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合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

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プロフィール
コメント数 203
性別 女性
自己紹介 映画とケロロ軍曹をこよなく愛する埜波です。

長いブランクの後、コソーリと復活。
映画を見る気になれなかったところから、這い上がって参りました。
今後ともよろしくお願いします。

現在、ある「ウワサ」に、心躍らせている今日この頃・・・

あたしの点数はハートです。なもんで、
かなり世間の大勢とは違う点数つけてることが多い気もしますが、
まあこんなやつも必要かなと思ってます。
君は君、僕は僕、これ幸せなり。なんつって。
人の感想を自分が肩代わりできる訳ではないし、逆もまた然り。
どんなに酷評されようが、ある人が面白いと思ったら、それはその人にとっては傑作。
・・・なもんで、あたしは自分の心のままにレビュー致しております。

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評価順1234567891011
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121.  ガープの世界 Q.この映画の内容を10文字以内で表しなさい。 A.人間万事塞翁が馬    ひとりの男の人生を描くと言う意味では傑作。例の飛行機が突っ込むのをはじめ予期せぬ出来事が次々起こるもんだから、普通の映画なら「伏線ねーのかよ?!」と思ってしまうことでも、この映画の場合はむしろ人生がいかに不条理なことに満ちているかを雄弁に語る。それによって次第に免疫が出来、ラストの衝撃的な展開をスムーズに受け入れさせることに成功している。なぜ私が(あの人が)こんな目に、ってよくあるでしょう?まさに筋書きのないドラマ。人生なんて、そんなもん。だけど私はどうしても、グレン・クローズ演じる母親には賛同しかねる。名も知らぬ瀕死の兵士との間に愛はなく、単に自分の人生設計のために兵士は利用されたに過ぎない。いまやアメリカでは精子バンクによる人工授精も行われているが、考え方は本質的に同じであろう。欲しい時に精子をもらってお手軽妊娠、命がコンビニ感覚で生み出された結果生まれたのがガープ。彼もまた、彼女にとって自分の人生設計を創り上げる道具としての価値しかない。彼は生涯その呪縛から逃れることは出来ず、本来なら離婚間違いなしの出来事を経ても母親に説得され諦める。「あなたのやっていることは傷口に塩を塗りこむようなものよ」そう母親は言ったが、彼女は息子ガープの傷をどれだけ理解していたのか?彼女は本当に息子を愛していたか?子供には子供の人生があるのだから、子供を親自身の人生と混同し、利用する親には不快感しかない。そしてガープは、母親の人生の犠牲者となってしまった。6点(2004-06-28 00:17:03)《改行有》

122.  未知との遭遇 実は今回が初見。ラスト30分はギャグですか?UFOと人間の音楽会話、アレは今だったらどこかのバカ映画監督がネタにしそうな感じだな(笑)スタッフの真剣な表情がますます笑いを倍増。でも結局見所はそこなんですよねえ・・・別に2時間使わなくてもいいような気がする。ついでに言うとジョン・ウィリアムズの音楽はみんなおんなじように聞こえるから私はあまり好きではないです。でももうちょっと早く見ていれば評価は高くなっていたかもしれませんね。と言うことで感情値としては4点ですが1点補正。5点(2004-06-27 23:58:45)

123.  ザ・ネゴシエーター/交渉人<TVM> 「ネゴシエーター」「交渉人」そしてこれ、3本とも見ました。で、この映画邦題はこうですが、実は本職のネゴシエーターは出てきません。弁護士資格を持つ検事が交渉役に指名されるという話です。なのに本当に皮肉ですが、3本の中ではこの映画が一番交渉をやっています。で、話のパターンは「交渉人」と似ています。ですがこの作品を評価したいのは、アクションや銃撃戦を最小限にとどめ交渉とそれに伴う再捜査に重きを置いた事、父と子の絆をメインテーマに据えて人間ドラマに厚みを持たせた点です。アメリカ司法制度の問題点にも触れています。ラストはやるせない部分がありましたし、真犯人も私としては予想の範疇と言う感じでしたが、改めて人として真実とどう向き合うか?それを考えさせられた一本です。この映画の投げかけるものは重い。ラストシーン、おびえたような目で車から様子を見ていた「彼」は何を思ったのか?TVムービーもなかなかやるなと感じましたね。 追記:DVDに収録されていたオリジナル予告編にはちゃんと字幕がついてました。こういう配慮はありがたいですね。スタッフの方グッジョブ。7点(2004-06-27 20:16:23)

124.  隣人は静かに笑う 《ネタバレ》 映画を見て登場人物に殺意を抱いたのって初めてかも知んない・・・ジェフ・ブリッジズ、お前の仇は取ってやるからなって。それくらい救われないジェフ・ブリッジズ、そして結末。見た後思い切り鬱。その日TVでトゥームレイダーやってたのを父親が借りてきたからっつーんで見たんだけど、母と私は「こんなんだったらトゥームレイダー見ときゃよかったね」と意見が一致しました。後味最悪だし救いなんて全然ないしその上イヤに現実的で世の中がイヤになるこんな映画作って何が楽しいんだろう?分からない。完成度が高いのは認めるけど、完成度が高けりゃいいってもんじゃないと思うんだよなあ。とにかく二度と見たくない。 私は基本的に見たあとの気分で点数をつけるので1点です。1点(2004-06-27 14:20:48)

125.  エクスカリバー(1981) 「ウーサー王」って誰ですか?って思ったらお父さんだったのですね・・・不勉強ながら、ペンドラゴン王って名前しか知りませんでした(汗)全体的に映画というより、演出が舞台っぽい感じです。アーサーの顔にイマイチ魅力がない(美男子か否かではなく)感じでそこが今ひとつはまれなかった要因でもあります。実在するか分からない話に時代考証を持ち出すのも変ですが、この映画じゃ10世紀くらいの雰囲気になっちゃってますよねえ。それでもキング・アーサー公開前にアーサー王伝説を予習しておく入門編としての価値はあります。6点(2004-06-26 12:22:03)

126.  マイノリティ・リポート 思ったより面白くなかった映画の典型例。予知能力を使って犯罪を未然に防ぐという設定とその表現はすごく好きな部類に入るけど(ボールが転がってくるというアナログな感じのやり方が、かえってこの世界観の不気味さを助長していて好き)、さほどそれをエンターテインメントに消化できてない感じでした。画面の前で手をひねると表示が変わるってのも好きなんだけどね、印象としてはそれだけ。5点(2004-06-26 11:26:47)

127.  グリーンフィンガーズ 《ネタバレ》 あたしなんかはあのショーシャンクよりもこっちに希望を感じますね。元々真面目だったのにひとつの失敗(とんでもなく大きすぎる失敗だった訳だけど)を、こっちは冤罪ではなく、やらかしてしまっている。本当に真面目だから刑務所の連中とも合わないし希望も何もない中で出会ったガーデニングに生きがいを見出し、命を育てる喜びを知り、才能を開花させた。自分の人生がどんなにダメだと感じていても、どこに自分の「生き場所」があるか分からない、もしかすると自分の思ってもいないところにそれがあるかもしれない、そんなことを思わせてくれる映画でした。ハンプトンコートのあの「作品」は、雑然としているようで実は素朴、主人公コリンの人柄がそのまま表れているようで好感度大です。そこにちゃんとファーガスが「いた」のが嬉しかった。映画としても冒頭の襲撃シーンで目を奪われた。いきなり何が起こったのかと思ったが、映画を見ていくうちにその理由が分かってくる。ストーリー構成の妙でも評価できる一本。でも満点つけられないのは、コリンとファーガス以外のガーデニングを馬鹿にしていたメンバーがどういうきっかけではまったのかイマイチ分からないことと、トニーは結局どうなったのか、編集の都合はあるでしょうがそこはむしろきちんと描いて欲しかった。省略しなくても決してだれるような内容ではないと私は思いますけどね。う~ん、惜しい。本当に惜しい!9点(2004-06-26 10:56:07)(良:2票)

128.  フィールド・オブ・ドリームス アメリカン・ドリームの国で出来た、切ない夢の物語。私はラストシーンよりも、「一線を越えてしまう」あのシーンの方が忘れられない。夢のボールパークでずっとプレイしていたくても、いつかは現実に帰らなければいけないことを、そこはかとなく示している。でも、だからこそ、夢を見ることは素晴らしい。夢破れたかつての若い選手たちも、輝くような夢の時代があったから、その思い出と誇りを胸に現実へと飛び込んでいけるのですね、きっと。夢を単なる夢だと片付けないで、もう一度掘り起こして見ませんか?7点(2004-06-24 23:38:24)

129.  歌え!フィッシャーマン 華があるわけではないし、淡々と映画は進む。だけどじわじわ心に染みてくる。厳しい自然に耐えながら、歌を心の糧にする。本当の豊かさとは何なのか考えさせられます。この映画では漁師だけではない、様々な人々が入れ替わり立ち替わり登場します。役人も車椅子の人も更正した元麻薬中毒者も合唱団のメンバー。みんな一緒。本当に北国の人って心は温かい。自然環境が苛烈な分、他人に対してはやさしい心で相手を受け入れられるのかもしれませんね。これは様々なシーンを楽しむと言うより、目の前に映し出される映像から「何か」を感じ取る映画だと思います。8点(2004-06-24 20:57:30)

130.  ドラゴンハート 新たなる旅立ち<OV> この映画が存在すること自体「ネタバレ」という気がしないでもないが・・・(苦笑)前作で(フツーの意味で)感動した人はたぶん見ないほうがいい。スケールは大幅にダウンしてるしセットはちゃちだしなぜかカンフーが出てくるし。このセンスの悪さはある意味格別です。最悪センスで突っ走るラウレンティスに3点(笑)3点(2004-06-24 20:42:10)(良:1票)

131.  メジャーリーグ 心の底から素直に面白いと思ったのはこの映画が初めてです、寄せ集めのダメ連中が最後には一丸となって優勝へ突き進む、王道なんだけどやっぱりシビれます。この手の映画は素直に楽しまなきゃ損です。キャラクターが全員個性的で立ってるし、べレンジャーやチャーリー・シーンやスナイプスから、ダメな頃から球場で応援していた4人組まで全てのキャラが魅力的。こういう映画はなかなかないですよ。アメリカ映画のお手本ですね。最後には人種も宗教対立も越えて喜び合うんだから、アメリカの夢と理想がこの一本に詰まっています。もっともそういうテーマじゃないけど、世の中どっかおかしいと思っていても結局それに流されるしかない、だけどスクリーンでは、かなうはずもないと思った心の中の理想の世界がある。だから最後で喜べるんだろうな・・・アメリカで見たかった。どーでもいいけど監督が悪玉オーナー(♀)の等身大ボードに貼られた服を、一勝するごとに一枚はがしていくシーンは、本当にみんな頑張ってて楽しそうだった・・・(笑)でもこれが良すぎたから2以降は・・・(トホホ) 話を覚えてない。どんなシーンがあったかも忘れた(苦笑)。この1だけに10点献上。10点(2004-06-24 20:24:46)(良:1票)

132.  メリーに首ったけ わたし的にタランティーノが×なのと同じような理由です。「見た目おしゃれ、中身下品」は私には笑えない。1点(2004-06-24 20:03:24)

133.  メン・イン・ブラック 劇場はお通夜のように静まり返ってた。喪服みたいなカッコの2人だったからかな。お清めの塩が欲しいくらいつまんなかった。1点(2004-06-24 07:38:57)

134.  ドラゴンハート 西洋人はドラゴンが大好きだ。キリスト教的価値観の下、悪魔的存在に変わってしまってもファンタジー作品の「敵役」としては絶大だ。かつては悪魔ではなく、むしろ単なる小悪党であったり、逆に神の遣い的な要素が強かった彼らへの、無意識のうちの罪悪感がそうさせるのか。そこで出てきたのがこの「ドラゴンハート」、実は元ネタと思われるゲルマンの伝承がある。小悪党が財宝を守るためにドラゴンに姿を変えた。だからかそのドラゴンは凶悪というよりどことなく愛嬌があり、心臓を食べると生き物の言葉が分かるという特徴もあった。これが後に「ニーベルンゲンの指輪」となり、この「ドラゴンハート」にも繋がった。それまでの倒されるために存在するドラゴンとは違い、善なる存在、というよりは善悪を併せ持ち、人間を上回る叡智を持つ存在(「人類がまだ幼かった頃・・・」の話が象徴的)として描かれている。21世紀が目前となった時にこの映画が作られたのは決して偶然ではあるまい。まずは価値観の変化。キリスト教的価値観が以前ほど絶対的ではなくなり多様な価値観を認めるようになり、ファンタジーやSF小説では善のドラゴンも登場するようになった。そしてCGという技術革新は、操演では不可能だった複雑な動きを可能にした。この二つの変化が、人語を話し、叡智と愛嬌を併せ持ったドレイコを誕生させたといっても過言ではない。長々と書かせていただいたが、映画の出来以上にこのドレイコががまさに「現代」を象徴する存在であり、またキリスト教以前の原点に回帰した古くて新しいドラゴンとして稀有な魅力を持つドラゴンだと思っているからである。姿を見せず声だけのショーン・コネリーはこのドレイコがまさにはまり役で、その存在感と愛嬌がドレイコにも反映され、私などはだんだんドレイコの顔がコネリー自身に見えたほどだ。映画そのものはいい意味でラウレンティス一家らしい出来で、英雄箪にコミカルな要素を加えて飽きさせない(どこか間の抜けたピート・ポスルスウェイトがいい)。ラストシーンは感動のほかに、父ディノが製作した「フラッシュ・ゴードン」を思わせる演出もあって憎らしい。いろいろな意味で楽しめるお得な作品。9点(2004-06-23 22:43:20)

135.  ミクロの決死圏 「人間はミクロ化するとバカになる」と言う話をなんかの本で読んでしまったためか、幼い頃に感動したミクロ化も、今となってはさほど驚きはなく、むしろB級の臭いすら感じられた。映画内では、ミクロ化の科学的(っぽい)根拠は曖昧なままだったのもそれを後押しした。それでもこの映画に価値があると思うのは、まさに人体を内部から解剖したようなリアリティと、それをCGのない時代に映像化したその意欲。潜水艦の目の前をぷにょぷにょ動く赤血球、それこそがこの映画の最大のサプライズ。あの質感を、CGでどれだけ再現できるだろうか?CGのおかげで様々な映像が可能になったけど、例え今見るとちゃちな感じでも、確かに目の前にあるような「実物感」はやはりCGではパーフェクトに再現できないと思う。さらに付け加えるなら、ミクロ化は科学的根拠は乏しいものの政治的背景が見え隠れしていて、それが物語のサスペンス性を盛り上げている。考えて見れば、この映画が製作されたのは冷戦真っ只中の時代。「インナースペース」よりも見応えあるのも納得。ところでこの映画のミクロ化のアイディアは、後年様々な日本のマンガにも影響を及ぼしている。「スモールライト」もそうだけど私なんかはアラレちゃんの「デカチビ銃」を思い出す。あれも後で1時間後にもとに戻るという設定になったんだよなあ。その功績もたたえて、この点数。(実を言うと、この映画をまた見ようと思ったきっかけはケロロ軍曹でした(笑)体の中に入るお話があったんだよ~!)9点(2004-06-23 22:24:49)(良:1票)

136.  デイ・アフター・トゥモロー 私はID4の荒唐無稽さが大好きだった。映画だから許される無茶苦茶さ、それはタコ型宇宙人という絵空事でしかない存在を相手にしているからこそ、それこそ絵に描いた餅のような対抗手段であってもおおらかな気持ちで受け入れられることが出来たのである。現実ではないからこその自由な発想を評価していたのである。さて今作品であるが、そういう意味では地球規模の環境破壊という問題は、エメリッヒにとってはいささかリアルすぎる問題であったかもしれない。ID4の敵が宇宙人であれば、今回の「敵」は地球そのものであったわけだが(もっとも人間の業の積み重ねともいえる結果ではあるのだが)、母なる星地球に敗北を喫させる訳にはいかないのだろう、これまでのパニック映画で乱発されていた核による変化の抑止をせず(これは私は評価している)、特にこれといった対抗手段を打ち出せず、人間ドラマに重きを置くことを選択せざるをえなかっただろう。しかしそのことが、エメリッヒならではの自由な発想力を束縛する結果に繋がってしまったのではないか。確かにデニス・クエイドは好演していたし公立図書館に残った人々の描写も力強さがあったものの、ID4で見られた胸のすくような逆転の発想は最後まで出てくることはなかった。そういう意味では残念ではあったが、ID4との共通点と言うかエメリッヒらしい部分は随所に見て取れる。ID4をよく見ている人ならば、端役に至るまで登場人物で誰が生き残り誰が死ぬか予測できたと思うし実際そのとおりであった(印象的だったのは、1500ドルのコートがどうこう言っていたビジネスマンと、回送中なのに彼から200ドル受け取って乗せたバス運転手が死んだこと)。映画の中では彼の嫌いなタイプ(と思われる)人物には容赦ない。また大統領に対する考え方も一貫していて、自分の命をかけてでも国民を守ろうとする、かなり美化された理想の大統領を見ることができる。ID4の話が多くなったが、比較した上で見るとなかなか興味深い映画である。ただしラストの演説は、イラク戦争は間違いなのではないかと気付き始めた今のアメリカを思うと、もはや手放しではアメリカ万歳とは言えなくなったことの表れなのかもしれない。・・・と。真面目に書いたがやはり一言ツッコみたい。「千代田区って、あれじゃあ『思いで横丁』じゃねーか!!???」 (知らない方へ。「思いで横丁」は新宿駅前、もちろん新宿区です)7点(2004-06-20 19:45:58)(良:1票)

137.  ベオウルフ(1999) うはは、さすがランバート。ここでも死なない男という一世一代の当たり役をやってるよ!5点(2004-06-20 02:49:20)

138.  トロン 《ネタバレ》 これ封切りされた当時私は小学生で、テレビや雑誌の記事を見て子供心に「すごい!」と思ってわくわくして・・・だけど親に連れて行ってもらうことはなく、その後もなかなかお目にかかれない映画として20年・・・ようやく近所のTSUTAYAで発見し、幼い日の念願はかなった。かなったのだが・・・小学生の当時見ていたらきっと感激していただろう映像も、今じゃチープなB級SFと大して変わらないように見える。古くて画面が暗い印象もあるせいだろうが、それはいい。だが肝心の話が全然ダメ、というか脚本が体を成してない。脚本の粗さには割と寛容な(って言うかあまり気付いてない)私でありますが、そんな私が「ダメ脚本!」と思うのだからかなりひどいものだと思います。タイトルにもなっているトロンの扱い方が雑すぎる。そもそもコンピュータ内の擬人化されたプログラムたちの顔の区別がつきにくくそれだけで分かりづらいのに、「トロン」と名前で呼ぶ場面が少なすぎて、後半になっていきなりトロンが現れたように思えるし、「トロンは死んだ」なんて言われてもそういう場面がばっさり抜け落ちているので私としては「えっっ?????」と画面の前で混乱するしかない。蛇足ですがあくまでもコンピュータ内のプログラムに過ぎない登場人物たちが水を飲んだりキスするのって・・・カナーリ違和感あります。高度にプログラムされたコンピュータが意志を持ち、人を支配しようとするというアイディアは嫌いじゃないけどどこかで見たような気もするし、それよりそんなコンピュータが内部の反乱分子に苦心しているようじゃアカンでしょ(笑)コンピュータ内部ではなくて猿の惑星みたくした方がこういうのは面白いと思う、個人的には。・・・ほんと、これは幼い日の美しい夢のままにしておいた方がよかったのかもしれない。2点(2004-06-20 02:36:19)

139.  ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ ふふふ。公開当時は、こういうのを待っていた!って感じだったんだよね~。そのころ某大統領の某スキャンダルがありましたからね~、グッドタイミングで作られた映画だったわけ。内容はブラックでシュール、エンディングも私としては納得できるものだった。国家が利用し、そして国家にとって都合が悪くなった存在の行く末は・・・それがダスティン・ホフマンなんだけど、その何日か前に「レインマン」をビデオで見てたから、映画の中でべらべら喋り捲るホフマンにものすごいギャップを感じ「うるせーよ!(笑)」ってくらいに笑わせてもらった(笑)これが製作された頃は、まだハリウッドも健全だったと言えるんだろうけど今はどうなんだろうね。今じゃ突っつく人がマイケル・ムーアしかいないからなあ(苦笑。あ、ムーアはハリウッドとは違うか)大量破壊兵器はなかったということで決着しそうな今だからこそレンタルででも見て欲しい映画。ニュースにしろどんな情報でも人の手を介して伝えられる以上、鵜呑みにしてはイケナイ。そしてこの映画も、鵜呑みにしてはイケナイ(笑) 追記:南浦和で笑う三波さんの締めのコメント見て、そう言えば今の大統領は「藪」だよなあ、とミョ~に納得してしまった私。全てはハイド・イン・ザ・ブッシュ。ザバダック。9点(2004-06-20 01:46:26)

140.  パルプ・フィクション ストレスのせいか体のあちこちが痛むのでいいマッサージ師を探していたら、「多蘭亭」というところがおすすめだと聞き行ってみることにした。ヨーロッパの権威あるところのお墨付きもあるらしいし、何より行った人が身もだえするほど気持ちいいと言う。興味を引かれ行ってみた。現れたのはどうもかみ合わせが逆っぽい顎の出たマッサージ師。「俺は勘でツボを探り当てる!!」と豪語していた。センスはいいらしい。しかし、どうにも体がほぐれる手ごたえがない。押す力はすごいけどすごく適当に押してる。そう言えば行った人は彼が揉みながら話し掛けてくる言葉が楽しいとか言っていたようだ。確かに時折、あのフ○○ク野郎がうんたらかんたらとか話し掛けてくる。しかし何が面白いのか分からない私は、「何だよこのマッサージ師、ヘッタクソだなあ」と思いながらただ愛想笑いを浮かべるしかなかった。マッサージ代の1800円が夢の島に消えた・・まあ、例えてみればこんな感じだろうか。「ツボにはまる」とはよく言うが、逆にどんなに面白い言葉の雨あられでもそれがひとつもツボにはまらないとこれだけつまらなく感じられるのかと、むしろそちらの方に驚いた。どこが面白いのか教えてほしいと言っても、説明しても私には何のことやらさっぱりわからないし、私がつまらない理由を挙げたとしても(理由はたくさんあるが多くは書かない。ひとつ挙げれば、取り留めのない、しかもF×××の多い下品な内容をセンスのいい音楽と演出で見せている部分に生理的嫌悪感を覚える。下品なら下品な演出の方が好感持てる。傑作か駄作か以前に「嫌い」なんですこういうの。これでがっかりして「フロム~」で完璧に嫌いになった)この作品に高評価を与えている人には理解できないだろう。この無意味無内容の映画に無理矢理意味を求めるとしたら、ツボにはまるはまらないは価値観の対立と同じようなものであり、それによって映画を見る側の人格まで肯定したり否定できるようなものではない、ということだろうか。まあ、こんなことを考えている私も、フ○○キン暇人野郎なんだろうが。追記:キルビルでちょっとタラ見直した。私はああいう方が好き(ただし血の量除く)だけどあれはあれでヤダって人もいるし、好き嫌いがはっきり分かれる作品しか作れないんだろうかヤツは・・・1点(2004-06-17 20:23:30)

083.94%
1167.88%
294.43%
3136.40%
4157.39%
52612.81%
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72713.30%
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