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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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101.  オー! 本作は青春モノという感じの映画ではないですが、 ロベール・アンリコの「冒険者たち」のようなホロ苦さと、 ジョゼ・ジョバンニの暗黒街の世界観がいい具合に混じり合った作品となっています。 どちらのベルモンドもいい。 音楽も含め、少しコミカルに感じる部分にもベルモンドの飄々とした味が出ています。 フランソワの元レーサーという設定もいかにもベルモンド。 サーキットでそのテクニックを披露するくだりも含めて、新聞記者と心を通わす時間帯も良かったですね。 そしてアンリコ、「冒険者たち」と言えばジョアンナ・シムカス。 あっという間に引退してしまった人なので、彼女の出演作はごくわずかしか見ていませんが、 本作でもその美しさは鮮烈に見る者の印象に残ります。[DVD(字幕)] 7点(2021-08-22 13:51:00)(良:2票) 《改行有》

102.  日本のいちばん長い日(2015) 終戦をめぐる長い1日に関わった人々の熱さも、そして夏の1日の暑さも、 日本の戦争が終わった8月15日に至る長い1日を怒涛の勢いをもって描いた、 67年の岡本喜八版に敵わないのは仕方がないところだと思います。 主要登場人物である鈴木首相や阿南陸軍大臣の家庭が登場する時間帯も、 作品の流れが止まってしまった感があります。 両方を見た者にとってはどうしても本作はマイルドで淡々とした印象を持ってしまいますが、 昭和天皇が重要人物として登場し、終戦の御聖断に至るそのお心なども描かれているところは、 本作ならではの良さであったと思います。[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-08-20 17:11:45)《改行有》

103.  我等の生涯の最良の年 《ネタバレ》 戦争が終わり、同じ故郷の町へ帰るための輸送機に乗り合わせた3人の兵士。 戦場での体験も、階級も、年齢も、家族構成も三者三様。 3時間近い長編。この3人の帰還兵それぞれが抱える苦悩と、故郷の町での交流と、 故郷で彼らの帰りを待っていた家族や恋人たちと戦後の第一歩を歩みだすドラマを描いていきますが、 その3時間は冗長ではなく、彼らそれぞれの事情と、その交流と心の機微を1から実に丁寧に描き出していく。 3人の帰還兵とそれぞれの家族のこれからに幸あれと願わずにいられない、幸せに包まれた結婚式のラストがいい。 本作は戦争が終わった直後の1946年の作品であり、 この戦争を戦い、心身に傷を負いながら故郷の町へ帰っていった全ての帰還兵達に贈る優しいエールのようなものを感じました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-08-12 23:43:06)(良:1票) 《改行有》

104.  白い暴動 セックス・ピストルズらと共にロンドンパンクの中心的存在だったザ・クラッシュ。 彼らの1stアルバムであり代表曲が作品タイトルとなっており、勿論彼らも登場しますが、 クラッシュの映画というよりは70年代後半、イギリスにあった人種差別の風潮にロックの力で真っ向から闘った、 「ロック・アゲインスト・レイシズム(RAR)」の活動をあえて今、振り返るドキュメンタリーの佳作。 RARのムーヴメントの熱量が今に伝わる当時の映像と、 今にRARの活動を振り返る人々の発言を織り交ぜたそのメッセージは熱く、シンプルでストレート。まさにパンクな作品です。 白人至上主義や黒人排斥を掲げ、その当時支持率を上げた政党「国民戦線(NF)」の活動や政治家の発言だけでなく、 当時、そのNFを支持していたD・ボウイ、E・クラプトン、R・スチュワートといった大物達のことも辛辣に批判しています。 僕が初めて「白い暴動」を聴いたのは少し後の、洋楽を聴きまくるようになった80年代に入ってからだった。 その歌詞に込められた意味や曲ができた背景も、本作を見るまで全く知らなかった。 当時のイギリスの社会、国民の間にこんなに大きな分断があったとも全く知らなかった。 本作が伝えた70年代から時は流れ、本作が製作された2019年の世界はどうか。 「NFは79年の総選挙で敗退した。しかし闘いはまだ終わっていない。」 当時のRALのムーヴメントがもたらしたものと、本作最後の一言が今の世にも大きな問題提起をしています。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-08 20:50:16)《改行有》

105.  荒野の大活劇 作品に漂う空気も世界観も、登場人物もストーリーも、ことごとくマカロニらしくないマカロニです。 つまりはマカロニ特有の殺伐とした空気や世界観、コテコテに濃い登場人物、刺激の強い展開が全く無いんです。 主演はマカロニのスター、ジュリアーノ・ジェンマですが、 どこまで行ってもお気楽な空気が作品を支配する、色んな意味でヘンテコなマカロニウエスタンです。 マカロニウエスタンのブームは70年代に入ると一気に衰退していきますが、本作は69年の作品。 マカロニに勢いがあった時期もそう長くは続かなかったですが、その間には相当な作品数が量産されたと思われます。 この頃にはネタ切れでもあったのかもしれませんが、なんか憎めないものがある作品です。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-06 20:08:27)《改行有》

106.  ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出 1945年、イギリスの戦争が終わった日。ロンドンの街は市民が勝利を祝うために繰り出し大騒ぎ。 エリザベスとマーガレットの2人の王女が、国民と一緒に勝利を祝いたいと許可を得ての一夜限りのお忍び外出。 アン王女のお忍びローマ滞在と恋のような作品をイメージしていたら結構なドタバタラブコメでした。 2人の護衛に付けられた将校が任務を忘れて遊びに夢中になるなど実際にはあり得ないことですが、 かなりコメディに軸足が置かれた作品なので、まあ良しとしましょう。 妹のマーガレットが散々作品をかき回しますが、お祭り騒ぎの一夜が明けた早朝、 エリザベスと、一緒に過ごした空軍兵士との束の間の静かなひと時からラストまでの流れは良かったですね。 ルパート・エヴェレットが国王であり父であるジョージ6世を好演。[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-31 20:35:19)《改行有》

107.  ランボー/ラスト・ブラッド これまでの「ランボー」の背景には、常に国家間の戦争や紛争などがあり、ジョン・ランボーは戦い続けてきた。 もう1つのスタローンの長大なシリーズものである「ロッキー」には、常に家族や愛する者たちや友人たちとのドラマがあった。 本作は過去の「ランボー」と比較すると、物語の範囲は「ロッキー」に近いのですが、 農場での最後の戦いは、戦いの舞台はこれまでのジャングルから地下道に変わったけど、 神出鬼没で敵を1人1人仕留めていく。ラスボスをランボーの代名詞の1つである弓矢で射貫く。 メキシコにいる時間帯は、あのランボーの最後の戦いがこれでいいのか?と思ってみていたのですが、 最後の農場決戦はしっかり「ランボー」になっていました。 戦いを終え佇む、年をとった今のランボーの姿と、第1作からのまだ若いランボーがフラッシュバックされるエンドクレジットがいい。 長い間、常に映画の中で体を張って本当によく頑張ってきたと思う。 でも、年をとっても強いスタローンをまだまだ見ていたいなとも思うランボーの最後の戦いでした。[DVD(字幕)] 6点(2021-07-30 21:16:20)《改行有》

108.  ストックホルム・ケース ストックホルム・シンドロームという言葉が生まれるきっかけとなった1973年のストックホルムの銀行強盗事件を基にした作品。 事件の発端から犯人逮捕と人質解放まで、登場人物のキャラクターは分かりませんが、筋書きはある程度事実に沿っているのだと思います。 2人組の犯人、人質の女性行員との奇妙な連帯感。「狼たちの午後」を思い出す空気もありますが、 「狼たちの午後」のパチーノと同じく、本作で主犯を演じたイーサン・ホークがあまりにも素晴らしい。 醸し出す憎めない感や人間味。時にコミカルですらありますが、一方でサスペンスとしての空気も崩さない絶妙のバランスで演じている。 彼のその演技には、実際にこんな風に犯人と人質の間に奇妙な連帯感が芽生えていったのかと思わせる不思議な説得力があります。 もう1人の主役である、極限状態の中で次第に犯人に対し好意を抱く人質の女性行員を演じたノオミ・ラパスの静かな熱演も光る。 ハッピーエンドということでもないが、命を落とす者も無く、この手の映画にしては鑑賞後の後味も悪くない。不思議な味のある作品です。[DVD(字幕)] 7点(2021-07-27 21:15:17)《改行有》

109.  海底47m 古代マヤの死の迷宮 《ネタバレ》 サメ映画としてはソコソコ楽しめる作品です。 前作と同じくサメに襲われるのが女の子で(今回は女子高生です)、 サメの恐怖プラス酸素の残量が減っていく恐怖という設定も前作と同じ。 今回は海底に沈んだ古代遺跡の迷宮の中で簡単には脱出できないという新たな要素が加わっています。 冒頭の学校でのいじめ描写から、いじめっ子がサメに食われる要員かと思っていたら、いじめは全然関係なしでした。 この2人は無事脱出するんだろうなという分かりやすい展開ではあるのですが、 作品の大半の時間を占める古代遺跡よりも面白い最後の一波乱がなかなかよく出来ていたと思います。 スタローンの娘とジェイミー・フォックスの娘の共演ということでも話題になった作品ですが、 いい映画に出られるよう、2人ともこれから頑張って![DVD(字幕)] 5点(2021-07-25 17:12:05)(良:1票) 《改行有》

110.  グレイス・オブ・マイ・ハート 60年代から70年代初頭を舞台に、偉大なシンガーソングライター、キャロル・キングをモデルとした 1人のシンガーソングライターの女性を主人公としたドラマ。 色々な事情があり難しかったのかもしれませんが、はっきりとキャロル・キングを主人公とした伝記モノで、 ソングライターとして彼女が関わった実在のアーティストやグループ名や、実際の彼女の曲で見たかった気もしますが、 この時代のミュージックシーンを知り尽くしたバート・バカラックらが関わったサントラが素晴らしかった。 また、年代の経過とともに少しずつ変わっていく登場人物の衣装から小道具に至るまで、 本作が創り出すこの時代の色や空気もまた素晴らしかったと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-07-24 13:33:33)《改行有》

111.  フルスロットル(2014) オリジナルは未見ですが、ストーリー自体は大したことはない、 しかし邦題通りオープニングからラストまで格闘にカーチェイスに フルスロットルで走り続ける。終盤の展開の適当さも含め、いかにもベッソンらしい作品です。 90分程度の尺で相変わらず作品のテンポはいいのであっという間のエンディングです。 本作はポール・ウォーカーの遺作でもあります。もちろんウォーカーが主演ですが、 冒頭のアパートからの逃走アクションに代表されるパルクール・アクションが見所となっており、 アクションに関してはダヴィッド・ベルにおいしいところを持っていかれてしまった感じです。 まあ、この時点で本作がウォーカーの遺作になってしまうとは誰も思いもしないですからね・・・。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-07-17 20:33:03)《改行有》

112.  カポネ シカゴでの日々から時は流れ、アルカトラズを出所し、フロリダで過ごしたアル・カポネの人生最晩年のドラマですが、 残念ながらドラマというほどのストーリーも無く、カポネ本人も家族も、彼が見る幻覚に悩まされ、 そんなカポネの姿を見ているのがひたすらしんどい100分間でした。 カポネは48歳でこの世を去っていますが、その姿はとてもまだ40代には見えなかった。 しかしスカーフェイスの異名をとり暗黒街の顔役と恐れられた過去を十分に感じさせつつも、 あまりにも哀れな晩年のカポネに身も心もなりきったかのようなトム・ハーディは凄かったと思う。 特にオムツを履かされ、葉巻の代わりにニンジンをくわえさせられた哀れな姿とは裏腹に凶暴な全盛期を思わせるような、 マシンガン乱射シーンはカポネの今と過去を見事に体現していました。[DVD(字幕)] 4点(2021-07-08 21:07:43)《改行有》

113.  ミュージックボックス 《ネタバレ》 ハンガリー出身。戦後はアメリカに移民したが、ハンガリー時代の戦争犯罪の嫌疑をかけられた父と、 その弁護を担当することになった娘を主人公とする法廷サスペンスの傑作です。 多分、こういうことになるんだろうな・・・。と誰もが考えるストーリーなのですが、 誰もが考えうる真実に至るまでの父と娘の苦悩と葛藤、そして徐々に真実を浮かび上がらせていくコスタ=ガヴラスの凄味と、 非常に重く難しいテーマを扱いながらも映画としての面白さを見事に両立させてみせる、その力量に唸らされる作品です。 作品のタイトルになった、終盤のミュージックボックスの出し方、以降ラストまでのジェシカ・ラングに、 一体何者なのか。今では良き父であり祖父となっている、微妙な立ち位置にあるミューラー=スタールの微妙な演技が見事。 娘として。法律を職業とする者として。一人の人間として。ラストの決断があまりにも重い。[DVD(字幕)] 9点(2021-07-03 21:37:28)《改行有》

114.  ノッティングヒルの洋菓子店 「ノッティングヒルの恋人」が好きな映画だったので、 邦題の「ノッティングヒル」につられて見たのですが・・・。 何というか、薄味。 故人の遺志を継いで洋菓子店を開店する。その陽気な奮闘記を期待したのですが、紆余曲折も山も谷も無く 疎遠になっていた登場人物があまりにも淡々と集結し、あまりにも淡々と開店にこぎつけ、あまりにも淡々と時が過ぎていく。 笑いドコロも無いし、登場人物の人物描写や人間関係も浅く広くに終わってしまっているので、魅力を感じる人物もいない。 真面目に作られている作品だとは思うのですが、100分が非常に長く感じる作品でした。[DVD(字幕)] 3点(2021-06-18 16:12:17)(良:1票) 《改行有》

115.  家族を想うとき 反骨の巨匠、ケン・ローチの最新作。 もう80歳をゆうに超えている。映画監督からの引退を宣言したこともあった。 60年代からの長いキャリアの中で一貫して描き続けてきた労働者階級の人々の暮らしとそこのある社会の歪みや理不尽。 雇い主からは都合のいい時だけ「個人事業主」を持ち出され、働くほどに搾取されていくイギリスの宅配ドライバーの厳しい現実。 引退などしていられない。黙っていられるか!本作もそんなケン・ローチの衰えることの無い反骨心が垣間見える作品です。 中盤に一度は崩壊しかけた家族ですが、反抗期の息子が本気で父を心配し、仕事に行かせまいとする。 現実の厳しさの一方で、それでも再び絆を取り戻そうとする家族の姿に庶民の強さを感じさせる。 ケン・ローチらしさが感じられるラストでした。[DVD(字幕)] 8点(2021-06-16 21:01:47)《改行有》

116.  うず潮(1975) カトリーヌ・ドヌーヴとイヴ・モンタン主演のフレンチ・ラブコメ。 しっとり感のある大人のラブコメを予想していたのですが、意外にもかなりのドタバタ喜劇でした。 特にドヌーヴです。なかなか見せないようなじゃじゃ馬ぶりです。 しかし、本作のドヌーヴはとても可愛く、美しかった。 ドタバタや次なるストーリー展開の起点となるロートレックの絵の使い方が洒落ている。 テンポよくドヌーヴをドタバタとさせて、騒動に巻き込まれながらも互いを求めあうに至るモンタンとの絡みが楽しい。 もう1人、とにかくしつこい、ドヌーヴを追いかけ回して作品をかき回す元婚約者ヴィットリオの存在も効いています。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-30 12:50:19)《改行有》

117.  ギャンブル・プレイ これまでに見たニール・ジョーダンの作品特有の空気や世界観とはかなり異なった趣のある作品です。 特段ニール・ジョーダンに思い入れが無ければスタイリッシュなクライムサスペンス風の空気は悪くないかもしれません。 ニック・ノルティの落ちぶれ感と、冒頭で彼が出会う17歳の少女アンが醸し出す何とも言えないエロさがいい。 しかしカジノ強奪モノとしては、計画が動き出す中盤以降の間延び感が半端なく、 いつもの母国アイルランドやイギリスではなく南仏のリゾート地を舞台にしており、変なアウェー感があります。 この2人の出会いと交流そのものが、ジョーダンが好むファンタジーだったのかもしれませんが。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-30 12:46:06)《改行有》

118.  コンボイ 巨匠ペキンパー晩年の作品。それだけに肩の力が抜けているというか、 序盤のコンボイ軍団vs保安官軍団の喧嘩のシーンなど、 ペキンパーらしさを感じる部分もあるのですが、全体的には微妙な空気が漂う作品です。 同時期の同じく中西部を行くドライバーvs執拗に食らいついてくる保安官モノとしては、 ストーリーを重視して見るジャンルでもないので、 コメディに徹した「トランザム7000」などの方が面白いです。 それでも広い広いアメリカを舞台にしたクルマの追いかけっこ映画には アメリカ映画にしか出せない大らかな空気、スケールの大きさや楽しさがありますね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-23 13:09:07)《改行有》

119.  ジャッキー ファーストレディ 最後の使命 1963年11月22日。夫であり合衆国大統領であるジャック・ケネディがダラスで銃弾に倒れた直後からの妻のドラマ。 当然ではあるのですが、作品は終始重く暗い空気に包まれる。 暗殺事件直後からのドラマと、そこから少し経った後のインタビューの再現が交互に挿入される。 悲しみに暮れる妻と、子ども達の姿。まだ幼い、駐日大使も務めたキャロラインも登場します。 一方で、強気な姿勢を見せながらインタビューを受ける姿は全く異なった印象を受けます。 意識して2つの姿を交互に見せようとしたのだと思いますが、伝記モノとして、彼女をどう伝えたかったのだろう。 もう1つ挿入されるのが暗殺事件前のTV番組で、笑みを浮かべホワイトハウスを案内する彼女を捉える当時のアーカイブ映像。 今となっては貴重な映像資料だと思いますが、ここが本作で最も印象的な彼女の姿でした。[CS・衛星(吹替)] 5点(2021-05-23 13:06:11)《改行有》

120.  Mr.レディMr.マダム2 ヒットした作品の続編って、必要以上に話を大きくしてしまうことがよくありますが、 本作も息子の結婚にまつわる騒動の第1作からストーリーは格段にスケールアップです。 国際的なスパイ事件に巻き込まれるというストーリー自体は大して面白いという訳では無いですが このシリーズは何といってもミシェル・セローが白眉すぎる。 セローの「フォォ~~!」という裏声びっくりリアクション、これを見ているだけでも十分面白いです。 完全コメディ仕様のセローに対し、 ウーゴ・トニャッツィの醸し出す優雅さ。 正反対のテンション。このカップルの絶妙のバランスは続編でも変わることなく健在です。[DVD(字幕)] 6点(2021-05-05 13:10:07)《改行有》

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