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プロフィール
コメント数 1658
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

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81.  輪廻(2005) 《ネタバレ》 う~…ん、決して素材自体はそれほど悪いとは思わないのですが、やはりお決まりのびっくり描写、心霊描写等が多くてどうもいまいち、という感じがしました。 大体、亡霊(ということにしておこう)が何人と集まっても、どうしてもコメディに見えてしまって怖さが感じられないんですよね。まあこれは個人の感性の問題なんですけど。もっとこう、ここぞ、という時にとびっきりのものを見せてほしいと思います。 まあ、敢えて良いシーンを選ぶとしたら、冒頭の、人形の顔が崩れるところ、そして後半、人形がしゃべるとこと、でしょうか。 そして、あのオチ。 まあ、なんていうか、またそっち系?ということしか思えないんですよね。まあすべて悪いとは言いませんが。 呪怨のヒットで注目された人ですけど、あのOV版のなんとも言えない感じはたぶん、もう味わえないでしょうね。[DVD(邦画)] 5点(2007-10-16 00:36:19)《改行有》

82.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 歴史ものが好きな自分としては、さてこの作品はどう評価したらよろしいかと非常に悩みますが、漫画が原作ということで考えれば、なかなか良く出来ているのでは、と思います。 独特の色彩など、会う合わないあると思いますが、漫画的な場面の展開、特に敵を倒していく時のスローモーションなどはなかなか巧妙な使い方ではないかと思います。 それに、一応やたら強い奴が突っ込んでいって敵を一掃、というものではなく、重装歩兵などの戦法などで戦っていますので、そこが好感が持てます。 …まあ、約2名、某ファンタジー超大作の弓使い&斧使いのような輩はいましたが。 それから、階段付きの玉座、というのも、某歴史超大作で登場した“スフィンクス”の玉座を彷彿させて、個人的にはなかなか面白かったです。やはり、インパクトを与えるという点ではこういうギミックが一番でしょうね(まあ、もちろんスフィンクスには敵わないんですが)。 物語の展開など、やけに淡々としている面もあり、映像以外では取り立ててパッとしない、という点もありますが、守るもののために命を投げ出す、云々の展開は、やっぱり男の子にはたまらないのではないでしょうか。 ということで、とにかく楽しみたい、という方には最適かもしれません。[DVD(字幕)] 6点(2007-10-16 00:27:23)《改行有》

83.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 ↓あぁ確かに「カリギュラ」を思い出すってのは判る気がします(笑) ですがメリケンの色が強すぎないせいか近年のミステリーの中ではダントツに雰囲気が良い作品ではあると思います。 主題が“香り”であるために、主人公が言葉ではなく動作で香りのなんたるかを表現するというのはなかなか良いと思いますし、全編に流れるBGMや照明の度合いなど、なかなか見せてくれる部分が多いと思います。 特に、教会での集会と、天使(悪魔?)の香水を作る主人公のカットバックはなかなかに印象深い場面ではないでしょうか。 まあ、惜しむところは、最後の最後で結構トンデモ展開になってしまうところでしょうか。 それ以外は、終始落ち着いて物語が進みますし、なかなか良いのではないかと思います。[DVD(字幕)] 6点(2007-10-08 19:49:27)《改行有》

84.  ALWAYS 三丁目の夕日 《ネタバレ》 話にあまり一貫性がなく、ぶつ切り感がちょっと漂ったのがマイナス。それと、いくらなんでも一目でわかるVFXを使用するのも(決して使用するなという意味ではないが)マイナス。 しかし、なんだかんだ言ってますが、結構この作品、好きだったりします。 テレビが来た、冷蔵庫が来たというだけで大騒ぎしてた時代。何もないけど、人情でつながってた時代。それは誰もが持つ“昔の街並み”を具現化したものなので、もちろんリアリティはないでしょうが、だからこそ誰もが懐かしく感じる。そして、やはりこの作品、世代的にこの時代を生きた方なら懐かしいというもの以上のものを感じるのではないでしょうか。 懐古主義的であるとも思いますが、しかし、あの頃の想いを糧に、これからも生きていこうというニュアンスが含まれていると感じました。 [DVD(邦画)] 8点(2007-09-17 08:09:28)《改行有》

85.  ハンニバル・ライジング 《ネタバレ》 ハンニバル・レクターの成育歴… 幼年期、とっても純真。妹と一緒に遊んであげるなど、優しいお兄ちゃん。 少年期、毎晩妹のことを考えてることを孤児院の指導員さんに怒られ、グレる。 青年前期、アジアン・ビューティーなお姉さんから(間違った)日本感を教わる。以降、「サムラ~イ、ハラキ~リ、フジヤ~マ」と日本かぶれになる。 青年後期、「や~いシスコン!」と言われ逆切れする。狙っていたアジアン・ビューティーなお姉さんにも「シスコンには興味ないわ!!」と去られる。 以降、腹いせに食人を続ける。 総括、結局はただのシスコン…え゛…。 てな感じの内容でした。 すでに何人もの方が仰っていますが、ハンニバルが食人をするきっかけとなった事柄がとてつもなく弱い。 そして、彼のたぐいまれなる教養という部分。 今回は、まだ青年期ということで、殺人にも華麗さ、知的さは感じられないし、医学生ということで、一応そういった知識は持ってるんだぜ!!という証明にはなっているんだけど、いまいちそれがうまく描かれていない。 まあ、それらの教養、そして品格の取得は成人期になってからであるとは思うのだけれど、無理してレクターシリーズとして作る必要はなかったのではないか、と思う。[DVD(字幕)] 5点(2007-09-17 01:13:28)《改行有》

86.  HERO(2007) 《ネタバレ》 ドラマ版の延長線上のものはさして出来がよろしくない、といったジンクスがあります。初めて見たときの衝撃が緩和されますから。この作品ももちろん漏れることはないのですが、しかし大スクリーンで見る価値はあるんじゃないでしょうか。 もちろん、↓数名の方も仰っているように、話はちょっと弱いし、決定的な証拠が挙がっていないという部分があるので、法廷ものとしては1ランク落ちると思いますが、人を殺すという行為を最大の罪として、純粋に追い求める久利生検事の姿ははやり(陳腐といえども)心が動かされる行為ではないでしょうか。 ですから余計に、アベちゃんの「違う」のセリフが、より一層響き渡るのだと思います。 ということで、適度な緊張感とコメディのエッセンスを求めている方にはお勧め作品だと思います。[映画館(邦画)] 7点(2007-09-17 00:52:05)《改行有》

87.  リンダ リンダ リンダ 《ネタバレ》 「スクール・オブ・ロック」よりもスクール・オブ・ロックらしくて、「パッチギ」よりも不快感が少ない映画、といった感じでしょうか。 まあ、前者はある意味でロック魂の塊のような映画ですし、後者は男の友情の証のような喧嘩と、イムジン河にあらわされるような民族問題等の問題が含まれてますので、どれがどうというわけではありませんが。 この作品は、そうした強烈な主張もなければ、魂のようなものもあまりありませんが、現代的な高校時代というある一定の期間を描き出すというこについては、よく描けてるのではないでしょうか。 些細な事から起こる喧嘩や、恋愛模様、別に文化祭で演奏したからってどうということはないけど、そう云うある意味で“無意味”なことに情熱を傾ける。 ま、自分が近い年齢だから余計にそう感じるのでしょうけど、彼女たちには妙に共感しました。 あ、あとはロケ地が知ってる場所だったからってのもあるかも(笑)。 余談ですが、楽曲でTRAIN TRSINが入ってれば1点プラスしたかもしれません。[DVD(邦画)] 8点(2007-09-11 00:36:16)《改行有》

88.  ナイト ミュージアム 《ネタバレ》 博物館の展示物が生き返るッ!!というアイディア1発勝負の作品で、その設定をうまく活かせきれずに終わってしまった、という感じがものすごくします。 特に、前半のT-REX登場シーン。物語として一番インパクトを出さなければならないのに、なんとなく出てきてそのままドタバタ騒ぎ、というような感じがものすごくします。もう少し緩急をつけ、丁寧に描写をした方がインパクト、躍動感のあるシーンになったのではないでしょうか? それ以降の展開も、結局博物館の“仲間たち”の個性をもう少し活かせる描写があったのではないかと思います。 しかし、展開は目新しいわけではありませんが、ところどころの描写、及び最後の大団円は、やはり見る者の心を和ませるものがあると思うので、全体的見見れば、なかなか楽しめるのではないかと思います。[DVD(字幕)] 6点(2007-09-11 00:26:18)《改行有》

89.  ザ・ダーク(2005) 《ネタバレ》 大まかなあらすじは、↓パブロン中毒さんの仰る通り「ペット・セメタリー」の崖バージョンという感じです。 まあ、こういう類の作品もサスペンス、オカルトホラーの分野では結構あるので特に目新しい設定というわけではありませんが、そんな中でも本作品はなかなか手堅くまとめられていると思います。 特に、後半の“あちらの世界”の描写はなかなか頑張っていると思います。が、その後の展開が、若干スプラッタ系にシフトしてしまうのはちょっといただけないかなと思いました。 ですが、全体的に見れば、話の展開、結末などなかなか丁寧に作られていると思います。[DVD(字幕)] 6点(2007-09-11 00:14:57)《改行有》

90.  TAXi4 《ネタバレ》 なんだかんだでシリーズ4作目となる本作。 とにかくスピード命、警官よりも洞察力に優れているダニエルと警官なのにどこか抜けてるエミリアン、相変わらずスーパーウーマンなぺトラに愛すべき署長、もしかしたら一番天然な将軍等々、いつもの面々が四度帰ってきました…と言っても悲しいかな、ダニエルの彼女リリーだけはぶなのはちょっと悲しい事実です。 しかし今回は、主役の二人にも息子ができ、育児奮闘記としての楽しみもあり、かと思えばいつものように“お約束”の掛け合いもありと良い意味で安心して楽しめる作りであるのは確かです。 しかしながら、タイトルになってる、ダニエルのスーパータクシーの活躍シーン(速く言えばチェイスシーン)が、今回は控えめであったので、そういう部分ではちょっとマイナスさせていただきます。 [映画館(字幕)] 6点(2007-09-05 19:40:31)(良:1票) 《改行有》

91.  DOA/デッド・オア・アライブ(2006) 《ネタバレ》 原作ゲームはバーチャファイターの遺伝子を受け継ぐ正統派3D格闘ゲーム…という以前に、尋常なほどに揺れまくる胸とパンチラとセーラー服やバニーガール、果てはスクール水着といったコスチュームまで登場する、いわゆるキャラゲー(ギャルゲー!?)ですから、映画の出来がこれほど頭の悪いものになっても半ば仕方ないでしょう(笑)。 いきなり「ウソ~ん!?」な北海道の描写から始まり、ゲーム登場の何人かのキャラは軽くスルーで進んでいく(にもかかわらず物語は半端に原作になぞらえてたりします)ストーリー。 日本人のくせにしゃべるのは英語。似てるキャラと似てないキャラの温度差が激しすぎるのも、まあこの際笑って許しましょう。 ということで、この作品は何も考えずに、おねぃさんが画面せましと闘うのをただ笑って見るのが正しい鑑賞法と言えるでしょう。[DVD(字幕)] 7点(2007-08-05 00:33:11)(良:1票) 《改行有》

92.  オーシャンズ13 《ネタバレ》 シリーズ3作目にしておそらく本作が最も盛り上がりに欠ける出来と言えるでしょう。 まず映画が始まって、さて色々と描写を重ねて物語始動…と思いきやいつの間にか物語が始まってますし、今回狙うのが特に金庫の中身だとかではなく、単なる復讐という点で前作以上に無理やり感が感じられ、物語の温度が下がります。 で、今回も、例年通りシリーズの顔が登場するわけですが、まず前作前々作を把握してないとキャラクターがさっぱりわかりません。 終盤近くに登場するトゥルアーは極めつけで、前作を見ていないと「誰だよテメェは!?」となること請け合いです。 映像は相変わらずスタイリッシュに決めていて、分割画面や、まるで“ステータス”のように客の持ち金が画面いっぱいに表示される等のギミックが面白いだけに、犯罪の動機、及び手口などにさっぱり魅力を感じない作品でした。[映画館(字幕)] 4点(2007-08-05 00:16:23)《改行有》

93.  ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2 《ネタバレ》 「ドリーム・キャッチャー」のような邦題のため、これが「ジーパーズ・クリーパーズ」の続編ということになかなか気付かないかもしれませんが、一応続編です。 でも冒頭で軽~くクリーパーの設定を言っている上に前作とはそれほど繋がりはないので、これ1本だけで十分いけます。 で、要は、B級モンスター映画です。 果てしなく続く道のど真ん中でスクールバスが止まり、クリーパーに襲われていくってだけです。 撮り方によっては、もっと恐怖感を引き出せたと思いますが、映りたがりなのかどうもクリーパーがでで~んと顔を出してきてくれるので、恐怖感はそれほどありません。しかも、どっかで見たような顔です。 で、このクリーパー、設定上だと殺せないらしいです。なので話は完全には終結しません。 そして、謎にヒロインが霊媒師チックになって、犠牲者とコンタクトをとり、クリーパーについて教えてもらいます。 最初から最後まで、何が何だかわからんという感じですね。 まあ、前半は、結構いいんですけどね。 画面の端っこでひょっこり姿出してみちゃったりとか…。[DVD(字幕)] 5点(2007-08-02 08:45:18)《改行有》

94.  ドリームガールズ(2006) 《ネタバレ》 リアルタイムでシュープリームスを体験してない者にとっては、このドリームガールズ盛隆の物語は良い疑似体験になってるんじゃないでしょうか。 パクりパクられな音楽業界。頂点に登りつめるには才能だけでなくコネも必要。そして、売れない時代に盗作されて苦い思いをしたのに、頂点に登りつめたとたん、かつて自分たちがやられたことと同じことをする(正確にいえば、カーティスが勝手にやったことですがね)っていうところ、上手く皮肉ってると思います。 で、今回一番の注目はエフィ役のジェニファー・ハドソン。とにかくソウルフルっすね。本当に主役(らしい)ビヨンセを食うほどの熱唱ぶりで、実は今まで彼女が主役だと思ってました。 ドリームガールズのショーの場面はとても見ごたえがあり、その他、エフィが追い出される場面での、激しい歌の応報など、見ごたえある場面が盛りだくさんなので、最後まで飽きることなく見ることができました。 が、一応ミュージカルということですが、あまりにもミュージカル部分が普通に撮られ過ぎていて(普通の場面と何も変わらない)、作品のテンポが若干乱れるということもしばしば。 なので、ほかの方も仰っていますが、どちらかに統一した方が、よりよい作品になったのではないか、と思います。そこが唯一残念なところですかね。[DVD(字幕)] 7点(2007-08-02 08:23:42)《改行有》

95.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 このご時世にこの続編って、どうなんだろう?と、若干不安がありました。 今まではマッチョメンな特殊部隊等が敵として登場していたのに対し、今回はスマートなハッカー軍団で、お前ら本当に強いの?こんなの「ダイ・ハード」じゃなくね?という感じが常に付きまとっていました。 で、結論を言いますと、やっぱり、「ダイ・ハード」な感じとはちょっと違うにしろ、とてもよく出来ていると思います。 マクレーンがもはや普通のオヤジではなく不死身超人になっているので、今までの感じとはかなり違うな~と思いましたが、トンネル内での、“悪態ついたブチ切れマクレーン”あたりから、本来の彼に戻ってきたように感じます。 ところどころに1を彷彿とさせる場面があったり、例の名言を最後に言ってくれたりで、シリーズのファンとしてはそれだけでも満足です。 1作目はアクション映画の最高傑作。その続編と云う事で、随分分の悪いものとなってますが、上手く現代風にアレンジされていて、新世紀のエンターテイメントとしてかなり良い出来をしているのではないかと思います。 まあ、とりあえず言えることは、今回も、題名に違わず“死ぬほど忙しい”映画でしたね、いろんな意味で。[映画館(字幕)] 8点(2007-07-28 22:16:31)《改行有》

96.  ショーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 一般的には「ドーン・オブ・ザ・デッド」のパロディとして認知されているんでしょうけど、正確には「ゾンビ」(原題DAWN OF THE DEAD)のパロディとみるのが正しいと思います。 ということで、本作を本当に楽しみたいならアヌビス三部作を見ていないと辛いと思います。 逆を言えば、それだけロメロ版ゾンビへの愛にあふれている、と言えるでしょう。 特に思い入れがある人なら冒頭、そしてエンドロール時の本家ゾンビの楽曲、ゴブリンのBGM、そして「We're commin' to get you Barbara!」あたりで歓喜の声を上げるでしょう(俺は上げましたw) もちろん、QueenのDon't Stop Me Nowに合わせてゾンビをぶん殴る場面や、“実は音楽を消したかっただけだったパパ”の場面等、笑える部分もあり、かと思えば後半、ゾンビになったママを撃たなければならない等のシリアスな展開や人間模様も描かれていますしゾンビも面白いようにゾンビらしく、見せるところはきっちり見せてくれるので、その作りの丁寧さ(と遊び心)が窺い知れます。 近年作られたゾンビ映画の中では最もゾンビらしいゾンビ映画でしょう。[DVD(字幕)] 8点(2007-07-28 06:58:54)《改行有》

97.  ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 《ネタバレ》 長い長いプロローグを経てやっと本編突入、といった感じでしょうか。 そのため、3作目までは多少残っていた(良い意味での)気楽さ、ノーテンキさというのが初っ端から失せて、いよいよ大人の鑑賞にも耐えうるSFものへと変貌を遂げているのではないかと感じました。 特に今作では、闇の帝王が復活したとあって前半から陰鬱ムード全開。 そして魔法省から派遣されたプラダ…ではなく“ピンクを着た悪魔”こと、見るからに厭味全開なアンブリッジ先生の登場により、学園生活の面もお先真っ暗。 この二重のプレッシャーが今回は良い方向に働いたのではないかと思います。 前作では本当にその展開でいいんかい!?と思うようなものだったので、今回の脚本には満足。シリーズを見ていないと誰だよお前的な人物が多々登場すること請け合いなのですが、試験での“してやったり”な場面や皆に闇の魔術に対する防衛術を授けるハリー、そしてラストの某宇宙戦争映画に触発されてそうな帝王と校長の魔法バトルなど、見どころとなる場面(多少、凡百な感じも受けなくはないですが)もあり、最後までテンポよく見ることができました。 それと、今回初登場となるルーナも、なかなかの不思議ちゃん具合で良かったです(笑)。 ということで、いよいよ最終局面と云うところまできた感のある本作。それゆえ、結構良い味を出していたお方の途中退場はなかなか痛いのですが、続編として、なかなか良い出来をしていると思います。 …と、いうより、個人的にこのシリーズ、1、3、5作目が面白いような気がするのですが…。[映画館(字幕)] 7点(2007-07-21 22:57:28)(良:1票) 《改行有》

98.  オーシャンズ12 《ネタバレ》 さて個人的には前作は泥棒映画の傑作だと思っているのですが、この続編はどうかと云えば、まあ良くも悪くも普通という感じです。 前作で強奪された金の返金作戦ということで物語は始動しますが、そっからなぜか“泥棒世界一決定戦”へとシフトチェンジ。 “放送禁止用語”ネタや、ジュリア・ロバーツ演じる”ジュリア・ロバーツ”、そして、実写版ルパンともいうべき驚愕のレーザートラップ回避云々…と、楽しんで作ってるんでしょうけど、どうも遊びすぎの感が強いかと。 特に、前作では綿密な計画で強奪を実行し、最後は鮮やかにだましてくれたのに、今回は、結局、みんな集まっても何もしてねぇじゃんという感じが強かったですね。それこそ12人もいらねぇ気がします。 とまあ、通して見ると、あまり人数が必要でない点、物語の焦点があまり定まっていない点などいろいろありますが、最後のくだりは泥棒映画らしくだましてくれたし、、映画だからこそできると言っても過言ではない曲芸…もといレーザー抜けがあまりにも良い味を出していたので、6点ということで。 [DVD(字幕)] 6点(2007-07-20 06:15:52)(良:1票) 《改行有》

99.  40歳の童貞男 《ネタバレ》 ジャケットになってるスティーヴ・カレルの開き直った(?)ような顔がやけに気になります。しかし本編はそれほどコメディに走ることなく進んでいきます。 完全に茶化してると云うわけではなくあくまで女性に対して真摯になりすぎてるがゆえにという感じで、感動する場面やほのぼのする場面もあるので。過度のコメディを期待しなければ楽しめると思います。 …それにしても、エイジアのポスター持ってるだけでヤバいのか…。 それじゃあ、この前の来日公演の時、プログラムは勿論Tシャツと携帯ストラップも買って、おまけに会場で(ヒート・オブ・ザ・モーメントを)シングアロングした俺はどうなるんだろう………??[DVD(字幕)] 6点(2007-06-21 21:26:16)《改行有》

100.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 映画の内容ではなくあるお方を見たいがために見に行ったわけですが、前作デッドマンズよりは幾分かマシになってますね。 まあ、それでもまだ削れるんじゃね?という場面がいくつかあったり、某漫画では死ぬ思いで海賊王を目指してるって言うのに、この映画ではあっさり海賊王が誕生しちゃったり、海賊長の中に明らかに間違った奴いね?と思ったり、これの主人公ってバルボッサ船長じゃね?と思いたくなったりいろいろとありますが…。 でも、前作よりは楽しめたというのが感想ですね。 バルボッサがスパロウを食ってる!?と思えるほどいい味出してるし、1作目ではただの悪役が、今回は非常に憎めない役どころでスパロウと張り合ったりと妙に人間くさいところを見せたり、海に出れば文字通り海賊してくれて、「子の船長ならついていけるぜ!」と思わずにはいられまねんね。 船上での闘いでも、映画館だからこその迫力ですし、さすがに闘いながら結婚するくだりは「お前らまじめにやれよ」と助言したくもなりますが、ばかばかしくて逆に好きですね。 まあ、と言いながら今回一番印象に残ってるのはキースの登場シーンなんですが(笑) この不良オヤジが登場した瞬間の存在感と来たらただならぬものを感じます。さすがステージに上がりこんだファンをギターでぶん殴ろうとしただけある。いるだけですげぇ。 それに例の髑髏リングもちゃんとしてるし(海賊映画だから外す必要もないか)、年々“下手になる”練習をしてると噂のギターも披露してくれて、もう、俺は何も言うことはありません(笑) あ~でもどうせなら世界観崩れて良いからミカウバー登場させてほしかった。それでハッピーでも歌ってほしかったよ(笑) おそらく、この日劇場に訪れた客の中で、この不良オヤジ目当てにこの映画見に行ったのって、俺ぐらいなんっだろうな…。[映画館(字幕)] 6点(2007-06-21 21:24:45)(良:1票) 《改行有》

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