みんなのシネマレビュー
放浪紳士チャーリーさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1454
性別 男性
自己紹介 初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。
何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。
レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。
でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。
これからも宜しゅうお願いいたします。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970717273
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970717273
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970717273

121.  暗殺者の家 ヒッチ先生自身いわくこの映画はまだ駆け出しのアマチュアがこしらえた映画、リメイクの「知りすぎていた男」は映画のプロフェッショナルがこしらえた作品、とのご発言。正にこの発言に尽きる。同じ筋のはずなのに、こちらは展開もまどろっこしく何となくガタピシしてる、リメイクのが遥かに演出にゆとりがあって、華やかなキャスト、色彩も功を奏して断然面白い。ヒッチコック研究の為ならば、リメイクをご覧になった後でこのオリジナルを観た方が良いかと思います。[DVD(字幕)] 5点(2018-09-03 22:00:32)

122.  マンマ・ミーア!/ヒア・ウィー・ゴー 《ネタバレ》 自分、前作も9点付けてます。映画館で何回かリピートもしました。いやいや、これ、続編としては上出来じゃないですか!!正直、前作で物語として完結したのにまたどうやって続編をこねくり回して製作するんだろう?って思ってたんですが、杞憂でしたね。改めてハリウッド映画の商魂の逞しさに感心しました。鑑賞前心配だったのは、もう前作でアバのメジャーな曲は殆ど使い切ってしまっている点、前作でも多少気になってた主要キャストの皆さんのさらなる老化。同じ流れで作ったら、あれから10年弱経ってるし、観るに堪えない代物になっているんじゃないかと。アバの楽曲ありきの、少々強引なストーリー展開が見事にはまった前作から一体どんな続編を作るんだろうって、前作のファンとしては危惧してた訳ですよ。(鑑賞中)・・・・なるほどなあ・・・。こういう感じで攻めてきたかあ。やるなあ・・・。おおっ、若い頃のドナ役の子魅力的やなあ・・・。アマンダ歌巧くなったなあ・・。そしてクライマックスで、またあの「ダンシング・クイーン」が流れてからはもうノリノリで観てましたね。この曲の使い方に関しては、前作よりも優れた演出だったと思います。そして、そしてオーラスでの、メリルの登場シーンでは思わず涙、涙・・・。ここまでずーっと引っ張ってきたのはこの為だったのかあ、と。あー、俺涙腺弱くなったなあ・・と思いつつも、心地よい気持ちで映画館を後にしました。多少気になる点はあるにはあるんです!大好きな「ノーイング・ミー、ノーイング・ユー」を、もうちょっといい演出で聴きたかったなあ、とか。でもね、前作に続いての、作品の底にずっと流れてる「ノー天気且つポシティブな人生肯定賛歌」、自分も大いに賛同したいと思います!ひとつ前の座席に座っていた外国人の女性が「ダンシング~」や「悲しきフェルナンド」が流れると身振り手振りを交えながら、一緒に歌っている光景に出会えました。ちっとも嫌な感じはしなかったです。いや、むしろ、この映画はこういう鑑賞の仕方が一番適しているのではないかと。[映画館(字幕)] 9点(2018-09-02 10:57:54)(良:3票)

123.  暴力行為 豪華な大作やミュージカルが多い印象のMGM社製作の映画としてはおそらく異例とも思える、非常に地味なサスペンス映画の秀作。モノクロ画面の効果もあって地味だけど、切っ先鋭いナイフのような印象の作品。LA郊外の夜の街ロケーション風景も、光の影の絶妙なカメラワークが効果を上げていると思います。クライマックスの駅での演出に、後々のこの監督の「真昼の決闘」を想起させられる箇所もあって、面白かったです。主役三人は揃って好演。ジャネット・リーは「黒い罠」や「サイコ」もそうだけれど、悪人に脅かされる役を演じると何故か魅力を発揮する面白い女優さんだったんだなあと。大好きなフレッド・ジンネマン監督、処女作から後年の才気を感じさせる作品を作っていたんですね。こんな地味な作品をDVD化してくれたジュネス企画さんに感謝![DVD(字幕)] 8点(2016-10-15 08:34:19)(良:1票)

124.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 『感動の実話モノ』はどっちかっていえば映画のジャンル的には苦手な自分です。9.11を扱ったO・ストーン監督『ワールド・トレード・センター』なんかも全く入り込めなかったし。この作品を映画館で観たかった理由は、監督がクリント・イーストウッドだからという、ただその一点のみ。ずっと以前からこのヒトの監督作品には、どこか『人間の死』に対する独特の哲学といおうか理論を持っていると思っていました。そのイーストウッド御大が『奇跡の生還』ネタを、どのように演出したのか興味津々でした。結果はこの採点の通り。万人が共感できる角のない無難な作品に仕上がっていました。逆に巧くまとまり過ぎてたのが私には少々不満。結局人間って『死』についての考察を深く突き詰めていくと『生への賛歌』にゆきつくものなのかなあと思ったりして。『実話ネタは人々の記憶が若干薄れた時期を狙って映画化すべし』[映画館(字幕)] 7点(2016-10-15 08:32:29)

125.  秋立ちぬ 「杏っ子」と二本立て。こっちの方が断然面白かったです。当時の銀座の表通り裏通り、デパートの屋上、晴海あたりの当時の風景が克明に描かれていて、古い町並み好きな自分はそれだけで興味津々わくわく。あっという間の79分。ただ、残念ながら肝心の子役二人の使い方については正直イマイチ。『二十四の瞳』等、数々の作品で子役の使い方が抜群に巧かった木下恵介監督に1日の長あり、と思いました。後半、埋立地へ遊びに行くシーンとか、二人だけの芝居になるとちと場が持たない箇所が幾つか散見。ストーリー云々よりもこれは真夏から初秋への季節感、空気感を感じさせてくれる、ありそうでなかなかない作品だと思います。成瀬作品としての世評はあまり高くないのかもしれないけど、この作品自分は好きです。『池袋文芸坐成瀬巳喜男特集』にて鑑賞。[映画館(邦画)] 8点(2016-09-08 23:41:25)

126.  杏っ子 《ネタバレ》 口元にやたら野卑な雰囲気が漂う木村功さんって、誰かに似てる誰かに似てるって、ずっと思いながら観てました。鑑賞後、よく脇役でドラマに出てる相島一之さんに似てることが解り自己解決。それにしても、ホント暗い暗い映画でした。他の女優さんにない香川京子独特の持ち味である「まるで彼女の周囲2メートル四方に高原の風が吹いている」ような清冽な魅力が、この映画ではあまり発揮されていない。せっかく舞台も箱根仙石原高原あたり、絶好のロケーションのはずなのに。当時の社会事情から鑑みても、このヒロインに「離婚」という選択肢はなかったんでしょうか?ダンナに三行半を突き付けて、颯爽と最後は自立していくヒロイン像を香川さんで観たかった。このままズルズルと元の生活に戻っていくのではあまりに救いがない。演出もガッチリ力のこもった作品ではあるが、登場人物に共感が湧かないので高評価は出来かねる。香川さんの成瀬作品の単独主演ものってこの作品だけなのが残念。『驟雨』や『稲妻』、準主役か脇役で出た作品は良いんだけどな~。『池袋文芸坐成瀬巳喜男特集』にて鑑賞。[映画館(邦画)] 6点(2016-09-08 23:25:10)

127.   後年の大傑作『女の園』後半での、怒涛の如く画面からマグマが溢れ流れ出るようなクライマックスの原型が既にこの作品にあった事に瞠目。若き日の木下恵介の才能が熱海の街を巻き込んだ大火事シーンにほとばしる![ビデオ(邦画)] 6点(2016-09-08 23:21:30)

128.  マイ・インターン 《ネタバレ》 うん!面白かった!全方位的世代性別問わず、楽しめるウエルメイドな良作だと思います!観る前までは『逆・プラダを着た悪魔』的なオハナシなのかと思ってたけど、鑑賞後のこの後味の良さは、同監督作の『ホリデイ』に似てます。アンをネット通販の社長にキャスティング、メリル・ストリープの盟友デ・ニーロを共演者に持ってきた時点で、おそらく企画の原点は「プラダ」にあったに違いないだろうけど、シナリオの巧さでこの映画の人物の造形はさらに深いものになっていると思われます。シルバー世代のセックスに比重を置きすぎた感のある、前作『恋するベーカリー』が、イマイチだったN・マイヤーズ女史ですが、この作品では各々のキャラクターも生き生きさせてるし、何よりもデ・ニーロとアン・ハサウェイからそれぞれの魅力を充分引き出していて最後まで飽きさせない。本作でのデ・ニーロとマッサージ師の先生とのお付き合い程度でいいんですよ、シルバー世代のセックス事情なんぞあんまり深く追い過ぎても、観る側が困惑するだけ。アンの母親、サンフランシスコのCEOの交渉相手を、敢えて画面に出さないあたり演出的にもうまいって思いましたね。ハンカチやら瞬きの回数やら小道具の使い方なんかも、相変わらずで、よく練られたプロのお仕事だなあって感心する事しきり。レディスデーだったせいか、映画館は女性陣で埋め尽くされていましたが、皆さん一様に満足されていた様子に見えました。ああ、デ・ニーロもついにこういう役を演じるようになったのかあ、と『ディア・ハンター』あたりから彼をスクリーンで観ている人間としては感慨無量。自分だって四捨五入したらもうアラフィフだからなあ。・・・時は確実に流れてるんですよね。[映画館(字幕)] 8点(2015-10-22 08:24:35)(良:2票)

129.  黒蘭の女 《ネタバレ》 あの「風と共に去りぬ」の前年、ウイリアム・ワイラー監督が先んじてこしらえた、スカーレット・オハラと同じく、極めて気性の激しいわがままな南部の美女がヒロインのメロドラマ。ワイラー監督はこの時代の作品でも、階段の使い方が巧かったんですねー。ラストを始めとして印象に残る階段を使ったシーンが数々。どうして舞踏会に未婚の女性は赤の衣装を着て行ってはいけないのか、TPOをわきまえないと世間から痛烈に糾弾されてしまう、当時のアメリカ南部貴族社会の時代背景が少々わかりずらい部分もあったけれど、興味深かったです。ニューオーリンズの街が黄熱病に侵されていく後半の展開も意外でした。全編、この映画で二度目のオスカーを獲ったベテイ・デイヴィスの独壇場といったところ。流石のヘンリー・フォンダも、生真面目一方の損な役回りのせいか、彼女の熱演に影が薄くなってしまった。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-14 09:51:42)

130.  ビッグ・アイズ 《ネタバレ》 「実話の映画化」っていう括りや縛りが、イマジネーションを自由奔放に映像というキャンパスに綴る作風のバートン監督にとって、ちと窮屈だったんじゃないかなあって気がしました。今までこの監督の映画で「実話の映画化」自体あったっけ?確か「エド・ウッド」は、実話ものというより伝記ものジャンルですよね。作品そのものは非常にウエルメイドでソツのない仕上がりになってはいるけれど、バートン監督ならではの、鑑賞後に引っ掛かってくる部分があまりないというか、らしさや味に欠けるというか。「ビッグ・フィッシュ」(10点)が、21世紀に入ってからの、アメリカ映画ベストワンだと高く評価している私としては、少々物足りなかったかなあ。本来ならば、へタレダンナウォルター氏を、もっともっと、悪役に仕立てることもできたはずなのに、裁判でのシーンの演技やら演出を見る限りでは、監督もこの人物に実はかなり好意的だったのではないかと思われ。逆に「憎みきれないろくでなし」として、非常に魅力的にキャラ立ちさせていましたね。それにしても、日本人のみならず、アメリカ本土在住の人にとってもハワイって永遠の楽園なんですねえ・・・。やっぱええなあハワイ・・・。ハワイに移住したヒロインがエホバの証人にハマるっていうくだりが妙にリアルで、そこが一番実話ネタらしいなあと思ったり。自分的には6.5点という評価やけど、繰り上げて7点にしときます。[映画館(字幕)] 7点(2015-02-03 12:22:06)

131.  甦る熱球 《ネタバレ》 のちに「グレン・ミラー物語」でも夫婦役でタッグを組むJ・スチュアート&ジューン・アリスン。初共演のこの映画でも息ピッタリの素敵なコンビネーションを見せてくれます。ルー・ゲーリックの伝記映画「打撃王」でも、メジャーリーガーの日常生活をヒーローとしてではなく、ごくフツーのありふれた人間としての一面を細かく描写したサム・ウッド監督としては二番煎じとは言わないまでも、きっとこれは手馴れた題材だったと思われます。全編から「古き良きアメリカ」の雰囲気が伝わってきて、安心して観られます。プレーの興味うんぬんより、夫婦役お二人の息の合った競演っぷりが一番の見どころ。いいなあ、このお二人。ホントお似合いです。[DVD(字幕)] 8点(2015-02-02 22:48:02)

132.  複製された男 《ネタバレ》 基本的に新作は何の予備知識もない白紙の状態で鑑賞する事にしていますが、この邦題と内容のあまりの乖離っぷりにまず驚きました。この日本語タイトル『複製された男』・・・てっきり何かの異常現象で自分とそっくりのクローン人間が突如現れ、主人公の日常生活を脅かすのっぴきならない事態に陥る・・・『ボディ・スナッチャー~恐怖の 街』(8点)的畳み掛けるような、強烈サスペンスフルな展開を想像してたんですが・・・。単に自分と瓜二つの人物をたまたま近所で見つけてしまい、ルーティンな毎日を掻き回されたっていうだけの内容。奥が深いようで、実はそうでもない、いや、そこまで深く描いてくれてないからオチ?もイマイチ。自分もジェイク扮する大学講師の主人公同様、変わり映えのない生活に倦んで、絶えず刺激を求めてしまう願望だけは強い人間なんで、自ら興味本位に謎に飛び込んでいくっていう心理はすごく理解できるんです。世界中に自分に似た人間は3人はいるっていうし、京都の三十三間堂には自分と同じ貌の仏像さんが必ず一体はいるっていうし(←これは関係ないし)逆に、自分とそっくりさんがたまたま近くにいたら、いろいろと面白いんじゃないかって、刺激に飢えている自分は思ってしまったわけです。ところが二人の髭面ジェイク君は、何故か深刻に深刻に終始仏頂面で考え込み、結局は自爆の道を辿ることに・・・。しかも互いを交替してやってみたかったのは、相手の彼女と奥さんと寝ることだったなんて・・・正に下衆の極み!!(←古い)ジェイクの作品選択眼には昔から一目置いている自分ですが、この作品に関してはプラマイゼロかなあと。う~ん・・・この材料なら絶対もっと面白い内容になったはずだと思います。【追記】どうもレビュー後モヤモヤしてこの映画のサイトとかを色々読んでみたんですが、 実は奥が深い内容だったみたいですね(汗)流石はノーベル賞。でも、初見の感想はこのままにしておきます。もう一回観ればわかる、のかもしれんけど、そういう気持ちにまでさせてくれるような吸引力はこの映画にはないような気がします。[映画館(字幕)] 6点(2014-08-02 08:45:14)《改行有》

133.  容疑者(2002) 《ネタバレ》 今日新作の「複製された男」を鑑賞しながら感じた違和感。日本語のタイトルと内容との乖離っぷり。不意にこの映画を観た時のことを思い出しました。そう思ったら、レビュワーのみなさんもほとんど同じことを思ってらしたみたいですね。21世紀になってからの自分の邦題ワーストは「大いなる陰謀」と「複製された男」そしてこの映画。デ・ニーロはこの作品の前後あたりから作品選択がどんどん放埓になってきましたね。[映画館(字幕)] 5点(2014-08-01 22:37:06)

134.  関東無宿 《ネタバレ》 「渡り鳥」「暴れん坊」シリーズのノーテンキな歌声とかつ天衣無縫なキャラクターで画面を圧していたアキラを偏愛している自分としては、この作品のアキラはちょっと観ていて気恥ずかしいというか、なんか居心地が悪い。「キル・ビル」の名シーンの元ネタになった映画との事だが「キル・ビル」自体評価していない自分としてはどうでもいい(笑)おそらく上記のシリーズが、観客にも飽きられ頭打ちになってきて、何かアキラ氏も新しい方向を模索していた時期に作られた作品だとは思うんですが・・・。 それにしても中原早苗がこの時期に高校生役っておかしくないか?[DVD(邦画)] 6点(2014-07-12 14:43:47)

135.  ウォーロード/男たちの誓い 《ネタバレ》 当初、これどうもとっつきにくい時代背景だな~と思い、映画自体ににノレるかどうかも心配だったんですが全く杞憂でした。細かい歴史関係はあまり関係なく、予想以上にアクション中心で面白かったです。金城武は幾つになっても弟キャラがホント似合いますね。ジェット・リーは「アジア版トム・クルーズ」と称えたいくらい「少林寺」以来ずっと第一線でカラダ張っている息の長いスターですよね。頼もしい限り。[映画館(字幕)] 7点(2014-07-12 10:43:39)

136.  her 世界でひとつの彼女 《ネタバレ》 なんといってもこの映画の一番の功労者は、スカーレット・ヨハンソン嬢の、あの独特な声質に着目した人でしょう!少々ハスキーで、ハスッパとまではいかないけれど、投げやり口調の、何とも言えない耳に快く響くセクスゥィーボイス。この魅惑の「声」の存在がなかったら、2時間映画自体持たなかっただろうし、面白さもかなり半減したはず。一風変わった斬新な設定ではあるけれど、元を正せば極めて普遍的なラブストーリーに仕上がっていますした。ギクシャクした出会いからスタートして恋におち、セックス耽溺期を迎え(笑)、安定期、やがて倦怠期・・・最終的には辛い別れが待っている・・・。この間に、恋する事の切なさもどかしさもきちんと描かれていました。いまだに、もはや意固地になってガラケーを使い続けているアナログ人間な自分でも、すんなりと物語に入っていけました。冴えない中年男に扮するホアキン好演。エイミー・アダムスも前の奥さんルー二ー・マーラもそれぞれキレイで魅力的。主人公のお仕事の代筆業って、そんなに高給なんかな~って、主人公が住むガラス張り高層マンションの生活にかなり嫉妬、というか単に羨ましかったです。人生は短い!だから謳歌しようっていうエイミーの台詞が良かったです。スカーレット嬢はこの「声」の演技だけで映画祭の主演女優賞受賞との事。ご覧になれば納得すること請け合い。[映画館(字幕)] 8点(2014-07-02 07:51:15)(良:1票)

137.  ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 《ネタバレ》 まず最初に断っておきますが、自分は親とのコミュニケーション不全症候群人間なので、こういう「父と息子」の話には点数がかなり甘くなります。プラスロードムーヴィーにも点が甘いです。全くもってキャストも含めて、地味極まりない作品ですが、観終わった後、素直に良かったな~って思えるココロ温まる佳作でした。シルバー世代のロードムーヴィーというと、まず自分は「バウンティフルへの旅」(8点)を思い出すんですが、いわばこれはその男性版。モンタナからネブラスカまでの、約1800キロの道中がユーモラスに綴られていきます。父と息子の話というと、優秀な親にコンプレックスを持つダメ息子っていう設定が割と多いと思うんですが、この映画は父と息子両方とも風采があまり上がらないお二人なんですよね、それが僕には逆に新鮮でした。敢えて全編をモノクロ画面にした効果も十二分に上がっていたかと思います。ただ、コメディリリーフかと最初は思わせた、デブの従兄弟双子?兄弟の描写がちょっと浮いててしつこかったような。ここがちょっとマイナス。「何か残したかった」とうなだれる父、それを何も言えずにじっと見つめる息子、このシーンで思わず一筋の涙が頬に。最近、どうも涙もろくなってしまっていかんです。主役のブルース・ダーンという役者さん、僕は実はヒッチコックの遺作「ファミリー・プロット」くらいでしか印象になかったんですが(あとはローラ・ダーンのお父さん?)「世界中のどこにでもいるような大柄なジジイ」を、巧まずごく自然に演じていました。あまり風采の上がらない息子役の役者さんも良かったです。30代後半以上の、どちらかと言えば、男性観客向きの作品だと思います。いよいよ明日発表のアカデミー賞は・・・どうなんでしょう、撮影賞はかなり鉄板なんじゃないかな・・・と(←当たったためしなし、宝くじなみ)[映画館(字幕)] 8点(2014-03-02 23:48:00)(良:1票)

138.  なごり雪 《ネタバレ》 中年男のノスタルジープラスセンチメンタル妄想炸裂映画決定版!!出てくる少女たちの造形が、いかにも年かさの男性が頭で考えたような「聖少女像」って感じ。1974年という時代背景を差し引いても、その点はちょっと割引しなくてはいけません。けど、自分は昔っから大林監督が描くこういうセンチメンタリズム、嫌いじゃないんだよなあ・・・むしろ大好き(汗)同じ伊勢正三の曲をモチーフにした、ホラー調?の「22才の別れ」(4点)より、ずっとこっちの方が内容的にも見ごたえがあり、大林監督の演出や映像感覚も冴えていると思います。主人公よりも親友の方が、ずっと人間としても男としてもいいヤツなんですよね。何度か出てくる臼杵駅プラットホームのシーン、出迎えてくれる親友にいっつも当たり前のように荷物を運ばせるんですよ。この主人公って。たいして重くもなさそうな荷物なのに。普通ならわざわざ迎えに来てくれた友人に「いいよ、いいよこれ軽いしオレ持つから」って断るのが筋だと思うんだけど・・・。ここに主人公の独善的な部分というか、自分の事しか考えてないエゴイストな部分が一番巧く出せていたと思います。中年男が頭でこしらえたようなヒロイン像(歳を重ねた老いた姿を画面にみせない)、主人公にイマイチ人間的魅力に欠ける点、往年の大女優津島恵子さんをせっかく出演させているのに画面に出しているだけで殆ど見せ場を与えていない(「時かけ」では上原謙&入江たか子のご両人にちゃんと芝居をさせていた)以上、気になる三点を引いて7点。[DVD(邦画)] 7点(2014-03-02 22:26:20)(良:1票)

139.  劇場版TRICK トリック 霊能力者バトルロイヤル 《ネタバレ》 TVシリーズ初期からの、このシリーズのファンが求める最低限の内容と質はクリアしていると思われ。今さら違う展開を求めらても作り手側も困るだろし。前作あたりから、貧乳&巨根凸凹コンビに加え、若手カップルが登場してくるパターンが出てきたけど、前作の堀北&平岡カップルよりは、この作品の夏帆&佐藤健方言カップルのが断然良かったですね。夏帆ちゃんは「天然コケッコー」から順調に伸びてきてますよね。これからも楽しみな女優さんです。[地上波(邦画)] 6点(2014-02-04 20:36:23)

140.  アメリカン・ハッスル 《ネタバレ》 前作「世界にひとつのプレイブック」でもそうだったけど、この監督さん、映画の中でタフな女性像を魅力的に、しかもパワフルに描くのが相当お好きみたいですね~。正直言うと自分、このオハナシそのものにはあまり興味をそそられませんでした。というか、巨額の金を使った騙しのテクニックが、観ててもなんだかあまり理解できんかっただけなんですが・・・(汗)騙し騙され映画の最大の醍醐味であるラストのカタルシスにもイマイチ欠けるような気がしたし。でもそれよりも何より、思いがけずセクシーにイメージチェンジして登場してきたヒロインのエイミー・アダムス、頭が空っぽなんだかピュアなんだかこれも一筋縄ではいかない性格の妻役、J・ローレンス、イメルダ夫人みたいな市長の奥さん、三人三様にくっきりとキャラクターが輪郭を伴って描かれていて、並み居る男優陣諸氏の影を総じて薄くしてしまっていたような感じ。特にC・ベールは体型まで変貌させて大奮闘したのに・・・。映画にはもちろん描かれてなかったけれど、心臓のクスリを常に手放せないC・ベール扮する主人公は、おそらくもう永くは生きられないんじゃないかな・・・って、何となく危惧感を覚え、一応はハッピーエンドの結末ではあったけれど、何故か鑑賞後、一抹のカナシサを感じてしまいました。御大デ・ニーロの特別出演的登場には、館内が一瞬どよめきました(笑)またまたオスカー主要部門にノミネートされていますが、作品賞にしてはちょっと弱いと思われるので、主演女優・助演女優賞部門受賞に期待![映画館(字幕)] 7点(2014-02-02 07:44:54)(良:2票)

000.00%
190.62%
2221.51%
3342.34%
4926.33%
520213.89%
636425.03%
739327.03%
823716.30%
9785.36%
10231.58%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS