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プロフィール
コメント数 377
性別 男性
自己紹介 映画業界で仕事している関東在住の独身です。
いつも楽しく皆様のレビューを拝見しております。

食わず嫌いはしません、オールジャンル見ます。
前評も気にしません。
常に新鮮な気持ちで作品と向き合います。

今後とも宜しくお願いします

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567
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81.  プリースト 《ネタバレ》 この類いの作品で89分という尺は普通だと思いますが、お決まりの冒頭ナレーションのみで 解釈しろというのがそもそも無理。当然、人物描写も希薄。主人公のプリーストとその敵役のブラックハットと因縁もよく分からないし、見殺しにしてしまった辛い過去があるという設定も全然活かされてない。また、とって付けたようにルーシーと親子だったという真実を唐突に明かされるけど、実の娘という理由以上の深みがあったとしても到底伝わらない。 言ってしまえば、原作漫画を読んで人間関係や世界観を熟知してる人にしか分からないネタが随所にある。感染者とヴァンパイアの特性や違いについても然り。韓国コミックの映画化らしいですが、原作を知らない人にとっては実に不親切である。 それでいて前述のとおりの尺なわけだから潔く人間ドラマなど削ぎ落としてSFアクションという見せ物一本に絞れば良かったと思う。アクション自体にも新鮮味はなかったけど。。 そうそう、スコット・スチュアート監督×主演ポール・ベタニーときたら、思い出すのは「レギオン」ですが、あれも世界観や雰囲気はすごく良いのに中途半端で勿体無かった記憶が。 本作、続編やる気満々な終わり方してますが、今度外したら仕事無くすよ。三度目の正直でお願いします! [DVD(字幕)] 5点(2012-01-11 12:55:53)《改行有》

82.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 「未知との遭遇」「E.T」を相当意識してますね。また「グーニーズ」的要素も少々。 70~80年代のスピルバーク監督作品や彼が製作等で名を連ねた作品で育ち、そして映画人を目指したというエイブラムス監督のスピルバーグに対するオマージュともいえます。 故に、映像の進歩以外には新鮮味は感じられないし、ストーリーの運び方が予定調和過ぎる(良く言えば「王道」」でハラハラ、ドキドキといった感覚も少ない。 無論、自分も80年代のスピルバーグ作品で育ったので、ファンとしてのリスペクトの念もあり、評価は甘めになるが、単なる焼直しで終わってしまうのはどうなの? 新旧実力者がタッグを組むという一報から期待し続けてきただけに、僕らが観たかったのは映像、物語共に「革新的な映画」なんですよ。それこそ「SUPER8」なモノを期待してたんですけどね。。ラストシーンは確かに素晴らしいし、観るものを惹きつける映像力はあるけど、もう一歩足りなかった。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-01-09 20:06:55)《改行有》

83.  キック・アス 復讐のために自分の娘を暗殺者に育てる父親、そして娘のミンディ自身も父親の復讐心に対して一点の曇りもなく、ナイフをプレゼントされて大喜びとか、禁止用語連発して悪人を容赦なく叩きのめすとか、倫理観を問われれば大いに問題があるけれど、エンタテイメントとして断ち切れば楽しめる作品だと思います。 特に、ヒットガール役のモレッツちゃんが唯一無二の存在感をはなっている。あのキュートな制服姿は反則です。背丈も大人の半分ほどしかない小ちゃな女の子が、悪い大人を手玉にとって痛めつけてゆくシーンは爽快である。終盤、ピンチを迎えたあたりなんか心の中で応援せずにはいられない。母親の仇、そして父親の仇、復讐のためだけに全力で向かうその姿は健気なようで儚さもあるようにみえる。そのアンバランスさがまた良い。 キックアスやレッドミストとの出会いは必然だったかもしれないが、彼らは決して表舞台には立たない。庶民のヒーロー、バットマンやスパイダーマンとは趣は異なるが、新しいヒーロー像を作り上げた事は素晴らしい。まさにヒットガールの独壇場! キックアス本人にもうひとつ何か突き抜ける要素があれば・・・。[DVD(字幕)] 7点(2012-01-03 21:40:08)(良:1票) 《改行有》

84.  ピラニア 3D 《ネタバレ》 これはもう映画マニアには堪らないB級おバカ要素満載のホラーの殻を冠った青春映画でしょう!間違いなく「彼女」となんか一緒に観れませんのであしからず!! とにかくオッパイと尻のオンパレード!お約束の死亡フラグ立ちまくりのバカな面々達。ネタとしか思えない最初の犠牲者になったリチャード・ドレイファスを始め、エリザベス・シューやドク博士、ちょい役のイーライ・ロス監督など映画マニアしか分からないような豪華キャストばかりでしょう。ホントもう80年代にタイムスリップした感じで、「温故知新」のお手本とでも言っておけばいいのかな。典型的な下衆野郎のチ◯コはピラニアだって不味て吐いちゃうとか、そんでもって終盤の餌になる下りも含め、お調子ものは必らずしっぺ返しをくらうっていう、此の手のお約束だけでも楽しめるけど、見所はなんといっても海岸の大量殺戮でしょう。みんな一斉に海からあがったせいで海上の舞台が重みで壊れちゃうあたりなんか、もうドリフターズかよ!て感じで大ウケ! とにかく頭空っぽにして思う存分楽しめる貴重な作品です。 最後に一言、子役の女の子めっちゃカワイイ!(これも監督の狙いか!?)[DVD(字幕)] 7点(2011-12-31 18:33:22)(良:1票) 《改行有》

85.  バーレスク まさに王道のストーリー。奇をてらった演出は微塵ももない、シンプルイズベストって事でOK!シェール、アギレラの存在感も抜群!歌も踊りも観ていてワクワクしちゃう!「幕を戻して!」とテスがいい、アリが生で歌い出すシーンには感動しちゃったなぁ! アリの恋人ジャック役の俳優もカッコ良かった(ゲイじゃないですよ!!) [DVD(字幕)] 7点(2011-12-03 22:27:33)《改行有》

86.  わたしを離さないで 自分の将来や人生を自ら決めることができないなんて悲しすぎる。。 こんな話あるわけないだろうと思いながらも、いったんこのお伽話のような設定に乗ってしまうともう息もできないような世界へ連れてゆかれる。 猶予がもらえる噂を信じていた2人が真実を知った時のあの絶望感は想像すらできないし、もし仮に自分が逆の立場で居合わせたとしても、かける言葉もみつからない。それだけ彼らの感受性はあまりにもリアルでピュアだったんだと思う。 命を提供するために生まれてきて、どれだけ長生きできるかを競い合いしてるかのごとく、 若い命が散ってゆく様は本当に悲しく切ない。 しかしながら、心の底から真に胸に突き刺さるものがなかったのも事実。幼少から青年・少女時代の描き方があざとく淡泊であったり、また展開が早いため観ている側の考える時間も少なく余韻が残らないのも原因のひとつ。そしてそれ以上に残念なのは、命を提供する宿命であるという設定が冒頭から分かってしまっているのが勿体無い。そういう設定はあえて隠したり、最後でタネ明かし的なシークエンスを入れたりした方が衝撃度は遥かに違ったと思います。 それでも尚救われるのは他ならぬ名演技があったからこそ。アンドリュー・ガーフィールドはいい役者になると思う。[DVD(字幕)] 7点(2011-11-08 21:54:39)《改行有》

87.  スマグラー おまえの未来を運べ 《ネタバレ》 原作既読。まず作品の印象ですが、「鮫肌男と桃尻女」のようなノリ&テイストといえばなんとなく分かって頂けるでしょうか。ストーリー自体は原作の筋書き通りですが、良くも悪くも石井克人の世界で終始通した感じ。 10年以上昔なら新鮮に映った演出も今じゃ茶番にしか見えない。それを期待されて任された石井監督の持味といえばそれまでですが、新しい何かを期待していた自分にとっては些か肩透かしをくらった気分というのが本音です。 原作では背骨と内臓の暴れっぷりが見所の一つでしたが、それをどう映像化したのかとても興味がありましたが、出てきたのはなんと!マトリックスばりのスローモーション。やっちゃったなぁ~って感じ。奴らの凄さって雑魚どもは瞬殺なわけですよ。それをスローでちんたら見せられても全然凄さは伝わってこない。つい先日、「アジョシ」を観たせいもあるが、あの生身のアクション&凶暴ぶりには到底及ばない。 スローの見せ方が必然だったとは思えないし、まともなアクション監督がいなかったのかと思えてしまうくらい陳腐。ただ、安藤政信くん演じる背骨という存在だけは別格のオーラを放っていたと思う。特に内臓と口論になったシーンで「なんか言ったか」という下りは凄みがあったし、いい緊張感でした。あと高嶋もヤバかった。あれ完全イっちゃってますよね??役にはまりすぎて笑えた。ダメダメなのが妻夫木くんでしたね。今回ばかりは存在感ゼロに等しい「善人」オーラ全快でしたね。 まぁ気を楽にして観る分には丁度良い映画だと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2011-11-01 23:17:01)《改行有》

88.  アジョシ 《ネタバレ》 もうウォンビンが半端ない。男も惚れ惚れする格好良さなのである。 全身黒尽くめのタイトなスーツを着ているだけでもオーラがビンビンなのに、ナイフ捌きや格闘シーンをみてると凄すぎて終始緊張しっぱなし。絵に書いたようなエモーショナルな展開なのも引き込まれる要因だけど、それ以上にスクリーンに釘付けになってしまうのは、兎も角ウォンビンの存在感が抜きでているからだろう。悪党を容赦なく倒す勧善懲悪のカタルシスがこの作品には存分に備わっているわけです。 また、敵側もインパクト充分だった。マンシク兄弟の似つかないセンスもよかったけど、用心棒的な存在の殺し屋は特に凄みがあった。仲間も容赦なく殺す冷徹ぶりと少女ソミや子供達には優しい一面をみせるギャップに悪役ならではにオーラが滲み出てたと思う。 そういう伏線があったからこそ、最後の一騎打ちは胸焼けするほど熱いシーンであった。 ラスト、愛する妻と宿したばかりの幼き命を失った辛い過去を持つテシクが、ソミと抱き合うのは、自分にやさしい笑顔を取り戻させてくれた少女ソミが、かけがえのない存在であったことに気づいた瞬間であり、その表情は生きる希望に満ち溢れていた。 想像以上にハードな作品ですが、「レオン」が好きな人は絶対外せない映画だと思います。 やっぱり自分ってこういうのに弱いなぁ。。 [映画館(字幕)] 10点(2011-11-01 01:54:38)《改行有》

89.  GANTZ:PERFECT ANSWER 無難な作りと言えばそれまでですが、原作の魅力を壊すことなく、寧ろ上手く噛み砕き、そして幅広い層に対してのエンタテイメント作品へと仕上げたのは立派だと思います。 原作が連載中という事もあるし、元々、不条理なSF劇であって、謎は謎のまま、全ての答えを求めるなかれ、と思ってましたので、そういう意味では映画なりの最大値をいったのではないでしょうか。まぁよくあるシチュエーションでの露骨な台詞と表情とかはしょうがないかと思いますが••• これまでの特撮を用いた邦画アクションにおいては唯一無二、随一の演出だと思うし、編集も抜かりない出来栄え。非常にテンポもよく、見せ場もかっこいいし、あとBGM最高!前作以上に楽しめ大満足でした^^ [ブルーレイ(邦画)] 8点(2011-10-19 21:39:06)《改行有》

90.  [リミット] 1セットだけで展開されるドラマ故、棺桶はいったいどんな場所に埋められているか?電話の相手(容姿、主人公との関係)とその緊迫感や温度差の違いなど観客に色々と想像力を働かせる。そういう意味では、まるで短編小説を読んでいるかのようで面白かった。 アメリカ政府や大企業への皮肉めいた風刺をストーリーに絡めるあたりも現代的であり、ニュースや表に出さないだけで秘密裏に消されれしまう事実など実はかなりあるんじゃないかと思ってしまう。そういったあたりでリアリティもなかなかあり怖いと思った。 よく90分間もたせたなぁと思うが、本当に「もたせた」というニュアンス、時折退屈に感じてしまいました。。観客の想定外のアイデアが詰め込めれば違ったかもしれ [DVD(字幕)] 4点(2011-10-18 14:13:19)《改行有》

91.  悪魔を見た 《ネタバレ》 シンプルといえば聞こえは良いが、実はかなりベタでチープな脚本といえる。 復讐モノのの王道をいっているが、特に暴力描写一点に特化した稀に見るバイオレンス作品に仕上がっている。誰を悪魔と捉えるかは鑑賞者の感性に委ねられると思いますが、自分的にはギョンチョルかなぁ。言い換えれば、もし仮に自分は妻を殺された立場であれば同じような行為に走ったかもしれないと、ふと思ったからです。でもそれはあくまで自分に力や情報力があっての話ですが・・・。ビョンホン演じる主人公は国家諜報員のエリートであり、格闘も情報力も長けているわけで、そもそも比べること自体可笑しいかもしれませんが、誰もが大切な家族や友人がそういう悲惨な目にあえば、心の奥底では犯人を殺してやりたいと思うはず。法治国家たる先進国において、そういう気持ちそ抑え、紙一重で理性を保っているのが現実。この主人公は、その理性のタガが外れてしまった、いわば怪物なのだと思う。同情という気持ちは湧かないが一方的に犯人を痛めつける姿には胸のすく想いがしたし、もっとやっちまえ!とさえ思ってしまった。ギョンチョルのしでかした犯行はまさに鬼畜そのものでありそれこそ同情の余地など一切ありえない。 とにかく暴力描写は過激だし陰鬱なラストではあるが、ある意味ストレス発散にはもってこい?の作品かもしれません(~_~;)[DVD(字幕)] 6点(2011-10-13 23:39:35)《改行有》

92.  プレデターズ(2010) 《ネタバレ》 旧型のプレデターにもっと頑張ってもらいたかったのに 損剤な扱いである。演出も脚本もインパクトも不充分。 以上。[DVD(字幕)] 3点(2011-10-06 22:06:33)《改行有》

93.  悪人 《ネタバレ》 タイトルは「犯罪者」ではなく「悪人」なのだ。 妻夫木演じる男は、コミュニケーション能力が欠如している、いや心を閉ざしている。仕事と父親の介護に疲れはて唯一の楽しみが出会い系サイトなのだから。どうみても根暗な人間にしかみえない。 法治国家である以上、いかなる理由であれ殺人は許されざる行為であり、世間体にも犯罪者としてのレッテルを貼られて当然の報いなのである。 それが何故、観ている側が、悪人の定義を考えてしまうのか? その理由のひとつに、被害者家族、加害者家族の登場人物の描き方。キャスティングでも脚本でもロケーションでもない、リアルな人物描写が秀逸だからである。とどのつまり感情移入し易いわけである。これには妻夫木の熱演ぶりが助長させている気もしている。これまでさわやかな好青年役が多かった印象の彼に対して「気の毒」と思ってしまう感情が少なからずあり、「悪人」一辺倒に思えないのはそのためである。もし仮に名もない冴えない役者が演じたとしよう。果たして同様な眼差しでみることができようか? 美談で終わらない物語であるからこそ、妻夫木と深津の演技に助けられた部分はとても大きいと思う。切なさや悲しみを乗り越えて前進しようとする人間のたくましさにもふれ、流した涙以上に勇気付られたいい映画でした。 [DVD(邦画)] 7点(2011-09-22 23:32:43)《改行有》

94.  スプライス 《ネタバレ》 真っ当なSF作品だと思ってましたが、かなりの変態映画で驚きました。 グロ系に免疫のある自分ですらドレンの異形な容姿には正直引きましたからね^^;翼なんか生えちゃった姿は「アンダーワールド」の混血種や「ヴァン・ヘルシングル」に出てたコウモリ女そっくりでしたね。まぁそんなクリーチャーとやっちゃうオスカー俳優のエイドリアン・ブロディ、当分まともなオファーはこないでしょう。。けっこう現実離れしてるし、倫理観がどうのこうのよりもサラ・ポーリーみてるとイライラしましたわwそれに彼女だいぶ老けましたね。 あ!オープニングクレジットは良かったと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2011-09-02 21:49:45)《改行有》

95.  RED/レッド(2010) 《ネタバレ》 ブルース・ウィリスがとにかく渋い!カッコイイ!そしてタフ!ファンだったら間違いなく両手を叩いて喜ぶ役だと思います。 新米CIAのエージェントを演じたカール・アーバンも肝がすわった演技でブルースとの一騎討ちは見応えあった。 で、気になった部分。現役バリバリの相手を敵に回し、こいつらヤバイ!と思わすための、老兵たちがどんだけREDなヤツらなのか?観客が1番気になる点でしょ?そういう意味でマルコビッチやフリーマン、ヘレン・ミレンらの得意分野や個性については尺も足りないと思うが味気ないし物足りない。 それこそアメコミ調のパラパラワイプ等でナレーションorテロップでの紹介&本筋とは別の見せ場をあげてもよかったかも。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-25 22:25:27)《改行有》

96.  ジョナ・ヘックス 主人公もストーリーもかなり地味な印象。 死人と会話ができるという能力も微妙な扱いだったし、そもそも日本じゃあまり馴染みのないアメコミなだけに、もっと派手さが必要だったのでは。 ゴスロリ風な衣装がGood!セクシーで妖艶なミーガン・フォックスが最大の見所でもある。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-24 21:34:13)《改行有》

97.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 この作品は、園子温監督が、底知れぬ人間の欲望と狂気を通して「人生と家族の在り方」を描きたく、46億年の地球に準えて壮大なドラマに仕上げたのではないか。 その熱き想いが劇中からひしひしと伝わってくる。まるで生中継しているような臨場感や迫力を感じるのは、出演者たちのアグレッシブな演技にみるリアリティー他にならない。中でも、村田演じるでんでんの存在感は抜群である。人の弱みを即座に見つける嗅覚に長け、その鋭い眼光と巧みな話術で弱者を支配する。そのたたみ掛けるような光景の連続に好きであろうと無かろうと自ずと物語に引き込まれてしまうからスゴイ。 本能の趣くままに実行する村田、一方で、なすがままの社本、この対称的な二人の出会いは偶然ではなく必然だったといえる。再婚して以来、空虚で仕方がなかった社本。そんな徒然な日々から脱出しようと妻の薦めもあり村田の手伝いをするハメに。言いなりでも懸命にもがき始めるのだが、娘には理解してもらえないもどかしさを抱えたまま•••。そんな折、どんどんエスカレートしてゆく村田の指示にいつしか社本の理性のリミッターはプッツンと解除されてしまう。そして怒涛の急展開をみせ、作品に込めた重大なメッセージ(まぁ説教くさいけど)を社本が体現(自決)するのだが、それは痛み伴ってきた母なる大地へと還元されてゆくんだよ、そしてやがて消えゆく運命なのだよ、と地球規模にまで昇華させようするんだから半端ないのだが、今更人生と向き合い始めた父親言われても説得力はないだろう。 人の闇の部分ってのは誰しものぞき見したくなるのが本能。それをこの映画はうまく利用してエンターテイメントとして確立させている。 問題作を撮り続ける園子温監督の「紀子の食卓」に並ぶ、いやそれ以上の屈指の集大成だと思う。観るべし! [DVD(邦画)] 8点(2011-08-18 22:31:10)(良:1票) 《改行有》

98.  エアベンダー 映像は鮮明で綺麗だし、CGも悪くないけれど、 まるで紙芝居を観ているような印象で物語に気乗りできなかった。 もっと単純明快にバトルを観せればいいのに、高尚な物語に仕立て上げようとしたのか 理屈っぽくてどうも退屈に感じてしまった。 キャラクターはいいのに残念。[DVD(字幕)] 1点(2011-08-15 22:14:59)(良:1票) 《改行有》

99.  キャタピラー 《ネタバレ》 本筋に関しては原作に忠実であると思うが、個人的には浮き世えらしさがないのが残念であった。照明や撮影も決して良いとは言えないが、安い映画なりにセンスでなんとかならなかったのか。もう少しエロチシズムを感じさせてくれると期待していたが、変な意味で生々しく、興ざめしてしまう。時代背景にしてもけっこう適当な感じなのでは?全体的な安っぽさからなのかフレーム内からは読み取りにくいと思う。 戦況を伝えるテロップも読ませたいのか聞かせたいのかはっきりしない。手法に疑問。 演技に関しては、絶賛してるレビュアーの方も多く、確かに受賞も納得の出来栄え。あと黒川さんだけど、本来であれば同情すべきなのだが、自殺するに至るまでそういった感情は逆に皆無であったのが原作と違う思い入れだったかな。[DVD(邦画)] 5点(2011-07-15 22:08:17)《改行有》

100.  マイティ・ソー 《ネタバレ》 ソーのキャラクターに尽きる。 ナタリーも3戦士もロキも氷の巨人のボスも脇役としての存在感が薄く、全てはソーの引き立て役に過ぎない。そのくらういい意味で尖った主人公だったと思う。 でも、父オーディン役のホプキンスは威圧感あったなぁ。 アスガルドの造形美や王道ストーリーと全体的によくまとまってるとは思いますが、デストロイヤー戦や兄弟対決も盛り上がりはいまいち。ソーの復活が1番かっこ良かったなぁ。 [映画館(字幕)] 6点(2011-07-04 17:25:45)《改行有》

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