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【製作年 : 1930年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
161. その夜の妻(1930) ややや、楽しめました。 サイレント作品ということで、サイレントが苦手な私は、あんまり期待して観なかったのですが、これが予想を裏切る面白さ! 奥さん役の八雲恵美子がとても美しかったです。[ビデオ(邦画)] 7点(2007-10-13 23:51:33)《改行有》 162. 丹下左膳餘話 百萬兩の壺 コケザルの壷の話、やっと観ることができました! 山中貞雄作品にハズレはありませんね。 大河内傳次郎の神がかり的な動きも印象的です。[ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-13 10:40:33)《改行有》 163. 大いなる幻影(1937) ラストシーンがとても印象的な映画です。 又、ディタ・パルロがとてつもなく魅力的!! ジャン・ギャバンとのシーンにはメロメロになりました。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-13 10:35:51)《改行有》 164. 素晴らしき放浪者 ミシェル・シモンはどの作品でも同じノリだなぁ・・・[ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-13 10:32:07) 165. 赤西蠣太 歴史に名を残す邦画ではありますが、個人的にはつまらなかったです。[ビデオ(邦画)] 2点(2007-10-13 10:28:24)(良:1票) 166. 人情紙風船 さすが山中貞雄の代表作だけあって、痺れる緊張感がありました。[ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-13 10:19:44) 167. 新学期 操行ゼロ 特別良いとは思えませんでしたが、『アタラント号』よりは楽しめましたね。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-13 10:18:35) 168. 三十九夜 評判ほど面白いという印象は残っていません。[ビデオ(字幕)] 4点(2007-10-13 10:02:07) 169. 駅馬車(1939) もっと楽に観れると思ったが、意外と苦痛だった。[ビデオ(字幕)] 4点(2007-10-12 16:44:01) 170. ミモザ館 またもや、レビュー第1号ですか・・・ ジャック・フェデーとマルセル・カルネがコンビを組んでいたと初めて知りました。 この二人の名前が並ぶだけでも迫力がありますね! この時代のフランス映画はそんなに得意ではないんですが、これは結構楽しめました。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-11 09:29:05)《改行有》 171. 望郷(1937) 有名な本作ですが、今みると少し時代のズレを感じる。 しかし、カスバの映像は圧巻! カスバを観るだけでも一見の価値アリ。[DVD(字幕)] 5点(2007-10-11 09:15:01)《改行有》 172. にんじん(1932) 《ネタバレ》 何十年かぶりに鑑賞。 にんじんの孤独感、排他感が痛いほど伝わってくる。 母親は実の親なのにあそこまで冷たくなれるものなのか? 現代においても虐待やネグレクトがあるもんなあ。 なぜ実の子供のことを愛せないのかわたしには理解不能だ。 最後が無理矢理ハッピーエンドなのは個人的にはよろしくない。 むしろ自殺してしまう悲劇的なラストをもって、親に愛されない不幸な子供がこの世にいることを世間に訴えて欲しかった。[インターネット(字幕)] 5点(2007-10-10 20:18:28)《改行有》 173. ゲームの規則 ジャン・ルノワールは好きだし、本作はとても有名だけど、どうも肌に合わなかった。 基本的に群像劇が苦手というのが一番の要因かも。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-08 14:43:24)《改行有》 174. 夜ごとの夢(1933) 全体的にダルい作品でした。 最後も強引に終わらせすぎです。 DVD化されていない理由が分かった気がしました。[ビデオ(邦画)] 4点(2007-10-08 14:04:00)《改行有》 175. アタラント号 ジャン・ヴィゴの名に踊らされて鑑賞・・・ ミシェル・シモンが演じたおじさんはインパクトがあったが、それ以外に魅力は感じなかった。[ビデオ(字幕)] 3点(2007-10-04 10:43:47)《改行有》 176. 祇園の姉妹(1936) 溝口の初期傑作として有名だが、個人的にはまあまあといったところであった。 初期作品の中では『残菊物語』がベスト。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-21 08:11:40)《改行有》 177. 藤原義江のふるさと 東京は中央区京橋(きょうばし)にある「東京国立近代美術館フィルムセンター」にて開催中の、溝口健二特集上映会にて鑑賞。 この特集上映においては、フィルムセンター所蔵の溝口作品を、なんと34作品も上映する。 溝口特集としては、まさに究極の数と質である。 今回は、その上映ラインナップの中でも特に貴重な作品の一つであろう『藤原義江のふるさと』を鑑賞した。 本作は、サイレントとトーキーが混ざったものであった。 トーキーだと思ったら、突然サイレントになったり、またトーキーに戻ったりする。 日活初のトーキー作品である本作は、そんな実験段階にあった作品なのであろう。 藤原義江という著名なオペラ歌手の、いわば伝記的作品である。 オペラ自体に造詣がないので、その辺からして入り込めず、しかも上に書いたような独特のセリフ回しや、“パート・トーキー”作品であることも手伝って、あまり楽しむことができなかった。 しかしながら、その後の溝口作品の基礎となるべくシーンやカメラワークも各所に見受けられ、特に、ダイナミックで溝口独特のカメラワークは、本作においても楽しむことができた。 それと当時の洋館の造りとかインテリアとか、映像的にも楽しめる箇所がいくつかあった。 フィルムセンターの上映環境は非常に素晴らしく、特にこういった古い日本映画の上映については、まさに最適の映画館だと思われる。 古典的な日本映画に常についてまわる“セリフの聴き取りにくさ”が極力緩和されており、恵比寿ガーデンシネマとは雲泥の差であった。 [映画館(邦画)] 3点(2007-09-19 04:22:55)《改行有》 178. 瀧の白糸(1933) この頃の入江たか子は物凄い美人ですね~ オーラが出てました! 水芸は純粋に楽しめました。[ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-13 11:02:05)《改行有》 179. マリヤのお雪 若い頃の山田五十鈴はやはり何度観ても綺麗ですね。 後年は、やや粘着質で気持ち悪めのキャラになってしまったのが残念です(笑)。[ビデオ(邦画)] 5点(2007-09-13 10:59:36)《改行有》 180. 虞美人草 《ネタバレ》 現存する溝口健二作品の中でも、特にマイナーな本作のレビューを、簡単ながら書いてみたいと思います。 本作は夏目漱石の小説『虞美人草』が原作となっています。 夏目漱石の原作の方は未読ですが、元々、夏目漱石は好きなので比較的興味を持って本作を鑑賞することができました。 本作は1935年の作品ですが、他の1930年代の作品と比べても特に保存状態が悪いです。 常に“暴風雨の状態”で映画を観ることになります。 セリフも当然聞き取りにくく、部分的に字幕で補われたりしています。 ただ、戦前や戦時中の溝口作品のほとんどが戦火で消失してしまっていることを考えれば、現存しているだけでも有難いわけです。 本作の数少ない巷のレビューを読む限り、かなり評価の低い作品であることが分かります。 しかし、個人的には普通に楽しめました。 理由としては、この時代の溝口作品にありがちな、「女が男のために一生懸命に尽くし、男だけは成功して、その女はむごいことになってしまう」というパターンとは異なるものだったからです。 もちろん、本作『虞美人草」の骨格的なストーリーは、原作の夏目漱石の小説によるところなのでありますが、私は当の夏目漱石自体を元々好きなわけで、その点も本作を楽しむことができた所以かと思われます。 ただ、巷の解説によれば、三宅邦子演ずる藤尾という女性が、最後に自殺をするらしいのですが、本作ではその最後の大事な部分が欠けてしまっているのです。 そういう点から見れば不満を多少感じなくもないですが、古めかしい日本文学が好きな私にとっては、意外にも普通に楽しむことができた溝口健二作品でした。[ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-10 10:08:33)《改行有》
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