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1441.  ヤング・アインシュタイン 《ネタバレ》 アインシュタインの映画?何?最初は滅茶苦茶、お堅い映画じゃねえのか?なんて思っていたらとんでもなかった。ここの皆さんのコメントにもあるようにとにかく最初から最後までニコニコしながら観てしまいました。いやあ、本当にこの映画、見た目は単なるお馬鹿な映画だけど、それでも、凄く良い。作品全体にパワー、エネルギーを感じることが出来た。アインシュタイン役の俳優が凄く良い味、出してる。真っ黒になりながらビールを手渡すシーン、銭湯での恋人、マリーと抱き合うシーン、それを観ていた周りのおやじ達も笑える。そして、ギター片手にロック、ロックと歌い上げるシーンで、嘘やろ?おい!おい!そんな、アホな!普通なら真っ黒に焦げて、焼死するぞ!と思わせるものの、真っ黒になりながらも助かるシーンなんて、映画だから許せる。映画ならではのシーンだ!ラストのスピーチ代わりの挨拶とばかりに歌いまくるシーンも大好き!←このシーンで映る九官鳥かな?までもがロックに合わせて踊ってるように見えた。観ていて最後なんて私も踊りたくなった。そして、やたらビールが飲みたくなった。とにかくご機嫌な映画です。これって、DVD発売してるの?絶対に買う。欲しいよ![ビデオ(字幕)] 9点(2006-08-15 21:18:59)(良:1票)

1442.  グレートレース 昨日に引き続いてナタリー・ウッド目当てに借りてきたこの作品、面白い!面白すぎる。オープニングのタイトルの出方からして、凄く良い。昔、どこかで見たようなアニメの世界!既に書かれている人がいますが、「チキチキマシーン猛レース」的な雰囲気いっぱいの楽しいドタバタコメディです。ジャック・レモンとトニー・カーティスに(何だかワイルダー監督の「お熱いのがお好き」を思い浮かべる二人の他にも紳士的なトニー・カーティスの邪魔ばかりしようと企む悪徳教授のジャック・レモンとタッグを組んでいるピーター・フォークがこんなコメディアンぶりを見せるとは驚きです。ジャック・レモンの喜劇俳優の魅力、爆発とピーター・フォークとのコンビが本当に笑える。やることなすこと、とにかく失敗ばかりで、その失敗ぶりを見ているだけでも笑えて仕方がないぐらい本当に楽しい。そして、ナタリー・ウッドの可愛さ、美しさも輝る。全編、笑いの連続でこれは本当に観ていて飽きないし、本当に楽しくて、楽しくて、最後の終わり方も素晴らしい!また一つ、昔の映画で楽しいコメディを見つけることが出来た。[ビデオ(字幕)] 9点(2006-08-15 15:35:51)(良:1票)

1443.  学生社長 《ネタバレ》 学生なのに社長!社長なのに学生!こんな変わった話、設定もこれまたいかにも川島雄三監督作品らしいです。そんなこの作品の中で社長を演じている鶴田浩二が任侠映画で見せる雰囲気とは全然、違う雰囲気で、任侠映画での鶴田浩二しか知らない人が観たら驚くかもしれません。会社の金をスリに取られたり、そのスリの親父さんや子分達、娘を巻き込んでのあれやこれと色んな話の中で見せる親と子の物語などもっと感動出来ても不思議じゃないのに、イマイチ感動出来なかったのは何故だろう?川島雄三監督らしい部分とそうでない部分とが両方、見られたように思う。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-14 22:24:24)

1444.  草原の輝き(1961) 《ネタバレ》 ワーズワースのあの詩「草原の輝き 花の栄光 再び それは還らずとも なげくなかれ その奥に秘められた力を見出すべし」とかいうこの詩が最後の最後にずしりと重く圧し掛かる。若い二人の恋の行方、切ない気持ちというものが見事なまでに表現されたこれが本当の恋なんじゃないかねえ!君!と何だか寅さんみたいな口調でつい、言いたくなってしまうぐらいこの映画は本当に二人の心情というものがよく描かれている。特に愛する男の為に純潔を守り続ける女性を演じたナタリー・ウッドが素晴らしい!個人的に同じナタリー・ウッド主演の「ウエストサイド物語」は感情移入出来ず、それほど好きでもないけど、これは良かった。とにかくナタリー・ウッドのあまりの美しさ、可愛さ、今までナタリー・ウッドてそれほど気にしたこともなければ、良いと思ったこともなかったけど、参りました。この映画を観て、ナタリー・ウッドという一人の女優に恋をしてしまった。とにかくナタリー・ウッドの全てがこの映画では本当に魅力的に見えてたまらない。[ビデオ(字幕)] 9点(2006-08-14 22:09:43)(良:1票)

1445.  緋牡丹博徒 花札勝負 緋牡丹のお竜こと、藤純子演じる矢野竜子!シリーズ第3弾となる今回は、前作よりも良かった。藤純子演じるお竜は女だてらに剣を振るったり、時にはピストルを撃ったりもする。しかし、この映画が何故、ここまで人気シリーズとして確立されたかと考えてみると、例えどんなに男のように振る舞っても上品であり、それでもって、やはり美しい。美しさの中に見せる女としての悲しみみたいなものがとても解り易く描かれている。高倉健とのツーショットで見せる表情の素晴らしさ、義理に厚く、人としての生き方みたいなものが格調高く描かれているのも良い。脇を固める俳優陣の顔ぶれもこれまた凄い。個人的には前作よりも面白かったし、そして、やっぱり藤純子と高倉健、この二人の並び立つ場面での美しさ、このシリーズ、次のも早く観たい。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-08-13 22:24:53)

1446.  不信のとき 怖い映画だ!ホラーやサスペンスのような怖さとは違う、何て言うのか?人間の心の奥底、闇、女の怖さを様々と見せ付けられた気がする。田宮二郎を取り巻く二人の女性、一人は妻、そして、もう一人は愛人!この関係、描き方が凄まじいほどの恐ろしさです。とにかくこの作品は被害者と加害者、いずれもが被害者でもあり、また加害者でもある。そんな風に思える内容で、とにかくこのドロドロした物語の中で、最後の最後に田宮二郎が見せる微笑みはいつまでも心に残るほどの何とも言えない余韻の残し方、今井正監督作品としては、何か異色の気がするが、なかなか見応えのある本当に怖い作品でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-12 21:59:03)(良:1票)

1447.  人斬り笠 《ネタバレ》 大友柳太郎の演じる人間性、どこか怪しくもあり、それでいて、かっこ良かったりと、見所はあるし、それに丘さとみも出ている。今回もまた丘さとみの可愛さが画面全体の重い雰囲気を和らげているものの、作品全体の出来、ストーリーもけして、悪くはないけど、丘さとみを殺してしまったことに対して、かなりの不満ありなので、大きく減点!ファンとしては死なせて欲しくはなかった。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-08-12 18:56:04)

1448.  乱れる 《ネタバレ》 ここ数年、昔の日本映画を多く観てきて、沢山の素晴らしい日本映画と監督を知るようになってはいたものの、どういう訳か成瀬巳喜男監督の映画だけは一つも観ていなかった。今回、初めて観た訳ですが、どれを観ようか?どれを借りようかと悩んだ結果、何故、この作品を選んだかと言うと脚本に松山善三とあったからで、それだけの理由で借りてきました。まずこの作品、内容はかなり重苦しく感じるものの、見応え十分の作品だと思った。加山雄三が姉である高峰秀子に対し、愛を告白する場面とその時の高峰秀子の演技が素晴らしく、こういう役を演じさせると高峰秀子の右に出る者はいないと改めて感じると共に自らの苦しい胸の内、作品のタイトルにもなっている乱れる心を見事に演じきっている。成瀬監督作品、これが初めてだけど、他の作品も観ようという気持ちが今まで以上に強まりました。[DVD(邦画)] 8点(2006-08-12 18:42:01)

1449.  接吻泥棒 これまた川島雄三監督、何か得体の知れない雰囲気十分に、いきなり見せつける。団令子のはじけっぷりが凄まじい。宝田明とのバトルの中で見せる女としての素顔とでも言うべきか?この作品は団令子の凄さを観ているだけでも可笑しい!作品全体の出来としては、それほどだとは思わなかったけど、一人の女優のはじけた演技だけでも観て損のない作品だと思う。脇を固める俳優の中では新珠三千代が抜群に良い。飲み屋での草笛光子との喧嘩のシーンが良かった。このように女優陣に関しては良いのだが、それに比べてどこか男優陣は他の傑作と比べると川島雄三監督ならではのものが少し薄く思えたのが不満です。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-11 20:11:59)

1450.  暖簾 川島雄三監督としては比較的珍しいタイプの作品!こういう文芸作品でも川島雄三監督は上手い!森繁久彌という日本映画史に残る名優、喜劇俳優を見事に使いこなしている。少なくとも森繁久彌という俳優は私は喜劇俳優である。喜劇こそ森繁久彌という俳優の持っているものを思い存分、発揮されると思うわけで、そんな森繁久彌の持ち味を上手く引き出して、これまた味わい深く、それでもって人間味溢れる人情ものとして描いている川島雄三監督という監督の素晴らしさ、この作品を観て、川島雄三監督の上手さを改めて感じることが出来た。そして、やはりこの作品は森繁久彌に尽きる。一人二役の森繁久彌の演技が本当に素晴らしい。森繁久彌を観るだけでも十分価値のある作品だと思った。[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-09 21:39:11)

1451.  人も歩けば 《ネタバレ》 いやあ、これは凄い!凄いというより凄すぎる。これを観たらこの作品が川島雄三監督の最高傑作じゃないのか!この「人も歩けば」こそ川島雄三監督の全作品のベストワンかもしれないと思えてしまうぐらいの作品を観たような気がする。あの「幕末太陽傅」「洲崎パラダイス赤信号」「しとやかな獣」と同じくとにかく凄い。この四本を比べるなんてことは私には無理だ!どれも同じぐらい好きで好きでたまらんし、川島雄三信者として順位なんて付ける方が無理な話だ!そんなことはまあ、良いとして、本当に凄い映画だ!まず何が凄いかって、タイトルの「人も歩けば」て出るまでの流れからして、凄いのだが、更にタイトルが出てから消えるまでの間もストーリーが語らせるという何たる構成・編集、全てにおいて、こんなスタート、今まで観たことないぞ!と思わせるぐらいの始まり!そして、物語が始まってからは、この先、一体?どうなるんだ?と全く先の読めない見事な脚本!父の遺産を巡ってのストーリーの中で繰り広げられる人間模様、次から次へと繰り広げられる人間模様、待ってましたあ!とばかりに喜劇なのにちょいとそこらの二流、三流の下手なサスペンスものを観るよりも引き込まれるストーリー、出てくる人物が皆、変な奴だらけ、主役のフランキー堺は勿論、友人役の加東大介に探偵役の藤木悠、そして、一番笑える愛すべきキャラクター、それは何と言っても森川信の風呂屋の番頭さん!手相占い、足占いと、もう本当に面白過ぎる。そういや「幕末太陽傅」の中でもあんなにも可愛い芦川いづみの足の相を見ようとする場面が描かれていたなあ!とにかく最初から最後まで全く飽きることなく、そして、この映画はラストも凄いと言うか、凄すぎる。こんなびっくりさせられる終り方、日本映画では見たことないかもしれないぐらいの驚きです。なにわともあれ、川島雄三監督らしい、見事としか言いようのない素晴らしい傑作!いや、大傑作!それにしても、こんな面白い作品がDVDにもビデオにもなってないなんて、勿体無い。映画会社は何をしてるんだ?絶対に、DVDとして発売させるべきだ!そのぐらい素晴らしい作品です。 お願いだから川島雄三監督作品、全部、DVD化してくれーーー![CS・衛星(邦画)] 10点(2006-08-08 21:26:17)(良:1票)

1452.  天使も夢を見る これはまだ川島雄三監督の得意とするような軽快さとでも言うべか?陽気な感じが薄く、そんな中で主演の鶴田浩二が任侠映画での鶴田浩二とは違う雰囲気で何とも新鮮である。作品そのものの出来としては特別面白い作品でもない。しかし、川島雄三監督の持っている怪しさ、この怪しさが無い分だけ解りやすく見易い映画になっている。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-05 13:47:08)

1453.  ニワトリはハダシだ 《ネタバレ》 オハヨ オハヨ スズメモ チュンチュン オハヨ♪オハヨ オハヨ ボクモワタシモ ナカヨク アソビマショ♪て、なんだ?いきなりこの変な歌とコサックダンスのようなシーンから、やられた!このいかにもバカっぽい感じのするスタート!森崎東監督は社会に対する挑戦!人間とはいかにバカな生きものなのかということを伝えたいと思わせるそんなシーンからして、これぞ正に森崎東ワールド!だからと言ってこの監督の描こうとしているのは単なるバカな人間、世界を描こうとしてるのではなく、バカだろうと何だろうと人間としての在り方、生き方をストレートにそして、力強くエネルギッシュに描こうとしているように感じるし、本当にこの映画に出てくる人達はどいつもこいつもバカな奴きりです。しかし、このバカの中には生きる為のエネルギー、源とでも言うべきか?どんなバカでも人として一生懸命に生きているのだということを言おうしているように私は思う。そんなこれこそ森崎東監督らしい世界であって、またそんなバカきりの人間的な魅力、つまりは熱い人達ということ。はどこか井筒監督の「パッチギ!」に通じるし、やくざに追われ、警察にも追われてのハチャメチャな展開などはマキノ監督の作品のようで、ワッショイ!ワッショイ!と祭のシーンなんて、正にマキノ監督の世界で、また変わってる人達の変わってる人間模様なんて川島雄三監督の世界に通じる。バカだけど魅力的な人物きりと熱くこみあげてくるストーリー展開、これこそ今の日本映画に必要な要素であると私はこの映画を観て、そう感じました。いずれにせよ、こういう熱く変わった話、私は大好きだ![DVD(邦画)] 9点(2006-08-05 13:40:02)(良:1票)

1454.  どん底(1936) ジャン・ギャバンの愛嬌溢れる演技も一度、観ただけで強い印象を残すほどの温かさ、正しくこれこそジャン・ルノワール監督の作り出す世界!この監督の描く人間ドラマの中には人間としての温かさがきちんと描かれていて、私は好きだ!話としてはかなり悲惨な話で、次から次へと起きる不幸な話を単なる不幸な話として描かずに、爽やかな感じで描くところも良い。タイトルこそ「どん底」とあるけれど、けして、どん底な気持ちのまま終わらないところも流石はジャン・ノルワール監督!この監督が一流と言われる所はそういう所だと改めて感じることが出来ました。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-31 22:37:02)

1455.  5つの銅貨 ジャズ映画と言えば「グレンミラー物語」が有名ですが、この作品も個人的ジャズ映画ナンバーワンの「グレンミラー物語」にはかなわないけど、だからと言って駄目かと言われると、いやいや、どうして、ちっともそんなことはなく、この作品も十分、楽しめるし、感動も出来る仕上がりに満足です。ダニー・ケイが本当に良い。家族思いで、人間味に溢れていて、音楽家としても一流である。素晴らしい音楽に酔いしれ、ジャズ映画としてだけでなく、人間ドラマとしても優れていると思うし、また一つ見応えのあるジャズ映画に出会えて良かった。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-30 23:04:44)

1456.  媚薬(1958) ジェームズ・スチュワートとキム・ノヴァクと言えばヒッチコックの傑作「めまい」を真っ先に思い出しますが、そんな二人が「めまい」同様、怪しい雰囲気で見せてくれるのは良いのだが、「めまい」みたいに何度も繰り返し観たいとは思わなかった。それでも楽しめることは楽しめる。ジェームズ・スチュワートとキム・ノヴァクが抱き合っているシーンで、突如、色が変化する所の描き方、あの猫の眼が異常なほど恐ろしく感じました。今回はこの二人よりも脇役のジャック・レモンの方が良いような気がする。本来なら6点レベルの印象だが、俳優達の演技とそれを映し出す映像、雰囲気などから1点プラスして7点と致します。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-30 16:11:26)(良:1票)

1457.  ぼんち 市川崑監督、市川雷蔵のコンビ、同じく市川崑監督、若尾文子のコンビ作品ではこれが今のところ、私にとってはベスト作品です。同じ市川崑&市川雷蔵コンビでも「破戒」は良い映画かもしれないけど、どこか好きになれず、けど、これは良かった。市川雷蔵ってこんなにも演技が上手かったっけ?て思わせる上手さ、また若尾文子にしても同じ市川崑監督と組んだ他の作品より断然、良いし、それに何と言ってもあの関西弁とそして、ピンクの傘!これに尽きる。何と言う鮮やかさ、美しさ、まるで川島雄三監督の映画の中での若尾文子を観ているようで、うっとりさせられる。またその他の女優陣にしても豪華な顔ぶれ、女と女の息を呑む戦いも、ドロドロした雰囲気でなく、コミカルな雰囲気を醸し出していて、観ていて面白い。上手い演技と良い役者、特に女優陣の上手さはどれもがこれぞ映画女優の演技というものを見せてくれるし、最後まで飽きずに楽しむことが出来ました。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-07-30 08:07:49)

1458.  チャップリンの冒険 《ネタバレ》 監獄から脱走したチャップリン扮する囚人が、ひょんなことから命の恩人として間違えられるといういかにもチャップリンらしい皮肉の利いた喜劇だなあ!というあが観ての感想です。またこの作品の中で出されたパジャマがこれまた囚人服みたいで可笑しい。あの大男の髭を引っ張るところも笑えるし、新聞に載っている自分の写真を見て、慌てるところの面白さなど、チャップリン映画は短編でもこの様に台詞なんてなくても動きと表情だけで十分、楽しめる。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-07-27 21:54:37)

1459.  鬼畜 《ネタバレ》 怖い!何とも恐ろしくて残酷!それでいて、この悲しさの中に見える家族の絆とでも言うのかなあ?切っても切れない親と子の関係をここまで恐ろしく描いた作品など観たことがないぐらいの恐ろしさです。作品の出来、又は好き嫌いで言うならば断然「砂の器」の方が好きですが、人間の持って生まれた残酷さ、矛盾さというものの描き方ではこの作品の方が上だと思う。もう、とにかく最初からしてやられました。3人の幼い子供が無邪気に遊んだり、歌など歌ってるシーン(この時の歌の誰だ!誰だ!誰だ!空の彼方に踊る陰♪白い翼のガッチャマン♪は丁度、この頃の子供達とほぼ同年代の私にはこの歌からして、これはと画面に釘付け!)そして、そんな子達を連れて別の女と暮らしている旦那の元へと向う母!この後の展開はまるでちょっと前の昼間のドラマのような雰囲気?違うか?とにかく観ていて恐ろしくなりました。東京タワーに次女の良子を置き去りにし、去っていく父の姿とそうとは知らず、よっこは?よっこは?と父に聞いて回る長男、利一の姿と「お父さんじゃないよー」「知らない人だよー」ていうあの台詞、何とも残酷なシーンだと思うと共に二度と忘れることの出来ないほどの大きな衝撃を与える台詞となりました。[DVD(邦画)] 7点(2006-07-26 20:13:10)

1460.  ミュージック・イン・マイ・ハート リタ・ヘイワース主演によるミュージカル!リタ・ヘイワースはここでも魅力的ではあるが話の面白さや悪女的な感じがいまひとつでそれなりに楽しめたけど、物足りない。リタ・ヘイワースって絶対に悪女が似合うし、そういう女を演じることによってもっともっと男心をくすぐる。刺激するという意味でもこの映画は物足りない。またコメディアンとしての資質も持っている女優でもある。そういう意味でも中途半端な印象しか残らない。[ビデオ(字幕)] 6点(2006-07-22 20:24:19)

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