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プロフィール
コメント数 211
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 日本は公開日が世界的に遅い傾向があるので、最近の大作系は海外で鑑賞しています。
福岡在住ですが、終業後に出国して海外(主に韓国)で映画を観て、翌日の朝イチで帰国して出社したりしています。ちょっとキツイけど。

Filmarksというアプリでも感想を投稿していますので、内容が被ることがあるかもしれません。ご了承ください。

これからも素晴らしい映画に沢山出会えたらいいなと思います。よろしくお願いします。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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81.  M:I-2 《ネタバレ》 監督が交代してスケールがかなり大きくなった。そしてジャンルがスパイ映画からトムのアクション映画に変わった。トムは最高にかっこいい。サングラスを投げるトム、バイクに乗るトム、タンディ・ニュートンと絡むトム、ダグレイ・スコットやリチャード・ロクスバーグが変装したトム、格闘するトム、砂浜から銃をヒョイってやるトム・・・。トムは最高にクールだ!それだけ!!ちなみに僕も偉大なトム先生のサドルに乗らないバイク走行の真似事をレッツ4パレットというスクーターでやってみたが彼の偉業を真似した先輩達同様に玉砕された。[DVD(字幕)] 5点(2008-03-11 08:46:00)(笑:1票)

82.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 プレデターとエイリアンが肉弾戦を展開する衝撃度はなかなか。プレデターは体格がよくなったのかな、色々な武器を駆使して戦う姿がかっこよかった。しかし敵の敵は味方理論でプレデターが味方になっちゃうトコロ(しかも武器防具まで作っちゃう)とか「おい、そいつはシュワちゃんを殺そうとしたヤツだぜ!!」と思って笑えた。まさかプレデターが友情の大切さを説いてくるとは。[DVD(字幕)] 5点(2008-03-05 13:06:55)

83.  ナンバー23 《ネタバレ》 ジム・キャリーのシリアス演技はスパロウ役ではややオーバーな気がする。が、故にフィクションである小説内の主人公フィンガリングを演じる場合には見事にハマリ絶妙の演技だった。いったい何で小説の主人公が僕にそっくりなの?というミステリーの答えがその小説をかいたのが自分自身だからというお決まりのパターンだったのでオチは弱い。そしてラストもこの雰囲気には沿わないと感じる。スパロウが23に執着し家族との絆も壊れ精神を病んでいくといった展開の方がダークで楽しめると思う。全体的にみて物足りない印象だが独創的な発想を視覚化したヴィジュアルは雰囲気があってよい。[映画館(字幕)] 5点(2008-02-03 00:26:07)

84.  ディセンバー・ボーイズ 《ネタバレ》 最後まで飽きることなく鑑賞したけどあまり印象には残らなかった。過去に観た英国映画の真似事みたいでこの作品オリジナルという点がみうけられなかったのが残念。お話がダラダラ進んでいくのにキャラクターの性格や感情が捉えにくいのもよくない。ダンとしたたかチビ眼鏡くんは可としても後の二人のディセンバー・ボーイズはやはり造形が甘すぎたと思う。でも雰囲気はよかったしダンはハリー・ポッターからのイメチェンには成功したと思う。[映画館(字幕)] 4点(2008-03-16 15:02:50)

85.  ライラの冒険/黄金の羅針盤 《ネタバレ》 これはまさか「ナルニア」、「エラゴン」での悪夢の再来か?まぁ「エラゴン」に比べればまだ観れたもんだが。ファンタジーというものはその作品ごとにキャラクター、種族などの異なった独特の世界を有し、それをいかに魅力的に描けるかは非常に重要な点だ。当然この作品にもダスト、ダイモン、教権など特殊な存在が数多く登場するがその描き方は半端で深みがない。上映時間の短さもあるが、パーティーを増やしていく過程、イオレクのエピソードをはじめとする仲間のキャラ付けはとってつけたような感じで面白みがない。ダニエル・クレイグ&エヴァ・グリーンの使い方には何故か悔しさを感じた。また、後半CGのクマさん達がハッピーフィートするシーンくらいまでは大丈夫だったが夢のチョコレート工場みたいな所から子供が脱出した後の合戦シーンで僕は完全にシラけてしまった。敵が強くない上に味方が魔女やらクマやらサム・エリオットやらと強すぎてもはや負ける見込みゼロ。しかもやっぱり圧勝。僕は完全にシラけきっていた。完璧にシラけた者だけに付着するダストの効果で僕はシラけの境地というパラレル・ワールドに迷い込んでしまい映画終了まで戻ってこれなかった。エンディングで流れるファンタジーの魅力の一つである壮大なスコアを聞きたかったのでもとの世界に戻ろうとしたが「ラ~イラ~・・・」という妙なエンディング・テーマで最大規模のシラけが発生したため、現実世界行きの便が全便欠航し僕はターミナルに閉じ込められ戻ってこれなかった。[映画館(字幕)] 4点(2008-02-24 23:57:16)

86.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター 《ネタバレ》 予想通りのおバカアクション。見せ場の対決シーンは雨やら暗さなどで観づらく存分に楽しめないのは難点。それとプレデターが弱い。一人しかいないんだしもうちょっと強くカッコよく描写して欲しかった。プレデリアンが一般市民(しかも弱め)を殺したり、絶対死にそうにないキャラが続々と死んでいくのは新鮮かつ妙なサプライズで楽しかったかな。まあまあ楽しめ、ちょっと物足りない。そして後にはあの青い液体のおかげか何も残らない映画。[映画館(字幕)] 4点(2008-02-03 00:06:36)

87.  アース 《ネタバレ》 この映画の映像は美しいしすごい価値があると思うが、映画の観点から観れば少々見応えに欠ける。動物の描写が多すぎるわりには、残酷な場面はとばしていたり。物語も切り張りに感じた。でも見終わった後は地球ってすごいな、環境を大切にしないとな、と思った。[映画館(字幕)] 4点(2008-01-19 21:29:16)

88.  ブラッディ・バレンタイン 3D 飛び出すのが唯一の救いです。[映画館(吹替)] 3点(2009-05-20 14:26:14)

89.  DRAGONBALL EVOLUTION 《ネタバレ》 ドラゴンボールという漫画に対しては、「何となく展開は思い出せるけど、人造人間はどれが何号だっけ?」というくらいの付き合い。そんな僕でも、予告編を観て「あ、これはヤバイ、ファンは残念だろな。」と思っていた。が、実は僕はこの作品には個人的に期待していた。「バトルフィールド・アース」、「トルク」に代表される、最高のお馬鹿映画になりそうだからだ。原作者の鳥山先生に「別のドラゴンボールとして鑑賞した方がいいかも。」と言わしめ、「原作は世界的大ヒットコミック!」、「最新のVFX!!」、「総制作費○億ドル!!!」などの圧倒的火力を誇る宣伝文句に、原作ファンには申し訳ないが僕は嬉々として公開日の朝一で鑑賞した。しかし予想外の事態が起きた。期待外れだったのだ。悟空が世界最強のいじめられっ子、ピッコロが単に顔色の悪いおじさんなどに、お馬鹿な片鱗は見られるものの、映画全体の展開やレベルとしては王道的で少し地味で、何より面白くないのである。うまく表現できないが、低いところで平均的な映画というか。クライマックスの大猿の微妙なサイズとかピッコロとのバトルのあっけなさとか、地味すぎるんじゃないのか。これだけクレイジーな設定で、原作者も「別モン。」って言ってんだからもっと、もっとぶっ飛んでてもいいとおもう。本作は、ドラゴンボールの映画を望んだ者、不本意だが原作ファンなのでお付き合い程度に鑑賞した者、最高のお馬鹿映画を望んだ者など、それぞれの思惑のもとに映画館に集まった全ての観客の魂を打ち砕いたようで、上映終了後には皆、頑なに口を閉ざすか、とりあえず苦笑するかしかできずに静かに館内を後にしたのが何か印象的だった。[映画館(字幕)] 3点(2009-03-14 19:58:29)(良:1票)

90.  P.S. アイラヴユー 《ネタバレ》 ジェリー、ヒラリー・スワンク、キャシー・ベイツと出演者が非常によいためか、俳優陣の演技に頼りすぎ、演技任せに呆れた。そのわりにヒラリー・スワンクはドラマ面での演技はさすがと感じるものの、ロマンス面ではやっぱり微妙。冒頭のシークエンスで二人の性格をケンカを通じて伝え切るやり方はおもしろかったが、その後は手紙が来る度おノロケと涙の連続でしらけた。手紙のサプライズもとくに驚きなし。単に僕はお呼びではないなと感じた。[映画館(字幕)] 3点(2008-10-26 00:03:59)

91.  最後の初恋 《ネタバレ》 ギア様とダイアン・レーン、そしてジェームズ・フランコーに期待しすぎた。なにやら問題山積みな二人のラブ・ストーリーだが山積みしすぎたのではないか。山積みだからこその「大人限定の恋愛」なのだろうが、解決しなければならないことが多方面にあるため、軸がぶれて何を言いたいのか散漫で、設定に凝りすぎて着地点を見失い自爆した印象を受けた。おもしろい画を作ろうとする努力はみられるし、演技もいい、そしてなによりロマンチックな雰囲気はあるだけに残念。[映画館(字幕)] 3点(2008-10-11 21:36:09)

92.  20世紀少年 《ネタバレ》 初めに原作未読の方に伝えておきたいことがある。「20世紀少年」の実力はあんなモンじゃない!!原作の面白さのお陰である程度のクオリティを保っているのでこの点数をつけようと思うが(あくまで原作のお陰)。たしかに唐沢さんや悦司、貴子ちゃんの好演もあり、ある程度の満足感は得られる。が、もしメインキャストをそのままに、堤監督のような三流以下の演出家ではなくリドリー・スコットが監督し、脚本を原作者とポール・ハギスが書いて、音楽をハンス・ジマーが担当したら。要するにスゴイ奴らを集めて「20世紀少年」を作るとどうなるだろうか。それはもう第一章だけで涙ちょちょぎれの傑作になるだろう。こんなことを考えることは変かもしれない。だがあの複雑な構成の原作からストーリーを抽出しメッセージを込めて、映像で表現するには世界的な才能が必要ではないか。「20世紀少年」だけはそのぐらいの情熱を注いで映画化しなければ傑作にはならないだろう。海外の監督も視野に入れた結果、堤監督に決定したらしいが疑わしいものだ。もし僕がダメ監督の横綱・巨匠マイケル・ベイよりダメな監督を挙げろと言われれば迷わず堤幸彦、もしくは三池崇史を挙げるだろう。唐突かつ幼稚、連続ドラマのような安っぽさの漂う演出には辟易した。音楽もちゃちぃんだよね。(T-REXとかボブ・ディランはいいんだけど、それは彼らがすごいのであって。)唐突にお笑い芸人だして気を引いて「ミッチーがせっかく歌ってるから」ってともだちコンサートに結構な時間費やし、その結果ケンヂ、オッチョ、ユキジなどメインキャストの造形が浅すぎるなど愚の骨頂だ。入念なリサーチのもと、彼らの関係をしっかり掘り下げることができたなら、ケンヂが地球を救うことを決意しギターをかき鳴らすあのシーンはとても感慨深い一幕になっただろう。他にも印象に残り得る場面もあるのだが演出の稚拙さに隠れてしまっている。ファンとしては残念だ。[映画館(邦画)] 3点(2008-08-31 18:32:52)

93.  紀元前1万年 《ネタバレ》 さすが監督!!といった感じ。紀元前1万年、自殺したゾウさんと助けたトラに導かれヘタレ青年がカリスマ的英雄に成長していく様を圧倒的な映像でいい加減なドラマで現代に蘇らせた。この映画からは古代特有のというか、何というか分からないけどシンプルな感情の激しさみたいなものが伝わってこない。ご都合主義なために「アポカリプト」でロナウジーニョがみせたような必死さがなかった。なんでトラがあんなに律儀なんだよ!とかツッコミを許さない凄い映像を楽しめ!というエメリッヒのいつも通りの映画。時代考証とかはわかんないけど映像は中々良かったと思うので、マンモスが好きで好きでしょうがないという方は是非。[映画館(字幕)] 3点(2008-05-03 12:31:14)(笑:1票)

94.  マイ・ブルーベリー・ナイツ 《ネタバレ》 あまり詳しくないのだがノラ・ジョーンズはこの映画を観た限りでは主演女優としての魅力が希薄な気がした。演技の方もまったく巧いとは思わなかった。またこの監督についてもあまり知らないのだがそれほど演出に技巧を感じられなかった。ロマンチックな展開の狙いすぎで、観ていてシラけるような幼稚でひねりのない演出をしている。脚本もけっこう強引で大まかに分けられた各エピソードの中でのドラマは内容があるようでまったく無く中途半端な仕上がりになっている。エリザベスはこの旅を経て成長しましたよってことをナレーションで説明するラストも安易すぎるのではないか。演技に定評のある豪華な共演俳優たちは良かったものの脚本や演出の面が弱すぎた。 [映画館(字幕)] 3点(2008-03-22 20:36:12)《改行有》

95.  PLANET OF THE APES/猿の惑星 《ネタバレ》 なるほど、奴隷解放を宣言したリンカーンの下に降り立つのね、って猿じゃん!猿リンカーンや!猿コップや!!さすがに猿市警には耐えられなかった。すごくつまらなかったんだけどその中でも最高なの何と言ってもはティム・ロスだね!まんま猿じゃん!マイケル・クラーク・ダンカンとかポール・ジアマッティとかヘレナ・ボナム=カーターは猿でも何となく人間っぽさが出てて判別できたのに彼だけは無理だったね。「ティム・ロスはいつ出てくるのかな~?」とか思いながら観てた。っていうかセード将軍は僕の中で本物のお猿さん説が囁かれはじめていたからメチャクチャ驚いた、「お前かよっ!」って。思うにティム・バートンが仕掛けた衝撃のエンディングは猿リンカーンではなくてスタッフロールでセード=ティム・ロスという衝撃の事実を告げる事だったんじゃないかな。ところで僕の大好きなマーク・ウォールバーグが出てるらしいけどいったい彼はどのお猿を演じていたのかな、主役格の薄毛の猿がいたが。[DVD(字幕)] 3点(2008-03-16 15:33:14)

96.  20世紀少年 -第2章- 最後の希望 《ネタバレ》 まず、この映画で(唯一)非常に良かったところは小泉役の女の子かな。原作のイメージそのまま、表情が豊かでコミカル、漫画から抜け出たようだ!以上。率直にいうとこの映画はクソだ。正直言って第一章については期待外れだったが、三部作構成の映画は一作目を世界観や人物の説明に時間を費やし、二作目からはどんどん見せ場とドラマを展開できるので、おもしろくなる可能性も十分あり得る。しかし本作は第一章と同様、何もおもしろくない苦痛ともいえる20世紀少年だった。監督が良くないとここまでツマランかと痛感した。「完コピ目指します。」とか言っていたが、本作を見る限り早くも断念したようで、つぎはぎだらけの展開が目立つ。それを補うためのオリジナリティも完全に方向性を失っており、こちらが恥ずかしくなってしまうような演出すらある。ともだちランドなどは,もはや完全にドラマTRICKのような状態だ。TRICKの新作を撮るなら監督には帰っていただきたい。やはり堤監督の演出や構成は明らかに力不足で訴えるものが何もない。「信念」とか「友情」を感じさせるエピソード(サダキヨと先生のくだりとか、脱獄の際の赤帽白帽のエピソードとか)は大幅に削り、画的に面白そうなところを過剰に演出している。原作を読んでる人なら、この作品がドラマ部分をカットして展開をなぞっただけの中身のない予告編映画だと気付くはずだ。「こんなのロックじゃねぇ。」とか言いながら、有名人を集めただけの完璧な商業目的の映画であり、監督は原作のメッセージを全く理解できていないようだ。本気でやらなきゃ人は動かせない、本気でやれば何かが決壊する。僕が観たい20世紀少年はこんな上辺だけの物語ではない。地球を救う男のドラマが観たいのだ。[映画館(邦画)] 1点(2009-03-05 22:35:20)(良:3票)

97.  アニマトリックス 《ネタバレ》 下らん。ストーリーは皆無、世界観を説明しただけ。まだ面白くできたのだろうが個々の(製作者が別々の)ストーリーに対して上映時間が短いためどの製作者もインパクトを与えようと「画」ばかり強調している。短い作品なのに「画」にかかるウェイトが多すぎる。話は陳腐(観たことあるようなもの)で内容はゼロ。ただみせられるだけのエロスと残虐描写にはウンザリだ。これはもはや自分達が持ってる最新のアニメ技術をひけらかしただけに過ぎない。気が滅入る。[DVD(吹替)] 1点(2008-03-11 09:36:52)

98.  蟲師 《ネタバレ》 まさに紛れも無い唯一無二の、785万点満点なら23点くらいを付けざるを得ない奇跡の駄作。原作の方は一応全巻揃えているし(っていうか一番好きなマンガの一つ)、アニメーションの方も全話鑑賞した、要するに蟲師大好きっ子だったので普段邦画は観ない派なんだけど劇場に足を運んでみた。が、この出来は酷い。製作者とか監督は多分原作を読んだことないんだと感じた。個人的に原作の一番の魅力は蟲の起こす妖しい現象を通して綴られていく温かな、そして時には悲しい人間ドラマだと思っている。それは友情であったり愛や恋であったり。そして蟲というヤツは命そのもので、害を与えるヤツもいるが人を繋ぐ鍵となるヤツもいる。「影響をうけ、初めてその存在を知る」みたいな感じのキャラクターだと思っている。だがこれはどうだ、全編通してティッシュみたいに薄っぺらく観る価値なしの人間ドラマ!軽い、軽い。ギンコのとってつけたような淡い恋心などいらんだろ、考えなさすぎ。原作のエピソードを何話も扱って端折って端折ってしたための失敗で許されるのか? 「俺は虹郎てんだ、変な名前だろ?」「俺なんてカタカナだぁ。」 っておかしいでしょ。虹郎という名前にはそれにまつわる感動的なエピソードがあったはずだ。真火にしても原作にあるような親子愛を描く気配もない、蟲師という存在の説明用パフォーマンスに成り下がっている。要するに原作の素晴らしさを1秒たりとも描写してないのだ。そして蟲だ。原作のドラマ性がないためにダークサイドしかみせていない。蟲ってヤツは人間に害を及ぼしてくるだけの「百害あって一理なし」な存在になっている。流石に酷いぜ。そういう風に描写するのなら主演はオダギリジョーじゃなくて豊川悦司で、殺虫スプレーでアミドの蚊を蹴散らすムービーでもいいわ![映画館(邦画)] 0点(2008-01-12 23:27:21)(良:2票) 《改行有》

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