みんなのシネマレビュー
アルメイダさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678
投稿日付順12345678
変更日付順12345678

81.  ブラザーズ・グリム 《ネタバレ》 かなり前で見たのでそれも苦痛だったのですが控えめな毒気でも、 やはり変な演出は相変わらずで筋が通っている(笑) 子供の顔がノッペラになり井戸から目玉が飛び出したのには気味悪くなった。 虫の大群はありきたりで全然怖くないのでやめてほしかった。 子供向けのファンタジーではありませんから中途半端ですね。 しかし映像は目をみはるものがあり最近見たこのてのファンタジー系(ロードオブザリングなど) のなかでは一番きれいだなぁと感心しました。 映像の演出が凝っていてさすがだなぁと・・(懲りすぎて中途半端になったか) ファンタジー界のトラフィック(爆)のごとくシーンが変わるたびに色調が変わる。 映像の立体感がありカメラワークもよいからリアリティがある。 ただし長続きはしないから退屈に感じられる。 この監督の作品はヤマばかりでつながりがないけどつなげてしまう。 良いところと悪いところを考えて思ったことは、 真面目に作りすぎかなぁと。 普通にディズニーやティム・バートンのファンタジー(それも面白くないほう)のような感じで、 監督は誰?と思うほど昔の個性は薄れていました。 ハリー・ポッターみたいだなぁとも思いましたからもう・・ デビッド・リンチのストレイトストーリーを見たような寂しさです。 意外性で売ってきた監督ですからかなり期待しすぎたのかも・・ ちなみに余談ですが私はスピルバーグ映画が大好きなのですが、 1941の世界は全体的には面白くはないけど好きです。 あと、この監督の作品の大きな特徴としてはとにかく馬が出てくること。 騎士がよく出てくるのです。 今回は中世ですから出てきましたしおなじみのJ・プライスも登場したし(ちょっと嬉しい) M・ディモンはあんまり合ってなかったかなぁ・・ 笑えるところで笑えませんでしたのでH・レジャーのほうが主役級でしたね。 あとこの監督は絶対、「ソフィーの世界」を撮ったほうがよかったと憶測。 あっちの方が面白いから。 たぶん向いてると思います(苦笑) この作品もグリム兄弟が自分たちの書いた物語の中に迷い込んでしまうのだから・・ 赤ずきんちゃんが一番よかったかな。 ホラーかよって思いましたもの。 てゆうかマジ、ホラー撮ってください(爆) サム・ライミのような笑えるホラー・・ [映画館(字幕)] 6点(2005-11-20 23:07:55)《改行有》

82.  コンスタンティン 《ネタバレ》  最初からエクソシストしていますね(笑) なんでみんな砂漠で発掘するのよ~(今回のは発掘とは言わないが) 内面まで描けているように見えて私には伝わりませんでした。 自殺がいけないことと禁煙しなければあの世に行けるという映画としか伝わらず・・ サタンの都合よく「自己犠牲・・」と言う主人公が地獄に行けなかったところとか、 双子の片割れがどうのこうのというよくあるストーリーは大変わかりやすく、 しかもそれなのに観終えたあと記憶に残らないというのはどういうことなのか?? わざわざ話をわかりにくく演出するほうに力を入れて、 心理描写などを観客に考えさせてくれていなかったり・・ 全く怖くはないエクソシストとは別のエクソシスト2に一番似てるんじゃあないかな? あれは砂漠から始まるし昆虫の群れの使い方も似てるしで・・ しかしこちらのほうが人間のトラウマは(だからエクソシストなんですが) よく描けています・・(私に共感できないだけで) 観ている最中に主人公に違和感を感じてきて、 この役はR・デニーロみたいなハードボイルドな疲れた役者がいいと。 でもさらに後半に近づくとかなり体育会的なひつこい描写が続き、 やはりこの映画は濃すぎるからキアヌしかいないかと納得。 最初から主人公を神父として描いてくれればついてゆけたんですが・・ まんまエクソシストになっても主人公が神父でもかまわないと思うけど。 逆に若い神父が活躍する作品ってないから珍しいし。 アメコミが元という設定からか漫画そのものみたいなんですが、 正直アメコミ映画はスパイダーマンは好きですが苦手な方です。 双子やラストの大御所現れ解決ってのはまさにファンタジー・アメコミ・・ エクソシスト+丹波哲郎の世界+エンド・オブ・ディズみたいな・・ 日本の漫画にもありそうなネタでした。 ロープを使ったりあの世の世界に行くシーンなどは、 作品は違えどポルターガイストも思い出しました。 登場人物でよかったのはガブリエルです。 一瞬ケイト・ブランシェットかと思いましたがティルダ・スウィントンという人なんですね。 キアヌのファンか宗教ファンタジーが好きな方にお勧め。 私はちなみにマトリックスも観ていませんので似ているかは言えません。 [DVD(字幕)] 6点(2005-09-23 12:49:43)《改行有》

83.  クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち 《ネタバレ》  何が面白かったというと最期の晩餐やら12使徒やらアイテムちりばめて、 しかもナチが黒幕(1でもでしたね・・)パターンは昔から変わらないんだけれど、 イエスそっくりの男を初め使徒がみんな職業から名前まで同じ。 このカルト集団の最期の晩餐の写真など全く怖いよりおかしくて、 全編恐怖感全くなしで逆に安心して観られる娯楽作に仕上がっています。 カルトホラーサスペンスを期待した人には大いに不満でしょうが、 私も少なからずその期待はしていましたが・・ どう考えたってそんなに揃えすぎたらコメディでしょうと切り替えました。 1にもいえることですが説明不足はテンポ上仕方ないにしても、 もうちょっとせめて120分くらいにしてほしいですね。 この作品は1でもそうでしたが、とにかく主役の刑事がマヌケ! それがいらいらするのですがまた魅力なのかもしれませんね。 今回もストーリーに置いていかれる刑事たちは演技なのでしょうが天然ぽくていい。 レノの相手役はほとんどの人がよいと言うけれど前の人がいいなぁ・・ 私はクリストファー・リーみたいなまるで中世の貴族のような悪役は好きなのですが、 彼はなんか最近特に不遇な役が多いんですよね。 ロードオブザリングではまだ活躍していたけれど、 特にSW3・・あれは哀しい!なんなのあの役は・・(でもパルパティーンも好きだから仕方ないか) 1941で海に放り込まれたドイツ兵もひどかったけど(なぜドイツ人ばかりまわってくるのだ) 今作の彼の最期は理解不可能!これが大いに不満なマイナス。 あれはただ観念しただけなのか??本当に説明不足で疑問。 とにかく面白い後半は今で言うナショナルトレジャー、伝説のインディジョーンズ映画です。 ここまできたらちらっとでてきたトロッコ列車みたいなのを使ってほしかったり・・ 元気でいこうファイトいっぱ~つ!?みたいなナチのドリンク・・ あれはうけましたよ。やはりこれコメディです。このノリに遅れてはいけない(笑) [DVD(吹替)] 6点(2005-09-11 11:44:20)《改行有》

84.  ブロンド・ライフ アンジェリーナ・ジョリー・・気に入りました。 見たのがはじめてだったんですが(最近の俳優にうとい私・・) どこかクラシックで昔の洋画に出てきそうな女優さんですね! そこが逆に受けてるのかもしれないなぁ・・ 映画自体もなんか古い昔のファンタジーっぽくていいです。 もちろん映像は今の時代のものですが脚本がクラシカルで好きです。 共演のエドワード・バーンズはプライベートライアンでギアにちょっと似てていいなぁと。 いや、角度によったらR・ギア似で~す! ストーリーがわかりやすく先は読めるのですが、 人の不幸を予想して進むわりにはコミカルで明るいのは奇妙。 そこがまた面白い映画なのですが・・ アンジェリナ・ジョリーはうまいです。 ブラピと共演する予定ですのでまた楽しみが増えました。 両方とも共通点があります。 くったくのないところかな? くしゃくしゃにした笑顔ができるというのは好きですね。 ものすごいきれいなのに笑うと不細工、でも本気で笑ってる。 そんな俳優が好きなのです。 トゥームーレーダーも見てみようかなぁ・・ あとこの作品はいかにもR・ウィリアムスがやりそうな感じの 預言者=浮浪者が出てくるのですが、 12モンキーズやフィッシャーキングが思わず浮かびました。 主人公にとっては宣告された命の終わりはこの世界の終わりと同じ。 果敢に挑戦しコミカルに笑い飛ばしでもやはり怖くて寂しい。 簡単なストーリーで飛んでるわりには共感できます。 イチローが出てたらもっと面白かったけれど・・ 日本人としてはね(苦笑) ラストのオチは私の予想の全く反対でした~ 時差オチは栄転のあたりで感じていたのですが、 逆に助かったんですね・・ まあそれで感動はしなかったけれど後味はいいかな。 時を越えた愛の奇跡をふたりの語りでなくもっと演出してほしかったな・・ 人はこのたった5分のために生きてるんじゃないかなと・・ アメリカンビューティーのラストの時も思いましたが、 この短い時間の間に悪夢は観たくはないから、 悟った人は償いをするんじゃないかな・・(暗いか) 意識して借りたわけじゃないんだけれど、 全くジャンル違いの映画に関連性を見つけてしまった。 [DVD(字幕)] 6点(2005-07-24 12:23:27)《改行有》

85.  フレディVSジェイソン 《ネタバレ》 友達が「エイリアンVSプレデター」を借りてくれと切願するのを断る変わりに、 これを借りる羽目になりあまりというか全然期待していなかった作品。 この作品で「エルム街の悪夢」に興味を持ち見てみたくなりました。 脚本アイデアがよい。 脚本が面白くなかったのと同様の追いかけキャラでは「悪魔のいけにえ」のほうがいい。 フレディに興味を持って見たのと何しろ初めて両方見たので不安でした。 エルム街の悪夢って確かややこしい精神にくるホラーなんだよなぁ・・ 見ててなんのことやらよくわからない箇所もありましたが、 登場人物が(被害者たち)語ってくれるのでたいへん初心者にもわかりやすい。 しかもフレディ=夢オチ ジェイソン=SEXシーン(この安っぽい安易なところが実は嫌い) どちらの場面になるかが即わかるのはもしかして、映画界の「トラフィック」か~!? 突っ込みどころもギャグもあるにはあるのですが、 予想に反して意外と真面目に作られており好感が持てました。 これはこのふたつの作品のファンは涙ものなんじゃないのかな?? こういう正攻法でやられたらバーサス映画も笑えません。 しかし本物のわがまま悪のフレディが頭もよく利用されるだけのジェイソンに、 あまり好きなキャラではないんですがかわいそうになりました。 登場人物も言うように、フレディに操られているジェイソンよりフレディを遣るほうが先。 が・・ジェイソン有利にしてあげたのにこの単細胞はやはり頭は空のよう・・ 感動作にしてジェイソンを勝たすのもありなんだけどなぁと思いましたが、 そうすればきっとフレディファンも怒るでしょうし(か?)あくまでB級ホラーにしたかったのか、 続かせようとするラストはまたこのふたりの続編が出る気配。 この作品はばかにしてたけれど、見てみると脚本がよくできてます。 エルム街の悪夢って・・キューブリックが一度でも監督してたらどうなんだろうか・・ 1対1の対決がマイナスです。 あれは・・ターミネーター中華版みたいだった。(キョンシーも未見ですよ) ワイヤー使いすぎて漫画の世界になってしまいました・・ [DVD(字幕)] 6点(2005-07-01 09:19:46)《改行有》

86.  ムーラン・ルージュ(2001) 濃いです・・ でもミュージカル映画が苦手な私のわりには好きな作品です。 それは歌いだしても感情移入が出来る、物悲しい設定にあるから。 それに俳優陣がとてもよい。どこかしらディズニーがかったお話に、 ミュージカルだとなぜか合うのですよ。 ディズニー映画の悲恋や毒、毒のないミュージカルは舞台劇。 感動までしてしまいましたから・・ その割に採点はいいことないのは、やはり濃すぎるから。 大画面で見ててかなり目が疲れました。 色、色、色・・・歌、歌、歌・・ 6点(2005-02-25 07:09:18)《改行有》

87.  アバウト・シュミット 《ネタバレ》 定年退職したおやじの役を淡々と ジャック・ニコルソンが演じているのだけど、 客観的に見てしまい長いです。 妻の突然死、ひとり娘の結婚と続き、 時間がありすぎる彼は今更ながら、 自分探しの旅に出かけるのです。 といっても妻が残したキャンピングカーで近所に・・ キーワードになる慈善事業で関わった、 孤児への手紙で自分の日記のような報告を続ける。 最後に返事が送られてくるので、答えは見つかるのですが・・ もう少し盛り上がりがほしかったです。 公開当時観に行こうかとも思っていましたが、 行かなくてよかったかな。 答えは最後の絵と最初にある定年退職のスピーチにあると思う。6点(2005-02-19 06:48:48)《改行有》

88.  ラベンダー 《ネタバレ》 主演の金城&ケリーのファンなら、ミュージッククリップがわりに、 保存してもいいくらいよいです。でも映画観とか好みでいうと、 私はあまり合わなかったなあ・・トラボルタやメグ・ライアンやら、 天使ネタは出尽くしてるから飽きてきた。それを東洋系でやると、 よけい違和感を感じてしまったし。それと、私にとって大きな マイナスは、悪いところがない映画。どこかスピルバーグ映画を 見ているような(これはよい意味ではなく)感じで、 いや元祖なら感動するんだけど・・ ヨーロッパ風ハリウッドファンタジーとでもいいましょうか。 少女漫画のようでディズニーアニメのようでもある。 目新しさでよかったのは、靴です。靴の使い方がいい。 おしゃれで音楽も大げさすぎるくらいうまく使い、 映像もきれいだし何よりふたりがチャーミング。 だからDVD購入は考えていますが、映画というより観賞用かな。6点(2004-10-17 05:15:54)《改行有》

89.  スペーストラベラーズ 《ネタバレ》 途中までは何回も気軽に見れる映画だと思う。 個人的にこの映画のコメディはツボに入ったし、 脚本も面白くて笑い通しでした。 本当に途中まではすごく良い映画だったなぁ。 気に入ったところ、 ばかなことを大真面目にやってて好感が持てる。 コメディの間のとり方がうまい。 人数が多いにもかかわらずうまくまとめ個性を出している。 気に入らなかったところ、 後半から金城が優等生になりおばか映画でなくなった。 妙にシリアスにまとめて感動させるように つまらなくさせた深津のラスト。 ・・・結局このふたり(主役)を泣かせちゃったら面白くない。 今までなにでひっぱっていたのか。理由のない強さ勘違いのカリスマではなかったか? 見ているものは(ああ、やっぱりね)と、既存にある狼たちの午後的な オマージュ映画だとしらけてしまう。途中まで舞台劇のようで面白かったのに。 そこがよかっただけに、(裏切られた)と、作品を後半から別物と見てしまう。 金城武のコメディは天然のおとぼけがあり、筧の計算された舞台俳優のコメディとは まるで違うがこの映画の前半にうまく生きている。それが後半では優等生。 こんなに面白い映画をどうにかしたいと考えてみた。 問題の後半、狼たちの午後ではなく、大脱走にはならないか!? 浜田がやってくれているマンホールを使わない手はもったいない。 そのあとから二人が首を出してもいいんじゃあないか? 例えそこに銃が向けられていたとしても、まぬけな結末のほうがおかしく哀しい。 ソレが無理ならふたりが銀行を飛び出したあとで終わったほうが良かった。 なにも後味の悪さを消すための見え見えの深津の回想など作らなくても。 あのクリスマスの涙は十分に余計。これさえなければまだ、 狼たちの午後の二人が飛び出したショットで閉じた方がかっこいい。 これだったら8点にはなっただろうに。もったいない映画です。 でもコメディセンスは良かったので、DVDを買い特典で楽しんでる。 特典は時間も多く、楽しく面白いところばかり。娯楽映画なんですから、 本当にあった狼たちの午後の真似はしなくてもいい。6点(2004-09-20 07:29:23)(良:1票) 《改行有》

90.  RETURNER リターナー 《ネタバレ》 嫌いではないんですよ。金城武が出ているだけで見たんだけど、 後半の丁寧さとバック・トゥ・ザ・フューチャーのような、 金城=ドクの展開は個人的に好きなんです。 オーロラの彼方へのようでもあるしで・・ だから許す。みなさんが書かれているとうり、 マトリックスやらE.T.やらなんですが、 結局誰もが見てる映画の記憶に残るシーンばかりを使う、 ある意味確信犯映画でこれだけやれるのだから見事。 赤影をこのメンバーでやってほしかったな。 もちろん青影は彼女で決まり。うわ、赤影は主役だし、 白影も敵を味方にするとよい。 同横山光輝漫画で、時の行者というSFものがあるんだけど、 似ていますよ!バリヤ使ったりね。 金城君は演技は別にして(なんかクールさよりコミカルさを 監督は要求したそうな)他に映える人はいないと再確認した。 私としてはギャグより(この映画のギャグはセンスなく説明的) 堂々とダサいぱくりSFで通してほしかった。 その方がこれからの発展になると思うのですが・・ 岸谷さんは、フェイス/オフのニコラス・ケイジと かぶる演技で笑えなかった。 なら金城君にトラボルタをやる技量がほしかったけど、 この映画すべてが欲張りすぎて説明しすぎだったので、 たとえトラボルタ本人がやってもワケわからなくなるか・・6点(2004-08-22 14:51:11)《改行有》

91.  ワンダー・ボーイズ 《ネタバレ》 ボブ・ディランの主題歌より、ジョン・レノンですね。 車輪を眺めてるって曲・・過去の栄光から離れ、自分探しの旅に出る主人公と、これからの栄光に旅する題名の主人公の青年。 お互いの一夜はトリップでつながり、淡々としてます。 よく考えたら自分勝手なんですが、それでも自分の居場所を見つけられたんでしょう。 ハードボイルドっぽい作りにも取れるし、そのわりに淡々としすぎて、俳優が有名でうまいので救われてると思う。 誰が本当の主役なのかわからないですが、トビーの才能のおかげでマイケルの時代が終わるのがわかるのですから、 もっとマイケルが才能の行き詰まりに嘆くのを、大げさにでも描いてくれれば起伏があったかも。恋愛も描くから淡々となったのかな。 DVDをパソコンで再生してたので、エンディングは面白い感覚でした。マイケル・ダグラスは本当に演技に幅がある。 でもやっぱりマイケル・ダグラスらしい。 トビー・マグワイア目当てで見たのですが、私には若かりし日のアル・パチーノのイメージが強いです。スケアクロウあたりの。それと不思議な暗さがあるのでホラーにも出てほしい。 6点(2004-05-19 10:03:38)《改行有》

92.  光の旅人 K-PAX 《ネタバレ》 ケビン・スペイシーとジェフ・ブリッジスという、お気に入り演技派ふたりのSFということで、かなり期待し忍耐強く見ました。これは難しい・・明確な答えが出ていないから、見る人の取りようによっては、眠い映画にもなるし、感動モノにもなる。私も一度しか見てないので、よくわからないという印象なんですが・・ケビンが駅構内に突然現れ自分はK-paxから来た宇宙人だと言い、ジェフの診療する精神病院に入れられるのです。患者の心の病を次々治し、しかも地球で知る人も少ない星のことも詳しい。かなり怪しい存在のケビンを、ジェフは患者として調べます。やがて星へ帰る日が訪れるが、一人しか行けない。星へ行きたい身代わりを連れ、ケビンは抜け殻のように本当のジェフの患者となり残ります。中心となる感情移入できることは、ケビンが人間だった過去。ほんとにわかりづらく、光なんだと思うとサングラスも意味がありそう。光はK-pax? 二度見れば感動できるかもしれないくらい、ややこしい映画です。自分の取りようを決めたほうがいいですね。途中、もしかしたらケビンは殺したほうの犯人かもと一瞬思い、それだとものすごく怖くてまた違う秀作になってたかも。でも救われない殺した(こちらは正当防衛的なほう)男なら、その魂を救いまた星に帰る宇宙人として立派な脚本です。ただ・・良い映画なんですが、忍耐がいります。いらないシーンもあったと思うし、過去を調べる前が長く惜しい。6点(2003-12-19 08:03:27)《改行有》

93.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 私は好きなタイプの映画です。未来の種族の退化バージョンが、 かっこ悪かったのと(趣味的にオーソドックスなロボットが支配するほうが好き)果たして80万年以上も地球は生きているのかと曖昧なところは減点。あと、ガイ・ピアースは、L.Aコンフィデンシャルの真面目な優等生ぶりが好きだったので、この野性的な役はなんか違うような・・ガイ・ピアースは、未来世紀ブラジルがリメイクされたらぜひ!ただ、この作品、非常に現実的な場面があり、映像とセリフのギャップはあるが、妙な説得力があった。後半、過去は変えられないのは、彼女が死んだからタイムマシンを作れ、乗ってここに来たわけで・・で、マシンをこの時代で破壊したから、未来が変わるというのは希望的で好きなエンディングです。いや、本当のエンディング(変えてからの未来)は、変わったという保証もないわけで(主人公がマシンを捨ててココにいるから)CGが壮大で、音楽も良かったです。良い映画なんですが、何故ハリウッド映画は、あの展開に持ってくのか・・直せばヒットしそうなところが惜しい。元のタイムマシンも見てみたい脚本です。 6点(2003-12-18 07:36:03)《改行有》

94.  パニック・ルーム 期待しないようみんなに言われ、そのとおり期待しないで観た。ていうか、はじめから面白くないと言われて、先入観を持ってみたものは、普通の出来である。これは、脚本です。ひいきのフィンチャー監督は、やはりやってくれた。やりすぎ?面白くないから面白くしようとしてたのか、エイリアン3を思い出した。カメラ酔いしそうになった。しかもあの青暗いしかも外は雨の映像、部屋で見るのは苦労します。脚本は一昔前の白黒サスペンス。ラストもよくない。監督のカメラ&ジョデイファンは、まあ観て損はないです。 6点(2003-12-07 13:15:27)

95.  マジェスティック(2001) 《ネタバレ》 ジム・キャリーの演技に加点、脚本減点。都合のよい筋と2時間半の長さが苦にならなかったのは、ショーシャンクの空にの監督だから。映像の温かさ、音楽(ずっと流れてる)、この人は、本当に映画的な監督と思う。売れっ子スピルバーグの昔を見るようだ。(音楽と映像で豊かな感動)だがこれは、共感できなかった。映画脚本家が赤狩りの名目で阻害され、運転中川へ転落記憶を失う。町の人は彼を戦死した英雄と間違い彼も暮らす。家は映画館と好都合な設定。上映中の自分の映画で記憶が蘇る。現実にあった赤狩りを元にしているのに、その現実性がない。コレだけ長い作品だからそのメッセージをもっと。実はそれが本題なのに、おとぎ話のような作りにしてるから、説得力がない。バックトゥザフューチャー(特に3)、ニューシネマパラダイスを足して、法廷劇にしたような感じ。いや、ほんとによく似てた。交渉人の議員が出てたな。ラストの、(おかえりわが息子)と、出迎える町の人々はお決まりだがよい。彼は、間違われた男を演じなくても、迎えてくれたのである。欲張りすぎてピントが・・ 6点(2003-12-07 12:46:42)

96.  あの頃ペニー・レインと 《ネタバレ》 青春してます。サイモン&ガーファンクル、ザ・フー、イエス、ロッド・スチュアート、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、トッド・ラングレン、オールマン・ブラザーズ・・こんな70年代のポップ&ロックが流れるんです。個人的に気に入った俳優が、ラッセル・ハモンド役(主役ふたりの憧れの売れないスター)の、ビリー・クラダップ。スリーパーズに出てたんだ・・1973年、たった15歳でローリングストーン誌のライターとしてデビューした少年がいた。厳格な母親に育てられ、セックスもドラッグも知らない優等生。その上、ロック・ジャーナリズムになんのコネクションも持たない少年が、一体どうやって成功を収めたのか?・・・洋楽好きなら見てください。かなり監督の趣味な映画と思います。青春すぎて青いかな。 6点(2003-12-07 12:08:43)

97.  ヴェニスの商人 《ネタバレ》 映画を観終えるまでにもう「何この映画」と筋をわかっていて観てるのに、 ばからしいと怒っていた私ですが・・ この映画は観方を変えないとだめかもしれない。 余韻の残るラストでは観客に問いかけているのだから・・ 常識とは何ですか? あなたはどこの国のいつの時代の人なのですか? 考えてみよう・・ よーく考えればこの映画はかなりツボをついている。 原作が作られた時代やシェイクスピアが反ユダヤだということを。 その目で観ればシャイロックは悪であり、 日本で言えばまあ悪代官を水戸黄門や一休さんが懲らしめた。 そういう風刺のコメデイなのだ。 原作をわかってはいるのに・・ 何で友達にツバを吐くの? 何でお金を貸すのに利子をつけるの当たり前でしょ? とかとか・・時代錯誤な観客(爆) ユダヤ人が差別され金貸し業しかさせてもらえなかったから、 今の金融業があるというのは皮肉じゃないですか(苦笑) 今の時代ならどう取ればいいのか? それこそ、 そのころはキリスト教徒はこうでしたと風刺しており、 笑えないコメデイになってしまう。 それは原作そのままのセリフが今の時代にミスマッチしているから。 「キリスト教に改宗しろ」このセリフを聞いたとき怖くなった。 そしてミスマッチは実はマッチしているから怖いのだと思った。 世界がローマだけではなくなった今、 かなり笑えないと思うんですが・・ ある意味意義のある作品なのです。 [DVD(字幕)] 5点(2006-09-21 06:51:16)《改行有》

98.  スティール(2002) 《ネタバレ》 エクストリーム・スポーツ・・最初だけでした。 欲張らずにあれこれやらなくてもよかったかな・・ カーアクションはさすが「TAXi」の監督だけあって、 うまいし観やすい。 カーチェイスでぶれまくったり対象がまちまちだと、 見ていて疲れるものだ。 アイデアも面白い。 地下駐車場の使い方が特に良い。 飛び出たパトカーがバスに刺さるところなんか! ただ・・地下駐車場を使う演出は、 未公開映画の「ノーウェイアップ」のほうが上手。 ヽ((◎д◎ ))ゝ ノーウェイ・アップ あと、後半のどんでん返しは「第三の男」だ。 カーアクションの他のアクションはワンパターン。 全体にスローを使いすぎるから、 プロモーション映画のようでしらけるところも・・ おしゃれな映画にしようというのが見えるので、 どうせなら時間軸をいじるとかもっと工夫がほしかった。 金は奪うが命は奪わないのがポリシーの強盗グループは面白いんだが・・ 「俺たちに明日はない」「激突!」「第三の男」「オーシャンズ11」 あらゆる映画が目に浮びそうな作品。 ただ時間が短いので観やすいことはよいことで、 お茶の間の時間帯に流しても違和感がない、 強盗アクションドラマのわりには安全なストーリー。 知らない俳優ばかりだったが、 観終わったあと記憶に残っているのは主役の犯人グループではなく、 刑事グループのふたりといかさま牧師くらいだった。 カーアクション目当てで観たのですが、 今のところ私の記憶では「激突!」が一番ですね。 [DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 15:20:55)《改行有》

99.  ALI アリ 《ネタバレ》 映像特典でアリ自身が出ていましたが、 相当スミスを気に入ってるみたいでした。 踊るようなステップやマシンガントークは明の演出で、 これは異存なくはまり役なのではなかろうか。 これをアリはよろこんで自宅に頻繁にスミスを招き、 俺の真似をしてくれみたいにセリフを喋らせたらしい(苦笑) まさにアリお気に入りのアリのための自叙伝映画。 家族や女性はわりときれいな人らばかりで、 その逆に対戦相手はいかにも悪そうな(苦笑) フォマン以外は扱いが寂しい。 ボクシング映画の魅力(観客から)としては、 ○ハンデをものともせずに這い上がる これはハンデ=トラウマがアフリカ系黒人で、 奴隷名が嫌でイスラムに改宗したことといっても、 対戦相手のほとんどが黒人なわけですから共感は薄い。 ○ライバル 「ロッキー」が続編が多いほど人気なのはこれもあると思う。 この作品はフォマン以外はライバルとして魅力がない描かれ方。 よって本当の復活劇までが長く感じる。 ○マーチ系の音楽 にしろとは言わないけれども、 全編中に流れるのがソウルミュージックばかり。 やはり黒人差別も根底にはあるのかも・・ 観終えて明日の活力に繋がるような熱い映画ではなく、 内容は当時の歴史背景を知らなければ共感できかねます。 アリは結局黒人というアイデンテイに誇りを感じ、 黒人の頂点になろうとしてなった。 その背景にはやはり幼少時からのトラウマがあるわけです。 ここらに絞って最初と最後だけにしても理解はできますよ。 中版をかなり削ってドラマチックに演出できたのでは・・ アリ本人としてはやはりイスラム教のことや、 恋愛のことも描いてほしいから当然個人的なことになり長くなる。 ファイトシーンの演出がとてもよかっただけに残念。 アナウンサー役のジョン・ボイドは変装と思うくらい気づかなかった。 あとユダヤ教のブラザーは暗く淡々とした内容にコミカルさを与えている。 ひとりの人生(半生)を描く難しさは「アビエイター」でもありました。 ここまで長く人生を描くならば後半のアリに、 特殊メイクをしてもっと老けらせてもよかったのでは・・ [DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 15:14:39)《改行有》

100.  80デイズ 《ネタバレ》 世間では低評価な作品ですが私はそれなりに面白かったです。 それなりといっても笑えるというのではなくて、 小さい子供とか家族で観る作品なのではないかなぁ・・ ハリー・ポッターと同じ種類のような気がするんですが、 子供版インディジョーンズと観てもよいし。 音楽もバック・トゥ・ザ・フューチャーとハリーポッターを合わせたよう。 コメディも子供くらいにしか受けないような感じ。 お話も無理やりだしやたらと長い。 しかしまあまあ楽しめたというのは、 CGで作られたとはいえ色がきれいな演出があるんです。 各国に入るときにその国の演出がされますが、 フランスはおとぎの国みたいでしたね。 中国も箱庭みたいなのがかえっておかしくもよい。 あの時代の中国の広さはわからない設定なのでしょう(苦笑) 各国紹介といえばインディジョーンズですごいアイデアだと思った、 地図の上に航空線が書かれてゆくアレ。 もっと夢の冒険旅行かなと期待したのですが、 元の八十日間世界一周も観ていないのでまた観るつもりです。 違和感はあるもののカンフーのシーンは嫌いではないです。 やはりマトリックスのようなスローなカンフーよりずっとよいです。 中国のシーンでジャッキーの敵をやってた俳優がかっこよかった。 あとヒロインはかわいらしいです。 主役の科学者も悪くない。 もちろんジャッキーのアクションもよい・・ けど役がかわいそうでしたね(前半などチャップリンみたい) 極めつけはキャシー・ベイツです。 シュワちゃんはあのような安全な役より(爆) やはり破壊王として敵キャラでジャッキーと対決させてほしかった。 それを楽しみにしていたので残念。 配役は悪くはないし絵としてもファンタジー感がある。 何が足りないのか? やはり子供向けな映画(比べるとヤングシャーロックのほうがだいぶ大人向け) そしてカンフーと冒険モノの違和感だということですね。 カンフーはよかったので中国の監督にコメディとして撮ってもらったほうが、 割り切って見る分には面白い娯楽作になったと思いました。 [DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 14:30:23)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS