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141.  メイズ・ランナー 《ネタバレ》 「そういえば『チーズはどこへ消えた?』なんて本が話題になったなー」とか「『進撃の巨人』やスティーブン・キングの『アンダー・ザ・ドーム』とか閉じられた世界描写がなぜ今流行りなの?」ということを思いながら、この作品については2作目を劇場で観るかどうかを決めるためにDVDレンタルしました。で、とってもガッカリな内容でした。迷路に知的謎解きの要素がなく『CUBE』のような面白さはありません。最初から最後まで機械じかけのクモ型怪物と対峙するだけの浅ーい話でした。『進撃の巨人』みたいに何やら重要な記憶を断片的にしか思い出せない主人公は、なぜだかいきなり自分をぶっ刺して記憶を蘇らせます。意味わかんなーい。説明してくれ、自分を刺すと記憶喪失は解決するのか? 解決できるって知ってたから刺したんだよね? ギャリー、君はどうやってあとをつけて来たんだい? シャッター閉じまくったよね? クモ怪物潰れまくったよね? どうやってついて来た??? クモ型に内蔵の円筒形パーツどこで拾った? それひとつ持ってりゃ1人だって全てOKってか? お前は観察側で簡単な秘密ルートでも知ってんのか? どうして命がけで「迷路が僕らのお家だよぉ〜!」って引き止めに来た? そのリスクかけて君にどんな利益が訪れるのかね? なんなんだこの荒すぎる作りは? 実はギャリーは大人が隠していることを知っていて、皆のために必死に「出るべきじゃない」と伝えようとしていた…なんてことが次作以降に描かれることはあり得るが、だとしてもこの回でコレで終わらせるのは荒過ぎ。もー、こんなつまらない物作るなら、その予算と映像技術で『進撃の巨人』をちゃんと作ってくれたらいいのに。二話以降はDVD100円レンタルでいいや。というかレンタルして時間潰す気にもなれないことに気がついた。[DVD(吹替)] 5点(2015-10-15 14:15:57)(良:1票)

142.  トラッシュ! この街が輝く日まで 《ネタバレ》 ポスターからは地味真面目なヒューマン感動ドラマ系を想像してましたが、追われて逃げてのサスペンスでした。そこは「この映画、当たりかも」と思えたのですが、だんだん気持ちが曇って行きました。原因は子供に平気で暴行したり銃口向ける警察の描写です。僕は警察とか信用してないし嫌いですが、この映画での警察の腐りっぷりは度を越しており、それがあんまりなもので「これがブラジルの現実を表してるのか?」と気になりはじめました。住居を焼き尽くしたり、街中で丸腰で逃げる子供に向けて堂々と発砲する警察の姿、それがブラジルでは本当にあり得ることなのであれば、ブラジルどれだけ恐ろしい国なんだと… もし「これはただの映画であって、ブラジルの現実はこんなに酷くないよ」ということならば、この映画はやり過ぎですし、とにかく気分的に複雑。そして、DVDパッケージの裏に書いてあった解説では、なんだか世界を変えるような凄い秘密を拾ったように思ってしまったもので、ゴミ山で札束をばら撒いていくオチに興ざめしてしまいました。大衆の目の前で武器持たぬ子供に堂々と発砲してしまえる世界を作っている根本の原因や秘密が暴かれて「もう2度とブラジルはそんな風にはならない」と思えるものではなかったからです。ばら撒かれた金、一枚一枚のお札がどの程度の価値を持っているかを知らないし、それを何枚拾うと人生がどれだけ変われるのか分かりません。何人かの汚職を告発したことになってるけど、イマイチ世界が良くなる希望を感じないし、マーチン神父も言っていたとおり世界中に自分の顔を晒した3人の子供が、どこで命を狙われるか気になって仕方ありませんでした。[DVD(吹替)] 5点(2015-10-14 18:33:49)

143.  アクト・オブ・キリング 《ネタバレ》 虐殺者の「オエェ〜〜ッ!」てシーンがとにかく強烈。それしか思い出せないくらいに、そこが突出して強烈。なんだかんだ言い訳して平気を装っても、身体が反応しちゃって嗚咽する凄さ。この人は何と引き換えにこの(悪事を認めて自分を追い詰めるという意味で)辛い再現を承諾し切ったのだろう? いっぱい金もらったの? 虐殺に関する直接的なことは、もう思い出したくないです。それほど『現実』の感じが強烈。そして、たくさん人殺して平気で堂々と日常を過ごし笑ったり冗談言ったり、という現実も、その裏側で自分の行いの酷さを自覚している苦しみを誤魔化せない姿に見る地獄も、トラウマ級です。ある意味ではとても貴重な作品でしょうし、ある点では2度と観たくないどころか見るんじゃなかったと後悔するような作品です。で、真ん中とって5点にしました(採点できない)。虐殺者の「オエェ〜ッ!」をヤラセと見る人もいるみたいですが、自分の行為を正当化し町の英雄として現在を生きる人がカメラに記録されることを承知で嗚咽のヤラセをOKするでしょうか? それは公に自己否定を認める行為です。普通なら恐ろしく不安で出来ない気がします。自らが殺される側を演じた時の参り様…その延長上にあの嗚咽はあったと思います。あれは自分が人にどんな酷いことをしたかを覚ってしまった人間の偽りない自責の苦痛だと思います。もし、あれがヤラセなら、この映画の制作に関わったみんな人間のクズです。[DVD(字幕)] 5点(2015-09-30 22:47:16)(良:1票)

144.  ピクセル(2015) 《ネタバレ》 時間帯や諸々の事情で選択肢なく暇つぶしに観ました。アダム・サンドラーが出てることくらいしか知らずにいたので、ショーン・ビーン登場にはちょっとビックリでした。ダン・エイクロイドの登場は懐かしく感じました(この人も全然見なくなったなー)。しがないオタク主人公の幼馴染が大統領でしかも現在も交流があるという無茶な設定がすごい。途中ほんの短い間ですが2度ほど眠っちゃいました。その程度の話し運びです。エンドクレジットで、映画の内容を最初から最後まで全部おさらいしてしまう、それができちゃうくらい単純でバカバカしいお話というのを、開き直って堂々やってるところが微笑ましかったです。この作品観て、前々からジワジワ思ってたことが噴出したのですが、単にマイノリティーを応援するならイイですが、キモヲタ(ゲームおたくのことではなく、キモい系のアニヲタ的なの)をヒーロにさせようという最近のいろんな作品の風潮が、どうにも僕には白々し過ぎて仕方ありません。カモになるほどその人口が増えたということでしょうが、それだけの数が増えたオタクは既に威風堂々とその特性を晒して大勢の仲間とつるんで楽しんで生きているのだから、もうわざわざ取り上げて持ち上げてやらなくていいんじゃないでしょうか。寒い。[映画館(字幕)] 5点(2015-09-25 19:06:05)

145.  劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~ 《ネタバレ》 TVアニメの大ファンなので、総集編とは思いつつも観ました。劇場の大画面で観たいとまではいかなかったのでDVD鑑賞です。テレビ版大好きですが、劇場版ではじめて触れる人にとって、この総集編前半がどれくらい観る人を引き込む話になってるかは、ちょっと分からない感じがします。けれど、よくまとめてあるなぁと思いました。ただ、格闘技に精通したアニのことに全く触れられていないのが「えっ、この伏線カットしてイイの?」と感じたのと(原作漫画ではたしか無かったエピソードだと思うので、まぁ、いいんでしょうね)、エレンが指かんでドカンとなる場面が唐突に感じたのがちょっと残念でした。あそこはやっぱり包囲されて問い詰められる緊張の場面からやって欲しかったです![DVD(邦画)] 5点(2015-06-26 23:30:24)

146.  ローン・サバイバー 《ネタバレ》 良いことをすれば報われると言うけれど…という部分に面白みを感じました。人道的に正しいはずの行いの結果、主人公は自ら「判断を誤った」と口にすることになる。で、いろいろあって最終的には敵地で200年続いてきた伝統的な教えが主人公を救う。まぁ、主人公のことだけ見れば「情けは人の為ならず(自分に戻ってくる)」という良いお話に見えなくもないのですが、木の幹に寄り掛かって息絶えた兵士めがけて発砲される銃弾が三発目に額に命中するシーンはトラウマもんでした。ちょっと呆気に取られたのは、「軍の通信技術でもこんなもんなの?」ということと「援護に来たヘリあんな簡単にやられちゃうの?」ということでした。僕の正直な気持ちを言えば、酷くて気持ち悪い殺しを見せてばかりよりも、あの地で200年も続いた教えの背景を描いてくれた方が、よっぽど人間に救いを感じれると思いました。それとも、その伝統自体、迷信じみたバカバカしい思考から来ているのでしょうか? だとしたら、何もかも救いようがないです。[DVD(吹替)] 5点(2015-02-06 02:59:39)

147.  シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ 《ネタバレ》 分子料理って何? と思ってたら、あんまりな正体で「マンガか!」と思ってしまいました。そして変装して敵陣に乗り込むシーンで、完璧にマンガのノリなんだと理解しましたが、この無茶な描きのわりにそこまで全体がハジけてなくて中途半端な感じがしました。主役2人の生TV料理番組が良かったです。あのノリをもっともっと観たかったです。[DVD(字幕)] 5点(2014-08-06 21:29:00)

148.  地獄でなぜ悪い 《ネタバレ》 なーんか『桐島、部活やめるってよ』の表向きの主人公のその後を見てる感じ。映画屋による映画屋のための映画バンザイ映画。ド派手にマンガチックに血が溢れ首が飛ぶ演出は「ここまでくればもうバカバカしくて真面目に文句言う気もしないでしょ」的な開き直りで観やすく、これまでの作品で観る人を限定したハードルをグンと下げてファン拡大を狙ったのかな~という感じがしました。ラストも入れ子にして完全にリアルから離れ、逃げ道はもう完璧だ! 「私ってバカじゃん」の場面だけ好きでした。[DVD(邦画)] 5点(2014-07-29 13:21:53)

149.  終戦のエンペラー 《ネタバレ》 史実にどれだけ忠実であるか分からないため、感動的なシーンにさえ自分のなかで冷めたフィルターがかかってしまって、どうも乗り切れませんでした。マッカーサーを軸にした話かと思っていたら、彼の下で戦争責任の究明をする人物が主人公でした。主人公の恋人の日本女性と、通訳の日本人男性は知らない役者さんでしたが、2人とも存在感ありました。天皇陛下に関する様々に何の証拠も見出せないという事態が僕には胡散臭くて、視点も多角的に検証する感じはないので『真実』についてはこの映画では考えようがない気がしました。映画を観た感想としては、この映画の通りなら天皇陛下(昭和天皇)ってすごくカッコイイ人だったんだなと感じました。直接体に触れてはならないという人物との握手がとても印象的でした。マシュー・フォックスが竹林をうろつくと『LOST』のシーンに見えて仕方なかったです。[DVD(字幕)] 5点(2014-07-29 04:20:25)

150.  スティーブ・ジョブズ(2013) 《ネタバレ》 まぁ楽しめはしたのですが、それほど印象に残るものがありませんでした。「Windowsが出た時、あんなに激怒していたのか」というのが一番記憶に残りました。いつ頃だったかAppleの何かの発表の時、ネットを通じてステージの大スクリーンにビル・ゲイツがゲストで登場したことがあると記憶してるんだけど、この映画に描かれたあの大激怒の電話の後、どういう経緯で穏やかな関係になったのか、それが最も知りたかったです。まぁ、内心は穏やかじゃなく大人の計算があるのかもしれないけど、どっちにしてもそこが知りたかった。[DVD(吹替)] 5点(2014-07-12 21:24:43)

151.  キャプテン・フィリップス 《ネタバレ》 期待していたものとはちょっと違っていました。スリリングな描写はあるけれども、全体的に乾き切った印象を感じ、良い人間ドラマを感じませんでした。一番印象に残ったのは海賊側の言い分。その点は全然掘り下げられていかないし、凄腕の凄技で人質以外の船内の全ての賊を片付ける能力に舌を巻くものの、そもそもなんでこんなことになってるかってことに対してシラを切られている感じで、ちょっと好感持てないです。[DVD(字幕)] 5点(2014-07-05 19:15:01)(良:1票)

152.  SHORT PEACE 《ネタバレ》 絵としては上手いけれど、それが動くことに対する感動があまりない。オープニングなどはもう許せないレベルで、お気楽CGと軽薄そうな声優の声が作品の第一印象を凄く悪くしている。「ちょっと上手いアニメおたくがパソコンで作りました」レベルを見せられている感じ。虫唾が走る。どうしてこんなもんをフィーチャーしたのか「?」でイッパイ。第一話「九十九」で軽薄さは消えたけれど、CG的動きで味がない。この段階でもう「昔のアニメは心血がこもってたよなー。CGのプログラムで絵が動いても感動ないなー」という印象が強烈に定着してしまう。「火要鎮」の絵はとても上手くて、とくに主人公女性の表情が美しい。大友克洋の描く女性としては珍しいタイプ。「ガンボ」は「キングコング」の巨大ゴリラと恐竜の死闘と同じノリで、そこに「もののけ姫」が混ざって来たような感じ。全く新鮮さがない。オリジナルのマンガから唯一映像となった「武器よさらば」は、絵の緻密さはあるし、動きもイイけれど、やっぱり「コンピューターに制御させてちゃ、アニメは芸術の域にまでは昇れないなぁ~」と感じてしまいました。全体を通してみて、やっぱりオープニングの軽薄オタク感は凄く許せない。『迷宮物語』再びのつもりだったのだろうか?[ビデオ(邦画)] 5点(2014-05-07 01:24:44)

153.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 見えないのならぶつかるでしょう…と思ってしまいました。見えないのではなく、獲物として認知されず存在を無視されるということでしょうか? それにしては扉を隔ててブラピと対峙するゾンビのリアクションは「見えない」て感じでした。意表を突くような解決展開が待っていそうな流れでしたが、そこへたどり着くストーリーの妙は全くなく『宇宙戦争』のような「あ、そうですか…」でした。「愛情の反対は憎しみではなく無関心だ」とかいう言葉がありますが、無関心で救われるんですね。[DVD(吹替)] 5点(2014-02-18 22:36:01)

154.  バカリズム THE MOVIE 《ネタバレ》 オムニバスです。1話が始まってしばらくして「うわー、どうしょうもなくつまらないものをレンタルしてしまった…」と呆れました。が、喧嘩の強さで出世していくサラリーマンというグダグダな内容を「これのどこが面白い?」「こいつマジにこういうの撮ってる?」と思わせといて、その疑いがクライマックスに上手い効果で完全に良い意味での失笑を産みました。ラストカットのバカさ加減はインパクト大で記憶から消えません。終わった時にふつふつとこみ上げる異様な質の笑い。ちょっとなかなかない体験でした。めんこバトラーのアニメも笑えました。他人に「コレ面白いよ」とすすめることは出来ませんが、次に期待したくなる何かを凄く感じました。[DVD(邦画)] 5点(2014-01-21 19:10:26)

155.  藁の楯 《ネタバレ》 原作読んでません。護る価値があるのか…それにどんな答えを出してくれるのかだけを期待していた自分にとって、この映画はドッチラケな終わり方でした。作ってる側が「護る価値なし」と思ってるやん。その時点で命題は単なるネタ。そうじゃないと言うなら、メッセージの伝え方が下手としか思いません。何を大事に訴えたくてこの物語を紡いだのか、それが伝わってこない命題には志がありません。殺された人間がどう思い何を願うかなんてことはナンセンスだし、殺された人の気持に沿って法が執行されるわけでもない。裁くのは生きている人間だ。大切な人を無残に殺された上で生きて行かなきゃならない人の長い苦しみに対してあまり焦点が当たり切ってなく、主人公は結局のところ蜷川にハッとさせる気づき一つ与えられていない。「仕事じゃなかったら殺してた」とかバカバカしいし意味不明。人間性を犠牲にしてまで大事にしたい仕事って何よ? だいたい「殺しても、死んだ人は生きて戻って来ない」論はそもそもじゃぁなんで死刑あるのって話しだ。何しても生き返らない、そんな取り返しのつかない不幸を作った張本人に等価交換して何が悪い。僕が蜷川さんなら、全国民に依頼するのは殺しじゃなく生け捕りですね。生け捕りで引き渡してもらって、考えつく最もスッキリする方々で自分で始末します。犯人本人を殺すより、そいつが一番大切にしてる人を目の前で殺す方がイイかな。こういう題材を扱う場合「私刑ではなく法の下で裁かれるべき」が答えに沿う部分であり、「ではなぜ私刑がいけないのか?」を説得すべき物語であるべきだが、そんな視点はどこにもない。「こういう場面でとんでもないこと言わせたらキャラが立つ」的なだけの浅いお話でした。エンドロールにネッチョリしたチャラ歌で全てぶち壊し切ります。オヤジになったフツオくんを映画で見れるなんて、ちょっとしたオマケでした。[DVD(邦画)] 5点(2013-12-25 00:35:28)

156.  UFO 侵略 《ネタバレ》 カップルたちのノリが楽しくて、けっこう笑えました。かなり後半になるまで、ほんの数秒のカットしか出てこないバンダムも、そのキャラクターをうまく利用して茶化した演出で笑えました。宇宙人は人間の姿をしているので、バンダムが格闘する相手は結局人間でした。問題解決の重要パーソンだったわけでもなく、あっけなくいなくなっちゃったし、バンダムの活躍を期待したら肩透かしに終わります。実際、圧倒的テクノロジー差を持つ異星人に地球を侵略される場合、逃げ切る方法ってあるだろうか? そんな悪夢の再現と思えば、そこそこには楽しめました。というか「バンダムとうとうこんなC級SFに出るしかなくなったの?」程度の気持ちでレンタルしたので、その程度の 構えで見てみたら意外とハズレ映画じゃなかったという感じです。[DVD(吹替)] 5点(2013-11-29 02:10:05)

157.  キラー・エリート(2011) 《ネタバレ》 ステイサムが出ているせいでアクションうそ映画だと思ってしまい実話が元になっていることを忘れていました。デニーロがステイサムの彼女を護るエピソードが印象に残りました。それにしてもステイサム&デニーロ&オーウェンという取り合わせがなんとなく普通じゃない組み合わせぽくてそこが一番印象に残ったかも。[DVD(吹替)] 5点(2013-09-16 21:50:27)

158.  声をかくす人 《ネタバレ》 渦中の人物が囚われるまでの流れが、どうにもつかみが弱くてノレませんでした。それにしてもイヤな歴史です。アメリカが今どうかよく分かりませんが、日本は今もこんな感じがあってもおかしくない国だと思います。地位ばっか高くて道徳も正義も教養もないバカって「悪魔」ですよね。映画の点数ですが、歴史を記録する意味では意義があるでしょうが、悪魔が勝利して悪魔が何も痛みを感じたりしない話で、悪魔に翻弄された人に特に救いも感じない話は、好きになれないです。酷い出来事を映して「ひどいことはしたくないね」と思わせるモノより、酷いことを映しながらも浄化されるものもあって「あんな風に正しいことして気持ちよく生きたい」と思わせるモノが好きです。[DVD(吹替)] 5点(2013-08-12 19:23:51)

159.  ドリームハウス 《ネタバレ》 『惑星ソラリス』見てるような、ちょっと鬱な気分もありましたが、ラストの炎の中の別れが結構グッと胸がつまるような良い出来でした。[DVD(吹替)] 5点(2013-08-07 19:46:30)

160.  高地戦 《ネタバレ》 戦場描写はよく作られているなと思いました。けれど寒いからって敵軍の服を飄々と着て、味方に撃たれても仕方ないような行動をとるシーンが出て来た時にかなり冷めてしまいました。それでも見続けられるクオリティはありましたが「あ、この人今から撃たれるな」というのがありありと分かるシーンの連続でもありました。逆に言えば撃たれる直前の「あー撃たれるよー!」というハラハラを味わう作品なのかも。予告編がとても気になったのでレンタルしたんですが、予想と違ってあまり内容のない作品だったなと思います。霧の中、両軍が歌い始めた時はピークに冷めてしまいました。実際にあんなことされたら、自分なら「これは心理作戦だ!」としか思わないし、少なくともあの場で郷愁には浸れないな。箱に爆弾細工はしないで敵同士のコミュニケーションが起こり、けれど冷淡に撃ち殺し合う不条理を戦争の狂気と悲しみと言ってしまえばアリなのかもしれないけど、どうも「ホントかよ」と思ってしまう。僕は可愛い女の子であることを免罪符のように思って冷淡なことをする女が大嫌いです。あの女を殺したのは正解と思いますが「こんな女の子を殺すのなんて見てらんない」みたいな目を背けて殺す描写は甘々で物足りませんでした。あの女はもっと惨たらしい死に方をして欲しかった。…なんてことを思わせてしまうこの映画はあまり好きじゃないです。[DVD(吹替)] 5点(2013-07-19 02:55:54)

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