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合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 203
性別 女性
自己紹介 映画とケロロ軍曹をこよなく愛する埜波です。

長いブランクの後、コソーリと復活。
映画を見る気になれなかったところから、這い上がって参りました。
今後ともよろしくお願いします。

現在、ある「ウワサ」に、心躍らせている今日この頃・・・

あたしの点数はハートです。なもんで、
かなり世間の大勢とは違う点数つけてることが多い気もしますが、
まあこんなやつも必要かなと思ってます。
君は君、僕は僕、これ幸せなり。なんつって。
人の感想を自分が肩代わりできる訳ではないし、逆もまた然り。
どんなに酷評されようが、ある人が面白いと思ったら、それはその人にとっては傑作。
・・・なもんで、あたしは自分の心のままにレビュー致しております。

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81.  デイ・アフター・トゥモロー 私はID4の荒唐無稽さが大好きだった。映画だから許される無茶苦茶さ、それはタコ型宇宙人という絵空事でしかない存在を相手にしているからこそ、それこそ絵に描いた餅のような対抗手段であってもおおらかな気持ちで受け入れられることが出来たのである。現実ではないからこその自由な発想を評価していたのである。さて今作品であるが、そういう意味では地球規模の環境破壊という問題は、エメリッヒにとってはいささかリアルすぎる問題であったかもしれない。ID4の敵が宇宙人であれば、今回の「敵」は地球そのものであったわけだが(もっとも人間の業の積み重ねともいえる結果ではあるのだが)、母なる星地球に敗北を喫させる訳にはいかないのだろう、これまでのパニック映画で乱発されていた核による変化の抑止をせず(これは私は評価している)、特にこれといった対抗手段を打ち出せず、人間ドラマに重きを置くことを選択せざるをえなかっただろう。しかしそのことが、エメリッヒならではの自由な発想力を束縛する結果に繋がってしまったのではないか。確かにデニス・クエイドは好演していたし公立図書館に残った人々の描写も力強さがあったものの、ID4で見られた胸のすくような逆転の発想は最後まで出てくることはなかった。そういう意味では残念ではあったが、ID4との共通点と言うかエメリッヒらしい部分は随所に見て取れる。ID4をよく見ている人ならば、端役に至るまで登場人物で誰が生き残り誰が死ぬか予測できたと思うし実際そのとおりであった(印象的だったのは、1500ドルのコートがどうこう言っていたビジネスマンと、回送中なのに彼から200ドル受け取って乗せたバス運転手が死んだこと)。映画の中では彼の嫌いなタイプ(と思われる)人物には容赦ない。また大統領に対する考え方も一貫していて、自分の命をかけてでも国民を守ろうとする、かなり美化された理想の大統領を見ることができる。ID4の話が多くなったが、比較した上で見るとなかなか興味深い映画である。ただしラストの演説は、イラク戦争は間違いなのではないかと気付き始めた今のアメリカを思うと、もはや手放しではアメリカ万歳とは言えなくなったことの表れなのかもしれない。・・・と。真面目に書いたがやはり一言ツッコみたい。「千代田区って、あれじゃあ『思いで横丁』じゃねーか!!???」 (知らない方へ。「思いで横丁」は新宿駅前、もちろん新宿区です)7点(2004-06-20 19:45:58)(良:1票)

82.  カラー・オブ・ハート プレザントヴィルの人々がバッドやメアリー・スーの顔が変わっているのになぜ気付かないのかとか、物語の前半のほう、カラーの人が現れ始めた直後に白黒人とカラー人がなぜ平気で一緒にいられるのかとか(普通なら「何だお前その顔?!」ってなりそうなもんでしょ)、人がカラー化するのは心のもちようが外に出ているのだと思うから、例えグレーのファンデーションつけてもつけた瞬間にカラーになったりしないの?とか、メアリー・スーがなぜあのタイミングでカラー化したかとか、疑問点大有り。それにあの物語の世界はあの時代にそういうのが求められていたからだと思うし、それを変えてしまうのはいいことなんだろうか?いい映画だからこそあえて苦言。10点つけられそうな素材なのに。アイディアがいいだけにもっと説得力が欲しい。クライマックスはあっさりしすぎてるし・・・親子の絆、ぶきっちょそうなハンバーガー屋のおじさんはよかった。それと、ストライク決めた時の町長のガッツポーズは怖いくらい絵になってる!決まりすぎ!7点(2004-06-14 15:38:07)

83.  デス・トゥ・スムーチー 「フィッシャー・キング」をブラック風味でアレンジしたみたいな感じです。あっちは純粋な善人でこの映画は逆恨みで復讐しようとするわけだけど、妄想に突き動かされているあたりはかなり共通してます。落ちぶれてるのも同じだし(笑)このロビンは吹っ切れた感じで見てて気持ちいいです。ロビン嫌いの人にも、ブラック風味がいやじゃなければおすすめできるかも。ノートン君については、いつ化けの皮をはがしてくれるかなあ・・・なんて思ってたけどね。彼の笑顔(被り物なしの時)は何かをたくらんでいるようにも見えてつい「まだかまだか」なんて手に汗握って・・・はいないけど、目が離せませんでした。こういうのも演技力と言うのならノートン君はやはり天才的。もうちょっとノラについては人物像を深く描いて欲しかったですね。モープスを好きになっていく過程も、ランドルフとの過去についても、もうちょっと書き込んであれば納得できたかも。ハーベイ・フィアスティンが出てきたのにはついニヤリ。確か「ミセスダウト」の中でロビンに女装させたのもこの人だったなあ(笑)それと、「アメリカン・ヒストリーX」をこんな形でパロディにするとは、と思うシーンもあってまたニヤリ(笑) ラストはこんなうまくいく訳ないだろう、と思いつつも気分はいいので良しとしましょう。7点(2004-06-12 17:16:25)《改行有》

84.  交渉人(1998) 目が離せないし飽きさせない。だけどサミュエルとケビンの交渉シーンが思ったより少なくて(まあお互いネゴシエーターだし手の内知ってるから普通の犯人より交渉やりにくいんでしょうけど)、対話劇を期待していた私にはちょっと肩透かしかな。見応えあって面白いですが、期待していた内容とは若干違っていた、演技派二人を使ってもったいない内容だと思うので高評価にはしません。むしろ見所はサミュエルやJTウォルシュの追い詰められた人間の赤裸々な弱さや、誰が本当の悪党か分からない状況下での登場人物ウォッチング(笑)です。特に後者についてはサミュエルにノセられた部分が大有り(笑)私が怪しいと思っていた人は無関係だったのでちょっと驚きましたが。でも、JTウォルシュって亡くなってたんですね、まだ亡くなるような歳ではないのに。合掌。7点(2004-06-06 12:00:08)

85.  妖星ゴラス コレが7点で、私が考証無茶苦茶だと思っている「ザ・コア」が3点なのは、やっぱり時代。もしこの21世紀にハリウッドがリメイクしても、評論家からも観客からもブーイングだろう。そういう意味では私も「現代(韓国の財閥ではない、念のため)」という怪物に食われてしまった訳だけど、つくづくあの頃はイマジネーションが自由な時代だったんやねえ・・・ 今のパニック映画を笑い飛ばすようなあの有名なアイディアはさることながら、それが中学生のたわ言を科学者が大マジになってやってしまったものだからとんでもない。でもそれこそが面白かった、古きよき時代に思いを馳せて。宇宙飛行士訓練生たちがいきなり大空で歌いだしたり、意味もなく楽しいシーンも多いしね(笑) ただしアザラシ怪獣はいなくてもいいよね。7点(2004-06-05 01:52:18)

86.  華氏451 《ネタバレ》 特撮や合成がちゃちなのは昔の映画だから・・・ともあれ初期のウルトラシリーズ見てる気分だった。音楽の使い方とか(特に消防隊出動シーン、ウルトラ警備隊かよ(笑))、ジュリー・クリスティーの声の出し方とか、クラリスがだんだんヒューマノイドの宇宙人のような気もしたりして・・・まあそれはさておき、本を禁止することで考えることを奪う、考えることを止めてしまえば人間も社会も進歩できなくなる。そんな世の中の話でありながら署長が「よく考えろ、モンターグ」なんて言ったりしてコレって皮肉?なんて思ったりして。映画の中では確かに説明不足な部分もある(特になぜ本を読むようになったモンターグが出動の時ポールを使わなくなったかとか)けど全体的にはよくまとまっていると思います。でもこの映画のように、垂れ流しの情報しか与えられなくなったら・・・そのときは本当に怖いですね。人間考えることをやめちゃいけない。そしてラストは、自分が暗記した本を人々が口々に語りだして・・・心の中にある「本」は誰にも奪えない、だけどこんな形でしか愛する「モノ」を護れない。なんだか切ない理想郷ですね。余談ですがこれを見たきっかけはマイケル・ムーアがこの映画からタイトルを拝借したと言う話を聞いたから。華氏911が公開される前に見ようと思ったけど・・・ムーア、斬新なあのタイトルバックシーンをパクったりしないかな?実は半分それを期待している。7点(2004-06-05 01:41:49)

87.  不夜城 SLEEPLESS TOWN 当時渋谷東急の最前列で見て、最初のシーンの画面ぶれに酔ってしまった(苦笑)夏美役は山本未来で正解。目の演技がすごいよ。 何て言うか、もし私が耳が聞こえなくてセリフは分からなかったとしても、その目で天涯孤独ゆえの生きようとする意志を感じた。山本未来は個人的に超10点なんだけど、金城の日本語演技はうーん・・・しゃべらないと雰囲気にはまるんだが。それと日本人キャストはせめて日常中国普通話くらいは勉強しておきましょう。ビジネスクラスじゃなくていいから。7点(2004-06-05 01:24:57)

88.  小説家を見つけたら 見ててさわやかな気分になれる。「グッドウィルハンティング」と違って主人公のジャマールが思春期真っ只中なせいか、黒人ならではの悩みもリアルに伝わってくる。「あなたは何でも黒と白で分けたがるのね」というセリフ、かなり印象に残ってます。7点(2004-06-05 00:49:15)

89.  ゾルタン★星人 途中からあの2人がテツ&トモになる・・・(笑)多連続変形体(合ってる?)が何なのかは私はすぐ分かったけど、なるほどこういうアイディアもあるのかと感心。クライマックスでウルトラマンの巨大フジ隊員を思い出したのは私だけでしょうか(笑)7点(2004-06-04 22:06:17)

90.  ミート・ザ・ペアレンツ 内輪ネタみたいなレビューですんまそん。この映画は「お父さんは心配性」ハリウッドバージョンだと思う。あの手この手でベン・スティラーのの素性を探ろうとするデニーロ・パピィに対し、負けじと頑張ってしまうベン・スティラーが「お父さんは~」の北野くんとだんだんダブってくる。最後にちゃんとオチを用意してるのも「お父さんは~」みたい(笑)7点(2004-06-04 20:55:50)

91.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス やはり「スター・ウォーズ」の看板が大きすぎた、というかあまりにビッグネーム過ぎる、というのがすべて。点数もこのくらいが限界。決してつまらない訳ではないし、見て損するほどではない。でも空飛ぶクルマが飛び交う街なんて、何年も前に「フィフス・エレメント」で見たし、目新しさはさほどない、というかない(断言)。まあシリーズの最初の作品が30年近く前になるのだから、目新しさがなくて当然と言えば当然かな。まあ名前のおかげで宣伝は散々されるけど、けっこうそういうのって見て逆に凹むんだよねえ・・・こんなもんかよって。これもまた、数多い「こんなもん」のひとつに過ぎない、私の中では。[DVD(字幕)] 6点(2005-10-03 22:58:26)

92.  宇宙戦争(1953) 《ネタバレ》 哀しい。哀しすぎる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・モロに描き割り丸出しの惑星郡、セットなのがバレバレの山の中・・・1953年という時代を考えるとそれが当時最先端なんだろうけども、画面全体を漂うトホホ感はぬぐえない。あのオーソン・ウェルズがアメリカ中をビビらせたラジオ番組と同じ内容とは思えないほど緊張感がない。序盤の方で街がまるごと1個消えたなんて言われても、それまでの画面上で死んだの3人だけだから、リアリティをもって伝わらない。せっかくの原作を、シナリオと演出がだめにしてしまっている気がします。それにしても巨大隕石が落ちてきたと言うのに、当時の人々はのんきなものである。土産物屋の話するかよ?!これもある意味時代がなせる技なんだろうが。全然話は変わるけど、かなり科学的(当時)とは思うんだけど、それでも神を否定することはできなかったんだなと、やはり無神論者を嫌うアメリカの物語なんだなとつくづく思いました。 ・・・そうそう。あまり抗菌グッズばっかり使っていると、×××のようになってしまうかもしれないよ・・・ わたし的にはすっごく微妙(途中でどうしても眠くなって、最後まで見れたのは3回目・・・)で、心境としては5点弱といったところですが、時代を考慮して6点とします。[DVD(字幕)] 6点(2005-09-13 22:43:24)(良:2票)

93.  マダガスカル はあ・・・時間の都合で吹替を見たのはある意味失敗だった・・・周りはほぼ100%親子連れ、そんな中で独身女は多分私ひとり・・・すごく場違いなところにいる気がしてしょうがなかったな(苦笑)これが字幕だと親子連れ率下がるんだろうけどね。ま、私は役者の息遣いをリアルに感じたいので見るなら字幕派なんですが、その場違いな気分にさえ耐えられたら、こういうのは吹替で見たほうが面白いかも、と思った。コメディ作品だと、アメリカンジョークが字幕だとピンとこないし、吹替の方が日本人にはしっくりときますね。「クリスマスも盆も正月もない」って、おいおいアメリカでもお盆休暇あるのかよとは思うけど、日本人としては「盆」って言葉が入ってるとすーっと入って来る。作品としては楽しめるし、動物映画であの映画のパロやるか!とちょっとしたサプライズもあってよいのですが、個人的に最後に落とすエンディングはガクッときて好きじゃないので、点数は6点。[映画館(吹替)] 6点(2005-09-04 16:47:27)

94.  素晴らしき哉、人生!(1946) いい映画だった。最後はウルっときた。でも6点。見終わってどこか、冷静な自分がいる。古い映画ならではの「もろ手を挙げて大団円」っていうのがどうにもね・・・どうしても「現実でこんなことある訳ないよな」ってな感じで、現実に引き戻されてしまう。製作時期が時期だけに、どうしても戦争の陰はぬぐえないし、戦勝国の「驕り」ではないけれどどうしても無邪気すぎる感じが否めない。多分こんな大団円の陰で、戦地で愛する人を失い悲しみに暮れる人もいるんだろうな・・・でも国が勝った喜びのほうに流されてしまうのか。国が勝ったから、国中が喜んでいるような映画が生まれたのか。いろいろと考えてしまい、素直にハッピーエンドを喜べなかった。・・・以上、ひねくれ埜波がうがった見方をしてみるテスト。[DVD(字幕)] 6点(2005-07-31 16:45:53)(良:1票)

95.  ホーンテッドマンション(2003) 何も考えずに見るには一番かも。絶好の暇つぶし。しかし「ハイウェイではお静かに~♪」って、一番うるさいのはアンタらや。6点(2005-03-19 17:33:34)(笑:1票)

96.  爆烈野球団! 私もこの邦題を見ておバカな系統を期待してしまった。ところが実際見てみると、「なんでこんな邦題にしたん?」と思うくらい真面目な映画だった。確かにコメディ部分も少なくはないが、ベースにあるのは日韓条約締結当時の国民的なアイデンティティと、日本よりも強固に残る父を敬う儒教的価値観であり、反日と親日が微妙に絡み合いながら、スポーツを通してお互いの価値観を赦し合う(認め合う、ではないのがミソ)さまが描かれている。それにしても驚いたのが、日本軍が思ったよりも悪役扱いされていないことだった。伊武雅刀はともかく、その息子は結局スポーツを選んだ訳だから。これもきっと日韓共催W杯があって、国民レベルではお互いを理解し合おうという風潮ができてきた中で生まれた作品であることが大きいと思う。もしこれが数年でも早ければ、日本軍率いる野球団は完全に倒すべき敵として描かれていただろうから。そういう意味では「少林サッカー」ノリの軽い邦題以上に価値はある作品ではあると思うが、そのノリで2匹目のドジョウを狙った配給会社と、いくらなんでも抗議の自殺に笑いを取り込むのはどうか(不覚にも笑ってしまったとはいえ)という考えからマイナス1点。6点(2004-12-05 11:09:49)

97.  ヘルボーイ 《ネタバレ》 あまり宣伝されていなかったこの作品、某シネコンでポスターを見たときビビビっとくるものを感じた・・・「何かこれ、ダメっぽい!」私のレビューを読んでいらっしゃる人ならば、どんな感情でそれを思ったのかピンとくるかもしれない。で、今日それにワクワクしながら見に行ったのだけど・・・あれ?意外によくできてんじゃんこれ。まあノリが好きか嫌いかが大きな分かれ目だと思いますが、乗り込むときのハードロックは悪趣味系大好きな私としては高ポイント。さらに東スポ的ノリ大好き人間としては「こういう写真って、何でいつもピンぼけなんですか?」ってセリフがダイレクトにツボ直撃して大ウケ!新入り君の前任者がやられた時、その無念さがひしひしと伝わってきた。「せっかく植毛したのに・・・」もっとも、ストーリーには一本筋が通っている印象を受けました。対決の構図が分かりやすい分なおさらそう感じたのかもしれませんが、前半だけなら破綻している部分はありません。それが後半に入ると急に失速。ストーリーが破綻していないのに、設定が破綻している、不思議なんですがそんな印象なのです。ジョン・ハートが末期ガンだったという設定は一体なんだったんだ・・・?半魚人のエイブは恋のアドバイスだけで終わり?いつの間に、みんなラスプーチンに捕まったんだろう?ラストのハッピーエンドもご都合主義が満載で、ストーリーそのものは破綻していない分そう言った詰めの甘さが非常に惜しまれます。ハードロックなノリも、後半に入ると普通にオケになってしまって普通にまとまってしまいそれも残念さを助長してしまいました。私としては、よくできている部分もあるだけに後半の完成度が落ちなければ8点はつけられたかもしれないと思い、「惜しい!!!」という意味で6点献上いたします。6点(2004-10-03 20:46:10)

98.  火山高 どうも、この映画に巷で言われているほどの低い点数つけることは私にはできない。とにかく音楽のせいか視覚効果のせいか「何が何だか分からないけどすごそうなパワー」みたいなのはものすごく感じて、その勢いで最後まで見てしまった。はっきり言ってマトリックスの真似っこ、シナリオは破綻しまくり。でもそんなのはどうでもいい。これは「コンセプト」を見る映画だと私は思う。じゃあそのコンセプトとは? 「マトリックスを学校でやっちまえ」 アホみたいだがそうだと思う。マトリックスの2番煎じ映画は多いが、それを学校というところでやってしまうのが、何だか分からないがすごく好きだったりする。エージェントもどきのマー先生が、あんなに硬い表情でパロディやってるんだからそれがどうしても笑える(心の中で。まあエージェントの真似っこするのに表情は必要ないんだけど)。 それをくどいほどのワイヤーアクションで見せる。特典の予告編で「ハリウッドに喧嘩を売った」みたいな言葉が出てたけど、確かにそれは間違ってないと思う。ワイヤーアクションは言うまでもなく香港伝統の演出。それを同じアジアの国がやってしまったんだから、「ワイヤーアクションは亜州固有の文化なり!」とこの映画で宣言した・・・っていうのは深読みしすぎかな?でもハリウッドでやられるよりは同じアジアでやってもらったほうが嬉しい気が同じアジア人としてはするんである。 関係ないけど、私だったら絶対悪ノリして「マトリックス学園V」って邦題にしたなあ。VはボルケーののVってことで。まあ、絶対上層部には通らないだろうけどね。6点(2004-09-01 22:48:37)《改行有》

99.  HERO(2002) 私としては、ジェット・リーが大根であることと、トニー・レオンはやっぱりカッコいいことを再確認した映画でした・・・いや、半分マジで書かせてもらうと、ジェット・リーって私が見た限りの作品では表情が全然変化しないしセリフの抑揚も全然ない。表情について言えば、どんな時でも薄ら笑いを浮かべているように見える。そのせいかどの映画でもつかみどころのない謎の男っぽい感じ(余談ですがシュワが去った後のターミネーターは彼に演じて欲しい気がする)。そんなジェット・リーの大根的個性が、今回は二転三転する物語と彼の役柄にぴったりはまっている気がします。初めから2/3くらいまでは「これ、話がスカスカじゃんかよぉ」って思ったし、ジェット・リーが実はアレだったってことも割と早いうちに分かっちゃったけれど、最後のオチが不条理感もあるけど、かなりマイナス印象をプラスの方向に戻してくれましたね。「英雄」っていうのが本当はどういうものなのか考えさせられました。ジェット・リーを英雄に導いたトニー・レオンの泣きそうな目が、今回は達観した男の眼差しになっているのがすごくいい・・・6点(2004-08-29 21:07:28)

100.  マイティ・ジョー 旅先でのTVで、しかも「ながら」状態での鑑賞だったんで前半はあまりまともに見られなかったけど、クライマックスのパニックシーンに入ってからはぐいぐい引き込まれた。「北京原人」とかぶってしまうのはご愛嬌、ってことで。でも元を正せばこうなってしまったのは人間の逆恨みのせいなんだよなあ・・・野生生物を凶悪なものにしてしまうのも、心優しい森の守り神にするのも、結局は人間の心。生活を豊かなものにもするけれど、人殺しにも利用できる科学のようにね。6点(2004-08-22 21:23:11)(良:1票)

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