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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 210
性別 男性
ホームページ http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8512182
年齢 49歳
自己紹介 映画は娯楽である。笑ったり泣いたり学んだり、空想という鑑賞時間を過ごす「芸術作品」である。実際に映画づくりを体験していない人間に、映画批評が出来るとは思えない。プロの批評家でもなく映画を作った経験も無いのだから、作品のシナリオや背景など、基本設定に理屈っぽくケチをつけるようなナンセンスな行為はなるべく止めにしたい。映画好きのハシクレとして、作家が作った作品を、素直に楽しみ、感動できる姿勢を何よりも大事にしたいと思う。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678
投稿日付順12345678
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121.  どろろ 《ネタバレ》 冒頭の狂気じみた百鬼丸は良かったが、途中の妖怪退治あたりから、一気にB級アクションに突入。登場した妖怪の中で迫力のあったのは最初のベリーダンサー転じた蜘蛛の化け物だけ。以後は違和感ありありのCGや、かぶりものバレバレの安い妖怪ばかりで、ちょっと拍子抜けだ。ホラー映画並みにオドロオドロしい化け物がいないので、相手の妖怪がショッカーの怪人レベルを脱していない気がする。手塚治虫の純和風冒険活劇(読破してないけど)に、一昔前の特撮ヒーローものの怪獣みたいなトカゲを出すのはやめてほしかった。……柴崎コウの体当たり演技は良く分かるし好感が持てるが、甲高い声ではちょっと男キャラには無理があるし、女性に目覚めていく微妙な心の動きも、そもそも省かれているせいか、映画の中では十分に表現されていない。……妻夫木の演技は冒頭部分は狂気じみて迫力があったし、アクションも思ったよりサマになっていたけど、このテの筋書きは大好きなのだが、なかなかB級イメージを打破できる映画は登場しないものだな、と思う。[映画館(邦画)] 4点(2007-02-11 03:29:44)

122.  ブラック・ダリア 《ネタバレ》 同じくデ・パルマ監督の「ファム・ファタール」と同じような、雅なエロスと裏切りを期待していたが、ちょっと字幕だけではストーリーが分りづらい。ラストシーンの死体のフラッシュバックは、夢に出てきそうに気味悪かった。最後の屋敷での種明かしも細かな台詞のやりとりについていけず、いまいち「あっ」と言わせてもらえた感が少ない。英語が完璧に分かれば、ちょっとは奥深く見える映画なのかな。[映画館(字幕)] 4点(2007-01-01 01:32:24)

123.  Vフォー・ヴェンデッタ 《ネタバレ》 Vの誕生が語られてはいるものの、彼が独裁という「政権」を憎む理由が今ひとつ不明。最終的な目的は結局のところ、政権ではなく、独裁者「個人」への個人的な復讐に過ぎないように思える。彼は自由への戦いのシンボルとなって物語はクライマックスとなるが、彼が自由を勝ち取ることを人々に推奨し独裁政権打倒を目指す理由がちょっと分からなかった。・・・・・・某映画評論家の言葉のとおり、確かに爆破シーンや、人々が仮面を脱ぐシーンでのクラシック音楽との融合は迫力があり斬新だった。アクションシーンやもっと他でも使ってみたら面白い。あとはナタリー・ポートマンの身体の細さにびっくり。レオン時代の神々しい色気はなくなっていても、やっぱり美しい女優さんだ。[映画館(字幕)] 4点(2006-04-29 18:05:38)(良:1票)

124.  アサルト13 要塞警察 ザ・ロックやらダイ・ハード、コン・エアーなんかの、素人がプロ集団に対抗する様なアハラハラドキドキを期待していたが、もうちょっとイマイチ。収賄の口封じのために警官が警官を組織だって攻撃する、という設定は従来に無く、なるほど!、と思ったが、極悪人であるはずのボスも懐が深くてなんだかイイ奴だし、仲間の犯罪者もチンピラばっかりで、超極悪人とよべるようなヤツがいない。当初に撃たれて怪我した警官も、動けずに皆の足を引っ張ることなく死んじゃったし、精神科医の先生や逃げようとした二人など、登場人物があまりにもあっさり消されて、「弱者のハンデを乗り越えた一発逆転的な要素」が少なく拍子抜けした。ただ引退間際の爺さんの裏切りは(下水道脱出あたりから気付いちゃったけど)意外で意表を突かれた。[映画館(字幕)] 4点(2006-02-19 11:37:11)(良:1票)

125.  ワンス・アンド・フォーエバー 《ネタバレ》 もう下記レビューに書き込まれていることではあるけれど、ベトナム側から描いた視点と言えば、眼鏡の男が持っていた手帳に挟んであった恋人くらいなもの。確かに家族を失う悲しみ、残酷さは描いてあったと思うがそれもアメリカ視点、主人公に脳天を撃たれて死んで言ったあのベトコンの家族も、チラリと恋人らしい人間が映っただけ。つまるところ全体を通して言いたかったのは、任務を徹底的に死守するという主人公の活躍、国の為にではなく友の為に戦うというアメリカンヒロイズム。これではとても平等とは言えない。兵隊を主人公にしている以上、所詮アメリカの映画では、平等な視点で戦争映画など不可能なのだろう。唯一、無勢を強いられる兵隊達の恐怖や悲惨はよく描かれていた方だと思う。[地上波(吹替)] 4点(2005-09-27 00:40:10)

126.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット] アメコミ映画の常道で、底は限りなく浅いのだが、邦題からして予測できた安直な筋書きも笑って許せる娯楽作品。ただ、2作目が出ても多分観ようとは思わないな。目立ちたがり屋のライター男がユーモラスで好き。[映画館(字幕)] 4点(2005-09-24 12:14:31)

127.  マダガスカル 《ネタバレ》 思った以上に「お子様映画」で、余りの分かりやすさと先の読め具合に少々拍子抜けしたが、まぁ、安心して楽しめる安全な映画。何と言ってもテロリストペンギンたちの妙にかしこまった人間臭さには最後まで笑えた。人間までノシて、本当に船をジャックするとは思わなかった。ライオンにとっても野生本来の姿ではなく、人間の価値観で管理された動物園の方が幸せなんだと考えるのがアメリカなのかな、なんてのは、この場合は野暮な考え、止めておこう。[映画館(字幕)] 4点(2005-08-15 10:30:53)

128.  サイン 《ネタバレ》 「サイン」という言葉に、神の啓示やミステリーサークルなど色んな意味が含まれているのは分かるが、この映画はやっぱり本筋はミステリー。突っ込みどころはあるが「インデペンデンス・デイ」ばりの大戦争ではなく、一庶民の日常生活の視点から宇宙人襲来の恐怖を描いているところが面白い。見る側をドキドキ怖がらせるという部分では実際恐かったし、宇宙人の実体がなかなかまともに見えないという演出や、見えないまま追いつめられて地下室へ避難するまでの運びはそれなりに凝っていると思う。しか~し、最後は一気にトーンダウンしてB級映画に。まさかそのまま行くとは思わず、ある意味大ドンデン返し。分かりやすくはあるのだが、宇宙人の実体なんで見せずに、別のクライマックスがあった方が絶対に良かった。[映画館(字幕)] 4点(2005-05-27 12:27:34)

129.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 2大スター(?)の夢の共演と言うことで、なんにも考えずに観れた。冷酷無比のプレデターが、人減相手のジェスチャーなどやたら人間臭い。終わり間際のプレデターとのボブスレーは結構笑えた。プレデターはもっと人数増やして、大軍団同士の激突かと思っていたら、結構戦いは地味だった。人間は早く死に過ぎ。あっという間にみんないなくなっちまって恐怖も半減だ。なぜかみんなエイリアンが「宇宙の」トカゲだと知っているし。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-05-27 11:50:46)(良:1票)

130.  ナショナル・トレジャー 《ネタバレ》 破天荒な学者とおカタいヒロインが出会い冒険の中で惹かれ合う、お決まりのパターンの安心ストーリー。謎解きの過程は面白くても、あまりにもあっさりと次々に解決されていくため拍子抜けがする。悪役が死なずに捕まってしまうあたり、ディズニーらしい完全にご家族向けの娯楽作だが、割り切ってしまえば単純に楽しめる作品。しかしやはり、インディ・ジョーンズを期待していたが遠く及ばないものだった。4点(2005-03-20 03:04:42)

131.  マッハ!!!!!!!! 《ネタバレ》 アクションは超一級、ド肝を抜くあのジャンプ力には言葉もでない。鍛え抜けば人間の身体能力というのは、かくも高く美しいものか。リングの上のような軽快なフットワークではなく、腰を落とし身体中の関節を自在に操る古式ムエタイ独特の体捌き。派手なアクションはあるものの、肘や首相撲など極めて実戦的な動きは凄みがあり目を見張る。骨がぶつかり合うショックが画面から伝わってくるようで、従来の中国拳法系の映画とは違った「痛み」が伝わってくるアクション。ブルース・リーに始まりジャッキーが確立させてきたカンフー映画とは新しいジャンルの映画の始まりだ。ただ物語よりもアクションを観る映画なのは分かっているにしても、もう少し話のヒネリや面白さが欲しかったところ。今のアクション映画界を占めつつあるワイヤートリックに対抗し、ぜひ本物の肉弾アクションの凄みのある作品を作って行ってほしい。これに留まることなく、脚本や物語まで更に完成度の高いタイ式アクション映画を期待したい。[映画館(字幕)] 4点(2005-02-12 02:09:44)(良:1票)

132.  マイ・ボディガード(2004) 《ネタバレ》 年の離れた二人の男女という設定のみが共通点で、主役のふたりに「危うさ」が無い点で「レオン」とは全く異質の作品だと思う。主人公が撃たれた時の「クリーシー!!」という絶叫、ダコタ・ファニング演じる子役の演技は良かった。なぜ主人公が酒浸りになったのかの説明は無くても、途中誘拐されるまでは話の盛り上がりは共感できたしなかなか良かった。しかし、この映画のテーマと思っていた「少女との交流によって荒んだ心を癒され人間らしさを取り戻す主人公」の過程が、少女が殺された(と思われた)あたりから突然途切れてしまい、あとは単なる殺戮復讐劇になってしまって少々ガッカリしてしまった。さらに結末が「実は生きていた」では本末転倒である。あと、要所にチラチラと揺れるイメージ映像を使い過ぎ、あれでは観ていて目が眩んでくる。話の流れは誰が裏切り者やらグルやらしまいに分からなくなった。あの誘拐は最後になっても良いから、クリーシーの荒んだ心の背景や、少女と心を通わせていく様子をもっと描いて欲しかったと思う。4点(2005-01-04 12:41:33)(良:1票)

133.  ターミナル 《ネタバレ》 物語の冒頭から、主人公が空港の中で自分の生活空間を創りあげて行く様子は大変面白い。カートの回収で金を稼ぎ、生活の糧を得て行くところがユーモラスに描かれており、観ていて楽しかった。しかし、後半に行くにつれて次第に感動も尻窄みとなり、ハートフルな映画ではあったが今一歩期待していたほどの感動は無かった。ヒロインとの結末も入国ビザが取れてそれっきり、心のよりどころが無い彼女には共感出来なくもないが、彼女の主人公に対しての思いも中途半端で煮え切れない。お爺さんが強制送還を覚悟で我が身を呈して飛行機を止めた部分は良かったが、もっと劇的な結末と感動にしてほしかった。4点(2004-12-19 23:58:05)

134.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 今までにも増して映像美は素晴らしく、今回は声優陣の活躍がめざましい。主役の木村拓哉も思った以上にハマッていたし、特に主役ソフィー演じる倍賞千恵子さんの声はこれ以上ない適役に思えた。少女の時、老婆の時、声をわざとらしく作ることなく、ごく自然に演じてのける演技(?)力には脱帽した。個々のキャラクターも魅力的で、素晴らしい物語になるのに十分な素質は備えているのに、惜しむらくは筋書きが粗すぎたように思う。子供向けなのか大人向けなのか、どちらにも通用するものを作ろうとした結果、中途半端なメロドラマになってしまっている印象を受けた。ソフィーがハウルを愛するようになる過程、ハウルが過酷な宿命を負うことになった由来、戦争を憎み王家に仕えることを頑に拒否する理由、それら全ての伏線が充分に描ききれておらず、折角のドラマも説得力を持たない。イラク戦争真っただ中のせいか、反戦的な要素も大変強いが、主人公たちと戦争との絡み、集結があのように単純では、折角のメッセージも拍子抜けだ。「愛」をテーマに描きたかった映画ならば、半端に戦争という要素を絡めなくても、あの魅力的なキャラクター達で十分であったと思う。案山子のカブが何の脈絡もなくとなりの国の王子とは、余りに都合の良い唐突な展開に開いた口が塞がらなかった。願わくば3時間くらいの長編になっても良いから、丁寧に描かれた伏線と、もっともっとドラマチックな展開と劇的な結末が欲しかった。ただ、万人受けする映画という点から観ると、実に無難に作られている良い映画だ。物語の随所に散りばめられた「笑い」の要素、上映中客席のそこかしこから起こった笑い声がそれを証明している。大人から子供まで、全ての人に受け入れられるように作ったからこそ光るものを欠いてしまった、宮崎氏の作品の中でも最も惜しまれる作品であると思う。[映画館(字幕)] 4点(2004-11-23 02:16:24)

135.  コラテラル 銀髪のトムは格好よく、平凡なタクシー運転手と殺し屋という両極端が共に行動することになるというシナリオも、見る側を期待させるものがある。タクシー運転手マックスは良く設定されたキャラだと思うが、肝心のトム演じるヴィンセントが完全に冷酷非情な殺し屋とも感じられず中途半端で、マックスの対極となる存在になりきれていない。下の「六本木ソルジャー」さんの記しておられるとおり、マックスには妥協の生活から脱する一大転機となる様子を、ヴィンセントには徹底的な冷徹さや心の底に流れる人間への哀しみを、もっともっとダイナミックに、丁寧に、劇的に描いて欲しかったと思う。終わり方はあんなあっけないものでも良い。悪い出来とも思われないが、シナリオが良いだけに不完全燃焼に感じられて残念だった。4点(2004-10-25 00:06:38)

136.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 私はゲームをやったこともない人間だが、第1作目よりは断然良い。見る側を怖がらる手法や、前作よりも凝ったシナリオもレベルアップしている。単純に頭カラッポにして楽しむ映画、この分だと3作目も観てみようかと思った。カスリ傷でも確実に死に至るウイルスなのに、やたら肌の露出が多い服装で、平気でゾンビと肉弾戦を繰り広げるヒロイン達のアクションには脱帽。一番最後には超能力まで身に付けて、主人公はどこまで強くなるのだろうか。4点(2004-09-20 00:45:56)

137.  ヴァン・ヘルシング 期待し過ぎて、良くもなく悪くもなく、という印象。筋書きは悪くなく、色男ヒュー.ジャックマン演じる主人公も、不健康なくらいにウエストの細いベッキンセールも魅力的だ。物語もこのテのものは大好きなのだが、主人公の苦悩やヒロインとの間柄など、物語の運びが粗かったように思えて残念。もっと時間をかけて、もっとひとつひとつのエピソードをじっくりと描いて欲しかった。冷徹な殺人鬼であり独裁者であったハズのドラキュラ伯爵が変身した姿は妖怪を通り越してもはやエイリアン、(ドラキュラって、卵から生まれるの?)それが現実離れし過ぎていて興ざめし、返って恐さが半減してしまった。しかしながら、全体としては楽しめたので良し。4点(2004-08-30 23:50:03)

138.  マトリックス レボリューションズ 《ネタバレ》 映画館ではストーリーが十分に分からなかった2作目をもう一度ビデオで見直し映画関係の雑誌も観て、物語の粗筋や様々な伏線を復習して観に行った。物語自体はこれだけ引っ張ったんだから、もっと劇的な結末を期待していたが、正直不完全燃焼という感じ。・・・・人類が生き残り平和になったのは良いとして、結局機械との共存共栄を選んだわけか?未だにカプセルの中で電池になっている人間達の運命は??物語当初からの根本的な問題は全然解決しとらんじゃないか、と疑問を持つ。やはりこの映画は、1作目で十分だったかも。メロビンジアンやパーセフォニー、マトリックスを設計したアーキテクトなどの登場人物を始め、2作目から引かれた物語の伏線を広げ過ぎて、結局収拾がつかないままに結末を迎えているような印象を受ける。2作目など、劇場で観たその時に映画の物語や伏線を全て理解できた人はどれだけいただろうか?センティネルズの大群VSあまりに無防備な装甲ロボット軍の戦いのシーンは金かけてるだけあって大迫力!映像は十分に見応えあって楽しめた。4点(2003-11-16 02:17:42)

139.  ベオウルフ/呪われし勇者 《ネタバレ》 予備知識不足で、これがほぼフルCGアニメーションだとは思わなかった。ちゃんと調べて、せめて3D映像で鑑賞するべきだった。大スペクタクルを想像して行ったものの、始まりから「シュレック」並みのアニメーション、これでハリウッド俳優をわざわざ使う意味が分からない。物語自体はとても魅力的だと思うのだが、ほとんどCGにした理由は、予算が無いのか、新しい映像に挑戦したかったのか。…「ファイナルファンタジー」から数年、だいぶ映像にも進歩が出てきたが、相変わらずCG独特の違和感が拭えない。動きや皮膚の質感はリアルになっていくが、重量感の無さはテレビゲーム並みで、登場人物や馬ですら、「地面を踏みしめている」質量の感覚が無い。後ろめたさを背負って王となった主人公の哀しさ、これも生身の人間であれば、もっと美しく演じ得ただろう。どんなに映像技術が進んでも、超えられない壁があるのかもしれないし、ぜひそうあって欲しいと思う。[映画館(字幕)] 3点(2007-12-31 13:08:14)

140.  ウルトラヴァイオレット(2006) 《ネタバレ》 ミラのプロモーション映画と覚悟はしていったのだが、漆黒の髪に緑碧眼の美しさには、ただただ驚くばかり。多少の画像処理はあるのだろうが、まるでアニメの世界からそのまま抜け出てきたような端正な顔、とても同じ人類とは思えないプロポーション、画面いっぱいに彼女の姿が見られただけでも良しとしなければならない(笑)「美貌プロモ映画」のジャンルでは、「イーオン・フラックス」のシャーリーズ・セロンといい勝負である。悪役をバッタバッタとなぎ倒す彼女のダンスのようなアクションもサマになっていて、特に面白い機銃装備のデザインは眼を引いた。・・・・・・死んだ人間が生き返ったり、男の子に対する思い入れの理由もわからず、この際、チンプンカンプンなストーリーは問題なし。[映画館(字幕)] 3点(2006-07-25 12:44:40)

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