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コメント数 1987
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1141.  写楽 《ネタバレ》 錚々たる顔ぶれの伝説の絵師たち。歌麿、滝沢馬琴、鶴屋南北、北斎そして写楽。でも歌麿はあんなに女郎通いでは絵が破たんしてしまうんじゃないか?と素朴な疑問。蔦屋重三郎の神視線の商売にも疑問。観ていて絵描きのシビアさが描かれることもなく、ただ彼らの群像劇に終わったのが残念。絵師たちのお互いの切磋琢磨ぶりを映画にしてもらいたかった。残念。でも映画そのものは映画職人の手による丁寧な創り。自分らの職人魂から浮世絵師たちの創造の源を想像して、丹念に映画創りをして欲しかった。こんなだらしない人たちにあれほどの絵のきれいな線は描けないでしょう。絵描きって放蕩のイメージがあるのかな?でもそれは置いとくと映画としては見所が多く、特に旅芸者たちの踊りのカッコよさにしびれた。通りで見せるパフォーマンスはカッコいい、むしろ自分だったらそういうのを絵にした浮世絵が欲しいなぁ。[ビデオ(邦画)] 7点(2017-06-04 12:29:56)

1142.  笑う蛙 《ネタバレ》 大人のコメディ。最後、「風」になっていく男の話。大塚寧々がほのかに色っぽくて、自業自得とはいえ長塚京三の惨めっぷりがどこか愛らしくて、笑える。何も用事のない週末の夜などに酒を飲みながら観るには、持って来いの邦画。[ビデオ(邦画)] 7点(2017-05-28 11:38:51)

1143.  セトウツミ 《ネタバレ》 二人の高校生のいつもの場所でのいつもの会話という、それだけの話で映画を一本創っちゃうなんて、面白い。会話のテンポも二人のやり取りも絶妙!Hシーンの多い映画に起用されているイメージが自分の中で強い池松壮亮くんが、この映画では根拠のない自信で満ち溢れたユニークなキャラクターをいい味出して演じてる。この映画での妙に落ち着いてるお坊ちゃん高校生から発する独特のオーラが、池松くんにピッタリだった。[DVD(邦画)] 7点(2017-05-20 17:40:55)

1144.  わすれな歌 《ネタバレ》 微笑みの国、タイですら、ここまで人生が過酷とは・・。やはり未熟な経済システムの下では、芸能事務所はこんなにヤクザなものになってしまうんだろうなぁ。痛い映画だった。[DVD(字幕)] 7点(2017-05-03 00:19:05)

1145.  不思議惑星キン・ザ・ザ 《ネタバレ》 一見、失笑物の映画である。がしかし、これはロシアという国を考えるうえで重要な映画かもしれない。長い映画だったが、こんな状況の中で、どう生き残るか?とばかり自分は考えていた。でもロシア人は(極寒のシベリアのような土地ですら)とにかく情を大事にすれば、道が開けることもあるかもしれないという哲学があるんじゃないのか?自分だけ助かろうという気持ちは本当にないのだ。ただただ出会った人種(異星人でも)に対して、丁寧に義理を尽くして生きていくうちに道が開けるのを身をもって知っているんじゃないのか?アメリカ映画とは、また違うテイストだ。国際関係を考える上でヒントになるような映画だった。日本にいて平和ボケの自分は、劇中何度も地球に帰れるチャンスがあるのに、仲間(?)のことを考えて、それを棒にふる主人公たちに対して、恥ずかしながら「い~じゃん、あんな連中ほっといて」と何度も考えた。でも主人公たちはそうしない。ただいつでも人として大切なものを失うことなく誇りを持って生きていき、そしてあきらめる中ででも前向きに頭を使って幸せをつかんでいく。この大陸的な人間の大らかさに、ちょっと自分のセコさを恥じた。[DVD(字幕)] 7点(2017-04-30 00:18:37)

1146.  山河ノスタルジア 《ネタバレ》 中国映画で近未来を描いた映画は初めて観た。鬼才ジャジャンクーならではだ。経済成長で伸びていく中国。変わっていく中国を、静かに映画に落とし込んできた監督は、今度は過去・現在・未来を描くことで、中国が失っていくものを描いた。ダンスが象徴するかのように、自由主義の文化に喜び、身を任せた若者たちは、我々日本人も既に経験済みのアイデンティティの危機を、逃れることもできずに経験し、主人公たちの家族は崩壊していく。そして舞台は未来の国外での中国人居住区。主人公たちの子どもが自分のアイデンティティを探し求めていく様を描いている。そして最後はまた冒頭のダンスを老いた、かつての若者であった主人公の女性が躍るとこで終わる。何やら希望などないラストだ。中国国内も今の繁栄に疑問を抱く人々もいるようだ。[DVD(字幕)] 7点(2017-04-22 17:51:50)

1147.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 旅客機が無事着水、死亡者ゼロなどという偉業をなしとげてしまうのは、やはり大リーグのプレイなんかを見ていると、納得感があるから不思議だ。アメリカという国は問題も多いが、仕事に就いている人たちは大リーグ並みのファインプレイを日々しているんだろうなと思う。短編ではあるが、面白かった。美女のハグがあったり、女性のお偉方が、公の場で個人的な意見を言って、賛辞を示したり、アメリカの女性もまた日本とは違うなぁと思った。[DVD(字幕)] 7点(2017-04-09 08:44:40)

1148.  イカとクジラ 《ネタバレ》 離婚大国、アメリカ。離婚する過程を描いた映画は「クレイマークレイマー」の時代から、色んな風に描かれてきた。しかし、親が離婚する子どもたちのナイーブな心境を主に描いたアメリカ映画は、初めて観たような気がする。監督のノアバームバックは粗っぽいアメリカにいて、多感な人たちのデリケートな心情を描いた映画を発表し続けてる、有望な映画監督だ。[DVD(字幕)] 7点(2017-04-05 12:04:29)

1149.  虹をつかむ男 南国奮斗篇 《ネタバレ》 バブル弾けた後の不況の中での日本映画。映画館オデオン座も閉館、閉塞感のありそうな状況の中、カっちゃんの底抜けの明るさで全編盛り上げる。しかし「男はつらいよ」シリーズと違うところがヒロイン松坂慶子を持ってきて決定的になる。寅さんの時は、ヒロインの松坂慶子が同じ部屋に寝ていて、誘ってきているのに、寅さんは逃げる。しかしここでは同じ松坂慶子をヒロインに持ってきて、カっちゃんは人妻と分かっていて手を出す。その辺がもうシリーズ不可であることを決定づけており、その後、山田洋次は学校シリーズ、藤沢周平シリーズへと作品を展開させていく。渥美清がいかに傑出した力量の俳優であったことを山田監督も痛感したのかもしれない。でも西田敏行のキャラクターも存分に活かされており、さすがは「釣りバカ」での扱いなれた山田監督の料理技だった。山田監督に駄作無し。本当にそう思わせる。[ビデオ(邦画)] 7点(2017-04-02 23:29:13)

1150.  冬の旅 《ネタバレ》 「さすらう女」でビデオを購入して鑑賞。女性映画監督のつくる作品としては、かなり作家性の強い作品。社会からドロップアウトして自由を求め、一人旅をする女性。当然、色々なことが起こり、強いままではいられなくなり、最後冬の空の下、野垂れ死にする話。キャリアもあり、簡単に自堕落になる女性ではないが、それでも段々とやけくそ気味になり、親切にしてくれる人にこそ素直に荒れてしまう。段々と風貌も汚くなり、「あっち行け」と言われるまでになる、その姿は他人ごとではないなと観ていて、怖くなった。落ちこぼれの末路は、こうも無残なものか。どこの国も同じだなと思う。[ビデオ(字幕)] 7点(2017-03-31 16:23:18)

1151.  舞台恐怖症 《ネタバレ》 ヒッチコックは失敗作だと言ってたけど、面白かったですよ。確かにサスペンス色は薄かったけど・・。それは、あのマレーネデートリッヒを相手に友だちを守るためにあれこれ動き回る主役のジェーンワイマンがあまりにも健康的な女優なので、ラブコメみたいな映画に感じてしまうから。クスクス笑ってしまう場面が多く、愛すべき作品だと思います。中でも女中になりすましてデートリッヒ宅にもぐりこみ、そこに恋人のスミスが来てしまうとこなんか、サスペンスというよりラブコメのそれであり、ハラハラドキドキといった感じではないですもんね。どこか三谷幸喜を思い出した。彼もこの作品からインスピレーション受けてるんじゃないかな?それにヒッチコックも楽しく創ったんじゃないかな?て感じがして、失敗作というのは、愛すべき子供をうちの子ダメなんですよ、という親心からかもしれないですね。でもヒッチコックてありとあらゆる女優を自分の映画に出して、ちゃんとヒッチコックの映画にしてしまうんだからスゴイよね。[ビデオ(字幕)] 7点(2017-03-26 10:20:42)

1152.  ディストラクション・ベイビーズ 《ネタバレ》 この映画の柳楽くんのオーラは、昔の織田裕二に似てるね。しかし点数高いね~。やはり現実に喘いでいる人たちにあまり関心持たないまま、現実を何食わぬ顔で泳いで行ってる人たちって問題あるよね。親がいない子どもの心象をあまり理解せず、ほったらかすってのもなぁ。柳楽くんの気持ちに寄り添う人って、一緒に住んでる弟分の人だけだもんね。そういう冷たい現実に対して、敢然と喧嘩を売る存在ってカッコいいよね。しかし、やってることはテロだからね(笑)。組んだ相手が悪かったね。昔の映画なら必ずこういう柳楽くんみたいな男に寄り添う女性がいたもんだけど(「愛と誠」みたいに・・古い!)、今の時代ってそういう女性いないのかな?なんか気持ちが殺伐としたまま、終わってしまったなぁ。でもあれだね、今の若者にこういう柳楽くんを支持する層があるってうなづけるよ。[DVD(邦画)] 7点(2017-03-25 22:33:21)

1153.  見知らぬ乗客 《ネタバレ》 色んな映画を観てきたけど、この映画のテニスシーンの観客に混じって犯人がこちらを見ているシーンはぞっとするね。みんなラリーで顔を左右に動かしているのに、犯人のイカレボンボン息子は、じーっと主人公を見てる。おお、このヒッチコックの演出の凄さ!ヒッチコックらしさがあっちこっちに見られる良作だと思うけど、よく考えてみれば、この主人公もとんでもない人なんだよね。野心家で、政治家の娘に鞍替えしようとしてるんだから。奥さん殺されても、さして動揺してないし・・。ま、ヒッチコックは人間描写よりも、彼のイタズラ心満載の演出を楽しむおもちゃみたいな映画だからね。細かく言ってもしょうがないですし(笑)[ビデオ(字幕)] 7点(2017-03-21 15:12:33)

1154.  ロッキー・ホラー・ショー 《ネタバレ》 ニューシネマですね~。ベトナム戦争で正気に耐えられない人がはまったんでしょうね。時代が狂気を帯びると、こういう映画が連発されるのだと思います。しかしその中でスーザンサランドンの役者根性たるや、イヤハヤ。「デッドマンウォーキング」の彼女を最初に観てしまうと、その後の「ぼくの美しい人だから」とか「テルマ&ルイーズ」の彼女に驚かされるのですが、この映画を観るとうなずけます。何故、彼女がセクシーな役を多く演じていたか・・。彼女はそのギョロリとした目で、体を晒してまでも現実を逃げずに見続けてきたからこそ、歳を重ねてからの円熟味のある演技ができるのだと思います。酸いも甘いも噛み分ける人ってこういう女性のことでしょうね。さて、この後は同年代に創られた「ファントムオブパラダイス」を観るかな(笑)。気分はもうベトナム戦争![ビデオ(字幕)] 7点(2017-03-18 02:10:37)

1155.  マクベス(2015) 《ネタバレ》 原作に忠実に創られてる感じがした。女性は恐い!戦争の時代の女性は王を殺めることを旦那にけしかけたりするんだね。世が世なら、女性も変わる。こわ!それにしても本作は女性が観たら、怒るんじゃないかというセリフが何度も繰り返される。シェイクスピアって女性嫌い?(笑)言うまでもなく、この作品はシェイクスピア4大悲劇の内の1本。これらの悲劇は黒澤明などで大まかなストーリーはお馴染だが、このように正当なシェイクスピア映画を観るのは久しぶりだなぁ。やっぱり重厚感が違うよね。何年かに一本は正当なシェイクスピア映画が創られるべきだと思う。時代を超越した作品だから。ただしシェイクスピアのセリフは、やはり城内の方が聞き取りやすい。もともと戯曲なのだから、野外にいる人間が、あの調子でしゃべるのは違和感、あるなぁ。う~む。3Ⅾ時代のシェイクスピア映画はどうあるべきか?興味あるテーマだ。[DVD(字幕)] 7点(2017-03-12 15:35:33)

1156.  ブルックリン 《ネタバレ》 肩に力を入れない、普通のラブストーリーを、時代考証をよくして、格調高く創ると、なんか新鮮に映る。小津さんとか昔の邦画にも多い話だよね。普通、映画って日常にお目にかかれない人物を描くことが多くて、男が故郷に戻ってからも女つくって、何もかも失うなんて話は多いけど、こんな健康的な話も映画になるんだね。新鮮でした。[DVD(字幕)] 7点(2017-02-27 07:24:15)

1157.  ロスト・バケーション 《ネタバレ》 今、B級映画作家として、楽しみなこの監督。現代的小道具をうまく使って、面白い作品を連発するよね。短い上映時間で映画の面白さを上手に演出する。水着の美人姉ちゃんの奮闘という設定も嬉しい。[DVD(字幕)] 7点(2017-02-26 16:57:09)

1158.  クリーピー 偽りの隣人 《ネタバレ》 オープニングで「あぁ黒沢清なんだ」と気づく。映画を観終わって、その後味をどう整理したもんかと考えていると、「あ、そうか。この映画、黒沢清だった」と思い出して、納得感を覚えて、映画から日常に戻る。それ程までにこの映画は、黒沢清を知らずに見ると、トラウマになりそうな毒を含んでいる。昔はこの手の映画が多かった。「羊たちの沈黙」なんかまさにそうだ。日常生活にサイコパスが潜んでいる、というテーマ。だけど今はスマホの時代だ。こういう感触の映画、忘れてた。だもんで、逆に新鮮だった。しかし疲れた。最後の竹内結子の本当の嗚咽かと思えるような迫真の泣き声で、一気に日常生活の感触を思い出し、涙が出た。竹内結子がはまり役。こう言っちゃ気の毒だが、香川照之もはまり役。本当にぞっとするような映画だった。でも完成度は高い。映画ファンとしては、この日本映画のレベルの高さは嬉しいのだが、正直先行きの見えない時代に、このような不安な映画はあまり観たくない気もする。[DVD(邦画)] 7点(2017-02-25 18:53:11)

1159.  戦場でワルツを 《ネタバレ》 戦争映画は多いけど、中東の紛争映画は観たことない気がする。パレスチナ難民の話はなおのこと。(漫画では手塚治虫の「アドルフに告ぐ」があるが・・。)この映画はアニメだが、アニメじゃないと、かえって悲惨すぎる現実を想像できないと思ったからだろうか?最後の実写が主人公が潜在意識で隠蔽したかった記憶だったのだ。もう地球の裏側の話と他人事のように考えられる時代は終わった。宗教戦争のように手に負えない紛争こそないかもしれないが、日本もいつまでもお花畑ではいられなくなったのだから・・。このような映画を日本の配給会社もどんどん国内で観られるようにして欲しい。[DVD(字幕)] 7点(2017-02-24 00:15:49)

1160.  仮面/ペルソナ 《ネタバレ》 演じるのが仕事の俳優と、自分を見失って日常を演じているような(仮面をつけてるような)状態の看護師とのやりとり。面白いのは、病人の俳優よりも看護師の方が病気が深刻だよ、といった設定。難解と評判であったので、身構えて観たが、そうでもなかった。やはり難解映画のナンバーワンは「去年マリエンバードで」ではないか、と個人的に思ってる。ベルイマンはツボを押さえると分かりやすい。(宗教が絡んだ映画は別)[DVD(字幕)] 7点(2017-02-21 11:54:12)

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