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プロフィール
コメント数 2282
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1721.  デトロイト 《ネタバレ》  また胸糞悪い映画を見てしまった・・・。  一見当時の差別意識からくる警官の横暴を描いているように見えます。  そしてそれは成功しています。サイコパスなデトロイト市警の三人組に、最大限の嫌悪感を抱かせる構成になっています。  裁判も、殺人どころか暴行まで無罪。実話だから仕方ありませんが、本当にイライラします。事実を知ることは大事ですが、こんな嫌な気分になるために映画を見ているわけではないので、点数は厳しめ。  さて、『一見当時の…』と前置きしましたが、当時の白人警官たちだけを悪者にするのであれば、オープニングの暴動をここまで念入りに描く必要もないわけです。  なのにあえて、ここまで暴動の様子を描いたのは、『責任の一端は黒人の側にもある』という製作サイドのメッセージなのかもしれません。実際に手を汚したのは白人警官ですが、何が白人警官たちをそこまで狂わせてしまったのか、そこにも目を向けてほしいのかもしれません。  なんにせよ、感情の赴くままに暴動を起こす人々。それに便乗して好き放題に略奪をする人々。そして過酷で劣悪で死と隣り合わせの環境のなか、狂っていく警官。そのすべての犠牲となるのは、善良なる一般市民。  ・・・・・まあ、外の様子を見ただけで、狙撃手と間違われて軍から砲撃される女の子のシーンを見て、嫌な予感はしていたのですが・・・。  正直見ていて気持ちの良い映画ではなかったので、映画の良し悪しではなく、個人的な好みから点数は辛めです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-06-10 08:59:00)《改行有》

1722.  ホビット/竜に奪われた王国 《ネタバレ》  おいおい、まじかよ。すげー途中で終わるじゃん。ここまで当然のように途中で切り上げられると、逆にすがすがしいと言えなくもない。  樽に乗っての急流下りバトル。ラストのVSドラゴンバトル。この2か所は見所と言っていいと思います。蜘蛛とのバトルも悪くはなかったですね。  要所要所は面白いんですが、やはり1本の映画としては盛り上がりに欠けます。「ドキドキ」も「ハラハラ」も「ワクワク」もしない。  登場人物たちの感情が見えてこないのも、没入感を阻害している一因かも。  まず、旅に出るのを一番渋っていたビルボに、最も重要で危険な任務をまるなげし、ビルボもそれをすんなり受け入れるっていうのがよくわかりません。  終盤、アーロン石をめぐってトーリンとビルボに確執みたいなものが生まれるシーンがあるんですが、それは放置のまま映画が終わっちゃう。そりゃ竜に襲われていたらそれどころじゃないのかもしれないけどサ。せめてこの映画の中で、その確執に一応の決着はつけましょうよ。こんだけ尺長くとってんだからさ・・・。  ガンダルフは時間守らないし。トーリンはガンダルフとの約束守らないし。  なんか中心人物のトーリンがどーにもいけ好かないやつなのが問題なんだろーなー。  そしてガンダルフ。原作を知らないから仕方ないのかもしれませんが、今回のガンダルフはいったい何がしたかったのかまったくわからなかった。いったい、どーなっていたら正解だったの?おしーえてー、おじいーさんー。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-05-16 14:56:14)《改行有》

1723.  ホビット/思いがけない冒険 《ネタバレ》  ホビットの冒険。仲間はドワーフ。というより、ドワーフの冒険。その仲間のホビットでした。  ロード・オブ・ザ・リングのスピンオフ的な作品だろうと期待はしていませんでしたが、この手のジャンルは好きなのでつい手がのびちゃいます。満足できる作品に出合えることはめったにないんですけどね。  ってゆーか、この映画長くない?  最初の30分、まるまる削っちゃっても良いよね?もしくは10分くらいに、コンパクトにまとめてほしいです。  ゴラムとのなぞなぞ合戦もひっぱりすぎ。何回なぞなぞ出し合うのよ。映画なんだから。削れるとこは削ってくださいな。  冒頭30分のドワーフたちの来訪が結構イライラしちゃいました。ガンダルフもこんなに図々しいキャラでしたっけ?  ビジュアルも地味。みんなチビだし。ホビットとドワーフなんで仕方が無いことだとは思いますが。  でもいざ冒険が始まってみると、これがなかなか面白い。よくできています。  トロールとの戦い。オークとの戦い。ゴブリンとの戦い。ネクロマンサーなんてのも出てくる。  最初は見わけがつかなかったドワーフたちも、『イケメン』『パチンコ』『弓』と、それぞれの個性を発揮して良い感じ。  RPGのような景観や世界観。アトラクションのようなアクション。そーいったものが好きなら楽しめるでしょう。  個人的には冒険ものに欲しい『ハラハラ』『ドキドキ』『ワクワク』はどれもいまいち感じることができず、あと一歩といったところ。  グリフォン?レイブン?なんにせよ終盤、大きな鳥たちが助けに来てくれるわけですが…ガンダルフ、そんな便利な奥の手があるならもっと早く…とか思うのはこのテの映画ではきっとタブー。  ・・・・ってゆーか、この映画、長くない?(2回目)[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-05-15 02:35:18)《改行有》

1724.  メリダとおそろしの森 《ネタバレ》  得体のしれない魔女からもらったものを母親に食べさせないで。  自分が持ってきたケーキのせいで母親がえらく体調悪そうなんだから、もっと心配して。  魔女のメッセージを聞き終わらないうちに、次から次へと瓶を投げ込まないで。  父親たちを追いかけるまえに、タペストリーの修復を先にやって。  だめだ。ヒロインメリダの一挙手一投足にまるで共感できない。  一人相撲ほどつまらないストーリーはないです。  すべてはメリダの浅はかな考えと軽率な行動が招いたもの。『めでたしめでたし』じゃないよ。  戦う『自立したヒロイン』を描きたいなら、もっと他にやりようがあったと思うんですけどねー。  もっとわかりやすく『国を救う』とか『世界を救う』とかじゃだめなんですかねー。  まあ、ただ母親を熊に変えちゃう前まではとても魅力的なヒロインでした。赤毛でビジュアルは素敵でしたよ。  前半は高く評価できます。滝のアニメーションは凄すぎ。  全然関係ないですが、無性に『風の谷のナウシカ』を見たくなります。あれこそ自立したヒロインでしょう。  [ブルーレイ(吹替)] 5点(2022-11-30 01:26:10)《改行有》

1725.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》  コメディ弱め。サスペンス弱め。恋愛要素やや強め。  力の入れ具合が期待していたものと違う~。  まず桜井はダメ人間すぎて共感できません。偶然入れ替わってしまうならまだしも、故意に入れ替わったら犯罪。  それに対し、コンドウ?山崎?は良いキャラクターだった・・・  広末演じる水嶋香苗も良い。水嶋香苗が働く職場の人たちも良い味出しています。  一番好きなシーンは、合コンの候補を尋ねられているシーン。  『アリです。』『アリです。』『アリです。』  『え?これもアリなんですか?』  の直後に、直属の部下のスマホをのぞき込んで『ギリ、アリです。』  『あ、これはうちの旦那です。』  ここだけは笑いました。  でも笑えたのはここぐらいかな…  コンドウの正体には気持ちよく騙されましたね。まさかただの便利屋だったとは…  いえ、裏稼業専門の便利屋ですから、それなりに凄いんでしょうけど‥  最後はどーやってとっちらかった物語を収束させるんだろうと思ったのですが、割とあっさり。長時間引っ張った割には味気ない結末でしたねー。お金はすべて価値ある物に代えられていたってねぇ‥‥  で、その価値あるものをあげたらあっさり引き下がるヤクザの面々。挙句に通報されちゃって。  結局一番ワルイのは綾子でしたって、なんだそのオチ。  香苗がコンドウのノートを見て、キューンってなるシーンはとても好きです。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2022-10-23 09:47:24)《改行有》

1726.  ガーディアンズ 伝説の勇者たち 《ネタバレ》  映像、アニメーションは文句なし。美しく、躍動的で感動すら覚えるアニメーション。見る価値はあると思います。  ただストーリーは正直期待していたものではなかったです。  もっとわかりやすいバトルもの。あるいは明確な目的に向かって突き進むアドベンチャー。そーゆーストーリーを期待していました。  『子供に信じてもらえたほうが勝ち』っていうのが、個人的にはちょっと盛り上がらなかったです。  もちろん、副次的にそういった要素があるぶんには構わないのですが、それがメインとなると、直接対決のバトルを見ているときですら『このバトル意味あんのか?』って気持ちになっちゃうのです。  それと、ブギーマンがなんとなく可哀そうだと思ってしまったのも、最後スカッとしなかった要因の1つかもしれません。  子供が、『僕はブギーマンの存在を信じるよ。でも怖くはない』と言ったのが一つのアンサーかと思ったのです。ブギーマンにも最後は居場所を見つけてあげるのかなーって。だって主人公のジャックフロストにはブギーマンの気持ちがわかるはずだから。  それなのに、一方的にブギーマンは悪だと決めつけて、最後はよってたかって闇に押し戻してハイ、終わり。・・・・なんだかイジメの現場を見ているようでした。  もちろんブギーマンが歯の妖精たちをさらったり、サンドマンやジャックやバニーにしたことは許されません。そこは怒って懲らしめても良いでしょう。  でもブギーマンが再び子供たちの目に映らなくなって弱体化したとき、ジャックだけは彼に手を差し伸べてほしかったような気がします。そこでサンタたちも今までとはブギーマンに対する考え方が優しくなるみたいな・・・  まあ、これも個人的にですが、悪が一方的に強くない限りは、多対一っていう構図がそもそも私は好きではないみたいです。  私はこのアニメを子供たちに見せようとは思わないなぁ。[DVD(吹替)] 5点(2022-09-28 11:57:11)《改行有》

1727.  図書館戦争 革命のつばさ 《ネタバレ》  メディア良化法。良化隊。良化隊への対抗組織としての図書隊。思っていたよりゴリゴリのファンタジー。  ただ上記3つを除くと、現実社会と変わらない秩序が保たれている世界。  このリアルとファンタジーが個人的にはうまく混ざっていない感じがして、ずっと不純物のまじった独特の気持ち悪さを感じていました。  ガンダムシリーズのようにいっそ戦争状態にしてもらったほうがまだ説得力があります。そんな有事でもないのに、街中で簡単に一般人に向けて銃火器の使用が認められる法案なんて通るわけがありません。  それにメディアや書籍を規制するのにスマホは全く規制されていないなんて矛盾もいいとこ。『テロや人権侵害の原因』という理由ならば、まっさきに規制すべきはSNSを発信できる通信機器でしょう。そもそもの設定が矛盾だらけなのがどーにも居心地の悪さを感じます。  それからこの作品はTⅤアニメ版かなにかがあって、そのスピンオフ的なものなのでしょうか。知らない思い出が一方的に挿入されますが、この映画が初見なので何のことやらさっぱりわかりません。ファンには嬉しい演出なのかもしれませんが、そのぶん一見さんへの配慮が足りないように思えます。  最後に、登場人物の恋愛パートだけやたら昭和のノリなのが気になります。  そもそも昭和であっても、この人たちの年齢でこんな中学生みたいな恋愛しないでしょ。[DVD(邦画)] 5点(2022-07-24 08:29:34)《改行有》

1728.  キラー・エリート(2011) 《ネタバレ》  ちょっと話がごちゃごちゃしすぎ。  それにどー考えても、課せられた使命を全部こなすより、仲間と協力してハンター(ロバート・デ・ニーロ)助けるほうがリスクが少ないでしょ。実際元SASのスパイクがあっさりオマーンの長老殺して報酬を手に入れちゃっているじゃないですか。  私は映画というエンターテイメントに対し、細かいことは気にしない主義。映画は見ていて楽しけりゃそれで良い。そんな私が、『いや、これはないわ。』とそもそもの設定に無理がありすぎて気になっちゃうレベルです。  これって本当に実話に基づいているんですか?とても信じられないんですけど。  ハンターを助けるために危険を顧みず、昔の仲間の助力を得てクエスト達成。で、このクエストが3つ。多すぎるうえに、『自白させろ』『事故に見せかけて殺せ』と無理難題。同じ制約をかけたせいで、どのクエストもなんとなく薄味に感じてしまいます。  それにさ、ハンターを助けるために昔の仲間が二人犠牲になっちゃってますけど。それに対するダニー(ジェイソン・ステイサム)の感情の描写が希薄なんですけど。仲間が殺されたことに対して、もっと憤るか悲しむかしてほしい。ダニーは情に厚いの?薄情なの?どっちなのー?  昔の仲間と手を組んでプロの殺し屋チーム再結成。とある国の特殊部隊と対決。王道だけれど、これだけで十分面白いんだからさ。その仕事をせにゃならん動機にもう少し説得力を持たせてほしかった次第です。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-07-07 04:05:43)(良:2票) 《改行有》

1729.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》  ここはどこ?あなたは誰?ってゆーか、今はいつ?  まずここは地球の近未来なのですか?それとも全然違う、単なる地球の類似惑星なのですか?せめてそれくらいは、はっきりさせてほしいです。  首都を除く12地区。過去にこの12地区が反乱を起こしたが失敗。二度とそんな気を起こさぬよう、『娯楽』と『恐怖』の二つの意味を持たせた『ハンガー・ゲーム』を74年間にわたり毎年開催。アイデアは悪くない。  ただ過去の歴史はどうあれ、一部の権力者による圧政、独裁、恐怖政治を描くなら、とことん悲劇にするか、あるいは逆襲の物語にするかというのが定石。この映画はどちらの方向にもいかず、マジで私たちにも『ハンガー・ゲーム』を楽しんでもらうつもりでいます。    え?私たちは国民総パリコレみたいな人たちとは価値観が違いますから、こんなルールも曖昧な中途半端な出来ゲーム見せられるぐらいなら、オリンピックを見たいです。  それにどー考えても、主人公のカットニスはかなりヒロイックに描かれていますから、やはりハンガー・ゲームに巻き込まれても、政府に抗う図式は見せたほうが良いのでは?無理やり理不尽なゲームに、妹の代わりを買って出たとはいえ強制参加させられているのに、なんかあっさりこのゲームを受け入れちゃっているのが共感できないです。  こーゆーのって、『殺しあうなんて馬鹿げている!』って声を上げるのが普通じゃないの?せめて主人公サイドにはそういう立ち位置でいてほしいんですけどね。  一番不可解なのが、カットニスとピーターの関係。  ピーター、カットニスを早々に裏切ってましたよね?カットニスの追跡を手伝い、カットニスがしかけた罠を教え、カットニスを窮地に立たせましたよね?なのにカットニスが何の理由もなくピーターを助ける意味がわからないんですけど。  サバイバル・・・好き。こーゆーバトルロワイアル・・・好き。  なのに一度も感情移入できないまま、まるで人がしているゲームのプレイを見ているかのような気分。  これで2時間超えはきついですって。    [ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-07-03 08:22:44)(良:1票) 《改行有》

1730.  アイス・エイジ5 止めろ!惑星大衝突 《ネタバレ》  映像はシリーズ中最も迫力があって美しい。  ストーリーはシリーズ中最もつまらない。  そしてふくろネズミの兄弟に、シドのばあちゃんに、バック。ここまでうるさくてわけのわからないことばかりわめくキャラが多すぎるとさすがに疲れます。あの地に足の着いた1作目の雰囲気とストーリーが懐かしい・・・。もう全然アイス・エイジって雰囲気ではなくなりましたね。  この作品で好きなのは、やっとシドにも恋人ができたこと。でも宇宙の石で若返っていましたっていうヒネリは絶対要らないと思います。がっかりするだけで面白くもなんともない。  娘が自立していくドラマもまあいいんだけど、アイス・エイジでやる必要性がありません。  それに擬人化もほどほどにしないと、今作ほどめちゃくちゃにやってしまうと、シリーズのイメージすらぶち壊しかねないです。  最後がハッピーエンドっていうのはいつも通り。  後味は悪くありません。ですが見終わったあとの満足感は感じられず。  今作を見るとなんだか無性に1作目を見直してみたくなります。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2022-06-08 02:13:05)《改行有》

1731.  マイ・プレシャス・リスト 《ネタバレ》  ベル・パウリー演じるキャリー・ピルビーのキャラは嫌いではないです。IQが極めて高いがコミュ障。ただコミュ障というほどコミュ障でもない。そしてIQの高さやコミュ障という性格が映画にうまく活かされていない感じもします。  IQが高い人、頭が良い人っていうのは、総じて冷静な人が多い印象があります。それに対しキャリーはちょっと感情の起伏が激しすぎる気がします。  で、このキャリーが出会う男は、デヴィッドにしろマットにしろ、クズが多い。それに加え父親は勝手に新しい女性と婚約しているし、セラピストは不倫しています。それ以外はたいしたエピソードもないので、見ている間ずっと軽いストレスを覚えます。  せっかくキャリーを天才キャラにしたんだから、その知性を使ってデヴィッドをやりこめちゃうくらいの爽快エピソードがあっても良かったかなと。まあ最後は父、そしてセラピストとも和解して、良き隣人とも仲良くなるので後味は良いです。金魚のエピソードなんかも好きです。  ただ小ネタばかりで、面白みに欠ける映画だと思います。心に残る何かもないので、せめてもう少し楽しませてほしかった次第です。[DVD(字幕)] 5点(2022-05-08 22:10:48)《改行有》

1732.  マダガスカル2 《ネタバレ》  前作とは打って変わって、子ライオンがハンターにさらわれちゃうスタート。しかもそれがまさかのアレックス。アレックスがニューヨークの動物園に流れ着いたのにそんな事情があったなんて。今作はもしかしてシリアス路線でいくのか?  いやいや、前作と同じノリでした。前作と打って変わっていませんでした。悪ノリ。悪ふざけ。やはりこのノリにはついていきづらいものがあります。中身のない会話やギャグもたまにはいいんですけどね。  ただ今作ではペンギンズをすんなり受け入れてしまった自分がいます。もうそーゆーペンギンを超越した存在として認識しちゃってます。だから抵抗感なく彼らの活躍を見守ることができました。確かに愛すべきキャラであり、なんかすごく頼りがいがあります。  親子愛。アイデンティティー。異種族間恋愛。様々なテーマが盛り込まれている今作。いや、盛り込みすぎたと言うべきでしょうか。おかげでどのエピソードも駆け足で薄味。それにアレックス、マーティー、メルマン、グロリアの4人は一緒に行動してほしかったので、最後を除いて結構ばらばらだったのがちょっと物足りなかったり。  例えばアレックスの両親の再会と跡継ぎ問題、それに水問題くらいに的を絞っても良かったんじゃないだろーかと。その問題に4人が力を合わせてサバンナの動物たちのピンチを救うみたいな、一本筋の通ったストーリーのほうが好みです。そうすればもう少し落ち着いて見られたと思います。親と出会うのもわりとあっさりで、もう少し感動的に演出できなかったものかと。  いずれにせよ話がとっちらかっているのがあまり好きではないので、点数厳しめです。  え?次作?もちろん見ます。面白いかもしれませんので。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2022-05-03 11:59:29)《改行有》

1733.  マダガスカル 《ネタバレ》  当時かなり子供向けっぽかったので見るのを敬遠していました。でもどんどんシリーズ化されていくので、『もしかして面白いのか?このままその面白さを知らずに人生終わっていいのか?』との思いに駆られ見てみることに。淡い期待はありました。結果、あんま、いや結構つまらなかった・・・。  まずマーティがちょっと気に入らない。マーティーは草食だからいいでしょうけど、アレックスは肉食。マーティのせいで2日もご飯食べられずフラフラ。それなのにマーティーは『お前はアレックスだろう。キングだろう。』の精神論一点張り頑張らせようとする。目くじら立てるような映画でないことはわかっています。これは、え・い・が。あ・に・め。でもなんかマーティの無神経さがカンに障っちゃったんです。  徐々にアレックスが野生に目覚めていく過程は面白い。ですが結局その野生を克服するのもアレックスの心ひとつ。何だかなあという醒めた目で見ちゃいます。  で、巷でとても評判良いのがペンギンズ。そして私がちょっとついていけなかったのもペンギンズ。いや、そのキャラクター自体は好きですよ。動物の擬人化だって今や当たり前ですから気になりません。やたら交通アクセスに詳しいキリンなんて楽しいじゃないですか。  でもね、ペンギンたちの貨物船乗っ取りは、やはりいくらなんでもやりすぎじゃないかと思っちゃうわけですよ。それがOKならなんでもアリになってしまう。ギリギリ許容できる範囲を超えてしまっている気がするのです。  まあでもシリーズ化されるほどの人気の秘密を知りたいので、続編も見てみることにします。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2022-04-21 02:50:15)(良:1票) 《改行有》

1734.  ゾンビ革命~フアン・オブ・ザ・デッド~ 《ネタバレ》  超ゆるゆるのゾンビコメディ。緊張感の無いダラダラしたノリで終始進むのかと思ったら、時々忘れていたかのようにゾンビ映画の定石を踏んでくる。  いや、でもちょっとずらす感じかな。なにせ最初のパニックが始まったときも主人公のファンが嚙まれている人たちを見て『放っておけ』と言っちゃう始末ですからね。この危機感のなさは貴重。  一緒に戦ってきた仲間がゾンビになったときも、そいつに引導を渡すのに何のためらいもありません。むしろこれでもかっていうくらいにぐっちゃぐっちゃにします。  なんかそーゆーあっけらかんとした感じが映画全体を覆っているので、肩の力を抜いて見られる反面、やっぱちょっとだれてしまう。  ストーリーはあってないようなもの。ひたすら行き当たりばったり。  金儲けを始めたかと思ったら軌道に乗る前に終了。  軍が登場して新展開かと思いきや、車が転倒して終了。  謎のヒーロー登場で遂にクライマックスかと思いきや、仲間の誤射で謎のヒーローは謎のまま退場。  極めつけは、いよいよ国を脱出となったとき、なぜかファンだけが国に残ることを選択。しかも特にたいした理由はないらしい。  『剣さえあれば・・・』とずーっと言っているので、いつか剣を手に入れて無双モードにでも入るのかと思いきやそれもなし。  この映画全体に漂うユルさといい加減さは好き嫌いが分かれるところでしょうね。  これがキューバの味か。個人的には微妙かな。[DVD(字幕)] 5点(2022-04-16 23:46:53)《改行有》

1735.  セントラル・インテリジェンス 《ネタバレ》  ドウェイン・ジョンソン好きです。彼が出演している作品も好きなのが多いです。  でもこの作品はいまいちノれません。  高校時代にいじめられていた少年。華麗な転身。いじめっ子たちを見返すサクセスストーリー?全く予備知識なしで見始めたので、最初の印象はこんな感じです。ところがCIAが出てきて命を狙われて、なんか予想と全然違う方向へ物語は進んでいきます。  スパイだとか裏切りだとか。ノリは軽快なアクションコメディなのに、ストーリーはごちゃごちゃしてわかりづらい。CIAの女捜査官が黒幕かと思ったら結局違うみたいだし。  ボブ・ストーンの目的がわからないまま、話がどんどん転がっていくので気持ちがついていきませんでした。  いじめられっ子がCIAの凄腕エージェントになる。これだけでどう料理したってわくわくした展開になりそうなのに、せっかくの題材が全然クローズアップされません。  この映画に足りないのはわくわく感とカタルシスです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-04-10 19:53:37)《改行有》

1736.  アンダルシア 女神の報復 《ネタバレ》  前作よりかは面白いです。黒木メイサと伊藤英明が絡んできたことで、ドラマとしての面白味が増したようです。  黒木メイサが敵なのか味方なのかわからないキャラ設定なのがすごく良いと思います。  中盤、命を狙われてトラックに追突されるシーンなど、映画ならでは見せ場もあります。このシーンはかなりのお気に入り。その迫力に加え、不意打ちだったことも手伝い、素晴らしい緊張感をもたらしてくれました。この映画に対する期待が否が応にも高まります。  ただ残念ながら、これ以降このシーンに匹敵するような迫力ある画や衝撃的なストーリー展開というものがありません。つまりはここが映画のクライマックスと言っていいくらい。後半になるにつれ映画的面白さも緊張感もトーンダウン。黒木メイサが実はルカスだったというのはそれなりのサプライズでしたが、良かったのはそこくらいでしょうか。  黒田がハニートラップにひっかかっちゃうような演出は避けてほしいところ。女性に流されない、あくまで事務的に仕事を遂行する姿がかっこいいのに。  それもあってか、黒田も新藤も神足もそれぞれ良いキャラクターでありましたが魅力的とまでは言えず。ストーリーもキャラクターもあと一歩というところです。[DVD(邦画)] 5点(2022-01-14 13:52:09)《改行有》

1737.  奇蹟がくれた数式 《ネタバレ》  私には高尚すぎてちょっとついていけない部分が多かったです。  貧しい出自、しかもインドの人が遠くイギリスでどのように成功していくのだろうと思って見ていました。  ラマヌジャンは異国の地で頑張っていたのですが、リトルウッドやハーディー以外の人間にはなかなか認めてもらえません。実の母親が妻からの手紙をひた隠しにしてしまったせいで、妻とは手紙のやりとりすらできません。挙句、結核に侵されて死の淵をさまよいます。シビアな現実ばかり。気が重くなる一方です。  そんななか、ハーディと二人で分割数などラマヌジャンが見つけた公式の証明に没頭する日々。でもずっと具合が悪そうなラマヌジャン。いつ死ぬかわからないのに、愛する妻とは連絡もとれない状況。正直数学どころではなかろうにと思ってしまいます。  王立なんちゃらの会員になるシーン。フェローに認められるシーン。この物語のクライマックスはさすがに盛り上がります。努力と苦労が報われるわけですから盛り上がらないわけがありません。  ただ、できれば物語中もう少し盛り上がりポイントをちりばめてほしかった。実話とはいえ、映画にする以上多少の脚色は必要でしょう。教科書的な意味合いを超えられていない作品という印象です。[DVD(字幕)] 5点(2021-11-05 03:19:13)《改行有》

1738.  クリード チャンプを継ぐ男 《ネタバレ》  良くも悪くもザ・定番という感じのスポ根もの。いや、スポ根というにはトレーニングの描き方がやや薄味すぎるか。  私はロッキーシリーズを見たことがないので、見ていれば何か感慨深いものを感じることもできたのかもしれません。  ロッキーは最初断っていたのに、特にこれといった理由もなくコーチを引き受ける。ヒロインも何か特別なイベントがあったわけではなくいつの間にか恋仲になっている。トントン拍子にビジネスとして試合が組まれ勝ってしまう。もっというなら主人公がこれといった理由なく、向いていないからという理由で会社を辞め、ボクシングの世界へ転向してしまう。  もちろん人が何かを始めるときってそんなもんかもしれませんがこれは映画。見ている私たちが共感し、感情移入できるような動機付けがあったほうが良いんじゃないでしょうか。出来事だけが淡々と羅列されて、あまりにドラマ性が足りない気がするのは私の感受性が鈍いから?  少し期待していたせいもあって、全然つまらないとは言いませんが、はっきり物足りない映画でした。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2021-10-11 12:47:45)《改行有》

1739.  今日の恋愛 《ネタバレ》  ラブコメっていうのは主人公にどれだけ共感できるかっていうのは結構大事だと思います。  さて、こちらの主人公。これがなかなか共感しづらい人物。ヒロインはヒロインで不倫まっしぐら。その不倫相手も妻子持ちでありながら不貞をはたらいているくせに上から目線で気に入らない。  そう、この映画の中心人物たちがどれもこれもいまいちなんです。ビジュアルは良いです。中身がね。  その一方脇を固める人たちは良い人ばかり。友人もそう。家族もそう。アンドリュー兵長もそう。主人公のジュンスを好きになる女性もそう。みんな態度がはっきりしているのが良いですね。優柔不断なのは中心人物ばかり。ヒョヌとジュンスはくっついたり離れたり。ダラダラダラダラ。  一度キスしていっしょに寝て、良い感じになったのに、その直後のジュンスのヒョヌに対する冷たい態度は???それにさんざんいろんな女性と恋愛しておいて、突然ヒョヌが好きでしたって独白されても『はあ・・・』という感じです。  ただ終盤になってくると流石にお互いの気持ちに素直になりはじめて、相手を思いやる気持ちもヒートアップし、ハッピーエンドへまっしぐら。最後はそれなりに良かったのではないでしょうか。[DVD(字幕)] 5点(2021-10-10 23:40:11)《改行有》

1740.  カウボーイ&ゾンビ 《ネタバレ》  2010年の作品ですが、作風はもう1980年代くらい。とにかくゆるいです。しょぼいです。でもなんとなく昔のB級映画ってこんな感じだったなーと懐かしくなります。出演者も知らん人ばかりです。  主人公のカウボーイ。なかなかのセリフ棒読みです。私はネイティブな英語なんてわからんのに、そんな私が棒読みってわかるくらいの棒読み。この人がなんか話すたんび気が抜けます。  ストーリーもザ・B級。謎の隕石みたいなのを掘り起こし、そこから緑のガスが出てきて、住人はみんなゾンビに。でもよくいるゾンビじゃなくてデスメタルの手抜きバージョンみたいな人たちがたくさんいる感じです。もちろん全然怖くない。  ところがそんななか、一体だけ気合の入ったのがいます。目の見えない女ゾンビ。そしてこいつが出てくるシーンだけやたら怖い。ヒロインが宿で一人寝ていたら、床下から女ゾンビの手が這い出てくるんです。なんかこのシーンだけえらく気合の入ったホラー映画になっています。油断していた分、なかなかのスリルが味わえました。  それにしてもラストでまさかのカウボーイがゾンビに喰われちゃって、忘れかけてたドイツ野郎がおいしいところを全部もっていくっていう展開はちょっと面白かったです。[DVD(字幕)] 5点(2021-10-10 22:44:26)《改行有》

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