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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
121. ゆれる 《ネタバレ》 なんだよ、「ゆれる」ってのは結局その後「元に戻る」ってことなのね。終盤でかなり不愉快になる主人公を見ててそう思った。だってさあ、何も変わってないじゃん。兄貴の方は「壊れた」のに。マジメで不器用な兄貴が、小器用な弟の偽証で7年間刑務所行き。それだけ。主人公が最初からもっとイヤな奴なら納得いくけど、最後にきてこれじゃあんまりだ。確かに強烈に気持ちが「ゆれる」けど、不愉快になって見終わる映画。[DVD(邦画)] 6点(2007-03-10 05:37:57) 122. ユナイテッド93 衝撃はあるが、もう一度見たいとは思わない映画。映画である以上、事実は別として映画として見る。中盤までの管制塔、軍の混乱してゆく様子は迫力満点。英語が分からないのが悔やまれるほど。後半、機内の様子は今一歩。犯人側に目的遂行への執念が薄いと感じられる。それに手ぶれの激しいカメラに酔ってしまう。機内が揺れてない場面でカメラが揺れているのはちょっと腹立たしい。機内が迫力不足と思う一因になっている。[DVD(字幕)] 6点(2007-01-14 22:33:02)(良:1票) 123. ポセイドン(2006) ポセイドン・アドベンチャーを見たことない人向け。そう割り切れば終始ハラハラドキドキできる良作。この手の映画はハラハラドキドキが続けば合格点。それ以上は求めない。 ただ、ポセイドン・アドベンチャーはそれ以上があまりにも凄かった...同じような脚本だからどうしても比べてしまう。女性がただ弱いのまで同じにしたら、今じゃ違和感ありまくり。男はただ必死になっただけだし。映像は当然進歩してるけど、水の恐ろしさは前作のが上。 いかんいかん。比べたら。比べなきゃ、なかなかの映画。[DVD(吹替)] 7点(2007-01-06 16:59:51)《改行有》 124. 時をかける少女(2006) 21世紀最初の傑作。思い切って言ってしまう。とにかく大人なら一度は見とけ。鑑賞後のすがすがしさは尋常じゃない。アニメとか実写とか関係ない。 序盤、割と淡々と始まる。最新の映画の文法からはちょっと外してる。高校生の男二人、女一人。現代でもまず見かけない組み合わせ。それを野球を絡めることで違和感なくしてる。うまい。それにアクティブな主人公が笑かしてくれる。 原田知世の映画とは違うなーと思ったことも忘れた頃、後半、突然と分かる。やはりこの映画は時をかける少女だったと。それからは一気に引っ張る。呆然として固唾を飲んで泣いてすがすがしくて。 こんな映画、めったにあるもんじゃない。[映画館(邦画)] 10点(2006-12-22 14:02:07)(良:2票) 《改行有》
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