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1001.  日日是好日 画面内でやろうとしていることについて、そのまま一人称ナレーションで「解説」がついて回っているのであるが、この脚本家兼監督は、役者やスタッフをよほど信用していないのだろうか。そのような環境下で仕事をさせられる方が可哀想だ。●主人公についても、周辺の人たちについても、背景もなければ変化もないので、「ただそこにいるだけ」なのです。つまり、茶道のシーンを撮った時点で、制作側の力が尽きてしまっています。●それから、最後の部分を除いても、作中で15年くらいは時間が経過しているはずなんだけど、それが何も表現されていないのは、逆に意図的なんでしょうか?それに何か意味があるの?[CS・衛星(邦画)] 3点(2021-01-07 01:01:23)

1002.  ウエスト・サイド物語(1961) 《ネタバレ》 各登場人物が息もつかせずあれこれ動いてくれるので、退屈せずに見ることはできるのですが、見れば見るほど、ダンスにしてもそれ以外のアクションにしても、「これって、全部舞台上の動きを想定しているのでは?」という印象が拭えない。つまり、舞台ならこんな感じで奥と袖から出てきて、この人はこうハケるんだろうなーとかいうのが、逆にはっきり見えてしまうのです。それに加えて、登場人物の全員が何も考えてない、というかもっというとアホなので、ますますハリボテ感が醸し出されることになってしまいました。唯一頭の働きを感じたのは、「アニタの嘘」くらいでしょうか(結果、さらなる悲劇が起こるわけですが)。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-01-03 00:49:05)

1003.  アデル、ブルーは熱い色 カメラがえらく落ち着かなくて、人がただ喋っているところにこっそり割って入っているような感じなのです。よって、役者の演技を見ているというよりも、隠し撮りフィルムあるいは現場同行映像か何かを見ているような気になってきます。ただそんな中でも、3時間近くをそれほどだれさせずにほぼ一直線に見せ切る静かなテンションの高さは、なかなかかも。[DVD(字幕)] 5点(2020-12-31 00:43:40)

1004.  若草の頃 設定からして、これは明るく楽しいハッピーミュージカル!と期待したのですが、明るく楽しいのではなくて、単にみんながワーワーキャーキャーうるさいだけでした。とりわけ、下2人の妹の鬱陶しさと小生意気さには、画面から消えて二度と出てこないでほしい、と思ったくらいでした。かといって、上2人も、姉ならではの知性とか落ち着きとかがなくて、結局は妹と一緒に騒いでいるだけなのですよね。また、それに対する重し役が期待されるはずの両親にも、人格的な深さが見当たらないので、機能していません。すべてのシーンでこれでもかというくらい詰め込んだ色彩の細かさへのこだわりに4点。[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-12-29 00:39:16)

1005.  おとなの恋には嘘がある 離婚歴ありの恋愛に奥手となっていたヒロインが、パーティーであるオッサンとめぐり会って、しかもそのオッサンは・・・というなかなかそそられる設定なのですが、そこで終わってしまいました。何で面白みがないのかと考えたのですが、結局のところ、導入から展開から終末まで、すべてが主人公に都合良すぎなのです。つまり、監督兼脚本家が、主人公を客観的に動かすのではなく、主人公の中に自ら入り込んでしまっています。これでは説得力が生まれるはずはありません。[DVD(字幕)] 3点(2020-12-28 21:55:54)

1006.  恋にあこがれて in N.Y. 邦題のとおりの駄目内容。モニカ・ポッターがラストシーン以外ちっとも可愛くないのも難点だし、友人モデルたちが頭空っぽなのも少しも笑えない(脳天気と馬鹿は違うよ)。そんな中で露骨な下ネタに走ってしまったりするから、さらに駄目。[DVD(字幕)] 2点(2020-12-28 02:40:46)

1007.  プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ 《ネタバレ》 「1999」でのブレイクと、それに続く「パープル・レイン」「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」は、前衛性と大衆性が奇跡のようにバランスをとっていて、それによってプリンスは世界を制覇したのであった。しかし彼の創作意欲はとどまらず、湧き上がるアイディアを次々にそのままぶち込んだ「パレード」、そしてそれがもっと膨れ上がって2枚組にまでなってしまった「サイン・オブ・ザ・タイムス」は、勢いという点では紛れもなく彼の絶頂期であった(そして、それでも止まらなかった「LOVESEXY」では、ほとんど神の領域ともいうべき自己完結性に至っていた)。●そんなわけで、その絶頂期のパフォーマンスを期待して見たのですが、一番びっくりしたのは、1曲以外すべて「サイン~」からの曲であること。あえてそのような構成でこの映画を作ったことに、いろいろ背景が想像できて楽しい。それから、「サイン~」の曲は、"Housequake"、"Hot Thing"、"It's Gonna Be A Beautiful Night"など、ライブで延々と引っ張って盛り上がれるようなタイプのものが多いんだけど、ここでも見事に曲の個性を生かしている。●ただ、そんな中身を壊し気味なのがカメラと照明で・・・カメラは極端に押すか引くかのどっちかで、ステージパフォーマンスを上手く捉えているとはいい難いし、カットもめまぐるしく変わりすぎ。照明は全体的に暗すぎて、ステージ上の表情や細かいアクションが見えない。●というわけで、さすがはプリンス、と思うのが半分、彼の全盛期はこんなもんじゃなかったはず、と思うのが半分・・・。●再見して+1点。やっぱりステージ上でのこの人、何をやっていても格好良すぎ、隙なさすぎ。そしてそれ以上に、シーラ・Eもまた格好良すぎ。[映画館(字幕)] 7点(2020-12-27 22:07:11)

1008.  バルカン超特急(1938) 《ネタバレ》 最初の30分と後の60分でまるで別のような作品。ホテルのシーンは、もう全体的にグダグダで、というか私はクリケットの2人組が主人公かと(少なくとも後で何か活躍はするのかと)思っていました。列車に乗って謎が開始してからは、一気呵成の勢い。80年以上前にこんな先進的な謎の設定があったのに驚き。オチは「それだけ?」という感じですが、時代を考えて許してあげましょう。●時期的にはヒッチコックイギリス末期の頃で、最後の方で明らかにイギリス人を馬鹿にしまくっているのは、何か思うところがあったのかといろいろ想像してしまう。それと、単純な銃撃戦というのもやってたんですね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-12-26 00:51:36)

1009.  8月のメモワール もう、びっくりするくらいすべてが中途半端。戦争も貧困も人種差別も他の子供との関係も、すべての要素が中途半端。父親の存在も中途半端だし、姉のナレーションで進めながらウェイトは明らかにイライジャに置かれているなど、視点も中途半端。何がしたかった作品なのかさっぱり分からない。登場人物の誰1人として魅力的に見えないのもびっくり。特に、子供連中があれだけ数がいて、ほぼ全員がしつけがなってない餓鬼の大集合であるのは、作品のイメージを大きく落としている。[DVD(字幕)] 3点(2020-12-25 00:49:30)

1010.  男はつらいよ 幸福の青い鳥 《ネタバレ》 今回、谷よしのさんが「登場なし」!(第20作以来、ということになるかな?)●導入部でさくらが「1年以上もご無沙汰じゃない!」と言ってるのも、ネタですね(「キネマの天地」で1回飛ばされている)。●さてマドンナが悦ちゃんなんですが、まあ、絶望的なくらい合っていません。大空小百合の少女時代と全然違うぞ!という以前に、作品世界に合っていません。宴席で抱きついてくる客とか、ガード下で絡んでくるチンピラとか、そこで悦ちゃんの回し蹴り一発で返り討ちKOではないか?などと別の期待をしてしまいます。まあ、そういう無茶なキャスティングのおかげで、「お着物姿で炭坑節を歌う悦ちゃん」という貴重なものも見られたりするわけですが。●せめて、第33作で中原理恵がやったような役だったら、渡瀬恒彦とも上手く反応して面白くなったのではないかと夢想してしまいますが、まあ、そうすると寅さんシリーズではなくなりますね。●長渕剛の画家っていうのもどうにも合ってなくて、素直にミュージシャンの方がよかったんじゃない?ハーモニカのシーンだけ、異様に生き生きしていますよ。●とは言いながらも、例えば悦ちゃんの料理シーンなんかが不自然に多かったりして(「とらやでマドンナが食事の支度を手伝う」というのも珍しいと思う)、これはもしかすると、これが悦ちゃんの最後の映画出演になってそのまま引退することを踏まえたある種のお祝い作品だったのかもしれません。[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-12-24 00:33:55)(良:2票)

1011.  アラスカ魂 《ネタバレ》 ジョン・ウェインが何とか頑張ってアホコメディの主人公を演じようとしているのですけど、これがまたどうやっても合ってないというか・・・この人は、例えば「リオ・ブラボー」の階段コケシーンみたいに、真剣に格好良くやっているときにアホが混じってしまうときの方が、よほど味わい深くて面白いと思いますが。演出も終始グダグダで、最初と最後の集団乱闘シーンなんか、あまりの締まらなさに目を覆いたくなります。ヒロインのお姉ちゃんが出てくるシーンは比較的マシですが、あの弟ビリーとやらのうざったさは何とかならなかったのか。画面上どこまでも邪魔。[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-12-23 00:01:16)

1012.  非行少女ヨーコ タイトルがすべてを物語っているといいますか、とにかく、主人公ヨーコの希望なき怠惰な破綻した生活を追い続ける一品です。ただその中でも、あれこれ手を広げるわけではなく、終始軸足になっているのはずばり「薬」です(といっても麻薬とかそっちの方ではなく、市販薬の過剰摂取か脱法ドラッグっぽいですが)。これはもしかすると、「ドラッグストア・カウボーイ」や「レクイエム・フォー・ドリーム」に遥か先んじて存在した第一級のドラッグ・ムービーかもしれません。ストーリーらしいストーリーはなく、むしろ着地部分などはほぼ滅茶苦茶なのですが、その中でも主演の緑魔子の存在感が作品を支えています。●それから、若き日の石橋蓮司先生のオカマトークが全編にわたって満喫できるという点でも貴重かも・・・。[DVD(邦画)] 6点(2020-12-21 00:34:46)

1013.  スモーク(1995) 《ネタバレ》 最初に見たときは、やたら緩いテンポとシークエンスごとの一様な長さに面食らったのですが、実はその緩さこそがこの作品のミソだったのですね。忙しいばかりのようなNYの一角にもこのような空間が確保されているという描写が新鮮です。ハーヴェイ・カイテルとウィリアム・ハートも、この作品世界にぴたり合っています。●再見して気づいた点。カメラがほとんど動かない。それはそのまま、都会の片隅で街角の人々を見続けてきた主人公の視点そのものでもある。親子対面の哀しくも妙に可笑しい一幕の後、全員で当たり前のようにしれっとピクニックに行っているのが、さらに可笑しい。全体のトーンとして、「わびさび」という言葉がこれほど似合う映画も珍しいと思う。[映画館(字幕)] 7点(2020-12-20 19:31:59)

1014.  モリツリ/南太平洋爆破作戦 《ネタバレ》 イギリスのスパイがドイツの輸送船に乗り込んで作戦実行なんて、いろいろスリリングな期待が高まるところなんですが、何とも盛り上がらなくて・・・。多くは、会議とか策謀というよりもむしろ雑談レベルでボソボソ喋っているだけですし、そもそもスパイものなのに主人公もさしたる能力も発揮していなければドイツ側のガードも相当甘そうなので、危機をかいくぐる醍醐味がありません。途中からユダヤ人女性捕虜に脚光が当たり出していくらか話が動きますが、逆にそれ自体も唐突ですし、その1人に物語が助けられるってどうなのと思ってしまいます。[DVD(字幕)] 4点(2020-12-20 00:13:36)

1015.  ベニシアさんの四季の庭 英国貴族の家に生まれながら放浪の旅に出て、そのうち京都大原の古民家に居を構えたベニシア・スタンリー・スミスさんを捉えたドキュメンタリーです。しかし、ベニシアさんはハーブ研究家ということなのですが、そのハーブのディテールに全然踏み込まれていない。また、それはその他の(家の周りに多種多様に植えられている)植物についても同様です。ひいては、そのような前半生を有しているベニシアさんが、日本の、あるいは京都の何にそこまで魅入られたのかということも明らかになっていません。一方で、夫との関係のドロドロとか子供との関係の苦労とかについては妙に詳しく立ち入られていますが、別にそっちの方はいらないんだけどなあ(それはほかの家族を対象とした場合でも可能だから)。四季折々のいろんな風景は美しく撮られていて、撮影の手間ひまはかけたのだろうとは思いますが、それだけでは足りません。[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-12-19 15:49:36)

1016.  ペインテッド・ヴェール ある貴婦人の過ち 《ネタバレ》 妻の不倫に話が始まり、その後舞台は中国の奥地へ・・・という概要を聞いたら、どんなアジア版「愛と哀しみの果て」みたいな壮大な世界が?と期待するのですが、まったくそんなことはありませんでした。まず、導入部の描写自体が観念的で説明的で、ただ筋を追っただけ、になってしまっています。場所が中国へ移動してからは、ひたすら「この疫病にどう立ち向かうか」だけであって、最初の設定はどこかに行っている。しかも、そのように妻に不倫される地道な純朴男に、エドワード・ノートンがまったく合っていません。売り文句では愛と背徳のメロドラマみたいになっていますが、これはメロドラマとは言わんでしょ。[DVD(字幕)] 3点(2020-12-18 23:24:12)

1017.  男はつらいよ 柴又より愛をこめて 《ネタバレ》 確かこれ当時は、「恋愛指南や相談相手役が続いていた寅さんが、久々に自ら恋患い!」みたいな売り出し方をされていたと思いますが、改めて見てみても、何か消化不良感が残るのですね。それは、栗原小巻が落ち着きすぎていてどうも寅さんとかみ合っておらず(これは第4作もそうでしたが)、したがって寅さんがボルテージを上げるきっかけに乏しいということ以上に、そもそも作品世界の設定が単純に二十四の瞳に寄りかかりすぎというのが大きいと思う。それを揺さぶろうとしてあけみのフューチャー度を高めたのでしょうが、どうもこのあけみというキャラ、出番が増えれば増えるほど、わがままでがさつな部分ばかりが目についてしまう。田中隆三との別れのシーンなどは、最小限の言葉でいろいろな想いを表現していて、良かったんだけど。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-12-17 02:07:37)

1018.  球形の荒野 《ネタバレ》 遠い昔にこの世からいなくなったはずの父の筆跡を、旅先の寺の芳名帳で発見・・・という実に魅力的な導入なのですが、魅力的だったのは導入部だけでした。何の工夫もなく説明台詞が重ねられ、しかもそれによって別に謎が深まるわけでもなければ、逆に何かが解明されるわけでもない。中盤では芦田伸介が盛大に登場しまくってネタバレしまくる。最後は何の心理的な綾もなく主人公と対面して終わり。いやいや、これでどこを見ろと。[DVD(邦画)] 3点(2020-12-15 02:42:47)

1019.  天国は待ってくれる(1943) 《ネタバレ》 導入部からして、主人公のあれこれの女性遍歴が語られるのだろうと思っていたら、案に相違して、夫婦讃歌の王道大河ストーリーでした。駆け落ちが2回あるというのもなかなかのギャグなのですが、その2回目の駆け落ちの際、もう駄目と思わせておいて妻の心が変容する部分の脚本が秀逸です。最後、美人の看護婦が部屋に入った後を見せないのもいい余韻があって、その後主人公は閻魔大王に適当なことを言っていますが、実はほかにもいろいろ合ったんじゃないの?とか想像する余地もあったりして。ただ、全体的には、構成がかっちりまとまりすぎていて、むしろ観念的になっているような気もするので、よくできているとは思っても、突き抜け感には不足しているように感じました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-14 01:49:30)

1020.  砂漠の鬼将軍 《ネタバレ》 いろいろエピソードのありそうな人なのに、90分前後でどうやってまとめるんだろう・・・と思っていたら、冒頭で、「イギリス人捕虜が後に関係者をたどって判明しました」という視点を手際よく提示(結局、本人に会ったのは一瞬だけ、というのも逆にドラマチック)。この構成が巧妙で、それに続く本編の焦点を絞ることに成功しています。その後も、何が起こっても各登場人物は慌てず騒がず、常に冷静に事を運んでいますし、それが作品の気品と節度を保っています。しかし何といっても白眉なのは、階段を上がってくる夫の気配だけですべてを察知し、いざそれを悟っても涙の一滴も流さないジェシカ・タンディだと思う。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-13 01:29:37)(良:1票)

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