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1261.  サイレンス 話的にはイランの話だと思うんですけど、同国での検閲を嫌い、本作は全編タジキスタンで撮影されたのだそうです。しかも巨匠モフセン・マフマルバフと言えど、予算も潤沢じゃない様子。だから風景を撮影することが出来ない。出演者も素人ばかりで、動きのある難しい演技が出来ない。さあ、どーする? きっとそれで、ヤン・シュワンクマイエルばりの接写映像ばかりになってしまったのだと思います(確証無し)。従って映像からは全く空間的広がりを感じることは出来ませんが、イメージと文化の広がりは十二分に感じることが出来ました。それにしてもお母さんを除けば、ほんの一瞬映るだけの人も含めて、本作には美女と美少女しか出てきませんねぇ…。こんなトコも含めて、マフマルバフの映画は非常に私好みです、6点献上。6点(2004-09-14 23:14:29)

1262.  金玉満堂/決戦!炎の料理人 「食神」と比べれば、かなりオーソドックスな料理対決モノとなってますが、ストーリー自体が無茶苦茶なのは同じ。全てのエピソードが唐突に始まり、映画は強引に推し進められていきます(が、弾け具合は「食神」の比ではありません)。しかし、美人女優にブス・メイクを施して、後半一気に美女へ変身させるのは、香港では一種の流行だったんでしょうかね? 引く一歩手前のギャグにも独特のものがあります。また、満漢全席勝負の審査委員長が日本人なのは、日本マンガへのオマージュなのか、パクってばかりいることへの償いなのか…。ということで、私的には惜しくも5点献上。5点(2004-09-14 23:14:06)

1263.  紅いコーリャン 中盤までは、これは中国版「風と共に去りぬ」になるのか、といった予感がしたものの、日本軍が余りにもあっさりと物語を終わらせてしまったので相当拍子抜けしました。孫が語る自分の祖父母の物語というスタイルだったのに、何故かそれが最後まで続かないのもしっくりこない。従って本作は、構成や脚本的には大した映画じゃないと思う。本作を本作たらしめているのは、中国の圧倒的な大地と、鞏俐(何と、歯並び悪いじゃん!)の母性的な生命力と、張藝謀の過剰な色彩設計。お二人共にデヴュー作ということですけど、インパクトだけは相当なものがありました、6点献上。6点(2004-09-14 23:13:41)

1264.  ゴーストワールド ゴーストワールド、そこはプロムも大学進学も裕福な家庭もなく、チアリーダーも花形フットボール選手も尊敬できる師もいない、未熟者達のもう一つの現実世界。ゴーストワールド、そこはヒーロー・ヒロインになれず、ドロップ・アウトもできず、現実も受け入れられない普通の子供が、「普通」から逃れたい一心でもがき続ける日常空間。ゴーストワールド、それは大人になった瞬間に消え去り、そして戻ることも叶わない、成長ホルモンが垣間見せる思春期の息詰まる幻。「ゴーストワールド」、これは大多数の人が送る何も特別なことのないリアルな「今」を、痛いほど見事に切り取ったアメリカ製青春映画の新しいスタンダード。必見!の8点献上。8点(2004-09-14 23:13:03)(良:2票)

1265.  マイ・ボディガード(2004) 話自体は悪くない。しかし本作は、監督と主役の選定(と邦題)に失敗してると思う。もう、トニー・スコット弄り過ぎ! スペイン語に被る英語字幕がコミックの擬音語の様な扱いで、完全に演出の一部になってるのは新しいとは思いましたけど、「スパイ・ゲーム」等の彼の前作群が大人しく見える程の落ち着かない編集は、復讐に「燃える男」のハードボイルドな物語に全くそぐわない(この脚本なら私はマイケル・マンを推薦します)。そしてデンゼル・ワシントンも善人の部分が前に出過ぎて、殺人マシンと化す「死の芸術家」には見えない。それぞれの素材は悪くないのですが、例えればフランス料理の手法で和食を作ってしまった様な感じでしょうか。ということで、惜しげもなく水着姿を披露したダコタ・ファニングちゃんに、5点献上。5点(2004-09-12 00:25:46)(笑:1票)

1266.  マーダー・ライド・ショー 2000年に完成していたものの、余りの残虐性に配給元が公開に二の足を踏んでお蔵入りしかけたという曰く付きのホラー映画(それを発掘、昨年アメリカ公開を実現したのが「華氏911」で勇名を馳せた、【anemone】さん言う所のキワモノ買いのライオンズ・ゲート)。初っ端からかなりテンションの高いキャラが登場してきますけど、話自体は「悪魔のいけにえ」。従って妙に懐かしい感じもしますが、ロブ・ゾンビはビデオ・クリップ風の演出で非常にモダンな映画に仕上げてます。お久しぶりのカレン・ブラックがイメージ通りの役で出てきたのも嬉しい。クライマックスは変態一家から「TATARI/タタリ」風のキャラに主人公(?)が移り、一気に不条理感が爆発。これは「テキサス・チェーンソー」より楽しめるのではないでしょうか、6点献上。6点(2004-09-12 00:20:58)

1267.  アンダー・サスピション モーガン・フリーマン演じる刑事は冒頭から犯人を決め付けてましたが、正義の人モーガンが間違う筈は無い。しかも容疑者は怪し過ぎるジーン・ハックマン。取調べが進むに従い、やっぱりハックマンの怪しい趣味が暴かれていく。妻も夫を信じていない。何故なら妻は、二人の馴れ初めこそが夫の性的嗜好にあると疑い、年齢を重ねた現在は若さに嫉妬する身となっているから。「処刑人」風の演出で証言を再現していく展開も中々スリリングだし、私は楽しめました。しかし、それよりも何よりも、私は自身の問題として冤罪の恐ろしさを感じた。最近の「植草一秀手鏡事件」の例もあり、アダルト・サイトのアクセス記録やアダルト・ビデオの所有が確固たる状況証拠となったんじゃ、私なんか第一容疑者間違いなしです、6点献上。6点(2004-09-12 00:18:35)

1268.  ダロウェイ夫人 「めぐりあう時間たち」(意味不明のカタカナ邦題を除くと、近年稀に見る酷い邦題だと思う)は全く「ダロウェイ夫人」をなぞっているということが、これでようやく解りました。これまでの人生を振り返ることが出来る位に歳を重ねると、幸せの中にあっても迷いと後悔の念が徐々に大きくなっていく。しかし先もそんなに長くないし、気持ちの折り合いをつけて生きていくしかない。「めぐりあう~」の三人はある時決断を下した。それによって迷いは消えたものの、悔恨はより大きくなってしまった。どちらにしても、過去を振り返ってもろくなことが無いってことでしょうか。で、肝心の本作ですが、更年期障害の女性が浸る娘時代の白昼夢って感じがしないでもないですけど、20世紀初頭のスノッブな文化を味わうことは出来ました、4点献上。4点(2004-09-12 00:15:29)

1269.  アデュー、ぼくたちの入江 「アデュー、ぼくたちの入江」よりも、「渚のロリータ」って方が本作には正しいタイトルの様に思えた。だって、鮮烈な性の匂いを振り撒く低脳少女しか印象に残らないんだもん。てか、タイトル以前に、わけ解んないんですけど、この映画。時、場所、登場人物の境遇、テーマ等、全く解らない。またF1、殺人、不法侵入した屋敷、「天使の入江」(これが原題)等に何の意味があったんでしょう? 淡々とした映画には訳の解らないのも良くありますけど、これだけ作為的な映画でこの中身じゃどーしょーもない。官能作として騙して売るしか方法が無かったのも頷ける仕上がりです、2点献上。2点(2004-09-12 00:14:15)

1270.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 やたらめったら色々なバージョンがあるようですけど、私が観たのはこれ。「オリジナル・バージョン」というのが、その名の通りフランス公開のオリジナル版だそうですけど、オリジナルも何も、大体この映画は何語で撮られたんですか? 私が観たのはフランス語吹替版ですよ(私は日本語吹替以上に気になりました)。ということで、やけに長い「完全版」ですが、所々に顔を出すリュック・ベッソンの馬鹿映画らしさが作品の質を落としてる様な気がします。この人、どんな題材でも真面目な映画は撮れないんですね。本作もフランスのアート系作品の様に評されることが多いみたいですけど、どっちかと言えばタランティーノの作風に近いんじゃないでしょうか。これを観れば、後のベッソン作品にも合点がいくってもんです、6点献上。6点(2004-09-12 00:10:24)

1271.  記憶の旅人 ヒトゲノムの解明が進み、病気の原因は「脳の記憶」ではなく「遺伝子の記憶」によるものであるということが既に常識となっていた、西暦2000年製作の映画とはとても思えないぶっ飛んだ設定。30年前なら「まごころを君に」風のSFファンタジーとして許せますけど、いくら何でも現代ではこんなの通用しません。学説論文じゃないんだから「遺伝子治療は記憶にも影響する」等の適当な理由はいくらでも付けられるのに、どうしてこういう所で手を抜くかなぁ。いっそレイチェル・リー・クックを主役にして、独り立ちする双子の物語にした方が良かったんじゃないの? という訳で、3点献上。3点(2004-09-12 00:06:28)

1272.  シーズ・ソー・ラヴリー ありそうで無かったタイプの大人のラヴ・ストーリー。何が衝撃的って、男が初対面の自分の子供に向かって「お前はいらない。俺が欲しいのは彼女だけだ」とはっきり言う所。誰が定めたかも判らない、所謂モラルをここまで明快に否定した映画は他に無いでしょう。存在すら知らなかった自分の子供が突然目の前に現れた時、普通の映画では、まるで宇宙の定理の様に一瞬にして母・父性愛に目覚めてしまう。でも、果たしてそうか? 何かで親や子供には時間をかけて「なる」ものだと読んだことがありますが、そっちの方が正しいでしょう。子供の存在を知らなかった男は、もちろん親になってなかった訳ですけど、女の方も親にはなってなかったのです。愛し合う男女の話として、これは非常に正しい結論だと思いました、6点献上。6点(2004-09-12 00:06:06)

1273.  ギルバート・グレイプ (ちょっと長文) グロテスクで悲惨、そして死に魅入られた獄中の様な日常から人間の生きる意味を浮かび上がらせる、爽やかな人生賛歌。原作・脚本のピーター・ホッジスは、まるでジョン・アーヴィングの小説並の完成度でこの物語を紡いでいる。この映画には不要な人物がどこにもいない(写真だけしか出てこないグレイプ家の長兄にさえ重要な役割が与えられている)。不要なエピソードが一つも無い。だからもちろん不要なカットも無い。ラッセ・ハルストレムも撮るべくして「サイダーハウス・ルール」を撮ったんだなぁ、と納得。アーヴィングが忙しいんならホッジスに脚本を任せ、ハルストレムと共に既存のアーヴィング映画を全部リメイクして欲しい。その後、新作にもトライして欲しい。そう思った程、ずば抜けた出来の映画でした。それにしても、きっとジョニー・デップやレオナルド・ディカプリオが出てなかったら、この地味な作品がこれだけの人にレヴューされることも無かったでしょう。そう考えると、スターってホント重要ですよネ、8点献上。8点(2004-09-12 00:04:55)(良:1票)

1274.  ドッペルゲンガー/憎悪の化身 フィルモグラフィーを見てみると、ドリュー・バリモア復活のきっかけになったのは「スクリーム」だったんでしょうか。それ以前は私生活の絡みもありましたけど、何故か厚化粧のお色気専門B級女優って感じでしたよね。本作もその例に漏れず、開始早々ドリュー(撮影時はまだ17~18歳!)のHシーンが用意されてます。そして以降は、今思えばサイコ・スリラー・ブームの先駆け的(と言うよりデ・パルマ的?)ストーリーが展開。しかしそこはそれ、本作はあくまでもB級ホラーなので、クライマックスは決して我々の期待を裏切りません(?)。「富江re-birth」はこれのパクリか? 5点献上。5点(2004-09-12 00:04:31)

1275.  カンパニー・マン 《ネタバレ》 ダーレン・アロノフスキー風のヒップホップ・モンタージュで演出された「トータル・リコール」。最もルーシー・リューを魅力的に撮った映画としても記憶されることでしょう。それにしても、どうして本作の設定は産業スパイなんでしょう? どうせ荒唐無稽な話なんだし、設定や背景のディティールをことさら詳しく描く訳でもないんだから、いっそ国家ぐるみの陰謀風に描いた方が物語のスケール感が増した上、逆に荒唐無稽感は減じたと思う。それなりに面白い映画だったんですけど、ヨット上の最後のオチにはガクッときてしまいました。このラストには-1点です、5点献上。5点(2004-09-03 23:11:06)(良:1票)

1276.  キル・ビル Vol.2 「vol.1」が「修羅雪姫」のリメイクなら、「vol.2」は「修羅雪姫/怨み恋歌」のリメイク…ではなく、セルジオ・レオーネにオマージュを捧げつつ、香港功夫映画の「演出手法だけ」のパロディを挟んだ、タランティーノのプライベート・ムービー完結編(これで彼も思い残すことは無いでしょう)。良く考えてみると、今回は「vol.1」からは何も続いてないんですよね。前作の伏線は前作で完結し(子供は除く)、本作は本作だけで完結してます。そーゆー意味で「vol.1」は、当初一本の映画として企画されたものから巧く切り出されていたと思いますけど、見せ場を全部切り出しちゃった様な気もします。従って本作はだいぶ大人しい印象。一番笑ったのは「怨み節」にまで出た字幕。まさかこんなオチがあるとは思ってもいませんでした、5点献上。5点(2004-09-03 23:09:35)

1277.  華氏911 (皆さんに対抗して私も少し長めのコメントをお許しください) 面白いかどうかと言えば、私には全体的に余り面白い映画ではなかった(字幕を追うのに忙し過ぎたし、同時に出来る限り頭の中で翻訳作業をしたりしちゃったからかな。隣にいた高校生位の一団は途中ですっかり飽きちゃったみたいだし…)。本作の前半はドキュメンタリーではなく、(【ぐるぐる】さんご指摘の様に)ニュース映像を都合の良い様にコラージュしたに過ぎない。パフォーマンス好きの小泉首相ならば簡単にこういう映画を作れると思った。また、9.11の映像を使わない代わりに、もの凄い音響効果を加工したりしてるのもあざとい(イラク空爆等の音響も凄い。本作は一応ドキュメンタリー映画ですけど、出来る限り音響設備の整った劇場で鑑賞することをお勧めします)。しかし、ブッシュ大統領への誹謗中傷からイラク戦争の現実へとシフトし、「取材に基づくドキュメンタリー」に変わってからは多少面白く観れました(私の使う「面白さ」の意味は斟酌してください)。やっぱり最後はマイケル・ムーア永遠のテーマ、階級闘争へと論理を展開して幕を閉じましたね(【anemone】さん、これこそがムーアの「私怨」なんですよ)。思ったのは、本作はアメリカで公開してこそ意義のある映画だったということ。そして私も、ムーアが「ブッシュにはもう騙されない」というナレーションで締めくくった様に、「ムーアには騙されない」と心に誓って劇場を後にしたのでしたとさ…。ということで、作品の出来不出来以前に、ムーアの心意気と、アメリカ公開を断行したライオンズ・ゲートに敬意を表して、おまけで6点献上。6点(2004-09-03 00:18:43)(良:1票)

1278.  堕天使のパスポート 西欧先進国の最下層で生きる不法移民達の、残酷すぎる現実を描く社会派サスペンス映画。ロンドンが舞台のイギリス映画ながら、登場人物は皆「ガイジン」(因みにオドレイ・トトゥは主人公ではありません)。確かに途中までは社会派っぽいんですけど、最後は中途半端に勧善懲悪ハッピー・エンドって感じになってしまって、個人的には残念です。あと、解説にはシェナイはクルド人らしいと書かれてますけど、劇中には一切その事が出てこないので、彼女が何故そうまでしてアメリカに行きたいのかが私には伝わってきませんでした。でも、中々の良作だとは思いますよ、6点献上。6点(2004-09-03 00:15:55)

1279.  アイ,ロボット アイザック・アシモフの「ロボット3原則」小説は、ミステリー仕立ての作品が多かったように記憶しています。そんな地味な題材をどのように「SFアクション大作」に仕立てるのか不安もありましたが、アシモフの小説らしいたった一人の自殺に関する捜査から、ウィル・スミスが本領を発揮する「アクション大作」の部分まで、中々巧くまとめてあったので安心しました。事件の真相に意外性はありませんし、ラスト・シーンの意味も良く解りませんが、緻密に描かれた未来のシカゴの描写もあり、私は最後まで充分楽しめました。それにしてもクライマックスの、被写体の周りを縦にグルングルン回るカメラ・ワークは「あずみ」の影響でしょうか? 観辛いだけで、演出上の効果があったとはとても思えないんですけど…。ということで、6点献上。6点(2004-09-03 00:07:24)(良:4票)

1280.  レディ・キラーズ コーエン兄弟の映画の登場人物は、極端にデフォルメされた変人ばかりなのはいつものことですけど、本作は少し違うんじゃないでしょうか? 泥棒全員が度を越えた異常者では、これはほとんどスラップスティック・コメディのノリです。このメンバーじゃ完全犯罪どころか、普通の日常生活さえまともに送れないんじゃないかと思ってしまう。しかし、やってることはシニカルなブラック・コメディ。だから私は最初から引いてしまった。本作はきっとそのギャップを楽しむ映画だと思うので、これは単に私がこの映画と合わなかっただけのことだと思います。そんな訳で、極私的点数4点献上。4点(2004-09-03 00:06:07)

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