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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123456789
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101.  レ・ミゼラブル(1998) この映画で泣きました・・と言っても、まだ前半で! まるでベンハーのようなくだり。感動するのが早すぎた・・ 実はシャインのジェフリーラッシュ目当てで見ました。 うまい!うますぎる・・ 私は彼がこんなに嫌なやつを演じきれるとは思ってもみなかった。 シャインでは父におびえる天才ピアニスト。 このレ・ミゼラブルでは悪徳警官。 この役以外にやったことがないと思えるくらいはまっている。 同じ人とは思えない・・もちろん主役のシンドラーことニーソンもうまいけど、 うまさが違うというか相手が悪い。 もうひとり光ってたのが、ユマ・サーマンでしたが今をときめくキルビルの。 熱すぎる。うまいんだけどね。私はクレア・ディンズの方を押していました。 この映画は舞台劇でも有名で、リメイクものです。 史劇が苦手なのではないのか?・・ いやこれは真面目な映画だし時代的にはまだまだ。 歌わないから大丈夫です(笑)不幸のどん底で吼えのし上がる・・ そういうのは大好きです。不幸のどん底で歌いだすと気が散るから。 ラストがまた美しいです。作りすぎの感もありますが・・ 8点(2005-02-25 07:07:35)(良:1票) 《改行有》

102.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち 《ネタバレ》 この映画では感動させるわざとらしい箇所がふたつあります。 ひとつがお約束の医者役ばかりのロビン・ウィリアムスが、 「君は悪くない!」とディモンに言うところ。 見ててもらい泣きしちゃったのです。わかってるんだけどね。 そして最後の方で、友達のベン・アフレックが言う、 「俺がお前を迎えに来たときまだここに居たら・・」みたいなくだり。 これ、あまりに青春してて恥ずかしくて、でも泣けてきました。 こんなこと言える友達がいるでしょうか? 自分にはこんな選択をされる過去がありません(天才じゃないし)が、 素直に(なんてこと言ってくれるんだベン)と、感動しました。 この作品は親友同士の脚本でアカデミー賞を取りました。 そのまま親友同士の、ベン・アフレックとマット・ディモン。 うらやましいものです。特にディモンは実生活でもすごい。 ケンブリッジだかイェールだか知らないけど。 いわゆる自叙伝ぽい映画ですね。 もちろん幼少のエピソードなどはフィクション。 エンディングも品がよく、ともすれば青臭い青春映画をきれいにまとめてる。 8点(2005-02-25 07:05:58)(良:2票) 《改行有》

103.  ディープ・インパクト(1998) 実にこの映画の一般的評価は悪いですが、私は好きです。 感動して思いっきり泣きました。 評価の悪い理由の多くが、ちゃちなCG映像ということですが、 それはもちろん売り物の場面なのですが、 そんなことよりも家族愛や地球の危機が、 品よく共感できる範囲で、いわゆる泣きを誘うアルマゲドンと違い、 もしかしたら起こりえるかもしれない静かな感傷に感動したのです。 映画としてはまとまりも悪くアルマゲドンに負けたかもしれない。 でも大ヒットの影でも私はこちらの作品が好き。 同じ部類で、オールゥエイズのほうが、ゴーストより好きなのです。 よく見るとイライジャ・ウッドも出てましたね。 8点(2005-02-25 07:05:07)《改行有》

104.  L.A.コンフィデンシャル としかくおしゃれ。 今こういうレトロでセンスのいい映画って他にあるかな? ラストもすかっとするし、うんこの結末はこれでいいんだと納得させる 力があるのは脚本がよいんでしょうね。 セブンのエンディングとまるで違う刑事。 あと女優がかなり色っぽい。 難を言えばもう少しいらないシーンを削れたのではないか、長すぎる。 とにかくそれでも超豪華な布陣。 これはケビン・スペイシーで見たのですが、 ラッセル・クロウにびっくりしました。後半に絡むのが。 交渉人に出てきた人物ですが・・ オスカー俳優がたくさん出ていてお得な映画です。 DVDで買っても損はないと思う。 8点(2005-02-21 11:05:48)《改行有》

105.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 文句なしの満点映画。 かなり見ました。 でもDVDを持っていないので、どうにかもっと安く再発してほしい。 脚本がいいし俳優もいいしテンポもよい。 これはガブリエル・バーンで見たのですが、 ケビン・スペイシーを発見してはまりました。 あと、ベネチオ・デルトロ?出ていたっけ? すごいクセ俳優ばかりですよ。 コバヤシ役がロメオとジュリエットで出ていたと思うけど・・ この監督は日本が好きなのでしょうか? 日本語の看板やコバヤシの苗字。 続編が出たらどうなんだろう。出ないからいいのかもね。 裏をかきかき・・ ネタバレ 私は犯人はバーンだと思ったのですよ。 なぜならどう読んでもスペイシーじゃあないですか。 だからバーンでいくときっと観客の半分は口を開けると・・ 実際はコバヤシなのではないでしょうか? 世間ではスペイシーになっているけど、 全て作り事で実はコバヤシ・・ 羅生門も入っていますよね。 それもひとりの語り部の中の羅生門・・ 10点(2005-02-21 11:03:01)《改行有》

106.  アメリカン・ビューティー エンディングにつきるのではないでしょうか。 劇場で観たのですが、確かビートルズのビコーズのカバーが 流れていたと思う。 なんて神々しいラストなんだろうか、 この男の人生はこんなに高貴なものかと。 高貴で特別なのです。周りからどう見ようと、その人にとっては。 変態おやじとさえ思えるスペイシーの好演も、 さらに変態(本当の)精神異常者によって、 笑ってしまうしかない展開になる。 アメリカの夢の裏側。体裁だけの贅沢。家族という名前だけの集団。 実に腹立たしくもそれでいて暗くないコメディにしている。 内容が笑えないリアリティがあり暗いのに、 演出と俳優がうまいのか逆に、笑えてしまうのが怖い。 人事のように見ながらも、人事に思えない。 それは監督がイギリス人であるのも客観的に見える原因かも。 ただ内容が内容なだけに、アカデミー総ナメというのはどうなんだろう。 日常の崩壊をコメディにしてシニカルに仕上げたのが受けたのか。 この作品はよいのだが、大笑いし認めてしまうアカデミーって・・ でもでもよく考えるとこの作品でよかったのかもね。 第72回アカデミー賞で、作品、監督、脚本、主演男優、 撮影の主要5部門を受賞! 空を舞う白いビニール袋、赤いバラ、本当に見事な演出です。 そしてアネット・ベニングの髪型が粋でした。 スペイシーが恋する少女よりベニングです。 この映画は「ガープの世界」のオマージュです。 向こうはまとまりがイマイチで起伏がありすぎた。 両方見比べるのもまた面白いと思います。 8点(2005-02-21 10:53:51)《改行有》

107.  I love ペッカー 初めてこの監督の映画を観た。 エドワード・ファーロングが出てなかったら観る機会もない、 「ピンクフラミンゴ」という作品が有名な変わった趣味の 映画ばかり作る監督の映画である。 映画はどうあれ本当に変わった趣味だ・・ まあカメラワークと、カメラ(主役の趣味がカメラ!) に注目といった映画。 私はカメラも好きなんだけど、こんなピンボケで有名になれるって、 困ったものです・・しかもシモネタ満載・・ ファーロングは相変わらずどんな役でもできるんだ。 2点(2005-02-19 06:55:54)《改行有》

108.  アウトブレイク 病原ウィルスのサスペンス。 ケビン・スペイシーが出てたので観たのですが、 後半まではテンポもよく面白かったです。 今イチ記憶に残らない映画でした。 4点(2005-02-19 06:55:08)《改行有》

109.  八月の狂詩曲 劇場で観ました。 リチャード・ギアが邦画(しかも黒澤)に出るというので、 非常に楽しみにして期待しましたが・・ 「邦画は暗い」昔の黒澤監督の作品もそんなに知らないけど、 日本で一番有名な監督(邦画は観ないので)だからと、 初めてじゃないかな?劇場で邦画観たのは(アニメは除いて) これと「夢」ね。 映像で見せるという感じで、何が伝えたいのかよくわかりかねる 内容でした。 で、不思議とこの映像で見せるというのは、残るのです。 老婆が傘をさして大雨の中に居た?と思うのですが・・ それに似た映像を最近見ました。 「ターミナル」です。 空港の外、モップおやじが飛行機に向かうシーン。 2点(2005-02-19 06:54:10)《改行有》

110.  アメリカン・ヒストリーX ふたりのエドワードが好演。 すでにうまい演技で有名になった、ノートンをさらに食ってしまった、 ファーロングの演技は哀しすぎる。 適役なのでしょう。激しく弁舌な兄に比べ、 無口な語り部的なファーロングの役もまた難しい。 暗く激しく目を背けたくなるようなネオナチの暴力ドラマ。 こんなに嫌な映像の映画なのに、なぜに泣けてしまったのか・・ それは弟のファーロングの涙を通し、兄のノートンが見えたから。 うまい俳優に興味がある人にはぜひ見て欲しいです。 ラストを書くと面白くないのであえて書きません。 6点(2005-02-19 06:52:59)《改行有》

111.  白い犬とワルツを(1993)<TVM> 《ネタバレ》 前に深夜にやっていて途中から観て感動し泣いた覚えがあり、 観終わったあと題名がわかり話題だったのはコレか!とわかりました。 本屋の店員さんがPOPで売上を伸ばしたことで有名で、 その年のベストセラーになった原作。 それから邦画化され「あっ!」と思ったものの暗そうでしかも 犬に名前がついてて(シロ)観るのはやめました。 DVD化されすぐに友達に勧めましたが自分は観なかった。 今回はじめてきちんと観ました。観て思いました。 惜しいなあと。音楽でもっと抑揚をつけて、映像もメリハリつけて・・ スピルバーグが好きそうな映画じゃないですか。 この映画ならステレオタイプになっても、泣かせに走っても許せる。 宗教的な作品でもありますし、気持ちを整えないと眠くなるだけです。 まあでも演出の地味さはテレビ映画ですから、気に入ったところを。 恋愛映画にしては品があり悟りもある、でも不思議に暗くなく爽やか。 最後のオチがまたかわいらしい。で、泣けてしまうのです。 現実的なジョークもあり笑える。同窓会に行きたかった亡き妻のために、 主人公のじいさんが車でひとり旅(犬もいますが)ここら、 後から作られたストレイトなんとかではないですよ。 同窓会の老人や道行く車の追い越す老人に、わしより年寄りだと自分の老いを 認めない主人公が、最後に近づき老いを受け入れてゆく。 おかしいけれど寂しい。そして暖かいのはみんな同じ恐怖といつかは共有するから。 小説のような映画でも見てみようかなと思った時、いかがでしょうか。 9点(2005-02-08 04:24:59)《改行有》

112.  マッド・ドッグス 《ネタバレ》 すごい豪華キャストでしたね!ロシアンルーレット、ステージで歌うシーンは面白かったなあ・・リチャード・ドレイファスの悪役って本当に珍しく、見るまでは大丈夫かなと思っていましたが、結構似合っています。コーエン兄弟やタランティーノがお好きな方には受ける映画でしょう。おしゃれな映画ですよ。8点(2005-02-07 15:51:11)

113.  アンナ・マデリーナ 《ネタバレ》 真剣に見入っていました。なぜかというと私は音楽家ネタが好きだから。 バッハは特によいんです。知ってるのはあの名曲G線上のアリアが、 Gコードに載せてアリアのために作った曲とかそれだけですが・・ これは妻アンナに捧げた曲ですね。メヌエットという曲と思う。 ラバースコンチェルトという題で、歌詞をつけられて大ヒットした・・ すごく品がある脚本で本当に真面目に見ていたんです。 ところが後半、小説の中のお話に変わりわけがわからなくなる。 ここまででかなり評価は低かった。 終わったあと、引っかかるところがあり、またDVDを再生。 その引っかかるところが解明されても(いきなりガーフの妄想小説) なぜ彼は書けたのか?そんな才能は前フレなかったじゃないか? は・ん・そ・く!と怒っていたのですが、 やっぱり時間がたつとこの映画、いとおしくなってきたのです。 誤字の封筒、出版社の女性のもうひとつの思い。 愛を伝える才能だけがなかった(運と性格)調律師。 生真面目な小説家や音楽家にあるパターンです。 それが誰にでもある琴線に触れたのかも。 ドラマティックな妄想の中の告白とは裏腹に、 それでもいいと終わらせるわけでもなく、 ただ妄想の中で生きている。 欲を言えば、このもやもやしたラストを、 もっとはっきりした感情(感傷)にしてくれれば、 感動できたのですが。 年老いた小説家の思い出話とまではいかなくても、 小説を閉じ過ぎ去った思いを懐かしむ感じで。 3人の写真だけではまだピンと来なかったので・・ 8点(2004-11-30 04:40:12)《改行有》

114.  ターザン(1999) ディズニーは話は好きですが絵と音楽が苦手で、 現時点で見たのはこれと、ピーターパンになります。 金城武の吹き替えの方を見ましたが、評判がいいのに納得。 違和感なしでひとりニヤニヤ(たどたどしさがはまってて、 この人選ディズニーさん偉いよね)笑うくらいターザンがリアル。 (ドラマの喋りよりうまかった・・)っていったい?? あの喋りなら英語も彼で聞きたかったな。(英語は日本語よりうまいし) それと、既存になりますが絵の素晴らしさ。 苦手だったなめらかすぎの絵も背景のきれいさと、 スピード感にびっくり。ゲームやってるみたい。 大画面で見たほうがいいかも。 ラストがあっさり終わるので、ああやっぱりミュージカルだと思いましたが、 たまに見るのにはいいかも。ただ、歌がV6だったので、 母ゴリラとのふれあいのバラードはそれでよいのですが、 全部V6というのがひきました。アニメの吹き替えは日本語全然OKです。 7点(2004-11-09 20:35:44)《改行有》

115.  君のいた永遠(とき) 《ネタバレ》 よい作品とは思いますが、実話をもとにしたといっても、 このてのストーリーは特に目新しいものではない。 恋愛物が苦手な私は(連ドラはいい)淡々と流れていく感じでした。 ただ、やぼったいと感じていた最初の方の10代の恋愛。 それが、日にちがたつとそっちの方が記憶に残るのです。 金城やぼったいなぁと思い、20代の洗練された方がいいなと思っていたのに、 なんでだろう・・・ジジもです。みんな今見たらかっこ悪いのに、 大人のときのがきれいでセリフも多いのに・・ そう、トレンディドラマみたいに、作ったって感じのかっこよさ。 あのやぼったいダサイ若さはおかしいんだけど、なにか感じました。 それが戻らないものということで、最後に重なって描かれる愛しさ。 確かに役所浩二?似の中年版金城は違和感ありですが、 ジジの中年版が言わせた「長髪の中年はみっともないわよ」 これはリアルです。そこまで映画で表現しなくてもと思う。 いい表現なんだけど切なくてリアルすぎて、やぼったい19の頃の 金城がビルの上から写真を撮るのがよけいに切ない。 ちょっと狙いすぎでしょう。いや、ここまで狙うんなら、 もっとドラマチックに演出してくれた方がよかった。 日本の連ドラがそういうの得意ですし。そうすれば、暗さも目立たなかった。 いい映画なんだけどどこか暗くて地味なんですよね。 女性監督は、映画の中でもきれいだった。・・と思うんだけど、 たぶん最後のジジ役は監督です。6点(2004-10-17 05:02:40)《改行有》

116.  暗黒街 若き英雄伝説 《ネタバレ》 面白かったです。実話をもとにしているそうなんですが、 ホントに嘘のようなホントの話、中国って(香港ですが・・) 三国志演義といい(古いが定説)誇大に語りついでいきますね。 横山光輝の「狼の星座」にもこの頃の上海が出てきて、 映画を見てる時に(聞いたような話だ)と感心しました。 最初の方、移民、クラブ歌手、暴動・・と、これは石原裕次郎や、 小林旭の映画かっ?と、(見たことはないけどたぶん・・) ついていけるのか不安でしたが、逆に古すぎて新鮮でした。 金城目当てといっても、ユン・ピョウ(結構好きなのに初めて見た)も見られ、 とても楽しかったです。しかしユン・ピョウって、柴田恭平みたいと思っていたのに、 この頃は太っていたんですね・・でもアリコの保険のCMの人に似ていた。 この映画を見て「LOVERS」はまだ薄いと思いました! この映画は途中からホラーになります。金城は「死霊のはらわた」メイクばりばり。 こういう不気味で変でパワーあふれ、無理やりひっぱってく香港映画、いいですね。 癖になりそうです・・なぜかついていける自分はホラー好きだし、SFも好き。 パワーがあふれてて面白かったので、多少の欠点は笑いましょう。 それとやはり、金城はぼんぼん顔なので、悪いやつをやるときは切れる脚本がいい。 どっちが悪いのかわからないんだけど、悪の正義って脚本しだいだから。 7点(2004-10-08 07:24:36)《改行有》

117.  ダウンタウン・シャドー 《ネタバレ》 やっぱり、このての映画は合いません。ミッション・イン・ポッシブルと似てるそう なんですが、その映画自体敬遠して見ていないのです。「007」も見ない。 スパイもの好きな人は大丈夫でしょうけど、こういう部類のは変にスマートすぎて、 チームとか組んでるしパターンが似てくる。裏切りやつっこみどころも、 あとになってわかったり登場人物が説明したりするし。 ということで、トム・クルーズの映画は正解でしょう。(見ませんが) 主役を中心にヒーロー映画って感じで。こちらのはやはり二番煎じだし、 チーム組むことで個性が薄れているような・・日本のTVドラマの「ハングマン」 みたいなら許せるんですが、やっぱり90分程度の映画では。 どうもみんなソツのない演技で、淡々としていた。 香港映画を見慣れてきたので、ハリウッド向きのアクションや スマートさを見せられるとさめてしまう。 「リターナー」はコミカルでそういうのではよかったんだけど。 スパイ映画は続き物にした方が面白いかもしれませんね。 5点(2004-10-08 07:07:36)《改行有》

118.  炎の大捜査線2 《ネタバレ》 これは見終わったあと、すごく快感でした。 とても惜しい映画と思います。罠にはめられた刑事が刑務所に入れられ、 刑事としての正義感も抜け切れないまま刑期を終える予定が、 刑務所でも罠にはめられ実態に嫌気がさし脱獄してマフィアになる。 と、滅茶苦茶なストーリーですが主役であるはずの金城武を主体にすれば、 もっとまとまっていたのですが・・詰め込みすぎて特に中半はただ暗い。 その暗さやエピソードは「ショーシャンクの空に」そっくりです。 あれは、主体をうまく描いていたので傑作となったのです。 この映画の作りですと、語りべを誰にしたいのかわからない。多すぎます。 意味不明なボクサー(エンディングで歌ってる)は、いらないと思う。 金城と出番がだぶるので、どうしても出したいのなら二人を刑事とすればよかった。 このボクサーの子供と騙されるおやじが、「トラブルメーカー」で共演していたので、 余計違和感を感じた。まあ、このおやじを出すなら、アル中のおでぶさんはいらない。 両方、「ショーシャンクの空に」のパターンです。特にアル中の方は時間をかけすぎて 暗いので、もっと短くしないと他の人のエピソードを忘れる。 この、騙されるおやじ、アル中のおでぶさん、子持ちのボクサー、そして金城刑事。 刑務所所長、白髪マフィア、出しすぎです。 だから減った後半から、刑務所所長のワルと、金城と、マフィアにしぼれて、 快活に話が進んだのです。ただ、フェイス/オフの刑務所もどきの、 リンチシーンには閉口。まあ話で仕方ないとして、あそこまでやるのなら 見た人にはわかりますが、そのあとすぐ食堂のシーンにつなげるのはもったいない。 流れから「12モンキーズ」のブラピだ・・とせっかく金城がいい演技をしてたのに、 もったいないな~。すぐわかっちゃったもんね。いや、ブラピかと思った演技。 もっと精神がおかしくなった時間を作らないと、ああもったいない。 それでもその後半は快感と感じるくらい、画面を応援していた。 5分の4が暗くても、あとの1が楽しければいいと思う人、このラストはスカッとします。 7点(2004-10-08 06:51:17)《改行有》

119.  ニューヨーク デイドリーム 《ネタバレ》 どこででも評判が悪いので、覚悟して見ました(苦笑) 金城君、英語うまいよね~!「ゴールデンボウル」というドラマで、 オーマイゴッド!とかアイムソーリーとかやってた記憶があるので、 不審に思っていたのですが日本語より断然良い!あれはウケ狙いだったのか。 もしかしたら中国語よりよいかもしれない。 英語はハキハキ喋らなくてもよいというのはあるかも・・でもかなり流暢で、 セリフがまた他の人より長い。惜しいなあ。言葉と演技がよく合ってるのに、 映画自体に魅力がないんだから・・特に後半の彼はよかった。 外人(変ですが)としか思えないくらい英語が怒ってた(変・・) 思うにこの映画は政策側の大きな失敗。 死神の恋と主人公へのいらぬおせっかいの、精神的いじめとしか取れない。 余命の決まった主人公と死神は、 ブラピの映画くらいお金と俳優揃えたって難しかったのに。 それならコメディで通した方がよかったな。ラストも、銃や薬にしてほしい。 あれは痛いだろうに(苦笑)でもあれ見てわかった。 これは主人公は実はミラ演じる死神なんだって。 ラストでわかるのもなんだけど、彼がかわいそうとか思わないのは、 事務的に死神が自分を見せにくるからだけど、 それなら死神の片思いが晴れて両思いになれば(なってるような) コメディのエンディング成立なんだけどね。 そういう無理やりがきかないところに、監督の演出の堅さがある。 人の死って戦争や難病や事故以外は軽く扱えない、 それをコメディのように見せていたので面白いかと 見てたんだけど、やっぱり失敗したようだ。 確かに知り合いも少ないニューヨークで、 いきなり死の宣告されたら残された時間が怖いという リアルさや疎外感はあるだろう。 ここらは金城君の演技が成功しているけど。 後味が悪く何かが残るというのさえないしで。 それと、フランス人はいらない。イタリア人と日本人と韓国人はわかるけど。 人ですぎ、金城は全部英語で通すべし。日本語は眠いのか!? ちなみにファンは見た方がいいでしょう。98年といえばブレイク時だし。 なんといっても一番自然(日本人から見たら英語が聞きなれてるし) 5点(2004-09-28 07:57:10)《改行有》

120.  世界の涯てに(1996) 《ネタバレ》 あるサイトで評判だったので期待して見ました。 よかったです。思うに、今、日本で連ドラみたいな形で放映されても、 ブレイクすると思うくらい脚本がすばらしいです。 じわじわとくるし、サスペンスみたいな謎解きもあるし、世界がきれい。 このきれいすぎるところを、嘘っぽいとか見たらだめだけど・・ 限られた命の主人公の女性ケリーが、全然哀れとか狙ってるように見えない。 希望という形のないものを探すのですが、出くわす人らは希望のない人ばかり。 希望=生きがいなんだけど、その薄命の彼女が仕事以外に見つけたものは、 やはり形ある人間なんですね。形のない愛を持つ。 そのお相手が「世界の果て」の写真を見せるんだけど、 墓場と老人しか住まないという死の島。でもうつくしい。 回想シーンやわからないところもあるのですが、 この自分探しの謎解きが気になって見続けました。 その船員との恋は故郷へ彼が帰るということで、 恋は終わるかなと思いました。その前に出会ってたのが、 金城君演じる捜査屋です。船員を見送るまでは友達くらいの関係だったのに、 いなくなるとそばにいる人が大切で、特に時間も残っていない彼女にとっては と思います。が、病院に運ばれ心配する彼に目線を合わせない。 彼女は彼を捨てて船員の故郷に走る。それは、船員のほうを 選んだのではないということがわかるから、ラストが読めそうなんだけど、 それでも応援してしまうくらい恋がきれいな愛に変わっていた。 ・・ここからは書きませんが、泣けましたよ。ケリー・チャンの キリッとした顔は、死をも恐れない自分の意味を探す清さ強さ。 金城武はまだ若くて近所のお兄さんみたいだったけど、人のよい表情と 子犬のような目は、反則泣かせ系置き去り<神様、もうすこしだけ> を、思い出しました。あ、けどこっちの方が脚本は濃くないので。 ラストもよかった。コミカルで明るくて、泣き笑いができます。 それにしても哲学的な映画です。言葉がすごくよい。 この監督は脚本の才能がありますね。 バラ園のエピソードは現実主義だし、子供の絵(絵に顔がないのはわかるような) も、セラピーとかで使われてそうだし。金城がつく嘘の必然性も、すごくわかる。 ケチのつけようがない良い映画なんですが、わかりにくいところと 淡々と運んでいくところも気になったので・・8点(2004-09-28 07:26:21)《改行有》

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