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プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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101.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 2回目の鑑賞。一回目の鑑賞では印象に残った点①リアルな事故場面②マゾ野郎の全裸オナニー場面③最後の寺院の美しい情景、、、それだけだった。 そして2回目に見た。 なかなか面白く、なんとも偉大な美しさを感じさせる内容でした。 話がとても大きい感じですので、「宗教のスペクタクル」だなって思いました。 ただ、絵を投げつけたり、絵にメッセージを書き込んだりするのは絵画好きな人だったらキレるかもしれません。 宗教の新事実(?)には驚きましたが、 なんとなく教会はキレる内容かもしれません。 芸術性の高い作品を目指していると思いますが、だったらアクションとかいらないのかなとか思ったり思わなかったり。 あと暗い場面が多いんですね。それでトムハンクスもジャンレノもソフィーも黒い服着着てるから、余計に暗い。地味だ。 最後の寺院(調べてみたらロスリン礼拝堂というらしい)の場面はやっぱ美しかった。 なかなか芸術的で壮大な謎は「芸術の秋」にピッタリといった感じの映画でした。 [DVD(吹替)] 6点(2012-11-29 01:15:10)《改行有》

102.  スマイルコレクター 《ネタバレ》  非常に面白かった。 ちょっとタイトルがボーンコレクターみたいだけど。 パッケージはエコールとミネハハの続編みたいだ。 羊たちの沈黙のような良質サスペンスな雰囲気が良いです。 サスペンスを引き立てる寒々しい風景や荒涼とした場面もあって良い。 音楽もエレクトロニカみたいで良かったと思う。 本作の鍵となる笑みを浮かべた少女の死体はあまりにミステリアスで美しい。 これは恐らく映画史上最も美しい死体だ。 その笑みはダヴィンチコードのモナリザの笑みのように謎だ。 物語が終わりに向かって収束するテンションはソウのようだ。 剥製はまるでサイコのようだ。 無数の剥製は何を語るのか。ちょっとだけメルヘンでダーク。 こういった犯人の豪華なゴシック趣味には流石に飽き飽きするが、 ほんのりサイコでミステリアスなサスペンスは非常に面白かった。 ただ、サイコサスペンスにしたらサイコ度は低めかも。 それに「フランス版“羊たちの沈黙”」とかいってるわりには、ハンニバル・レクターのような人物が見当たらなかったのがちょっと残念。 [DVD(字幕)] 7点(2012-11-29 00:49:33)《改行有》

103.  ザ・メキシカン 《ネタバレ》 一つの呪われた美しい銃をめぐる珍道中? 愉快じゃないところもあるけど愉快だった。 そしてメキシコの感じがなんとなくホットだ。 銃にまつわる因縁みたいなものが感じられて面白かった。 銃の描かれ方が魔力を帯びたように美しい。 そしてなんとなく壮大だ。 ブラピはやっぱイケメンだ。[DVD(吹替)] 6点(2012-11-29 00:38:41)《改行有》

104.  アンヴィル!夢を諦めきれない男たち 《ネタバレ》 メタルにかける熱い男たちの魂の声を聞け! アンヴィルです。 この映画を見て熱い男の魂に触れました。 凄い感動です。 大きな話、人生の目標が見つかります。 オッサンどものメタル魂の熱さ、夢へ向かう情熱の真直ぐさに心打たれます。 ヘヴィメタルって(まるで絵に描いたような)男らしさの象徴なんです。 だからこの作品は、たぶん男らしいです。 男とは一生夢を追い求める生き物なのだ。そしてワイルドなのに繊細でもあるのだ。 ヘヴィ・メタルってのはどこか非現実的でファンタジーなところがあって、 そんな音楽を演奏しているのは北欧神話の神みたいにマッチョで超人的な存在だと思っていたら彼らの実に現実的でヒューマンなところが見えて面白かったです。実に人間らしい。 僕はとくにメタルとか結構たくさん聴いてましたから、この作品では神がかり的な大きなパワーを感じられた気がしました(全てのメタラーはまるでそこに向かってゆくのではないでしょうか。一つの大きな力に引き寄せられるかのように)。 たとえ無名なバンドであれ、それを長年続ければそこに「何か」が宿るはず。それはただ事ではなくなってくる。やがて真実味を帯びてくる。 その大きな力をもった「何か」が自ら命を持って一人歩きしたとき人々に感動を与えたり奇跡を起こしたりするのだと僕は思います。 実際に彼らのやってきたことは映像作品となり多くの人に感動を与えている。 こんな素晴らしく熱いパワーに触れたのは久しぶりです。 ラウドパークの映像、、、絶対みんなにアンヴィルって言わせてるだろ! アンヴィルが神話になったラウドパークにアンヴィルもっと来てくれ![DVD(字幕)] 8点(2012-10-26 22:37:20)《改行有》

105.  陰陽師 《ネタバレ》 自分はあんま邦画ってみないんですけど数年前にやたら流行ってたので観賞。 日本の様式美とファンタジーとロマンがまあ良い感じ。 たぶん国宝みたいな場所で撮ってると思うからそれなりに壮大な感じはする。 日本人の心の底にある恨みの恐ろしさと雅な美しさが、まさに陰と陽みたいに少し感じられる映画だったと思う。 後半はかなりゲームやアニメみたいだけど、それなりに楽しめた。 原作小説はかなり面白いのだろうと想像がつく映画だった。 どうでもいい話、麻呂の画像を思い出して仕方がなかった。[DVD(邦画)] 5点(2012-10-03 01:19:19)《改行有》

106.  ステルス 《ネタバレ》 戦闘機のスピードアクションに美女のランボーアクション?が楽しめる映画です。 軍隊が好きならどうぞ。 人間VS人工知能って大好きです。 どこか「2001年宇宙の旅」のような場面があります。 2001年宇宙の旅では人工知能への不信感が残った印象がありますが、 このステルスではその不信感を追いながらもそのアンサー的な、 人工知能をもっと身近に感じる現代人ならではの人工知能に対する信頼感と親しみが最後には芽生えるようです。 ステルスのコックピットのメカは青く光ってカッコいいです。 ヘヴィーロックとスピード感が妙に合います。 たぶん曲をMP3ダウンロードしてるところがなんともナウいです。 そして空中爆破の美しさが素晴らしい。空中ステーション?もカッコいい。 「醜い国の兵士などミサイル一つで消えておしまい!」とでもいうかのような ミサイルアクションが気持ちいい。 よく分からないけど、A級もB級も米映画は嫌いな国にネタふるのはいい加減にしてください的な?そんな感じがこの映画もする。 タイの場面は美しい。作品の中で米軍の人工知能の進歩と、タイのありのままの生活や文化を比較するかのよう。 これがもし対比なら、人類がこれから未来にどちらの道を歩むかということなんだと思う。 軍人美女のセクシー水着シーンはプラス1点もの。[地上波(吹替)] 5点(2012-09-24 22:27:47)《改行有》

107.  レディ・イン・ザ・ウォーター 《ネタバレ》 これはジャケットが印象強い。女性の表情が気になって仕方ない。 このパッケージがやたらと目に留まった時期があったのでレンタルしてみてみた。 シャマラン監督だとは知らなかった。 「レディインザウォーター」って勝手に「バスタブの水死体がからむサスペンス」かと思っていた。ぜんぜん違った。 これが結構面白い。 妙にメルヘンチック。身近なファンタジーが好印象。 アパートを題材にした物語は好き。様々な人間模様がみえる。 この作品でも個性的な住人がたくさん。 その個性には使命とか役割みたいなものがある。 たぶんRPGゲームでいうジョブ・システムのような感じだ。 個性は力であり宿命である。そういった力を合わせて戦う。 アパートの平凡な住人が守護者だったりヒーラーだったり巫女だったり預言者だったりギルドだったりする。しかし本人達はそれをまったく自覚しないで平凡な市民をやっている。 なんだかすごくファンタジーだ。 普通の住人の中から預言者やギルドを探すのが楽しい。 水の精霊がパッケージだと変な嫌さがあったが、 それが映画を見ているとどんどん魅力的な存在に見えてくる。 静止画と映像では全く感じが違う。 アパートの感じがすごいイイ。住人になってみたい気がした。 シャマラン監督自身が出ているせいか楽しそうだ。 暗さがないのがこの作品の魅力。 監督の得意とするスピリチャルな視点はこの作品でもユニークなファンタジーを日常に生き生きと描くことで生きている。 ヒーラーや海の精霊の位置づけなど奥行きのあるファンタジーの世界。 「みんな孤独だと思っているけれど実は繋がっているの」という登場人物の言葉がこの作品を表してる気がする。 人とのかかわりや絆をファンタジー設定にしたみたい。 ファンタジーと日常のバランスが絶妙。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-20 17:46:33)《改行有》

108.  パーフェクト・ストレンジャー(2007) 《ネタバレ》 サスペンスってあんま見ないジャンルなんですが、 なんだか見てて平均点4点代ってのがうなずけるような内容のサスペンスだった。 パソコン時代のサスペンス映画って感じ。 最初からパソコンの便利さで調子に乗ってる。 報道の自由で調子に乗り過ぎてる糞記者。 最初からイライラしてたけど、だんだん面白くなってきた。 別に書くことなんてないので美女がセクシーだった、となる。 ブルースウィルスは普通だけどワイルドに渋い社長を演じてる。 これがまぁ個人的に良かったかな。 見て「一番やっちゃいけないこと」の意味が分かった。 サスペンスにおいて「一番やっちゃいけないこと」というのは最早ネタバレ用語であるみたいだ。 僕は「それやっちゃいかんだろ!」って思ったのは犯人の顔が映し出される一瞬だけだった。 ま、使い古されたネタでもやっちゃいけない事なんてないと思うけど(でもやっぱダメ!)。 そこに逃げるようになったらちょっと問題なのかも。 「真実の顔」「衝撃の真実」等のおいしいネタをほとんど同僚のヘイリーが持ってってしまってる気がしますが。 僕の気のせいか、米サスペンスで和食ってけっこう多い? プレシネ秋のサスペンス特集にしては、サスペンスの雰囲気が薄い? 秋のサスペンス特集ならもっとメランコリックな場面がほしい。 唯一雰囲気を感じるのは主人公女性の断片的な記憶がよぎる場面だけ。 スリルと戦慄もあまりなかったような。 それとパーフェクトじゃないじゃん!最後まで見て、どこまでパーフェクトじゃないん!て思った。 別にいいけど。 [地上波(吹替)] 5点(2012-09-19 00:38:05)《改行有》

109.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 世界は荒廃した。まるでマッドマックスのような世界観です! 水も食料もないので悪党がはびこり、弱者は救世主の存在を求めています。 もう世界中の人々が七つの傷の男の存在を待ちわびている、そんな雰囲気です。 コンボイを率いるクレア・レッドフィールド女隊長は、 まるで北斗の拳2で皆を率いて戦う成人リンの姿と被るかもしれません。 そうなると、カルロスが成人バットです。 救世主は現れますた!そうです。エスパー・アリスです。 ローブをまとい、不思議な妖術を使ってザコを蹴散らします。 「私の周りでは人が死ぬの、、、」と、 少し不吉めいたキャラを出しているところが、またちょっとだけケンシロウしてます。 北斗バイオ拳でカラスの群れなど瞬殺です。 アリスの両鉈アクションが南斗水鳥拳に見えなくもありません。 高いところに立ってピュ~と口笛吹くのはちょっとキザっぽい。 出しゃばり度の高さではケンシロウにも負けません。 かと思えば、アリスは綾波レイのようでもありました。 フィギアのようなヒロイン大量生産的なアレで、オタク文化的で日本の現代アートのテーマにもなりそうな感じ。 地下研究所でボスと対戦するのは、映画シリーズの中では一番バイオっぽいかもしれません。 それでこの作品では人工知能(娘)が可愛いです。理想の少女像です(バーチャルなだけに)。 シリーズを通して少女が出てきましたが、この少女が一番可愛いです。 東京メトロの看板はふざけてますが、全体的に結構面白かったです。 [DVD(吹替)] 6点(2012-09-16 01:29:51)《改行有》

110.  ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 やってくれました。全く新しいゾンビ映画をみました。 あるのはバイオハザードの地獄そのものです。 演技を超えた演技ではないヒステリーやパニック、発狂があります。 現場では集団ヒステリーが実際に起こってます。 こんなものをホラー映画に求めていた人は多いかもしれません。 自分もこれほどまでに臨場感のある地獄の光景を再現したホラー映画があるとも知らず、、、度肝を抜かされました。 悪魔に憑かれたような雰囲気があります。 理性を失った空間があります。 この極限の状況を再現するのに一人称視点は成功しています。 架空の現象をよくもこうまで生き生きと再現したものです。 たぶん一発屋なので複数回の鑑賞に堪えうるか心配ですが、自分はあと数回は観ると思います。 作り物っぽく無さがあります。 嘘であることを感じさせない迫力です。 「悪魔のいけにえ」以来の奇跡が起こったんじゃないですか? この作品の素晴らしいのはゾンビ映画からオカルト映画へと急展開するところです。 どうりでゾンビを超えたオカルトチックなにおい、それはまるでオーメンの悪魔憑きの様な迫力に満ちていると思ってました。 最近のCG映像に対抗できる人間の生々しい演技です。 最後の暗がりにあまりにも不快な存在を見ますが、超怖すぎて耳をふさいでました。ヤバイです。 これは何かの映像コンテストがあれば確実に賞をとるレベルの映像です。 ホラーの新しい次元の恐怖を見ました。 [DVD(吹替)] 8点(2012-09-08 21:06:33)《改行有》

111.  稀人(まれびと) 《ネタバレ》 (2009年映画メモをもとに) 下手なカメラマンのオナニー映画みたいになってた記憶があります。 でも東京の広大な地下空間がたくさん見られてよかった。 地下世界に憧れる僕としては関心があります。 地下哲学が聞けて良かった。 「およそ人の集まるところには必ず地下への入り口があるものです」など。 地下世界で少女(若い成人女性?)が全裸で繋がれていた場面は神秘的。ヌード幻想。 これでレンタルした。地底人みたいの不気味でした。 なんか自分の糞だった東京生活を思い出した。歩道橋から見下ろす場面などで当時の自分が重なった。 見ていて女子高生と援交したくなった。もしかしたら監督も同じ気持ちだろうと思う。 「別れた妻を殺し、実の娘を獣のように飼育した」って、、、製作者も自分の性癖を少しは隠しましょう、、、。 とかいう自分も、あんな少女が手を引いてくれるならば地下世界に行ってしまいたい。 狂った人がどんどん地下に引き寄せられて行くという感じ? 自分もいずれは地下に行くのだろうか? [DVD(邦画)] 3点(2012-09-08 20:42:24)《改行有》

112.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 オタクか!オタク向けか! 物語が進むにつれどんどんカッコよくなってきます。 僕はオモチャが大好きなのでメカが沢山出てくるこのアニメ、いや映画は満足度満点です。 そしてメカが日本製なのがなんとも嬉しい。 中国製じゃなくて良かった!メカの裏側に「メイド・イン・チャイナ」とか書いてなくて良かった。 監督ありがとう(どうせフリだろうけど)! 主人公のもとにメカが集う場面キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! 宿命をうえつける音楽が少々ウザくも壮大な物語を演出。 吹き替えで観るとまるで日本の特撮ヒーロー物の様な感じがする。 キャラクターが5体いれば宇宙戦隊○○レンジャーという感じだ。 終盤の、街のど真ん中でのスーパーロボット大戦は秋葉原でやればいいじゃん。 冴えないオタクが政治のトップと軍隊の中で活躍するという話はオタクに夢与えすぎ。 でも映画って本来は夢を与えるものだからそれは別にいい。 オタク君がモテ男になるのには車がロボットに変形するような奇跡でも起きない限り無理ってか! 辛いぜ! メカはカッコイイけど、細かすぎて昆虫エイリアンみたいにちょっとグロい。 できればメカ映画の天才キャメロン監督にやってほしかったけど。 画面がゴチャゴチャ意味不明だけど動きが激しくアクション性が高い。 もう映画はCGグラフィックの競争みたいになっている。 スローモーションでのメカの宙返りは少しカッコイイ。スローだとメカに巨大感がある。 ジュラシックパークのスピルバーグ監督が製作総指揮なら、 次はビーストウォーズだよね(無茶ぶり)! 「この映画を観ているそこの(大きな)君たちも地球を守る立派な兵士になれるぞ!」という正義の映画です。血涙が出そうです。 [DVD(吹替)] 6点(2012-09-03 20:59:18)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

113.  ぜんぶ、フィデルのせい 《ネタバレ》 少女映画という比較的コアなジャンルではよくリストにあげられる作品。 子供の、少女の視点から見た大人の世界が面白い。 当時のフランスの運動や革命に揺れる大人の世界。 それを9歳の少女の目線で見た、とても現実的だけどおかしな世界。 この映画の中の反体制運動だとかウーマンリブ運動だとかは、子供の世界とはあまりにも関係のない不釣合いな世界。 少女映画に特有ぎみの不思議の国のアリスのようなワンダーランドよりも現実味を帯びる物語。 ただその現実味を帯びた中で、大人の世界の不条理さや大人のキャラクターのユニークさを少女の視点で冒険していくところが、現実の中にワンダーランドを見出すみたいで面白いかなぁ。 抗議活動に取り組む大人たちの姿勢が、子供目線では怖くて不気味に感じるが、それでも一人一人が子供に対して接するときの態度はとても優しいおじさんおばさんであるというのが印象的。時に大人はおとぎ話の登場人物みたいだかも。 子供の、少女の視点で見た大人たちはユニークで面白い。 ただこの映画はロリコンの人のために作られた映画だろうか。 9歳の女の子の入浴シーンとトイレシーン、スクール水着シーンなど、そういう性癖に重点を置いたかのようなシーンが多い。 この映画ではミッキーマウスをファシストだといっていたが、 ではこの映画のロリコン表現はなんであるのか。 いやむしろそれが愛好家としては嬉しい。 主演の女の子はムスッとしてて可愛らしい。 ミツバチのささやきからの影響が少し感じられた。 少女達がささやく場面、アルバムをめくる場面など。 様々な活動を通して揺れ動く家族が描かれて、最後には家族の絆の深さが心に残る。 見る前と後とでは家族に対する考え方も見方も変わってしまうかのような作品だった。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-03 20:05:39)《改行有》

114.  ジュラシック・パークIII 《ネタバレ》 結構面白かった。 B級パニック映画の良作。 肉食恐竜を凶暴に描き草食恐竜を美しく描く。 雄大なテーマ音楽はワクワク感を増大させる。 大自然は映画館で観れば迫ってくるような迫力だったんだろう。 今回は高知能な恐竜が出てくるのが特徴か。 恐竜までが戦略的な方法を取ってくるので面白い。 どうやらキャラクターを死なせ過ぎないことを心掛けている模様? 家族愛を描いたときに過酷さが減退。 廃墟マニアが喜びそうな場所があってジャングル探検は面白みを増す。 霧の濃い格子通路が個人的に好き。 少年の心を持った監督だからこそ描ける恐竜の世界。 恐竜はまるでドラゴンではないかというファンタジーさ。 気分はまさにアトラクション。[地上波(吹替)] 5点(2012-08-29 23:18:51)(良:1票) 《改行有》

115.  S.W.A.T. 《ネタバレ》 S.W.A.Tとは名ばかりのアクション映画だったな~、という印象。 まぁ、実際に取材して作ってると思うので、実際のSWATもこんな感じなのかなぁ。 でも映画はSWATよりもキャラクターを優先してしまった感じも。 けっきょくS.W.A.Tの名は借りただけ、アクション映画を作る口実? [地上波(吹替)] 4点(2012-08-02 00:37:41)《改行有》

116.  Mr.インクレディブル 《ネタバレ》 思ったよりも面白かったです。 ヒーローの現実の苦悩が描かれる中で家族愛が徐々に素晴らしいものになっていきます。 日本のアニメから影響を受けてますね。 様々な能力が個性的で面白いですが、やっぱりゴムゴムの実の能力が一番活躍してました (あ、やっぱそれいっちゃマズかったですか)。 CGのレベルはすでに高いです。髪の一本一本まで表現してます。 デフォルメされたキャラクターのアニメーションは面白いです。 アクションはスピード感があるので最高です。 ハイスピードで繰り出される様々な能力のコンビネーションが美しいです。 バイオレットが可愛過ぎました。母親も美人秘書も色っぽいです。 シンドロームは憎ったらしさが半端ない。 家族愛や個性的な能力など描かれるべきものはしっかりとしてます。[地上波(吹替)] 7点(2012-07-26 00:25:56)《改行有》

117.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 大好きなシャマラン監督の作品。 気になってたけどやっと観れた。 村の雰囲気は少し奇妙ですが、美しく穏やかな感じです。 ただその村には秘密があります。 その秘密というのはこの監督の作品らしくあまりにも不思議で霊的な、神秘的な色合いを持ちます。 黄色いローブなどをまとってかなり神秘主義です。 閉鎖的な村の雰囲気は好きです。 閉鎖的な小さな村が舞台であるのにドッ××ィルのように村人達が牙を向かなかったのは少し意外でした。 村人を村から出さない閉鎖的な感じはありますが、それが他の作品にあるような血生臭さや暴力や束縛とは少しだけ感じが違います。 結束した集落ではだいたい村の中で怪物が現れるのですが、この作品ではその怪物の現れ方がまた面白いかもしれません。 村の外に怪物がいる限りは村の中には怪物がいない、と途中までは思ってました。 閉鎖的な小さな村だと、外から新しい来訪者が来てそれで怪物が生まれるという話も多いですが、この作品はそれとも違いました。 閉鎖的に守られた中での平和な環境がどうであるのかと考えさせられます。 盲目の美女と静かな森と隠された秘密があまりにもミステリーで美しい絵になります。 ただもっと血生臭い緊迫感を求めてたかもしれません。 あいつはどうしようもねーなってのが一人いました。[DVD(字幕)] 7点(2012-07-13 23:55:32)《改行有》

118.  ザ・セル2<OV> 《ネタバレ》 (2010年の映画メモをもとに)こんなショボ映画に「ザ・セル2」なんて堂々のタイトルをつけないでください。 こんなの「ザ・セル」を真似して作られたB級サスペンス、SFアクションじゃん! そして作品がつまらないからって、オッパイで誤魔化すんですか。 カーチェイスや逃亡劇なんて本来の「ザ・セル」にはいらねえだろが。 製作者は内面世界を描くことに限界を感じてしまったのか、全く違うところに面白みを持っていこうとしたのは反則です。 1作目は内面世界を見事な映像美と色彩美で表現していましたが、この2作目ではまだ表層世界のSF表現です。 1作目は近未来的な感じだったと思いますが、本作はごく現代的な感じでした。 1作目のカルト映画+サイコサスペンスの巧妙な面白さは本作には皆無でした。 そしてザセル1は僕の中では「映像が最も美しい映画ベスト10」に確実に入る映画なんですが、ザセル2は映像の芸術は皆無といえます。 1と2では美術のレベルが圧倒的に違います。 続編なら同じ監督を起用すればいいのに。。。 ザセル好きで騙されてDVD買った人の多さを考えると絶対評価できません! (追加) ただ、オープニングかエンディングの風景がやたら美しかった記憶があります。 もう2年前なので記憶は確かではないですが山だったと思います。 オープニングとエンディング場面だけはザセル1っぽかった記憶があります。 間違ってたらすみません。[DVD(字幕)] 3点(2012-07-06 22:37:24)《改行有》

119.  スコーピオン・キング 《ネタバレ》 ハムナプトラのモンスターが英雄として登場するのは伝説としては面白い。 オーソドックスなアクションエンターテイメントだと思う。 ムキムキマッチョなアクションとスペクタクルファンタジーな世界が魅力(でも長髪マッチョだと何故かセガールを思い出すのは僕だけ?)。 メムノーンの髪型が今の時代風で嫌だ。 預言者ヒロインの露出度がエロ過ぎる。 大きな金属の塊が落ちてきて直撃した人が気の毒すぎる。 余談ですがハムナプトラから何年経つか知りませんが、ハムナプトラから成長が止まってしまってる映画がけっこう沢山あるかもと、 この前ある映画を見ててふと思ったのを思い出した。[地上波(吹替)] 5点(2012-07-06 22:05:06)《改行有》

120.  大脳分裂 《ネタバレ》 偉大なる中二病のオナニズム映画。 まだ性が暗黒の中にある10代の時期に見るような映画です(と、中二病の僕が言うのもなんですが・・・)。 まるで美術専門学校出風な勢いと若い感覚を評価したいです。 ただただ内向的で自閉的、全く外の世界に向かっていないインドアな暗さが魅力です。 この映画の中の近親姦をはじめとするタブーはあくまでも(思春期の暗い性の葛藤の中で起こる)自己性愛でしかないように思えます。 その自分の殻にこもってる感じがまた良いですね。 タブーをさまざま持ち出していますが、それが露骨過ぎるのに的外れな感が少しあります。 グロテスクなエロスの合い間に様々な映像を入れて多面的な哲学風な崇高な雰囲気を出そうとしているらしいのですが、その意図があまり繋がらず意味不明であり、退屈な失敗アートな感じになってしまった感じを受けました。 ただ酒場の映像は少しだけ良いです。 汚い体液を見せ付けられるのは不快です。 高校生のころは地元のレンタル店のドラマコーナーにこれが置いてあり、 強烈なタイトルとパッケージのためか、同級生男子の間でもこの作品の注目度は高かった。 10代の頃、怖いもの観たさでこの作品をレンタルしてきた友人たちと深夜鑑賞しましたが、 盛り上がるどころかドン引きの空気の中で沈黙する僕の隣で友人二人は「ひでぇ、こりゃひでぇ」とか言ってた記憶がある。 キリストと女3人による血と尿まみれのプレイは軽いトラウマになって今でも記憶に残ってます。 今、DVDを買いなおして観てみると、血まみれのキリストの場面はかなりカオスしてます。 キリストの膝の軟骨舐め舐めシーンは卑猥すぎます。 音楽がなかなか良いです。 ある意味で多くの男子の通過点かもしれない世界観を大々的に作品にしたことは評価。 自分はまだこの映画の暗さに魅力を感じているようです。 [DVD(字幕)] 5点(2012-07-03 23:33:15)《改行有》

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