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プロフィール
コメント数 2310
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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81.  9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~ 《ネタバレ》  『9』がわけのわからんマシンを起動させなければ、『1』も『2』も『5』も『6』も『8』も死ぬことはなかった。なのにハッピーエンドみたいな終わりかた。『僕たちがここを守っていくんだ』というよくわからないラストのセリフ。  『9』がみんなの救世主ならまだしも、今回のパニックの原因作ったのはコイツ。なのになぜか劇中では主人公扱いされる主人公。決死の覚悟で望む『9』に、『7』の『あなたがいてくれないと・・・!』のセリフに、『そうか?』とつっこまずにはいられない。  どうもこの作品、私とは感性が合わないみたいです。  武闘派が『7』と『8』の2人だけってのも物足りない。  『個性的な武器、技、特殊能力』『9人揃ったとき、真の力が解放される』そーゆー王道的なノリがあってもいいんじゃないだろうか。これではあまりに中途半端なアクションアニメ。  アニメーションは凄く良かったです。スピード感、臨場感、申し分なし。アニメでしか表現できないアングルがたくさんあるのが楽しい。  やっぱシナリオかな。  『深みのあるストーリー。衝撃的なオチ』  『カラッと単純明快、勧善懲悪エンターテイメントムービー』  どちらかに集中してくれれば良かったように思います。中途半端は良くないですね。  おいしいところ取りしようとして、『二兎追うものは一兎も得ず』みたいな作品になっちゃいました。[DVD(吹替)] 5点(2020-05-11 14:51:18)《改行有》

82.  ドリアン・グレイ(2009) 《ネタバレ》  有名なゴシックホラー作品。原作を読んだことはないのですが、マンガや別の映画でドリアン・グレイを見かけたことがあり、興味本位で見てみることに。まあ、終始乱痴気騒ぎをしているような内容で、決して面白いもんではなかったです。  『なぜドリアン・グレイは絵に自分の魂を封じ込めようとしたのか。また、その方法は』  映画を見る前、気になっていたのはそーゆー部分。これが映画では明らかにされません。そこが知りたかったのに。残念。  なぜかドリアン・グレイの代わりに肖像画が歳をとっていく。ドリアン・グレイが怪我をしても、代わりに肖像画が怪我をする。でもそれだけではなくて、ドリアン・グレイの心が欲にまみれていくと、肖像画が醜くなっていくみたいですね。まるでドリアン・グレイの心を映す鏡のような役割でした。  でもねえ、自主的に動いたのならまだしも、ヘンリーにたぶらかされたのが主な原因なので、終始気が乗らなかったです。どうせ悲劇で終わるに決まっているしね。  ベン・バーンズの美しさに対し、女優陣はいまいち。シビルとの破局があっという間。などなど、いまいちな箇所も多々あり。  ネットで原作のあらすじを読んでみたら、原作のほうがはるかに面白そう。映画はドリアンがただ周囲に流されるだけの人物になってしまって、原作の良さがまったく出ていない気がしました。[DVD(字幕)] 5点(2020-05-11 12:06:43)《改行有》

83.  14才のハラワタ 《ネタバレ》  この作品は、『あるある的面白さ』と『さりげない優しさで包まれる心地よさ』を体感できる作品だと思います。  原田ワタルを演じた女の子、自然体で大変良かったです。この女の子や監督さんのように、まだまだ世に出ていない才能っていっぱいあるんだろうなと感じます。  ラブストーリーでもなければ、サスペンスでもない。14才の日常を描いただけの作品。でもそんな日常の中に、大なり小なり事件は起こっている。『成績1位と2位のクラスメートの関係』『小学生の心ない意地悪』『塾長とアルバイト学生のいざこざ』『両親の別居』。過剰な演出はほとんどなく、どれも実際にありそうな範囲で描かれます。  だから、逆になぜこの作品を面白いと感じるのか、実際のところ全然わからないのです。でも、見ていて飽きない。なんかずっと見てしまう。なんか、漠然とした心地よさみたいなもんを感じるのです。  心地よさを感じる理由の一つに、情景描写の上手さはあるかもしれないです。情景描写と人物の感情がきれいにリンクしていて、手にとるように人の気持ちがわかってしまう。  もうひとつ、面白かったのが学習塾。学校を取り上げる作品は数あれど、学習塾の様子をこんな細かく映す映画はあんまりない。しかも個別指導塾。『先生が次々変わる』『座席がかぶっている』『保護者が来たらお菓子を隠す』などなど、ディテールが超リアル。監督さんはもしかして個別指導塾で働いたことがあるんじゃ?  ただその結果『私成績下から10番目くらいだった』『原田さんって塾通っているのになんで?』『なんでだろ~ね~』ってとこまでリアルに表現しちゃうと、個別指導塾にとってはなかなか痛い逆プロモーションビデオになっちゃってますね。[DVD(邦画)] 7点(2020-05-10 01:47:14)(良:2票) 《改行有》

84.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》  あー、もう、これははっきりダメなタイプの映画。  まず最初の1時間が驚くほど退屈。どう料理しても面白くなる題材なのに、なぜこんなに退屈にできるのか不思議。オチに乗っかりすぎて、ドラマ性もサスペンス要素もすべてが中途半端になっています。そのうえでオチがこれじゃあ良いところがアン・ハサウェイのお顔しかないです。  それに他の類似作品と比べても、これは途中でオチがわかっちゃう作品。もしかして・・・と思いつつも、そうじゃなきゃいいなあと。でも、空港内のデヴィッド・モースと対決するシーンで確信。  ただ私は、『クレアが乗客。クレアが精神鑑定、カウンセリングを受けている。催眠治療の途中』みたいなもんを想像していたのです。実際には全然違ったわけですが、『現実世界ではない』というのは当たっていたわけです。これ大事。夢オチなんです。そう、夢オチ。私がいっっちばん嫌いなタイプのストーリー。  とりあえず、幽霊のくせに睡眠とるのはやめてほしいものです。  こーゆー作品のニーズって結構あるみたいですね。定期的に見かける気がします。特に『飛行機墜落系』は多い気がする。手に取らないよう気をつけねば・・・・・・!でもどうやって気をつけたら良いのでしょう・・・。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2020-05-07 14:45:02)《改行有》

85.  ハプニング 《ネタバレ》  突然アメリカのある都市で起こる正体不明の集団自殺。別の作品に収録されていた予告にひかれて、見ちゃいました。  劇中で『植物は化学物質を作り出し、それを放出する』という論が出されます。そこから発展させたエリオットの『人数が多いと攻撃される』という論。ここで『犯人は植物説』が主流となり、回避方法として『少人数での行動』が提案されます。ところが、別行動をとっていた女の子の父親は6人くらいの少人数グループであったにも関わらず、自殺しちゃってます。つまり、エリオットの仮説は早い段階で疑わしいものだとわかります。また、終盤1人で自殺したおばあさん。それを目撃したエリオット。自説の間違いを感じ取ります。  最後まで原因はわからずじまい。物語は突然終わりを迎えます。  巷では『やはり植物犯人説』『負の感情説』『間引き説』などいろんな仮説が飛び交ったようです。  個人的には、この作品を見ると『鼠の集団自殺』を思いだします。現在は否定されていますが、鼠は数が増えすぎると、集団自殺をすることがあると考えられていました。これは食料がなくなり種が絶滅することを防ぐためだそうです。自然界ではえてして、『種の保存』のため『個』が犠牲になることが往々にしてあるみたいです。  私が中学生のころ、『地球の人口は52億』で覚えさせられたものですが、いまや70億を超えています。凄いペースです。  劇中、『微積分、微積分・・・』を繰り返しながら電話先で自殺しちゃう女の子。車中で数学教師が出した『1日目10セント、2日目20セント、3日目40セント、・・・さて、1ヶ月後はいくらくらいになるでしょう。答えは1億ドルを超えます。』という問題。これを人口にあてはめるとどうでしょう。  例えば『種の保存』のためのボーダーライン、人類は70億が限界とします。それを突破したとき、自動的に人類は5000万人の集団自殺により、『種の保存』を行います。このとき『個』は失われます。それは生命には自分の命を守る本能があるため、その本能を一時的にシャットダウンする必要があるためです。  まずは大都市からスタートし、大幅な人員削減を行います。その後、人口の少ない田舎で少しずつ数を減らします。目標数を超えたところで、この減少は終わります。もしかすると最後のおばあさんで、69億5000万人になったのかもしれませんね。  そう考えると劇中『大都市から田舎へと範囲を広げている・・・』のヒントには一応合致します。  また、エピローグの3ヶ月後。この間にも地球の人口は増え続け、再び70億人を突破します。アルマの妊娠。これは人口があれからも増え続けてきたことを示唆しているのでは。そして今度はフランスで目標5000万人の集団自殺がスタートします。  [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-05-05 05:33:57)《改行有》

86.  ブラインドネス 《ネタバレ》  パニックもの。いや、シチュエーションスリラー。いや、やっぱパニック。  序盤と終盤のパニックムービーはかなり好み。ただメインがどうも中盤のシチュエーションスリラーっぽい。心理サスペンスみたいな感じのやつ。  閉鎖空間。好転しない状況。この状況からどうオチをつけるのかと思ったら、放火⇒脱出というオチの弱さ。  中盤はフラストレーションがたまるエピソードがてんこ盛り。不衛生な映像が不快感を更に増す。見ているほうも忍耐が必要な時間。なのにその結果がこれじゃあ、ある種の満足感、あるいはカタルシスを感じるには弱すぎます。  映画としては、この中盤の部分がダラダラしていて冗長なイメージ。もう少しコンパクトにまとめられないものか。  また、いくら『感染者』とはいえ、『目が見えない』以外は『普通の人』と変わらない人たちに対する人権無視の扱いがありえなさすぎてついていけません。看護師や医師もつけないとは。しかもフェンスに近づいただけで射殺?警告もなしに射殺?もしこの人たちの目が治ったら大問題ですよ。  『慰めあい』と『独裁政治』の繰り返し。悪い意味で息がつまります。  パニックものとしては合格点だと思います。特に終盤、『みんな目が見えなくなると世界はこーなる』ってのが疑似体験できるのが興味深い。そして希望の見える終わり方。良いと思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-05-03 17:22:20)《改行有》

87.  ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー 《ネタバレ》  ヘルボーイが思っていたより全然強くない。闘い方がパンチと銃じゃ人間と変わらない。それじゃあつまらない。ファイアーマンのリズのほうがよほどかっこいい。  ガス男もいい。黄金軍団とのバトルではその特殊能力を活かして大活躍。そーゆーのが見たい。ヘルボーイは主人公なんだから、ヘルボーイならではの必殺技とか、特別な力とか、そんなのがあるのかと期待しちゃってました。腕力と銃のみ。そればっかりのアクション。そりゃ飽きます。  そんで友達の半漁人。エイブラハムでしたっけ?こいつも見た目のインパクトはかなり良い。こーゆー脇キャラ好きなんで、どーゆー活躍すんのか期待しちゃうんです。『普段おとなしい、そして最初はやられそうになる、でもそっからどんな反撃を見せるんだ?』ってね。なにも反撃しない。いや、まじで彼のバトルにおける見せ場ってひとつもないんです。だったら半漁人である必要なし。  見せ場の順番もなにか違いませんか。  例えば終盤の『VS黄金軍団』。いや、面白いんですよ。でもなんか盛り上がりに欠けるんです。でそっからの、クライマックス『ヘルボーイVSヌアダ王子』の一騎打ち。これが本来一番の見せ場であり、一番盛り上がるべきところなんですが、なんとも地味。なんとも普通すぎるアクション。闇の住人である必要がまったくない。  一番迫力あったのが、中盤の『VS木の精霊』、序盤の『VS歯の妖精』。どちらも違う種類の脅威を見せてくれて大変素晴らしかった。ただ劇中一番盛り上がるところが序盤と中盤でいいのかって話です。  1つ1つのバトルは大変面白いんですが、なんか盛り上がるような構成になっていません。  ついでに言うとストーリーはかなりつまらないですね。  こーゆーのって、悪魔みたいな容姿なのに人間を助けるってのがかっこいいのに、そーゆーシーンが少ない。唯一赤ちゃんを助けるところは個人的にテンション上がるシークエンスだったんですが、賞賛どころか非難を浴びる始末。あの状況で非難する?あまりに一般人が馬鹿すぎて肝心なところでノレない、じれったい作品でした。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-05-01 02:48:01)《改行有》

88.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》  とっても面白い。全然飽きない。マンガチックな設定も個人的に好み。なのに気に入らないところがいっぱいある。どう評価したら良いか大変悩みます。  途中までは良かったんです。『昨日まで普通の冴えない人生送っていたのに、実は凄い才能を秘めていた。それは一流の殺し屋の才能だった』こーゆー中学生男子が妄想しそうなイタイ内容を実現してくれて本当に嬉しい。急に今日から暗殺集団の一員に。なんか憧れちゃうんですよね。こーゆーの。  ところが、この暗殺組織、壊滅しちゃう。悲しい。しかも身内同士で闘うラスト。勝ったところでカタルシスなんか感じるはずもなく・・・。  最初から最後まで、アンチヒーロー誕生の物語で明るくいけば良いじゃん。『毒を以って毒を制す』のノリは好きだから、法をすりぬける極悪人をプロヒットマンたちが華麗に成敗みたいな。このストーリーでいくにしても、倒すのはスローンだけにしてほしかったです。そんでウェスリーとアンジェリーナ姐さんと生き残った組織の人間で新体制の組織運営をやっていくみたいな。  父ちゃんが実は・・・ってのは、残念ながら途中で気付いちゃいます。これはあまり演出が上手いとは言えないので、サプライズとしては失敗かもしれないです。しかもさんざんひっぱっておきながら、父ちゃんがあっさり死んじゃう。これも良くないです。  死ぬのは良いんです。あっさりが良くないのです。  なんかね、前半のお気楽なノリと後半の暗いオチの食べ合わせが妙に悪い作品です。  でも『プロの暗殺集団』ってのは、やっぱ良いですね。ただ『伝説の暗殺集団』らしいですが、この人たちが劇中でやっていることはもはや〝暗〟殺ではないな・・・。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-04-30 03:31:07)(良:1票) 《改行有》

89.  ワールド・オブ・ライズ 《ネタバレ》  ストーリーを理解するのでいっぱいいっぱい。『楽しめなかった』というより『楽しむ余裕もなかった』というのが前半。それぞれの人物の役職、力関係、政治情勢、ってゆーかここはどこやねん、ってのを把握するのにちょっと時間を要します。自分の理解力の無さ、知識不足をつきつけられる1本です。  そもそもハニがヨルダン政府の人間というのにも、しばらくして気付く始末。どーりでぴりぴりしていたわけだ。  ハニ達が泳がせていた囮を、フェリスの上司ホフマンが、勝手に拉致ろーとしたらしい。ハニは激怒。フェリスはとばっちりで国外追放。この辺りからストーリーになんとか喰らいついていった次第です。  それにしてもホフマン。こいつの行動、言動がいちいち不愉快。そしてホフマン自身は本国アメリカの安全な土地で家族団らんを過ごしているわけだから、余計神経を逆撫でされます。まるで最近の、どっかの国の、国民の痛みや苦しみがまるでわかっていない政治家を見ているようです。まあホフマンの描き方はどうも確信犯な気がして、これはアメリカ本国に対する痛烈な批判精神の表れなんでしょーね。  なかなかの長尺で、見終わった後は達成感より徒労感が大きい。少なくとも、映画に娯楽を求めている人向きではないと思うのですが。サスペンスやスパイものが好きな人であっても見る人を選ぶのではないでしょうか。  私自身、ディカプリオとラッセル・クロウの2大共演でなければ、きっと手に取らなかった作品です。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-04-26 22:01:31)《改行有》

90.  ミラーズ(2008) 《ネタバレ》  最初はただのお化け屋敷映画と思って、斜に構えて見ていました。斜に構えて見るのは、怖さを少しだけ抑える効果があります。『ホラーを見たいけど怖いのは苦手』という方は試してみましょう。  中盤くらいから、話が二転三転し始めて、ミステリー性が強くなってきて面白いです。  主人公のベンの妹の殺され方がなかなにショッキング。でもこーゆー気合の入った演出は好きです。鏡の悪魔は関係者以外ノータッチと思っていたので、妹が殺されちゃったのは意外でもあります。でもそれは同時に鏡の悪魔の品格を下げることにもなってしまう。なぜなら、これではただの殺人狂だから。快楽殺人者と変わりません。そーゆーのって、怖くない。  妹を殺された怒りから、ベンが鏡の悪魔と対決する姿勢を見せるのは悪くないです。その分恐怖感は半減してしまいますが、正直ここまで十分怖い思いして、『びびり疲れた』ので、この方向転換はホッとします。  ベンの妻が鏡の悪魔に気付き、ベンが信頼を取り戻すタイミングがベスト。全く好転しない鬱々とした物語に射す一筋の希望。ホラー映画だからこそ、こーゆーちょっとだけ気分がアガる演出が大事だと思います。  最後のオチ。本来であれば好きじゃないのですが、今作はなぜか受け入れられた、というか良かったです。つまり、鏡の悪魔に関わって殺された、死んじゃった人たちは鏡の中に魂が閉じ込められちゃうわけですね。『手形』の数だけ死んだ人の魂が鏡の中に閉じ込められているってことでファイナルアンサー?『手形』の謎が解けてスッキリです。  家族を救うことができた。自分自身は多分瓦礫の下で死んでて魂は鏡に囚われちゃった。ハッピーエンドでもありバッドエンドでもある。絶妙なフィニッシュ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-04-23 00:11:29)(良:1票) 《改行有》

91.  デス・レース(2008) 《ネタバレ》  デス・レースそのものは大変面白い。『リアル殺戮ゲーム』みたいなのが好きなので、このジャンルは多少質が悪くても楽しめます。  この作品も例外ではありません。面白い。ただ、導入部分、これは気になります。もともと『デス・レース2000』のほうは、ありえないくらい馬鹿まっしぐらなところが良かったのです。お気楽な殺戮レースを楽しむというスタンスが好きだったのです。  でもこの作品って、最初に主人公ジェンセンの妻が殺されるところから始まります。しかも理解のある素敵な奥さん。この人が殺された挙句、その罪がジェンセンに着せられる。その半年後の物語なので、ちょっと重い。もちろん、このプロローグがあるから、ストーリー性は出ましたが、この映画にそもそもそんなシリアス設定いるかどうかが疑問です。それに、フランクがそこまで悲しそうにしないので、この設定を大事にしたいのか、したくないのか、よくわからんのです。一応怒ってはいるようなんですけどね。ちょっと怒り方も形式的な感じがして・・・。どうもプロローグの重たい設定に対し、ジェイソン・ステイサムのクールキャラが合っていない気がします。なのに、レースそのものはTVゲームの実写化みたいな馬鹿レース。これじゃあ奥さんは浮かばれないよ。  レースは1レースめが面白い。やっぱ複数のキャラでせめぎあうのが見応えあります。2レースめは所長が準備した戦艦?あれが良くない。ドクロのトラップはいいけどさ。あくまでレーサー同士に戦わせなきゃ。  同じような車ばっかりで、見分けがつきにくいのもマイナスです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-04-22 23:23:59)(良:2票) 《改行有》

92.  ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト 鮮血の美学 《ネタバレ》  タイトルやサブタイトルから、勝手に『ホステル』みたいなもんを想像していましたが、全然違いました。復讐ものですね。  復讐ものは個人的に好きなんですが、このジャンルって前半はちょっと我慢が必要です。例外なく理不尽なので。そして前半が理不尽であればあるほど、後半の復讐にカタルシスを感じられます。  この作品はどうでしょう。前半はほぼ完璧。まずプールでの仲睦まじい母娘のシーン。サラ・パクストンをそこまで美人と思ったことはなかったのですが、このシーンでの、透明感のある美しさは文句のつけようがありません。  インテリで冷静、娘に理解を示す理想的な父親。ちょっと過保護気味だけれど、それだけ娘への愛情が感じられる母親。そんな二人から愛される娘。退屈しちゃうくらいあまりにも平和な家族を描いたことで、その後めちゃくちゃにされる娘の悲劇が際立ちます。お膳立ては完璧だったと言えるでしょう。  ただ1つだけ。マリファナシーンが余計。前半の悲劇は、やはり不可避であることが望ましい。エマとペイジが能動的にマリファナをもらいに行った挙句、モーテルでだらだらと過ごす。これによって二人に対する同情の余地が少し減り、自業自得感が出てきます。エマの品位を落とすようなシナリオにするべきではなかったでしょう。  で、復讐。これもね、悪くはないのですが、ここで『ハラハラドキドキな展開』が必要かどうか。これは『復讐』なんです。作品のテーマから考えれば、犯人達が一方的に、娘にしたよりも、より残虐な方法で制裁を加えてこそ、両親の怒りが伝わってくると思うし、胸もすくってもんです。これじゃあただのサスペンスアクションだよ。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-04-20 16:46:27)《改行有》

93.  ダスク・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》  おそらく低予算であろうことが伝わってくるB級ホラー。  ですがこの作品、低予算ながら、なかなかよくできていらっしゃる。  それに、私の好きな籠城タイプのサバイバルホラー。  犯罪者と被害者という関係性により、自然に籠城せざるを得ないように仕向けたのは上手かったと思います。  もはやアイデアそのものが飽和状態と言っても過言ではないこの手のジャンルの中で、結構オリジナリティあるクリーチャーが登場。最初は『1体』だけか・・・たいしたことないな。と、思っていたのですが、『1体』という数の少なさを、その危険性でカバー。充分にその脅威に恐怖できるクリーチャーでした。『トゲ』が重要になるなんて、こいつか『トゲトゲの実』の能力者くらいです。  このトゲが刺さると、傷口から未知の生命体の細胞が侵入。体内で繁殖、最終的には乗っ取られちゃうわけですね。こいつはぁ危険だぜ。屍体を自在に操ることも可能。主にこの操られている『屍体』がゾンビのように襲いかかってくるわけです。  このシステムに則り、女性の死体を操って何度も入り口に頭をぶつけるシーン。そんな中で、『鍵』やら『ドライバー』やらを捜さないといけないシーンは、何気に一番ドキドキしました。  助けにきた警官を捕食後、警官の遺体の上半身を自分の体とくっつけるシーンは、狂気に満ちていてとっても良い。クリーチャーが動くときの『キシキシ』した感じの擬音語も良い。  難点は、『トゲに操られている手』に襲われるシーン。いくら何でも怖がりすぎ。あれが序盤だったらまだわかりますが、物語も後半で、そんなにびびられてもわざとらしすぎます。手が飛んでくるわけじゃなし、十分対応できるでしょ。  それから、クリーチャーが襲ってくる場面になると、アップが多くなり、カットの切り替えしが早くなるので、そこはもうちょっとじっくり見せてほしいものです。[DVD(字幕)] 6点(2020-04-19 23:28:22)《改行有》

94.  シャッター(2008) 《ネタバレ》  まずがっつり日本が舞台だったことにびっくり。かつてここまで日本を舞台にしたアメリカ産ホラーがあっただろうか。とても新鮮。映画の世界もどんどんグローバル化が進んでいきます。  ストーリーは大変日本的な怪談話。あ、元ネタは他の国なんですね。じめじめした感じの怖さが日本の雰囲気によく合っています。  奥菜恵はちょっとかわいすぎたかもしれないです。あちらの人たちの目に奥菜恵がどう映るのかはわかりませんが、少なくとも日本人は奥菜恵を見て怖いとは思わないんじゃないでしょうか。  終盤、避難先のビジネスホテルに現れるメグミ。少しずつ近づいてきて、ついにベン・ショウの上に…。  いや、わかっているんです。『こいつは幽霊、幽霊なんだ。怖い存在なんだ』と自分に言い聞かせていたのです。ですが、メグミがワンピースをたくし上げるときに、どうしてもドキドキしてしまったのです。  いや、このドキドキは錯覚なのか。これが有名な吊橋効果というやつか・・・!もはや何がなんだか。  でも奥菜恵は頑張っていたと思います。最大限に『怖さ』を表現できていたのではないでしょうか。  また、ただのホラーで終わらせず、少しばかりのミステリーを加味したのは良かったです。真相が明かされると、今度はベン・ショウがどうゆう形で報復されるのかが気になるわけですが、そこはちょっと物足りない演出だったかもしれないですね。  ストーカーはだめだし、レイプはもっとだめ。全員死を以って償いなさいという、やや後味悪めの作品でした。  店員さんが写真を撮るシーンと、体重計のシーンはすばらしい演出でした。これぞ日本の怪談。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-04-19 22:51:35)《改行有》

95.  ブラックサイト 《ネタバレ》  こーゆー猟奇犯罪サスペンス、好きです。この映画は娯楽に徹しています。ハラハラするし、ドキドキもするんですが、割と肩の力抜いて見られるんですよね。そーゆーの好きなんです。これを『適度』と言うのでしょう。  閲覧数が増えれば増えるほど、死の装置が稼動していく仕掛けは見事。こんなアイデアよく思いつくもんです。FBI捜査官が記者会見で『閲覧すればあなたも殺人の共犯です。』と呼びかける。ところが意に反して閲覧者は減るどころか増える一方。そりゃそうでしょ。主人公だって劇中で警告していたじゃん。  ネット社会に潜む危険性を極端な形で映像化。不特定多数の人たちが好き勝手に鑑賞できるネット社会への警鐘。それを説教臭い形ではなく、あくまで娯楽サスペンス、エンターテイメントという形で提供してくれる。こーゆー映画大好きです。  殺しのギミックは『ソウ』っぽくて好き。しかも1人目⇒2人目⇒3人目となるにつれて過激度が増していく演出。よくわかっていらっしゃる。『怖いもの見たさ』という人間心理を上手につついてきます。  更に3人目の犠牲者にグリフィンをもってくることで、『他人事ではないんだよ』という雰囲気が一気に強くなり、緊張感が一層高まります。ここでグリフィンを選ぶのが絶妙ですね。最初の2人が助からないのは明らかだし、主人公の女性捜査官が助かるのも明らか。グリフィンのような生かされても殺されてもおかしくない立ち位置の人間を3人目にチョイスするのは、絶妙な人選だったと思います。  社会性とエンターテイメント性のバランスがとれた良質サスペンスです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-04-18 20:45:30)(良:2票) 《改行有》

96.  ジャンパー 《ネタバレ》  評価低いですね(笑)。まあこの主人公じゃ評価が低くなるのもわかります。  15歳のときは好青年。なのにジャンプの能力に目覚め、大人になったら立派な犯罪者。能力は私利私欲のみに使い、ニュースで水害に苦しんでいる人たちを見ても知らん顔。なかなかのモラルの持ち主です。  でも私は嫌いじゃないなあ。この割り切り具合は好感が持てます。  そして『ジャンプ』という超能力。これが良いですね。難しい説明は一切無し。映像を通してわかりやすく教えてくれます。『自分が触れているものも一緒にジャンプできる』という汎用性の高さと『電気が流れると能力が使えない』という弱点が効果的に働いて、ストーリーやアクションをより面白くしています。  最初のジャンプシーンは本当に興奮します。凍った川って、氷の下は水が流れているのですね。落ちたら最後じゃないですか。で、まさに主人公はその状況に陥るわけですが、そこから奇跡の生還。そのときの初ジャンプ先がなぜか図書館ってのが面白い。ここで一気に物語に引き込まれました。こーゆー『自分だけ人には無い能力を授かる』っていうのに憧れちゃうので、たまらないです。  パラディンという組織が、とにかくジャンパーは危険だと決め付けて殺しにくるという、いまどき少年漫画でも見ないようなシンプルな敵対関係がわかりやすくて良いです。まあなんか『そんな能力を授かって、なんの報いもないと思ったか』ってゆうローランドの言い分が、ちょっとやっかみっぽく聞こえちゃったりはしたんですが。『お前だけずりーぞ。』みたいな。  でもこの作品の一番の問題はミリーでしょう。大人になったミリーより15歳のときのミリーのほうがかわいい。このがっかり感。ここは逆じゃないと!好意を抱いていた女の子は、大人になったらより一層美しく輝いていなきゃ!それが映画ってもんですよ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-04-18 19:57:56)(良:1票) 《改行有》

97.  イーグル・アイ 《ネタバレ》  謎の女の正体・・・。それは・・・!。  よくあるプロットなのに、騙された。  『銀行口座』『電光掲示板』『信号』『配送先』『携帯』『ドアのロック』『無人戦闘機』、小さなものから大きなものまで、なんでもかんでも『乗っ取り』『操作』。『それは無理だろ』っていうのも結構あるけど、その勢いとアイデアが好き。  だから最初から最後まで手に汗握ら・・・ない。なんだろう、手に汗は握らないんですよね。  1つ1つの仕掛けはユーモアに富んでいて面白いのですが、それが一発芸で終わっちゃっている感じがしまして。点と点が結びついて線になり、それがストーリーとしての面白さにつながるというところまでいっていない気がするのです。  それに、追いかけてくるFBIと空軍女性士官、ちょっとジェリーを最初からテロリストと決めつけすぎじゃないですかね。  『アメリカ社会が報復テロの脅威にさらされたのは、現大統領と現政権のせいだ。』といって、テロリスト顔負けのテロ行為を繰り広げる最高頭脳コンピューター『アリア』。そんな矛盾にも気付かないとは、最高頭脳もたいしたことないな。  なーんてことを考えながら、最後まで目が離せなかったのは間違いないですね。  アイデアの映像化という点では成功していますし、無人戦闘機から逃げるアクションは凄い迫力なので、一見の価値はあるかと思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-04-18 04:01:54)(良:3票) 《改行有》

98.  バンテージ・ポイント 《ネタバレ》  20分程度の出来事を、主観を変えることで90分に引き延ばした映画。こーゆー手法はいまや真新しくはありませんが、1つの出来事をいろんな視点で見るってのは、やはり楽しいものです。言わば、この作品は『それだけに特化した作品』とも言えそうです。  アイデア頼みのところがあるこの作品。ストーリそのものの面白さは特筆すべき箇所はありません。  テロリストは普通にテロリスト。デニス・クエイドは見たまんま主人公。裏がありそうな同僚にはやはり裏がある。  こーゆーのって、複数のエピソードから紡ぎだされる『真相』によってもたらされる『驚き』が快感に変わるわけですが、そういった面が、本作ちょっと弱い。  例えば、イケメンの地元警察官がシークレットサービスに射殺されたように見えた映像は、実はテロリストに射殺されたものだった。でもその種明かしをされたところで、『はあ・・』という感想しか出てきません。肝心の種明かしのシーンが驚きや感動につながらないのです。  トーマス・バーンズが2回ほど、映像を見て驚くシーンがあります。ひとつはハンディカメラ。もうひとつはテレビ局の映像。そーゆー演出は良かった。何を見たのか後で教えてくれるだろーから、そーゆーのを期待しながら続きを見ることが出来ます。  『1回目の爆発音、実は本物の大統領がいるビルで起こったもの』という真相も良かったです。  だから悪くはないんですが、今ひとつ決定打に欠ける印象です。ちょっと思わせぶりすぎたのかな。こちらの期待値は上手に上げてくれるんですが、結果がそれに見合わない感じです。  ついでに言うと、良いところでいつも『ふりだし』に戻されちゃうので、途中で飽きがきちゃって若干中だるみする時間があったのもマイナスポイントですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-04-16 03:21:08)《改行有》

99.  ゲスト(2009) 《ネタバレ》  いやいや、そんな馬鹿な、と思いまして、もう1回巻き戻して全部チェックしましたよ。  うおお、確かに誰も話しかけていないし、誰も答えていません。  またしてもひっかかってしまった。  『第6感』以降、この手の作品にはひっかかるまいと気をつけていたのに、またしてもしてやられてしまった。くやしい…。  ただ、はじめからレイチェルは怪しすぎるので、レイチェルはないなと思っていました。  パターン①父親が犯人 パターン②アレックスが犯人  で、レイチェルは良い人で、最後は助けてくれるのだろうと。  でもそーかそーか。そーゆーことですか。  ただ、サプライズは成功していますが、映画としてはどうかな。面白いかな。ちょっとダラダラしすぎじゃないかな。ダラダラした展開を無駄なホラー演出で誤魔化してはいないかな。  もともとわたくし、『夢』とか『幻覚』なんかの電波系スリラーが好きじゃありません。ですのでこの作品が好みでないのは確かです。まあですが『夢』や『幻覚』が必要最低限に抑えられているので、結局は最後まで興味深く鑑賞しちゃったわけです。  ただ映画として面白かったかと問われると…いまひとつかな。[DVD(字幕)] 6点(2020-04-15 04:26:13)《改行有》

100.  チェイサー (2008) 《ネタバレ》  後味悪いなあ・・・。韓国ってこんなんばっか。いや、こーゆー映画を知らず知らずのうちにチョイスしちゃってるだけなのか。  ヨンミンをジュンホが捕まえるまでは、なかなかのスピード感あるハラハラサスペンス。捕まえてからは、なぜかコメディタッチなテイストが増え、ゆるゆるな感じに。そして次第にシリアスなサスペンスへと再びシフトチェンジ。  うーん、緊張感のない『中盤』をはさむことで、『序盤+終盤』とのギャップに余計気持ち悪さを覚える、その効果は否定しません。ですが、無理矢理救いの無い結末に持っていっている感じがして、はっきり言って不快です。  『ミジンは助かって!』って一生懸命願いながら見ていたのに、なんだよこの結末。  警察が、ジュンホが、真剣にミジンを探していたのなら、完璧な捜査のうえでの結末ならまだ許せる。もしヨンミンがレクター博士のような天才犯罪者ならまだ許せる。でも全然違う。  警察だけではありません。ジュンホも馬鹿すぎます。お互いに足を引っ張りまくり。第一、ヨンミンを捕まえ、他人の車に乗っていて、血痕までついていて、殺人の自供までしているにも関わらず、ミジンの居所ひとつ吐かせられない取調べ。とてもプロだとは思えません。映画用に、あえて無能すぎる警察組織を作ったのですか?  ジュンホだってもうちょっと警察に正確に状況を説明すれば済む話。無駄なアウトロー感がイライラさせます。  第一あんなに刑事がいたくせに、釈放されたヨンミンにつける尾行が2人だけってアホですか。そしてヨンミンを尾行していた女刑事がいたはずなのに、ヨンミンは殺害後どうやって売店から姿を消したのさ。  ミジンが売店のおばちゃんに電話を借りて、警察に通報。でも警察は来ない。何故ならパトカーの中で居眠りをしていたから。そんな馬鹿な。犯人にとってのご都合主義にも程があります。  勢いと雰囲気。迫力。暴力描写の容赦の無さはさすがです。ですがこんなに穴だらけなストーリー構成はだめでしょ。  救いようの無い悲劇にしたいのであれば、それ相応の説得力が必要だと思います。[DVD(字幕)] 5点(2020-04-15 02:55:53)(良:2票) 《改行有》

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