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コメント数 885
性別 女性

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678910
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121.  アイアン・ジャイアント アメリカン・アニメとは思えないほどシブくて落ち着いたムード。森と海のある小さな町の空気、3人のさびしさを抱えたキャラクターたちと「なりたい自分になる」気持ちにめざめる元兵器のロボ。王道のストーリーですが描き方がよければかまわないと思います。人物は手描き、ロボはCGですが微妙なライン処理を施した手描きテイストで古さと新しさが共存。脚本のマッキャンリーズは父のいない少年に思い入れがあるのでしょうか。最後は思わずうれしさがこみあげる、「ウォルター少年と、夏の休日」とセットで好きな作品。[映画館(字幕)] 8点(2010-03-01 06:53:06)

122.  フル・モンティ ロバート・カーライルなくしてはこの作品は成り立たないが、次いで印象的なのは1人だけ年長で元管理職のトム・ウィルキンソン。本作からの最大の出世株でもある彼の、他の者より年令を重ねているがゆえの哀愁をおびた演技は独自のポジションから映画を支える。貫禄ある風貌で最近は傲慢な特権階級やマフィアのボスもこなす彼だが、どんな役を演じていても壊れたノームを抱いて途方にくれた姿が思いだされる。ノームは失業の象徴でもあるかも知れない。今まで毎日当然のようにそこにあったものが、ある日突然壊れてしまう。砕かれた人生をいかに気持ちから立て直すか。ユーモアに溢れながら軽くないテーマを最後のステージが昇華する。華麗(?)な「帽子はそのままで」を「ナインハーフ」のキム・ベイシンガーのそれと見比べるのも一興。[映画館(字幕)] 8点(2010-02-23 17:17:38)

123.  ブラス! このバランスの悪さ、ばらまかれた不安定要素こそがリアリティ、真の人生と呼ぶべきもの。それは承知の上で「リトル・ヴォイス」同様この監督との相性はどうもよくないのを感じる。サントラCDを持っているのもこの映画が好きというよりは曲と演奏がいいからにすぎない。この映画のパーツは何処かにはめ込まれるためではなく、それ自体が存在するためだけに散らばっているので一人よがりな印象を与えかねない。スカッと気持ちのよい作品を連想させる邦題もこの陰気な作品には似合わないように思う。[映画館(字幕)] 6点(2010-02-19 09:01:56)(良:1票)

124.  恋のためらい/フランキー&ジョニー 二人ともめずらしい役柄、きれいに見せていないファイファーとひたすらやさしいパチーノ。戯曲の雰囲気が残されていて舞台劇のようなたたずまい、ニューヨークの片隅の空気。同じゲイリー・マーシャルの「プリティ・ウーマン」よりずっといいと思いますが、役者さん含めて全体の雰囲気が非常にアメリカ的なのは同じで、それが好きかどうかでしょうね。あまり女性に「傷ついてます」って顔してもらいたくはないです。ジョニーがフランキーのためにジャガイモで作ったバラの花が本物より美しく見えるのは、気持ちがこめられているから。リッキー・リー・ジョーンズは歌う「これが恋にちがいない♪」[DVD(字幕)] 7点(2010-02-07 06:53:26)

125.  キリクと魔女 画も内容もまったくユニークで、これぞアートといった感じ。生まれ落ちた瞬間から並々ならぬものを感じさせるキリクはスゴイ。わるい魔女をやっつけておわり、じゃないしね。(こんな大団円があるでしょうか?)なんとも懐が大きいのです。近年見当たらないザックリしたテイストも魅力。エンディングに流れるユッスー・ンドゥールの‘Kirikou,c’est mon ami(キリクはともだち♪)のメロディが耳に残ります。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-02-05 06:59:32)

126.  G.I.ジェーン リド・スコ作品みんなが好きなわけじゃなく、特に現代モノはあんまりいいと思わない。デミ・ムーアは「ゴースト」以外の作品で認められたがっていましたが、体当たり演技=名女優じゃないし、「あの」セリフばかりが有名になってしまったのはお気の毒。美人はくりくり頭にしても美人ですが、頭つきが華奢なデミよりもう少し骨太な女優さんのほうが「無理してる」感が少なかったのかも。ヴィゴ・モーテンセンは鬼曹長ながら詩集をあげたりして、「エースをねらえ!」の宗方コーチみたい。[地上波(吹替)] 5点(2010-01-07 15:19:31)

127.  から騒ぎ ケネス・ブラナーが親しみやすいシェイクスピア喜劇をめざして作りました。トンプソンとブラナーは年令的なことを除けば役にはまっていて、もはや見られぬ楽しき夫婦漫才。ケイト・ベッキンセールはのちにアメリカでアクションするなんて思いもよらない可憐な令嬢ヒーロー。善人そうなクローディオが陰謀にかかってガラリと豹変してしまうのは、またもやシェイクスピア様のご都合主義炸裂ですが。ドン・ペドロがデンゼル・ワシントン(かっこいい!)なのは「オセロ」も黒人だから、いいのかな。(キアヌが弟なのは腹違いってことで…)イメルダ・スタウントンがヒーローの侍女マーガレットなのはちょっとした贅沢。警保団長ドグベリー(マイケル・キートン)はきちゃないけど、おもしろ~い![CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-04 07:00:05)

128.  タイタニック(1997) 特殊効果映画としては高い価値をもちアクション映画としても優れているが、ことドラマとなると紙のように薄い様相を呈する「タイタニック」。大味な台詞は若き演技派のディカプリオとウィンスレットが気の毒に思えるほどで、キャメロンの手になる脚本だけはノミネートされなかったのは納得。最後の階段のシーンは大勢の人間に賞賛されることを好むアメリカらしさふんぷんで鼻白む。高い技術点だけでは総合評価は上がらないのはフィギュアスケートも映画も変わらず、傑作群像劇との「タイタンとポセイドンの戦い」となればまったく分が悪い。[映画館(字幕)] 6点(2009-12-29 06:01:07)

129.  ザ・コミットメンツ 《ネタバレ》 アラン・パーカーの青春を描く時のキビキビした味は、どうしたって「小さな恋のメロディ」や「フェーム」を思い出さずにはいられない。彼の生んだ子供たちはロンドンっ子であろうとニューヨーカーであろうとダブリン市民であろうと、体に同じ熱い血が流れる。変わりばえしない日常から抜け出し、自分を燃やす喜びを知ってゆくザ・コミットメンツとまとめ役のジミー。洗濯物がはためくバックヤードでも仲間がいれば歌える。ケンカばかりの毎日だけど、バンド・スタンドに立った彼らはひとつ。たとえ求めたものに届かずとも、あの時の音は彼らの心の底に鳴り続ける。[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-12-27 07:51:24)

130.  ムーミン谷の彗星 「楽しいムーミン一家」の劇場版。「彗星」はTVシリーズの前段の内容となるため、映画での公開となった。原作の挿画にかなり忠実なキャラクターデザインによりトーべ・ヤンソンのムーミン初期作品がスクリーンに描かれ、ムーミン一家と主要キャラ(スナフキン・スノーク・フローレン・へムレンさん)の出会いと冒険が語られる。本では「夏まつり」まで登場しないミイも、スニフとともにムーミントロールと彗星を追う旅に出る。小粒でもピリリと辛く、物事の本質を突いてみせるミイはのんびりしたムーミンワールドのスパイスとして不可欠なのだろう。自由な旅人スナフキンは何も所有しようとはしないが、立ち去る時に心にしまっておくことで「世界はみんなぼくのもの」なのだ。彼の人生観は「所有することが幸せ」と考えがちな通常の価値観を軽やかに覆してみせる。作画もすばらしいが余白を残したウォーターカラーの背景画が美しい。[映画館(吹替)] 7点(2009-12-23 07:29:20)

131.  バグズ・ライフ ピクサーの「トイ・ストーリー」の次にくる作品がいつもあまりよくないのは何故だろう。これでは「みなしごハッチ」にもおよばないと思う。[映画館(字幕)] 5点(2009-12-22 17:40:27)

132.  アルマゲドン(1998) これもかなりオメデタイ部類の映画だけど、恥ずかしげもなくその姿勢を貫いているのは殊勝といえるかも。リブ・タイラーは母親べべ・ブエルより父親スティーブン似。エアロスミス(貴重なブリティッシュ系アメリカン・バンド)の最大のヒット曲が他人(ヒットメーカーのダイアン・ウォーレン)が書いた曲なのは残念だし、この歌も例によってベタベタなのであまり好きじゃない。[地上波(吹替)] 5点(2009-12-22 07:18:01)

133.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 意味ありげなタイトル、フィルターとモーション・コントロールの撮影、音楽の使い方、パズルのような脚本、テクニックでは問題なし、けどタランティーノみたいな苦手な映画。人殺しを面白がってるような映画はね、楽しめないんです。ニコラス・ロウはうれしかったけどスティングは浮いてた?[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-21 12:14:41)

134.  日蔭のふたり 《ネタバレ》 「テス」よりもさらに濃い厭世観に包まれ空気はひたすら重たい。スーもテスのように自分自身に正直でありたいと願ったために苦難を背負い込み、折角生まれた子も次代に育つことなく失う。「嵐が丘」のようにトマス・ハーディの作品も発表当時は世相にあわず理解されなかった。ペシミスティックな作風、報われることのない人生は触れる者の心を萎えさせるのも事実だが、そこにハーディが求めたものは何なのか。自身の欲と良心とに折り合いをつけ安楽に人生を歩む者より、人に阿ることなく自滅していく者の中にいとおしむべき潔癖さを見出したのだろうか。少なくとも彼らは上手く生きられなかった人間、失敗者の見本としてだけ描かれてはいない。愛らしい顔立ちに似合わず常に難役ばかりに挑み続けるケイト・ウィンスレットはこの作品でも観客を驚愕させる。[映画館(字幕)] 6点(2009-12-15 12:21:06)

135.  シンドラーのリスト シンドラーがもっと高潔な人物であったら上から見られているような気がしたかもしれない。彼をあくまで俗人として描いているところに意味があるし、リーアム・ニーソンとベン・キングズレーのコンビネーションは強力である。アイザックの無言の懇願にいまいましげに自分の腕時計を提供するシンドラーを描く場面が、終盤の彼の台詞を果てなく重いものにする。アメリカ映画の欠点は音楽が鳴りすぎることだが、ウィリアムズの美しいテーマも感傷的であるという点であるいはなくてもよかったのかもしれない。キングズレーは、この後TV作品「アンネ・フランク」で家族で唯一生き残ったアンネの父オットーを演じている。[地上波(吹替)] 8点(2009-12-14 18:19:53)

136.  いつか晴れた日に 《ネタバレ》 時代を超えたキャラクター性では「高慢(プライド)と偏見」に譲るが、充足感と品のよさではこちら。苦しい忍耐を強いられたエリノア(トンプソン)とブランドン大佐(リックマン)の報われる思いに観客もカタルシスを得られ、彼らの秘めた情熱と控えめな所作が2人をシンパシティックな好ましい存在にしている。マリアンヌ(ウィンスレット)のひたむきな恋心も演技を感じさせない。エマ・トンプソンが自ら脚色した脚本にマリアンヌの花嫁姿を遠い丘より見とどけるウィロビー(これは雨に打たれながらウィロビーの館を見つめたマリアンヌの姿と呼応する)を加えることで、より情緒ある仕上がりとなった。韻を踏む原題も絶妙だが、暗く長い道のりを重い心を抱いて歩んだキャラクターたちには、暗雲去り光満ちた空を感じさせる邦題も似つかわしい。[映画館(字幕)] 8点(2009-12-09 09:08:32)

137.  山の郵便配達 メールは便利ですが手紙のありがたさにはかないません。それがどこでも一通一通人の手で届けられているのを、父子二代の心情と中国の山河とともにしみじみ見せてくれます。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-12-02 02:03:59)

138.  初恋のきた道 素朴でいいお話。けれどチャン・ツィイーが寒村の少女には可愛すぎるのと、どピンクの衣装が浮いてた?湯気のたつおいしそうなお弁当も人気の秘密でしょう。[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-01 03:47:36)

139.  スピーシーズ/種の起源 ナターシャ・ヘンストリッジのシルはすごくキレイなんですが、どっちかというと2作目の半分人間の心をもつイヴが好きです。ギーガーのデザインだけでは「エイリアン」にはならないですよね。[地上波(吹替)] 6点(2009-10-28 00:00:06)

140.  ロボコップ3 「2」よりは好きな「3」。「1」に近いのではなく娯楽映画として。ルイスはおしくも殉職となるが、代わりとなる美人メカニックがロボに寄り添う。敵将にも英国人俳優を据え、‘AKIRA’で米国でも名を売ったカツヒロ・オートモの名を冠した忍者ロボも楽しい。フライングも新味を出すための苦し紛れの選択?1作目よりストレス溜まりまくった署長&警官隊のバッジ投げ捨てシーンに拍手。[映画館(字幕)] 6点(2009-10-19 00:11:29)

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