みんなのシネマレビュー
タコ太(ぺいぺい)さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1390
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970

1301.  人間消失 原作は、米国で大ベストセラーになっているシリーズものです。シリーズ全体で数千万部の売り上げというからスゴイです。キリスト教的内容であるためか、日本では今ひとつ盛り上がってないと思いますけど。 まず、この作品を語る上で一番問題なのは、「人間消失」という邦題です。そして、DVDのジャケットには正体不明の戦闘機が編隊を成して戦うイラスト。いずれも、作品の中味に全くもってそぐわないものです。確かに、「人間の消失」が物語の始まりを担う重要な要素ではあり、これから起きる出来事(作品のテーマ)を象徴的に表わしてはいます。でも、それだけ切り取って題名にされても、この作品がオカルトやホラーものであるかのような印象を与えるだけであって、そのつもりで観た観客を怒らせるだけです。戦闘機のイラストなんかはもっと問題で、そんなのは冒頭の一場面だけのことで、それをジャケットに使われちゃ戦争アクションものと勘違いされるだけです。どうしてそんな宣伝方法を採用するんでしょ?営業担当は作品を観ないで仕事してるんでしょかね? で、肝心の内容ですけれど、原作を読んでいないし、聖書にも詳しくない私には少々辛いものがありました。人類の将来を考える壮大なテーマですし、極めて真面目に真正面から問題を取り上げています。でも、どうもピンと来ないんですよね。俳優さんたちが今ひとつマイナーな方ばかりで、役柄の描き方と相まってどうにも感情移入出来ないというのもありますが。仕上がり的にも、TVドラマ的な演出が目立ちチープな印象です。もう少し違うアプローチで制作出来なかったのでしょうか?どうにも疑問です。 あちらでは2作目も制作されたようです。原題に込められたテーマを前面に押し出し、もっと厚みのある作品を目指して欲しいものです。3点(2004-09-08 00:15:29)《改行有》

1302.  処刑人 アナザーバレット 《ネタバレ》 邦題、ジャケットのデザイン、誰が見ても元祖「処刑人」の二番煎じ狙いが判ってしまう哀愁漂う作品です。(でも敢えて借りてみた私…) で、中味は?と言うと、これが全然二番煎じじゃない!予告編のコピーは全く見当違い!(ってか確信犯的?) 何から何まで平凡なB級アクション作品です。予算もかなり厳しかったようで、派手な撃ち合いも少なく爆破シーンは冒頭の一回のみ。(あ、もう一回小爆発はありますけど。) ひょっとして、かなり短期間に作り上げたのでは? それでも、十分予測して承知で借りた私としては、リタイアすることもなく最後まで観れました。でも、その後がいただけない。エンディングに出てくる登場人物のその後についてのコメント、あれは止めて欲しかった。だって興味ないもの… 《追記》元祖「処刑人」も原題直訳の方が良いような気がしないでもありませんが、こちらは尚更に原題のままが良かったのでは?余計な比較をされないでも済んだのに…(原題だと余計に観たくなくなる?) 3点(2004-08-29 19:12:05)《改行有》

1303.  エグゼクティブ・コマンド 何がスゴイって、よくもまぁこれだけパクったもんです。皆様のご指摘どおりです。でも、とは言いながらも再び地上波で観てしまいました。一体、地上波放送何回目?? でも、結構楽しんじゃったりして。ということは、意外と鑑賞に堪える作品なのか?! それとも私が物好きなのか…3点(2004-08-19 22:30:14)

1304.  嗤う伊右衛門 私は京極ファンです。当然原作は発表と同時に読んでます。だから、うっかり期待してしまいました。これはハズレました。 そもそも、小説の映画化って(特に邦画にその傾向が強いような気もしますが)、何で余計な脚色やらサブストーリーやらが伴ってるんでしょうか?原作で感動して映画でも楽しめた作品って、ホントに数えるほどしかない感じです。この作品のように、原作が極めて優れている場合には、監督の余計な脚色にはホントに辟易としてしまいます。 テーマ自体は、一応は表されていると思います。(ただし、副題の「Eternal Love」は蛇足のような…) 同じく京極作品の、「覗き小平次」のテーマも少し入っている気がします。だから、もっとその線で押して欲しかったです。余計な流血シーン、何で必要なんでしょうか?伊右衛門、岩、伊藤、梅… 4人のみのキャスティングにして、むしろ原作よりシンプルに仕上げて欲しかったです。 この作品は、「四谷怪談」の新解釈。そこをもう少し意識していただいて、原作を超える作品を目指して欲しかったです。3点(2004-08-10 21:46:47)《改行有》

1305.  えびボクサー ほのかな期待を胸に鑑賞したのですが… 見事に外してくれました。まさにアイディア倒れというか、海老をボクサーに仕立てようという企画を思いついたものの、いかんせんストーリーの方向性が決められず、結局ヒューマンドラマっぽく作っちゃって、でも少しは観客を喜ばせようってんでセックスシーンも入れちゃったって感じでしょうか?いっそのこと、パロディ仕立てにした方が良かったのでは?「えびロッキー」とか。3点(2004-06-18 00:20:52)(笑:2票)

1306.  ハウス・シャーク 《ネタバレ》 ひさびさにサメのトンデモ映画を観て大笑いしたかったのですが、大いに選択ミスをしてしまいました。ひさびさに「オレの時間を返せ!」的な怒りの気持ちと「貴重な人生のひとときを何でこれに費やしてしまったのか?!」的な後悔の念に苛まれてしまいました。 それでも冒頭のサービスカットに期待感が湧き、下ネタの連発に下品ながら大笑いの予感。登場するサメの上半身とヒレと下半身が別パーツ感のチープさにホッコリし…決して悪い雰囲気ではなかったのですが、兎に角流れがダルい。尺が長い。下ネタが微妙にズレてる。登場人物のキャラがキモい。サメ退治の作戦がウケない。ほぼ全面的にダメでした。図らずもチョットだけ笑ってしまうカットがあったので最低点ではなく2点献上します。 マジで「2」を作りたい感マル出しのエンディングとエンドロール後のオマケカットですが、仮に「2」が出来ても観ないだろうなぁ。否、欲望に負けて観ちゃうのかなぁ…。[インターネット(字幕)] 2点(2024-05-08 20:45:06)《改行有》

1307.  クロノス 記憶の転送 《ネタバレ》 主人公のクロノスは所謂マッドサイエンティストなのでしょう。自らの記憶の刷新に拘泥していますがその理由は不明。クロノスが施設に送り込んだタナトスは同じくマッドサイエンティスト的なキャラクターながら理性を維持している存在。クロノスの暴走をタナトスは阻止しようとして排除されてしまう訳ですが、二人の関係性が不明瞭。 そして実験に失敗して記憶を失ったクロノスが何故か酒を飲めば何とかなると思いつき酒屋に行くという謎の流れ。更にそこに登場する物語のキーマン、というほどでもないけれど重要な役割を負う酒の密売人オグ。このキャラが何にせよウザい。何でクロノスに粉骨砕身して協力するのか不明。住処が欲しいだけ?それにしちゃ重労働。足が不自由なのに。 更には謎の兄弟とか登場して最早カオス。そもそも他人の記憶を吸収して再構築と言ったって一人分だって大変だろうに死体を何体使ったことか。そんな膨大な情報量を詰め込めばおかしくもなりますよ。それにしちゃ思い出シーンが貧弱ですが。 神話由来と思しき登場人物のネーミングもまた謎です。作り手は何らかの意図を持って採用したのでしょうけれど。 一言で言わせていただければ「取っ散らかってアイディア倒れした作品」です。肝心のアイディア自体も決して斬新とは言えず、限りなく1点に近い2点献上です。[インターネット(字幕)] 2点(2024-05-07 14:04:34)《改行有》

1308.  クーリエ 過去を運ぶ男 《ネタバレ》 ジェフリーさんが主演なので観た作品。結局それだけだった作品。と言うのは言い過ぎかも知れませんが兎に角脚本に難ありです。 最後のどんでん返しありきで、主人公が雲を掴むようなミッションをあまりにスイスイとこなしていく安易な展開はどうなんでしょうか?ヒロイン的出演のジョシーさん(お肌の綺麗さばかりに目が行ってしまった)との関係性も極めて安易。主人公に迫り来る危機の迫り具合も安易。拷問された主人公の脱出劇も安易。(名の知れた殺し屋サイコ夫妻が銃を置きっ放しにする?ユルユルの拘束する?)などなど例を挙げればキリがない。超予定調和乱発ドラマです。冒頭のカットで緊迫感ポイントを使い切ってしまった感じ。 せめてどんでん返しに向けての伏線ぐらい張って欲しかったところですが、そもそも主人公が「クーリエ」って呼ばれてる、つまりは名無し状態ってところぐらいが伏線なのでしょうけれど、それだって日本語訳にしちゃえば定冠詞の存在が判らず名前みたいになっちゃってる。だいたいからして記憶喪失という設定(ですよね?)にも相当無理がありますし。 と言う訳で、あまりに深みのない、てか思いっ切り浅いサスペンスにガッカリし過ぎてしまい、ジェフリーさんの主演に免じてさえも2点献上が限度です。[インターネット(字幕)] 2点(2024-03-13 11:53:37)《改行有》

1309.  デストイレ(OV) 《ネタバレ》 正直なところ、本作を知った当初、鑑賞意欲はほぼ湧きませんでした。手頃な尺の作品とは言え、おどろおどろしく描かれたポスター(便器の蓋には漢字で「死」)と、原題・邦題ともに「デストイレ」というストレートなネーミング。何となく想像つきます。観終わって後悔している自らの姿も。ところがその後3作も続編が作られ、最終作はサメまで登場すると聞き俄然興味が湧いた次第です。果たして、便器が人を襲うというネタでどうやって4作も作ったのかと。 結果、やはり若干の後悔が…。あまりにチープ。冒頭のカットからして思いっ切りホームビデオ。出演する俳優さん(監督さんも出演ですね)も俳優さんらしからぬ雰囲気。特殊効果に至っては…。そもそもがビデオ作品とは言え、あまりにチープな画面には引いてしまいます。 ストーリーとしては決して最悪とは言いません。便器に悪魔が取り憑いて人を襲う。最も無防備な状況とも言えるであろう排便時に突如便器から襲われる。これは恐いです。古来、本邦の怪談話には便所の恐怖が語られるものが数多くありますし、近年でも都市伝説にトイレの恐怖は大いに登場します。洋物のトイレ怪談はあまり記憶にないのですが、人間誰しもトイレには安息と恐怖の両極端を感じるのではないでしょうか? 作りようによっては良質なホラーになり得るかなとも思えるところですが、本作は大いにコケてしまいましたね。続編で軌道修正なるか?怖いもの見たさで観てみたいと思います。 蛇足① 便器内に浮かぶ被害者の一部。どうみても目玉にしか見えませんが、サバイバルナイフの位置から考えて○ン玉に思えるのですが…謎です。 蛇足② 作品中に使用されているオナラの音は全て本物です。ってアンタは一体何を言いたいの?何をしたいの?? 蛇足③ 登場する「ピストル」は作品的には「ホンモノ」なのでしょうか?壊れたモデルガン(プラモデル)を黒いビニールテープでぐるぐる巻きにしているようにしか見えません。[インターネット(字幕)] 2点(2024-01-25 01:04:41)《改行有》

1310.  パペットシャーク 《ネタバレ》 基本的にオムニバス形式を採っている本作。ただし、メインのストーリーを筆頭に、どの話についても特筆すべきものはない、と言っても過言ではないでしょう。要所要所?で語られる蘊蓄的な事柄も、作り手の過去作を観ていなければピンと来ないものばかり。要は、観る人を大いに選ぶ作品です。監督の悪ふざけに同調して初めて楽しめる作品とでも言いましょうか。 殆ど監督家族によるホームメイドビデオ作品とでも言うべき本作は、パペット(どこかで見たような造形)によるサメ映画という飛び道具的性格のみが存在意義ではないかと思います。 ただ個人的には、予算がなくてCGも活用出来ず、窮余の一策としてパペットの鮫を使う、というのであれば何とか理解出来るし微笑ましくもあります。が、ここまで潔くパペットのみで作られてしまうと引いてしまいます。止むを得ずパペットを使用するのと、パペットだけで作って皆を驚かせてやろう、ウケを狙いに行こう、というのは別物だと思うのです。 本作は狙い過ぎでしょう。パペットの使い方はそこそこ巧みですし、人形そのものの出来も良いと思います。オリジナリティという意味では、大丈夫かな?という不安もありますが。 もう少し何とかならなかったものでしょうか?小ネタに頼らず大真面目にサメパニック作品をパペットで作り上げてみせるとか。もう少し楽しませて欲しかったです。でも、作り手はこれで満足しているのかもしれませんね。 (追記)監督さんの登録要望をしようと思ったものの、ブレット・ケリーなのかスコット・パトリックなのかケリーコレクティブなのか、いずれにしても同姓同名の存在具合からして判断出来ず、要望には至りませんでした。[インターネット(字幕)] 2点(2024-01-25 00:28:08)《改行有》

1311.  シーワールドZ 《ネタバレ》 動物ゾンビ映画「ZOOMBIE:ズーンビ」シリーズのスピンオフ的作品。動物たちをゾンビ化させる薬剤繋がりで、今度は水生生物たちが暴れるという物語。しかしながら、本編以上の低予算ぶりを発揮して兎に角チープなビジュアルです。 物語的にも、当の水族館がたまたま休館中という設定なので、人々が逃げ惑うパニックシーンもなく、大暴れしているはずの動物たちも意外とのんびりペース。DVDのジャケ写真のようなド迫力場面は皆無と言って良いかと思われます。 ラストに明かされる事件の背景からすると明らかに人災、と言うか犯罪なので、最初に感染し最後に殺されてしまう大ダコは寧ろ被害者。死んでいったスタッフたちも犯罪の被害者的立ち位置で、生き物も人間も全て無駄死にといった感があります。 と言った訳で、特に評価すべきアイディアも見当たらず、ただ単に後味の悪い作品でした。 (追記と言うか蛇足) 本作より先んじて公開された「ズーンビ ネクストレベル」(ズーンビ2)を後日鑑賞しました。それに基づいて本作のレビューを変えるようかなと思ったものの、こちらの方が後なのに「2」の方が良作。なので2点献上維持します。[インターネット(字幕)] 2点(2023-11-03 11:03:06)《改行有》

1312.  サマー・シャーク・アタック(TVM) 《ネタバレ》 登場人物が概ね危機管理能力皆無のお馬鹿さんキャラ。いくらコメディタッチだからって目の前で家族がサメに食われてヘラヘラしてるんじゃないっ!冒頭から感情移入不可能な状況に突入です。 そして、この妙に寒いコメディタッチがエンディングまで続きます。88分が長いこと長いこと。 登場人物が褒め称える湖が決して美しくないというのもテンション下がります。あの池で泳ぎたくないって。 まぁ兎に角緊張感がない。本来はホラーなのかも知れないけれど、やっぱりどう見てもブラック・コメディ。ただし、ネタの一つひとつが笑えないどころか腹が立つレベル。これは2点献上でも止むを得なし。 ちなみに、エンドロールのキャスト紹介。記憶にある中では初めてアルファベット順のものを見ました。メインキャストだろうとほぼエキストラだろうと平等この上なし。この拘りこそが製作陣のスタンスなのかな?[インターネット(字幕)] 2点(2022-11-22 10:01:34)《改行有》

1313.  シャーケンシュタイン 《ネタバレ》 DVDのジャケットが全てを物語っています。この超Z級サメ映画は、どう考えてもストーリーのトンデモなさ、脚本のトンデモなさ、サメの造形のトンデモなさ、演出のトンデモなさ、どこをとっても敢えて製作者がそれを意図しているとしか思えないです。 そう考えればこれはコメディ。サメ映画フリークスが製作したコメディとして捉えれば多少は納得出来るかと。ナンセンス・サメコメディと言ったところでしょうか? 実際、途中で放棄したくなるどころか、結構笑えました。犠牲者1号の食われっぷりを見て笑えるかどうかが、この作品を全編鑑賞出来るかどうかの分かれ道ですね。 私は思わず吹き出しました。なので最後まで観ました。お約束通りの結末まで。 ちなみに邦題は、原題のままよりも以前の「フランケンジョーズ」の方が良いと思います。英語的ダジャレとしては「シャーケンシュタイン」はなかなかのものだと思いますが、日本人的にはフランケンシュタインは「シュタイン」より「フランケン」の方が馴染みがあるかと。昔見た怪物くんの登場キャラのイメージが強過ぎるからかも知れないけれど。[インターネット(字幕)] 2点(2022-10-13 11:15:28)《改行有》

1314.  レフト・ビハインド 《ネタバレ》 もうすぐ製作後10年を迎えようとしている本作。ニコラス・ケイジさんの作品は殆ど観ていた筈なのに何故か未見でした。そして、出来れば未見のままが良かったのかも知れません。 「神」による現象と言い切られてしまえば、何であろうとそこで終了です。科学的とか物理的とか哲学的とか、凡そ万人に通じる合理的説明は不要となってしまう。観客はお手上げです。 一瞬にして数多くの人々が消失。今目の前にいた人が、今話していた人が、今抱いていた我が子が。そんなことがあれば誰であろうとパニックを起こすでしょうが、それにしたって街の混乱は異常。神に置いて行かれた愚かな人間なんぞは、自己管理も何も出来ないから一瞬にして制御不能になってしまってハイお終い。と言うことなんでしょうか? けれども、機長さんや愛娘さんはそれぞれに過去の過ちを悔い、神に赦しを求めたから助かった?他の乗客はついでに助かった?赤ん坊は全員合格だとか、牧師でも信心深くなければ落第だとか、消失するしないの基準もイマイチ曖昧。原作未読(読む予定なし)だから尚更に理解不能です。これは観たい人だけ、つまりは原作としている終末論を信じる人だけが観れば良い作品。一般公開には適さなかったのではないでしょうか? 荒唐無稽な不時着劇だけは、呆れつつもツッコミながら、と言うかツッコムことを楽しめたので2点献上です。[CS・衛星(字幕)] 2点(2022-10-02 00:33:38)《改行有》

1315.  バスドライバー 史上最強の運転手 《ネタバレ》 正直なところ一言で言えばヒーローに「華がない」です。 元エリート軍人が訳あって軍籍を離れ、地味な仕事に就いて細々と生きている。ところが目前に危機が迫り、身に着けた能力を駆使して敵を駆逐する。ありがちですね。既視感満々。 でも、それはそれとしてヨロシクないとは言いません。ありがちな物語も脚本や演出、或いはキャスティングによって大化けすることはあると思うのです。ところがこの作品は大化けする要素に欠けているのですね。 一番の原因は冒頭に書いたヒーローに華がないこと。兎に角地味。そして、最初のワンシーンだけ無敵ですが、直後にはヘタレてしまう。何で?アンタもっと強いでしょ?急に弱くなり過ぎじゃありません?そんな感じを受けました。 引率教員のキャラも馴染めませんでした。滑りっぱなしのギャグ?で作品がコメディなのかサスペンスなのか分らなくなりそうです。 生徒たちも問題児って言われるほど問題を起こさないし。敵キャラも強いんだか頭悪いんだか良く分かりません。 登場人物が全てそんな感じですから、作品がどうにも締まりません。 ラストに出て来る将軍?も、某有名作のラストシーンを思い出させるだけで付け足し感があります。 短い尺なのでラストまで鑑賞出来ましたが、これが長尺だったら辛いでしょうね。もし、万が一、続編を製作するようなことがあるのなら、もう少しヒーローに華を持たせていただきたいものです。[インターネット(字幕)] 2点(2022-09-27 16:20:16)《改行有》

1316.  新REC レックデッド・ビギニング 《ネタバレ》 予告編やあらすじ紹介、キャッチコピー、DVDのジャケットを見て期待したら120%裏切られる作品です。原題も無理やり感に溢れていますが、邦題は「REC」に頼り過ぎて最早崩壊気味です。 あらすじ紹介にも書きましたが、オムニバスの軸を成している物語はある研究者と助手のお話。ここで語られる時空を超えた存在についての解説はなかなか興味深いです。もう少し物理学的な話を入れ込んでくれて、チープなクリーチャーが登場しなければそれだけでも十分だったかも知れません。オムニバス形式を採らずとも作品として成立したかも。 あとの短編たちについては、決して面白くないとは言いませんし、メインストーリーで語られる次元を超えた生命体が登場人物の狂気を操っているのだと言われれば、無関係な作品の羅列とも言い難いとは思います。かなり好意的な解釈ですが。 とは言え、各短編はそれぞれに微妙に難点を抱えており決して褒められたものでもないような気がします。特に、個人的には新居で夫婦が怪異に悩まされる話で、子役に犠牲者を滅多刺しにさせるところが超NG。米国ではそれってNGじゃないのでしょうか? 適当にグロくて尺の短い作品を観たい!という方であればもう少し評価が高いかも知れませんが、私は2点止まりです。[インターネット(字幕)] 2点(2022-09-19 13:01:33)《改行有》

1317.  事故物件 恐い間取り 《ネタバレ》 原作は未読です。なので本作がどの程度映像化に向けてアレンジされているのか判らないのですが、いくつもの物件エピソードを重ねることはなかったように思えます。1話完結の連続TVドラマならばともかく、2時間弱の尺では仕方ないのでしょうけれど、一つひとつのエピソードを浅く取り扱うだけで終わる感じで「え?それで?その後どうなったの?」みたいな感覚が残り過ぎました。とは言え全てのエピソードを詳細に繋いでしまってはかなりの長編作品になってしまう訳で、例えば最恐物件のところをメインに過去のエピソードを回想録で繋ぐとか、何かもうひとひねり出来なかったのでしょうか? 多くの皆さんのご指摘があるように、登場する幽霊たちも実体化し過ぎていて怖さは殆どありません。ボスキャラ的な死神?いや、顔が次々に替わるのだから幽霊の集合体?その描き方も今一つインパクトに欠けます。怖くないのです。 そして、そもそも事故物件という悲劇の現場以外の何ものでもない対象を描くのであれば、コメディ要素は敢えて切り捨て、その場に染み付いた哀しみや恨み、その他諸々の感情や怨念といったものを描き込んで欲しかったです。それでこそジャパニーズホラーだと個人的には強く思います。その部分が一番残念でした。 追記です。江口さん、光ってましたね。[インターネット(邦画)] 2点(2022-02-23 13:52:03)《改行有》

1318.  ゾンビワールド 《ネタバレ》 如何にも低予算映画風に始まる冒頭シーンから、何やら嫌な予感にかられつつも鑑賞していくと歴史を遡ること二千年。なんとイエスキリストが登場。これには引きました。怒られるでしょう、これは。キリスト教徒ではない私から見ても不道徳に過ぎるし、意味もなく歴史公証無視と言った様相。ただし、その後の作品群は徐々に小洒落た短編集になって行き、アイディア的に目新しくはないまでも、花嫁のストーリーは作品全体を引き締めていますね。それなのに最後というかラス前というか、ビーチで繰り広げられる大乱闘では、こともあろうか犠牲になった子どもの亡骸を武器代わりに使うという、これまたとんでもない不道徳ぶり。それがなければ馬鹿馬鹿しくて笑える小品だったのに。 ゾンビに嚙まれて自らもゾンビ化していくニュースキャスターを軸に進めて行くところは決して悪くないのですし、オムニバスの中には好感の持てる作品も含まれていますが、各作品の作風や尺がバラバラで何とも纏まりがない上に、一部に相当不適切な部分があったりもするので、これは2点が妥当かな? ちなみに、キャスターが登場するたび、ゾンビ化の進行具合よりも「髪型」が気になってしまったのは私だけでしょうか?[インターネット(字幕)] 2点(2021-11-20 22:08:41)《改行有》

1319.  デスフォレスト 恐怖の森 《ネタバレ》 原作ゲームのことを全く知らないため、実写化における再現性という部分ではコメント出来ず、あくまでも単独のホラー映画としてのレビューです。 基本的に「観始めた作品は出来る限り最後まで観る」主義ですが、この作品はキツかった。尺が短いので何とか観終えることが出来ましたが、正直なところ後悔しきりです。 ホラー映画の登場人物は、多くの場合ストーリーが進行していく中で死亡フラグが見え隠れするものですが、この作品の場合にはハッキリし過ぎと言うか、むしろキャラ設定に魅力がないどころか嫌悪感しか浮かばないので(ほぼ全員)、さっさと殺られて退場してくれ!と願いたくなるぐらいに感情移入不可能。登場人物がそういう具合なので、ストーリー自体にも魅力が感じられません。 若者グループが森に迷い込む。見えない恐怖に追われる。恐怖の対象が実体化。ひとりずつ犠牲者が出る。ヒロインは命からがら脱出に成功する。という相当ベタな展開ですが、ストーリーそのものは決してつまらなくはないです。 どうにも作品世界に入っていけないのは、登場人物の行動。と言うより言動。今時の若者の言う台詞?バンガローのシーンからいきなりそれを感じてしまい、オーバーヒートの場面で最高潮に。その後も死亡フラグ付きメンバーが全員退場するまで状況は変わりません。 たとえ「この人たちは困った人たちだな~」と苦笑したり呆れたりしたとしても、ホラー映画ならではの観る側の許容範囲の広さと言うものがあると思うのですが(ホラーだからこうじゃなきゃ!みたいな)、完全にその枠からはみ出てしまっているように感じました。 そうなって来るとその後登場するクリーチャーがどんなに魅力的でももうダメ。「はいはい、そうですか」みたいに受け止めてしまい、結果ただ終わるのを待つ感じになってしまいました。 このゲームのファンの皆さんから観たら、納得して楽しめるのでしょうか?少なくとも私には無理です。現時点で5作あるようですが、1作目で撤収させていただきます。[インターネット(邦画)] 2点(2021-10-24 12:02:38)(良:1票) 《改行有》

1320.  ZOOMBIE ズーンビ 《ネタバレ》 アイディアはいいかも知れない。アサイラムさんの特徴とも言える、何かの映画をベースにした作品という訳ではなさそう。あ、でもそんなことはないか。最初のうちは動物園の雰囲気やロゴから「ジュラシックパーク」のパロディかと思ったし。それでも、絶滅危惧種が死ぬことによって恐ろしい勢いで感染を爆発させていくというところに、文明批判的でシニカルな要素もあるのかと、これは社会派作品か?と期待したりしたけれど…。視覚効果とか低予算映画ならではの難しさには目をつむるとしても、ほぼ事態の説明とか解明のないなんとも浅いストーリー。この手の作品ではお約束とも言える登場人物の感情移入不能な行動と思考。設定に展開が追い付けなかったというところでしょうか?作りようによってはもっと面白い作品に化けるだろうにな。 ところで、作品紹介サイトのカテゴリに「コメディ」という記載が散見されますが、これコメディ??冗談じゃない。動物虐殺シーンは愛護団体ならずとも極めて不快。その点では最低ランクの映画です。同じ監督で続編があるようですが、何故続編?といった印象です。[CS・衛星(字幕)] 2点(2021-05-28 23:47:06)《改行有》

000.00%
1332.37%
2523.74%
3896.40%
41178.42%
516712.01%
625818.56%
735025.18%
823116.62%
9765.47%
10171.22%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS