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121.  ミレニアム・マンボ 前半は低能の男女の自堕落な同棲生活をスケッチ。女が男の元を離れた後半は、紳士的なヤクザに囲われた女の無為な日常をスケッチ。どっちにしても恐ろしいほど退屈な作品です。固定カメラの長回しで延々と続く無意味な室内シーン。香港映画で見飽きた王家衛風の色彩設計。全くドラマの起きない映画の中で、ストーリーの進展はペシミスティックなナレーションで語られるのみ。侯孝賢作品は初体験でしたけど、とても私の耐えられる様な映画じゃありません。救いはカメラが手持ちじゃなかったことと、ずっとスー・チーが映ってたこと位。従って、スー・チー嬢に1点献上。[CS・衛星(字幕)] 1点(2006-10-08 00:02:33)

122.  拳神/KENSHIN アンドリュー・ラウの武侠馬鹿映画の一つの到達点。本当は「鉄拳」を映画化したかったらしいんですけど、権利を買えなかったのか、「鉄拳」と「ストリートファイターⅡ」を合わせた様な、正に香港映画らしい海賊版的内容でお茶を濁してます(エンドロールの最後で、一々「鉄拳」とは無関係だと断りを入れてる所がチャーミング)。「風雲/ストームライダーズ」辺りはまだ楽しく観られましたけど、ここまで来ちゃうと単にCGの無駄使い(ショボCGも笑って済まされないレベル)。いい加減さとくだらなさと寒さばかりが先に立ち、突き抜けた馬鹿映画にもなってないし、そもそもSFにする必要性を感じません。サモ・ハン・キンポーの若い頃がイーキン・チェンだったという位の無茶苦茶なパワーが映画全編に欲しかったです、3点献上。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-10-08 00:02:08)

123.  現実の続き夢の終わり いやいや、台湾版「ニキータ」とは全く違うでしょう。宣伝等のイメージからは、水野美紀が華麗なガン捌きを見せるアクション映画だとばかり思ってましたけど、実際はヤクザの内部抗争を描いたスケールの小さな台湾版「仁義なき戦い」って感じ。好みじゃない真っ当なヤクザ映画だったことで、私は思い切りガックリきてしまいました。せめて彼女が組織を壊滅させる位の話にして欲しかった。彼女のバックボーンや殺されたヤクザとの関係等が一切語られない脚本なら、水野美紀の役自体がいらなかったと思います(そうなってたら私は絶対に観てなかった訳ですが…)、3点献上。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-10-08 00:01:43)

124.  カル 「セブン」からの影響を隠そうともしてませんが、「ハード・ゴア・スリラー」の宣伝文句には偽り無く、猟奇性を表現する演出、そして死体の造形はピカ一。まだ韓流の勢いを感じることも出来ます。しかし映画的には、「謎を残したまま終わる」「観客に解釈を委ねる」、または「難解なストーリー」ということでは決してなく、単に「不完全な脚本」でしかなかったんだと思う。謎を残したいんなら犯人こそぼやかしたまま終われば良いんだし、後々「謎解き本」なんか出版することもない。「動機」の無い犯人がこんな手の込んだことをする訳ないので、そこを描かないのは「謎」ではなく単なる片手落ちでしかありません。私的には「謎」を残したことで評価が下がってしまいましたが、全体的に高品質なので楽しむことは出来ました、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-08 00:01:18)

125.  シクロ 何とヴェネチア映画祭の金獅子賞受賞作品(全然知らなかった…)。シクロ乗りの少年が主人公ということで、ベトナムはホーチミン市の現状を横断的に描き出す映画かと思ってたら、実はこれまた私の嫌いなヤクザ(チンピラ)映画でした。シクロ乗りの主人公が裏社会に片足を突っ込み、葛藤を経て成長していくという青春映画でもありますが、私にとっては他のトラン・アン・ユン作品同様、余り面白い映画ではありません。主要な三人の登場人物も何を考えてるのか判らず(今思えば、ほとんど台詞を喋らない本作のトニー・レオンと、ユン作品常連のベトナム美女トラン・ヌー・イェン・ケーの関係が「悪い男」っぽくもありましたが…)、他のユン作品みたいな映像美も無く、淡々とした展開がかなり退屈でした。そんな訳で、3点献上。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-10-08 00:00:48)

126.  地下鉄(メトロ)に乗って 2006年度のワースト作品は、まず間違いなくこれ。製作に携わった人間は誰一人として、この脚本を読んで疑問を感じなかったのか? だとしたら相当な馬鹿揃いですよ。主人公が「いつ、どこで、何故」タイムスリップするのかが一切描かれること無く、ホントに都合良く都合の良い時代に都合の良い人間と共にタイムスリップし、観客を置いてきぼりにしたまま勝手に話を展開していく(「地下鉄に乗って」過去へ旅すると思ったら大間違い)。こんな出鱈目なファンタジーにするより、単純に父親の生き様を語るだけの方が感動できたでしょう。それに23歳の岡本綾の役が、大目に見て20代後半だったとしても、劇中の「現代」は90年代初頭の筈。そこにも何ら説明が無い。これは篠原哲雄の演出云々以前の問題です、2点献上。[試写会(邦画)] 2点(2006-10-04 00:04:52)

127.  フラガール (少し長めにお邪魔します) 流行の昭和ノスタルジーに、やはり流行の女の子の爽やかスポ根要素を組み合わせた、イギリス映画風の「負け組」再生物語。感動的実話だし、松雪泰子を始めとした出演者は踊りも演技も上手かったし、特にダンス・シーンは、全てに於いて「バックダンサーズ!」なんかとは比べ物にならないほど良く出来てましたが、私的には背景描写の不足に不満が残りました。「ALWAYS/三丁目の夕日」では「建設中の東京タワー」という有無を言わせぬヴィジュアルがシンボリックに配置されてた訳ですが、本作では「建設中のハワイアンセンター」や建設作業員、そしてダンス係と椰子の木係(?)以外のセンター職員等が一切描写されない。たぶん推進派の人達は希望を持って仕事に従事し、反対派の人達はそれを苦々しい思いで眺めてたことでしょう。こういった町全体を象徴する背景の中でフラガール達の葛藤と努力を描いていけば、更に大きな感動が生まれた筈だし、富司純子が娘の為にセンターを受け入れる過程にも、もっと説得力を与えることが出来たでしょう(最後のトヨエツのスローモーションも意味なし!)。予算の関係だったんでしょうけど、やっぱり映画ならではのスケールにはちゃんと金をかけて貰いたい。それにしても、確かに何でこれを米アカデミー賞に持ってくかなぁ? 順当に考えれば本年度は断トツで「ゆれる」だと思うんですけど…、6点献上。[映画館(邦画)] 6点(2006-10-04 00:04:28)

128.  夢の中へ メジャーな俳優を動員して臆面もなく撮り上げた、典型的な自主制作「ビデオ」。売れない役者の締まりの無い日常を通して、例によって「アイデンティティ」についての模索が繰り広げられる。懐かしささえ込み上げてくる様な古臭い作品でした(70年代の学生映画みたい…)。「今の自分は無数に存在する未来の自分の中から自分で選択したんじゃない。全部、金星人の所為なんだー!」(こんなだったかな?)。繰り返されるこの台詞が、園子温の見た現在の「若者像」なんでしょうか。何でもかんでも社会の所為にして「夢の中へ」と逃げ込むばかりが「若者」じゃないと思うんですけどねぇ…。やっぱり園氏の様な「クリエーター」や「芸術家」の周りには、こんな若者がウヨウヨと集まって来るんでしょうか? そういうことで、3点献上。[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-10-04 00:03:59)

129.  樹の海 緩やかに繋がった四つの「ちょっと良い話」からなる、映画版「人間交差点」って感じ。それぞれ面白い物語でしたが、私が一番良かったのは塩見三省と津田寛治の話。年代も職業も違う全く接点の無かった二人の男が、自殺した見も知らぬ女をきっかけに出会い、たった一夜で絆を深めていく。互いの人生を語り、そして見知らぬ女の死を悼んでる内に、ごった返してた居酒屋も徐々に空き始め、追い立てられる様に店を後にする二人。私がこの席にいたとしても劇中の津田寛治同様、無理矢理にでももう一軒つき合って貰ったと思います。演者では池内博之の一人芝居が良かった。不自然な状況を説得力を持って自然に演じていたと思います。そして全体的にハイ・クォリティに作られてたのも好感度高いですね、7点献上。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-10-04 00:03:36)

130.  恋は五・七・五! タイトルが「恋はハッケヨイ!」を髣髴させるほど投げやりな上、中身はほとんど「ロボコン」。しかし、学校や先生が「俳句甲子園」を目指す理由付け、主人公達が俳句部に入らざるを得なくなる経緯、そして高校生ならではの恋(と性)が抜かりなく脚本に盛り込まれており、また、発色の良い美しい映像もあって、映画としては「ロボコン」の何倍も上質に出来てます。確かに荻上直子と題材の馴染みが良かったとは言えないし、マドンナ先生(最初、高岡早紀って気がつかなかった…)の扱いやキャンディーズのシーン等、中途半端な箇所もありましたけど、青春映画として最低限は楽しめます。地味な出演者達の中では関めぐみが出色。長い手足ときつい顔立ちが本当に魅力的でした(一発抜くまではいきませんが…)、6点献上。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-10-04 00:03:14)

131.  理由(2004) インタビューや証言を積み重ねて物語を構築するルポルタージュ形式の脚本を、ドキュメンタリー・タッチではなく、極めて舞台劇的な芝居と不自然な劇映画風カメラワークで演出するという、一種の実験作。もちろんこの無謀な実験は失敗に終わりました。俳優にわざとらしい芝居をさせることにかけては、大林宣彦は晩年の黒澤明をも凌ぐ。だから「証言」が下手な一人芝居にしか見えなくて、映画的な臨場感は皆無(元々はWOWOWのドラマだったんですね)。話自体も終わってみれば、奇抜なトリックの仕掛けられたミステリーではなかったので、何とも中途半端な印象しか残りません。この余りにも長い上映時間を飽きずに観せてくれたのは、偏に、現れては消えていく総勢107名の豪華キャスト達。従って107人に、5点献上。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-10-04 00:02:50)(良:1票)

132.  父と暮せば やっぱり映画的ダイナミズムを感じられないことが大きなマイナス・ポイント。舞台的な二人芝居とCGシーンの馴染みが悪く、チグハグな印象も受けます。そして問題のラスト・カット。これは余計だったんじゃないでしょうか(そんなことはないんでしょうけど、一瞬、私は二人とも死んでたのかと思いました)。と、映画としては不満もありますが、それでもこの二人芝居は見応え充分。原田芳雄の豪快で飄々とした演技と、31歳(!)の宮沢りえの初々しさ。特に原田の一人芝居「原爆一寸法師」の部分だけで、この映画を観る価値は十二分にあると断言できます。ということで、7点献上。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-10-04 00:02:25)

133.  化粧師 映像の美しさにはこだわりが感じられましたけど、脚本の弱さを補うまではいかなかった。石ノ森章太郎の原作は未読ですが、本作はいかにも「いくつかのエピソードを組み合わせました」という出来。その場合、各ストーリーを貫く強力な団子の串みたいなキャラクターなりエピソードなりが必要。この映画ではもちろん小三馬がその役回りなんですけど、彼のキャラクターが余りにも弱すぎる(これは椎名桔平の所為じゃない)。だから最後に明かされる彼の秘密にも、特別な驚きがありませんでした。化粧栄えする大人顔(柴咲コウ)と、全く化粧の似合いそうにない童顔(池脇千鶴)、そしてスッピンも厚化粧もイケる菅野美穂というキャスティングは中々考えられてましたね。そんな訳で女優陣と映像の美しさに、おまけの5点献上。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-10-04 00:02:03)

134.  LOVE SONG 伊藤英明と仲間由紀恵のラヴ・ストーリーだと思ってたら、二人の絡みはオープニングの過去のシーンのみ。後は、夢破れた青年が再び生きる気力を取り戻すまでの話と、憧れてた年上の男の軌跡を辿ることで、実社会の厳しさを学んでいく女子高生の話が交互に語られる。想像してた甘いラヴ・ストーリーよりは随分マシでしたけど、今一つ大きな感動には至らなかった。二人を繋ぐ尾崎豊のアルバムが効果的に使われることも無かったし、ミステリアスな雰囲気も足りない。良かったのは津田寛治。サラリーマンとして会社から必要とされる喜びを語り、仕事に打ち込むという役柄は、最近の風潮からはかなり新鮮に映るんじゃないでしょうか。ところで、ラストの喫茶店(原沙知絵の実家?)は東京の何処なんだ? 5点献上。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-10-04 00:01:33)

135.  TOMORROW 明日 原爆投下24時間前の長崎を舞台に、そこに暮らす市井の人々の日常を淡々と追った群像劇。こういう映画は大切にしてかないといけないんでしょうけど、例によって私には全く合わないタイプの作品でした。臨場感の希薄なスタジオ・セットの中で、小津安二郎風の低いカメラ位置からの長回し。そこで演じられるのは婚礼や出産、戦争に引き裂かれる恋人等の、非常にわざとらしく見飽きた小芝居。伝えたかったことが無常観なのか悲劇性なのか判りませんが、そういったことが伝わってくる前に、私には退屈が先に来てしまう。鑑賞中は「早く終わらないかなぁ…」なんて思ったりもしましたけど、これはつまり「原爆早く落ちろ」って考えたのと同じこと。観客にこんな思いをさせちゃいかんでしょう。そんな意味を込めて、4点献上。[地上波(邦画)] 4点(2006-10-04 00:00:59)

136.  16ブロック 警察内部の不正の証拠を握るチンピラを裁判所まで護送することになった刑事と、それを阻止せんとする悪徳警官一味の攻防を、ニューヨークはダウンタウンの僅か16ブロックにギュッと凝縮した「ガントレット」。流石に「ガントレット」や「ダイ・ハード3」みたいに派手なシーンはありませんが(でも「バス」はちゃんと登場します)、ほとんどリアル・タイムで進行する101分を、映画は一気に駆け抜けて行く。緩急をわきまえたリチャード・ドナーの職人的演出と、アル中刑事が思い切り板に付いてるブルース・ウィリスの存在感で、中々の佳作に仕上がってると思います。そして物語を通して語られるテーマが“people can change”。正にありきたりなテーマなんですけど、意外にもエピローグでは少し目が潤んでしまいました、7点献上。[試写会(字幕)] 7点(2006-09-29 00:05:22)(良:1票)

137.  カポーティ 本作はトルーマン・カポーティの伝記映画ではなく、「メイキング・オブ・小説“冷血”」か、カポーティを主人公にしてリメイクした映画「冷血」といった仕上がり(従って「冷血」を読むか映画版を観てないと解らないシーンも多々あり)。世界初と言われる「ノンフィクション小説」はどの様にして生み出されたのか、そして、そのことが作家にどう作用したのかが淡々と描かれてます。犯人に対して同情や共感を覚えつつも、単なる取材対象、更には「名声の成る木」として狡猾に接していくカポーティ。取材以前の彼がほとんど描かれない為、徐々に引き裂かれていく特異な作家の複雑な内面というテーマは、私の様にカポーティを良く知らない人間には解り辛いかもしれません。あと、ドキュメンタリー出身の監督ということで、シネスコ画面の構図を持て余してる様に感じられたのが玉に瑕でした。それにしても、フィリップ・シーモア・ホフマンもモノマネ大賞だったんでしょうか…、6点献上。[試写会(字幕)] 6点(2006-09-29 00:04:56)

138.  ニュースの天才 確かに「何故スティーブン・グラスは記事を捏造するようになったのか」という部分の深い所が描かれてはいませんが、推測するに、これは彼の主体性の無さから来てると思う。真実に対する異様な執着やスクープを求める虚栄心等、ジャーナリストには我を強く持つ人間が多い様な気がしますが、本作のグラスは正反対。彼は常に周りを気にして、仲間の世話に奔走し、上司の顔色を伺い、秘書にまでおべっかを使う。況してや自分が志した一流誌の記者という職業に就いてるにも関わらず、親のご機嫌を取る為にわざわざロー・スクールにまで通う。彼こそ究極の八方美人。グラスにとっては「真実」よりも「好かれること」こそが一大事。だから読者に好かれる為に、「退屈な真実」より「面白い嘘」を選択したのでしょう、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-29 00:04:32)

139.  ストーリーテリング 何でこんなに中途半端な2部構成にしてあるのかが、まず解らない。私はてっきり30分ものの3部構成だと思ってました。また、一話目と二話目に繋がりがある訳でもなく、対比してある訳でもなく、ただ並べられただけ。もちろん現在のアメリカの若者の姿を切り取ったんでしょうけど、そんなにブラックでも衝撃的でもない(登場人物が全員痛すぎる、つーか、「恥」を知らなさすぎる気はしますが…)。彼らにモラルや常識がないことは既に常識。アメリカの現状を描くブラック・コメディなら、出来が悪いと評判の「ブレックファースト・オブ・チャンピオンズ」の方が面白いです、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-09-29 00:04:09)

140.  リアル・ブロンド 恋人同士の倦怠感、仕事に対する焦燥感、将来への不安感…。本作の登場人物達は俳優やモデルだったりしますが、これらは別に平のサラリーマンだって、見てくれの冴えない恋人・夫婦にだって共通の命題。ほとんどの人間は「特別な成功」とは無縁の世界で生き、そこに幸せを育んでいるのです。本作は確かに地味な展開ながら、意外に豪華な出演者や散りばめられた小ネタで、結構楽しい作品になってると思います。特にクライマックスのマシュー・モディーンの「セールスマンの死」は、中々説得力のある演技でした(「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツにも匹敵すると思う)。ところで劇中、確かに「本物の金髪」について触れられてはいますが、このタイトルは余り本作の内容を表してるとは言えませんね、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-29 00:03:45)

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