みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
121. 7つの贈り物 《ネタバレ》 ウィル兄貴は盤石の良い演技をしているが、何とも言い難い違和感を感じる作品。 もし自分自身が同じ立場になったら? どう思うだろうか。 臓器提供と言う行為を贖罪と信じ、自らの命を絶つ様な行動まで出来るだろうか? 自らの不注意で愛する人だけでなく無関係の7人もの方々の命を奪ってしまった事実は抗いがたく、 本作主人公の様な考えに至る事も考えられなくは無い。 最後に主人公が取る行動を否定してしまうと、そもそも本作の主旨自体が意味を成さなくなるので仕方の無い事では有るが。 安易にエンタメのテーマとして取り上げてはいけない領域に踏み込んでしまった様に思える。 評価が難しい作品。[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-01-10 18:11:31)《改行有》 122. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 《ネタバレ》 エピソード1がかなりつまらなかったので、気合を入れてハードル上げまくりで劇場鑑賞に臨んだ事を思い出す。 物語の大半はアナキンとパドメの青春恋愛物が占めておりかなり肩透かしを喰らうが、後半のヨーダの戦いっぷりで挽回。 私がSWシリーズの中4番目に好きなエピソード3に繋がる橋渡しの役目は充分に果たしていると思う。 鑑賞し終えた時に「次作までまだ3年も有るのか・・・」と絶望的な気持ちになったのも良い思い出。 因みに私的シリーズTOP5は・・・ ローグ・ワン(説明不要、ファンへの贈り物的作品) エピソード4(CG修正が入る前のオリジナルに限る) エピソード5(レイア姫が本当に綺麗) エピソード3(暗すぎる展開がまた良い) エピソード9(あの締め方は反則) 以上、お粗末でした。[映画館(字幕)] 5点(2021-03-04 11:17:08)《改行有》 123. ウォーリー 《ネタバレ》 良く出来ているが終盤の人間登場は不要では。 「ディストピア極まれり」と言う作品になってしまうが、宇宙へ活路を見出した人間は既に死に絶え、 地球を探査しに来た地球とは別の星から来た生物との邂逅を描く展開ならもっと面白くなった様な。 または”インターステラー”で描かれた様な『遺伝子移住』を目的とした宇宙船がやってきて、 遺伝子を新たな人類に成長させる役目をウォーリーが負う・・・と言う展開だったら、 サイレントランニング顔負けのいじらしいエンディングになったかも などと考えている次第。[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-06-05 13:11:52)《改行有》 124. ティアーズ・オブ・ザ・サン 《ネタバレ》 相変わらず何をやっても同じ顔のブルース・ウィリス(これは既に様式美の領域。褒めてます)。 何気に他の出演者の皆さんもいい演技をしていらっしゃる。 でも、他レビュアーの皆様お書きの様に政治物なのか、戦場アクション物なのか作品自体の立ち位置が中途半端。 あと、ここは突っ込んじゃいけない所なんだろうけれど、高温多湿で雨ばかりのアフリカの密林を行軍していながら、モニカ・ベルッチの化粧がいつまでも落ちない所が妙に可笑しかった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-12-02 16:38:52)《改行有》 125. チョコレート・ファイター 《ネタバレ》 本領発揮するまでの時間が長かったもんだから、いきなりブルース・リーの物真似が出た時は正直ずっこけた。でもまぁ、凄い娘を発見したもんだ。映画にしたくなるのも納得、次回作を早く観たい。前半の冗長さがマイナス要因、惜しい。[DVD(字幕)] 5点(2011-06-06 13:17:03) 126. バベル 《ネタバレ》 娯楽作では無い。明確なテーマを観客に突き付ける作品でも無い。アカデミー賞候補の肩書きから、映画に何らかのカタルシスを求める人は拍子抜けするだろう。 だが、私は何故か撃たれたケイト・ブランシェットをブラッド・ピットが介抱するシーン(特にトイレの所)は泣けてしまった。 日本を誤解させるシーンも多く正直腹が立つ作品だが、観る人それぞれの心の琴線に触れるシーンが一つでも有れば良いのでは無いだろうか。[映画館(字幕)] 5点(2011-05-09 13:10:59) 127. シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 主演の二人有りきで製作された様な映画なので、良くも悪くも二人の個性が炸裂している。 新しいシャーロック・ホームズ像を提案したという意味では成功していると思うが、明らかに続編が有るかの様な終わり方は少し気に入らない。 ところで続編はいつ公開? [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-19 12:56:34)《改行有》 128. デイ・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 「なんちゃってリメイク」作品だと思っていたら、良い意味で裏切られた。 勢いで最後まで押し切る小気味良い作品。難しく考えずに軽いノリで観るのが一番![CS・衛星(字幕)] 5点(2010-11-03 13:04:49)《改行有》 129. M:i:III 《ネタバレ》 怒涛の如く展開する序盤、トラウマになりそうなK・ラッセルの忌の際の顔(目がぁぁ~)、簡潔の極みとも言える香港での機密奪還劇 等々、モノ凄く好きなのだが最後の職場シーンで一気に冷めた。あれはまさしく「蛇足」の極み。絶対に要らない。 二人で中国の雑踏に消えて行くシーンで終わっていれば・・・ 惜しい!![映画館(字幕)] 5点(2010-07-27 13:13:01) 130. チェ 39歳 別れの手紙 《ネタバレ》 観客を突き放すかの様に淡々と物語は展開していく。 前作で華々しく革命の英雄となったゲバラ本人が、何故他の国へ渡り命がけで別の革命に参加して行くのか、鈍感かつ凡庸な観客でしか無い私には残念ながら理解出来なかった。 ソダーバーグはこの前後二作を通じて何を観客に訴えたかったのだろうか。 ベニチオ・デル・トロの熱演だけが強く印象に残る。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-07-05 13:39:01) 131. グラン・トリノ 《ネタバレ》 「押し寄せる感動の嵐!」「さぁ泣け!」と言う展開を予想していたが、良い意味で裏切られた。 しみじみとした余韻に浸れるが、クリント・イーストウッド初見の人なら拍子抜けしてしまうのでは? と思える程にあっさりとした終わり方。 他レビュアー諸氏が記載されている様に、やはり本作は過去のイーストウッド作品を一通り鑑賞し、自分なりに一連の作品群・作風に意見を持つ人の為の作品で有り、言い換えるなら『俳優(ここ重要です)』クリント・イーストウッドから永年のファン達に向けての「贈り物」的な作品なのだと思う。 8点以上は差し上げたいのだが、あくまでも個人的な映画観賞基準として、物語に起伏を与える為に「バイク事故が原因で主要人物が死んでしまう」・「主要な女性登場人物がレイプされてしまう」作品は個人的に認めない主義なので、敢えて5点と致します。[DVD(字幕)] 5点(2010-05-10 18:04:49) 132. ブラックブック 《ネタバレ》 ヴァーホーベン節全開、観る側の好むと好まざるとに関わらず怒涛の如く展開する内容を期待していたが、「ロボコップ」や「スターシップトルゥーパーズ」に比べれば至極普通の映画に思えてしまった。冷静に考えればかなりエグい描写が多いのだが、数多のホロコースト物に有りがちな湿り気を帯びた演出では無く、終始一貫して妙にカラッとしている。この割り切りは一体何なのだろうか? 何だかとても不思議な映画。[DVD(字幕)] 5点(2010-03-14 23:04:46) 133. マトリックス リローデッド 《ネタバレ》 公開前、映画館に貼られていたどデカイ主要キャラクターのポスターがとにかくやたらとカッコよく、否が応にも期待は高まった。 含みを持たせた終わり方に不満はあったが、三部作の真ん中という事で逆にどんな結末を迎えるのかと逆に期待が上乗せされてしまったんのが運の付き・・・ まさか3作目があんなものになるとは・・・ バイクに乗るので中盤のバイクチェイスシーンに5点。それだけ。[DVD(字幕)] 5点(2010-02-16 22:35:59)《改行有》 134. 板尾創路の脱獄王 《ネタバレ》 記念すべき2010年最初の映画館鑑賞作品です。 内容はコメディと言うより「刑務所を舞台にしたアクション」。 板尾さんの人柄なのか、凄く真面目に作られた映画という印象。 [映画館(邦画)] 5点(2010-01-26 13:05:44)《改行有》 135. インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》 ハルクは喋っちゃイカン! 目で、その強靭な肉体でのみ語れ!![CS・衛星(字幕)] 5点(2009-12-10 12:53:03)(笑:1票) 136. トゥームレイダー 《ネタバレ》 ゲームが原作の映画で第一の関門となる「主役キャラが似ているか否か?」は、かなりの高次元でクリアしているのに、淡々とした脚本のせいで何とも間延びした映画になってしまった。 勿体無い。[DVD(字幕)] 5点(2009-07-10 19:02:45) 137. 真夏のオリオン 《ネタバレ》 小中学生の頃、授業中によく観た「学研映画」の様だった。[映画館(邦画)] 5点(2009-06-29 15:07:25) 138. チェ 28歳の革命 《ネタバレ》 続編を見なければ本当の評価は下せないと感じた。 従い、単体では厳しめの5点とさせて頂く。 極力説明を配した構成を、観る側がどの様に受け止めるかで評価は割れるだろう。 本編開始前に日本語の解説フィルムを上映する事は高く評価したい。[映画館(字幕)] 5点(2009-01-23 12:44:40) 139. EX MACHINA/エクスマキナ(2007) 《ネタバレ》 前作・今作共に一番凄いのは、サイボーグ・バイオロイドと互角以上に渡り合う生身の人間であるデュナン・ナッツの存在では? 何故周りの人が平然と接しているのか鑑賞しながら不思議に感じてました。 それにしても主役の二人は熱々過ぎて観ている我々の方が火傷しそうですね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-10-09 19:40:44)《改行有》 140. ウェイトレス おいしい人生のつくりかた 《ネタバレ》 日本人におにぎりが有る様に、アメリカ人のソウルフードはハンバーガーでも宅配ピザでも無くパイなのだと、知り合いのアメリカ人が自慢げに言っていた事を思い出した。賛否両論ある様ですが、私はあんな旦那の様な奴にはなりたくないなぁ・・・[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-25 21:16:19)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS