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161.  スーパーマン リターンズ (少し長めで失礼します) 特別「スーパーマン」に思い入れがある訳じゃないんですけど、このテーマ音楽に乗って、クレジットがスリット・スキャンで手前に迫ってくるタイトルバックを見ると、確かに何か込み上げてくるものがありました。エンディングも含めて、構成を「Ⅰ」「Ⅱ」に準じたのは非常に好感度が高い。つまり、名実共に「スーパーマンⅢ/帰還篇」という位置づけな訳です。従って第一・二作の鑑賞は必須(「Ⅰ」は「ディレクターズカット版」をお薦めします)。本作はブライアン・シンガーらしい落ち着いた色調で、スーパーマン・スーツの色合いもシックになり、また、旧シリーズにあったコミカルな描写も影を潜め、全体的に大人の雰囲気にまとまってます(ブランドン・ラウスはスーパーマンにピッタリ。一時期、ニコラス・ケイジが候補に挙がってたなんて信じられませんネ)。子供にアピール出来るかどうかは判りませんし、「なぜ世界はスーパーマンを必要としないのか」という部分への踏み込みも足りなかったと思いますけど、映画としては間違いなくシリーズ一の完成度でしょう。それにしても、今後は「ドラゴンボール」みたいな展開になっていくんでしょうか…、7点献上。[試写会(字幕)] 7点(2006-08-12 00:05:05)

162.  トランスアメリカ 《ネタバレ》 前半は確かに淡々とした展開ながら、性同一性障害を抱える人間(しかも人の親)の複雑で微妙な心情は良く表現できていたと思う。彼らの旅の目的地は西海岸ですが、本作の目的地はブリーの実家。彼(彼女)は息子だけでなく、家族全員との決着をつける必要があったのです。そして、性転換手術をして晴れて「女性」になった父親と、希望通りポルノ男優になったゲイの息子の間に芽生える新たな絆。ブリーの心の中に育まれたものが母性愛なのか父性愛なのか判りませんが、「親の愛情」であることには変わりない。保守的な人からすれば悪夢の様な光景かもしれませんけど、これが白黒・左右・男女の境界が曖昧な現代のハッピーエンド。“trans-family”も紛れも無い家族の形の一つです、7点献上。[映画館(字幕)] 7点(2006-08-12 00:04:38)

163.  ショウタイム 嫌々コンビを組むことになった水と油の二人の刑事が、事件を通して絆を深めていくという、全く持って珍しくもないバディ・ムービー。流石にこれだけでは今更映画に出来ないので、アメリカで大人気の「リアリティ番組」への皮肉を込めたストーリー展開になってます。彼らが追う事件自体は大したことないので、ロバート・デ・ニーロとエディ・マーフィの演技の対比と、馬鹿馬鹿しいリアリティ番組のパロディを、「のんびりと」楽しめればOKです。正にポップコーン・ムービーですけど、それを目的に作ってあるだけ、前年のデ・ニーロ映画「スコア」よりも良かったと思います、6点献上。[地上波(字幕)] 6点(2006-08-12 00:04:05)(良:1票)

164.  歌追い人 時代設定や「失われた民謡を探求する」というプロットから考えれば、純粋に「夢を追う」という話で良かったと思う。しかし現在の時代性を加味してしまい、「女性の自立」的なストーリーに変換してしまってるのが残念。また、「妹がゲイである」というのも直接作品のテーマには関係なく、単に火事を起こす為だけに使われてしまってる。全体としてはそんなに悪くは無いんですけど、それぞれの設定やテーマを深く描かないので、結構中途半端に感じました。本作の魅力は物語よりも、劇中で歌われる素朴なフォーク・ソングの数々。特に、当時14歳(!)のエミー・ロッサムの歌は「オペラ座の怪人」の時よりも凄いと思う。今やパニック映画女優になりつつありますけど、是非歌唱力を活かした方向に進んで欲しいと思います、5点献上。[地上波(字幕)] 5点(2006-08-12 00:03:29)

165.  サイコ・ビーチ・パーティー いわゆる60年代ビーチ映画&C級ホラーの雰囲気にヒッチコック風スリラーを加味した、チープでポップでお馬鹿な低予算パロディ・ムービー。サーフィン、ゴーゴー、ダイナー、ドライブイン・シアターと、当時のアメリカ若者風俗が原色バリバリの毒を持って再現されてます。現代風にブラックな部分としては、ゲイネタと、連続殺人事件の被害者達が全員、身体的欠陥・健康的疾患の持ち主であるという点(主人公の女の子の設定は「マーニー」から来てると思う)。お約束ではありますが、ラストのどんでん返しに次ぐどんでん返しも気が利いてたし、中々楽しい映画でした、6点献上。[地上波(字幕)] 6点(2006-08-12 00:03:02)

166.  ガンシャイ(2000) 幾つもの修羅場を潜り抜けてきたベテラン潜入捜査官が、過度のストレス(つまりは死の恐怖)により「過敏性大腸症候群」を患ってしまう。しかも、大きな潜入捜査の途中なので辞めるに辞められない。これは過労気味のサラリーマンのストレスとは比べものにならない(過労で死ぬ人もいるから、もしかしたら「死の恐怖」は同じか?)。目つきの鋭い大柄なタフガイが、カウンセリングを受け、グループ・セラピーに通い、浣腸治療まで試す。この情けなさは面白く、捜査対象の凶暴なギャングも実は同じ悩みを抱えているというのも可笑しい。正にストレスだらけの世の中。しかし、病気が原因でピンチになったりする様な展開が全く無く、ラストに至っては唖然とする様ないい加減さ。こりゃ完全に脚本の練り込み不足です、3点献上。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-08-12 00:02:30)

167.  ザ・ビーチ(2000) 果たして「自由」とは何か? 自由を求めて集まった者達のコロニーではあっても、人間が二人以上集えば、それは社会になり、社会には「ルール」が生まれる。ルールに従って生活するのは余り自由とは言えないものの、「自由の幻想」を抱いてる未熟者達は、生活が楽しい内は全くそのことに気づかない。しかし一たび問題が生じると、自分達の暮らしは自由ではなく、厳然たる(しかも理不尽な)「ルール」に縛られていることを嫌でも思い知らされる。これは古臭いヒッピー・コミューンの現代版。「自由」と「無責任」は相容れず、自由は責任の上に築かれるものなのです、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-12 00:01:58)

168.  ユナイテッド93 何の思想も感じられない無機的な再現ドキュメンタリー。しかし不謹慎を承知で書けば、とてつもなく面白く、且つ、とてつもなく良く出来た再現ドキュメンタリーです。この映画にはテーマなど不要。我々は2001年9月11日に何が起きたのかを充分すぎるほど知った上で鑑賞することになるので、作品の持つ緊張感はファースト・カットからダイレクトに伝わってくる筈です。「何かとんでもないことが起きようとしている不安」が、「未曾有の事件」に移行し、否応なしにあの時の「混沌」の中へと再び放り込まれる。私はラストのフェード・アウトまで食い入る様にスクリーンを見つめ続け、気がついたら111分が経過してました。本作を観るという行為は映画鑑賞と言うよりも、9.11の追体験に近いです。鑑賞中は何度か鳥肌が立ってしまいました。これを「今」作ったことの是非と「映画」としての良し悪しは置いといて、もの凄い力を持った作品であることは間違いありません、9点献上。[試写会(字幕)] 9点(2006-08-07 00:27:59)

169.  サイレントヒル 私も原作ゲームは知りませんが(この町は「煉獄」という解釈で良いんですよね?)、異空間に迷い込み→探索し→襲撃を受け→ヒントを収集し→ゴールし→秘められた真実が明かされ→そして阿鼻叫喚のクライマックスと、映画は如何にもアドヴェンチャー・ゲーム的定型の展開。しかし統一された世界観や不気味なクリーチャー達(ダーク・ナースがお気に入り)のお陰で、この手のジャンルとしては比較的長めの作品ながら、最後まで飽きずに楽しめました。特に、クライマックスの火炙りの表現は初めて見たと思う(文字通りジリジリと「炙られる」。これでPG-12じゃ甘いんじゃないか)。あと、私は「ローズ・イン・タイドランド」から間を置かずに観たので、ジョデル・フェルランドちゃんが随分大きくなってたのに驚きました、6点献上。[映画館(字幕)] 6点(2006-08-07 00:27:34)

170.  ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 本作の登場まで「ナルニア」という言葉すら聞いたことがありませんでしたが、「指輪物語」に並び称されるファンタジーという触れ込みに、一時は劇場まで足を運ぼうとも考えました。しかし予告編等から受ける印象が余りに芳しくなかった為、結局レンタルへとランク・ダウンしてしまいました。で、観てみて、私の予感もまんざら捨てたもんじゃなかったことが判明。子供達が剣と魔法の世界に迷い込んで冒険を繰り広げるという、今となっては珍しくもない話。全体的な作りも子供向けのライト仕様で、壮大さも余り感じられない(巻頭の空襲シーンはシビアで良かった)。それでも暑い中、子供を連れて「ゲド戦記」や「ブレイブストーリー」を観に行く位なら、家で本作のビデオでも観せてあげた方が子供は喜ぶと思います、5点献上。[DVD(字幕)] 5点(2006-08-07 00:27:08)

171.  トリコロールに燃えて 時代錯誤感の漂うクラシックな戦争メロドラマ。前半は例によってデカダンな雰囲気ながら、遂にシャーリーズ・セロンとペネロペ・クルス(本作の役は彼女にとっては「役得」だった筈)のレズ・シーンが描かれることはない。これがアメリカ市場を最優先に考慮した作品の限界。もちろん旬の美女二人によるカラミが見たかったというのもありますが、それよりもその所為で、特殊な三角関係が生み出すドラマが思い切り薄味になってしまった。ここがきちんと描かれてれば、後半、戦場で出会うペネロペとスチュアート・タウンゼントのシーンが凄く活きたし、主人公のキャラクターの説得力不足を多少は補えたと思う。それにしても、邦題もワケ解んないけど、原題の意味も良く解りませんね(慣用句なのかな? 誰か教えて)、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-08-07 00:26:43)(良:1票)

172.  パーティ★モンスター 「クラブ・キッズ」という風俗は知りませんでしたけど、どーしょーもない馬鹿の集まりですね。あれを見て「カッコ良い」と思う馬鹿もいて、馬鹿にはホント際限が無い。彼らは、原則的には「クラブ付きのパーティのプランナー」という「職業」になるんでしょうけど、思いつきと奇抜さだけでは長続きする筈もなく、地方へドサ回りを始める頃には、ニューヨークでは既に過去のものになっている。そして落ちぶれたジャンキーの行き着く所は、例によって刑務所しかない。軽佻浮薄に流されてる者達にとっては、殺人事件さえも、恐ろしく軽々しい出来事の様に感じますネ。という訳で、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-08-07 00:26:19)

173.  Bridget[ブリジット] この監督と主演女優コンビの前作「ファストフード・ファストウーマン」とほとんど同じ印象、てか、ストーリーの根幹自体が全く同じです。社会の底辺でもがいてる女に、突然、金持ちの遺産が降ってきて幸せになるという現代のおとぎ話。しかし脇役の魅力や語り口は、とても「ファストフード~」には及ばない。ショッキングな展開とアンナ・トムソンの人工的なヌードでキャッチーな導入部にはなってますけど、かなりまとまりが悪く、アンナの人となりや事の成り行きは良く判らない。中盤の「冒険」も如何にもインディ臭い演出で、全く盛り上がりに欠ける。使い古されたおとぎ話的展開を全くアレンジすることなく、そのまま流用してる為、私は前作も気に入らなかったんですけど、今回は更に印象が悪いです。そんなことで、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-08-07 00:25:57)

174.  ホワイト・オランダー タイトルやポスター・デザイン等から、女性同士が助け合う様な女性向け人情ドラマを勝手に想像してたんですけど、全く違うハードな内容にビックリ。私的には凄く面白かったです。かなりテンポ良く進むので軽い印象もありますが、映画が破綻するギリギリの所で踏み止まってると思う。そして何より、この映画の要はミシェル・ファイファー。美しさと冷徹さを兼ね備えた白キョウチクトウは、鉄格子の向こうからでも容易に人の心を支配することが出来る、正に女ハンニバル・レクター。彼女のキャラクターと迫力ある演技が余りに強烈だったので、母親の呪縛から逃れようと右往左往する主人公を好演したアリソン・ローマンを始め、豪華女優陣がほとんど印象に残りません。本作のファイファーは一見の価値ありです、7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-07 00:25:27)

175.  バースデイ・ガール 普通に面白く観れました。話の中身やスケールと比べて、確かにキャスティングが豪華すぎる気もしますが、やっぱりニコール・キッドマンのルックスと存在感がストーリーに説得力を与えてます。「英語の話せない得体の知れない女」ってだけじゃ速攻で追い返すしかないですけど、英語の話せない得体の知れないニコール・キッドマンなら、ベン・チャップリンじゃなくても追い返すなんてとても出来ない。田舎に暮らす真面目な独身男の生活のディティールも楽しく、中々身につまされました。女ばかりじゃなく、男だって今の生活から救い出してくれる人を待ってるんですよ、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-07 00:25:02)

176.  私は「うつ依存症」の女 雄弁なモノローグが逐一解説を加えてるにも関わらず(つまり、完全に自分を把握してる)、リジーは自分の感情をコントロール出来ない。躁と鬱を目まぐるしく繰り返し、周りの人間を傷つけ、そして自分を傷つける。自分で解っててもどうにもならない。親と和解したり、理解ある恋人が出来たからって直るもんじゃない。これは脳内の科学物質の分泌バランスを崩した、明らかな「身体の」病気。だから薬が効くのです。それに、優等生で芸術的才能がありエキセントリックな性格というのは、古から続くアーティストのキャラクター。エキセントリックだからこそ自己抑制が利かず、素晴らしい文章が書けるでしょう(正に天才と何とかは紙一重)。過去の偉大な芸術家達も、プロザックがあれば自殺せずに済んだかもしれません、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-07 00:24:43)

177.  森のリトル・ギャング 「悲哀」と「環境問題」を省き、「害獣」の視点で再構築したアメリカン・テイストの「平成狸合戦ぽんぽこ」(彼らの住処は邦題にある「森」ではなく、最早「緑地」)。基本は、退っ引きならなくなったチンピラが朴訥で善良な人々をペテンにかけつつも、やがてそのチンピラにも良心が芽生えていくという、オーソドックスなフランク・キャプラ的ストーリー展開。しかしそこに「ミッション:インポッシブル」張りの潜入アクションにギャグやパロディ、そして「スーパーサイズ・ミー」にも通じるジャンク・フードへの皮肉を交え、誰でも楽しめるファミリー・ムービーに仕上がってます。小さなお子さんのいるご家庭には、ノスタルジックでマニアックだった「カーズ」よりも断然こちらをお薦めします。点数配分は個人的な好みの問題ということで、6点献上。[試写会(字幕)] 6点(2006-08-02 00:05:42)

178.  ゲド戦記 今夏最低の前評判ながら、今夏最大の話題作であることに変わりはないので、私も早速1,000円で観てきました。話的には「ハウルの動く城」よりも解り易かった様な気はしますが、皆さんのご指摘通り、「戦記」というタイトルからイメージされるスケール感は皆無で、非常に小ぢんまりした物語でしたね(当然原作未読)。父親は「素直さが良かった」と評したそうですけど、これは新人コンテスト等で審査員が素人を評する際の常套句。ま、その通りの出来でした。本作の問題は監督よりも、ジブリというスタジオからは考えられない作画クォリティの低さでしょう。「演出」は新人の朴訥さが出たのだとしても、「作画」まで素人レベルに落とすことはない訳で、品質は間違いなくジブリ史上最低(監督同様ズブの素人、手嶌葵の棒読みも最低)。クライマックスは演出も作画も古臭くて(宮崎駿風に言えば「素直すぎて」)、30年近く前のマモーの最期を思い出しちゃいました、4点献上。[映画館(邦画)] 4点(2006-08-02 00:05:17)

179.  あらしのよるに 「ガブとメイの友情によって狼と山羊は仲良く共存する様になりました」といった、「シャーク・テイル」や「マダガスカル」みたいな甘っちょろいラストにはならず、二匹とも異端者としてそれぞれの群れを追われてしまう。一応ハッピーエンドにはなってますが、この先も彼らを迎えてくれるコミュニティが現れることは無いでしょう。「友情」は素晴らしいものですが、彼らを受け入れない社会を一概に責めることも出来ず、悪役っぽい狼達だって生きる為には食わねばならない。これは中々ハードで、子供には様々な命題を与えてくれる良い物語だと思います。作画的には、狼と山羊の質感と他の動物達のデザインに違いがあり過ぎる上、素朴な背景とリアルな背景が混在し、3Dの使い方も含めて非常に統一感を欠いた仕上がりです(この辺は海外アニメに学ぶ所が多そう)。あと、私も二人の友情がかなり同性愛っぽく感じました(作者の狙いは何処にあるんだろう?)、6点献上。[DVD(邦画)] 6点(2006-08-02 00:04:50)

180.  カードキャプターさくら 封印されたカード 前作を観てしまったのでこちらにも挑戦してみました。ま、既に6年前の作品ではありますが、それにしたって、もの凄く古臭い印象。品質はTVシリーズと大して違わないんじゃないですかね。背景の人物は全く動かず、演出にも映画ならではの特徴は見当たらない。ストーリーもTVシリーズを観てないと全く解らず(憧れのお兄さんもいつの間にか変身する様になってたぞ)、しかも色気づいた小学生の恋愛話がメインを占めるので、小さな子供やファン以外では、こういうのに萌えられる人しか楽しめないでしょう。あと、前作も0.1チャンネルが利きすぎてたんですけど、こちらの音響バランスは更に酷く、台詞は恐ろしく小さいのに、効果音と音楽はビックリするほど大きいので、鑑賞中はリモコンを手放せなかったですよ、3点献上。[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-08-02 00:04:26)

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