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プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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81.  拾った女 反プロパガンダ映画の傑作フィルム・ノワール。 冒頭から一気に引き込まれる見事なファースト・シーン。 短いショットの積み重ねで我々を退屈させてくれない。ストーリーもスリからタレコミ、共産主義のスパイと複雑に絡み合う。 セルマ・リッターに女優賞を贈らなかったハリウッドの何たる見る目の無さよ![DVD(字幕)] 9点(2014-03-23 00:12:17)(良:1票) 《改行有》

82.  その女を殺せ フライシャーの傑作フィルム・ノワール・サスペンス。 証人を護送する列車、だがその列車には証人を消そうとする殺し屋たちが潜む。誰が犯人なのか?その恐怖とスリル。 絶えず横に吸い付くように走る車が不気味だ。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-23 00:07:24)《改行有》

83.  キッスで殺せ! 《ネタバレ》 「Remember Me(私を忘れないで)」だって?忘れたくても忘れらんねえよって傑作。 ロバート・アルドリッチはフィルム・ノワールでも多くの傑作があるが、コレは「何がジェーンに起ったか?」と並んで最高傑作の一つ。 ファースト・シーン、初っ端から路上を走る女。 ワケ有り女を拾って車が走り出すと同時にクレジットがズラズラ画面を上っていく。強烈なオープニングだ。 女の荒い吐息は、まるで性向でよがるような荒さすらある。 ミッキー・スピレインの原作「燃える接吻を」のセックスと暴力を盛り込んだハードボイルドの世界観を、アルドリッチ流の“えげつなさ”で描かれる。 SF的な要素を持ったフィル・ノワールは「アルファビル」や「ブレードランナー」等も該当するだろうか。 とにかくこの映画はよく壊す、よく歌う(クラシック)、よく叫ぶ、よく殴る(後ビンタ)、よく死ぬ。取り合えず酔ったまま運転すんなよ。 ヒッチコックの「汚名」も酔いどれイングリッド・バーグマンがぶっ飛ばしてたな。 「三つ数えろ」張りに女性がウジャウジャ出てくる。ドイツもコイツも謎を秘めて。 女性じゃないけど“va-va-voom(ババブーン)”ことニックのオッチャンも癒し。 そんな女たちを主人公のマイク・ハマーは、常に冷めた眼で見届けていく。 ハマーは「Remember Me」というメッセージだけを頼りに黙々と仕事に取り掛かる。だが、たらしだ。 探偵の武器は銃弾の代わりに鉄拳が飛ぶ。 ポップコーンと鉄拳を3発打ち込む、階段での“追い討ち”は本当えげつない。 地道な調査の影でうごめく暗殺者たち。 次々に“人生から”ノックアウトされていく敵や知人、そしてハマーが追う“ヤバ過ぎる”探し物。 ボクシング場に立ち寄るシーンすら、この映画の鉄拳の飛びようを象徴する。 浜辺でのシーンは「アハハ待てよコイツ~(バキドカ)」という風にしか見えねえ。あーあ手錠にしないから・・・片手で何したんだよハマー。 ベッドでのやり取りは最高だったぜ。だから悲鳴(爆) ところであの“黙秘”のシーンも笑っちまったよ。 終盤の演出は完全にホラー映画というか、SFというかとにかく怖い。そんな場面すら冷めた眼差しで見届けられるハマーは何なんだよ。 ともあれ、衝撃的なクライマックスが拝める映画だった。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-21 18:03:02)《改行有》

84.  天使の顔(1953) プレミンジャーの傑作フィルム・ノワール。 少ない日程の中、強行的な作業と速さで映画を完成させたプレミンジャーの演出が凝縮された1篇。 狂った歯車はどんどん加速する。堕ちるところまで堕ちていく己を冷徹に見続けるロバート・ミッチャムが最高です。 ジーン・シモンズの殺人的な「天使の顔」は卑怯だ。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-21 17:45:55)《改行有》

85.  攻撃 これは、アルドリッチが自らの最高傑作と述べていた作品だ。 個人的には「ロンゲストヤード」や「キッスで殺せ」の方が最高傑作に相応しいと思うが、戦争映画としてはアルドリッチで一番の作品だと俺も思う。 隅々まで反映された反骨精神、本当の敵は襲い来る兵士ではなく、誤った判断によって自軍を破滅に導く愚かな上司だと言う事。 戦争への皮肉と怒りがふんだんに込められた傑作だ。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-21 14:16:45)《改行有》

86.  浪人街(1957) 《ネタバレ》 久々に再見。初代「浪人街 美しき獲物」をベースにした作品。 監督は同じマキノだが、流石にサイレント版と比べると本作は見劣りするかも知れない。人々の仕草のインパクトやクライマックスのキチガイどもが猛烈なスピードで斬り合う迫力は初代が圧倒的。 1957版は藤田進、近衛十四郎、河津清三郎…いずれも中年のどっしりとした感じ。それに振り回される女性陣も何処か熟した様子。緊張の漲りや勢いもかなり欠ける。 だが、河津は初代「浪人街」で凄まじい死闘を演じた一人。彼の若き日と成熟した演技を見比べるだけでも見る価値はあるし、何より本当に火花を散らすような大喧嘩の楽しさといったらないぜ。 冒頭、人々が行き交う街中を上空から捉え、横たわる面、「強い奴 弱い奴…」うんぬんの字幕は初代からあったそうな(冒頭部分は未だ発見されず)、浪人の歌に人々が集まるシーンからすべてが始まる。 撮影はなんたって初代「浪人街」からマキノ、溝口健二の傑作群で実力を振るった三木滋人(三木稔)。この人にかかれば、旗本がいらぬ情けで投げつけた金に抜刀で“返事”をする場面も最高にカッコイイ。 旗本連中だろうが何だろうが喧嘩腰、そんな喧嘩馬鹿がひしめき合う浪人街。 情け駄賃はいらんかと思えば仲裁料は貰って一儲け、酒代を賭けて表で喧嘩、役人も酔いを醒ます勢いで表に飛び出てヘタレを晒す、口喧嘩から刃を交え火花を散らしまくる様子は後の「スターウォーズ」のライトセーバーである(違います)。 こんな馬鹿らしい(褒め言葉)タコ踊りでもやるような殺陣を撮ってしまうのもマキノの遊び心。本気の殺し合いならこんなことはやらない、なんたって彼等の喧嘩は親しい友人になる前の挨拶みたいなもんなのだ。なんせ愛しき喧嘩相手を見つけてくるっと再会するシーンの微笑ましさはどうよ。 藤田進と河津清三郎は黒澤明の「用心棒」でもユニークな存在だった。 何故か太鼓打ち、ダイナミック飲み逃げで「スマン」、役人仕事しろ、ドイツもコイツも酔いどれのろくでなしばかり。 女は畳に拡がる水を拭い、手を震わせ火を消し泣きつく。鞘で膝をグリグリされたってどうしようもなく好きだから、障子は誰かに見せつけるかのように開け放たれている。 娘をナンパする旗本どもをビビらせる高峰秀子の貫禄(1957版オリジナルの登場人物)、隣の部屋に男がいることを承知で着物の帯をとく仕草が色っポイ。 狭い一軒家の影の蠢き、薄暗さが兄妹の悲惨さを際立たせる。 投げ出された刀、部屋から出て行った後の「げんなーい!」の一喝、依頼を受ける代わりにふっかけまくるやり取りにまたもにんまり、“短刀”の行方、「あの娘欲しいから工面して」なんてそりゃぶっ叩かれるww しかし旗本どもも巻き込む喧嘩売りから事態は徐々に変わっていく。 酒で和平と思わぬ決別、人質と死闘の予感・尚も振り回される女たち、突き飛ばし→突き飛ばしへの繋がり。 女たちは鞭を打たれたり、必死に脱走したりしているというのに馬鹿どもは叱られたり酔っぱらって柱に抱き着いたり。 そんな奴らが他人のためにたった一人で殴り込み、罠と解り「俺はいかねえぜ」と言ってたのに駆けつけたり、馬に乗って突撃したり、全軍引き受けて槍をブン奪ってまで戦い抜いたりするんだぜ?この映画の浪人どもは、そういう馬鹿野郎ばっかりなんだ。 燭台は鈍器に、木の陰の葛藤、“表返り”、御用提灯の光が夜道を駆け抜ける酒場、豪快に酒をブチまけ、押し寄せる人々の中に消えていく…。[DVD(邦画)] 9点(2014-03-18 18:22:08)(良:1票) 《改行有》

87.  折れた矢(1950) 「流血の谷」と共にインディアンを友好的に描いた最初の作品。 ちょっと説教臭い場面もあるが、少なくとも「ダンス・ウィズ・ウルブズ」よりは面白いだろう。 [DVD(字幕)] 9点(2014-03-18 18:20:26)《改行有》

88.  ホンドー 「高原の疾走」に並ぶジョン・ファローの傑作。 「ラスト・シューティスト」の冒頭で引用された作品の一つだが、なるほど中々の作品だ。 ジョン・ウェインが荒野から一人でのしのしと現れる場面、インディアンとナイフで決闘に及ぶ場面など見所も多い。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-18 18:19:44)《改行有》

89.  四十挺の拳銃 これは傑作だ。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-18 18:18:16)

90.  赤い矢 サミュエル・フラーによる南北戦争を描いた西部劇。 フラーのキリキリした面白さが輝る傑作である。 クリント・イーストウッドの「アウトロー」にも「赤い矢」に通じる演出が感じられる。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-18 18:17:08)《改行有》

91.  スプリングフィールド銃 「無法の拳銃」と共に語り継がれるべきド・トスの傑作の一つ。 ゲイリー・クーパー主演のスリリングなスパイアクション西部劇で、とにかく無茶苦茶面白い。 [DVD(字幕)] 9点(2014-03-18 18:16:13)《改行有》

92.  ラベンダー・ヒル・モブ イーリング・コメディの傑作「ラベンダー・ヒル・モブ」。 「カインド・ハート」といい「マダムと泥棒」といい、イーリング・コメディに外れなし。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-18 17:48:51)《改行有》

93.  遠い太鼓 《ネタバレ》 西部劇としては異色のアリゾナの密林を突き進む冒険活劇。 案外「インディ・ジョーンズ」の元ネタってコレだったりして。 一見すると単なる娯楽映画にも見えるが、ストーリーで描かれるテーマにはインディアンと白人の対立と和解など無視できない要素が転がっている。 「ダンス・ウィズ・ウルブズ」もインディアンに向き合った作品だったが、「ビッグ・トレイル」や「遠い喇叭」「死の谷」でインディアンを絡めたストーリーは先見性のある内容だ。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-18 17:30:57)《改行有》

94.  マダムと泥棒 ブラック・コメディの傑作。 老婦人を始末しようという内容は残酷だが、全てがシュールな作り込みで面白い。 フランク・キャプラの「毒薬と老嬢」を思い出す。 マダムの真面目に、かつ飄々とした態度に慌てふためく泥棒たちの滑稽さが何とも。 英国紳士の義理人情に溢れた傑作。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-18 17:17:32)《改行有》

95.  勇者の赤いバッヂ ジョン・ヒューストンによる西部劇、そして戦争映画の傑作。 南北戦争の恐怖に苦しめられる兵士の葛藤。ラストシーンの壮絶な突撃も忘れられない。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-18 17:14:22)《改行有》

96.  歴史は女で作られる マンキーウィッツの「イヴの総て」にちょっと雰囲気が似ている。アクション好きには退屈な映画だそうだが、私はとても面白く見させてもらった。 伝説の娼婦ローラ・モンテスの壮絶な生き様を描く。ブルーレイは長らくカットされていた部分がすべて収められ、解りづらかった点も補完されたそうだ。 ブルーレイで蘇る映像の美しさも素晴らしい。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-18 16:41:29)《改行有》

97.  艦長ホレーショ ウォルシュの傑作。この映画のグレゴリー・ペックは良い演技してるぜ。 「マスター・アンド・コマンダー」よりも面白い海洋戦争映画だ。 ホレーショ・ホーンブラワーの航海術・戦略の数々。 欲がなく誠実、と思ったら一風変わったところもある抜け目無い性格。 そんな人柄がグレゴリー・ペックのイメージに合ってるし、頼もしい。そんなホレーショは誰にでも愛される筈だ。 技術的な問題も少なくないが、それでも幌船が砕け散り地獄絵図に変わる場面、そんな状況で必死に指揮を続けるホレーショの勇姿!最高だ。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-18 16:39:33)《改行有》

98.  吸血鬼ドラキュラ 吸血鬼映画というと退屈だったり、ストーリーが破綻したりとロクな作品に巡り会えなかった。 ところがこのテレンス・フィッシャーの傑作は面白かった。 ストーリーは基本的にブラム・ストーカーの原作に沿った形だが、ジョナサン・ハーカーがドラキュラに出会う前にヘルシングに出会っている事、 ヘルシングの教えによって自ら吸血鬼を退治してしまうという大活躍だ。 そのヴァン・ヘルシング教授も眼鏡に老骨どころかバリバリに若い青年。 まるでブラム・ストーカー版のエピローグとも言うべき若さに満ち溢れている。 ピーター・カッシングのキビキビしたエネルギー、クリストファー・リーの不気味な闇を徐々に見せていく様子。 初対面はいかにも吸血鬼というオーラが無い。 何処にでもいそうな平凡な顔何だよな。 ところが「血」を前にするとその恐ろしき本能を剥き出しにしてくる。 見事な演技だ。 気品に溢れた仕草と演技、イギリスを代表する紳士の中の紳士です。 少女もレディもマダムも揃い踏み。 血の演出も過剰じゃないし、程よい血の気。 輸血のシーンや狼狽えるメイドの演技も光る。裏助演女優かも。 グロてすくな描写も極力避けるなど、こんなに上品な吸血鬼映画はトッド・ブラウニングの「ドラキュラ」以来だ。 ゴシックテイストの美しさ、能動的でテンポの良いストーリー。 グラナダTVの「シャーロック・ホームズの冒険」といい、派手さが無い変わりに丁寧で上品な作品作りがイギリスの素晴らしさ。 正しく俺の待ち望んだ「ドラキュラ」だ。 ラストの畳み掛けも凄い。 逃げるドラキュラ、そんな奴にはもれなく十字架のプレゼント(棺桶に)。 馬車は急ぐ! おっさん涙目。 逃げ場の無くなったドラキュラ、挙句にはミナを生き埋めにしようとする。 教授と伯爵の一騎打ち。 燭台のクロスがカッコイイ。 灰燼の中に埋もれる指輪が何とも言えない・・・あっという間の1時間20分。堪能させて貰った。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-17 08:07:44)《改行有》

99.  カビリアの夜 《ネタバレ》 フェデリコ・フェリーニは「道」も良い映画だと思うけど、俺はこの映画の方が希望があって好きだ。何よりファーストシーンから一気に引き込まれた。 川原で走る男女の姿をロングショットで捉えた場面。 男がいきなり女を突き落とし、女のカバンを持って逃げていく。 女は男の名前を怒りと絶望の混じる声で叫ぶ。 それを近くで泳いでいた子供と教師たちが助け出す。 逆さにして水を吐かせ、気付いたかと思うとガバッと起きて再び男の名前を叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ。歩いて走って歩いて。まだ回復しきれていないのか、倒れ込み抱きかかえられる。 これがカビリアの物語のはじまり。 水に濡れた時のすっぴん姿の方がキレイなのに、何で厚化粧をするのやら。 普段は羽織とダボダボのズボンを着てオバサンのように過ごすカビリア。だが本当はズボンをまくりその脚で男を誘惑する夜の女である。 夢見る女性のカビリアは何度男に騙されようと、何度仲間達に馬鹿にされようともめげない。過去の男を“火葬”してはまた果敢に挑んでいくタフな女性。何度泣かされようが諦めねえ。 音楽を聞いただけでつい踊りだしてしまう陽気さ。 人が集まる祭りよりも、男の心を掴めるか掴めないかが彼女にとっての祭りである。 そんな彼女もイケメン俳優に目の前で“仲直り”するシーンを見せられちゃヘコむか。 哀しげな影、影、影。彼にとって、カビリアも可愛がる犬のようなものだったのだろうか。 ヴァンダの姉さんは本当に良い姉さんだ。 教会に行き神にすがるくらいだ。日本で言えば神社のお参りみたいなもんかな。 だが「道」を見た者なら解る通り、神様とやらが助けてくれるワケが無え。 フェリーの映画には手品師や芸人といった観客を愉しませる人間がよく出てくるが、さしずめカビリアは哀しき道化師なのだろうか。 涙でかすんだメイクが、道化師の涙のように滲む。 催眠が、魔法が溶けた瞬間の彼女の視点。 湖の圧倒的な美しさ、その目の前で怪しい眼光を向けて本性を出す人間の醜さ。 俺がカビリアを好きな理由は、何度フラれてもまた「次はモノにしたる」と笑ってみせる表情をしてくれるからだ。とっても元気の貰える映画です。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-17 08:05:12)(良:1票) 《改行有》

100.  バイキング リチャード・フライシャーによる傑作。バイキング映画でも珠玉の1本でしょう。 海戦の迫力やスピーディーな映像で楽しめる。 戦うカーク・ダグラスは何時見てもカッコイイね。 食べ放題の「バイキング」の発祥がこの映画というが、本当かね。ま、面白かったからいいけど。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-17 08:01:13)《改行有》

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