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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1041.  花の生涯 梅蘭芳 《ネタバレ》 前後半(梅蘭芳を演じる俳優が変わる)でガラリと作風が変わります。まずは前半に描かれた京劇の世界の華やかさと厳しさは非常に見応えがありました。梅蘭芳の青年時代を演じる俳優の京劇の舞台での美しさ、普段の姿のはかなげな姿、この俳優の美しさ、存在感が印象に残ります。 前半のクライマックスである師弟対決では敗れ去ることになる師の描写が見事。客に物を投げつけられ罵声を浴びせられ、誰もいなくなった客席に向かって渾身の演技を披露する師の姿、弟子に対し最後の教えを説く師の姿に京劇役者の誇りが見事に描かれていました。 そして後半。前半はたっぷりと美しい京劇の舞台を見せてくれたのと比較すると後半は京劇の描写がほとんど無く、京劇の魅力自体はほとんど描かれていない。ドラマチックな展開も無く淡々と大人になってからの実在した京劇スターの知られざる苦悩を描いた伝記となっていますが、描かれる様々な出来事それぞれが薄味で淡白になってしまっている感があります。 後半に梅蘭芳を演じるのはレオン・ライ。前半の青年時代の俳優と比較すると華は無いですが、これは実在した京劇のスターの伝記であり梅蘭芳という成功と名声を手にした京劇スターの知られざる苦悩や孤独感を演じたその姿からはレオン・ライの持ち味が十分に発揮されています。 本作は梅蘭芳の伝記であると共に彼に魅せられた男の物語でもあるのですが、その男を演じたスン・ホンレイの存在感と好演も見逃せません。特に後半は“覇王別姫再び!”と思って見る映画ではなく、チェン・カイコー監督が「覇王別姫」とは全く別の視点で実在した京劇スター、梅蘭芳という一人の人間を見つめた映画となっています。[DVD(字幕)] 7点(2010-07-04 19:05:33)《改行有》

1042.  アウトサイダー(1983) この頃はYAスターが続々とブレイクしていい青春映画がいっぱいありましたね。本作は話は大したことはないけど登場する若者達の苦悩、心の痛みなんかがすごくよく伝わってくる映画です。ブラット・パックなんて呼ばれて一世を風靡しましたが、最近ではあまりお姿を見かけない人もいっぱい出ています。主題歌“ステイ・ゴールド”(名曲!)の歌詞のように無常にも時が経つのは早いものです。皆さんお変わりなくお元気でしょうか・・・? でも、確かにみんなこの頃は輝いていたました。不思議と青春映画ってやつは映画の中の奴らと同世代の頃より何故かオジサンの年齢になって観直した方がグッとくるものがあるんですよね。[DVD(字幕)] 7点(2010-06-27 19:02:38)

1043.  俺たちに明日はない 実はあまり好きな映画ではないのですが、何度も見ている映画です。本作でスターに駆け上がったフェイ・ダナウェイがあまりにも魅力的だし、ボニーとクライドを演じたフェイとウォーレンの二人は勿論のこと脇を固めたジーン・ハックマンの存在も効いています。この新人女優をアーサー・ペン監督がいかに惚れ込んだかは冒頭のフェイ・ダナウェイを見ればよ~く分かりますね。やはりあまりにも有名なラストシーン(蜂の巣にされる直前に二人の顔を一瞬アップで捉えるのですが、この一瞬で見せる二人の表情が印象的です。)は初めて観た時は衝撃だったし、リアルタイムで本作を見た人達にとってはもっと衝撃的だったことでしょう。[DVD(字幕)] 7点(2010-06-23 22:20:21)

1044.  ユナイテッド93 非常に恐ろしく悲しみに満ちた映画でした。緊張感と焦燥感に包まれる管制センター、そして絶望の機内。過剰な演出を抑えながらも非常に力強さのある演出だったと思います。観る前からユナイテッド93便とその乗員乗客の運命は分かっていただけに覚悟はしていましたが、鑑賞後はどうしようもない悲しみが心を覆う映画でした。[DVD(吹替)] 7点(2010-06-07 21:45:05)

1045.  ボビー 《ネタバレ》 いわゆるグランドホテル方式でRFK暗殺の舞台となったアンバサダーホテルに集う様々な人間模様を描くことでベトナム戦争、東西冷戦、キング牧師暗殺、増加するヒスパニック系移民や人種問題など当時の世界とアメリカを浮き彫りにしつつ、RFKの実像は敢えて描かず彼がいかに当時のアメリカ市民の希望であり、その死がいかに彼らにとって悲劇であったかを描き出す構成はお見事でした。 JFK亡き後大統領選挙に立ち上がるRFKの実像とたたかいを描いた人間ドラマだと思っていたので肩透かしをくった感もありましたが、これはこれで見ごたえ感たっぷりの豪華キャストの使い方もRFK登場の場面は当時の実際の映像を挿入する構成などもよく出来ており、監督がエミリオ・エステベスだと知って驚きましたが、彼の監督としての次回作にも期待したくなる映画でした。 [DVD(字幕)] 7点(2010-05-21 21:33:17)《改行有》

1046.  クリーン (2004) この作品で2004年のカンヌで主演女優賞に輝いた(見れば納得!)マギー・チャンの素晴らしい演技を堪能しました。一人の女性の孤独感、意志の強さ、そして弱さを自然体で、その表情で見せる彼女の様々な感情が痛いほど伝わってきます。 荒んだ毎日を過ごしていた女性が離れて暮らす息子とやりなおすため、まさにタイトル通り彼女がクリーンになって人生を再出発するためにもがき、奮闘する物語。出番は多くないですが話の節目で実に静かで味わい深い演技を披露したニック・ノルティの存在感も見逃せません。地味な映画ですが人間を描く視線がとてもあたたかくて優く、この2人の演技が本当に素晴らしく見ごたえ十分でした。 これは2004年の作品。日本では昨年やっと公開されました。一般的には全く話題にならず小さな映画館でひっそりと公開され、あっという間に2週間程度の公開期間が終わってしまった。結局見に行けなかった。期待通りいい映画でしたが公開まで5年もかかり、やっと公開されてもあっという間に終わってしまうのが残念でなりません。[DVD(字幕)] 7点(2010-05-11 21:28:44)《改行有》

1047.  月の輝く夜に 普通のアメリカン・ラブコメかと思って見始めたのですが、恋愛に絡む当人同士だけじゃなく、家族の絆やイタリア系の絆の深さやその気質なんかも上手く織り交ぜられたいい意味で大らかさがあって、温かみのある人間ドラマでした。ドロドロした方向に行ってもおかしくなかった本作の人間模様を短い時間で上手くハッピーエンドにまとめ切った家族が揃った朝食のラストシーンがお見事でした。[DVD(字幕)] 7点(2010-05-05 21:13:55)

1048.  川の流れに草は青々 80年代のホウ・シャオシェンの映画には瑞々しい魅力があふれている。本作もそれを冒頭から感じる事が出来る。今の日本から見ても懐かしさを感じさせる田舎町の風景、優しさを感じさせる音楽と自然光の温かみと柔らかさ。何気ない冒頭の風景描写から画面に釘付けにさせられるのです。 「童年往時」や「恋恋風塵」といった80年代の傑作群でも感じる事ですが、音楽と台詞の無いシーンの使い方が実に上手い。映画ではなく本当に台湾のどこかの田舎町の風景を切り取ったかのような何気ない日常に、俳優ではなくそこで遊んでいる子ども達やそこで暮らす人々を捉えたような表情には演技を感じさせない、いい生活感がある。 例えば頻繁に登場する川や教室でのシーン。河原で戯れる子ども達や教室の隅に座っている台詞の無い子ども達に至るまで表情が実に生き生きとしている。全ての子ども達に語りかけるように演技指導をしているホウ・シャオシェンの姿が目に浮かぶようです。そんな中彼が描くのは子供の頃、若い頃といった人生の大切な一時期の日常とその等身大の姿。それは彼のその頃の思い出の風景なのか。ゆったりとした気分で楽しむことが出来る映画です。[DVD(字幕)] 7点(2010-05-03 13:22:31)《改行有》

1049.  ファミリービジネス 《ネタバレ》 全然親子に見えないけどまずは祖父と父がいい。このジェシーとヴィトーの二人の人物像とショーン・コネリー、ダスティン・ホフマンの二人の名優の風貌や持ち味が実によく合っています。確かな演技力を持つこの二人の掛け合いは見応え十分です。親子3代それぞれが演じる役の人物設定がよくできており、それぞれに共感できる部分がある。特に家族を愛するという点では共通するが息子、孫の価値観の形成、生き方に多大な影響を与えてきた祖父ジェシーの魅力ある人物設定と演じたショーン・コネリーの演技が素晴らしいです。これまでの人生で一番楽しかったのが息子も孫も盗みであるという結論が残念ではありますが。そしてジェシーという人間がよく表れているラストの葬儀が良かった。この街で生涯をすごしたジェシーとのお別れに訪れた入り切れないほどの人々に混じり、恐らくはジェシーが大変お世話になったのであろう、大勢の制服の警察官がいたのが良かった。彼らもまた、手を焼かせられたけどジェシーの事が憎めなかったのでしょう。そんな参列者が皆で歌う“danny boy”がいい。ジェシーを見送る歌として見事な選曲でした。[DVD(字幕)] 7点(2010-04-29 18:26:51)(良:1票)

1050.  フラガール 「シムソンズ」や「スウィングガールズ」等の田舎町の女子の青春ドラマ(結構好きなんです)と同じような作品かと思って見たのですが、町の事情、時代背景など彼女達の背後にある非常に重い社会問題を含んだドラマでした。松雪泰子演じる先生の借金に関する事など詰め込み過ぎに感じられる部分もありましたが、なかなか変われない町の人々と閉塞感に包まれた町の中で懸命に前を向いて生きていこうとするフラガール達の姿がとても美しかった。そしてこの種の映画のお約束、ラストの集大成のシーンは本当に素晴らしかったしステージでフラガール達の流した涙もとても美しかったです。[DVD(邦画)] 7点(2010-04-26 23:07:30)

1051.  トッツィー 《ネタバレ》 有名な作品なので見る人はストーリーまで知らなくともダスティン・ホフマンが女装する映画だという予備知識がある人が多いと思います。そうなると初めて観る者のダスティンの女装(見た目も演技も)に対するハードルが高くなるわけですが、その高いハードルを軽々と飛び越えていくダスティンの演技も見た目も見事な女装ぶりでした。そんな女装ダスティンを中心に繰り広げられるドタバタコメディだと思っていました。ですが仕事のため、カネのために割り切って女装したはずの男が仕事のパートナーの女と女として接するうちに女性の気持ちというものを理解し、その女は女装した男から女としての影響を受けるというこの二人を中心に取り囲む者それぞれの人間模様、相関図もシンプルでいてよく練られており、かつ誰とでも気軽に楽しめる優しさのある人間ドラマです。なかなかシブい顔ぶれが揃った男優陣がいい味を出しています。そしてやっぱり素晴らしい、主題歌をはじめデイヴ・グルーシンのポップで優しさを感じさせる音楽がこのコメディタッチの軽妙な語り口の人間ドラマと見事に調和しています。[DVD(字幕)] 7点(2010-04-22 21:15:14)(良:1票)

1052.  追憶(1973) 《ネタバレ》 昨日の午後仕事でお客さんと一緒に入った喫茶店で“the way we were”がかかっていた。無性にこの映画が観たくてたまらなくなり借りてきて本当に久しぶりに観ました。 学生の頃深夜にTVで観た。あまり好きにはなれなかったのを覚えている。あのカッコいいレッドフォードがどうもカッコ良くない。バーブラ・ストライザンド演じるケイティも好きになれなかった。しかし、今観直すとそれも含めていいのだと思ったし十分感情移入して観る事が出来た。二人の人生を時には駆け足で見せる場面もありますが、雑になる事無く、いつの時代も実に丁寧に作られています。 互いに愛し合っていながら一緒に生きていく事が出来ない。そんな二人の思いを感じさせるラストシーンが素晴らしい。「奥さんを連れて遊びにいらっしゃい」「そうはいかん」そして身を寄せ合い、別れ行く。精一杯強がるケイティとそれを理解した上でのハベルの二人の姿があまりにも切なく、そこにあの主題歌が重なる。人生とは時には甘くもあるが時には何と切なくほろ苦いものか。確かに中盤のケイティの人物描写は観ていて疲れる部分もあるし政治的要素がもう少し控え目でも良かったかな、とも思いますが終盤からラストの見事な流れにそんな感想も忘れさせてくれます。そして「追憶」という邦題が見事だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2010-04-08 14:29:31)(良:2票) 《改行有》

1053.  ニノチカ 《ネタバレ》 資本主義と共産主義の対比を難しく考えさせることなく非常にシンプルに解り易くした事が本作にとっては余計な事を考えずに楽しめるという意味では良かったと思うし、所々でビシッと印象に残るいい台詞が挿入される脚本は顔触れを見ると流石と思わされます。ニノチカが3人組の前に初めて登場して暫くはまさにイメージ通りのグレタ・ガルボ。その伝説の大女優グレタ・ガルボの表情に変化が生じていく様子と、同時にバリバリに共産主義で固めたニノチカの心に変化が生じていく様子を同時進行で見せる。序盤からいい味を出していた3人組が中盤にその存在感が薄れてしまうのが残念ですが、帰国後のニノチカと再会した3人組の楽しそうな夕食と祖国にある息苦しさを感じさせる場面がいいですね。「思い出までは検閲できない」という台詞が特に心に残りました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-06 20:48:06)

1054.  世界の始まりへの旅 《ネタバレ》 イタリアの名優マストロヤンニの遺作。演じる役はポルトガルの老いた映画監督、マノエル。これはマノエル・デ・オリヴェイラ監督の分身というべき役。マノエルは3人の男女と車に乗り込み、記憶を辿り人が自らのルーツを辿っていく旅に出る。旅の先々で幼少の頃、若い頃を振り返っていくマストロヤンニの非常に静かな演技が味わい深い。訪れる思い出の場所は今では朽ち果てた廃墟となり走る車の前に広がってくる景色が映し出される事は無く、カメラはリアウィンドウから後方に遠ざかっていく景色を捉え続ける。遠くに過ぎ去った過去を振り返る旅であるとともにこの旅の目的地はマノエルの同行者のフランスで暮らす男が初めて訪れる彼の父の故郷。今の自分が存在する始まりの地。これはまさに自らの世界の始まりの地への旅。そしてオリヴェイラ監督の平和への祈りや、老いや死を意識させる台詞が随所に登場する。オリヴェイラ監督、この時89歳。しかしオリヴェイラ監督は2009年にも映画を撮っているようですし100歳を超えた今なお現役。まだまだ現役で映画を撮り続けて欲しい。[DVD(字幕)] 7点(2010-04-01 19:16:25)

1055.  ショウほど素敵な商売はない 《ネタバレ》 芸の素晴らしさ、家族の素晴らしさ、人生の素晴らしさ。いつもいい時ばかりじゃないけれど、この作品の主人公であるドナヒュー一家の成長の過程を見事な歌とダンスに乗せて見せてくれるとても楽しいミュージカルです。ドナルド・オコナーの持つ雰囲気と表情が本作でも実にいいです。この人が登場するだけでそのシーンがパッと明るくなります。勿論本作でも素晴らしいダンスを披露してくれます。特に夜の噴水のある公園でのダンスは見事でした。一方で本作のもう一つの看板であるマリリンの扱いがちょっと中途半端に感じられた点だけが残念。家族が離れ離れになる時期もあったけど、最後はきっちりドナヒュー5人組、いや、マリリンを入れて6人組になっての大団円に鑑賞後は実に幸せな気分。中盤のマリリンとドナルドの会話「舞台には悪役がつきものよ」「必要無い。明るくいこう!」やっぱりミュージカルはこうあって欲しいですね。[DVD(字幕)] 7点(2010-03-20 13:13:15)

1056.  恋するベーカリー メリル・ストリープとスティーブ・マーティン。僕が大好きな2人の組み合せ。この二人が主演と思っていたのですが、本作は何と言ってもアレック・ボールドウィンですよ!彼のメリルを見つめるギラギラした目とワイルドにも程がある強烈なヌード姿が目に焼き付いて離れなくて困っています・・・。彼がメリルの前に現れる度に可笑しくて仕方が無かったし、いつの間にトホホなメタボリックおじさんがすっかり似合うようになってしまいましたね。近年のメリルは自分の役を実に楽しそうに演じています。とてもいい年齢の重ね方をされていますね。スティーブ・マーティンはかなり抑え気味でお笑い担当もアレックに全部オイシイ所を持っていかれましたが、可笑しさと温かみを感じさせてくれる人物像を上手く演じていたし、特にハッパでラリっているシーンではスティーブ・マーティン芸をしっかり味わえます。3人の子供達と長女の婚約者も魅力的で、特に一人訳アリの事情を察知してしまった婚約者のコミカルな存在も重要な役割を果たしていました。笑わせて欲しいと思って観た映画。話の内容や描き方はタイトルや想像と反し、好きになれない部分もありましたが、しっかり笑わせてもらえた映画でした。[映画館(字幕)] 7点(2010-02-23 21:06:37)(良:1票)

1057.  34丁目の奇跡(1994) 季節に関係なく思い出したように観たくなる映画ですが、やはりクリスマスに観たい映画ですね。家族揃って楽しめる映画ではありますが、裁判のくだりは子ども達には見せたくないかな。小さな子ども達にはサンタさんがいるとかいないとか、そんな事は疑問や議論の対象にすらしてほしくないと思うのです。何と言ってもRアッテンボローのサンタさんが良いいですねえ。「人生は悲痛なもの。だけど夢があれば救われる」という台詞がとても気に入っています。それにしても彼は一体何者だったのでしょうか・・・?なんて事はこの作品にとってはどうでもいいことなのでしょう。彼はサンタさんだった。それでいいんですよね。[DVD(字幕)] 7点(2010-02-17 23:05:06)

1058.  刑事コロンボ/逆転の構図<TVM> 《ネタバレ》 コロンボのファンならみんな大好き、ポンコツカーとヨレヨレコート・ネタをたっぷり味わえる一本。この2点セットがこれほど見事なまでにバッチリ似合う俳優はピーター・フォークしかいませんよね。教会のシスターや教習所の先生とのコントといった笑いドコロも満載となっています。 特に教会の救済所でシスターに「ようこそ兄弟。お腹が空いているのですね」「そのコートはいくらなんでも・・・」のコントには笑わせてもらいました。それにしても警部、救済所でメシ食ってる姿はいくらなんでも似合いすぎでしょう。まあ、これもピーター・フォークという名優の妙技ですね。 このシリーズの犯人は中にはそれではとても警部に太刀打ち出来ませんよ、というお粗末な者もいますが今回の犯人である写真家のポールが仕掛けた空き家、写真、ムショ帰りの男、モーテルからの脅迫電話などのトリックの数々はよく出来ていたのではないかと思います。その反面ラストの警部が仕掛けはかなり強引な賭けだったように思いますが、完璧だったはずの計画の小さな矛盾点を少しずつ追及していく警部とポールの対決はなかなか見応えがあり、犯人役のディック・ヴァン・ダイクも見事でした。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-02-07 11:53:46)(良:1票) 《改行有》

1059.  くたばれ!ヤンキース 昔からMLBが大好きなのですが、アンチ・ヤンキースのワタシにはタイトルからたまらない映画でございます。TVでぼやきながら野球を見る偏屈そうなじいさんが“Damn Yankees・・・”と呟く冒頭から最高です。 贔屓のチームのためなら悪魔に魂を売ってでも強くしたい。野球好きにはそんな気持ちがよ~く分かります。100年を超える伝統があり、アメリカで愛され続けたMLB。人々の心をウキウキさせる野球に、心躍るミュージカル。「私を野球につれてって」もそうなのですが、意外なようでこれは実は相性ピッタリの組み合わせなのかもしれません。 特にセネタースの面々が揃っての歌とダンスと野球の場面は楽しさいっぱいです。野球以外の所はちょっと長さを感じる部分もありますが、それでもやっぱりスタンリー・ドーネン監督の映画は楽しいですね。[DVD(字幕)] 7点(2010-02-06 15:21:34)《改行有》

1060.  マグノリアの花たち 世代も性格も価値観も違う女性たちの友情と、サリー・フィールドとジュリア・ロバーツの母と娘が互いを思う気持ちと2人それぞれがわが子を思う母親としての気持ちが心に染み入る映画でした。温かくて優しくユーモアにあふれ、特にお葬式の後に彼女達が口論になり、そして笑い合う姿が特に強く心に残ります。よくぞこれだけの顔触れが揃った豪華な女優陣それぞれの持ち味がよく出ていて、男が目立たない映画ですがお父さんのいい味も見逃せない。そんな人々が暮らす小さな町の描写に、優しさを感じさせる控えめな音楽が作品にとても良く合っていました。[DVD(字幕)] 7点(2010-02-06 15:11:59)

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