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プロフィール
コメント数 3278
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 22
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123456789
投稿日付順123456789
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81.  密告(1943) 謎解きサスペンス作品としては磐石の内容で、さすがはアンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督という感じ。 謎解き作品があまり好きではないので、そこまでハマらなかったが、それでも十分に楽しめるレベルにあり、更に、ラストの犯人と思しき人間が、二転三転する急速な展開は見事。 でもやっぱり、クルーゾーなら断然『恐怖の報酬』が好き!![DVD(字幕)] 6点(2010-12-19 00:14:06)《改行有》

82.  情婦マノン 《ネタバレ》 喧嘩し、罵りあいながらも愛し合う二人の男女。 幾たびも、別れそうになるが、そこは運命のつながりか、地獄の果てまで二人一緒。 地獄の逃避行とも言えよう。 最後は一緒に死ぬという、これしかない終わらせ方だが、そこに持っていくまでの見せ方が巧い。 特に、終盤の砂漠を彷徨うシーンが素晴らしい。 そして怖い。 アンリ=ジョルジュ・クルーゾーが創る映画の凄さと面白さが、まさにこの砂漠のシーンに凝縮されている。 愛する人が銃に撃たれて、砂漠で死に、亡骸を運んでいるうちに、徐々に腐り始め、愛する女性が醜くなっていく。 それで仕方なしに砂の中に埋める。 顔だけには砂をかけずに。 なんと哀しく、そして美しいシーンなんだろう。 愛する男女の破滅的逃避行を描いた傑作サスペンスで、この時代のフランスにしか創れないであろう作品。[ビデオ(字幕)] 7点(2010-10-24 01:36:33)《改行有》

83.  犯罪河岸 謎解きサスペンスで、少々苦手なジャンルの作品だった。 ところどころよく理解できないところもあり、そういった意味でも消化不良だった。 話としてはテンポも良く、飽きさせないので、こういった謎解きモノが好きな人は楽しめるに違いない。[ビデオ(字幕)] 5点(2010-10-23 00:39:54)《改行有》

84.  ブローニュの森の貴婦人たち 《ネタバレ》 歪んだ嫉妬と復讐心。 女は男を嫌いになって別れたはずなのに、その男が新たに好きな女性を見つけたら、それが気に食わず嫉妬。 これは理屈的にはおかしな話なのだが、実際に有り得そうな話だ。 それが復讐にまで発展していくのだから、恐ろしい。 女性が内側にもつ、嫉妬心うずまく執念深さの前には、男はただただ圧倒されるのみ。 とは言っても、女性には色んなタイプの女性がいるわけで、女性の全部がこういう精神構造ではないであろうが。 だけど、もしこんなやっかいな女性につかまったら、別れるのには相当な覚悟に要るであろう。 ロベール・ブレッソンの後期作品のような、一切のムダを排除したストイックな作りは、本作には感じられない。 テンポの遅さも手伝って、むしろ冗長に感じたほどだ。 余談だが、私は渋谷のツタヤでビデオをレンタルして本作を鑑賞した。 ちなみに、DVDは発売されているものの、レンタルには出ていない。 本作のビデオが置いてあるレンタル屋は、日本広しと言えど、渋谷ツタヤだけかもしれない。[ビデオ(字幕)] 5点(2010-10-22 00:52:48)《改行有》

85.  追跡者(1948) 《ネタバレ》 川島雄三監督によるサスペンス映画で、上映時間は1時間と、かなり異質な作品。 登場人物も非常に少なく、コンパクトにまとまっている。 佐野周二が刑事を階段から突き落とそうと画策するシーンが秀逸。 それを未然に防ごうと佐野周二の女が間に入ってくる辺りの展開も面白かった。 気軽に楽しむにはうってつけのサスペンス邦画で、川島雄三ファンなら間違いなく観るべし![映画館(邦画)] 6点(2010-10-18 23:08:54)《改行有》

86.  小原庄助さん 《ネタバレ》 子供ばっかり出てきて苦手な清水宏監督作品の中にあっては、大人向けの現代劇であり、楽しむことができた。 小原庄助さんのテーマ曲が良い。 でも、朝寝朝酒朝湯っておかしいよな。 だって、朝寝ていたら、朝風呂に入れないからな。 朝酒も飲めないし。 さて、大河内傳次郎の現代劇を初めて観たので、それだけで楽しめた。 そして終り方が良い。 全てを無くした後でも、そっと妻だけは傍に居てくれる。 これは男の理想だ。 最後に「始」の文字が出るのも、粋な演出。 小原庄助さんの人生は、妻と共にこれから始まるのであった・・・ おはら~、しょ~すけさん♪ てんてけてけてけ♪ そ~れで身上つ~ぶした~♪ あ~もっともだ~もっともだ~♪ でも人生はつぶれていない! 始まるのはこれからだ![CS・衛星(邦画)] 6点(2010-09-04 21:53:54)《改行有》

87.  娘々廟會 フィルムセンターにて鑑賞。 満鉄映画の3本立てだったが、目当てはあくまで本作だった。 前の2本が終わったところで、満を持しての登場。 ニャンニャンメヤオホイ、と題字にヨミガナがふってあった。 満州国の、とあるお祭りの様子を撮った記録映画だが、今日観た他の満鉄映画2本と異なるところは、妙に若い声の中村伸郎がナレーションをしているところだ。 お祭りの様子を映しながら、非常に聞き取りにくい小さな音でのナレーション。 はっきり言って、何を言っているのか分からず。 ただ、満州国の時代性と、そのお祭りの臨場感を楽しんだ感じだった。 [映画館(邦画)] 5点(2010-08-19 23:54:34)《改行有》

88.  蜂の巣の子供たち 清水宏監督ならではの演出で、古き良き日本の風景を使い、今で言うロードムービー色豊かに、そして静かに語るその雰囲気は、 昭和のいにしえを感じさせる 、、、のだが、いかんせん、好みに合わなかった。 これは趣向の問題なので、如何ともしがたい。[映画館(邦画)] 1点(2010-08-02 19:18:02)《改行有》

89.  酔いどれ天使 三船敏郎が20代の頃の作品で、後年の脂ギッシュで貫禄のあるイメージがあるだけに、新鮮味を感じた。 話としては卒がなく楽しめる内容。 脚本ありきの黒澤映画は多少苦手だが、これは案外すんなり観られた。 ヒューマニズムがいきすぎていないのが良い。 『赤ひげ』までいってしまうと、クド過ぎるので・・・[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-07-08 22:21:01)《改行有》

90.  荒野の決闘 静寂の中に争いあり、争いの後に静寂あり。 男の世界を控えめな演出で描いた西部劇。 男女の出会いと別れがまさにありがち。 終盤の争いも、予定調和が過ぎてかったるい。 ジョン・フォード苦手を決定づけた逸品。 終始退屈。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2010-05-16 18:53:47)《改行有》

91.  パラダイン夫人の恋 《ネタバレ》 普通に楽しめたが、終盤の法廷劇は少々疲れた。 でもヒッチコックらしさも、ほんの少しだが感じられ、普通に楽しめるレベルの作品だと思う。 グレゴリー・ペックが、アリダ・ヴァリの屋敷を訪ねた時に、世話人の姿は見えど顔は全然分からない、しかも、いつの間にかいなくなっていた、という演出にサスペンス的な魅力を感じ、ここにヒッチコック印を感じた。 更には、その後、グレゴリー・ペックと、それを尾行してきた世話人との、室内における火花散る緊迫したやり取りも、ヒッチコックらしい緊張感があって楽しめた。 それにしても、私にとってアリダ・ヴァリという女優さんは、後年の眼光の鋭いおばさんのイメージしかないので、美人という設定には、個人的にむちゃくちゃ違和感を感じた。 又、グレゴリー・ペックのダテ男ぶりも堪能できる作品である。 [DVD(字幕)] 6点(2010-05-05 20:50:28)《改行有》

92.  春の目ざめ(1947) 《ネタバレ》 ソフト化されておらず、貴重極まりない成瀬巳喜男監督作品の一つ。 題名の通り、題材は思春期に関するもので、特に思春期を迎えた男女が遭遇する“性”の問題を扱っている。 時代を実によく反映した作品で、現代の感覚からすると、“性”というものに関する取り組み方や意識の持ち方に、あまりのズレを感じ、古臭さは否めない。 だが、そういった古臭い題材を扱っているにも関わらず、そこはさすがの成瀬監督作品だけあって、無難に楽しめてしまうところがまた凄い。 主演は久我美子で、純情可憐を画に描いた様な少女役を演じている。 違和感なく自然に演じており、まさに適役といえよう。 ラストに久我美子がショックからいきなり立ち上がるところは、唐突さを感じた。 戦後間もなく作られたという時代背景を考えると、これ以上“性”という題材に関して深く切り込むのは不可能だったのではないだろうか。 そこら辺りの事情が、本作の終わらせ方、そして作品全般に歯がゆさと不自然さをもたらしている気がした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-02-27 00:35:04)《改行有》

93.  偽れる装い 《ネタバレ》 ようやく観ることのできたジャック・ベッケル監督作品。 DVDを購入してまで観たが、これがやっぱりベッケルらしい作風で、満足することができた。 男女の恋の駆け引き。 時には演技をし、嘘をついたり相手を騙したりしながら、相手の気を引こうとする。 そうこうしているうちに、仲がこじれて、恋はうまくいかず・・・ 相手の気をひくために演技をしているうちに、いつの間にか本気になり、やがて狂気へと走る。 その凄みがラストでは見事に表現されていた。 ベッケル作品の初期とあって、後年の作品群に比べるとベッケルらしい卒のなさはまだ不完全だが、それでも十分にベッケル印を確認できた。 ジャック・ベッケル。 師匠のジャン・ルノワールにも劣らない凄みを感じる監督である。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-07 00:20:02)《改行有》

94.  忘れじの面影(1948) 観やすいロマンス映画なのだが、特段面白くもないし、余韻も残さない。 記憶に残らないであろう映画。 ヒロインを演じた女優が、自分的好みに合わず、それが実は致命傷だったりして。[DVD(字幕)] 2点(2009-11-27 16:51:29)《改行有》

95.  赤い靴(1948) 《ネタバレ》 頭の形が妙ちくりんな男とシミだらけの女が歌って踊るミュージカル・ロマンス。 前半から中盤にかけては、面白味のない舞台裏が描かれ、ラストで俄然盛り上がるかと思いきや、女はダンサーの道も選ばず、平凡な主婦の道も選ばず、半ば投げやりの形で死んで終り。 しかも、電車にはねられているのに、最後に男と会話を交わすというリアリティのなさ。 最後の最後で更に呆れさせてくれた、テクニカラーさえも不発の、不朽の駄作。 [DVD(字幕)] 1点(2009-10-02 22:46:47)《改行有》

96.  四谷怪談[前篇/後篇](1949) 四谷怪談と皿を数えるアレと混同していた。 顔がただれたお岩さんというのは知っていたが、物語の詳細は知らなかったので、楽しむことができたが、題名に「新釈」とあるので、多少はアレンジがなされているのだろうか。 それはさておき、本作は木下惠介の作品らしく、実に卒のない完成された作品であった。 名優たちの演技も手伝って、重厚な愛憎劇と相成っている。 そして、みんな驚くほど若い! 上原謙もかっこいいし、田中絹代もまだそれほどおばさん臭くないし、杉村春子はお色気を売る役を演じているし、加東大介もまだそれほど太ってはいない。 だけど、例外が一人いた! 飯田蝶子だ。 この人はいつの時代の作品を観ても、常におばあさんだ。 まるで笠智衆の女版である。 「怪談」と聞くと、さぞかし怖いんだろうなぁ、と少し気合いを入れてから鑑賞を始めたが、現代からみれば全く怖くないし、しかもそんなに怖い場面すら多くはない。 それよりも、愛憎劇といった人間性を描いた部分が深く掘り下げられていて、それが物語りの奥行きを深めている。 160分弱の尺の長さもそれほど気にならず、ムダの少ない完成度の高い作品であった。[ビデオ(邦画)] 7点(2009-09-24 01:44:40)《改行有》

97.  素晴らしき哉、人生!(1946) 生きているだけで素晴らしいんだ!というメッセージが伝わってきて、観終えた後も生きていることの有り難味がじんわりと体感できる作品。 だけど、アメリカ映画ならではのくだらない演出方法がハナにつき、観ている最中は不快で仕方なかった。 題材はいいだけに勿体無い。[DVD(字幕)] 5点(2009-07-25 10:39:52)《改行有》

98.  山猫令嬢 《ネタバレ》 戦前の作品の雰囲気だなぁ・・・と思ったら、ギリギリ戦後の作品だったようだ。 テーマ自体は戦前を思わせる古臭い内容で、やや苦手なものだったが、テンポがなかなかに良く、意外にも最後までサラリと観ることができた。 実は学校の先生が父親だったと明かされた時、正直ビックリしてしまった。 これにはやられた。 これがいいスパイスになって、後半もそれなりにだが楽しむことができた。 ただし、ラスト付近のお涙頂戴的な母娘の抱きしめ合いと、テンポが良すぎるまとめ方に多少の違和感を感じた。 1940年代の日本映画っぽさというか、1950年代以降の様な成熟しきった感じのない、荒削りな印象を受けた。[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-07-16 00:11:50)《改行有》

99.  大日向村 《ネタバレ》 過疎どころか、人口が増えすぎて、村の生産高では賄いきれない状態となった大日向村。 そんな村の新村長が打ち出した画期的企画案が、満州に150人ばかりを移住させて、満州に「満州大日向村」を作ってしまおうというものだった。 それで村の人口が減れば、急場がしのげるという案で、その後の歴史を知る現代人から見ると、悲劇意外の何物でもない内容だ。 これが結果として、中国残留孤児(邦人)という被害者を生んだわけであるし。 そんな村人達の行動を、何の疑いもなく描いたのが、この作品。 だけど、当時はこういう考えが斬新でいて、革命的な解決案だったという背景を考えると、非常に興味深く観ることができた。 その時代時代で何が正しいと信じられていたか。 そしてそれは、その当時としては間違った選択ではなかったと信じられていた。 かくいう現代においても、それは同じことが言えるわけで、今、私達が常識だと信じて実行していることが、何十年後からしたら、えらく馬鹿げた非常識な行動かもしれないからだ。 日本の歴史上のある時点において、大陸に出れば何とかなると信じられていた事実。 それをありのままに示した本作の価値は評価に値するし、そういった視点で観れば面白味も増してくる。 だけど、単純に映画の面白さとして考えると、そうはいかず、退屈感は否めなかった。 最後に、あの河原崎長十郎と中村翫右衛門の名コンビが、現代劇で活躍する姿を観られたという事自体は楽しかったのだが、彼らの良さが時代劇ほどには出ていなかったのが残念である。[映画館(邦画)] 3点(2009-05-01 22:07:37)《改行有》

100.  愉しき哉人生 これは素晴らしい! 間違いなく名作! 小ぶりながら、そこから発せられるメッセージたるや、人生を動かすほどのものを感じる。 不幸と感じている人がこの作品を観れば、気分が軽くなるに違いない。 日々の生活に退屈さを感じている人がこの作品を観れば、日々の生活から幸せを見つけられるに違いない。 幸せな人がこの作品を観れば、その幸福を噛みしめられるに違いない。 そんな力がこの作品にはある。[CS・衛星(邦画)] 8点(2009-04-05 23:20:07)《改行有》

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