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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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141.  千と千尋の神隠し 一番の疑問は、多分に甘やかされて育った10歳のガキはこの映画が理解できたのか、ということ。高度経済成長期の中程までは、どの家庭でも子供が労働力として役立ってました。しかし子供が労働から切り離され、空いた時間ですることと言えば、弱者を殺してみたり、家の中で暴れたり、薬をやったり、引き籠もったり…。生きるというのは働くことです。これは何も油屋だけの掟じゃない。これを観たガキ共が、それを理解してくれることを切に祈ります。本編は音楽がやたらうるさいのが玉に瑕だけど、ベルリン映画祭金熊賞も納得の7点献上。7点(2002-07-27 17:21:16)

142.  イン・ザ・ベッドルーム (ネタバレ注意) 息子の死に打ちひしがれる母親、何とか日常を取り戻そうとする父親。日を重ねる毎に張り詰めていく緊張の糸。そして、遂にその糸が切れた瞬間、お互いの傷口を拡げるが如く湧き出てくる言ってはいけない言葉。これは犯罪被害者遺族の日常にある、息が詰まりそうなサスペンス。ここまでは、アカデミー賞に軒並みノミネートされた演技もあって、凄い。しかし、ラストの犯人を殺してしまう展開にアメリカ映画の限界を見た。遺族達は犯人を憎もうとも、許そうとも、例え殺そうとも、決してその心が癒されることはない、7点献上。7点(2002-07-19 18:59:45)

143.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 「ジェダイの復讐」「ファントム・メナス」で失われていたもの、言うなれば「STAR WARSらしさ」を(遅きに失した感もありますが)ようやく取り戻してくれたと言った所でしょうか。この「ヨーダの攻撃」、もとい「クローンの攻撃」は、ヨーダが主役の唯一の作品としても後生に記憶されていくことでしょう。最強軍師にして戦士・ヨーダを拝む為だけでも一見の価値あり!(だけど草原を抱き合いながら転げ回る恋人とか母の死の場面とか、カビ臭いルーカスの感性も全開) 因みに私、今回初めてDLPを経験してきました。画質がフィルムと比べてどうなのかはよく判りませんが、開巻の状況説明文が心なしかクッキリしていたのと、カメラを振った時に現れる映像のブレを感じませんでした。そんなことで、正に意表を突いたヨーダ師に7点献上!7点(2002-07-19 18:51:49)

144.  ノー・マンズ・ランド(2001) コメディコメディした映画ではなく(笑えるシーンはそんなに多くありません)、状況設定と物語そのものが毒々しい風刺劇。内戦の原因を知る者は一人としていないであろう中で戦うボスニアとセルビア、硬直した官僚機構と成り果てて「事なかれ主義」を徹底する国連(軍)、視聴率と名声だけを追い求め「真実」には興味を無くしたジャーナリズム。“no man's land”というのは「中立地帯」という意味らしいですけど、むしろ「人でなしの世界」ともとれる内容です。そこは全てが愚かで無力な世界、我が国も他人事ではありません。憂国の7点献上。7点(2002-06-06 00:18:26)

145.  スパイダーマン(2002) 超大作を期待してたらオープニング・クレジットからB級テイスト丸出しで(スクリーンもシネスコ・サイズじゃないし)、いい意味で大きく期待を裏切られました。決してモーション・キャプチャーなど使用してないCGなので、動きの不自然なことったらない。それに後半の、爆発の衝撃を顔で受けるスローモーションなんかサム・ライミじゃなきゃ出せない味。【3Mouth】さんのお書きの通り、こりゃまったく「ダークマン4」です。余談ですが一緒に観た女性が、この映画では全く魅力のないキルスティン・ダンストがグウィネス・パルトロウに似てると言うので、劇場で貰った「愛しのローズマリー」のチラシで確認したら本当にそっくりでした(全然気づかなかった)。そんな訳で、お久しぶりのサム・ライミに7点献上。7点(2002-06-02 01:55:15)

146.  I am Sam アイ・アム・サム サムとルーシーの親子関係よりも、親権争いの中でサムが周りの人間を癒していく過程がこの物語の主題。そしてアカデミー主演男優賞ノミネートのショーン・ペンよりも、最初っからキレまくるミシェル・ファイファーと娘役のダコタ・ファニングちゃんの演技に圧倒される(何たってこの子が出来過ぎなくらい可愛い! この子なら私も絶対に親権を手放しません)。あと、ローラ・ダーンがちょい役ながら例によって良い所を持っていきます。映画自体は、まるで「ドグマ映画」のようなハンディ・カメラのドキュメンタリー・タッチで進み、とにかく全編が涙の地雷原(BGMのビートルズが、また泣かせる)。これを無事に通り抜けることなど不可能。鑑賞の際はハンカチとティッシュの用意をお忘れなく、7点献上。7点(2002-05-29 19:58:18)

147.  魚と寝る女 世界中のファンタ系映画祭の世紀末をスペイン映画「ネイムレス」と共に席巻した韓国映画「the isle」が、「魚と寝る女」という邦題(観てみればこの邦題はなかなか秀逸)で公開されていたとは迂闊でした…。しかしてこの映像表現は一見の価値有り。ホラーなのかラヴ・ストーリーなのか、現実なのか幻想なのか、過去なのか未来なのか? とにかく物語も台詞も廃し、愛への渇望と埋められない孤独を静かに、しかし文字通り痛烈に描いた秀作(デビッド・リンチより遙かに面白いけど、「自虐」って世界的な流行なの?)。ということで、7点献上。7点(2002-04-28 18:07:45)

148.  ブラックホーク・ダウン 巷で評されているアメリカの視点と言うよりもアメリカ「兵」の視点で描かれており、決してアメリカの「論理」で描かれてはいないと感じました。P.K.O.や対テロ作戦等と呼び名を変えてもこれらは明らかな戦争であり、兵士が派遣される場所は戦場そのもの。リドリー・スコットは物語を描かずリアルな「戦場」を再現することで最前線の疑似体験をさせ、そこに何を感じ取るかを観客に任せています。地獄の一夜が明け、ようやく到着した国連(パキスタン)軍救援部隊の車輌に乗り切れないアメリカ兵達が交戦地帯から、正に走って逃げ帰ってくるシーンにアメリカの無力感と後の撤退が暗示され非常に印象的でした。「ビューティフル・マインド」と迷っている方、是非こちらをお薦めします。7点献上。7点(2002-04-13 14:25:52)

149.  ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 男女は互いに失われた半身、だから男女は互いを求めてやむことがない。では男でも女でもない者は自らの半身として誰を求めればよいのか? そして未だ半身を見つけられない者(私か…)は? 永久に満たされぬ存在達は、だからこそ永久に愛を求め続けることができる、それを歌い続けることができる、ヘドウィグ&ジ・アングリー・インチと共に…。ゲイのロック歌手の映画だと思ったら、これは不完全な愛の迷い子達へ捧げたロック・ミュージカル。この勢いで私の好きなこの分野も、もっともっと製作されて欲しいと思います、7点献上。7点(2002-04-07 17:50:19)(良:1票)

150.  スペース・カウボーイ 皆さん、知ってました? なんとこの映画、「2000年度キネ旬一位作品」なんですよ。どーゆー風の吹き回しかSFXバリバリで無理矢理な設定の大作でも、老齢の名優が沢山出てれば名作ってか?(本当にキネ旬は信用ならん) …でも私、こーゆー男のドラマに弱いのよ(嬉々としたドナルド・サザーランドが特に良い!)。なのでついつい甘めの評価で、7点献上。7点(2002-03-12 21:57:56)

151.  クイルズ 芸術家のリビドーは創作という名の排泄行為をし続けることによってのみ解放される、永久に萎えない勃起を扱き続けるが如く。意志ではなく根元的な欲求のなせる業は、例え何を犠牲にしようとも止めること容易ならざり。これは、紙の上に肉欲の限りを撒き散らす永遠に満たされぬ者と、正に「サディズム」と肉欲を実践する狡猾なる偽善者に心の封印を破られ、自らの闇のリビドーに打ちのめされてしまう理想主義者(つまり凡庸なる我々)の物語。私にもナタリー・ポートマン似のアメリア・ワーナーちゃんに「××」や「○○」や「“ピー”」をさせてみたいという、ドス黒いリビドーが沸々と込み上げてきました…。こりゃ絶対に子供に観せてはいけません、7点献上。7点(2002-02-24 19:05:23)

152.  レクイエム・フォー・ドリーム 皆さん絶賛されていますが話的にはちっとも新しくない、麻薬で身を持ち崩していく自業自得で救いようのない人達の転落劇。登場人物達が最初っからまともじゃないので、弱い人間はとことん弱くなれるもんだということでしょうか。でも「ヒップホップ・モンタージュ」とか言うこの映像手法+効果音で陰惨になりすぎず、また、飽きずに観ることができました(芸能人がバンジージャンプ時に着けるヘルメット・カメラ(?)みたいなので人物を固定した映像は中々斬新)。いつしか主従が逆転し、夢に成り代わって人生に於ける全ての目的と化してしまう麻薬こそ、正に「夢への鎮魂歌」。渋谷にたむろしている阿呆共、ダイエットを勘違いしている馬鹿共にお薦めです。7点献上。7点(2002-02-24 19:02:49)(良:1票)

153.  修羅雪姫(2001) 断言します。これは(邦画としては)かなり完成度の高い、必見のアクション映画です(「赤影」のリベンジ成就!)。シンプルなストーリーとテンポの緩急、的を射たカメラ・ワークとカット割り、妥協無き見事な殺陣、観客の見たいものを見せるサービス精神、最小限のVFXで表現される世界観、そして修羅の憑依した釈由美子の魅力(「母に替わってお前を斬るっ」って、こんなに演技巧いのか!(驚) 感情を露わにするラストは思わずもらい泣き、ク~ッ)。余りの面白さに、あっという間に終わってしまいました。続編観てぇ~っ! …最後に伊藤英明君、悪いことは言わないから俳優はお辞めなさい。あなたのせいで7点献上。7点(2002-02-02 14:12:21)

154.  メメント 時間軸に沿って物語が展開していけば前のシーンは自然と憶えていくのに、物語の構成が逆転しただけで前のシーンをそばから忘れていくのは何故? 謳い文句に偽りなく、正に観客の記憶が試され、片時も気を抜くことが許されない大変に疲れる映画。そーいう意味で「前向性健忘」を疑似体験させることには成功しており、かなり完成度の高いサイコ・スリラーであることは間違いありません。「記憶=思い込み」というテーマもなかなかのもの。でも、この映画を観るという行為は「鑑賞」ではなくクリストファー・ノーランとの「対決」(しかも、ノーランに分がある)、なので私には純粋な「映画」としての楽しみを与えてはくれませんでした。ま、レナードに近い記憶力を頼りに評価すれば、私的には惜しくも7点献上(しかし、フリー・ペーパーみたいな体裁のパンフレットが何でこんなに高いの…?)。7点(2002-01-18 19:37:12)

155.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド 印象は「インディ・ジョーンズ」シリーズ3本を2倍速で一気に観たって感じでしょうか。少なくとも前作より1.5倍は速くなってる上に「インディ」感もアップ。それにしても皆さんご指摘の、全編を覆い尽くす出来の悪すぎるCGは狙ってるのかなぁ?(まるでハリーハウゼンのモデル・アニメーションと「80日間世界一周」のミニチュアのようなCGだぞ!) それに、既に一回愛に殉じた妃が自分の命が惜しくなって逃げるか? その他諸々、↓突っ込んじゃいけないって書いてあるけど、どーしても突っ込みたくなる。でも、鑑賞中は突っ込みを許さない光速並みのスピード感なのは確か(オープニング・タイトルすら無い!)。前作よりも無心で楽しめました。従って、7点献上。7点(2002-01-04 17:28:06)

156.  アメリ カラフルでありながらセピア調でレトロな(アコーディオンのBGMがまたレトロ)モンマルトルの町を舞台に、あることをきっかけに、自分の周りの人達をほんのちょっとだけ幸せにする無邪気な悪戯を繰り返すようになる、空想好きで内向的な女の子の物語。他愛なくも可愛らしい悪戯の数々が、観ている方をもほんのちょっとだけ幸せにしてくれます。ストーリーには直接関係ない登場人物紹介が多分に毒を含み、怒濤の寄りを多用し1カットをこれでもかと作り込むジュネ・ワールドを形作っています。とにかくドングリ眼で刈り上げおかっぱのオドレイ・トトゥ(英語読みではオードリーになるんですか?)のコケティッシュな魅力が満載。私的には今一の印象ながら(ハマる人はハマると思う)、総合評価で7点献上。7点(2001-11-20 03:19:18)

157.  ハイ・フィデリティ これ、すごい勢いで飛び出てくる名盤・名曲の数々を知っていれば、もっともっと面白かったんでしょうねぇ。しかし、ジョン・キューザックが観客に向かって告白する様子はそれだけでも充分面白い(特に30歳以上の独身男性は非常に共感できるのではないでしょうか)。アメリカ映画には珍しい等身大(↓正にこの形容詞がぴったり)の登場人物達が織りなす、(ドイツ音楽とクラシックを除いた)音楽への愛情溢れる粋なラブ・コメディです。私の映画「トップ5」には入りませんが、とりあえず7点献上。7点(2001-11-11 12:58:43)

158.  エリン・ブロコビッチ 一番の疑問は何故この企画をソダーバーグに任せたのかっていうこと。派手好きな私にとって、黄ばんだ乾いた映像で手持ちカメラの長回しをされるのはちょっと辛い(インディーズ・アレルギーかな?)。そんな映像でも、盛り上がりを捨てた脚本でも、ジュリアの大口は輝いてました。かっこいい女性を見れたので7点献上。7点(2001-07-25 16:26:50)

159.  グリーン・デスティニー 【びでおや】さんに同感。勝ち気でわがままなお嬢様が勝手気ままに振る舞うことで、周りの人たちを不幸にしていってしまう悲しい物語。でも、皆さんに大変評判の悪い空中乱舞は大好きです。屋根から屋根へと飛び回る追っかけを、あのアングルから1カットで見せられると、ものすごく気持ちイイ! 確かにあの技術を使えば「ドラ○ンボール」も映画化できるし、して欲しい。その映像に7点献上。7点(2001-07-02 13:34:47)

160.  ハッピー フィート 「皇帝ペンギン」の公開より随分前から製作に入ってたんでしょうけど、コウテイペンギンのみならず、アデリーペンギンやトウゾクカモメ等の生態が、動物ドキュメンタリー並に再現されてるのが凄い。本当に深く研究されてる。そしてキャラクター・デザインも変にデフォルメしてないのに、喋ったり歌ったり踊ったりを極自然に見せてくれます。80'sを中心とした楽曲やニコール・キッドマンの歌声等もあり、前半は「ムーラン・ルージュ」を髣髴させる楽しさ。しかし、後半へ進むに従いミュージカル・シーンが激減する上、環境保護テーマが前面に出てくるので、個人的には白けてしまいました(何故か全体的に「A.I.」を連想させる仕上がり)。ドキュメンタリーである「皇帝ペンギン」が彼らの生態を「愛の物語」として捉え、余計なメッセージを発することなく自然賛歌を体現していたのに比べると、こちらはスマートさに欠ける。出来ればもっと楽しい冒険物語が観たかったです、6点献上。[映画館(字幕)] 6点(2007-05-22 23:03:35)

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