストシーンの馬車馬の力強さ! そこにこの映画のエネルギーを感じた。 カット割りが良いね。 テクニカラーでウォルシュ映画を堪能できるだけでもありがたい。 ラオール・ウォルシュはサイレント時代からキャリアを積んだベテランだが、娯楽映画がメインで歴史ガン無視映画も多い。 しかし「ハイ・シェラ」や「死の谷」などドラマとアクションが秀逸な出来の作品もまた多い。 本作は「死の谷」と比べるとドラマ面は微妙だ。 南北戦争後の暗い影に囚われ気味のベンとそれに不安を抱くジェニファー。 強盗団のストレインはジェニファーをさらうが、ジェニファーの清純さに心打たれ足を洗おうと心がグラ付く。 しかし根本的には悪から抜け出せず。 彼女を好きになってしまったストレインはベンの存在を知り「ジェニファーは俺の女だ」と偏執的な感情でベンに銃口を向ける・・・てなんじゃそりゃ。 ジェニファーもスッキリしない性格。 典型的な「無自覚の性悪女」だった。 ヒロインがさらわれる映画って対大概「安いヒロイズム」ばっかで面白くない。 本作も下手するとその領域だが、そこはウォルシュ監督の力量で誤魔化されたような気がする。 構図やアクション、リズムは申し分ないだけに、ドラマの説得力が無く残念。 同じ史実よりアクション重視の「壮烈第七騎兵隊」の方がまだ説得力はあったかな(面白さもダントツ)。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 20:23:27)《改行有》

968.  アフリカの女王 《ネタバレ》 セシル・スコット・フォレスターの冒険小説を映画化。 舞台は第一次大戦下ドイツ領アフリカ。 宣教師の兄セイヤーと妹ローズとオンボロ民間船「African Queen号」船長チャールズ3人ののどかなやり取り、 戦争によって焼かれる村々、 理不尽な暴力に抗おうと立ち上がる男と女の冒険活劇! 序盤は淡々と話が進むが、徐々に盛り上がっていく演出は見応えがある。 一本の河を通じてアフリカの雄大な自然を突き進む面白味。 そしてラストの「おい嘘だろ(笑)」と思わず言いたくなる衝撃のクライマックス! 今作のハンフリー・ボガートは、いつも漂うキザったらしい嫌らしさが無い。 飾らないで自分をさらけ出したありのままの人間像。 死を目の前にして、愛する女のためにあんな事を言い出せる。 いやあ「漢」だねえ~。 髭面でも男らしい匂い漂うボガートの味のある演技は見もの。 キャサリン・ヘプバーンも良い。 アフリカに兄と二人で布教にやってきた力強さ。 兄の仇を討たんと男勝りに行動できる勇気が出てたね。 この頃はもう良い歳したおばさんなんだけど、髪をパラッとした時のあの色気。 子供みたいに元気でシャキシャキ動く姿は若々しさがあって美しい。 敵の戦艦「ルイザ号」の船長を演じるセオドア・ビケルも面白い役どころ。 さらには過酷を極めるアフリカでのロケ。 二人とも倒れそうにヨレヨレなんだけど、「こんな事で負けてたまるか、一矢報いるまでは死なねえぞ」と気迫に満ちた表情。 それもそのはず、監督のジョン・ヒューストンがスタッフそっちのけでハンティングに熱中。 「人の苦労も知らんであの野郎!てめえもこの魚雷で沈めてやるぞゴラアアアッ!」とスタッフも希薄に満ちた演出をこなす。 特にジャック・カーディフの執念に満ちたカメラワーク! 激流を撮る撮る撮りまくる! 「赤い靴」や「黒水仙」で発揮したカメラをここでも発揮しているのは流石である。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 20:22:07)《改行有》

969.  さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅 《ネタバレ》 機械化帝国は滅びなかった。 戦争は全てを倒さなければ終わらないのか? どうすれば終わるのか? 際限なき戦いの中で出会う新たな仲間、新たな敵。 より多くの死を乗り越えてまた一つ成長していく鉄郎の物語。 銀河を駆けるレールの如く鉄郎の旅は続いていく・・・いつか再び故郷に戻ると信じて・・・。 前作と同じようでいてまったく違う最終決戦の迫力も見所。 ハーロックとエメラルダスも相変わらずカッコイイ。 ミャウダーと「ダースベイダー」みたいな黒騎士ファウストがお気に入り。[DVD(邦画)] 8点(2014-12-07 20:19:05)《改行有》

970.  ダンス・ウィズ・ウルブズ 《ネタバレ》 「ワルド・レンジ」は延々とグダグダやってラストの銃撃戦だけ凄い(それも長々ダラダラ)だったが、この映画はフツーに良い作品だったでは無いか。 今まで「真昼の決闘」だの「シェーン」だの「大いなる西部」といった西部劇で期待を裏切られてきたが、この作品は上映時間が長い代わりにそれらの映画よりも遥かに素晴らしいものを味わえた。 かつてジョン・フォードがインディアンに原語で喋らせようとした夢を叶えた演出。 ラオール・ウォルシュの「ビッグ・トレイル」や「遠い太鼓」「遠い喇叭」、シドニー・ポラックの「インディアン狩り」以上に深く切り込んだインディアンと白人の関係の描写。 とにかく澄み切った美しい映像…ケビン・コスナーを誤解していた。 西部劇としても、ラブストーリーとしても、戦争の虚しさを描いた作品としても見れる。 白人とインディアンのバッファローの狩り方の違いが印象深い。 異文化だからといって争い合う必要なんて無い。 自分には無い物からこそ人は学ばなければならない。ちょっと説教臭い話もあったけど、こういう事がいかに大切かを思い出させてくれる。 主人公はアメリカ社会に染まりきれず、インディアンとの共存も中途半端に終わってしまった一匹狼。 だが現実の狼は一匹では生きられない。 狼も群れなければ厳しき自然を生き残れないのである。 主人公は狼と共に生きて来た。 彼の共存本能は狼と共に始まっていたのだ。 しかし結局主人公はどちらにも染まりきれず、愛する人と雪山の中へと消えていく。彼らはどうなったのだろうか。 「西部開拓史」のように山間のインディアンと交流を結んだのか、それとも・・・彼らの行方は誰も知らない。 これ本当にコスナーの作品? コスナー“さん”と呼んでもいいですか?この作品だけ? そしてこの後のコスナーさんはどうしてコスナー(失望)になってしまったのか。 とにかくコスナー敬遠している奴は絶対見とけ![DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 16:37:09)《改行有》

971.  海の上のピアニスト 《ネタバレ》 俺個人は「ニュー・シネマ・パラダイス」よりもコッチの方が好み。 船で生まれ生涯下船しなかったというピアニストの人生を描いた作品。 物心ついた頃から「船」が全てだった主人公。 船から見下ろす海は飽きるほど見たが、陸から海を眺めるという事は知らなかった。 陸から来た人々が求めた「アメリカ(自由)」、 陸で生きてきたトランペット吹きとの友情、 陸でジャズを極めたピアニストとの「決闘」、 陸から海に夢を求めてやってきた父親、 陸で暮らす少女への初恋・・・陸と海が混じる船上の甲板。 一時の交流、そしてまた別れる陸と海・・・主人公には船上しか生きる場所が無かった。 戸籍も無い、陸の上に「存在」すらしていない主人公。 知っているのは船で彼を知った者だけ。 その者だけが語り継ぎ、その者だけが彼の存在を証明した。 薄れゆく思い出の中で・・・。 エンニオ・モリコーネの神曲、揺れる船をピアノで滑るアイデアが最高だった。 ジャズとスウィングの先駆者であるジェリー・ロール・モートンのエピソードを絡めた展開も中々。 陸と海のピアニストの張り合いという構図も良い。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 16:05:12)《改行有》

972.  西部開拓史(1962) 《ネタバレ》 この映画は正に原点回帰。 南北戦争以前からアメリカ大陸に渡った開拓者たちの生き様を雄大に描いた歴史劇。 特に南北戦争以前の時代から西部開拓時代を描いた作品は貴重。 美しくも厳しき大地、 原住民インディアンとの交流と反発、 牧草地を駆け抜ける牛の群れ、 保安官たちの死闘・・・様々なドラマを詩情豊かに映していく。 2時間45分という長さだが、ストーリーは全5部、休憩を挟めば前・後編と観れるので区切りの良いところで休憩できるのがミソだ。 1,2,5部はヘンリー・ハサウェイの活劇精神、3部をジョン・フォードの戦争ドラマ、4部のジョージ・マーシャルやリチャード・ソープの演出など見所も盛り沢山。 ただ、西部開拓時代の負の部分の描写が少し物足りない。 五世代に渡る積み重ねでドラマの見応えはあるが、ラストの保安官のエピソードはもう少し見たいところ。 南北戦争で生き残り、そこからどの様にして保安官になったか・・・それとライナスとリリスの姉がいかにして結ばれたかもリリスの話と並行して見たかったかな。 そういう過程をもう少し描いても良かった気がする。もう40分話が観てえええっ! ほんのちょっとだけ出るジョン・ウェイン、二度目の出番が仏というジェームズ・ステュアートと扱いが少しぞんざいだった人物も少なくない。 しかし、長きにわたって力強く生きたリリスの存在は魅力的だ。 デビー・レイノルズの活き活きとしたエネルギーに満ちた演技は素晴らしい。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 15:58:02)《改行有》

973.  マッハ!!!!!!!! 《ネタバレ》 CG使いません、ワイヤーもほとんど使いません、俳優が大怪我しようが知ったこっちゃありません(大嘘) そんな命知らずなアクション馬鹿映画。 ムエタイで鍛え上げられた肉体でどんな危険な場所にも突っ込む男たち。 火の輪だろうがガラスだろうが何だろうが知った事か、仏像と姉さんのために全力で走って走ってブチのめしまくる愛国心MAXな弟ことトニー・ジャーのアクションを見よ! 後を追うジョージことペットターイ・ウォンカムラオも地味にすげえ。人間やれば出来る、やったらやれる! バスター・キートンやハロルド・ロイドの心意気がココにも活きている。 全ムエタイファン、血の気を求めるアクション映画ファン必見の映画です。 ジャッキー・チェンが時計台から落ちるなら・・・という感じに命がけのアクションとジャッキー映画へのオマージュは賞賛するしかねえぜ。 まさか「参(三部作)」まで続くと誰が信じた事か。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 15:15:06)《改行有》

974.  シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム 《ネタバレ》 前作よりは躍進。 野性的なシャーロック・ホームズと新婚を丸ごと潰される可愛そうなワトソンのデコボココンビが駆け抜ける「シャドウ ゲーム」。 冒頭から元カノと接するようにアイリーンと再会&ヘビーな野郎共との殴り合い、石棺が頑丈で良かったねというギャグシーン、コサック兵との壮大な鬼ごっこが楽しい。 互いに二手、三手先の組合を“構築”してから一瞬の戦いを引き立てる演出も悪くない。 あんな冷たい水に思いっきり叩きこまれただけで心臓マヒを起こしそうだが、本作のメアリーはモースタン大佐譲りの武闘派?でタフで頭も中々キレて伊達に軍医の嫁じゃなかった。でもアイリーンや占い師と比べると余計に美人という顔はしていない。原作はワトソンが無条件降伏するほどの美人だったというのに・・・。 ラッセル・クロウが演技が物凄く上手いジョン・ウェイン(顔立ちと存在感が似ていると思っただけです)に見えてきた俺は末期かも知れない。兄貴も隠れ格闘キャラだったりして(「シンデレラマン」のボクサー)。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 14:58:32)《改行有》

975.  犬神家の一族(1976) 《ネタバレ》 常に陰鬱な空気が包み込む「金田一耕助シリーズ」の第一弾。 原作以上にエログロナンセンスをねじ込む市川崑の世界観が拡がる。 オープニングの斬新なクレジットの入れ方はカッコイイ。けど、このシリーズが市川崑の代表作と言われるのは何だかなあ。本当は海外で評価が高い「東京オリンピック」や「ビルマの竪琴」「野火」といった作品が代表と言えるものなのだけど(何故コッチの評価は日本で低いのか謎)。 俺としては「木枯し紋次郎」といった時代劇をオススメしたい。 個人的にこの手の大量殺戮を敢行する推理ものは嫌いだ。 金田一という探偵は事件を止められない(もはや止める気がない)。 事の成り行きを傍観し、頭を掻いてフケを撒き散らし、そして事件の真相を暴く。 まるで殺された魂を待ち受ける死神(轟警部にとっては厄病神か)のように・・・。 毎回金田一の事を忘却する轟警部、いつも金田一と鉢合わせする宿場の娘など、個性豊かなキャストがドラマをさらに盛り上げる。 そして権力とか何やらに溺れる欲深い大貴族とか大家族とかを虐殺レベルで殺しにかかるのがこの映画シリーズ。 おまえら全シリーズを見てみろよ! 「名探偵コナン」よりよっぽど死神だぞコッチの方が!! そんな映画です。[DVD(邦画)] 8点(2014-12-06 19:43:29)《改行有》

976.  ロボコップ(1987) 《ネタバレ》 全身機械のサイボーグ「ロボコップ」が凶悪犯を相手に叩き続けるSFロボットアクション。 男は死んだ、だが魂は今も生き続ける・・・! 一見冷徹なロボ、だが人と触れ合う事でかすかな「温もり」を取り戻そうとする・・・。 妻のため、市民のため、同僚のため、そして自分のために今日もロボコップは戦い続ける。 結論:バーホーベンの悪趣味さえ無ければもっと評価されていた筈。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-06 15:20:50)《改行有》

977.  レッド・サン 《ネタバレ》 「Soliel Rouge」。 テレンス・ヤングと言えば「007」でおなじみの脳みそ「テレッテレー♪」な監督だが、「暗くなるまで待って」とかまともな作品もあるので油断できない。 だが本作は文句なしにテレンス・ワールド全開の映画だ。 からっ風吹き荒れる荒野にたたずむ日本の武士。 文化の壁を破壊するようなシュールな光景だが、そこに立つ侍の「黒田」には男の魂が宿る。 明治維新の使節団として派遣された黒田たち。 強盗団の襲撃に巻き込まれ、天皇からの授かりものである宝刀、そして同僚の命を奪われる。 上司の密命を受け、命懸けの行動に出る黒田。 移りゆく時代を受け入れようとする黒田と、時代に縛られずに生きる賞金稼ぎのリンク。 軍人とアウトロー。 どこまでもデコボコな二人が、死地をくぐる度に絆を深めていく。 話は突飛な描写や展開も多いが、時代考証は上出来(明治維新以後なら天皇が取り仕切る。でもわざわざ紋付き袴で来なくても・・・)。 テレンス・ヤングの荒っぽさと三船敏郎の知識が融合したような映画だ。 三船敏郎の殺陣、馬術、英語とポテンシャルを遺憾無く発揮。 髭面のブロンソンも悪党のアラン・ドロンも伸び伸びしている(ドロンの声だけ吹替なのが残念)。 ブロンソンの鋼の肉体、三船敏郎の無駄な肉が無い引き締まった体。 とことん男の友情が詰まった「雄」の映画です。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-06 15:13:08)《改行有》

978.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 前作より好きな「アポカリプス」。 ここで終わっておけばなあ・・・。 「エイリアン2」と似た図式、 パワーアップしたアクション。 颯爽と現れるジル・ヴァレンタインには小学生時代スゲー憧れた。 セクシーな女戦士っていいよね。ドライなところとか。一匹狼的なところとか。キツそうで実は仲間想いなところとか。あとおっぱ(ry 劇場版「Zガンダム」のエマ中尉みたい。 劇場版のエマは性格丸いから好きだわ。可愛いし。あとおっぱ(ry 相棒のヘンケン艦長も拳銃もってジル中尉をサポートだ。 「艦長!ダメです、逃げてください!」 「く・・・済まない、感染したようだ・・・」 「ヘンケン艦長ー!」バキューンッ パニックと化した街からの脱出、 徐々に仲間として集まる生き残り、 そして女戦士アリスの登場! バイクで教会のステンドグラスをブチ割って登場するシーン! 今見てもワクワクしてしまう。 ライター着火でドカーン、ジル涙目。[DVD(吹替)] 8点(2014-12-06 14:41:05)《改行有》

979.  機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛 《ネタバレ》 カミーユがハッピーエンドで何が悪いんだ!これがアニメだろうがっ! シャアがカッコ良すぎ&TVより活躍しててバロス。 ハマーンが貫禄ありすぎて20歳とか冗談だろwwwアニメは時々眼が可愛くなってまあ解ったけどさ・・・声にドス効き過ぎ。そこに痺れる憧れるう。 コロニーレーザーでの死闘が熱い、あのサイコミンキーモモと強化型島田兵相手にポンコツの百式だけでコロニーレーザー死守するとかやっぱ凄いは。逃げ足は6倍(ry 俺はラスト擁護派です。セイラさんの声も入ってたし。[DVD(邦画)] 8点(2014-12-05 19:22:49)《改行有》

980.  機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者 《ネタバレ》 「Zガンダム」20周年の時に製作されたツギハギ映画。 「めぐりあい」といった初代の三部作もツギハギといえる代物だったが、アレは日数の経過が少ないからまだ違和感が少なかったし、戦闘のカット繋ぎも巧かった。枚数も後の「Z」より動いているしな。動きだけなら一瞬でも新規作画とタメ張れるカットや演出も多かったし。 というか、元々「Z」が準備期間不足で作画もシナリオもガタガタ、それでもある程度のまとまりを見せたのだから凄いのだが。 新規作画が本当に神すぎて、年月の経った旧作画とのギャップが酷すぎる。せめて人物だけでも新規で統一して欲しかった。 ほら、MSは旧ガンダムでいう「スリムに改造したザク」とか「○○専用リック・ドム」てな感じに許容できるから(震え声)。 しかしMK-Ⅱの蹴りや終盤のギャプラン・アッシマー戦が凄え!やっぱ富野のMS戦は面白い。散弾ではなぁ! キャラクターはTVと比べてトゲが減ったという人もいるだろう。でも魅力でいえば劇場版の方が俺は惹かれる。少なくともエマさんはTV版よりも可愛いだろうがっ! Gackt動員の主題歌も良かったと思う。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-05 19:19:01)《改行有》

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