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プロフィール
コメント数 330
性別 男性
自己紹介 評価の基準は、自分が何回も見たいと思うことと、他の人にぜひ見てほしいと思うことです。8点以上は、ほぼ全部2回以上見ています。画像の豪華さは評価にあまり関係なく、脚本重視。アニメとコメディに若干甘いかも。それと、昔見た作品を記憶でレビューすることはしていません。原田知世版の時をかける少女は、当時の評価なら10点ですが、今の若い人に見てほしいとは思わないので、レビューしていません。
漫画レビュー始めました。映画と違って、つまらない作品は途中で投げ出すので、基本、面白い作品しかレビューしません。そのため、レビューの平均点は高くなります。

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101.  ちはやふる 上の句 原作は、史上最強の少女漫画。 もうそう言っちゃっていいだろう。 これほど男性読者を拒否しない少女漫画は、かつて無かったから。 実際、今日自分が見た回は、300人ほどの観客のうち、6割ほどが男性だったし。 ところで、自分はこれまで、好きな漫画の実写映画化には反対の立場だった。 だって、うまく実写化できた試しがないから。 カイジの実写版はしばらく無視していたし、テラフォーマーズは見る前から何故かがっかりしているし、スラムダンクの実写版なんて(そんな話は無いが)想像するだけでゾッとする。 しかし、このちはやふるの実写版だけは楽しみにしていた。 理由は2つあって、1つはこの漫画の一番の魅力である「部活青春もの」という世界が、実写化と相性がいいと思ったから。 もう1つは、この傑作はまだまだ世の中に知られていないから、映画のヒットによって、世に広まってほしいと思っていたから。 さて、本日見た感想。 「やっぱりちはやふるは実写向きだった!」 まあ、原作ファンとしては、この漫画の唯一最大の伏線、小学生編をもう少し丁寧に描けなかったかなあ、とか思わないでもない。 でも、原作から改変した部分がうまく機能していて(特に肉まん君!)、部活青春ものという大事な一線は、大切に守られていたから、とても楽しかった。 後編も、必ず見に行きます。 <2016/4/10追記> 見終わった後、何日経っても何回も思い出してしまうシーンがあり、とうとうまた見に行ってしまった。 今度は素直に感動できた。そのため、点数を9点に変更します。 この映画の成功の理由は、なんと言っても競技かるたシーンの迫力にある。この点に関してだけは、はっきりと原作を上回っている。 思えば、今まで自分が低得点をつけてきた部活青春もの映画(ガチ☆ボーイ(なんと同じ監督さんだ!)、がんばっていきまっしょい、武士道シックスティーンなど)は、鑑賞中、全部同じツッコミを入れていた。 「こんなんで勝てるわけねーだろ」と。 この映画に関しては、そんな「役者が競技シーンを渋々演じている」ウソっぽさがが一切無いのだ。 この功績については、意外なほどの運動神経の良さを見せた広瀬すずを初めとしたの役者陣の頑張りもあるが、やはり小泉徳宏監督を中心としたスタッフ陣のものだろう。 あんまりいい映画なんで、むしろ原作を知らずに見た人が羨ましいくらい。 ただ、映画の出来の割に、イマイチお客さん入ってないみたいだけど、こんないい映画を撮ってくれたことに「誰がなんと言おうと歓迎する!」(by原田先生)。[映画館(邦画)] 9点(2016-03-19 19:07:45)《改行有》

102.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 噂には聞いていた傑作。やっと見れた~。 ただ、期待通りとはいかなかったなあ。 結局、最後まで「大人のズルさ」から抜け切れていないように思えたから。 自分も少しヒネた大人だから、「ヒロインは本来、カメラマン氏と結ばれる運命だったんじゃないか。 カメラマン氏の幸せを奪ってしまったんじゃないか」なんてことを考えてしまったし。 こういうのはやっぱりピュアな若い人主演で作るべきではないかなあ。 ただね、この映画、ヒロインが少しずつ綺麗になっていくんですよ。 「こういうオシャレさは、なかなか日本映画じゃ真似できない。うまいなあ。」って思った。[DVD(吹替)] 6点(2015-12-05 21:54:14)《改行有》

103.  映画 ビリギャル 学年ビリから慶應に合格っていうのは、進学高ならそう珍しい話じゃない。 ましてこの子は中学受験も経験してるわけで、中学受験は誰でも偏差値30から始まるってことを、この子も親も知ってるはず。 また、子供を中学から私立に通わせといて、金が苦しくて母親は深夜のバイトってのは、話に無理がある。 などなど、現実にあった話ということだから、どうしても設定の矛盾が気になってしまう。 ところが、この映画にはその矛盾を跳ね飛ばす脚本のうまさがある。 特に、主人公とその友達や恋愛に話の主軸があると思わせといて、実は家族の話を丁寧に描いているのには「ヤラレタ!」と思った。 なんにしても、頑張る若者と応援する人をキチンと表現できていれば、その時点でもう映画として勝ち組でしょう。 「こういう映画は、それこそ応援するためにも、ちゃんと映画館で見なきゃなー」なんて、ちょっと反省した。[DVD(邦画)] 7点(2015-11-22 00:23:01)(良:2票) 《改行有》

104.  心が叫びたがってるんだ。(2015) 《ネタバレ》 最初、ラブホテルのシーンから始まって、ちょっと嫌だなあと思った。 「地上波キー局でTV放送した後、大メジャー化」なんて夢を、自ら放棄したようなもんだから。 その後は、淡々と淡々と話が進む。 ということは、必然的に話だけに集中して見ることになり、間延びした高校生活風景に多少退屈しながらも、クライマックスに向け、期待できる展開だった。 ところがだ。 クライマックスのミュージカルの直前、なんとヒロインの女子が逃げ出してしまう。 いくらなんでも、これは無いわ。 監督と脚本家、何やったか分かってる? 「ヒロインの目的は、自分の声を取り戻すことではなく、主人公男子との恋愛成就だった」ってやったんだぜ。 自分が同級生でミュージカル手伝う立場だったら、絶対こんな女許さない。 このシーンの後は、もうすっかりどうでもよくなった。 主人公、逃げ出したヒロインを追いかけてって、お前も役割放棄かよ。 ヒロイン共々無責任も甚だしいな。 ヒロイン、逃げ出した場所は潰れたラブホって、本気かよ。 制服着たままのヒロインが、父親が不倫していたラブホのベッドに寄りかかる。 劇場用アニメ史上、最低最悪のおぞましいシーン。二度と見たくない。 ヒロインが戻ってきたら、先生、笑顔で迎えてミュージカルに参加させるって、それでも教育者かよ。 そこはまず説教で、当分の間、課外活動参加禁止が当然だろ。 野球部の男、ヒロインに告白って、それでもスポーツマンかよ。 それまでの正義感や潔さはどこに行ったんだよ。 とにかく最後まで腹が立って仕方無かった。 人生で2度目の0点映画。[映画館(邦画)] 0点(2015-09-19 20:08:56)(良:1票) 《改行有》

105.  劇場版 弱虫ペダル ほとんど映画の体を成していない。 登場人物の紹介がダラダラと中盤まで続いて、結構イライラする。 そのうえ、ほとんどの人物がその後意味なく再登場し、意味なく消える。 物語そのものも、疑問だらけで疑問のまま終わる。 なんなの、これ。 自分はかつて、この原作漫画のファンだった。 あまり個性のない主人公と、ありがちなストーリーという欠点はあるものの、「巻島」という愁眉の脇役と、実物よりもカッコ良く描かれた自転車(これは物凄い画力)に魅了された。 「かつて」と書いたのは、その巻島が漫画から退場してしまったから。 ところが世間での人気は、どういうわけかむしろその後盛り上がり、TVアニメ化されて大好評、そして今回の映画化となった。 それで自分もちょっと嬉しくなって、映画館まで足を運んだわけだけなんだけど。 「こんなの巻島じゃない。原作を愚弄している。」 これが、自分の感想です。[映画館(邦画)] 1点(2015-08-31 22:08:59)《改行有》

106.  劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~ この映画の後編に当たる部分のTVアニメを、5話ほど連続で見ている。 それだけ引き込まれる映像とお話だったってこと。 じゃあ、全編TVアニメを見るかっていったら、そこまでの時間、体力、気力はないわけで、本作の鑑賞となった。 しかし、これは、またも一見さんお断りの深夜アニメ劇場版だなあ。 物語の後半はひたすら戦闘シーンで、これはTVアニメの名場面集をやってるんじゃないかな。 常連さんはそれで満足でも、一見さんにとっては、いくら迫力ある戦闘シーンでも、同じようなシーンを延々と続けられると飽きる。 BGMさえも単調にずっと流れてるし。 ところで、ちょうど今、この漫画の実写版が公開されているけど、かなり否定的な感想を耳にする。 自分は評判悪い映画を基本、見ないことにしてるので、この実写版は未見だけど。 自分はこの漫画のファンではないけれど、ワンピースに次ぐ単巻発行部数を誇る漫画ってことは知ってるし、だからこそ目を通している。 こんな超人気漫画を安易に劇場版アニメにしたり、安易に実写版にしたりする風潮はなんとかならないものか。 超人気漫画になって日が浅いから、こんなんじゃ、漫画自体にキズがつく。 超人気漫画って、滅多に出るもんじゃないよ。もっと大事にしようよ。[DVD(邦画)] 3点(2015-08-15 01:41:45)《改行有》

107.  ジュラシック・ワールド 映像の迫力は凄いですよ。 この点については、1からの進歩をはっきり感じる。 それから演出もうまい。 緊張感と恐怖感が最後まで続く。 この点に関しても、1に負けていない。 だったら、映画として1に負けない傑作かって? 悪いけど、足元にも及ばない。 この映画の最大の欠点は、人物に魅力がないこと。 特に、善玉。 1から20年以上経って、「恐竜は進歩したけど人間は頭悪くなりました」って言ってるのかと思った。 中でも、一番出番の多いヒロインは、ほとんど意味不明の人物になってるし。 それから、1のファンとしては、恐竜の基本設定を変えてしまっているのも許せない。 あのエイリアンだって、3以降は良作とは言い難いけど、エイリアンの基本設定を変えるようなひどいことはしなかったよ。 とまあ、いろいろと悪口書いちゃったけど、映像の迫力はあるから、金払って映画館で見る価値はあると思う。 怖くて夜なかなか寝られなかった1と違って、ぐっすり一晩寝たら、見たことすら忘れているかもしれないけどね。[映画館(字幕)] 5点(2015-08-08 23:38:23)(良:2票) 《改行有》

108.  インサイド・ヘッド いくらなんでも退屈すぎ。 特に、最初、ドリカムの歌がなんの演出もなしにフルコーラス流れる。 次に、南の島とかいう短編映画をやる。 合わせて10分くらいだろうか。 本編が始まってから、どうやら今までのフリは、本編とは全く関係ないと分かった瞬間、怒りを覚えた。 最初だからこっちは集中して見てるのに、なんの予告もなく10分もこんなことやられたらかなわない。 本編が始まっても、退屈なのは変わらない。 そもそも、最も重要な感情を「喜び」にしているけど、それはアメリカ人ならすんなり理解できるのかもしれないが、日本人の自分には無理。 普段は意識していないけど、自分も平均的日本人も、最も重要な感情は「恥」だから。 脳内記憶の保管や廃棄を映像化してるシーンなんかは、それなりに面白いなとは思ったけど、それもほんの一瞬。 起伏のないシーンがダラダラと続く。 子供も大人も楽しめる映画かと思ったら、子供にも大人にも退屈な映画でしたとさ。 特に最初は「金返せ」レベルだよ。[映画館(吹替)] 2点(2015-07-19 17:28:21)(良:1票) 《改行有》

109.  バケモノの子 長いこと映画見てるけど、こんなに期待して映画を見に行ったのは初めてだ。 点の辛い自分にとって、3作連続8点以上を付けることのできた監督なんて、これまで居なかったから。 そして今回で4作目。 結論から言うと、素晴らしいです。 夏休みエンタテイメント作品として、文句なしの出来。 普通なら、売れそうな題材思いついたら、周りの大人の事情もあって、前編後編どころか4部作5部作と引き延ばそうとするもんなのに、一気に一つの映画として見せてくれる。 そして、続編の可能性を全く残さないキッチリとした結末。 映画としての完成度もさることながら、その志の高さにも感激した。 とにかく、多くの人に見てもらいたい作品です。 できるだけ一人ではなく、親子、恋人、親友なんでもいいから仲の良い人と見に行って、映画見終わった後で語り合ってほしい。 たぶん、細田守監督の一番の狙いも、そこにあると思う。[映画館(邦画)] 9点(2015-07-11 22:11:01)《改行有》

110.  幕が上がる ももクロは「全力」というキャッチしか知らないけど、映画として面白いという噂を耳にして、久しぶりに公開初日に映画館行ってきた。 ウン、映画として完成度高いです。 アイドル映画としては作られていない。 ただなあ、「ももクロじゃないほうが良かったなあ」と思ってしまったのも事実。 彼女ら、あまり高校生らしくない。 演技がちょっと大げさで、微妙な表現がない。 アイドルのステージングならそれで正解だけど、これは高校の演劇部の映画だから。 特に、高校での生活と、演劇発表との演技に落差がないのはちょっと不満だった。 でも、脚本が優れていて、爽やかに見終われるので、映画館に行って損はないです。 主演の子の役柄が美味しすぎて、この後メンバーの仲が悪くならないか、心配になってしまうほど。 [映画館(邦画)] 7点(2015-02-28 20:30:26)《改行有》

111.  ニッポン無責任時代 友達に勧められて見たんだけど、自分には合わなかった。 50年前のサラリーマンでも、やってることは意外に現代との共通点多くて、 長らく会社員やってる自分としては、身につまされることが多く、 ちょっとつらかった。[DVD(邦画)] 4点(2014-11-30 23:17:36)《改行有》

112.  嘆きのピエタ 話が暗くて、最初のうちは見続けるのがつらかった。 中盤からグッと引きつけられるけど、予想通り、後味はよくないなあ。 話が暗くても、もう一度見たいと思えればいいんだけど、全然そんな気は起きないし。 ところで、韓国の人は、若い人でも普通にウナギやウサギをさばけるんだろうか。 今の日本人は、鶏どころか魚さえ、さばける人は少数派になってしまってると思う。 自分ももちろんできないし。 韓国の貧しい人っていう設定だったけど、そこはうらやましいと思った。 さばきたてって、絶対ウマイだろうから、自分でできるなんていいなって思う。[地上波(字幕)] 5点(2014-09-23 20:00:10)《改行有》

113.  借りぐらしのアリエッティ ぐいぐい引き込まれるストーリーと、魅力的なヒロイン。 これだけで充分に合格点。 クライマックスの盛り上がりに欠けるとか、悪役のキャラ設定が中途半端とか、スレた観客である自分としては、思うことがないわけでもない。 でも、なんとも言いがたい余韻の残る終わり方にも好感を覚えるし、なかなかの佳作。 「子供が小学校に入るか入らないかくらいの時に見せたかったなあ」なんて思った。[地上波(邦画)] 7点(2014-07-21 02:12:35)《改行有》

114.  天空の城ラピュタ この映画をTVで何回か見ているけど、ちゃんとDVDで見るのは初めて。 だから、初めて見るシーンも結構あって、楽しかった。 しかし、1986年の作品が今見ても楽しいんだから、すごいことだ。 そりゃあ、ケチつけようと思えば、いくつか挙げられないこともない。 例えば、天空の城のアイデアは当時としても凡庸だとか(公開当時、映画館で見なかったのは、たぶんこのせい)、主人公二人のキャラが薄くて、バアさんが目立ってしまうのはどうよ、とか。 それでも、冒頭から最後まで、老若男女問わずまったく飽きさせず、それでいて話がムチャな飛び方もせず、全員に「楽しかった!」と言わせるだけの話と絵を持っている。 スタジオジプリ最初の作品なのに、一番の完成度。 自分はスタジオジプリの作品で一番好きなのは「千と千尋の神隠し」だけど、世界中の人に見てもらいたいのはこちら。 [DVD(邦画)] 9点(2014-06-30 00:15:49)《改行有》

115.  名探偵コナン 絶海の探偵 軽いアニメを見たいと思って、テレビ録画したまま忘れていたのを、今日思い出して見たんだけど...... こりゃあ重いや。 いや、重くはないけど、ものすごくハラハラする。 これは20年前なら、いや10年前でも許されなかった内容だ。 だって、日本のイージス艦内が舞台ってことは、自衛隊が全面協力ってことだ。 しかも、旭日旗がバンバン映る。 旭日旗は、現代の自衛隊でも使われてるってことは、頭ではわかってる。 でも、第2次世界大戦時の日本軍国主義の悪しき象徴として扱われることも多く、今の自衛隊を扱ったときに映すことはほとんど無かった。 ドキュメンタリーとか、ニュース映像でもだ。 自分、旭日旗が映るとギクッとするから、これは間違いないところ。 それを、子供向け、家族向けの劇場用アニメでやってしまうとは... 日本も変わったもんだなあ。 さらに内容。 最初から、どう考えても「自衛隊バンザイ」の話にはなりそうもないから、その意味でハラハラする。 「こんな話で、なんで自衛隊は協力できるんだ?」って思って見てた。 でも、最後の最後で、それまでを埋め合わせるシーンがあって、自分も思わず落涙したし、ホッともした。 それでも、この内容で全面協力って、自衛隊も太っ腹になったもんだ。 この映画、防衛とか政治とか国際関係に少し興味ある人には、すごく面白く見られるはず。 そんなのコナン映画じゃないって? 映画として面白けりゃ、ケチくさいこと言いっこなし! 実際、それまでのコナン映画の最高興収になったそうだし、自分にとってもコナン映画最高傑作を更新したし。[地上波(邦画)] 8点(2014-06-22 01:17:42)《改行有》

116.  クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん ロボとーちゃんの描き方がとても丁寧で、楽しい。 だからこそ、後半で明かされるロボとーちゃんの正体に驚かされるし、ベタなラストも暖かく受け入れることができる。 ところで、ふと今考えたのだが、世間一般の人は「なぜ、クレヨンしんちゃんの映画は毎年新作が公開されるのだろう?やっぱり、お下品ギャグはいつの時代も子供の大好物だからだろうな」と思っているのではなかろうか。 そういう人に、この映画をぜひ見てほしい。理由がわかるから。 この映画にも、もちろんお下品ギャグはあるけど、古くさいわ、聞き取りづらいわで、むしろ邪魔なくらい。 この映画は、物語の軸と演出がしっかりしているから、特に後半は「物語だけ見たい」と思ってしまう。 それに、「家族愛」をテーマにしているから、家族そろって見て、みんな満足して帰れること間違いなし。 特に、休日は休んでいたいお父さんが、無理して家族連れてって「やっぱり家族で見に行って良かった」と思わせる出来の良さがある。 だから、クレしん映画は毎年続くんです。[映画館(邦画)] 7点(2014-05-11 19:01:47)《改行有》

117.  ドライヴ(2011) 《ネタバレ》 去年の「ビデオ屋さん大賞」を受賞した作品。 じゃあなんで今まで見なかったかというと、たいていレンタル中で、見たいと思ったときに借りれなかったのと、2位になった「モテキ」は優れた作品とは思えず、賞の信頼度にイマイチ感があったから。 で、今回見た感想はと言うと、「こりゃあアメリカ版”容疑者Xの献身”だなあ」と。 独身男が不幸な母子を救おうとするって話自体と、ラストに納得できないところさえも似てる。 ただ、この映画、雰囲気重視というか、説明不足なところが結構あって、ちょっと自分は違和感あった。 例えば、エレベーターの中で敵と一緒になってるのに、なぜかヒロインとファーストキスして、その後、ヒロインの目の前で、明らかに殺意をもって敵を痛めつけるシーン。 自分はここで「なぜこの場面でキス?」「なぜ殺す?痛めつけて、銃を奪うだけでいいでしょ」と思ってしまい、主人公に感情移入できなくなった。 この映画、最初から最後までサスペンスとしての緊張感は充分だし、ヒロインも大変魅力的。 でも、最初は「ドライブだけ」って話だったのに、どんどん必要以上に人を殺しまくる主人公にちょっとついていけません。 ヒロインと子供がこの後で幸せになったとも、とても思えないし。[DVD(字幕)] 6点(2014-05-06 16:20:52)《改行有》

118.  アナと雪の女王 ラプンツェルで4点しかつけなかった自分。 この映画は、同じディズニーの同系統の映画と思われるのに、勇んで見に行った。 理由は、CMで主題歌「Let it go」を見て聴いて、大ファンになったから。 だから、当然、字幕版。 字幕のアニメを映画館で見るのは初めてだ。 映画館に入ってビックリ。大人しかいない。時代劇見に来たのかと思った。 よく考えたら、字幕版と吹替版があるなら、子供は吹替版選ぶに決まっているから、当たり前なんだけど。 しかし、かなり低年齢層向けと思われるこの映画。 それが公開2週目というのに、シネコン一の大箱が大人だけで満員になっているのは、かなりシュールな光景だった。 まあ、自分もそのうちの一人なんだけどね。 さて、肝心の中味。 期待通り、「Let it go」のシーンは最高でした。 悲愴感漂う場面だったのはちょっと意外だったけど、それでも涙タラタラ流れちゃって恥ずかしかった。 ただ逆に、「Let it go」以後は冷静になっちゃって、「背景がリアルすぎて、かえって不自然だな。新八犬伝(昔NHKでやっていた人形劇)見てるみたいだ」とか「歌のシーンでも話を進めるのは偉いな。ミュージカル特有のわざとらしさが少ない」とか「お話が説明無く進みすぎ。やっぱり低年齢向けだな」とか、いろいろ考えてしまったけど。 それでも、映画史に残る名曲シーンがあって、その後も破綻無く物語終わらせているから、充分に秀作と言えると思う。[映画館(字幕)] 8点(2014-03-22 00:15:13)《改行有》

119.  パシフィック・リム 古い日本の怪獣映画・ロボットアニメへの猛烈な愛を感じる。 なんかちょっと気恥ずかしいくらい。 だって、自分も確かに夢中になって見たクチだけど、さすがに昔の怪獣映画・ロボットアニメを今見ようとは思わないから。 吹替とはいえ、「ロケットパ~ンチ」には正直参ったなあ。 でも、愛があるからって、いい映画とは言えないかな。 お話がろくな説明もないままどんどん飛んでくし、終盤は盛り上がりに欠けるし。 なにより、主人公の魅力が乏しいのが痛い。 ハリウッド大作だからって、体も性格もマッチョはないでしょマッチョは。 おまけにヒロインまで結構マッチョだし。 結構引いたなあ。 この辺は、やっぱりわかってないなあって感じ。 怪獣映画・ロボットアニメの主人公・ヒロインは、細身って決まってるの! そして、性格はいろいろだけど、少なくとも学校や職場では、目立たない存在。 これにつきる。 そして、変身したり、ロボットに乗り込んだ瞬間だけヒーローになれる。 こうでなくちゃ。 あっと、この映画はあくまでハリウッド映画だったんだっけ。 日本人の視点であんまり文句言っちゃいけないか。 中盤までは結構楽しかったしね。[DVD(吹替)] 6点(2014-03-02 23:39:39)《改行有》

120.  ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE ルパンとコナン、どちらのファンでもない自分にとって、苦痛以外の何物でもなかった。 じゃあなんで見に行くんだよ、と言われそうだが、そこはそれ、人には色々と事情があるわけで。 まあ、自分の場合は、単に子供の強い希望に折れてしまったわけだけど。 自分がまさにそうなんだけど、大人も子供も見に行けるということで、こういう無茶な企画物ができてしまうんだろうなあ。 結果的に、つまらない映画ができてしまう片棒を担いでしまったわけで、今はちょっと反省。 ところで、自分がちょっと興味があったのは、ルパンのお色気とコナンの淡い恋愛を、どう折り合いをつけるのかということだった。 そしたら、それは両方とも無かったことにされていて、「これじゃコラボの意味ないんじゃない?」なんて思った。 正確に言えば、ルパンのお色気は多少あるんだけど、その分、峰不二子は薄っぺらい顔で無表情という、別のキャラクターに変えられていた。 また、峰不二子に限らず、特にルパン側はどのキャラも表情に乏しく、「作ってる人にルパン好きな人はいないんじゃないか?」なんて思った。 ストーリーも、コナンの話にルパンも出てくるという感じだったし。 それに、表情が乏しい割に、顔のアップのシーンが多くて、それがまた苦痛の大きな要因だった。 「コラボなんて、双方の魅力を打ち消してしまう、客集めだけのためのさもしい企画」。 あらためてそう思った。 けど、エイリアンVSプレデターとかでも同じこと思ったわけで。 子供と一緒に映画見に行くときは、つい、コラボ映画を選んじゃうんだよなあ。[映画館(邦画)] 1点(2013-12-31 01:43:03)《改行有》

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