みんなのシネマレビュー |
|
141. 破線のマリス 《ネタバレ》 ラスト驚きましたー。・・冷静に考えれば、キャストがストーリーの為の駒になりすぎているし、展開も驚かせる為のものになっちゃってるんですが・・どーにも驚きました。ゾッとしました。6点(2004-07-30 15:30:25) 142. 巨大生物の島 子供のころ見たので、特撮は震え上がるには十分でした。ストーリーもラスト・・えーこの先どうなるの?って子供としては大いに楽しめました。ただ子供ながらに、アリが人と同じくらいまで大きくなったわりにはネズミも人と同じくらいか・・と心の中で疑問(ツッコミ?)でしたっけ。6点(2004-07-26 15:10:06) 143. フォーン・ブース 《ネタバレ》 公衆電話に拉致されるまでの、ほんの数分で、スチュが口先と頭の回転で生きてきたことを見せる演出がうまい。ま、助手と同じ目線で見てるから、事実は映画の進行とともにわかる仕掛けだけど、はじめのあのテンポのよさで一気に引き込まれた。あとはギリギリ必然性を感じられる演出と、C.ファレルの熱演で楽しく見ることができた。命を狙われての不倫の告白というシチュエーションに、心拍数のあがったのはおれだけ?(笑)おしいのは、犯人の動機。神気取りの男が麻薬王とか狙うのはわかるけど、なぜ不倫(しかも未遂でしょ?)と、傲慢さで、あそこまで用意周到な狙われ方をしなきゃいかないのか、説得力がない(ただのサイコと切って捨てるにはおしい犯人像だったし)。でも、それを差し引いてもよくできたサスペンス。6点(2004-06-11 18:02:04)(良:1票) 144. アニバーサリーの夜に 映画を見る時はって”なにかしらの感情の喚起”を期待しませんか?・・そういう気分が強い時はこの映画はダメかもしれません。恐らくテーマの”人生の不安や問題”は、劇中に散在しているのに、明確な答はほとんど提示されないですから。でも、それゆえのリアリティは溢れているし、映画ファン(特に1960~1975年くらい生まれの(笑))には、80年代のアイドル的スターが出ているだけでも『おおー』じゃないですかね。とにかくそれ以外もキャスティング、自然な演技がいいです。ドラックの描写で、最後には倫理観のみえる流れになっちゃったのがリアリティを欠いちゃったかな・・でも、それでいいのか(笑)キャスティングにピンと来たら、見て損はないと思います。6点(2004-03-18 14:06:17) 145. マニトウ 降霊術での怪現象・・女性の背中の異様な腫瘍・・孤高のインディアン祈祷師・・前半のおどろおどろしい雰囲気の盛り上げかたから一転、ラストは見ているものを突き放す(単に説得力のなさ?)バトルへ・・・子供の時みたときですら『!?』と思ったけど、何故か憎めないホラー映画。・・いまだに異様な呪文(?)『パナウイッチーサリト・・パーナー!(と記憶してる)』が頭に残ってるくらいだから・・結構気に入ってるな、おれ(笑)6点(2004-01-30 10:58:11) 146. ビクター/ビクトリア コメディミュージカルでサクッと楽しめます。ジュリー・アンドリュースはこれでゴールデングローブ賞をとったけど、このミュージカルをしてて胆炎の手術をして歌えなくなってしまったのを考えると大ヒット作「メリーポピンズ」「サウンドオブミュージック」以上に本人にとって思い入れ深い作品かも(御主人が監督だし)・・なんて思いながら見ました。もちろん前述2作とくらべれば、年をとっているんですが魅力的でした。あとジェームズ・ガーナー、ロバート・プレストンはもちろん、ジョン・リス・デイヴィス(『ロードオブザリング』のギムリ)のクラブオーナー役もよかった。6点(2004-01-29 17:39:41) 147. ストーリーテリング 《ネタバレ》 居心地が悪くなるような内容なのに、おかしみがある。・・シニカルというか・・皮肉のオンパレード(『ハピネス』を見た人ならお馴染み?)・・映画の構成も<フィクション>の主人公の作品はどんどんノンフィクションになり<ノンフィクション>の中で撮られている映像は、どんどんフィクションになっていくニヒリズム・・・おまけにこの映画を笑えない自分の心理に偽善的な部分を見つけたり・・『なにこればっかみたい』って笑える人がいれば、その人は健全なのかも知れない。自分は一体どんな顔をして、見ていたのかと考えると・・ちょっと笑える。。これと比べれば『アメリカンビューティー』はロマンティック。トッドソロンズの作品では処女作『ウエルカムドールハウス』が一番好きだけど、まだ目が離せない。6点(2004-01-19 00:48:10) 148. デモンズ ゴア、スプラッタ映画が好きな人は一見の価値あり。気の効いた展開はのぞまないで見て下さい(笑)当時のキャッチコピーは『これが想像力の限界だ!キュービックショック!~迷路ゲームがスタート。一度入ったら二度と出られません~』だったはずだけど、あきらかに大袈裟です。・・とはいえ自分はそこそこ楽しみました。『ゾンビ』でタッグを組んだロメロと、再度組むはずだった『死霊のえじき』から降板後にアルジェントが製作しているので、アルジェント版『死霊のえじき』とも感じられる。6点(2004-01-09 14:49:16) 149. スネーク・アイズ(1998) この映画の最後の謎って・・みなさん言うように微妙ですね・・あの赤い指輪(+女)がパウエルミレニアムの柱になってるってことは、死体は発見されていない→事件は全て明るみになってない(暗殺に関わっていたことが公になったなら、パウエルの名がが刻まれた建築が続くわけがない)→パウエル一人勝ち(スネークアイズ)・・・これを裏付けるようなものも(海賊の話、ニコラスケイジの車と別荘)もあるけど、逆に疑問も出て来る。でももし『みんなは総て目撃したけど、真実は明らかにならなかったんだよ』というのがオチなら、もう少し疑問の余地をなくしてくれたらよかったように思った。んー映画の変なPRを聞かなきゃ、デパルマらしい所が随所にある佳作なんだけどな。6点(2003-12-27 17:16:33) 150. 身代金 アクション、サスペンスをいい意味で手軽に楽しめる一本。・・逆にいうと片手落ちな感じも。。メルギブソンは嫌いじゃないけど、彼は強そうなイメージがついちゃって、安心感があってサスペンス向きじゃないなー。6点(2003-12-04 13:32:53) 151. スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする 《ネタバレ》 描きたいものの感触が伝わるだけに、物足りなさは感じた。ベタかも知れないけど、精神病の主人公の妄想だけでなく、ラストに本当にあったこと・・例えば、優しく大好きだったお母さんが、旦那さんの気を引きたくて、イボンヌ的になっていった様や、主人公を傷つけていったといった描写をカットバックで入れてもらいたかった・・そうじゃないと、精神病者の妄言で終わっちゃう感が強い。ミランダ・リチャードソンの演技は圧巻。ガブリエルバーンは『ユージュアルサスペクツ』に続きアシスト2点・・油断ならない攻撃的MF(サッカーね)なのは間違いない(笑)あと、クローネンバーグが内臓を見せずに内面を描こうとしたことは”グロ”ーネンバーグファンの自分も評価したい。6点(2003-12-04 12:18:31) 152. メガフォース ”興奮の6180秒 あなたはひとりの戦士になる!”・・・パンフレット持ってます(笑)子供の時、CMで相当ワクワクしちゃってたから、見たら子供ながらに、んんんん・・って感じだったな。たぶん今、見たら・・アバレンジャー以下・・かもしれないけど80年代ブームだし、見たくなってきたぞ(笑) 6点(2003-11-30 00:05:23)《改行有》 153. ウォーターボーイズ 微笑ましい青春映画、面白い。男子高校生がシンクロをするというストーリーと、若い監督とキャストが集まって映画を作るっていう情熱がシンクロしているようだった。6点(2003-11-26 14:19:29) 154. マイ・ライフ(1993) ”大切な人が死ぬと言うこと””自分が死ぬと言うこと”という未来の現実を、”すぐにはない”と思って生きていることに気付かされました。・・映画では泣きませんでしたが、ここの酷評を読んだら泣きそうになりました。6点(2003-11-26 14:09:57) 155. インフェルノ(1980) 初めて見たのは小学生の時。『三人の母』の存在に気付いた人たちが、次々に謎の死を遂げていくんだけど、不条理な死であるほど、強大な”魔”の存在をうまく表現してるなーって思ってた。結構気に入って”ドイツの母””ローマの母”編、作らないかなーなんても思ってたっけ・・・でも最近また見たら少し驚いた。だってなんだか不条理すぎるんだもん。色彩と音楽のよさは初見のイメージを保ってたけど・・・子供の頃の感じた記憶が無しでは『は?』って思ったかも・・大人より子供に訴えかける力を持ってるのかアルジェント?6点(2003-11-25 14:31:17) 156. ディアボロス/悪魔の扉 悪魔モノの佳作。似た話はあるけど、ちょっと新鮮な要素もあって、結構好き。6点(2003-11-23 16:27:36) 157. ランボー 小学生のとき燃えました。頑張って原作も読んだもんなー。6点(2003-11-23 14:40:05) 158. クライング・ゲーム 映画は予備知識無しで見るのがいいですねー。ほんと、どこに連れていかれちゃうのかって気分になりましたもん。異色作なのは間違いないけど、前半の設定無しでは昇華していかない話なので練られた話です。『スターゲイト』でジェイ・デビッドソンを見た時は、『あー、あの時の!』ってまだインパクトを持ってましたからね(笑)6点(2003-11-14 18:34:48) 159. シンドラーのリスト なかなか面白かった。・・ただショートフィルムの『ビザと徳』(ユダヤ人6000人を救った日本人の話)を先に見てしまったので、比べるべき物語ではないんだけど、少々冗長に感じてしまった。6点(2003-11-14 11:29:39) 160. スライディング・ドア ファッションや音楽、会話、街の見せ方もいいなーって思った。でも、何よりよかったはずのアイデアは生かし切れてなかったかように感じる。結末も予想されないように展開させようって感じになっちゃってる・・ユーモアを入れたり、もっともっと違う運命に同じ人や会話が重なったり出来たんじゃないかなー。6点(2003-11-14 10:32:41)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS